JP2004338873A - 画像記録装置 - Google Patents

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JP2004338873A
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英彦 猪口
Masaharu Tanaka
正治 田中
Hiroyuki Ogata
弘之 緒方
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Abstract

【課題】排紙トレイの状態を検知するようにした画像記録装置を提供する。
【解決手段】記録紙に画像を形成するプリントヘッドが装着されたプリンタ本体には、相互に複数のトレイ板21〜24が相互に排紙方向に摺動自在に組み付けられた多段式の排紙トレイがプリンタ本体に伸縮自在に装着され、排紙トレイの伸縮状態は、排紙トレイ状態検知手段としての角度センサ33により検出される。角度センサ33により排紙トレイが収納状態であると検知されたときには印刷は中止され、排紙トレイが伸張状態となっているときに印刷が行われる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像記録装置に関し、特に記録紙の大きさに応じて1つもしくは複数のトレイ板を段階的に展開するようにした画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録紙に画像を形成するための画像記録装置としてのインクジェットプリンタは、記録紙を積層して収容する給紙収納部と、給紙収納部から繰り出された記録紙に画像を形成するための画像形成部と、画像が記録された印刷済み記録紙を収容するための排紙トレイとを有している。
【0003】
記録紙としては、A4サイズやB5サイズさらには葉書サイズなどのように相互に大きさが相違した複数種類が使用されることになるので、印刷済みの記録紙を収容する排紙トレイも記録紙のサイズに合わせて長さを変化させる必要がある。また、排紙トレイはプリンタ本体の前面あるいは後面から突出した状態となって記録紙を収容することになるので、プリンタの不使用時には排紙トレイがプリンタ本体から突出していると邪魔となる。
【0004】
そこで、従来では、1つもしくは複数のトレイ板をプリンタ本体に移動自在に装着するようにしている。複数のトレイ板をを有する多段式の排紙トレイは相互に摺動自在となった複数のトレイ板により形成されており、トレイ板を突出させる方向に段階的に展開することにより伸張し、戻す方向に移動させることによりプリンタ本体に収納されることになる。これにより、多段式の排紙トレイは全体的に伸縮自在となり全長を記録紙のサイズに合わせて伸縮させることができ、プリンタの不使用時にはトレイ板を戻す方向に移動させることにより多段式の排紙トレイはプリンタ本体内に収容されることになる(たとえば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−241026号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、伸縮式の排紙トレイを有する従来のプリンタでは、排紙トレイが伸張した状態となっているのか、あるいは収縮した状態となっているのかを検知する機能を備えていない。このため、排紙トレイを収縮させてプリンタ本体内に収容された状態で印刷を行うと、排紙トレイ自体が障害物となって紙詰まりの原因となる。また、排紙トレイの伸張量が十分となっていない状態で印刷が行われると、印刷済みの記録紙で排紙トレイから落ちてしまうことになる。さらに、排紙トレイの排出方向前方に障害物が存在すると、記録紙が障害物に当たり紙詰まりを起こしたり、曲がったりするなどの問題点が発生する。また、従来の多段式の排紙トレイは手動操作によって伸縮動作を行う必要があり、自動的に伸縮動作を行うことができない。
【0007】
そこで、本発明は、排紙トレイの伸縮状態を検知するようにした画像記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、排紙トレイを自動的に伸縮動作するようにした画像記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、前記プリンタ本体に伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、前記排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段とを有し、前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が収納状態であると検知されたときには印刷を中止するようにしたものである。
【0010】
また、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、前記給紙収納部の前方に前記給紙収納部と一体に設けられ、伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、前記排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段とを有し、
前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が収納状態であると検知されたときには印刷を中止するようにしたものである。
