JP2004337279A - 毛髪用櫛形吐出アダプタ - Google Patents

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与志男 門田
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Abstract

【課題】毛髪を梳き易くするように、櫛歯の方向を切換可能にする毛髪用櫛形吐出アダプタを提供する。
【解決手段】複数個の櫛歯25が複数個の噴射口23と共に配列された櫛部21を備え、吐出操作によりエアゾール容器1の頭部側の吐出パイプ部19の先端の吐出口から吐出された内容物を櫛部21内の共通流路22を経由して噴射口23から噴射させ、また櫛歯25により毛髪を梳くようになった毛髪用櫛形吐出アダプタ20において、櫛部21の基部に、櫛歯25の上向き状態で略45°の傾斜角で下方へ延びる連結パイプ部29が突設される。この連結パイプ部は、櫛歯25を上向き位置から横向き位置に転向させ得るように、45°の傾斜角の回転軸線を中心180°回転可能に吐出パイプ部19に連結されると共に、この吐出パイプ部及び櫛部21に着脱自在である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個の櫛歯が複数個の噴射口と共に配列された櫛部を備え、吐出操作により容器頭部側の吐出口から吐出された内容物を櫛部内に形成された共通流路を経由して複数個の噴射口から噴射させ、また櫛歯により毛髪を梳くようになった毛髪用櫛形吐出アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の毛髪用櫛形吐出アダプタとして文献1に櫛歯が横方向を向いたもの、、文献2により僅かに上向きに傾斜したもの、或は文献4に上向きのものが周知である。これにより、操作部で例えば染毛剤を操作部の操作により容器から噴射させた後、櫛歯で頭髪を梳いて均一に着色させる。また、文献3によれば、2連式の容器に横向きの櫛歯を備えた櫛部が操作部と一体に回転可能に装着され、ロック状態の長手方向から短手方向へ回動させると缶の周面に隙間を置いてレバー操作が可能になるものが周知である。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−75606号公報
【特許文献2】
特開平9−30575号公報
【特許文献3】
特開平11−342983号公報
【特許文献4】
特開2002−37291号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これらの櫛部は、容器に対して櫛歯の方向が固定であり、また回転式であっても使用可能な状態では一方向のみである。一方、頭髪を梳く際にはその位置により手で握る容器に対して横向き、上向き或は斜めのいずれであっても、頭部の全ての部位に対して梳き易いとは云えない。また、2液混合の場合、右手で2連式容器を握った場合右側頭部に対しては櫛歯が容器の長手方向に沿った方が梳き易く、左側頭部に対しては短手方向へ沿った方が梳き易いと云える。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みて、櫛歯の方向を上下方向或は水平方向で切換可能にする毛髪用櫛形吐出アダプタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この櫛歯の方向を上下方向で切換可能にする目的を達成するために、請求項1により、複数個の櫛歯が複数個の噴射口と共に配列された櫛部を備え、吐出操作により容器頭部側の吐出口から吐出された内容物を櫛部内に形成された共通流路を経由して複数個の噴射口から噴射させ、また櫛歯により毛髪を梳くようになった毛髪用櫛形吐出アダプタにおいて、櫛部の基部に、櫛歯の上向き状態で略45°の傾斜角で下方へ延びる連結パイプ部が突設され、この連結パイプ部が、櫛歯を上向き位置から横向き位置に転向させ得るように、略45°の傾斜角の回転軸線を中心に略180°回転可能に吐出口に連結されると共に、基部及び吐出口の少なくと一方に着脱自在であることを特徴とする。連結パイプ部がその傾斜角の回転軸線を中心に略180°回転されると、櫛歯の突出している方向が上向き位置から横向き位置に転向される。連結パイプ部が着脱自在であることにより、洗浄等のために櫛形吐出アダプタは容器側から離脱させることができる。
