JP2004154459A - 毛髪化粧料吐出容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】押し釦を押すことなく、エアゾール容器から毛髪化粧料を吐出させ、同時に毛髪を梳かせるようにする。
【解決手段】毛髪化粧料吐出容器1Aが、それぞれチルトバルブを備えた第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3b、第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3bに冠着してこれらを連結する冠着部10、冠着部10に傾倒可能に取り付けられ、傾倒により第1のエアゾール容器のチルトバルブと第2のエアゾール容器のチルトバルブとを開閉する釦部20、釦部20上に設けられ、複数の櫛歯が形成された櫛歯部30からなり、エアゾール容器3a、3bに連通する毛髪化粧料の吐出孔が櫛歯間又は櫛歯内に形成されている。好ましくは、釦部20又は櫛歯部30が、毛髪化粧料の第1剤の流路23と第2剤の流路23に連通した混合分配室24を有し、板状櫛歯31が、混合分配室24に連通した吐出孔34を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】毛髪化粧料吐出容器1Aが、それぞれチルトバルブを備えた第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3b、第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3bに冠着してこれらを連結する冠着部10、冠着部10に傾倒可能に取り付けられ、傾倒により第1のエアゾール容器のチルトバルブと第2のエアゾール容器のチルトバルブとを開閉する釦部20、釦部20上に設けられ、複数の櫛歯が形成された櫛歯部30からなり、エアゾール容器3a、3bに連通する毛髪化粧料の吐出孔が櫛歯間又は櫛歯内に形成されている。好ましくは、釦部20又は櫛歯部30が、毛髪化粧料の第1剤の流路23と第2剤の流路23に連通した混合分配室24を有し、板状櫛歯31が、混合分配室24に連通した吐出孔34を有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チルトバルブを備えたエアゾール容器に櫛歯部を取り付けた毛髪化粧料吐出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、二剤形式の毛髪化粧料として、酸化染料を含有する第1剤と、過酸化水素等の酸化剤を含有する第2剤とからなる二剤形式の染毛剤が知られている。また、アルカリ剤を含有する第1剤と、過酸化水素を含有する第2剤とからなる二剤形式のヘアブリーチが知られている。このような二剤形式の毛髪化粧料では、保存安定性の点から、第1剤と第2剤とがそれぞれ別個の容器に収容され、使用時に第1剤と第2剤とが混合される。
【0003】
毛髪化粧料の使用時に第1剤と第2剤を同時に吐出させ、かつ第1剤と第2剤の混合液が櫛型吐出具から吐出されるようにした吐出容器として、特許文献1には、一対のエアゾール容器から吐出させた第1剤と第2剤を櫛型吐出具内の一つの混合室内に導入し、次いでその混合液を、各櫛歯に形成されている流路に通し、その流路の一端となる吐出孔から吐出させるものが提案されている。この吐出容器では、櫛型吐出具に設けた押釦を押圧し又はその押圧を解除することにより、エアゾール容器のステムの押し込み又はその解除を行い、エアゾール容器を開閉するので、毛髪化粧料の二剤を同時に吐出させることと毛髪を梳かすこととの双方を行うことが可能となる。
【0004】
しかしながら、毛髪を梳かしながら毛髪化粧料を吐出させる場合に、押釦を押す操作が必要となるので煩雑である。
【0005】