【0011】
また、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、前記給紙収納部の下側に、伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、前記排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段とを有し、前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が収納状態であると検知されたときには印刷を中止するようにしたものである。
【0012】
また、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が伸張状態であると検知されたときに印刷するようにしたものである。
【0013】
また、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が印刷指示された記録紙に対して十分な伸張量となっていると検知されたときに印刷するようにしたものである。
【0014】
また、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が印刷指示された記録紙よりも伸張量が長いときに印刷するようにしたものである。
【0015】
これにより、本発明にあっては、排紙収納部が収納状態のもでは記録紙に対する印刷が行われないので、紙詰まりの発生が防止される。また、印刷指示された記録紙に対して排紙収納部が十分な伸張量となっているとき、または記録紙よりも伸張量が長いときに印刷が行われるので、印刷が完了して排紙収納部に収容される記録紙が曲がったり紙詰まりを起こすことが防止される。
【0016】
そして、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、前記プリンタ本体に伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、前記排紙収納部を前記収納状態から伸張状態に駆動する駆動手段とを有するものである。
【0017】
また、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、前記給紙収納部の前方に前記給紙収納部と一体に設けられ、伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、前記排紙収納部を前記収納状態から伸張状態に駆動する駆動手段とを有するものである。
【0018】
また、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、前記給紙収納部の下側に、伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、前記排紙収納部を前記収納状態から伸張状態に駆動する駆動手段とを有するものである。
【0019】
また、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、前記排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段を有し、前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が収納状態であると検知されたときには印刷を中止するよにしたものである。
【0020】
また、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が伸張状態であると検知されたときに印刷するようにしたものである。
【0021】
また、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が印刷指示された記録紙に対して十分な伸張量となっていると検知されたときに印刷するようにしたものである。
【0022】
また、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が印刷指示された記録紙よりも伸張量が長いときに印刷するようにしたものである。
【0023】
また、この課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、印刷指示された記録紙のサイズに応じて、前記駆動手段により前記排紙収納部の伸張量を変化させるようにしたものである。
【0024】
これにより、本発明にあっては、排紙収納部を自動的に伸縮させることができる。また、排紙収納部が収納状態のもとでは記録紙に対する印刷が行われないので、紙詰まりの発生が防止される。また、印刷指示された記録紙に対して排紙収納部が十分な伸張量となっているとき、または記録紙よりも伸張量が長いときに印刷が行われるので、印刷が完了して排紙収納部に収容される記録紙が曲がったり紙詰まりを起こすことが防止される。さらに、印刷指示された記録紙のサイズに応じて、駆動手段により排紙収納部の伸縮量が変化するので、排紙収納部を最適な伸張量として印刷を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、プリンタ本体に伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段とを有し、排紙収納部状態検知手段により排紙収納部が収納状態であると検知されたときには印刷を中止するようにした画像記録装置であり、記録紙に対する印刷は排紙収納部が伸張状態のときに行われるので、紙詰まりの発生と記録紙の曲がりの発生を防止することができる。
