JP2004341000A - 電子楽器 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋板を開いた角度に応じて効果音を制御することのできる電子楽器を提供すること。
【解決手段】電子楽器10に、演奏操作子31の操作に応じて楽音信号を発生する発音システムと、マイクロフォン27と、マイクロフォン27が収音した音から効果音信号を生成する発音システムと、楽音信号に基づいて音を発生する通常スピーカー28と、効果音信号に基づいて音を発生する効果音用スピーカー29とを設けた。また、開閉可能な蓋板19と、蓋板19の角度を20度にして蓋板19を支持する長支持棒21と、蓋板19の角度を5度にして蓋板19を支持する短支持棒22部とを設けた。そして、長支持棒21に接触子25を設けて、それに対向する部分にスイッチ26を設け、蓋板19が20度の角度で開いたときに、接触子25がスイッチ26に接触して発音システムが効果音発生可能な状態になるようにした。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓋板を備えた電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、鍵盤を備えたピアノ型の電子楽器が用いられている。このような、電子楽器の中に、鍵盤の操作に応じて楽音を生成する楽音生成部と、電子楽器が発生する音や会場からの反射音などから効果音を生成する効果音生成部とを備え、楽音生成部が生成する楽音信号と効果音生成部が生成する効果音信号とに基づく音をスピーカーから発生する電子楽器がある(例えば、特許文献1参照)。すなわち、この電子楽器には、複数のマイクロフォンが設けられており、鍵盤操作に応じた楽音だけでなくマイクロフォンが集音した音も加工して、スピーカーから流すことにより、立体的な音の響きを生み出せるようになっている。これによって、演奏会場で演奏しているような臨場感を伴った演奏ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の電子楽器として、例えばグランドピアノ型のものを使用した場合、蓋板を開けたときも閉じたときも同様の効果音が発生して、蓋板の状態に合わない音で演奏が行われてしまう。すなわち、蓋板が閉じられているにも拘わらず、スピーカーから効果音が出力されてしまい、蓋板の状態にあっていない効果音が生成されてしまうことがある。このため、アコーステックのグランドピアノによる演奏とは、異なる音による演奏になってしまうという問題がある。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、蓋板の傾斜角度に応じて効果音を制御することのできる電子楽器を提供することである。
【0005】
上記の目的を達成するため、本発明にかかる電子楽器の構成上の特徴は、演奏操作子の操作に応じて楽音信号を生成する楽音信号生成部と、所定箇所に設置されたマイクロフォンと、マイクロフォンが集音した音から効果音信号を生成する効果音信号生成部と、楽音信号生成部が生成する楽音信号および効果音信号生成部が生成する効果音信号に基づいて音を発生するスピーカーとを備えたの電子楽器であって、楽器本体に傾斜角度を変更可能な状態で設けられた蓋板と、蓋板の傾斜角度を変えて蓋板を支持する支持部と、蓋板または支持部の状態に応じて、効果音信号に基づく音をスピーカーから発音可能な状態と、発音不可の状態とに切り換える効果音切換部とを備えたことにある。
【0006】
前記のように構成した本発明の電子楽器は、開閉することにより傾斜角度を変化させることのできる蓋板および蓋板を傾斜角度を変えて支持する支持部を備えており、効果音切換部の作用によって蓋板または支持部の状態に応じて効果音を出力可能な状態にしたり、出力不能な状態にしたりすることができる。すなわち、この電子楽器では、蓋板または支持部の状態によって、効果音の付与許可を行うようになっている。例えば、効果音の発生をオンオフに設定するための操作子を設け、この操作子をオン状態に設定したときに、効果音の付与を許可する状態になるように蓋板または支持部を操作すれば、効果音が発生するようにすることもできる。
【0007】
