JP2004336969A - 鋳造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】矩形螺旋状のモータ用コイル10を容易に製造することができる鋳造装置20を提供する。
【解決手段】鋳造装置20は、上面に平面視略コ字形の凹溝47、57を有する平板状の鋳型ピース41、51を積層して形成した第1鋳型ピース積層群42と第2鋳型ピース積層群52を、互いに合わせ面部43、53で接合することにより上下方向に矩形螺旋状に連続するキャビティQを形成する鋳造金型40と、第1鋳型ピース積層群42の鋳型ピース41を積み重ねる動作と第2鋳型ピース積層群52の鋳型ピース51を積み重ねる動作とをそれぞれ交互に行うことによって鋳造金型50を組み立てる組立手段71と、組立手段71により鋳型ピース41、51を積み重ねる毎に、その積み重ねた鋳型ピース41、51の凹溝47、57に溶融母材を垂下して注湯可能な注湯ノズル24を有する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ用コイルの鋳造装置に関し、特に、柱状のモータ用コアに貫通保持され、平形導線をその幅方向がモータ用コアの径方向に沿って延在しかつモータ用コアの外周囲に沿ってモータ用コアの軸方向に螺旋状に積層して配置されるモータ用コイルを製造するモータ用コイルの鋳造装置に関する。
【0002】
【従来技術】
例えば、従来より、柱状のモータ用コアに貫通保持され、平形導線をその幅方向がモータ用コアの径方向に沿って延在しかつモータ用コアの外周囲に沿ってモータ用コアの軸方向に螺旋状に積層して配置される、いわゆる縦巻きモータ用コイルが提案されている。
【0003】
図10及び図11は、このような縦巻きモータ用コイルを製造する従来技術を説明する図である。この従来技術によれば、先ず、銅またはアルミからなる一体のブロック101を押し出し成型により製造する。そして、そのブロック101に対して外周面102から中空部103にまで達する螺旋溝104を形成することによって、螺旋状の電流路を製造している。
【0004】
具体的には、図10に示すように、回転している切削工具110を矢印方向に送り、ブロック101に直線の溝104aを加工し、所用の巻き数が得られる数だけ、この溝104aを等ピッチで加工する。そして、図11に示すように、ブロック101と切削工具110の相対位置を変化させ、直線の溝104bを加工する。溝104bの始点と終点は、溝104aと斜交させて連結することでブロック101に螺旋溝104を形成している。また、溝の数だけ切削工具110を並列に配置して同時に加工することも公然に知られた技術となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−163100号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、単一の切削工具110で切削加工する方法の場合、切削工具110を等ピッチで送り移動させる必要があり、工数が多くなることから、生産性が低く、コスト高を招来する。
【0007】
また、複数の切削工具110を並列に配置して同時に加工する方法の場合、ブロック101に対して一方向に向かう所定の加工負荷が加えられることから、加工時にブロック101が変形するおそれがあり、等ピッチに加工することが困難である。
【0008】
更に、加工負荷に耐えられる剛性を確保すべく溝間のピッチを長くすると、巻き数が少なくなり、モータ用コイルとして所望の性能を発揮することができなくなるという問題がある。
