JP2004339914A - 安全手摺 - Google Patents

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Abstract

【目的】安全手摺の設置作業を安全に行なえる安全手摺を提供する。
【解決手段】枠組足場に取り付けられる安全手摺であって、両建枠4,4の対向する脚柱1,1間に配置される手摺本体7と、建枠4の横架材2に掛止される位置決めフック10と、手摺本体7の各縦枠11,12の下端側を建枠4の脚柱1に固定する下部固定金具8と、手摺本体7の各縦枠11,12の上端側を上段側建枠4の脚柱1に固定する上部固定金具9とからなる。下部固定金具8は固定位置と収納位置との間で回動可能に構成し、上部固定金具9は固定位置と収納位置との間で移動可能に構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設作業現場等で枠組足場を多段状に組み立てる際に、常に先行した手摺がある状況で上段側足場の組立を行なえるようにするための安全手摺に関する。
【0002】
【従来の技術】
枠組足場は、両側一対の脚柱と両脚柱の上端部をつなぐ横架材とからなる門形の建枠を一定間隔に対向させて、両建枠の横架材間に足場板を架け渡しながら、建枠を上方に継ぎ足して、順次多段状に組み上げてゆくわけであるが、下段側(下層側)建枠の横架材間に足場板を架け渡した後、その下段側建枠に上段側建枠を継ぎ足して上段側足場を組み立てる際には、その上段側足場の組立に先行して作業用の安全手摺を取り付け、足場組立作業の安全を図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、予め所要形状に枠組み形成された安全手摺を、下段側建枠の脚柱に取り付け、上段側足場の組立が終われば、その安全手摺を取り外し、更にその上の段の建枠の縦材に付け換えるようにした付け替え式の安全手摺があるが、このような付け替え式安全手摺では、その付け替え作業に非常な手間と時間がかかって、足場の組立作業能率が低下する上に、安全手摺の付け替え時にその安全手摺を落下させる危険性がある。また、枠組足場の組立に際しては、両建枠の対向する両脚柱間にブレースを架け渡すのが普通であるが、ブレースはX形に架け渡されるため、このX形ブレースの下側の三角形開口部から作業員が落下する危険性がある。
【0004】
本発明の出願人は、上記のような問題を解決するために、枠組足場を多段状に組み立てる際に、付け替えることなく、建枠にそのまま取り付けておく安全手摺であって、取付作業を簡単容易で安全に行なえると共に、作業員の落下防止機能を有する安全手摺を先に出願している(特願2002−157104)。
【0005】
上記先出願の安全手摺は、図7の(A)にT′で示すように、左右縦枠11,12、上下横枠13,14及び縦横の中桟15〜18によって形成され、両建枠4,4の対向する脚柱1,1間に配置される手摺本体7′と、この手摺本体7′の各縦枠11,12の中間部に設けられ、建枠4の横架材2に掛止される位置決めフック10と、手摺本体7′の各縦枠11,12の下端部に設けられ、手摺本体7′を建枠4の脚柱1に固定する下部固定金具8と、同手摺本体7′を上段側建枠4の脚柱1に固定する上部固定金具9′と、からなる。
【0006】
この安全手摺T′によれば、足場への取付にあたっては、先に位置決めフック10を1段目の足場の建枠4の横架材2に引っ掛けて手摺本体7′の位置を決め、その後に下部固定金具8を1段目足場の建枠4の脚柱1に取り付け、この1段目足場の上に組んだ2段目足場(図示せず)の脚柱1に上部固定金具9′を取り付け、以降同様にして足場を組み上げつつ手摺本体7′を建枠4に取付ければよいから、手摺の取付作業を簡単容易で且つ安全に行なうことができる。また、手摺本体7′が左右縦枠11,12、上下横枠13,14及び縦横の中桟15〜18によって形成されると共に、手摺本体7′の上側半分が枠組足場の足場板(図1参照)から上方に突出するようになっているので、作業員の落下防止を図ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記安全手摺T′では、図7の(A)に示すように、手摺本体7′の上側半分が枠組足場の足場板から上方へ突出し、その下側半分がが足場板の下方へ突出した状態にあるが、足場板の下方へはそのように手摺本体7′の半分も突出させる必要がなく、その下方突出長さをもっと短くすることによって、手摺りの小型化及び軽量化を図ることができる。図7の(B)は、枠組足場の足場板から上方への突出長さ(手摺りとして必要な高さ)は(A)に示す安全手摺T′の手摺本体7′と同じであるが、足場板から下方への手摺本体7の突出長さを短くした安全手摺Tを示すもので、建枠横架材2に掛止される位置決めフック10が、手摺本体7の各縦枠11,12の中間部で手摺本体7の重心Gよりも下方に設けられている。