したがって、蓋板または支持部の操作により、演奏操作子の操作に応じて楽音信号生成部が生成する楽音信号に基づく楽音だけをスピーカーから発生できる状態にしたり、楽音に加えて、効果音信号生成部が生成する効果音信号に基づく効果音をスピーカーから発生できる状態にしたりすることができる。このため、蓋板または支持部の状態に応じて、臨場感のある反響音等の効果音を伴った演奏をしたり、こもった音で演奏したりすることができる。
【0008】
この場合のスピーカーは、複数個で構成することができ、すべてのスピーカーから楽音と効果音との双方を発生させたり、楽音用と効果音用との2種類のスピーカーに分けてそれぞれのスピーカーから楽音や効果音を発生させたりすることができる。また、例えば、本発明の電子楽器をグランドピアノの形に形成すると、アコーステックのグランドピアノと同様に、蓋板を大きく開けたときに、反響音等からなる効果音を伴った演奏ができ、蓋板を閉じたときや小さく開けたときには、効果音のない音で演奏することができる。これによって、電子楽器を用いて、アコーステックのグランドピアノと同様の音での演奏が可能になる。
【0009】
また、本発明にかかる電子楽器の他の構成上の特徴は、スピーカーを、楽音信号生成部が生成する楽音信号に基づいて音を発生する楽音用スピーカーと、効果音信号生成部が生成する効果音信号に基づいて音を発生する効果音用スピーカーとで構成し、蓋板の傾斜角度に応じて、効果音切換部が、効果音信号に基づく音を効果音用スピーカーから発音可能な状態と、発音不可の状態とに切り換えるようにしたことにある。
【0010】
これによると、効果音用スピーカーを、楽音用スピーカーと別にして、効果音用スピーカーとしての機能効率がより高まる位置に設置することができる。この結果、音響効果がより高まる。また、楽音用スピーカーを、アコーステックピアノの発音部と同じように蓋板と楽器本体に囲まれた位置に設置することで、アコーステックピアノに近い音響効果が得られる。すなわち、これによると、電子楽器内で音が響く効果が生じる。また、効果音用スピーカーを電子楽器の下部に設けることで、本来アコーステックピアノにはない効果音であるが、電子楽器の演奏による演奏会場での残響等の効果音を生成することができる。
【0011】
また、本発明にかかる電子楽器のさらに他の構成上の特徴は、支持部の状態を検出するセンサを設け、センサの検出結果に応じて、効果音信号に基づく音を発音可能な状態と、発音不可の状態とに切り換えるようにしたことにある。
【0012】
この場合、例えば、蓋板が閉じた状態になって支持部に支持されていないときや、蓋板が少し開いた状態で支持部に支持されているときには、センサは、支持部を検出せず、蓋板が大きく開いた状態で支持部に支持されているときには、センサは、支持部を検出するように構成することができる。これによると、蓋板が大きく開いて支持部がセンサに検出されているときだけ、効果音がスピーカーから発音可能な状態になる。
【0013】
また、支持部を棒状体で構成するとともにセンサをスイッチで構成し、支持部を回転して起立状態にすることにより先端部で蓋板を支持できるようにし、支持部が蓋板を支持したときに、支持部の後端部がスイッチを押す構造にしておくことができる。これによると、支持部やセンサを簡単な構造にすることができる。
【0014】
また、本発明に係る効果音切換部は、プログラムによって、効果音信号生成部による効果音信号の生成を実行または停止させる制御を行うものであってもよいし、効果音信号生成部によって生成された効果音信号を効果音を発生するスピーカーに送信したり送信しなかったりする制御を行うようにしてもよい。また、スピーカーが、楽音用スピーカーと効果音用スピーカーとで構成される場合には、効果音用スピーカーをオンオフ制御するものであってもよい。
【0015】
また、効果音切換部を、蓋板が大きな傾斜角度で開いたときに、蓋板を支持する支持部によってオン作動またはオフ作動されるスイッチで構成し、スイッチの作動によって、マイクロフォンがオン状態になるようにすることもできる。これによると、スイッチでマイクロフォンをオン状態にすることにより、マイクロフォンで周囲の音を集音して効果音を発生するスピーカーから効果音を発生させることができるとともに、演奏操作子の操作に応じて楽音信号発生部が発生する楽音信号に基づく楽音を楽音を発生するスピーカーから発生させることができる。
【0016】