【0009】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、矩形螺旋状のモータ用コイルを容易に製造することができる鋳造装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1に記載の発明による鋳造装置は、柱状のモータ用コアに貫通保持され、平形導線を該平形導線の幅方向がモータ用コアの径方向に沿って延在しかつモータ用コアの外周囲に沿ってモータ用コアの軸方向に螺旋状に積層して配置される矩形螺旋状のモータ用コイルを鋳造する鋳造装置において、上面に平面視略コ字形の凹溝を有する平板状の鋳型ピースを積層して形成した第1鋳型ピース積層群と第2鋳型ピース積層群を、互いに合わせ面部で接合することにより上下方向に矩形螺旋状に連続するキャビティを形成する鋳造金型と、第1鋳型ピース積層群の鋳型ピースを積み重ねる動作と、第2鋳型ピース積層群の鋳型ピースを積み重ねる動作とをそれぞれ交互に行うことによって鋳造金型を組み立てる組立手段と、組立手段により鋳型ピースを積み重ねる毎に、その積み重ねた鋳型ピースの凹溝に溶融母材を垂下して注湯可能な注湯ノズルとを有することを特徴とする。
【0011】
この発明によると、第1鋳型ピース積層群の鋳型ピースを積み重ねる動作と、第2鋳型ピース積層群の鋳型ピースを積み重ねる動作とをそれぞれ交互に行って鋳造金型を組み立てる。そして、その際、鋳型ピースを積み重ねる毎に、その積み重ねた鋳型ピースの凹溝に溶融母材を垂下して注湯する。
【0012】
したがって、矩形螺旋状のキャビティに溶融母材を鋳込むことができ、矩形螺旋状のモータ用コイルを製造することができる。これにより、縦巻きモータ用コイルを容易に製造でき、生産性の向上及び製造コストの低減を図ることができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鋳造装置において、鋳型ピースが、合わせ面部の長手方向一方端側で合わせ面部から離間する方向に向かって略水平に延在する上板部と、上板部よりも下方位置で合わせ面部の長手方向他方端側で合わせ面部から離間する方向に向かって略水平に延在する下板部と、上板部と下板部に両端が連続すると共に上板部側から下板部側に向かって移行するにしたがって漸次下降する傾斜板部とを有し、合わせ面部で接合することにより、第1鋳型ピース積層群の鋳型ピースの下板部上面及び上板部下面と第2鋳型ピース積層群の鋳型ピースの上板部上面及び下板部上面がそれぞれ連続する位置に配置され、凹溝とその上方に積み重ねられる鋳型ピースの下面との協働によりキャビティを形成することを特徴とする。
【0014】
この発明は、上述の鋳型ピースの具体的な一例を示したものであり、これによれば、鋳型ピースは、合わせ面部の長手方向一方端側で合わせ面部から離間する方向に向かって略水平に延在する上板部と、上板部よりも下方位置で合わせ面部の長手方向他方端側で合わせ面部から離間する方向に向かって略水平に延在する下板部と、上板部と下板部に両端が連続すると共に上板部側から下板部側に向かって移行するにしたがって漸次下降する傾斜板部とを有する。
【0015】
そして、合わせ面部で接合することにより、第1鋳型ピース積層群の鋳型ピースの下板部上面及び上板部下面と第2鋳型ピース積層群の鋳型ピースの上板部上面及び下板部上面がそれぞれ連続する位置に配置され、凹溝とその上方に積み重ねられる鋳型ピースの下面との協働により矩形螺旋状のキャビティを形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、モータ用コイル10を概略的に示す斜視図、図2は、そのモータ用コイル10の側面図である。このモータ用コイル10は、例えばアルミや銅などの導電性材料からなり所定幅及び厚さを有する平形導線を矩形螺旋状に形成することによって構成されている。
【0017】
モータ用コイル10の形状を図1及び図2に基づいて具体的に説明すると、まず、モータ用コイル10をその中心軸線Lが上下方向に亘って延在するように配置した場合に、モータ用コイル10の前板部11は、中心軸線Lから所定距離だけ前方に離間した位置で左右方向に所定長さに亘って略水平に延在し、上下方向に等間隔をおいて配置される。
【0018】
