JP2004340437A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】風上側から順番に、空気調和機室外ユニットの前面グリル、I型の熱交換器とシロッコファンを配し、シロッコファンの下方に略スクロール形のケーシングを設ける。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒートポンプ式のセパレート型空気調和機の室外ユニットの構成に関するもので、外壁や塀などに密着して設置できる室外ユニットの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、壁面に密着設置できるヒートポンプ式のセパレート型空気調和機の室外ユニットの構造は、図3に示すような構造になっていた。即ち、室外ユニット30の両側面から空気を吸い込み、風上側から風下側に向けて順番に、2分割された弓型の熱交換器31と軸流ファン33と室外ユニットの前面グリルを配して風を吹出す送風回路を構成し、縦型の圧縮機32を室外ユニット背面側中央に配して構成して、室外ユニットを外壁などに密着して設置できる構造をとっていた(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平06−050568号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、熱交換器が圧縮機のために分割されるなどして制限され、十分な大きさが確保できず、空気調和機の性能を著しく低下させていた。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、外壁や塀などに空気調和機室外ユニットを密着して設置できる構造をとりながらも、空気調和機のCOPを向上しつつ、室外ユニットの寸法をコンパクトにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、空気の吸込み口の風下に置かれた熱交換器と、前記熱交換器の風下に置かれたファンと、これらを収納する空気調和機の室外ユニットであって、前記ファンの周囲には略スクロール形状のケーシングを配設し、前記室外ユニットの前面には前記空気の吸込み口を設け、且つ側面には吹出し口を設け、背面は空気の出入り口を持たないことを特徴とするものである。
【0006】
また本発明は、横型の圧縮機をスクロール型ケーシングの外側に配設したものである。
【0007】
この構成によって、熱交換器を2分割することなく、十分に大きく面積をとれるので、空気調和器のCOPを高くできて、且つ配管などの引き回しもシンプルなので、室外ユニットのコストも、従来以上に安くできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0009】
(実施の形態1)
図1は、本発明の空気調和機室外ユニットの断面図であり、図2は、本発明の空気調和機室外ユニットのA−A断面図である。室外ユニット1には、風上側から風下側に向けて順番に、前面グリル6、I型熱交換器3、シロッコファン2、モータ4、略スクロール形のケーシング6aが配設されている。また、電装部7は、室外ユニット1の上部に配置する。
【0010】
シロッコファン2は、モータ4により駆動される。そして、モータ4によってシロッコファン2を駆動すると、室外ユニット1の前方に設けた前面グリル6の吸込み口から空気が吸込まれ、吸込まれた空気は熱交換器3を通過し、側面吹き出し口5から、熱交換された空気を吹出すといった送風回路を形成する。また、本発明の実施の形態では横形圧縮機1を、空気調和機室外ユニット8の下部底面に置く構造をとっている。このような構成をなすことにより、空気調和機室外ユニット1の背面を外壁9などに密着することができる。
【0011】
このような構成によって、I型熱交換器3を2分割することなく、十分に大きく面積をとれるので、空気調和機のCOPを高くでき、且つ横型圧縮機8を室外ユニット1の下部に配置するコンパクトな室外ユニットとなり、製造コストを削減することができる。
【0012】
なお、本実施の形態では、ファンをシロッコファンとしたが、ターボファンにおきかえることもできる。
【0013】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、空気の吸込み口の風下に置かれた熱交換器と、前記熱交換器の風下に置かれたファンと、前記ファンの周囲に配設された略スクロール形状のケーシングと、これらを収納する空気調和機の室外ユニットであって、前記室外ユニットの前面には前記空気の吸込み口を設け、且つ側面には吹出し口を設け、背面は空気の出入り口を持たないものである。
【0014】
また本発明は、横型の圧縮機をスクロール型ケーシングの外側に配設するものである。
【0015】
この構成をなすことにより、熱交換器を2分割することなく、十分に大きく面積をとれるので、空気調和機のCOPを高くでき、且つ室外ユニットをコンパクトにすることができ、コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の室外ユニットの横断面図
【図2】本発明の実施の形態の室外ユニットのA−A断面図
【図3】従来の室外ユニットの横断面図
【符号の説明】
1 室外ユニット
2 シロッコファン
3 I型熱交換器
4 モータ
5 室外ユニットの側面吹き出し口
6室外ユニットの前面グリル
6a スクロール形のケーシング
7 電装部
8 横型圧縮機
9 外壁
Claims (2)
- 空気の吸込み口の風下に置かれた熱交換器と、前記熱交換器の風下に置かれたファンと、これらを収納する空気調和機の室外ユニットであって、前記ファンの周囲には略スクロール形状のケーシングを配設し、前記室外ユニットの前面には前記空気の吸込み口を設け、且つ側面には吹出し口を設け、背面は空気の出入り口を持たないことを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
- 横型の圧縮機をスクロール型ケーシングの外側に配設することを特徴とする、請求項1記載の空気調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003135813A JP2004340437A (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | 空気調和機の室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003135813A JP2004340437A (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | 空気調和機の室外ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004340437A true JP2004340437A (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=33525960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003135813A Pending JP2004340437A (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | 空気調和機の室外ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004340437A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100628143B1 (ko) | 2004-12-29 | 2006-09-26 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실외기 |
-
2003
- 2003-05-14 JP JP2003135813A patent/JP2004340437A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100628143B1 (ko) | 2004-12-29 | 2006-09-26 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실외기 |
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