JP2004340787A - リニアセンサの磁性材コア固定方法及び構造 - Google Patents

リニアセンサの磁性材コア固定方法及び構造 Download PDF

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【課題】本発明は、非磁性材の軸に形成された細径部に筒状コアを取付けて変形させることにより、容易にコアの取付けを行うことを目的とする。
【解決手段】本発明によるリニアセンサの磁性材コア固定方法及び装置は、非磁性材の軸(1)の細径部(2A)に磁性材よりなる筒状コア(3A)を装着し、この筒状コア(3A)を細径部(2A)内で変形させて固定する方法と構成である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リニアセンサの磁性材コア固定方法及び構造に関し、特に、軸に所定間隔で形成した細径部に筒状コアを設け、この筒状コアを変形させることにより細径部に固定するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたリニアレゾルバ及びリニアセンサとしては、巻線を有するステータに対してコアを有する軸を直動させることにより、軸の直動位置を検出するように構成している(例えば、特許文献1)。
また、近年、直動位置精度を向上させるために、軸に対する磁性のコアを所定間隔で設ける構造(図6〜図8)が採用されつつある(特許文献2)。
【0003】
すなわち、図6〜図8で示される軸1は、非磁性材よりなり、この軸1の長手方向に沿って所定間隔で形成された複数の溝2内には、磁性材で形成された磁性コア板3が接着剤で固定されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−74607号公報
【特許文献2】
特公平5−80603号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のリニアセンサの磁性材コア固定方法は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、軸に二面状に形成された溝内に磁性コア板を接着固定しなければならず、取付が人手によるためバラツキを伴うと共に、バラツキによって位置検出精度も不安定化していた。
【0006】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、軸に所定間隔で形成した細径部に筒状コアを設け、この筒状コアを変形させることにより細径部に固定するようにしたリニアセンサの磁性材コア固定方法及び構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によるリニアセンサの磁性材コア固定方法は、非磁性材よりなる軸に所定間隔で直径が径大部よりも小に形成された細径部に対し、磁性材よりなる筒状コアを装着し、前記筒状コアを前記細径部内で変形させ固定する方法であり、また、前記筒状コアの内径は前記軸の径大部の直径よりも大であり、前記筒状コアは前記軸の端部側から外周に沿って挿入する方法であり、また、前記筒状コアは、軸方向に沿って形成されたスリットを有する方法であり、また、前記筒状コアは波状に変形されている方法であり、また、本発明によるリニアセンサの磁性材コア固定構造は、非磁性材よりなる軸に所定間隔で直径が径大部よりも小に形成された細径部に、磁性材よりなる筒状コアが設けられ、前記筒状コアは非真円形に形成されている構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明によるリニアセンサの磁性材コア固定方法及び構造の好適な実施の形態について説明する。尚、従来例と同一又は同等部分については同一符号を付して説明する。
図1において符号1で示されるものはリニアレゾルバ等のリニアセンサに用いられステンレス等の非磁性材からなる長手形状の軸であり、この軸1には、図1にその一部が示されているように、旋削加工によって形成された細径部2Aと径大部2Bとが交互に形成されている。
【0009】
前記軸1は、図示していないが、筒状に形成され励磁巻線と出力巻線とからなる周知の筒状ステータ内に直動自在に挿入され、この軸1の直動位置を検出するように構成されるもので、前記細径部2Aの外周位置には、図2で示され磁性材からなる筒状コア3Aが設けられ、矢印Pで示される方向から図示しない治具によって押圧されて細径部2A内で波状(非真円形)に変形されている。
【0010】