また、マイクロフォンをオフ状態にすることにより、演奏操作子の操作に応じて楽音信号発生部が発生する楽音信号に基づく楽音だけを楽音を発生するスピーカーから発生させることができる。このように、電子楽器を構成すると、スイッチで構成される効果音切換部でマイクロフォンをオンオフ制御するだけの簡単な操作で、効果音の制御ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1ないし図3は、同実施形態にかかる電子楽器10を示している。この電子楽器10は、グランドピアノ型に形成されており、3個の脚部11a,11b,11cと、脚部11a,11b,11cの上端部に設けられた楽器本体12とで構成されている。そして、楽器本体12の上面前部(演奏者側)に、複数の白鍵13aと黒鍵13bとで構成される鍵盤13が設けられ、鍵盤13の後方に、複数のパネル操作子14aを備えた操作パネル14が設けられている。操作パネル14の中央部には、機器の設定状態や演奏状態を画面上に映し出すための表示器14bが設けられている。
【0018】
また、楽器本体12の下面における前部側中央から2本の取付棒15a,15bが下方に向って延びており、その下端部に、3個のペダル16a,16b,16cを備えたペダル部16が取り付けられている。このペダル16a,16b,16cと鍵盤13を構成する白鍵13aと黒鍵13bとで本発明の演奏操作子が構成される。
【0019】
鍵盤13、操作パネル14およびペダル部16は、電子楽器10を演奏するためのものであり、電源スイッチ(図示せず)をオン状態にして、白鍵13aと黒鍵13bとを順次押鍵操作することにより演奏を行うことができる。その際、操作パネル14が備えるパネル操作子14aを操作することにより、効果音のオンオフ制御や音色、音量、自動演奏などに関する種々の設定が行え、ペダル16a,16b,16cを操作することにより、音を持続させたり、柔らかな音にしたりすることができる。
【0020】
楽器本体12における操作パネル14の後方部分は、鍵盤13および操作パネル14が設置された部分よりも高くなった天板部17に形成され、天板部17の上面前端側に、譜面を置くための譜面板18が設けられている。また、天板部17の後部側部分は、一端(図1および図2の左側の端部)を中心として上下に回転することにより楽器本体12の上面を開閉する蓋板19で構成されている。蓋板19は、連結部材(図4参照)19a,19bを介して楽器本体12の一端部にヒンジ連結されている。
【0021】
図4は、蓋板19を取り外した状態の楽器本体12の平面を示しており、楽器本体12における蓋板19の前端側他端に対応する部分に、本発明の支持部としての一対の長支持棒21と短支持棒22が、他端部を中心として上下に回転可能な状態で取り付けられている。長支持棒21と短支持棒22とは、同軸的に取り付けられており、長支持棒21は長く、短支持棒22は短く設定されている。そして、長支持棒21の軸側部分(他端側部分)における上面には、短支持棒22を収容できる凹部(図5参照)21aが設けられており、この凹部21a内に収容された状態で短支持棒22が取り付けられている。
【0022】
長支持棒21の一端側を上方に持ち上げて長支持棒21を回転させると、短支持棒22は、長支持棒21とともに回転するが、短支持棒22は、長支持棒21と分離して単体で上方に回転することができる。また、図5に示すように、蓋板19の裏面には、長支持棒21の先端部と係合する凹部が形成された係合部23と短支持棒22の先端部と係合する凹部が形成された係合部24とが設けられている。
【0023】
したがって、蓋板19の他端側を持ち上げて、長支持棒21の先端部を係合部23に係合させると、蓋板19は大きく開いた状態に維持され、短支持棒22の先端部を係合部24に係合させると、蓋板19は小さく開いた状態に維持される。大きく開いたときの蓋板19の角度aは20度に設定され、小さく開いたときの蓋板19の角度bは5度に設定されている。
【0024】
また、長支持棒21の後端部(他端部)には、針状の接触子25が取り付けられ、楽器本体12内における接触子25の先端部と対向する位置にスイッチ26が設けられている。この接触子25とスイッチ26とで後述する本発明の効果音切換部としての支持棒起立センサが構成される。接触子25は、長支持棒21の回転に従って移動するようになっており、蓋板19を持ち上げて、長支持棒21を起立させ、長支持棒21の先端部を係合部23の凹部に位置決めしたときに、スイッチ26を押してスイッチ26をオン状態にする。