【0026】
請求項2に記載の発明は、給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、給紙収納部の前方に給紙収納部と一体に設けられ、伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段とを有し、排紙収納部状態検知手段により排紙収納部が収納状態であると検知されたときには印刷を中止するようにした画像記録装置であり、紙詰まりの発生と記録紙の曲がりの発生を防止することができるとともに、排紙収納部と給紙収納部とを前後に配置したことにより、装置の高さを抑制することができる。
【0027】
請求項3に記載の発明は、給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、給紙収納部の下側に、伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段とを有し、排紙収納部状態検知手段により排紙収納部が収納状態であると検知されたときには印刷を中止するようにした画像記録装置であり、紙詰まりや記録紙の曲がりの発生を防止できるともに、限られたスペースに排紙収納部と給紙収納部を配置することができる。
【0028】
請求項4に記載の発明は、排紙収納部状態検知手段により排紙収納部が伸張状態であると検知されたときに印刷するようにした画像記録装置である。
【0029】
請求項5に記載の発明は、排紙収納部状態検知手段により排紙収納部が印刷指示された記録紙に対して十分な伸張量となっていると検知されたときに印刷するようにした画像記録装置である。
【0030】
請求項6に記載の発明は、排紙収納部状態検知手段により排紙収納部が印刷指示された記録紙よりも伸張量が長いときに印刷するようにした画像記録装置である。
【0031】
請求項7に記載の発明は、給紙セットに収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、プリンタ本体に伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、排紙収納部を収納状態から伸張状態に駆動する駆動手段とを有する画像記録装置であり、排紙収納部を自動的に伸張状態に設定することができる。
【0032】
請求項8に記載の発明は、給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、給紙収納部の前方に給紙収納部と一体に設けられ、伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、排紙収納部を収納状態から伸張状態に駆動する駆動手段とを有する画像記録装置であり、排紙収納部を自動的に伸張状態に設定することができるとともに、排紙収納部と給紙収納部とを前後に配置したことにより、装置の高さを抑制することができる。
【0033】
請求項9に記載の発明は、給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、給紙収納部の下側に、伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、排紙収納部を収納状態から伸張状態に駆動する駆動手段とを有する画像記録装置であり、排紙収納部を自動的に伸張状態に設定することができるとともに、限られたスペースに排紙収納部と給紙収納部を配置することができる。
【0034】
請求項10に記載の発明は、排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段を有する画像記録装置であり、排紙収納部状態検知手段により排紙収納部の状態を検知することができる。
【0035】
請求項11に記載の発明は、排紙収納部状態検知手段により排紙収納部が収納状態記排紙収納部状態検知手段により排紙収納部が伸張状態であると検知されたときに印刷するようにした画像記録装置である。
【0036】
請求項12に記載の発明は、排紙収納部状態検知手段により排紙収納部が印刷指示された記録紙に対して十分な伸張量となっていると検知されたときに印刷するようにした画像記録装置である。
【0037】
請求項13に記載の発明は、排紙収納部状態検知手段により排紙収納部が印刷指示された記録紙よりも伸張量が長いときに印刷するようした画像記録装置である。
【0038】
請求項14に記載の発明は、印刷指示された記録紙のサイズに応じて、駆動手段により排紙収納部の伸張量を変化させるようにした画像記録装置である。
【0039】
請求項15に記載の発明は、給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、プリンタ本体に伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段と、を有することを特徴とする画像記録装置であり、排紙収納部の状態を検出することができるので、排紙収納部に状態にあわせた画像記録装置の制御を行うことができる。
【0040】
請求項16に記載の発明は、排紙収納部状態検知手段により排紙収納部が収納状態であると検知されたときには印刷を中止することにより、紙等のメディアへの画像記録が正常な行えない可能性のある状態(例えばラック収納時の前面扉への記録メディアの接触等)の発生を抑制することができ、信頼性の高い画像記録装置を実現できる。