後板部13は、中心軸線Lから所定距離だけ後方に離間した位置で左右方向に亘って前板部11と同一の長さで略水平に延在し、上下方向に等間隔をおいて配置される。前板部11と後板部13は、中心軸線Lの軸方向に沿って交互に位置するように配置されている。
【0019】
左板部12は、中心軸線Lから所定距離だけ左側に離間した位置で前後方向に亘り前方から後方に向かって移行するにしたがって漸次下降するように傾斜して延在し、前板部11の左端と後板部13の左端との間を連結する。
【0020】
右板部14は、中心軸線Lから所定距離だけ右側に離間した位置で前後方向に亘り後方から前方に向かって移行するにしたがって漸次下降するように傾斜して延在し、後板部13の右端と前板部11の右端との間を連結する。
【0021】
図3は、鋳造装置20の全体図、図4は、図3の矢印A方向から見た要部拡大図である。本実施の形態における鋳造装置20は、複数の鋳型ピースの積み上げ作業により鋳造金型40を組み立てながら、その鋳造金型に溶融母材の注湯を行うものである。
【0022】
鋳造装置20は、図3に示すように、鋳造金型へ溶融母材を注湯する注湯ノズル24と、注湯ノズル24による注湯作業中に鋳造金型の位置を注湯ノズル24に対して相対的に移動させる移動手段30を有している。
【0023】
注湯ノズル24は、所定高さ位置で略水平に延在する支持ブラケット22から下方に向かって突出するように設けられている。注湯ノズル24の上方位置には、母材を溶融状態で貯留する貯留タンク25が設けられており、タンク内部と注湯ノズル24との間を連通する流路が貫通形成されている。そして、貯留タンク25には、母材を溶融するための高周波コイル26と、注湯ノズル24の流路を開閉制御可能なソレノイド弁27が設けられている。
【0024】
移動手段30は、床面に立設された支柱21に取り付け支持され、注湯ノズル24の下方位置で上下方向に往復移動可能なZ軸テーブル33と、Z軸テーブル33上に取り付けられて注湯ノズル24に対して左右方向に往復移動可能なX軸テーブル31と、X軸テーブル31上に取り付けられて注湯ノズル24に対して前後方向に往復移動可能なY軸テーブル32を有している。
【0025】
これらX軸テーブル31、Y軸テーブル32、Z軸テーブル33は、回転モータ31a、32a、33aを有しており、これら回転モータ31a、32a、33aの回転制御により任意の位置に停止できるように構成されている。
【0026】
そして、Y軸テーブル32の上面には、鋳造金型40を保持する保持治具34が設けられている。保持治具34は、その保持治具34の上部に鋳造金型40を載せるのみで鋳造金具を安定して支持するものであり、図4に示すように、鋳造金型40が載せられる上面には、予め設定された位置に位置決め固定可能な位置決めピン35が突設されている。
【0027】
図5は、鋳造金型40を概略的に示す全体図であり、図5(a)は平面図、図5(b)は、左側面図である。また、図6は、鋳型ピース41、51の構成を説明する斜視図である。
【0028】
鋳造金型40は、複数の鋳型ピース41を積層して形成した第1鋳型ピース積層群42と、鋳型ピース51を積層して形成した第2鋳型ピース積層群52とを、互いに合わせ面部43、53で接合することにより、上下方向に矩形螺旋状に連続するキャビティQを形成するように構成されている。
【0029】
鋳造金具40の形状を図5及び図6に基づいて具体的に説明すると、ロアベース61は、保持治具34に保持され、その上部に鋳型ピース41、51を積層可能なブロック形状を有しており、その下面62には、保持治具34の位置決めピン35を嵌挿可能なロケート穴63が設けられている。
【0030】