一方、エアゾール容器の一形態としてチルトバルブを備えたものがある。一般に、エアゾール容器では、バルブに取り付けられているステムを押し込むことによりバルブが開口し、密封されていた容器から内容物が吐出するのに対し、チルトバルブを備えたエアゾール容器では、チルトバルブに取り付けられているステムを任意の方向に傾倒させることによりチルトバルブが開口し、容器から内容物が吐出する。例えば、特許文献2には、チルトバルブを備えたエアゾール容器に育毛剤を充填し、また、チルトバルブ上のステムに、先端が球状になっているスパウト部材を取り付け、スパウト部材を頭皮に押しつけたり叩いたりすることによって、別途押釦を押すことなく育毛剤を頭皮に噴射させ、マッサージを行うことが記載されている。
【0006】
しかしながら、このチルトバルブを備えたエアゾール容器を用いて毛髪を梳かすことはできない。
【0007】
【特許文献1】特開2002−37291号公報
【特許文献2】特開2001−158486号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、エアゾール容器から毛髪化粧料を吐出させることと毛髪を梳かすこととの双方を同時に簡便に行えるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、チルトバルブを備えたエアゾール容器に毛髪化粧料を充填し、そのエアゾール容器に櫛歯部を設けることにより、エアゾール容器から毛髪化粧料を吐出させるために押釦を押す操作が不要となり、毛髪を梳かしつつ毛髪化粧料を吐出させられることを見出した。
【0010】
即ち、本発明は、チルトバルブを備えたエアゾール容器、
エアゾール容器に冠着した冠着部、
冠着部に傾倒可能に取り付けられ、傾倒によりチルトバルブを開閉する釦部、及び
釦部上に設けられた、複数の櫛歯が形成された櫛歯部からなり、
エアゾール容器に連通する毛髪化粧料の吐出孔が、櫛歯間又は櫛歯内に形成されている毛髪化粧料吐出容器を提供し、特に、チルトバルブを備えたエアゾール容器として、第1のエアゾール容器と第2のエアゾール容器を有し、
冠着部が、第1のエアゾール容器と第2のエアゾール容器を連結し、
釦部が、第1のエアゾール容器から吐出された毛髪化粧料の第1剤の流路と第2のエアゾール容器から吐出された毛髪化粧料の第2剤の流路を有し、
釦部又は櫛歯部が、前記第1剤の流路と第2剤の流路に連通した混合分配室を有し、
櫛歯が、混合分配室に連通した吐出孔を有する毛髪化粧料吐出容器を提供する。
【0011】
また、本発明は、上述の毛髪化粧料吐出容器のエアゾール容器に毛髪化粧料と噴射剤が充填されている毛髪化粧料塗布具を提供し、特に、第1のエアゾール容器に毛髪化粧料の第1剤と噴射剤が充填され、第2のエアゾール容器に毛髪化粧料の第2剤と噴射剤が充填されている毛髪化粧料塗布具を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一の符号は同一又は同等の構成要素を表している。
【0013】
図1は、本発明の一態様の毛髪化粧料吐出容器1Aの斜視図、図2はその櫛歯部付近を櫛歯面に平行な面で切った断面図、図3はそのA−A’断面図、図4は毛髪化粧料吐出容器1Aの構成部品の断面図である。
【0014】
この毛髪化粧料吐出容器1Aは、第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3b、第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3bに冠着してこれらを連結する冠着部10、冠着部10に取り付けられた釦部20、釦部20上に設けられた、複数の板状櫛歯31が起立した櫛歯部30からなっている。
【0015】
第1のエアゾール容器3aには、毛髪化粧料の第1剤が充填され、第2のエアゾール容器3bには、毛髪化粧料の第2剤が充填される。また、各エアゾール容器3a、3bには、それぞれステム4が傾倒することにより同時に開口するチルトバルブ2が設けられている。なお、この第1剤と第2剤としては、公知の二剤形式の毛髪化粧料の第1剤と第2剤を充填することができ、例えば、毛髪化粧料吐出容器1Aから吐出させるものが二剤形式の染毛剤である場合、酸化染料を含有する第1剤と、過酸化水素等の酸化剤を含有する第2剤を充填することができる。また、毛髪化粧料吐出容器1Aから吐出させるものが二剤形式のヘアブリーチである場合、アルカリ剤を含有する第1剤と、過酸化水素を含有する第2剤を充填することができる。