【0041】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図18を用いて説明する。なお、これらの図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。
【0042】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の画像記録装置の外観を示す斜視図、図2は本発明の実施の形態1の画像記録装置における給紙収納部をプリンタ本体に突出させた状態を示す斜視図、図3は本発明の実施の形態1の画像記録装置における排紙トレイをプリンタ本体の前方に伸張させている状態を示す斜視図、図4は本発明の実施の形態1の画像記録装置における排紙トレイを伸張限位置まで伸張させた状態を示す斜視図、図5は本発明の実施の形態1の画像記録装置における収納状態の排紙トレイを示す斜視図、図6は本発明の実施の形態1の画像記録装置における伸張状態の排紙トレイを示す斜視図、図7(A)は本発明の実施の形態1の画像記録装置における排紙トレイを示す平面図、図7(B)は同図(A)におけるA−A線に沿う断面図、図7(C)は同図(A)におけるB−B線に沿う断面図、図8(A)は本発明の実施の形態1の画像記録装置における収納状態の排紙トレイを示す背面図、図8(B)は伸張状態の排紙トレイを示す背面図、図8(C)は伸張限位置まで伸張された排紙トレイを示す背面図、図9は本発明の実施の形態1の画像記録装置の制御回路を示すブロック図である。
【0043】
図1に示すように、本実施の形態の画像記録装置は左右の側板部と天板部と底板部とを備えたプリンタ本体10を有しており、プリンタ本体10内には記録紙Pに画像を形成するための図示省略した画像形成部が設けられている。プリンタ本体10の前面の左右には操作パネル11,12が設けられ、両方の操作パネル11,12の間から天板部に沿うように折れ曲がったカバー13がプリンタ本体10に開閉自在に装着されている。なお、カバー13としては透明な樹脂材料を用いることができる。
【0044】
プリンタ本体10にはその前面から伸縮自在に突出する多段式の排紙収納部である排紙トレイ14が装着されている。図示する実施の形態では、図5〜図7に示すように、排紙トレイ14は給紙収納部15の前端部に一体に取り付けられており、給紙収納部15は底板部15aと左右の側板部15b,15cと後板部15dとを有し、A4サイズなどの記録紙Pを所定枚数収容することができる。なお、給紙収納部15は例えばトレイでも良いしカセットでも良い。本実施の形態では、カセット構成を有している。
【0045】
給紙収納部15の前方には底板部15aに一体に連なって支持板部16aがプリンタ本体10の前方方向に向けて突出しており、給紙収納部15の左右の側板部15b,15cにはガイド16b,16cが一体に設けられ、これらのガイド16b,16cは支持板部16aに一体となっている。ガイド16b,16cには基端側のトレイ板21が排紙方向に摺動自在に装着されており、このトレイ板21は支持板部16aに平行な本体部21aと、その左右端から下方に向けて折れ曲がった側板部21b,21cとを有し、それぞれの側板部21b,21cはガイド16b,16cの内面に摺動自在に係合している。
【0046】
また、基端側のトレイ板21の下側には中間のトレイ板22が排紙方向に摺動自在に装着されており、このトレイ板22は本体部21aに重なる本体部22aとその左右端から下方に向けて折れ曲がった側板部22b,22cとを有し、それぞれの側板部22b,22cは基端側のトレイ板21の左右の側板部21b,21cの内面に摺動自在に係合している。
【0047】
この中間のトレイ板22の下側には他の中間のトレイ板23が排紙方向に摺動自在に装着されており、このトレイ板23は本体部22aに重なる本体部23aとその左右端から下方に向けて折れ曲がった側板部23b,23cとを有し、それぞれの側板部23b,23cは中間のトレイ板22の左右の側板部22b,22cの内面に摺動自在に係合している。
【0048】
また、中間のトレイ板23の下側には先端側のトレイ板24が排紙方向に摺動自在に装着されており、このトレイ板24は本体部23aに重なる本体部24aとその左右端から下方に向けて折れ曲がった側板部24b,24cとを有し、それぞれの側板部24b,24cは中間のトレイ板23の左右の側板部23b,23cの内面に摺動自在に係合しており、このトレイ板24の前端部にはカバー部25が設けられている。なお、図示する排紙トレイ14は基端側のトレイ板21と先端側のトレイ板24との間に2枚の中間のトレイ板22,23が設けられているが、中間のトレイ板の枚数は記録紙Pのサイズやそれぞれのトレイ板の排紙方向の長さ寸法などに応じて任意の枚数に設定することができる。
【0049】
上述のように、排紙トレイ14は4枚のトレイ板21〜24が相互に摺動自在に係合して形成されており、相互に係合し合うトレイ板の排紙方向の摺動限位置は図示しないストッパにより規制されている。排紙トレイ14はそれぞれのトレイ板21〜24を突出させる方向に段階的に展開することにより伸張し、戻す方向に移動させることによりプリンタ本体10に収納されることになる。図1に示すように、多段式の排紙トレイ14を収縮させてプリンタ本体10内に収容すると、カバー部25は操作パネル11,12の表面とほぼ一致した状態となる。
【0050】