鋳型ピース41、51は、矩形の板状体によって構成されており、ロアベース61の上に積み重ねた状態で、合わせ面部43、53の長手方向一方端側に延在する上板部44、54と、合わせ面部43、53の長手方向他方端側に延在する下板部45、55と、上板部44、54と下板部45、55に両端が連続し上板部44、54側から下板部45、55側に向かって移行するにしたがって漸次下降する傾斜板部46、56を有し、下板部45、55が上板部44、54に対して上板部44、54の厚さの半分の距離だけ下方に配置されるように構成されている。
【0031】
上板部44、54と下板部45、55は、共に同一厚さtを有しており、傾斜板部46、56は、例えば図6に示すように、左側(図中手前側)に配置した鋳型ピース41の上板部44の上面を、右側(図中奥側)に対向配置した鋳型ピース51の下板部55の上面と略面一に連続する位置に組み合わせて配置した場合に、左側(図中手前側)に配置した鋳型ピース41の下板部45の上面が、右側(図中奥側)に対向配置した鋳型ピース51の上板部54の下面に面一に連続する傾斜角度となるように設定されている。
【0032】
そして、鋳型ピース41、51の上面には、上板部44、54、下板部45、55、傾斜板部46、56に亘って連続し、平面視略コ字形を有する凹溝47、57が凹設されている。凹溝47、57は、その上方に積み重ねられる鋳型ピース41、51の下面との協働により、キャビティQを形成する形状を有している。
【0033】
凹溝47、57の形状を具体的に説明すると、まず、上板部44、54の上面に凹設された上水平溝部分47−1、57−1は、上板部44、54と傾斜板部46、56とが連続する端部に沿って、合わせ面部43、53と上板部44、54の上面との角部から、合わせ面部43、53と離間する方向に向かって延在する形状を有している。
【0034】
下板部45、55の上面に凹設された下水平溝部分47−2、57−2は、下板部45、55と傾斜板部46、56とが連続する端部に沿って、合わせ面部43、53と下板部45、55の上面との角部から、合わせ面部43、53と離間する方向に向かって延在する形状を有している。
【0035】
上水平溝部分47−1、57−1と下水平溝部分47−2、57−2の溝幅及び溝深さは、モータ用コイル10の前板部11及び後板部13の幅及び厚さとほぼ等しい値に設定されている。また、上水平溝部分47−1、57−1と下水平溝部分47−2、57−2の溝長さは、前板部11及び後板部13の長さの約二分の一の長さに設定されている。
【0036】
傾斜板部46、56の上面に凹設された傾斜溝部分47−3、57−3は、合わせ面部43、53から所定距離だけ離間した位置で合わせ面部43、53と平行に延在し、上水平溝部47−1、57−1の先端部と下水平溝部47−2、57−2の先端部との間を連結する形状を有している。
【0037】
傾斜溝部分47−3、57−3の溝深さは、モータ用コイル10の左板部12、右板部14の厚さとほぼ等しい値に設定されている。そして、傾斜溝部分47−3、57−3の溝幅は、鋳型ピース41、51を積み重ねる高さ位置に応じて各鋳型ピース41、51毎に予め設定された寸法形状を有しており、下方から上方に向かって順番に溝幅が狭くなり、後述する完成品の状態で縦断面が台形のブロック形状を形成するように構成されている。また、傾斜溝部分47−3、57−3の溝長さは、傾斜板部46、56とほぼ等しい長さに設定されている。
【0038】
また、上板部44、54と下板部45、55には、それぞれ位置決めピン48、58とロケート孔49、59が設けられている。位置決めピン48、58とロケート孔49、59は、その鋳型ピース41、51の上に他の鋳型ピース41、51を積み重ねた際にその芯出し位置決めを行うためのものである。位置決めピン48、58は、上板部44、54の上面及び下板部45、55の上面からそれぞれ上方に向かって突設されており、ロケート孔49、59は、鋳型ピース41、51を載せた際に、その鋳型ピース41、51の下側に位置する鋳型ピース41、51の位置決めピン48、58が嵌入可能な位置に設けられている。
【0039】