【0016】
冠着部10の側面には、該冠着部10を第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3bに冠着させた場合に、これらのエアゾール容器3a、3bの並設方向に突出した一対の突部11が形成されており、また釦部20の側壁には、該釦部20を冠着部10に取り付けた場合に、冠着部10の突部11に対応する位置に孔21があいている。したがって、釦部20を冠着部10に取り付けることにより、冠着部10の突部11と釦部20の孔21とが掛合し、これら2つの掛合部を結ぶ直線L1を回転中心として、図1又は図2に矢印で示したように、釦部20は傾倒可能となる。なお、この傾倒の程度は、図2(b)に示すように、釦部20の下端がエアゾール容器の外壁にぶつかることにより規制される。
【0017】
釦部20は、冠着部10に取り付けられることにより、第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3bのそれぞれのステム4に嵌合するキャップ部22を有する。キャップ部22の上部の釦部20と櫛歯部30との間には、第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3bのそれぞれから吐出され、流路23を通って流入した内容物を混合し、櫛歯部30の各櫛歯内の吐出路33に分配する混合分配室24が形成されている。
【0018】
櫛歯部30は、複数の板状櫛歯31が該板状櫛歯31の厚み方向に列設されたものからなり、その基部裏面32が、釦部20の混合分配室24を蓋するように釦部20に装着される。したがって、ステム4の起立方向と板状櫛歯31の櫛歯面とは略平行となり、前述の、釦部20の傾倒の回転中心となる直線L1は、板状櫛歯31の櫛歯面に垂直な一直線となる。
【0019】
なお、本発明において、板状櫛歯とは、その厚み方向に比べて幅方向の面積が十分に大きい平板状の高剛性材料からなる櫛歯をいう。
【0020】
また、板状櫛歯31は、その起立方向がステム4の起立方向に対して斜めに設けられている。この板状櫛歯31の起立方向とステム4の起立方向とがなす角度θは30〜60°とすることが好ましい(図2(a)参照)。これにより、図中、板状櫛歯31の上側となる側辺35を頭皮に密着させた状態でもエアゾール容器3a、3bの本体を握るのに支障なく、その状態で毛髪化粧料を吐出させ、あるいは毛髪を梳かすことができる。
【0021】
板状櫛歯31には、混合分配室24に連通した吐出路33と該吐出路33の開口端である吐出孔34が形成されている。
【0022】
この毛髪化粧料吐出容器1Aにおいて、エアゾール容器3a、3bに、それぞれ毛髪化粧料の第1剤と第2剤を充填し、さらに圧縮空気、LPG、窒素ガス等の噴射剤を充填したものが本発明の毛髪化粧料塗布具となる。
【0023】
毛髪化粧料塗布具の使用時には、櫛歯部30で毛髪を梳かす際に、釦部20を図1又は図2に示した矢印のように傾倒させると、第1剤と第2剤のエアゾール容器3a、3bのステム4は、同時に双方とも同じ角度だけ傾くので、容易に双方の剤を安定的に等量ずつ吐出させることができる。また、頭に櫛歯部30の先端を軽く当てるだけで、てこの原理により直線L1を支点として釦部20が傾倒し、それによりステム4が傾倒するので、軽い力で毛髪化粧料の第1剤と第2剤を同時に吐出させることができる。したがって、この毛髪化粧料塗布具によれば、ステム4を押し下げるために釦を押圧する操作をすることなく、毛髪をとかしつつ、簡便に、第1剤と第2剤を吐出させることができる。また、この毛髪化粧料塗布具は、チルトバルブを備えたエアゾール容器3a、3b、冠着部10、釦部20及び櫛歯部30の4部品からなるので、部品の組み立てとその取り外しが容易であり、毛髪化粧料塗布具の洗浄が容易となる。