【0008】
上記のように小型化、軽量化を図った手摺本体7では、図7の(A)と(B)を比較参照して分かるように、手摺本体7の重心Gが上方部に移動してしまい、手摺設置作業を行なう際、作業者の胸元よりも上方で作業をしなければならず、作業性が悪く、手摺が落下して事故を起こす危険性がある。
【0009】
そこで、本願発明は、上記のように手摺本体の小型化と簡略化のために枠組足場の足場板から下方への手摺本体の突出長さを短くして、建枠の横架材に掛止される位置決めフックを、手摺本体の各縦枠の中間部で手摺本体の重心よりも下方の位置に設けても、安全手摺の設置作業を容易にしかも安全に行なえるようにした安全手摺を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、両側一対の脚柱1,1と両脚柱1,1の上端部をつなぐ横架材2とからなる建枠4を対向させて両建枠4,4の横架材2,2間に足場板6を架け渡しながら多段状に組み上げられる枠組足場に取り付けられる安全手摺であって、左右縦枠11,12と上下横枠13,14と縦横の中桟15〜18とで形成され、両建枠4,4の対向する脚柱1,1間に配置される手摺本体7と、この手摺本体7の各縦枠11,12の中間部で手摺本体7の重心Gよりも下方にあって、建枠4の横架材2に掛止される位置決めフック10と、手摺本体7の各縦枠11,12の下端側を建枠4の脚柱1に固定する下部固定金具8と、手摺本体7の各縦枠11,12の上端側を上段側建枠4の脚柱1に固定する上部固定金具9と、からなり、下部固定金具8は、金具本体23が手摺本体7の縦枠11,12側から建枠4の脚柱1側に張り出して固定される固定位置と、固定位置から縦枠11,12側に折り畳み収納される収納位置との間で回動可能に構成し、上部固定金具9は、金具本体36が縦枠11,12側から脚柱1側に張り出して固定される固定位置と、固定位置から縦枠11,12側に退避して収納される収納位置との間で移動可能に構成し、前記位置決めフック10の上部に、手摺本体7を逆様にして建枠4の横架材2に仮置きできるように横架材2に係止可能な係止部10aを設けてなることを特徴とする。
【0011】
請求項2は、請求項1に記載の安全手摺において、前記位置決めフック10の基端部には、手摺本体7を逆様にして横架材2に仮置きした状態から位置決めフック10が横架材2に係止する設置状態へと反転させる時に横架材2の内側面に支持されて手摺本体7の左右方向のずれを防止するための突起部35を設けてなることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態について説明すると、図1の(A)及び(B)は本発明に係る安全手摺Tの取付状態を示す斜視図である。図2の(A)は安全手摺Tを枠組足場の外側から見た正面図、(B)は側面図である。枠組足場は、図1に示すように、両側一対の脚柱1,1と両脚柱1,1の上端部をつなぐ横架材2と補強枠3とからなる建枠4を一定間隔に対向させて、両建枠4,4の対向する横架材2,2間に足場板6を架け渡すと共に、両脚柱1,1間に一対のブレース5,5をX形に架け渡しながら順次多段状に組み上げることにより形成される。
【0013】
この枠組足場に取り付けられる本発明の安全手摺Tは、図1及び図2に示すように、左右縦枠11,12、上下横枠13,14及び縦横の中桟15〜18により形成されていて、両建枠4,4の対向する脚柱1,1間に配置される手摺本体7と、この手摺本体7の各縦枠11,12の中間部で手摺本体7の重心Gよりも下方に設けられていて、建枠4の横架材2に掛止される位置決めフック10と、手摺本体7の各縦枠11,12の下端部に設けられ、手摺本体7の各縦枠11,12の下端側を建枠4の脚柱1に固定する下部固定金具8と、手摺本体7の各縦枠11,12の上端側を上段側建枠4の脚柱1に固定する上部固定金具9と、からなるもので、位置決めフック10の上部には、手摺本体7を逆様にして建枠4の横架材2に仮置きできるようにこの横架材2に係止可能な係止部10aが設けられている。