上記構成を有する鋳造金型40は、ロボットアーム(組立手段)71によって第1鋳型ピース積層群42の鋳型ピース41を積み重ねる動作と、第2鋳型ピース積層群52の鋳型ピース51を積み重ねる動作とを、それぞれ交互に行うことによって組み立てられる。
【0040】
ロボットアーム71は、移動手段30の左右両側近傍位置にそれぞれ設置固定されている。ロボットアーム71のアーム先端72には、鋳型ピース41、51を把持し、層状に積み重ねるためのマグネットチャック73が設けられている。マグネットチャック73は、電源の供給により電磁力を発生させ、その電磁力により鋳型ピース41、51を把持するものである。
【0041】
図7は、鋳造装置20を制御する制御手段81を説明するブロック図である。制御手段81は、図示していない制御盤内に設けられており、例えばシーケンス回路によって構成されており、入力側には、X軸テーブル31などのテーブル位置検出手段82や、貯留タンク25内の温度を検出するタンク内温度検出手段83、注湯ノズル24からの注湯量を計測する流量計84など、種々の検出手段が接続されている。また、出力側には、X軸テーブル31、Y軸テーブル31、Z軸テーブル33の各回転モータ31a、32a、33aや、ソレノイド弁27、高周波コイル26、ロボットアーム71などが接続されている。
【0042】
図8は、鋳造装置20の動作を説明するフローチャートである。上記構成を有する鋳造装置20を用いてモータ用コイル10を鋳造する場合、最初に前準備作業を行う(ステップS11〜ステップS13)。
【0043】
ここでは、まず、ロボットアーム71を制御して、保持治具34に保持されているロアベース61の上に鋳型ピース41、51を載せる(ステップS11)。そして、X軸テーブル31、Y軸テーブル32、Z軸テーブル33を制御して鋳造金型40を予め設定された原点位置にセットする(ステップS12)。この鋳造金型40の原点位置へのセットにより、注湯ノズル24の下方位置に鋳型ピース41の凹溝47が対向配置される。本実施の形態では、左側に配置される鋳型ピース41の下水平溝部分47−2と傾斜溝部分47−3との連結部分に配置される。
【0044】
それから、高周波コイル26の制御により、貯留タンク25内で母材を溶融し、注湯ノズル24から紐状に連続して垂下する程度の粘度状態とする(ステップS13)。
【0045】
このステップS11〜ステップS13の前準備作業が終了すると次に、鋳造金型40への溶融母材の注湯が行われる。ここでは、まず、ソレノイド弁27を開制御し(ステップS14)、貯留タンク25内の溶融母材を注湯ノズル24から紐状に連続して垂下させる。
【0046】
そして、移動手段30を制御し、紐状の溶融母材が図5(a)の矢印1〜矢印4の順番で凹溝47、57内に沿うように、鋳造金型40を注湯ノズル24に対して相対的に移動させる。
【0047】
具体的には、まず最初に、Y軸テーブル32を後方に向かって移動させる(ステップS15)。これにより、傾斜溝部分47−3に沿って、下水平溝部分47−2との連結部分から上水平溝部分47−1との連結部分まで、溶融母材を注湯する。
【0048】
下水平溝部分47−2と上水平溝部分47−1との連結部分まで注湯すると、次に、X軸テーブル31を左側に向かって移動させる(ステップS16)。これにより、傾斜溝部分47−3と上水平溝部分47−1との連結部分で右側に向かって折曲させ、上水平溝部分47−1に沿って、傾斜溝部分47−3との連結部分から合わせ面部43まで注湯し、そのまま連続して合わせ面部53から鋳型ピース51の下水平溝部分57−2に注湯する。
【0049】
注湯が下水平溝部分57−2に移行すると、ロボットアーム71により、複数の鋳型ピース41、51を収容する収容棚(図示せず)から該当する鋳型ピース41を取り出し、鋳型ピース41の上に積み重ねる(ステップS17)。これにより、下側の鋳型ピース41の凹溝47と上側の鋳型ピース41の下面との協働によりキャビティQを形成し、そのキャビティQ内に溶融母材を鋳込むことができる。
【0050】