【0025】
また、楽器本体12の前部側の両側部分と、後部側の両側部分とに、それぞれ、電子楽器10が発生する音や電子楽器10の周囲の音を入力するためのマイクロフォン27a,27b,27c,27dが設けられている。マイクロフォン27a,27bは、天板部17の下面に固定されており、天板部17を取り付けたとき楽器本体12の内部に位置する。また、マイクロフォン27c,27dは、蓋板19の下方位置であって、楽器本体12と蓋板19とで囲まれた位置に設置されている。
【0026】
そして、楽器本体12の中央両側部分における蓋板19の下方位置に、楽器本体12と蓋板19とで囲まれた状態で、一対の通常演奏用スピーカー28a,28bが上方に向けて設置されている。また、その前部側に一対のモニタ用スピーカー28c,28dが設けられている。モニタ用スピーカー28c,28dは、天板部17の下面に固定されており、天板部17を取り付けたとき楽器本体12の内部に位置する。
【0027】
そして、モニタ用スピーカー28c,28dから発音された演奏音が、天板部17の前面(操作パネル14の後方)に設けられた放音口(図示せず)から演奏者に向けて放音される。また、楽器本体12の下面における両側部分には一対の効果音用スピーカー29a,29bが設けられている。通常演奏用スピーカー28a,28bとモニタ用スピーカー28c,28dとで本発明の楽音用スピーカーが構成される。すなわち、楽音用スピーカーは、楽器本体12の内部に設けられ、効果音用スピーカー29a,29bは、楽器本体12の外部に設けられている。
【0028】
また、電子楽器10には、後述する信号処理システムが備わっており、前述した鍵盤13、操作パネル14、ペダル部16およびスイッチ26は、図6に示したバス30を介して信号処理システムに接続されている。さらに、電子楽器10には、前述した各装置等の外、図6に示した各装置が設けられており、これらの装置も、バス30を介して互いに接続されている。
【0029】
演奏操作子31は、前述したように、鍵盤13を構成する白鍵13aおよび黒鍵13bと、ペダル部16が備えるペダル16a,16b,16cとで構成される。そして、各白鍵13aおよび黒鍵13bを押圧する動作と、その押圧を解除する動作を検出して楽音の発音制御指示を行う。また、ペダル部16は操作に応じて発音の状態を変更する処理の指示を行う。白鍵13a等にはそれぞれセンサ(図示せず)が設けられており、このセンサによって白鍵13a等の状態が検出される。操作パネル14には、複数のパネル操作子14aが設けられており、これらのパネル操作子14aを操作することにより、種々の設定を行う。
【0030】
支持棒起立センサ32は、接触子25とスイッチ26とで構成され、蓋板19を持ち上げて、長支持棒21を起立させ、長支持棒21の先端部を係合部23の凹部に位置決めしたときに、接触子25がスイッチ26を押してオン状態になる。操作パネル14の効果音設定用のパネル操作子14aがオン状態になり、かつ、この支持棒起立センサ32がオン状態になったときに、効果音の生成が可能な状態になり効果音が発生されるように設定されている。
【0031】
音源33は音の波形を作り、この波形に対して、増幅器等からなるサウンドシステム34で音量を増幅する等の処理がなされる。この際、波形はDA変換されたり、デジタル信号処理によって効果が付与されたりする。そして、処理された波形に対応する音が、通常演奏用スピーカー28a,28bとモニタ用スピーカー28c,28dとからなる楽音用の通常スピーカー28から出力される。音源33やサウンドシステム34等で発音システムが構成されており、この発音システムに本発明の楽音生成部が含まれる。また、この発音システムには、後述する本発明の効果音信号生成部も含まれる。
【0032】
信号処理システムは、ROM35、RAM36、CPU37およびタイマー38で構成されており、これらによって演奏に関する各処理が実行される。ROM35は、実行されるプログラムを記憶する読み出し専用のメモリであり、RAM36は、所定のプログラムを実行するために必要な各種レジスタ、フラグなどを含むワーキングメモリとしての書き込み可能なメモリである。
【0033】