【0014】
下部固定金具8の詳細な構造を図3及び図4に示す。図3の(A)は下部固定金具8が固定位置にある時の正面図、(B)は平面図、(C)左側面図であり、また図4の(A)は下部固定金具8が収納位置にある時の正面図、(B)は平面図、(C)左側面図である。これらの図から分かるように、下部固定金具8は、金具本体23が手摺本体7の縦枠11,12側から建枠4の脚柱1側に張り出して固定される固定位置(図3の(A)参照)と、この固定位置から縦枠11,12側に折り畳み収納される収納位置(図4の(A)参照)との間で回動可能に構成されている。
【0015】
更に詳しく説明すると、下部固定金具8は、手摺本体7の各縦枠11,12に固着された取付部材19と、つなぎ材20の上端部に建枠4の脚柱1を掴むように嵌合する掴み材21を連設し且つ下端側に手摺本体7の縦枠11,12に係合する受け材22を連設してなる金具本体23と、この金具本体23を下記の固定位置と収納位置とにロックするロック手段とによって構成され、そしてロック手段は、基端部が手摺本体7の縦枠11,12の所要部に枢着されて回動可能なロックピン24からなる。
【0016】
取付部材19は、両側板部19a,19aとこれらをつなぐ連結板部19bとでコ字枠状に形成されたもので、手摺本体7の各縦枠11,12に内側から嵌合してボルト25で固定し、両側板部19a,19aの先端側を外側方へ突出させている。この両側板部19a,19aの突出端上部には、ロックピン係合溝26が形成されている。
【0017】
金具本体23の掴み材21は、両側板部21a,21aとこれらをつなぐ連結板部21bとにより建枠4の脚柱1に嵌合可能なコ字枠状に形成されたもので、つなぎ材20に対し一定角度を成すように、その連結板部21bがつなぎ材20の上端部に固着されている(図3の(A)参照)。また、このコ字枠状掴み材21は、脚柱1に対する嵌合を容易にするため、その開口部の幅が奥部の幅より広くなるように形成されている(図3の(B)参照)。受け材22は、手摺本体7の縦枠11,12に係合可能なコ字枠状に形成されたもので、つなぎ材20に対し一定角度をなすと共に掴み材21と互いに逆向きで平行するように、つなぎ材20の下端部に固着されている。
【0018】
上記のようにつなぎ材20の上下両端部に掴み材21と受け材22とを突設した金具本体23は、つなぎ材20を取付部材19の両側板部19a,19a間にその下方より嵌め込んで、このつなぎ材20の下端所要部をボルト・ナットからなる枢軸27で両側板部19a,19aに枢着することにより、つなぎ材20が前傾状態となって掴み材21が建枠4の脚柱1に嵌合し且つ受け材22が手摺本体7の縦枠11,12に係合する固定位置(図3の(A)参照)と、掴み材21及び受け材22が脚柱1及び縦枠11,12から夫々離脱してその縦枠11,12に沿うように起立状態で折り畳み収納される収納位置(図4の(A)参照)との間で回動可能に取付部材19に取り付けられる。
【0019】
ロック手段としてのロックピン24は、金具本体23を上記した固定位置と収納位置とに夫々ロックするもので、好ましくは金属丸棒材を曲げ加工することによって、図3及び図4に示すような略々U字状に形成されたピン本体24aと、このU字状ピン本体24aの両端部の取付部24a,24aとからなり、この両端取付部24a,24aが取付部材19の上方所定位置で枢軸33によって手摺本体7の縦枠11,12に枢着されている。上記枢軸33はボルト・ナットからなる。
【0020】
上記ロックピン24は、固定位置では、当該ロックピン24の遊端部であるピン本体24aの先端部を取付部材19に設けてあるロックピン係合溝26に係合させることによって金具本体23をロックし、収納位置では、ピン本体24aの先端部を金具本体23の掴み材21の先端部に係合させることによって金具本体23をロックするようになっている。しかして、ロックピン24の枢軸33は、この枢軸33を中心に回動するロックピン24のピン本体24a先端部が固定位置で取付部材19のロックピン係合溝26に係合し、収納位置で掴み材21の突端部21oに係合するような位置に取り付けられる。従って、取付部材19のロックピン係合溝26及び収納位置における掴み材21の突端部21oは、ピン本体24aの先端部の回動軌跡上に位置することになる。
【0021】