この排紙トレイ14は給紙収納部15の前方に取り付けられており、給紙収納部15とともにプリンタ本体10に対して着脱自在となっている。給紙収納部15のプリンタ本体10からの取り出しは、操作パネル12に設けられた収納部取出しボタン17の操作により行うことができる。この収納部取出しボタン17を操作すると、給紙収納部15が図2に示すように所定のストロークだけプリンタ本体10の前方に向けて突出移動することになり、プリンタの使用者はガイド16b,16cの部分を手に持って給紙収納部15を排紙トレイ14とともにプリンタ本体10の前方に引き出すことができる。この突出移動はプリンタ本体10に組み込まれた図示しないばね部材により行うようにしても良く、モータ駆動により行うようにしても良い。また、給紙収納部15を突出させるストロークは任意のストロークに設定することができる。
【0051】
図2に示すように給紙収納部15が突出した状態のもとで、給紙収納部15を図3に示すようにプリンタ本体10の前方に引き出すと、給紙収納部15をプリンタ本体10から取り外すことができる。図5および図7(A)は給紙収納部15をプリンタ本体10から取り出した状態を示している。一方、給紙収納部15がプリンタ本体10に固定された状態のもとで、排紙トレイ14を収納状態から伸張状態に引き出すことができる。その際には、先端側のトレイ板24に設けられたカバー部25を手動により引き出すと、図4に示すように、引き出し限位置まで排紙トレイ14を伸張させることができる。図6は給紙収納部15をプリンタ本体10から取り出した状態のもとで、排紙トレイ14を伸張させた状態を示す。
【0052】
図8に示すように、排紙トレイ14の背面にはカバー部25の手動による引き出し動作を4枚のトレイ板の排紙方向の移動に伝達するために、リンク機構26が取り付けられている。このリンク機構26はそれぞれの一端部がピン27により連結された2つのリンク28,29を有しており、一方のリンク28はその他端部がピン31により支持板部16aに回動自在に連結され、他方のリンク29はその他端部がピン32により先端側のトレイ板24に回動自在に連結されている。したがって、先端側のトレイ板24を押し込んで排紙トレイ14を収納状態とすると、図8(A)に示すように2本のリンク28,29は鋭角に折れ曲がることになる。また、先端側のトレイ板24を引き出すと、図8(B)に示すように2本のリンク28,29は収納状態よりも角度が広がることになり、排紙トレイ14をたとえばハガキサイズの記録紙Pに印刷する場合の長さ寸法に設定することができる。そして、先端側のトレイ板24を前進限位置まで伸張させると、図8(C)に示すように、A4サイズの記録紙Pを印刷する場合の長さ寸法に排紙トレイ14を設定することができ、このときには2本のリンク28,29は最大角度となる。
【0053】
このように、排紙トレイ14を引き出して伸張させると、伸張量によって両方のリンク28,29の回動角度は変化するので、一方のリンクの角度を検出すると、多段式の排紙トレイ14の伸張量を検知することができる。そこで、支持板部16aにはリンク28の角度を検出するための角度センサ33が排紙トレイ状態検出手段として設けられており、この角度センサ33の接触子34がリンク28に当接している。したがって、角度センサ33によりリンク28の回動角度を検出することによって排紙トレイ14が収納状態となっているか否か、および伸張された状態となっているか否かを検知することができ、さらには伸張量をも検知することができる。
【0054】
この角度センサ33からの検知信号に基づいて排紙トレイ14が収納状態であると判定されたときには、使用者が記録紙Pに対して印刷を行う操作を行っても印刷は中止され(概念としては、開始されないものを含む)、排紙トレイ14が伸張状態となっていると判定されたときに印刷を行う。また、排紙トレイ14が最も伸張したときの長さ寸法が、たとえばA4サイズであって、B5サイズの記録紙Pに画像を印刷する際には、排紙トレイ14の伸張量がB5サイズよりも長い伸張量、つまり排紙トレイ14が印刷指示された記録紙Pに対して十分な伸張量となっていると角度センサ33からの信号によって検知されたときに印刷を行う。
【0055】
図9は画像記録装置の制御回路を示すブロック図であり、CPU,ROMおよびRAMが設けられた制御手段35には、排紙トレイ状態検出手段としての角度センサ33からの検知信号が入力され、プリンタ本体10に設けられた印刷開始ボタンやコンピュータからの印刷指示信号36が入力される。一方、制御手段35からは画像形成部37に対して印刷開始指令信号が送られる。また、排紙トレイ14が収納状態であったり、排紙トレイ14が印刷指示された記録紙Pに対して十分な伸張量となっていなかったり、あるいは印刷指示された記録紙Pよりも短い場合には、制御手段35からは警告表示灯38に対して点灯信号が送られる。点灯表示に代えるかこれに加えて警告音を発生させるようにしても良い。なお、排紙トレイ14の伸張量が印刷指示された記録紙Pの長さよりも短い状態となっていても、収納状態でなければ印刷を開始するようにしても良い。
【0056】
(実施の形態2)
図10は本発明の実施の形態2の画像記録装置における排紙トレイ14を示す背面図である。なお、図10には前述した実施の形態1の画像記録装置における図7に対応する部分が示されている。
【0057】