ロボットアーム71により鋳型ピース41を積み重ねると、Z軸テーブル33を上板部44、54と下板部45、55の厚さtに等しい高さだけ下降させる(ステップS18)。これにより、鋳型ピース41、51と注湯ノズル24との離間距離を一定に調整する。
【0051】
鋳型ピース51の下水平溝部分57−2と傾斜溝部分57−3との連結部分まで注湯すると、次に、Y軸テーブル32を前方に向かって移動させる(ステップS19)。これにより、下水平溝部分57−2と傾斜溝部分57−3との連結部分で後方に向かって折曲させ、傾斜溝部分57−3に沿って、上水平溝部分57−1との連結部分まで、溶融母材を注湯する。
【0052】
そして、傾斜溝部分57−3と上水平溝部分57−1との連結部分まで注湯すると、次に、X軸テーブル31を右側に向かって移動させる(ステップS20)。これにより、傾斜溝部分57−3と上水平溝部分57−1との連結部分で左側に向かって折曲させ、上水平溝部分57−1に沿って、合わせ面部53まで注湯し、そのまま連続して合わせ面部43から鋳型ピース41の下水平溝部分47−2に注湯する。
【0053】
注湯が下水平溝部分47−2に移行すると、ロボットアーム71により、該当する鋳型ピース51を取り出し、鋳型ピース51の上に積み重ねる(ステップS21)。これにより、下側の鋳型ピース51の凹溝57と上側の鋳型ピース51の下面との協働によりキャビティQを形成し、そのキャビティQ内に溶融母材を鋳込むことができる。
【0054】
ロボットアーム71により鋳型ピース51を積み重ねると、Z軸テーブル33を上板部44、54と下板部45、55の厚さtに等しい高さだけ下降させる(ステップS22)。これにより、鋳型ピース41、51と注湯ノズル24との離間距離を一定に調整する。
【0055】
以下、ステップS15〜ステップS22までの制御処理を所定回数だけ繰り返すことにより、第1鋳型ピース積層群42の鋳型ピース41を積み重ねる動作と第2鋳型ピース積層群52の鋳型ピース51を積み重ねる動作とをそれぞれ交互に行い、鋳造金型40を組み立てながら、その鋳造金型40に溶融母材を注湯し、キャビティQにより鋳込むことができる。
【0056】
そして、予め設定された冷却時間が経過した後、鋳造金型40の上部から鋳型ピース41、51を1個ずつ上方に持ち上げて左右方向に外し、型ばらしをする。この型ばらしにより、図2に示される矩形螺旋状のモータ用コイル10を得ることができる。
【0057】
尚、上記のモータ用コイル10には、その後に、絶縁被膜で被覆する絶縁被覆処理と加圧変形処理が行われる。絶縁被覆処理では、絶縁材料が溶融状態で貯留された貯留槽(図示せず)内にモータ用コイル10を没入させ、絶縁材料を定着させる。この処理作業により、モータ用コイル10は、所定の厚さを有する絶縁被膜で被覆される。
【0058】
加圧変形処理では、モータ用コイル10を中心軸線Lの軸方向に沿って両側から加圧し、延在方向に所定間隔をおいて連続する複数の前板部11、左板部12、後板部13、及び右板部14がそれぞれ重なり合う積層状態に変形させる。
【0059】
図9は、加圧変形処理が施されたモータ用コイル10の完成品を概略的に示す図であり、図9(a)は、モータ用コイル10を正面から見た図、図9(b)は左側から見た図である。完成品は、その中央部分にモータ用コアを挿入可能な略矩形の開口形状を有する貫通孔15が形成されている。また、完成品の外周囲は、モータ内に組み込んだ際に、モータ設計上で許容された空間を十分に埋めることができる縦断面が台形のブロック形状に形成される。したがって、完成品状態のモータ用コイル10は、平形導線をその幅方向がモータ用コアの径方向に沿って延在し、かつモータ用コアの外周囲に沿ってモータ用コアの軸方向に螺旋状に積層して配置される角形のものとすることができ、占積率の高いモータ用コイル10を容易に得ることができる。
【0060】