取付部材19に設けてあるロックピン係合溝26は、ロックピン24のピン本体24a先端部が図3の(A)に示すような固定位置にある金具本体23のつなぎ材20の上面部に当接し得る位置に形成されると共に、ピン本体24a先端部が挿脱できるように形成されている。この場合、ロックピン24は、自然落下させた状態でその先端部がロックピン係合溝26に嵌まり込むようになっいる。
【0022】
そして、金具本体23の掴み材21は、図4の(A)を参照すれば分かるが、収納位置でロックピン24が掴み材21の突端部21oに係合する際に、クサビ効果をもたせてロック作用を有効に発揮させるために側板部21aの先端縁28がテーパ状に形成されている。また、掴み材21には片側の側板部21aにガタ止め用のボルト32が螺装してあって、掴み材21を建枠4の脚柱1に嵌合させた状態でボルト32締め付けることにより、手摺本体7のガタツキを防止することができる。
【0023】
図5の(A)は位置決めフック10の取付状態を示す正面図であり、(B)は平面図、(C)は左側面図である。この位置決めフック10は、手摺本体7を建枠4に取り付ける際に、建枠4の横架材2に掛止させて位置決めするもので、先端部にフック部29aを形成したフック本体29の基端部を、フック固定補助金具30を用いて手摺本体7の重心Gより下方位置で手摺本体7の縦枠11,12にボルト31a,31bで固定したものである。そして、フック本体29の上端部には、手摺本体7を逆様にして建枠4の横架材2に仮置きする時にこの横架材2に係止される係止部10aが設けられている。この係止部10aは、横架材2の外周面と同じ曲率の凹曲面状に形成されている。
【0024】
また、位置決めフック10の基端部には、手摺本体7を図8に示すように逆様にして横架材2に仮置きした状態から位置決めフック10が横架材2に係止する設置状態へと反転させる時に横架材2の内側面に支持されて手摺本体7の左右方向のずれを防止するための突起部35が設けられている。即ち、この突起部35は、手摺本体7が逆様状態から設置状態まで反転する間に横架材2に引っ掛かる箇所がなくなる水平状態の位置で横架材2の長手方向に対し直交する状態となって、この突起部35が横架材2の内側面で支持されることになり、それにより手摺本体7が左右方向のずれ、つまり横ずれを防止するようにしたもので、この図5の(B)及び(C)に示されるようなロールピンからなる。尚、このロールピンからなる突起部35は、位置決めフック10が横架材2に係止された時には、図5の(A)〜(C)に示すように横架材2の長手方向と平行状態にあり、しかして図9の(A)〜(C)に示すように手摺本体7を逆様状態から回転させて水平状態となった時に、この突起部35が横架材2に対し直交する状態となって、上記の横ずれを防止することになる。
【0025】
図6は上部固定金具9の詳細な構造を示すもので、(A)は上部固定金具9が収納位置にある時の正面図であり、(B)は固定位置にある時の正面図であり、(C)は(A)の矢印Cから見た側面図である。これらの図から分かるように、この上部固定金具9は、金具本体36が縦枠11,12側から脚柱1側へ張り出して固定される固定位置と、固定位置から縦枠11,12側に退避して収納される収納位置との間で移動可能に構成されている。
【0026】
更に詳しく説明すると、上部固定金具9の金具本体36は、手摺本体7の上横枠13の左右各端部から縦枠11,12の上端部にわたり嵌装されて上横枠13の長手方向にスライド可能な断面下向きコ字状のスライド部材37と、このスライド部材37の先端に固着され、建枠4の脚柱1に嵌合可能な嵌合部材38と、手摺本体7の上横枠13を上下方向に貫通して、常時コイルバネ39により上向きに突出付勢されたロックピン40と、このロックピン40の下端部に取り付けられたロックピン操作用リング41とからなるもので、上記ロックピン40を、スライド部材37の収納位置用孔42に突入させることによって、スライド部材37を図6の(A)に示す収納位置に固定し、また固定位置用孔43に突入させることによってスライド部材37を図6の(B)に示す固定位置に固定する。
【0027】
図6の(A)〜(C)において、44はスライド部材37の嵌合部材38とは反対側端部に取り付けられたガイドピンで、手摺本体7の上横枠13上面に支持され、上横枠13に沿ったスライド部材37の移動を案内し、また45はスライド部材37の長孔46から手摺本体7の上横枠13を貫通するように設けられたストローク規制ピンで、収納位置と固定位置との間のスライド部材37の移動ストロークを規制するものである。
【0028】