図10に示す画像記録装置においては、排紙トレイ14のカバー部25の手動による引き出し動作を4枚のトレイ板の排紙方向の移動に伝達するためのリンク機構26がパンタグラフ機構により形成されている。このリンク機構26は、支持板部16aに固定されるピン41に回動自在に取り付けられる2本の基端側リンク42a,42bと、先端側のトレイ板24の背面に固定されるピン43に回動自在に取り付けられる2本の先端側リンク44a,44bと、ピン45によりそれぞれの中央部で回動自在に連結された連結リンク46a,46bとを有し、一方の連結リンク46aの両端部はピン47a,47bにより基端側リンク42aと先端側リンク44bに連結され、他方の連結リンク46bの両端部はピン48a,48bにより基端側リンク42bと先端側リンク44aに連結されている。
【0058】
支持板部16aには基端側リンク42aの角度を検出するための角度センサ33が排紙トレイ状態検出手段として設けられており、この角度センサ33の接触子34が基端側リンク42aに当接している。したがって、角度センサ33により基端側リンク42aの回動角度を検出することによって、前述した実施の形態1に示した画像記録装置と同様に、排紙トレイ14が収納状態となっているか否か、および伸張された状態となっているか否かを検知することができ、さらには伸張量をも検知することができる。
【0059】
(実施の形態3)
図11は本発明の実施の形態3の画像記録装置における排紙トレイ14を示す背面図である。なお、図11には前述した実施の形態2の図10に対応する部分が示されている。
【0060】
図11に示す画像記録装置においては、排紙トレイ14の伸張量を検知するために、支持板部16aにはロータリエンコーダ51が取り付けられており、このロータリエンコーダ51には先端側のトレイ板24に一端が固定されたワイヤ52が巻き付けられている。ワイヤ52にはこれを巻き取る方向のばね力が図示しないばね部材により加えられており、排紙トレイ14が伸張されるとワイヤ52はロータリエンコーダ51を回転させながら繰り出され、排紙トレイ14を収納状態に収縮させるとワイヤ52はロータリエンコーダ51に巻き付けられることになる。
【0061】
ロータリエンコーダ51の回転数を検知するために支持板部16aにはフォトセンサ53が設けられており、このフォトセンサ53からの信号によって排紙トレイ14が収納状態となっているか、および伸張された状態となっているか否かを検知することができ、さらには伸張量をも検知することができる。
【0062】
(実施の形態4)
図12および図13は本発明の実施の形態4の画像記録装置における排紙トレイ14と給紙収納部15とを示す図であり、排紙トレイ14は給紙収納部15の下側に給紙収納部15に対して前後方向に移動自在に設けられている。したがって、排紙トレイ14を収納した状態では、図12(A)に示すように、排紙トレイ14と給紙収納部15が上下に重なるので、限られたスペースに排紙トレイ14と給紙収納部15を配置することができる。
【0063】
(実施の形態5)
図14は本発明の実施の形態5の画像記録装置における排紙トレイ14を示す背面図である。なお、図14には前述した実施の形態1の図8に対応する部分が示されている。
【0064】
図14に示す画像記録装置においては、図8に示されたリンク機構26に加えて排紙トレイ14を収納状態と伸張状態との間に自動的に駆動するために、プリンタ本体10にはモータ(排紙トレイ駆動手段)55が取り付けられており、モータ55の主軸に固定された駆動歯車56は、リンク28に固定された被駆動歯車57に対して中間歯車58を介して噛み合っている。したがって、図14に示す画像記録装置は、モータ55によって自動的に排紙トレイ14を指示された記録紙Pの長さに応じた伸張量に伸張させることができるとともに収納状態に収縮させることができる。排紙トレイ14の伸縮動作は、図9に示された制御手段35からの信号により制御される。
【0065】
(実施の形態6)
図15は本発明の実施の形態6の画像記録装置における排紙トレイ14を示す背面図である。この画像記録装置における排紙トレイ14は、図14に示されたものと同様にモータ55により自動的に伸縮動作するようになっている。さらに、この実施の形態にあっては、モータ55により自動的に伸縮動作する排紙トレイ14が収納状態であるか、伸張状態であるかを検知するとともに、伸張量を検出するために、被駆動歯車57にはロータリエンコーダ51が取り付けられるとともに、プリンタ本体10には被駆動歯車56の回転数を検出するためにフォトセンサ53が取り付けられている。
【0066】
図16は、図14および図15に示すように、モータ55により排紙トレイ14を伸縮動作するようにした場合における排紙トレイ14の伸縮検知の初期設定手順を示すフローチャートであり、S1で排紙トレイ14をモータ55により伸張し、S2で排紙トレイ14の伸張を停止させる。この状態のもとで、S3では排紙トレイ14の伸張量を伸張可能な長さL1としてメモリに記録する。このように伸張可能な長さL1を検出するのは、画像記録装置が配置される環境によって長さL1が変化することがあるためである。
【0067】
次いで、S4ではモータ55により排紙トレイ14を収納状態に戻し、S5では排紙トレイ14を停止させる。S6で排紙トレイ14が収納位置にあると判定されたときには、S7において伸張可能な長さL1が装置の構造上限界の伸張量L0であるか否かを判定する。構造上の限界の伸張量であると判定されれば、S8で全用紙サイズ印刷可能と表示する。一方、S7でNOと判定されれば、S9では伸張可能な長さL1がハガキよりも長いか否かを判定し、ハガキよりも長いと判定されれば、S10においてハガキサイズ印刷可能と表示する。
【0068】