【0024】
図5は、本発明の異なる態様の毛髪化粧料吐出容器1Bの斜視図であり、図6はその櫛歯部付近の断面図である。この毛髪化粧料吐出容器1Bは、一剤形式の毛髪化粧料を吐出させるためのものであり、エアゾール容器3がチルトバルブを備えたものである点では前述の毛髪化粧料吐出容器1Aと同様であるが、冠着部10には1個のエアゾール容器3が冠着する。
【0025】
また、冠着部10の側面に形成した一対の突部11と、釦部20の側壁に設けた孔21とが掛合し、これら2つの掛合部を結ぶ直線L1を回転中心として、釦部20が矢印のように傾倒可能となっている点でも前述の毛髪化粧料吐出容器1Aと同様であるが、釦部20内に二剤を混合する混合分配室24はなく、代わりにエアゾール容器3から吐出した毛髪化粧料が各板状櫛歯31の吐出路33に分配されるように、分配室25が形成されている。
【0026】
また、櫛歯部30において、複数の板状櫛歯31が該板状櫛歯31の厚み方向に列設されている点では前述の毛髪化粧料吐出容器1Aと同様であるが、板状櫛歯31の起立方向はステム4の起立方向と平行になっている。板状櫛歯31をこのように設けることにより、毛髪の生え際に毛髪化粧料を塗布することが容易となる。
【0027】
図7は、さらに異なる態様の毛髪化粧料吐出容器1Cの上面図(a)と断面図(b)である。この毛髪化粧料吐出容器1Cは、櫛歯部30において、前述の毛髪化粧料吐出容器1Bに対して、板状櫛歯に代えて棒状櫛歯31’がブラシ状に起立しており、吐出孔36が櫛歯間に長孔形状に形成されている点が異なっている。
【0028】
図8は、さらに異なる態様の毛髪化粧料吐出容器1Dの斜視図である。この毛髪化粧料吐出容器1Dでは、前述の毛髪化粧料吐出容器1Aに対して、板状櫛歯31の櫛歯面とエアゾール容器3a、3bのステム4の起立方向とが略垂直となるように、板状櫛歯31が列設している点が異なっている。また、冠着部10の突部11と釦部20の孔21とが掛合し、板状櫛歯31の起立方向とステム4の起立方向とを含む面に略垂直な一軸L1を回転中心として釦部20が図中矢印で示したように傾倒する。
【0029】
この毛髪化粧料吐出容器1Dにおいても釦部20の傾倒によりチルトバルブが開き、エアゾール容器3a、3bから第1の毛髪化粧料と第2の毛髪化粧料が同時に吐出される。
【0030】
本発明の毛髪化粧料吐出容器は、この他、種々の態様をとることができる。例えば、釦部20上に櫛歯部30を取り付けることにより、これらの間に混合分配室24あるいは分配室25が形成されるようにする他、混合分配室24あるいは分配室25は、櫛歯部30内に形成してもよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、押し釦を押すことなくエアゾール容器から毛髪化粧料を吐出させ、同時に毛髪を梳かすことが可能となる。特に、二剤形式の毛髪化粧料を吐出させる場合、その二剤を同時に等量ずつ吐出させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】毛髪化粧料吐出容器の斜視図である。
【図2】毛髪化粧料吐出容器の櫛歯部付近を櫛歯面に平行な面で切った断面である。
【図3】毛髪化粧料吐出容器の断面図である。
【図4】毛髪化粧料吐出容器の構成部品の断面図である。
【図5】毛髪化粧料吐出容器の斜視図である。
【図6】毛髪化粧料吐出容器の櫛歯部付近の断面図である。
【図7】毛髪化粧料吐出容器の上面図(a)及び断面図(b)である。
【図8】毛髪化粧料吐出容器の斜視図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D 毛髪化粧料吐出容器
2 チルトバルブ
3 エアゾール容器
3a 第1のエアゾール容器
3b 第2のエアゾール容器
4 ステム
10 冠着部
20 釦部
21 孔
24 混合分配室
30 櫛歯部
31 板状櫛歯
31’ 棒状櫛歯
34 吐出孔
36 吐出孔
【発明の属する技術分野】