CPU37は、ROM35が記憶するプログラムを中央演算処理装置として実行し、タイマー38は、そのプログラム実行中の時間を計測する。また、CPU37は、演奏操作子31、パネル操作子14a、支持棒起立センサ32等から送信される信号に基づいて指示信号を発音システムに送信し、通常スピーカー28および効果音用スピーカー29の発音を制御する。
【0034】
また、電子楽器10は、記憶装置39および記憶装置39を介して曲データや種々のプログラムを記憶する記憶媒体39aも備えている。この記憶媒体39aが記憶する信号データは、適宜、読み出すことが可能になっている。その場合、信号データは、音源33によって楽音に形成され、サウンドシステム34を介して通常スピーカー28や効果音用スピーカー29から出力される。また、マイクロフォン27a,27b,27c,27dからなるマイクロフォン27はインターフェース40を介してバス30に接続されており、入力される外部の音を信号に変換して発音システムに送信する。
【0035】
マイクロフォン27は、通常スピーカー28から出力された音と周辺の音とを集音し、その集音した音に対して、発音システムが、所望の音場効果、例えば、残響の付与や音量を調整して、効果音用スピーカー29から出力される。また、マイクロフォン27が集音する音を記憶媒体39aに記憶させることもできる。
【0036】
つぎに、このように構成した電子楽器10を演奏する場合について説明する。まず、静かに演奏したい場合には、蓋板19を閉じた状態か、または、短支持棒22を係合部24に係合させて蓋板19を5度の角度で開いた状態にする。そして、電源スイッチをオンにするとともに、操作パネル14の各パネル操作子14aを設定したのち、鍵盤13およびペダル部16の演奏操作子31を操作することにより演奏する。この場合、操作パネル14における効果音用のパネル操作子14aをオンに設定していても、蓋板19の角度が小さいため、支持棒起立センサ32がオフ状態になって、効果音は発生しない。したがって、鍵盤13およびペダル部16の操作に基づく楽音だけが、通常スピーカー28から静かに出力される。
【0037】
また、効果音を伴った演奏をしたい場合には、長支持棒21を係合部23に係合させて蓋板19を20度の角度で開いた状態にする。そして、前述した操作により演奏する。この場合、操作パネル14における効果音用のパネル操作子14aはオンに設定する。これによって、通常スピーカー28からの音に加えて、効果音用スピーカー29から効果音が出力され、迫力のある演奏が可能になる。これによって、電子楽器10を狭い室内等で演奏していても、残響などの音響効果により大ホールで演奏しているような感覚を得ることができる。
【0038】
この場合の電子楽器10の制御は、図7に示したフローチャートに従って行われる。すなわち、電源スイッチのオン操作と同時に、ROM35に記憶された図7に示したフローチャートのプログラムが読み出され順次実行される。まず、蓋板19を閉じた状態か、または、5度の角度で開いた状態で電源スイッチをオンにすると、このプログラムは、ステップ100において開始され、ステップ102において、初期化が行われる。この初期化処理によって信号処理システムはリセットされ初期設定状態になる。
【0039】
つぎに、ステップ104において、CPU37は、操作パネル14の効果音用のパネル操作子14aがオン状態であるか否かの判定を行う。この場合、効果音用のパネル操作子14aがオフ状態に設定されていれば、「NO」と判定して、ステップ106に進み、効果音生成機能をオフに設定する。これによって、発音システムの効果音信号発生部は効果音信号を生成しない状態に設定される。ついで、プログラムはステップ108に進み、操作パネル14における効果音用のパネル操作子14a以外のパネル操作子14aの入力があるか否かの判定が行われる。効果音用のパネル操作子14a以外のパネル操作子14aの入力があれば、ステップ108において、「YES」と判定して、ステップ110に進む。
【0040】
ステップ110においては、パネル操作子14aの入力指示に応じた処理が実行される。この場合、CPU37は、発音システムの各装置に対して、入力指示に基づく信号を送信する。ステップ110の処理が終了すると、プログラムはステップ112に進む。また、ステップ108において、効果音用のパネル操作子14a以外のパネル操作子14aの入力がなく「NO」と判定すると、ステップ112に進む。そして、ステップ112において、鍵盤13の入力があるか否かの判定が行われる。鍵盤13の操作が行われていなければ、「NO」と判定してステップ114に進み、鍵盤13の操作が行われていれば、「YES」と判定してステップ116に進む。