図6の(A)は金具本体36が収納位置に固定された状態であるが、この状態から金具本体36を固定位置へ移動させて固定するには、ロックピン操作用リング41によりロックピン40をコイルバネ39の付勢力に抗して下方へ引っ張って収納位置用孔42から抜いた後、スライド部材37を建枠4の脚柱1側へスライドさせ、ロックピン40を固定位置用孔43に突入させればよい。
【0029】
上述したような構成よりなる安全手摺Tの取付にあたり、先ず、図1の(A)に示すように、一対の建枠4,4を対向配置し、両建枠4,4の対向する脚柱1,1間にブレース5,5をX状に掛張した後、両建枠4,4に安全手摺Tを取り付け、この後に両建枠4,4の対向する横架材2,2に足場板1を架け渡し、1段目の足場を組み立てる。この際、下部固定金具8は、図4の(A)及び(B)に示すように手摺本体7の縦枠11,12に沿って折り畳んだ収納位置にセットしておく。即ち、金具本体23を起立させて、ロックピン24を掴み材21の突端部21oに係合させ、ロック状態にしておく。また、上部固定金具9は、図6の(A)に示すように金具本体36を収納位置へ退避させてロックピン40で固定しておく。このように上下固定金具8,9を夫々収納位置にセットしておけば、上下固定金具8,9が建枠4,4の脚柱1,1に何ら干渉しないから、手摺本体7を両建枠4,4の脚柱1,1間に迅速容易に挿入できる。
【0030】
図7の(A)に示す先に出願した安全手摺T′の場合は、位置決めフック10が手摺本体7′の重心Gとほぼ同レベルに設けてあるため、図8の(A)に示すように、手摺本体7′をそのままの状態で持ち上げて、位置決めフック10を建枠4の横架材2に引っ掛ければよいが、本発明に係る安全手摺Tのように手摺本体7が小型・軽量化されて、位置決めフック10が手摺本体7の重心Gより下方に位置する場合には、先願の安全手摺T′と同じ様にしたのでは、図8の(B)に示すように手摺本体7の重心Gが建枠4の横架材2より高い位置にくるため、手摺設置作業を行なうのに作業者Mの胸元より上方で作業をしなければならず、作業性が悪く、手摺本体7が落下する危険性がある。
【0031】
上記のような不安定な状態を解消するために、本発明に係る安全手摺Tの場合には、手摺本体7の取付けにあたって、先ず、図9の(A)、(B)及び(C)に示すように、手摺本体7を逆様にして持ち上げ、位置決めフック10の係止部10aを建枠4の横架材2上面部に係止することにより、この位置決めフック10を横架材2に預けて仮置きする。この場合、図9の(A)に示すように、手摺本体7の位置決めフック10から横枠14までの距離aよりも位置決めフック10から横枠13までの距離bが長く、また作業者Mは同図の(B)に示すように手摺本体7の重心G付近を持って作業できるため、極めて安定な状態で作業が行える。
【0032】
図10の▲1▼〜▲4▼は、図9に示すように手摺本体7を逆様にして建枠4の横架材2に仮置きした状態から手摺本体7の下部固定金具8を建枠4の脚柱1の上部側に固定するまでの一連の動作を説明するもので、▲1▼に示すように手摺本体7を逆様にして位置決めフック10を建枠4の横架材2に預けた状態から、手摺本体7を▲2▼から▲3▼に示すように回転させ、更に▲4▼に示すように直立した設置状態となるまで回転させる。この回転操作では、さほど力を加えることなく、容易に設置状態の位置まで反転移動させることができる。また、手摺本体7が脱落することもなく、極めて安全である。
【0033】
また、この際、位置決めフック10の基端部に突起部35が設けられていて、手摺本体7を仮置きした状態から位置決めフック10が横架材2に係止する設置状態へと反転させる時に突起部35が横架材2の内側面に支持されるから、手摺本体7の横ずれを防止することができる。つまり、この突起部35は、手摺本体7が逆様状態から設置状態まで反転する間に横架材2に引っ掛かる箇所がなくなる水平状態の位置で横架材2の内側面で支持されることによって、手摺本体7の横ずれを防止する。
【0034】
手摺本体7を図10の▲4▼に示すような状態に設置したならば、各下部固定金具8のロックピン24を掴み材21の突端部21oから外して、ロックピン24による金具本体23のロックを解除した後、金具本体23を起立姿勢から傾倒姿勢に回動して、その掴み材21を建枠4の脚柱1に嵌合させると共に、受け材22を手摺本体7の縦枠11,12に係合させて固定位置とする。そして、ロックピン24の遊端部(ピン本体24aの先端部)を取付部材19のロックピン係合溝26に係合し、金具本体23を固定位置にロックすることにより、各下部固定金具8を1段目足場の各建枠4の脚柱1の上部側に固定して、図1の(A)に示す状態とする。この場合、枢軸33を回動中心とするロックピン24の回動軌跡と、枢軸27を回動中心とする金具本体23の回動軌跡とが異なっているため、ロックピン24を人為的作業によって解除しない限り、金具本体23の掴み材21が建枠4の脚柱1から脱落する状態にはならず、従って安全性が確保される。