本発明は、チルトバルブを備えたエアゾール容器に櫛歯部を取り付けた毛髪化粧料吐出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、二剤形式の毛髪化粧料として、酸化染料を含有する第1剤と、過酸化水素等の酸化剤を含有する第2剤とからなる二剤形式の染毛剤が知られている。また、アルカリ剤を含有する第1剤と、過酸化水素を含有する第2剤とからなる二剤形式のヘアブリーチが知られている。このような二剤形式の毛髪化粧料では、保存安定性の点から、第1剤と第2剤とがそれぞれ別個の容器に収容され、使用時に第1剤と第2剤とが混合される。
【0003】
毛髪化粧料の使用時に第1剤と第2剤を同時に吐出させ、かつ第1剤と第2剤の混合液が櫛型吐出具から吐出されるようにした吐出容器として、特許文献1には、一対のエアゾール容器から吐出させた第1剤と第2剤を櫛型吐出具内の一つの混合室内に導入し、次いでその混合液を、各櫛歯に形成されている流路に通し、その流路の一端となる吐出孔から吐出させるものが提案されている。この吐出容器では、櫛型吐出具に設けた押釦を押圧し又はその押圧を解除することにより、エアゾール容器のステムの押し込み又はその解除を行い、エアゾール容器を開閉するので、毛髪化粧料の二剤を同時に吐出させることと毛髪を梳かすこととの双方を行うことが可能となる。
【0004】
しかしながら、毛髪を梳かしながら毛髪化粧料を吐出させる場合に、押釦を押す操作が必要となるので煩雑である。
【0005】
一方、エアゾール容器の一形態としてチルトバルブを備えたものがある。一般に、エアゾール容器では、バルブに取り付けられているステムを押し込むことによりバルブが開口し、密封されていた容器から内容物が吐出するのに対し、チルトバルブを備えたエアゾール容器では、チルトバルブに取り付けられているステムを任意の方向に傾倒させることによりチルトバルブが開口し、容器から内容物が吐出する。例えば、特許文献2には、チルトバルブを備えたエアゾール容器に育毛剤を充填し、また、チルトバルブ上のステムに、先端が球状になっているスパウト部材を取り付け、スパウト部材を頭皮に押しつけたり叩いたりすることによって、別途押釦を押すことなく育毛剤を頭皮に噴射させ、マッサージを行うことが記載されている。
【0006】
しかしながら、このチルトバルブを備えたエアゾール容器を用いて毛髪を梳かすことはできない。
【0007】
【特許文献1】特開2002−37291号公報
【特許文献2】特開2001−158486号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、エアゾール容器から毛髪化粧料を吐出させることと毛髪を梳かすこととの双方を同時に簡便に行えるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、チルトバルブを備えたエアゾール容器に毛髪化粧料を充填し、そのエアゾール容器に櫛歯部を設けることにより、エアゾール容器から毛髪化粧料を吐出させるために押釦を押す操作が不要となり、毛髪を梳かしつつ毛髪化粧料を吐出させられることを見出した。
【0010】
即ち、本発明は、チルトバルブを備えたエアゾール容器、
エアゾール容器に冠着した冠着部、
冠着部に傾倒可能に取り付けられ、傾倒によりチルトバルブを開閉する釦部、及び
釦部上に設けられた、複数の櫛歯が形成された櫛歯部からなり、
エアゾール容器に連通する毛髪化粧料の吐出孔が、櫛歯間又は櫛歯内に形成されている毛髪化粧料吐出容器を提供し、特に、チルトバルブを備えたエアゾール容器として、第1のエアゾール容器と第2のエアゾール容器を有し、
冠着部が、第1のエアゾール容器と第2のエアゾール容器を連結し、
釦部が、第1のエアゾール容器から吐出された毛髪化粧料の第1剤の流路と第2のエアゾール容器から吐出された毛髪化粧料の第2剤の流路を有し、
釦部又は櫛歯部が、前記第1剤の流路と第2剤の流路に連通した混合分配室を有し、
櫛歯が、混合分配室に連通した吐出孔を有する毛髪化粧料吐出容器を提供する。
【0011】