【0041】
ステップ116においては、鍵盤13の操作が押鍵操作であるか否かが判定される。ここでは、鍵盤13の操作は押鍵操作であるとして、「YES」と判定してステップ118に進む。ステップ118では、押鍵操作に対応した演奏信号がCPU37を介して発音システムで生成される。そして、プログラムはステップ114に進み、鍵盤13以外の演奏操作子31の入力があるか否かの判定が行われる。鍵盤13以外の演奏操作子31の入力がなければ、ステップ114において、「NO」と判定して、ステップ120に進み、鍵盤13以外の演奏操作子31の入力があれば、ステップ114において、「YES」と判定して、ステップ122に進む。ステップ122においては、ペダル部16の入力に応じた処理が行われる。
【0042】
そして、ステップ120においては、演奏操作子31の入力指示に応じた楽音信号の生成処理が行われる。この場合、鍵盤13の操作がなくステップ112で「NO」と判定していれば、楽音信号は生成されない。また、ステップ112,114で「YES」と判定していれば、鍵盤13の操作に基づく楽音にペダル部16の操作に基づく発音状態の変更処理を加えた楽音の信号が生成される。また、ステップ112で「YES」と判定し、ステップ114で「NO」と判定していれば、鍵盤13の操作に基づく楽音だけに基づく楽音信号が生成される。そして、生成された楽音信号に基づいて楽音が通常スピーカー28から発生する。
【0043】
ステップ120での処理が終了すると、プログラムはステップ124に進み、長支持棒21が起立状態になって蓋板19の角度が20度になっているか否かを判定する。蓋板19は閉じた状態かまたは5度の角度で開いた状態になっているため、ステップ124では、「NO」と判定してステップ126に進む。そして、ステップ126においては、効果音を発生しない処理が行われる。この処理は、マイクロフォン27から周辺の音が取り込まれても、発音システムを介して、効果音用スピーカー29からその効果音信号に基づく音を発音しないための処理であり、発音システムに効果音信号を生成させないことにより行う。
【0044】
そして、プログラムは、ステップ104に進み、以下前述した各ステップでの処理が繰り返される。その間、前述した操作と同じ操作が繰り返されれば、電子楽器10は、ステップ120で生成した楽音信号に基づく音だけを通常スピーカー28から発生させ続ける。また、ステップ116において、鍵盤13の操作が押鍵操作でなく、「NO」と判定するとプログラムはステップ128に進む。ステップ128においては、離鍵した白鍵13aまたは黒鍵13bに対応する演奏信号を停止する処理が行われる。これによって、ステップ120において、その演奏信号以外の演奏信号に基づく楽音信号が生成され、楽音信号に基づく楽音が通常スピーカー28から出力される。
【0045】
その後も、演奏操作子31やパネル操作子14aの操作に応じた楽音信号に基づく音が操作に従って変化しながら発音される。その間に、操作パネル14の効果音用のパネル操作子14aをオン状態にして、ステップ104において、「YES」と判定すると、プログラムは、ステップ130に進む。ステップ130では、効果音生成機能をオンに設定する処理が行われる。また、この場合でも、蓋板19は閉じた状態かまたは5度の角度で開いた状態になっているため、ステップ124において、「NO」と判定して、ステップ126において、効果音を発生しない処理が行われる。
【0046】
また、長支持棒21を起立させてその先端部を係合部23の凹部に位置決めし、蓋板19を20度の角度で開いた状態にすると、ステップ124において、「YES」と判定するため、プログラムは、ステップ132に進む。この際、操作パネル14の効果音用のパネル操作子14aがオン状態に設定されていれば、「YES」と判定して、ステップ134に進み、楽音とともに、効果音を発生する処理が行われる。また、効果音用のパネル操作子14aがオフ状態に設定されてステップ132で「NO」と判定すると、ステップ126に進んで、効果音を発生しない処理が行われ、楽音だけが発生する。
【0047】