一方、ハガキよりも短いとS9で判定されれば、S11が実行されて印刷不可と表示される。また、S6において排紙トレイ14が収納されていないと判定されれば、S12が実行されて排紙トレイ14が収納できませんと表示される。このような制御を行うことにより、排紙トレイ14の伸張可能な長さを検出することができるとともに、排紙トレイ14にこれの移動を邪魔する異物が存在しないか否かを判定することができる。
【0069】
図17はモータ55により排紙トレイ14を伸縮動作するようにした場合における排紙トレイ14の駆動制御手順を示すフローチャートであり、印刷指示が来ると、S21では排紙トレイ14の伸張可能な長さL1と印刷用紙のサイズを比較し、伸張可能な長さL1の方が長ければ、現在の伸張量LをS22で確認し、短ければ警報を発する。S23で現在の伸張量Lが印刷用紙のサイズよりも長ければ、印刷を開始し、短ければS24において排紙トレイ14をモータ55により伸張させ、S25において伸張量Lが印刷用紙のサイズよりも長くなったと判定されたときに印刷を開始し、長くなっていないと判定されたときには警報を発する。
【0070】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、多段式の排紙収納部がプリンタ本体内に収納状態となっているときには記録紙に対する印刷が行われないので、紙詰まりの発生が防止されるという有効な効果が得られる。印刷指示された記録紙の長さよりも排紙収納部が十分に長くなったときに記録紙に対する印刷が行われるので、記録紙が排紙収納部から落下したり、排紙収納部において曲がったりすることが防止されるという特有の効果が得られる。
【0071】
また、本発明によれば、多段式の排紙収納部を自動的に伸張させることができるので、手動で排紙収納部を伸張させることが不要となり、その伸張長さを記録紙に対応させて十分な長さに伸張させることができるという特有の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の画像記録装置の外観を示す斜視図
【図2】本発明の実施の形態1の画像記録装置における給紙収納部をプリンタ本体に突出させた状態を示す斜視図
【図3】本発明の実施の形態1の画像記録装置における排紙トレイをプリンタ本体の前方に伸張させている状態を示す斜視図
【図4】本発明の実施の形態1の画像記録装置における排紙トレイを伸張限位置まで伸張させた状態を示す斜視図
【図5】本発明の実施の形態1の画像記録装置における収納状態の排紙トレイを示す斜視図
【図6】本発明の実施の形態1の画像記録装置における伸張状態の排紙トレイを示す斜視図
【図7】(A)本発明の実施の形態1の画像記録装置における排紙トレイを示す平面図
(B)図7(A)におけるA−A線に沿う断面図
(C)図7(A)におけるB−B線に沿う断面図
【図8】(A)本発明の実施の形態1の画像記録装置における収納状態の排紙トレイを示す背面図
(B)伸張状態の排紙トレイを示す背面図
(C)伸張限位置まで伸張された排紙トレイを示す背面図
【図9】本発明の実施の形態1の画像記録装置の制御回路を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態2の画像記録装置における排紙トレイを示す背面図
【図11】本発明の実施の形態3の画像記録装置における排紙トレイを示す背面図
【図12】(A)本発明の実施の形態4の未使用時の排紙トレイと給紙収納部を示す斜視図
(B)給紙収納部から排紙トレイを引き出した状態を示す斜視図
【図13】(A)図12(A)の平面図
(B)図13(A)におけるC−C線に沿う断面図
(C)図13(A)におけるD−D線に沿う断面図
【図14】本発明の実施の形態5の画像記録装置における排紙トレイを示す背面図
【図15】本発明の実施の形態6の画像記録荘における排紙トレイを示す背面図
【図16】モータにより排紙トレイを伸縮動作するようにした場合における排紙トレイの伸縮検知の初期設定手順を示すフローチャート
【図17】モータにより排紙トレイを伸縮動作するようにした場合における排紙トレイの駆動制御手順を示すフローチャート
【符号の説明】
10 プリンタ本体
14 排紙トレイ
15 給紙収納部
21〜24 トレイ板
25 カバー部
26 リンク機構
33 角度センサ
34 接触子
35 制御手段
51 ロータリエンコーダ
53 フォトセンサ
55 モータ

Claims (16)

  1. 給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、
    前記プリンタ本体に伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、
    前記排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段とを有し、
    前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が収納状態であると検知されたときには印刷を中止することを特徴とする画像記録装置。
  2. 給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、
    前記給紙収納部の前方に前記給紙収納部と一体に設けられ、伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、
    前記排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段とを有し、