【0007】
同様に、櫛歯の方向を上下方向で切換可能にする目的を達成するために、請求項3により、複数個の櫛歯が複数個の噴射口と共に配列された櫛部を備え、吐出操作により容器頭部側の吐出口から吐出された内容物を櫛部内に形成された共通流路を経由して複数個の噴射口から噴射させ、また櫛歯により毛髪を梳くようになった毛髪用櫛形吐出アダプタにおいて、櫛部の基部に、その入口部の両側から一対の連結板が下設され、吐出口の両側に位置し、かつ連結板を凹凸係合により枢着させる一対のヒンジ板を上方へ向けて突設した吐出ヘッドが、容器頭部に装着されると共に、入口部及び吐出口間が可撓性の連結チューブで連結され、連結板及びヒンジ板の対面領域における連結板の枢着位置を中心とする円状経路に、櫛歯を上向きにする回動位置及びこの回動位置から回動して横向きに転向させる回動位置に回動操作された連結板を凹凸係合により拘束するストッパ部が略90°間隔の2個所に形成され、連結板及びヒンジ板の少なくとも一方が曲げ弾性を呈することにより、連結板がヒンジ板に着脱自在に枢着されることを特徴とする。連結板の上下方向の回動操作で、櫛歯の方向が上向き位置から横向き位置に転向され、その位置に拘束される。円状経路にストッパ部を追加することにより、途中の斜め方向にも拘束転向できる。
【0008】
斜め上向きもしくは横向きの櫛歯の方向を水平方向で切換可能にする目的を達成するためには、請求項6により、複数個の櫛歯が複数個の噴射口と共に配列されたた櫛部を備えると共に、互いに同一外形で横並びの2連式エアゾール容器の頭部からそれぞれ突出するステムに装着された吐出ヘッドの押下げ操作により、その吐出口から吐出された2液混合の内容物を櫛部内に形成された共通流路を経由して複数個の噴射口から噴射させ、また櫛歯により毛髪を梳くようになった毛髪用櫛形吐出アダプタにおいて、櫛歯が上向きもしくは斜め上向き傾斜した櫛部の基部に、連結パイプ部が垂直下方へ突設され、この連結パイプ部を垂直回転軸線を中心に回転可能に連結させ、かつ先端を吐出口とする吐出パイプ部が垂直上方へ向けて吐出ヘッドに突設されると共に、櫛歯を2連式エアゾール容器の横並び方向を向いた回転位置及びこの回転位置から略90°回転して回転位置に転向するように、回転操作された連結パイプ部を凹凸係合により拘束するストッパ部が、連結パイプ部及び吐出パイプ部の対面する周面領域の2個所に形成されていることを特徴とする。連結パイプ部を垂直回転軸線を中心に略90°回転させることにより、櫛歯は2連式エアゾール容器の横並び方向を向いた回転位置及び略90°回転した回転位置間で転向されてストッパ部で拘束される。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3を基に本発明の実施の形態の一例による毛髪用櫛形吐出アダプタを説明する。エアゾール容器1には、例えば染毛剤が噴射剤の混合で自噴可能に充填され、その頭部には内部に弁機構を備え、上方付勢状態でステム3を突出させるマウンティングカップ2が装着されている。ステム3には吐出ヘッド10が嵌着されると共に、この吐出ヘッドに、両側の側板24間の表面21aに2列に直交方向へ突設された複数個の櫛歯25と、その間の複数個の噴射口23とが配列された櫛部21を備えた櫛形吐出アダプタ20が着脱自在に装着されるようになっている。
【0010】