つぎに、長支持棒21を起立させてその先端部を係合部23の凹部に位置決めし、蓋板19を、20度の角度に開いた状態で電子楽器10を演奏する場合にも、電源スイッチをオン状態にすると、プログラムは、ステップ100において開始され、順次前述した各処理が行われる。この場合には、操作パネル14における効果音用のパネル操作子14aをオンにしたとして、ステップ104において、「YES」と判定すると、プログラムは、ステップ130に進む。ステップ130では、効果音を生成可能な状態に設定する処理が行われる。
【0048】
そして、ステップ108以下前述した処理を行って、ステップ120において演奏操作子31およびパネル操作子14aの操作に基づいた楽音信号による音を通常スピーカー28から出力させる。そして、ステップ124に進み、長支持棒21が起立状態になって蓋板19の角度が20度になっているか否かを判定する。蓋板19は20度の角度で開いた状態になっているため、ステップ124では、「YES」と判定してステップ132に進む。そして、ステップ132においては、操作パネル14における効果音用のパネル操作子14aがオンであるか否かを判定する。効果音用操作子はステップ130においてオンに設定されているため、ここでは「YES」と判定してステップ134に進む。
【0049】
そして、ステップ134において、効果音を発生するための処理が実行される。この処理によって、マイクロフォン27から集音される電子楽器10の発音や周辺の音が発音システムによって加工され効果音信号として、効果音用スピーカー29に送信される。そして、効果音用スピーカー29から効果音信号に基づく効果音が、通常スピーカー28から出力される楽音信号に基づく音とともに出力される。また、ステップ134での処理が終了すると、プログラムは、ステップ104に進み、再度前述した各ステップにおける処理が実行される。その間、音響効果の優れた迫力のある演奏が行われる。
【0050】
また、このプログラムの実行の際に、操作パネル14における効果音用のパネル操作子14aをオフに操作して、ステップ104で「NO」と判定すると、ステップ106において効果音をオフに設定する処理が行われる。このため、ステップ132においても「NO」と判定し、プログラムはステップ126に進む。そして、ステップ126において、効果音を発生させないための処理が実行される。
【0051】
また、長支持棒21の先端部を係合部24の凹部に位置決めし、蓋板19を50度の角度で開いた状態か、または蓋板19を閉じた状態にすると、ステップ124において、「NO」と判定するため、プログラムは、ステップ126に進む。この際、操作パネル14の効果音用のパネル操作子14aがオン状態に設定されていても、オフ状態にされていても、ステップ126においては、効果音を発生しない処理が行われ、楽音だけが発生する。
【0052】
このように、このプログラムにおいては、操作パネル14の効果音用のパネル操作子14aがオンに操作され、かつ蓋板19が20度の角度で開いた状態になっているときにだけ、効果音が発生され、それ以外のときには、楽音信号に基づく音だけが発生するように制御される。
【0053】
以上のように、本実施形態では、電子楽器10をグランドピアノ型に形成して、蓋板19を開ける角度に応じて効果音を出したり、出さなかったりすることができるようにしている。このため、アコーステックのグランドピアノと同様に、蓋板19を大きく開けたときに、反響音等からなる効果音を伴った演奏ができ、蓋板19を閉じたときや小さく開けたときには、反響音の少ないこもった音で演奏することができ、蓋板19の状態に応じて、臨場感のある演奏をすることができる。これによって、アコーステックのグランドピアノと同様の演奏が可能になる。
【0054】
また、蓋板19を支持するための長支持棒21の後端部に接触子25を設けるとともに、接触子25の下端部に対向する部分にスイッチ26を設けて、支持棒起立センサ32を構成し、この支持棒起立センサ32がオン状態になったときに効果音の発生が可能な状態になるようにしている。これによると、簡単な構造で、効果音の切り換え制御が可能になる。
【0055】
また、前述した実施形態の構成については、適宜、変更実施が可能である。例えば、前記実施形態では、蓋板19を開く角度を5度と20度とに設定しているが、この角度はさらに多くの角度に設定することができ、その角度に応じて効果音の音量や音色を変更することもできる。効果音を発生させるときの蓋板19の角度も20度に限らず、他の角度や、蓋板19を閉じたときに発生させることもできる。