    前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が収納状態であると検知されたときには印刷を中止することを特徴とする画像記録装置。
  3. 給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、
    前記給紙収納部の下側に、伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、
    前記排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段とを有し、
    前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が収納状態であると検知されたときには印刷を中止することを特徴とする画像記録装置。
  4. 前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が伸張状態であると検知されたときに印刷することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  5. 前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が印刷指示された記録紙に対して十分な伸張量となっていると検知されたときに印刷することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  6. 前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が印刷指示された記録紙よりも伸張量が長いときに印刷することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  7. 給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、
    前記プリンタ本体に伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、
    前記排紙収納部を前記収納状態から伸張状態に駆動する駆動手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  8. 給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、
    前記給紙収納部の前方に前記給紙収納部と一体に設けられ、伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、
    前記排紙収納部を前記収納状態から伸張状態に駆動する駆動手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  9. 給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、
    前記給紙収納部の下側に、伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、
    前記排紙収納部を前記収納状態から伸張状態に駆動する駆動手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  10. 前記排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段を有することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1に記載の画像記録装置。
  11. 前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が伸張状態であると検知されたときに印刷することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1に記載の画像記録装置。
  12. 前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が印刷指示された記録紙に対して十分な伸張量となっていると検知されたときに印刷することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  13. 前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が印刷指示された記録紙よりも伸張量が長いときに印刷することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  14. 印刷指示された記録紙のサイズに応じて、前記駆動手段により前記排紙収納部の伸張量を変化させることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  15. 給紙収納部に収容された記録紙に画像を形成する画像形成部が設けられたプリンタ本体と、
    前記プリンタ本体に伸張状態と収納状態とに移動自在に装着される排紙収納部と、
    前記排紙収納部の伸縮状態を検出する排紙収納部状態検知手段と、を有することを特徴とする画像記録装置。
  16. 前記排紙収納部状態検知手段により前記排紙収納部が収納状態であると検知されたときには印刷を中止することを特徴とする請求項10に記載の画像記録装置。
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