【0035】
こうして下部固定金具8を1段目足場用建枠4の脚柱1の上部側に固定した状態では、図1の(A)及び図7の(B)を参照すれば分かるように、手摺本体7の下部横中桟16が足場板6とほぼ同レベルにあって、手摺本体7の上横枠13は、足場板6から例えば900mm程度の高さに位置し、1段目足場の手摺上桟となり、またこの手摺本体7の上部横中桟15は足場板6と上横枠13の中間高さ位置にあって、1段目足場の手摺中桟となる。
【0036】
次に、図1の(B)に示すように1段目足場の足場板1に上がって、この1段目側建枠4,4に2段目側の建枠4,4を夫々継ぎ足し、そして未だ固定していなかった安全手摺Tの上部固定金具9,9を2段目側建枠4,4の脚柱1に固定する。上部固定金具9を2段目側建枠4,4の脚柱1に固定するには、金具本体36が図6の(A)に示すように収納位置に固定されている状態から、ロックピン操作用リング41でロックピン40をコイルバネ39に抗して下方へ引っ張って収納位置用孔42から抜いた後、スライド部材37を建枠4の脚柱1側へスライドさせて、図6の(B)に示すように嵌合部材38を建枠4の脚柱1に嵌合させ、ロックピン40を固定位置用孔43に突入させることにより、金具本体36を固定位置に固定し、これによって各上部固定金具9を2段目側建枠4,4の脚柱1に固定する。そして更に、この2段側建枠4,4の対向する脚柱1,1間にブレース5,5をX状に掛張する。
【0037】
この2段目足場の組立作業は、1段目足場の足場板6の上で行なうことになるが、この2段目足場には、下部固定金具8によって建枠4の脚柱1の上部側に固定した安全手摺Tの上半分が足場板6より上方に突出しているから、作業を安全に行なうことができる。しかも、この場合、安全手摺Tの手摺本体7は、上下各固定金具8,9により、1段目足場の建枠4,4と2段目足場の建枠4,4とに亘って確実強固に固定されることになる。
【0038】
また、この2段目足場には、安全手摺りTを上述した1段目の場合と同様にして取り付け、足場板1を架け渡す。以降は、上記同様な方法によって安全手摺Tを設置しながら、多段状に足場を組み上げてゆく。尚、この実施形態では、図面の表示が複雑になる関係上、両側一対の建枠4,4に足場板6を架け渡した最小限の足場を図示すると共に、この足場の手前側にのみ安全手摺Tを設置した状態を示しているが、実際には、足場は水平方向に連続スパンで連設され、また安全手摺Tは各足場の手前側と奥側の両側に設置されるものである。
【0039】
以上説明した実施形態の安全手摺Tによれば、手摺本体7を枠組足場に取り付けるにあたっては、先ず最初に位置決めフック10を1段目足場の建枠4の横架材2に引っ掛けて手摺本体7の位置を決定し、しかる後に下部固定金具8を1段目足場の建枠4の脚柱1に取り付け、そして1段目足場の上に組んだ2段目足場の建枠4の脚柱1に上部固定金具9を取り付け、以降同様にして枠組足場を組み上げつつ手摺本体7を建枠4に順次取付ければよいから、安全手摺Tの取付作業を簡単容易に、しかも安全に行なうことができると共に、手摺本体7の両縦枠11,12の夫々上下両端部が上下の固定金具8,9により建枠4の脚柱1に固定され、その中間部が位置決めフック10によって脚柱1に支持されるので、安全手摺Tを建枠4に対し極めて安定良く且つ強固に設置することができる。
【0040】
また、下部固定金具8を下段側足場の建枠4の脚柱1に取り付けるには、金具本体23を収納位置から回転させて建枠4の脚柱1側の張り出し、固定位置に固定すればよく、また上部固定金具9を上段側足場の建枠4の脚柱1に取り付けるには、金具本体36を収納位置から手摺本体7の上横枠13沿いにスライドさせて建枠4の脚柱1側に張り出し、固定位置に固定すればよいから、固定金具8,9の取付けを容易迅速に行なうことができる。また、下部固定金具8は、金具本体23が手摺本体7の縦枠11,12から建枠4の脚柱1に対し斜めに架け渡され、上部固定金具9は、金具本体36が手摺本体7の縦枠11,12から建枠4の脚柱1に対し水平方向に延びるように架け渡されるから、手摺本体7を建枠4に対し確実強固に取り付け固定することができる。