【0056】
さらに、前述した実施形態では、効果音を発生させないための処理を、プログラムによって、効果音信号の生成自体を停止するように制御することによって行っているが、この処理は、サウンドシステム34から効果音用スピーカー29に効果音信号を送信しないことによって行ったり、マイクロフォン27や効果音スピーカー29をオンオフ制御することによって行ったりしてもよい。
【0057】
また、マイクロフォン27、通常スピーカー28および効果音用スピーカー29等の個数や設置位置も前述したものに限定するものでなく適宜変更することができる。さらに、支持棒起立センサ32に代えて、他のセンサを用いることができる。この場合のセンサとしては、蓋板19の位置を直接的または間接的に検出できるものであればどのようなものでも使用することができる。
【0058】
例えば、持ち上げられた蓋板19の端部の高さや傾斜角度を検出するセンサを用いて、蓋板19の高さや傾斜角度が所定値に達したときにオン状態になり、所定値に達しないときにはオフ状態になるように設定することができる。また、蓋板19を所定の傾斜角度にして支持する支持部が使われたときに、センサがこれを検出してオン状態になり、支持部が使われないときには、オフ状態になるように設定することもできる。これによると、蓋板19の高さや傾斜角度に関係なく、蓋板19を支持する支持部が起立したときにセンサがこれを検出してオン状態になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による電子楽器を示す平面図である。
【図2】図1に示した電子楽器の正面図である。
【図3】図1に示した電子楽器の側面図である。
【図4】図1に示した電子楽器の蓋板を外した状態を示す平面図である。
【図5】長支持棒または短支持棒とそれに対応する係合部とが係合した状態の要部を示す正面図である。
【図6】電子楽器が備える各装置を示す構成図である。
【図7】電子楽器が備えるCPUが実行するプログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…電子楽器、12…楽器本体、13…鍵盤、13a…白鍵、13b…黒鍵、14…操作パネル、14a…パネル操作子、16…ペダル部、16a,16b,16c…ペダル、19…蓋板、21…長支持棒、22…短支持棒、23,24…係合部、25…接触子、26…スイッチ、27…マイクロフォン、28…通常スピーカー、29…効果音用スピーカー、31…演奏操作子、32…支持棒起立センサ、33…音源、34…サウンドシステム、35…ROM、36…RAM、37…CPU。

Claims (3)

  1. 演奏操作子の操作に応じて楽音信号を生成する楽音信号生成部と、
    所定箇所に設置されたマイクロフォンと、
    前記マイクロフォンが集音した音から効果音信号を生成する効果音信号生成部と、
    前記楽音信号生成部が生成する楽音信号および前記効果音信号生成部が生成する効果音信号に基づいて音を発生するスピーカーとを備えたの電子楽器であって、
    楽器本体に傾斜角度を変更可能な状態で設けられた蓋板と、
    前記蓋板の傾斜角度を変えて前記蓋板を支持する支持部と、
    前記蓋板または前記支持部の状態に応じて、前記効果音信号に基づく音を前記スピーカーから発音可能な状態と、発音不可の状態とに切り換える効果音切換部と
    を備えたことを特徴とする電子楽器。
  2. 前記スピーカーを、前記楽音信号生成部が生成する楽音信号に基づいて音を発生する楽音用スピーカーと、前記効果音信号生成部が生成する効果音信号に基づいて音を発生する効果音用スピーカーとで構成し、前記蓋板の傾斜角度に応じて、前記効果音切換部が、前記効果音信号に基づく音を前記効果音用スピーカーから発音可能な状態と、発音不可の状態とに切り換えるようにした請求項1に記載の電子楽器。
  3. 前記支持部の状態を検出するセンサを設け、前記センサの検出結果に応じて、前記効果音信号に基づく音を発音可能な状態と、発音不可の状態とに切り換えるようにした請求項1または2に記載の電子楽器。
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