吐出ヘッド10は、基端部の凸部11aでマウンティングカップ2のカール部2aの外周凹部に係合し、かつ周囲にフランジ部11bが形成された肩カバー部11を備えると共に、その肩カバー上面には、垂直パイプ部18及びこの垂直パイプ部に連続して略45°の傾斜角で上方へ延び、かつ先端を吐出口とする吐出パイプ部19が形成されると共に、内部にステム嵌着部15が収納されている。このステム嵌着部はレバー状に形成され、その中央部裏面でステム3に嵌着する嵌着部15aと、その中央部表面で上方へ突出し、垂直パイプ部18の内周面に先端部でシール状態で摺動可能に当接する摺動パイプ部15bと、肩カバー部11の開口部11cから、図3に示すように、外部に突出し、かつ反対端に肩カバー上面の裏側に当接して揺動支点となる突起部11dを有する操作部16とを備えている。
【0011】
櫛部21の内部には、複数個の噴射口23に連通するT字形の共通流路22が形成され、基部には、パイプ状の入口部26が垂直下方へ突設されている。この入口部には、図2に示すように、垂直パイプ部29aと略45°の傾斜角で下方へ延びる傾斜パイプ部29bとでくの字形に形成された連結パイプ部29が連結されている。垂直パイプ部29aの先端には切込み部29cが90°間隔で形成され、入口部26の外周面に形成された細片状の係合突起26aに凹凸係合して廻止めされる。同様に、傾斜パイプ部29bの基端には切込み部29dが90°間隔で形成され、吐出パイプ部19のシール部19bを有する外周面の基端部分に形成された係合突起19aに凹凸係合して廻止めされる。
【0012】
これにより、連結パイプ部29の垂直パイプ部29aは入口部26に、また傾斜パイプ部29bは吐出パイプ部19にそれぞれ抜差し自在にシール状態で同軸状に嵌合して廻止めされる。係合突起26aは、切込み部29cとの係合状態で、傾斜パイプ部29bを櫛部21の長手方向へ揃えるように位置設定されている。また、係合突起19aは、傾斜パイプ部29bの切込み部29dとの係合状態で、180°ずれる2個所のいずれの回転位置に在るかに応じて、櫛歯25を垂直上方を向いた位置及び横向きにする回転位置間で切換え可能に位置設定され、また櫛部21の長手方向をレバー状の操作部16に揃えるようにもなっている。
【0013】
このように構成された毛髪用櫛形吐出アダプタの動作は次の通りである。図1で実線で示す状態で、櫛形吐出アダプタ20は、連結パイプ部29が櫛部21の長手方向をレバー状操作部16の長手方向に一致させる回転位置で吐出パイプ部19に連結されている。この櫛歯25が垂直上方を向いた状態では、右手でエアゾール容器1を握り、特に右側頭部の毛髪に対して櫛歯25を向けて、操作部16の押下げ操作で染毛剤を噴射し後に毛髪を梳く。これにより、エアゾール容器1を握った手首を曲げずに腕を自然に曲げて容易に毛髪を梳くことができる。
【0014】
左側頭部、後頭部及び頭頂部に対しては、櫛形吐出アダプタ20を吐出ヘッド10から、即ち連結パイプ部29を吐出パイプ部19から抜いて離脱させ、連結パイプ部29を略45°の傾斜角の回転軸線を中心に180°回転させて吐出パイプ部19に再装着することにより、櫛歯25をエアゾール容器1の縦方向に揃えて横向きに転向させる(図1の2点鎖線参照)。これにより、エアゾール容器1を握り、特に右側頭部の領域以外を容易に梳くことができる。
【0015】
櫛形吐出アダプタ20を洗浄する場合にも、吐出ヘッド10から外すことができる。その際、連結パイプ部29を入口部26から離脱させて、櫛部21から分離して洗浄することもできる。
【0016】
図4及び図5は別の実施の形態による毛髪用櫛形吐出アダプタを示すもので、前述のものと同一もしくは同等部分は同一符号で説明する。櫛形吐出アダプタ40の基部には、そのパイプ状入口部41の両側から一対の連結板42が垂直下方へ向けて突設されている。一方、吐出ヘッド30の肩カバー部11の上面には、ステム嵌着部15の摺動パイプ部15bを内周面に当接させる垂直の吐出パイプ部38と、その両側に位置して連結板42を挟持する一対のヒンジ板33とが垂直上方へ向けて突設されている。入口部41及び吐出パイプ部38には、可撓性の連結チューブ39の端部が嵌入され、摺動パイプ部15b及び共通流路22間を連通させている。