また、本発明は、上述の毛髪化粧料吐出容器のエアゾール容器に毛髪化粧料と噴射剤が充填されている毛髪化粧料塗布具を提供し、特に、第1のエアゾール容器に毛髪化粧料の第1剤と噴射剤が充填され、第2のエアゾール容器に毛髪化粧料の第2剤と噴射剤が充填されている毛髪化粧料塗布具を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一の符号は同一又は同等の構成要素を表している。
【0013】
図1は、本発明の一態様の毛髪化粧料吐出容器1Aの斜視図、図2はその櫛歯部付近を櫛歯面に平行な面で切った断面図、図3はそのA−A’断面図、図4は毛髪化粧料吐出容器1Aの構成部品の断面図である。
【0014】
この毛髪化粧料吐出容器1Aは、第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3b、第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3bに冠着してこれらを連結する冠着部10、冠着部10に取り付けられた釦部20、釦部20上に設けられた、複数の板状櫛歯31が起立した櫛歯部30からなっている。
【0015】
第1のエアゾール容器3aには、毛髪化粧料の第1剤が充填され、第2のエアゾール容器3bには、毛髪化粧料の第2剤が充填される。また、各エアゾール容器3a、3bには、それぞれステム4が傾倒することにより同時に開口するチルトバルブ2が設けられている。なお、この第1剤と第2剤としては、公知の二剤形式の毛髪化粧料の第1剤と第2剤を充填することができ、例えば、毛髪化粧料吐出容器1Aから吐出させるものが二剤形式の染毛剤である場合、酸化染料を含有する第1剤と、過酸化水素等の酸化剤を含有する第2剤を充填することができる。また、毛髪化粧料吐出容器1Aから吐出させるものが二剤形式のヘアブリーチである場合、アルカリ剤を含有する第1剤と、過酸化水素を含有する第2剤を充填することができる。
【0016】
冠着部10の側面には、該冠着部10を第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3bに冠着させた場合に、これらのエアゾール容器3a、3bの並設方向に突出した一対の突部11が形成されており、また釦部20の側壁には、該釦部20を冠着部10に取り付けた場合に、冠着部10の突部11に対応する位置に孔21があいている。したがって、釦部20を冠着部10に取り付けることにより、冠着部10の突部11と釦部20の孔21とが掛合し、これら2つの掛合部を結ぶ直線L1を回転中心として、図1又は図2に矢印で示したように、釦部20は傾倒可能となる。なお、この傾倒の程度は、図2(b)に示すように、釦部20の下端がエアゾール容器の外壁にぶつかることにより規制される。
【0017】
釦部20は、冠着部10に取り付けられることにより、第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3bのそれぞれのステム4に嵌合するキャップ部22を有する。キャップ部22の上部の釦部20と櫛歯部30との間には、第1のエアゾール容器3aと第2のエアゾール容器3bのそれぞれから吐出され、流路23を通って流入した内容物を混合し、櫛歯部30の各櫛歯内の吐出路33に分配する混合分配室24が形成されている。
【0018】
櫛歯部30は、複数の板状櫛歯31が該板状櫛歯31の厚み方向に列設されたものからなり、その基部裏面32が、釦部20の混合分配室24を蓋するように釦部20に装着される。したがって、ステム4の起立方向と板状櫛歯31の櫛歯面とは略平行となり、前述の、釦部20の傾倒の回転中心となる直線L1は、板状櫛歯31の櫛歯面に垂直な一直線となる。
【0019】
なお、本発明において、板状櫛歯とは、その厚み方向に比べて幅方向の面積が十分に大きい平板状の高剛性材料からなる櫛歯をいう。
【0020】