【0041】
また、手摺本体7が左右縦枠11,12、上下横枠13,14及び縦横の中桟15〜18によって格子状に形成されると共に、手摺本体7の上半分が枠組足場の足場板6から上方に突出するようになっているから、このような手摺本体7によって作業員の落下防止を図ることが可能となり、従って従来足場に使用されているブレースを省略することもできる、つまりブレース代用品として使用することもできる。もちろん、この安全手摺Tは、従来のブレースと併用で使用することもできる。
【0042】
また、図3の(A)〜(C)、図4の(A)及び(B)によって説明した下部固定金具8のロック手段は、金具本体23の掴み材21の先端縁28をテーパに形成して、固定位置でロックピン24をハンマー等で叩き込むことにより、そのテーパでクサビ効果を発揮させて、ピン本体24aが掴み材21の突端部21oにかち込んだ状態にロックするもので、このタイプのロック手段によれば、ロックピン24をロック解除し、下部固定金具8を取り外す時も、ハンマー等の工具が必要になるため、より強固な手摺本体7の脱落事故防止手段となり得る。
【0043】
上記のようなテーパによりクサビ効果を発揮させてロックする以外の方法として図4の(C)及び(D)に示すような方法がある。即ち、これは、掴み材21の先端縁28に、枢軸33を中心に回転するロックピン24のピン本体24a先端部が乗り越えねばならない突起部34を設け、収納位置でのロック時に、この突起部34をハンマー等により叩き込むことにより、ピン本体24a先端部が、突起部34を乗り越えて、図4の(D)に示すようにこの突起部34で係止された状態となり、収納位置が維持される。この方法によれば、金具本体23を収納位置により確実にロックすることができる。この場合、ロックピン24が丸棒材で形成されたものであれば、ロックピン24が突起部34を乗り越える際に接触部が少なくなるから、ハンマー等を使わず、手作業によって、金具本体23を収納位置にロックさせることができる。
【0044】
【発明の効果】
請求項1に係る発明の安全手摺は、両建枠の対向する脚柱間に配置される手摺本体と、この手摺本体の各縦枠の中間部で建枠の横架材に掛止される位置決めフックと、手摺本体の各縦枠の下端側を建枠の脚柱に固定する下部固定金具と、手摺本体の各縦枠の上端側を上段側建枠の脚柱に固定する上部固定金具とからなるもので、足場への取付にあたっては、先に位置決めフックを1段目足場の建枠の横架材に引っ掛けて手摺本体の位置を決め、その後に下部固定金具をこの1段目足場の建枠の脚柱に取り付け、この1段目足場の上に組んだ2段目足場の脚柱上部固定金具を取り付け、以降同様にして足場を組み上げつつ手摺本体を建枠に取付ければよいから、手摺の取付作業を簡単容易に行なうことができると共に、手摺本体の両縦枠の夫々上下両端側が上下の固定金具で建枠の脚柱に固定され、その中間部が位置決めフックで脚柱に支持されるので、安全手摺を建枠に対して安定良く強固に設置することができる。
【0045】
そして、この安全手摺では、手摺本体の小型化と軽量化を図って、位置決めフックの位置を、縦枠の中間部で手摺本体の重心より下方に設けていることから、手摺本体を建枠の横架材に位置決めフックで位置決めするにあたって、手摺本体の重心が横架材より高い位置にきて、作業者の胸元より上の方で作業をしなければならず、作業性が悪い上に手摺本体が落下する危険性がある。そこで、位置決めフックの上部に、手摺本体を逆様にして建枠の横架材に仮置きできるように横架材に係止可能な係止部を設けて、位置決めフックによる手摺本体の位置決め作業を行う際に、手摺本体を逆様にして持ち上げ、位置決めフックの係止部を建枠の横架材に係止することによって、この位置決めフックを横架材に預けて仮置きするようにしたから、作業者は手摺本体の重心付近を持って極めて安定な状態で作業を安全に行うことができる。
【0046】
またこの安全手摺では、下部固定金具を下段側建枠の脚柱に取り付けるには、金具本体を収納位置から回転させて建枠の脚柱側の張り出し、固定位置に固定すればよく、また上部固定金具を上段側建枠の脚柱に取り付けるには、金具本体を収納位置から手摺本体の上横枠沿いに移動させて建枠の脚柱側に張り出し、その固定位置に固定すればよいから、固定金具の取付けを容易且つ迅速に行なえて、安全手摺の設置作業を能率良く行なうことができる。