【0017】
連結板42のヒンジ板33に対する枢着位置には枢着ピン43が突設され、対応位置のヒンジ板33の凹部35に係入して枢着されている。ヒンジ板33の枢着位置を中心とする円状経路における垂直上方位置、45°ずれた回転位置、90°ずれた回転位置には、凹部36,36a,36bが3個形成され、櫛歯25が上向き位置を占めた状態での連結板42の枢着ピン43の上方位置には、3個の凹部36,36a,36bに選択的に凹凸係合し、かつ枢着ピン43よりも突出量が少ない突起45が形成され、45°間隔のストッパ部を形成している。
【0018】
図示の実線位置では、櫛歯25はエアゾール容器1の縦方向に沿って上向き位置に設定されている。一対の連結板42を指で摘んで撓ませて、その間隔を僅かに狭くすることにより、突起45を凹部36から離脱し易くした状態で回動操作することにより、突起45を45°又はさらに90°回転させた位置の凹部36a,36bに係合させることができる。これにより、櫛歯25は染毛領域に応じて上向き位置、斜め向き(図示の2点鎖線位置参照)、横向きの3段階に転向可能となる。連結板42の取外し操作は、指で摘んで間隔をさらに狭くして枢着ピン43を凹部35から離脱させることにより、容易に行うことができる。
【0019】
尚、この実施の形態において、ヒンジ板が連結板を挟持することにより、連結板を握って撓ませつつ回動操作できるが、場合によりヒンジ板を逆に連結板で挟持させる場合には、少なくともヒンジ板が曲げ弾性を呈する方が着脱及び回動操作上好ましい。
【0020】
また、前述の双方の実施の形態による櫛形吐出アダプタは、互いに同一外形で横並びの2連式エアゾール容器のそれぞれの頭部から突出するステムに嵌着して押下げ式に吐出操作される吐出ヘッドの吐出口に着脱自在に装着することもできる。さらに、前述の双方の実施の形態に代えて、本発明の櫛形吐出アダプタは、エアゾール容器に限らず、同様に押下げ操作により内容物を吐出パイプ部から吐出するポンプ用、圧搾により吐出パイプ部から吐出する圧搾式容器用の吐出ヘッドに対して着脱自在に装着するように構成することもできる。
【0021】
図7乃至図9はさらに別の実施の形態による2連式容器用の櫛形吐出アダプタを示す。互いに同一外形で横並びの2連式のエアゾール容器1が、それぞれのマウンティングカップ2を締付け具4で固定した状態で容器59に収納されている。吐出ヘッド50は、容器59の上端部に装着され、かつ上面に垂直上方へ向けて吐出パイプ部52が突設されたカバーキャップ部51を備えると共に、内部にはステム嵌着部55を収納して構成されている。このステム嵌着部は、両側にステム3に対する嵌着部56aが形成され、その間に双方の内容物を混合する混合用流路部56が形成され、中央部表面には吐出パイプ部52の内周面に先端部で摺動可能に当接する摺動パイプ部57が形成されている。さらに、ステム嵌着部55の長手方向の中間部にはレバー状操作部58が側面へ向けて突設され、図8に示すように、カバーキャップ部51の開口部51aから外部に突出している。
【0022】
櫛歯25の方向が略45°の上向きに傾斜した櫛形吐出アダプタ60の櫛部21の基部に、連結パイプ部61が垂直下方へ突設され、吐出パイプ部52の外周面にシール状態で着脱自在に嵌合するようになっている。連結パイプ部61は、吐出パイプ部52とカップリングパイプ65を介して連結されるようになっており、その周面には連結パイプ部61の着脱操作を行わせるフランジ状の操作部66が形成されると共に、先端には連結パイプ部61の細片状の係合突起61aに係合する切込み部65aが90°間隔で形成され、基端には吐出パイプ部52の係合突起52aに係合する切込み部65bが90°間隔で形成されて廻止めされている。
【0023】