前記筒状コア3Aは、前述の押圧によって図5で示されるように外周が波状に変形されていると共に、係止部20によって筒状コア3Aが細径部2A内に固定されている。
前記係止部20は、周知の目割止め、かしめ穴、ポンチによる変形、溶接等の手段によって形成されている。
【0011】
前記筒状コア3Aは、図2に示す構成の場合、円筒体であるため、前記細径部2A内へ装着するには、軸1の何れかの端部側から径大部2Bの外周2Baに沿って挿入しなければならず、筒状コア3Aの内径Dは径大部2Bの直径Dよりやや大に形成されている。
【0012】
また、前記筒状コア3Aのコア直径Dは、D=D+2t+α(Dは径大部の直径、2tは図1に示されるように径大部2Bと細径部2Aとの差、αは公差等からなる若干の取り代である)に設定されており、完全な円筒体からなる前記筒状コア3Aは前記軸1の何れかの端部側から径大部2Bを経て細径部2Aに到達できるように構成されている。
【0013】
図3に示される筒状コア3Aは、図2の構成とは異なり、その軸方向に沿ってスリット25が形成され、このスリット25によってその内径Dの大きさが若干調整され、図2の構成の筒状コア3Aよりも軸1への装着が容易となるように構成されている。また、図3の構成の場合、スリット25を拡開して細径部2Aに直接軸と直角方向に挿入し、再び閉じて円筒状とすることもできる。
【0014】
また、スリット25を溶接等により一体の円筒状に後加工し、軸1からの外れ防止構造とすることも可能である。
【0015】
次に、図4に示される筒状コア3Aは、前述の図2に示される構成と同様で、かつ、複数の穴26が形成されており、この筒状コア3Aを細径部2Aに装着後に樹脂を充填して筒状コア3Aを細径部2Aに固定する場合に、この穴26を介して樹脂が内部へ流れやすく、樹脂ポッティングによる筒状コア3Aの固定作業が容易化される。
【0016】
尚、図5で示される変形後の筒状コア3Aは、そのコア直径Dが前記径大部2Bの直径Dよりも小であることが必須であり、この筒状コア3Aを細径部2Aに装着後は、樹脂で覆い、軸1全体を面一とし、軸1直動時の動作が円滑に行われるように構成されている。
【0017】
【発明の効果】
本発明によるリニアセンサの磁性材コア固定方法及び構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、軸に形成された細径部に対して筒状コア3Aを装着した後に治具で変形させて固定する構成であるため、従来のように作業者によるバラツキもなく、常に安定して筒状コアの取付けが可能となり、自動組立てによる信頼性の向上及びコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリニアセンサの磁性材コア固定構造を示す要部の斜視図である。
【図2】図1の筒状コアの変形前の形状を示す斜視図である。
【図3】図2の他の形態を示す斜視図である。
【図4】図2の他の形態を示す斜視図である。
【図5】図1の変形後の筒状コアを示す斜視図である。
【図6】従来のリニアセンサの軸を示す要部の構成図である。
【図7】図6の断面図である。
【図8】図7の横断面図である。
【符号の説明】
1 軸
2A 細径部
2B 径大部
3A 筒状コア
内径
直径
コア直径
25 スリット

Claims (5)

  1. 非磁性材よりなる軸(1)に所定間隔で直径が径大部(2B)よりも小に形成された細径部(2A)に対し、磁性材よりなる筒状コア(3A)を装着し、前記筒状コア(3A)を前記細径部(2A)内で変形させ固定することを特徴とするリニアセンサの磁性材コア固定方法。
  2. 前記筒状コア(3A)の内径(D)は前記軸(1)の前記径大部(2B)の直径(D)よりも大であり、前記筒状コア(3A)は前記軸(1)の端部側から外周に沿って挿入することを特徴とする請求項1記載のリニアセンサの磁性材コア固定方法。
  3. 前記筒状コア(3A)は、軸方向に沿って形成されたスリット(25)を有することを特徴とする請求項1又は2記載のリニアセンサの磁性材コア固定方法。
  4. 前記筒状コア(3A)は波状に変形されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のリニアセンサの磁性材コア固定方法。
  5. 非磁性材よりなる軸(1)に所定間隔で直径が径大部(2B)よりも小に形成された細径部(2A)に、磁性材よりなる筒状コア(3A)が設けられ、前記筒状コア(3A)は非真円形に形成されていることを特徴とするリニアセンサの磁性材コア固定構造。
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