【0047】
また、この安全手摺では、手摺本体が左右縦枠、上下横枠及び縦横の中桟によって形成されると共に、手摺本体の上半分が枠組足場の足場板から上方に突出するようになっているから、このような手摺本体によって作業員の落下防止を図ることが可能となり、従って従来足場に使用されているブレースを省略することもできる。
【0048】
請求項2に係る発明の安全手摺によれば、位置決めフックの基端部に突起部が設けられているから、手摺本体を仮置きした状態から位置決めフックが横架材に係止する設置状態へと反転させる時にその突起部が横架材の内側面に支持され、それによって手摺本体の左右方向のずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)は本発明に係る安全手摺の取付状態を示す説明斜視図である。
【図2】(A)は安全手摺を枠組足場の外側から見た正面図、(B)は左側面図である。
【図3】(A)は固定金具が固定位置にある時の正面図、(B)は平面図、(C)左側面図である。
【図4】(A)は固定金具が収納位置にある時の正面図、(B)は右側面図であり、(C)及び(D)は金具本体の掴み材の先端縁に突起部を設けた実施形態の作用を説明する説明図である。
【図5】(A)は位置決めフックの取付状態を示す正面図、(B)は 平面図、(C)は左側面図である。
【図6】
【図7】(A)は先願に係る安全手摺の取付状態を示す正面図、(B)は(A)の安全手摺を小型化、軽量化した本願発明に係る安全手摺の取付状態を示す正面図である。
【図8】図6の(A)に示す安全手摺の手摺本体の位置決めフックを建枠の横架材に掛止しようとしている状態、並びに位置決めフックを横架材に掛止し終えた状態を示す側面図、(B)は本願発明に係る安全手摺の手摺本体の位置決めフックを(A)の場合と同様な方法で建枠の横架材に掛止しようとしている状態、並びに位置決めフックを横架材に掛止し終えた状態を示す側面図である。
【図9】(A)は本願発明に係る安全手摺の手摺本体を逆様にして建枠の横架材に仮置きした状態の正面図、(B)はその側面図、(C)は(A)の矢印Xで示す部分の拡大図である。
【図10】▲1▼〜▲4▼は、手摺本体を逆様にして建枠の横架材に仮置きした状態から手摺本体の下部固定金具を建枠の脚柱の上部側に固定するまでの一連の動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 建枠の脚柱
2 建枠の横架材
4 建枠
6 足場板
T 安全手摺
7 手摺本体
8 下部固定金具
9 上部固定金具
10 位置決めフック
10a 係止部
11,12 手摺本体の縦枠
13,14 手摺本体の横枠
15〜18 手摺本体の中桟
23 下部固定金具の金具本体
35 突起部
36 上部固定金具の金具本体
37 スライド部材
38 嵌合部材
39 コイルバネ
40 ロックピン
41 ロックピン操作用リング

Claims (2)

  1. 両側一対の脚柱と両脚柱の上端部をつなぐ横架材とからなる建枠を対向させて両建枠の横架材間に足場板を架け渡しながら多段状に組み上げられる枠組足場に取り付ける安全手摺であって、
    左右縦枠と上下横枠と縦横の中桟とで形成され、両建枠の対向する脚柱間に配置される手摺本体と、手摺本体の各縦枠の中間部で手摺本体の重心よりも下方にあって、建枠の横架材に掛止される位置決めフックと、手摺本体の各縦枠の下端側を建枠の脚柱に固定する下部固定金具と、手摺本体の各縦枠の上端側を上段側建枠の脚柱に固定する上部固定金具と、からなり、
    下部固定金具は、金具本体が手摺本体の縦枠側から建枠の脚柱側に張り出して固定される固定位置と、固定位置から縦枠側に折り畳み収納される収納位置との間で回動可能に構成し、上部固定金具は、金具本体が縦枠側から脚柱側に張り出して固定される固定位置と、固定位置から縦枠側に退避して収納される収納位置との間で移動可能に構成し、位置決めフックの上部には手摺本体を逆様にして建枠の横架材に仮置きできるように横架材に係止可能な係止部を設けてなる安全手摺。
  2. 位置決めフックの基端部には、手摺本体を逆様にして横架材に仮置きした状態から位置決めフックが横架材に係止する設置状態へと反転させる時に横架材の内側面に支持されて手摺本体の左右方向のずれを防止するための突起部を設けてなる請求項1に記載の安全手摺。
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