また、板状櫛歯31は、その起立方向がステム4の起立方向に対して斜めに設けられている。この板状櫛歯31の起立方向とステム4の起立方向とがなす角度θは30〜60°とすることが好ましい(図2(a)参照)。これにより、図中、板状櫛歯31の上側となる側辺35を頭皮に密着させた状態でもエアゾール容器3a、3bの本体を握るのに支障なく、その状態で毛髪化粧料を吐出させ、あるいは毛髪を梳かすことができる。
【0021】
板状櫛歯31には、混合分配室24に連通した吐出路33と該吐出路33の開口端である吐出孔34が形成されている。
【0022】
この毛髪化粧料吐出容器1Aにおいて、エアゾール容器3a、3bに、それぞれ毛髪化粧料の第1剤と第2剤を充填し、さらに圧縮空気、LPG、窒素ガス等の噴射剤を充填したものが本発明の毛髪化粧料塗布具となる。
【0023】
毛髪化粧料塗布具の使用時には、櫛歯部30で毛髪を梳かす際に、釦部20を図1又は図2に示した矢印のように傾倒させると、第1剤と第2剤のエアゾール容器3a、3bのステム4は、同時に双方とも同じ角度だけ傾くので、容易に双方の剤を安定的に等量ずつ吐出させることができる。また、頭に櫛歯部30の先端を軽く当てるだけで、てこの原理により直線L1を支点として釦部20が傾倒し、それによりステム4が傾倒するので、軽い力で毛髪化粧料の第1剤と第2剤を同時に吐出させることができる。したがって、この毛髪化粧料塗布具によれば、ステム4を押し下げるために釦を押圧する操作をすることなく、毛髪をとかしつつ、簡便に、第1剤と第2剤を吐出させることができる。また、この毛髪化粧料塗布具は、チルトバルブを備えたエアゾール容器3a、3b、冠着部10、釦部20及び櫛歯部30の4部品からなるので、部品の組み立てとその取り外しが容易であり、毛髪化粧料塗布具の洗浄が容易となる。
【0024】
図5は、本発明の異なる態様の毛髪化粧料吐出容器1Bの斜視図であり、図6はその櫛歯部付近の断面図である。この毛髪化粧料吐出容器1Bは、一剤形式の毛髪化粧料を吐出させるためのものであり、エアゾール容器3がチルトバルブを備えたものである点では前述の毛髪化粧料吐出容器1Aと同様であるが、冠着部10には1個のエアゾール容器3が冠着する。
【0025】
また、冠着部10の側面に形成した一対の突部11と、釦部20の側壁に設けた孔21とが掛合し、これら2つの掛合部を結ぶ直線L1を回転中心として、釦部20が矢印のように傾倒可能となっている点でも前述の毛髪化粧料吐出容器1Aと同様であるが、釦部20内に二剤を混合する混合分配室24はなく、代わりにエアゾール容器3から吐出した毛髪化粧料が各板状櫛歯31の吐出路33に分配されるように、分配室25が形成されている。
【0026】
また、櫛歯部30において、複数の板状櫛歯31が該板状櫛歯31の厚み方向に列設されている点では前述の毛髪化粧料吐出容器1Aと同様であるが、板状櫛歯31の起立方向はステム4の起立方向と平行になっている。板状櫛歯31をこのように設けることにより、毛髪の生え際に毛髪化粧料を塗布することが容易となる。
【0027】
図7は、さらに異なる態様の毛髪化粧料吐出容器1Cの上面図(a)と断面図(b)である。この毛髪化粧料吐出容器1Cは、櫛歯部30において、前述の毛髪化粧料吐出容器1Bに対して、板状櫛歯に代えて棒状櫛歯31’がブラシ状に起立しており、吐出孔36が櫛歯間に長孔形状に形成されている点が異なっている。
【0028】
図8は、さらに異なる態様の毛髪化粧料吐出容器1Dの斜視図である。この毛髪化粧料吐出容器1Dでは、前述の毛髪化粧料吐出容器1Aに対して、板状櫛歯31の櫛歯面とエアゾール容器3a、3bのステム4の起立方向とが略垂直となるように、板状櫛歯31が列設している点が異なっている。また、冠着部10の突部11と釦部20の孔21とが掛合し、板状櫛歯31の起立方向とステム4の起立方向とを含む面に略垂直な一軸L1を回転中心として釦部20が図中矢印で示したように傾倒する。
【0029】
この毛髪化粧料吐出容器1Dにおいても釦部20の傾倒によりチルトバルブが開き、エアゾール容器3a、3bから第1の毛髪化粧料と第2の毛髪化粧料が同時に吐出される。
【0030】