図7及び図8に示すように、櫛部21の長手方向が容器59の長手方向に揃った状態で、右手で容器59を握り、特に左側頭部、後頭部及び頭頂部に対しては操作部58の押下げ操作で染毛剤を噴射させた後に毛髪を梳く。右側頭部領域を梳くのを容易にするには、操作部66に指を掛けて挟んでカップリングパイプ65を上方へ引抜いて、櫛形吐出アダプタ60を吐出ヘッド50から外し、次いで90°を回転させて切込み部65bを係合突起52aに係合させて、図9に示すように、櫛部21の長手方向を略45°の傾斜状態のまま容器59の長手方向に直交させ、櫛歯25を短手方向へ向ける。
【0024】
尚、前述の実施の形態において、吐出アダプタの櫛部表面、即ち櫛歯方向は、上向き傾斜に限らず、横向きに形成することもできる。また、連結パイプ部61及び吐出パイプ部52間に、カップリングパイプ65を介在させることにより、双方の連結構造を容易に製造可能にするが、カップリングパイプを廃止して一方に係合突起、他方に切込み部を形成する等で直接連結することも可能である。
【0025】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、吐出部に着脱自在に装着される櫛形吐出アダプタの櫛歯が上向き位置から横向き位置に転向可能となり、全頭部に対して無理な手首或は腕の姿勢無しで毛髪を梳くことが可能となる。その際、請求項2の発明によれば、抜差し操作により容易に転向可能となり、切換位置に安定にセットすることができる。
【0026】
請求項3の発明によれば、回動操作により櫛歯の方向が上向き位置から横向き位置に転向可能となり、また洗浄時には連結板を撓ませて簡単に取外すことができる。その際、請求項4の発明によれば、上向き位置及び横向き位置間の傾斜位置にも拘束状態で転向可能となる。
【0027】
請求項5の発明により、縦幅及び横幅が異なる2液混合用の2連式エアゾール容器に対しても櫛歯が上向き及び横向き間で転向可能となる。請求項6の発明によれば、2連式エアゾール容器に対して、櫛歯の突出方向を2連容器の横並びの長手方向に揃った方向から直交する方向へ転向拘束可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による毛髪用櫛形吐出アダプタの断面図である。
【図2】同吐出アダプタの連結部分の分解した側面図である。
【図3】同吐出アダプタの平面図である。
【図4】別の実施の形態による毛髪用櫛形吐出アダプタの断面図である。
【図5】図4による毛髪用櫛形吐出アダプタの背面図である。
【図6】図4による毛髪用櫛形吐出アダプタの部分断面図を示すもので、同図AはA線断面図、同図BはB線断面図である。
【図7】さらに別の実施の形態による2連式毛髪用櫛形吐出アダプタの断面図である。
【図8】図7による毛髪用櫛形吐出アダプタの平面図である。
【図9】図7による毛髪用櫛形吐出アダプタの正面図である。
【符号の説明】
1 エアゾール容器
3 ステム
10,30,50 吐出ヘッド
16,58 操作部
19,38,52 吐出パイプ部
19a,26a,52a,61a 係合突起
20,40,60 櫛形吐出アダプタ
21 櫛部
22 共通流路
23 噴射口
25 櫛歯
29,61 連結パイプ部
29c,29d,65a,65b 切込み部
33 ヒンジ板
36,36a,36b 凹部
39 連結チューブ
42 連結板
45 突起

Claims (6)

  1. 複数個の櫛歯が複数個の噴射口と共に配列された櫛部を備え、吐出操作により容器頭部側の吐出口から吐出された内容物を櫛部内に形成された共通流路を経由して複数個の噴射口から噴射させ、また櫛歯により毛髪を梳くようになった毛髪用櫛形吐出アダプタにおいて、
    櫛部の基部に、櫛歯の上向き状態で略45°の傾斜角で下方へ延びる連結パイプ部が突設され、