本発明の毛髪化粧料吐出容器は、この他、種々の態様をとることができる。例えば、釦部20上に櫛歯部30を取り付けることにより、これらの間に混合分配室24あるいは分配室25が形成されるようにする他、混合分配室24あるいは分配室25は、櫛歯部30内に形成してもよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、押し釦を押すことなくエアゾール容器から毛髪化粧料を吐出させ、同時に毛髪を梳かすことが可能となる。特に、二剤形式の毛髪化粧料を吐出させる場合、その二剤を同時に等量ずつ吐出させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】毛髪化粧料吐出容器の斜視図である。
【図2】毛髪化粧料吐出容器の櫛歯部付近を櫛歯面に平行な面で切った断面である。
【図3】毛髪化粧料吐出容器の断面図である。
【図4】毛髪化粧料吐出容器の構成部品の断面図である。
【図5】毛髪化粧料吐出容器の斜視図である。
【図6】毛髪化粧料吐出容器の櫛歯部付近の断面図である。
【図7】毛髪化粧料吐出容器の上面図(a)及び断面図(b)である。
【図8】毛髪化粧料吐出容器の斜視図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D 毛髪化粧料吐出容器
2 チルトバルブ
3 エアゾール容器
3a 第1のエアゾール容器
3b 第2のエアゾール容器
4 ステム
10 冠着部
20 釦部
21 孔
24 混合分配室
30 櫛歯部
31 板状櫛歯
31’ 棒状櫛歯
34 吐出孔
36 吐出孔
Claims (8)
- チルトバルブを備えたエアゾール容器、
エアゾール容器に冠着した冠着部、
冠着部に傾倒可能に取り付けられ、傾倒によりチルトバルブを開閉する釦部、及び
釦部上に設けられた、複数の櫛歯が形成された櫛歯部からなり、
エアゾール容器に連通する毛髪化粧料の吐出孔が、櫛歯間又は櫛歯内に形成されている毛髪化粧料吐出容器。 - 釦部又は櫛歯部が、前記流路に連通した分配室を有し、櫛歯部が、分配室に連通した吐出孔を有する請求項1記載の毛髪化粧料吐出容器。
- チルトバルブを備えたエアゾール容器として、第1のエアゾール容器と第2のエアゾール容器を有し、
冠着部が、第1のエアゾール容器と第2のエアゾール容器を連結し、
釦部が、第1のエアゾール容器から吐出された毛髪化粧料の第1剤の流路と第2のエアゾール容器から吐出された毛髪化粧料の第2剤の流路を有し、
釦部又は櫛歯部が、前記第1剤の流路と第2剤の流路に連通した混合分配室を有し、
櫛歯が、混合分配室に連通した吐出孔を有する請求項1記載の毛髪化粧料吐出容器。 - 櫛歯部において、櫛歯が板状櫛歯であり、該板状櫛歯がその厚み方向に列設されている請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料吐出容器。
- エアゾール容器のステムの起立方向と櫛歯の起立方向とが略平行であり、櫛歯の起立方向に略垂直な一軸を回転中心として釦部が傾倒するように、冠着部と釦部に掛合部が設けられている請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪化粧料吐出容器。
- エアゾール容器のステムの起立方向と櫛歯の起立方向とが略垂直であり、櫛歯の起立方向とステムの起立方向とを含む面に略垂直な一軸を回転中心として釦部が傾倒するように、冠着部と釦部に掛合部が設けられている請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪化粧料吐出容器。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の毛髪化粧料吐出容器のエアゾール容器に毛髪化粧料と噴射剤が充填されている毛髪化粧料塗布具。
- 請求項3〜6のいずれかに記載の毛髪化粧料吐出容器の第1のエアゾール容器に毛髪化粧料の第1剤と噴射剤が充填され、第2のエアゾール容器に毛髪化粧料の第2剤と噴射剤が充填されている毛髪化粧料塗布具。
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