    この連結パイプ部が、前記櫛歯を上向き位置から横向き位置に転向させ得るように、略45°の傾斜角の回転軸線を中心に略180°回転可能に吐出口に連結されると共に、前記基部及び前記吐出口の少なくと一方に着脱自在であることを特徴とする毛髪用櫛形吐出アダプタ。
  2. 略45°の傾斜角で上方へ延び、かつ先端を吐出口とする吐出パイプ部を突設させた吐出ヘッドが、容器頭部に装着されると共に、連結パイプ部が略180°ずれた2個所の回転位置で拘束されるように、前記連結パイプ部及び前記吐出パイプ部の互いに対面する周面に、凹凸係合によるストッパ部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の毛髪用櫛形吐出アダプタ。
  3. 複数個の櫛歯が複数個の噴射口と共に配列された櫛部を備え、吐出操作により容器頭部側の吐出口から吐出された内容物を櫛部内に形成された共通流路を経由して複数個の噴射口から噴射させ、また櫛歯により毛髪を梳くようになった毛髪用櫛形吐出アダプタにおいて、
    櫛部の基部に、その入口部の両側から一対の連結板が下設され、
    吐出口の両側に位置し、かつ連結板を凹凸係合により枢着させる一対のヒンジ板を上方へ向けて突設した吐出ヘッドが、容器頭部に装着されると共に、前記入口部及び前記吐出口間が可撓性の連結チューブで連結され、
    前記連結板及び前記ヒンジ板の対面領域における前記連結板の枢着位置を中心とする円状経路に、櫛歯を上向きにする回動位置及びこの回動位置から回動して横向きに転向させる回動位置に回動操作された前記連結板を凹凸係合により拘束するストッパ部が略90°間隔の2個所に形成され、
    前記連結板及び前記ヒンジ板の少なくとも一方が曲げ弾性を呈することにより、前記連結板が前記ヒンジ板に着脱自在に枢着されることを特徴とする毛髪用櫛形吐出アダプタ。
  4. 櫛歯が上向きの略45°の傾斜位置に拘束されるように、略90°間隔のストッパ部の中間位置に、さらに凹凸係合によるストッパ部が形成されていることを特徴とする請求項3記載の毛髪用櫛形吐出アダプタ。
  5. 容器が、互いに同一外形で横並びの2連式エアゾール容器であり、それぞれの頭部から突出するステムに嵌着して押下げ式に吐出操作される吐出ヘッドに、2液混合の内容物を吐出する吐出口が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項3記載の毛髪用櫛形吐出アダプタ。
  6. 複数個の櫛歯が複数個の噴射口と共に配列されたた櫛部を備えると共に、互いに同一外形で横並びの2連式エアゾール容器の頭部からそれぞれ突出するステムに装着された吐出ヘッドの押下げ操作により、その吐出口から吐出された2液混合の内容物を櫛部内に形成された共通流路を経由して複数個の噴射口から噴射させ、また櫛歯により毛髪を梳くようになった毛髪用櫛形吐出アダプタにおいて、
    櫛歯が上向きもしくは斜め上向き傾斜した櫛部の基部に、連結パイプ部が垂直下方へ突設され、
    この連結パイプ部を垂直回転軸線を中心に回転可能に連結させ、かつ先端を吐出口とする吐出パイプ部が垂直上方へ向けて吐出ヘッドに突設されると共に、前記櫛歯を2連式エアゾール容器の横並び方向を向いた回転位置及びこの回転位置から略90°回転して回転位置に転向するように、回転操作された前記連結パイプ部を凹凸係合により拘束するストッパ部が、前記連結パイプ部及び前記吐出パイプ部の対面する周面領域の2個所に形成されていることを特徴とする毛髪用櫛形吐出アダプタ。
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KR101812253B1 (ko) 2017-09-07 2017-12-26 김휘 회전형 염색약 도포기구
JP2021062880A (ja) * 2019-10-11 2021-04-22 東洋エアゾール工業株式会社 エアゾール容器用アクチュエータ

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