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施の形態では、鋳型ピース41、51を積み重ねた後に、Z軸テーブル33が下降移動を行う場合を例に説明したが、Y軸テーブル32の前後方向への移動と同時にZ軸テーブル33を下降させる制御を行ってもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る鋳造装置によれば、第1鋳型ピース積層群の鋳型ピースを積み重ねる動作と、第2鋳型ピース積層群の鋳型ピースを積み重ねる動作とをそれぞれ交互に行って鋳造金型を組み立てる。そして、その際、鋳型ピースを積み重ねる毎に、その積み重ねた鋳型ピースの凹溝に溶融母材を垂下して注湯するので、矩形螺旋状のキャビティに溶融母材を鋳込むことができ、矩形螺旋状のモータ用コイルを製造することができる。これにより、縦巻きモータ用コイルを容易に製造でき、生産性の向上及び製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋳造作業により製造されたモータ用コイルを概略的に示す斜視図である。
【図2】モータ用コイルの側面図である。
【図3】鋳造装置の全体図である。
【図4】図3の矢印A方向から見た要部拡大図である。
【図5】鋳造金型を概略的に示す全体図である。
【図6】鋳型ピースの構成を説明する斜視図である。
【図7】鋳造装置を制御する制御手段を説明するブロック図である。
【図8】鋳造装置の動作を説明するフローチャートである。
【図9】モータ用コイルの完成品の状態を示す図である。
【図10】従来技術を説明する図である。
【図11】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
10 モータ用コイル
20 鋳造装置
24 注湯ノズル
25 貯留タンク
30 移動手段
31 X軸テーブル
32 Y軸テーブル
33 Z軸テーブル
40 鋳造金型
41、51 鋳型ピース
42 第1鋳型ピース積層群
43、53 合わせ面部
44、54 上板部
45、55 下板部
46、56 傾斜板部
47、57 凹溝
52 第2鋳型ピース積層群
61 ロアベース
71 ロボットアーム(組立手段)
Q キャビティ
L 中心軸線

Claims (2)

  1. 柱状のモータ用コアに貫通保持され、平形導線を該平形導線の幅方向がモータ用コアの径方向に沿って延在しかつ前記モータ用コアの外周囲に沿って前記モータ用コアの軸方向に螺旋状に積層して配置される矩形螺旋状のモータ用コイルを鋳造する鋳造装置において、
    上面に平面視略コ字形の凹溝を有する平板状の鋳型ピースを積層して形成した第1鋳型ピース積層群と第2鋳型ピース積層群を、互いに合わせ面部で接合することにより上下方向に矩形螺旋状に連続するキャビティを形成する鋳造金型と、
    前記第1鋳型ピース積層群の鋳型ピースを積み重ねる動作と、前記第2鋳型ピース積層群の鋳型ピースを積み重ねる動作とをそれぞれ交互に行うことによって前記鋳造金型を組み立てる組立手段と、
    該組立手段により前記鋳型ピースを積み重ねる毎に、該積み重ねた鋳型ピースの凹溝に溶融母材を垂下して注湯可能な注湯ノズルとを有することを特徴とする鋳造装置。
  2. 前記鋳型ピースは、
    前記合わせ面部の長手方向一方端側で前記合わせ面部から離間する方向に向かって略水平に延在する上板部と、
    該上板部よりも下方位置で前記合わせ面部の長手方向他方端側で前記合わせ面部から離間する方向に向かって略水平に延在する下板部と、
    前記上板部と前記下板部に両端が連続すると共に前記上板部側から前記下板部側に向かって移行するにしたがって漸次下降する傾斜板部とを有し、
    前記合わせ面部で接合することにより、前記第1鋳型ピース積層群の鋳型ピースの下板部上面及び上板部下面と前記第2鋳型ピース積層群の鋳型ピースの上板部上面及び下板部上面がそれぞれ連続する位置に配置され、前記凹溝とその上方に積み重ねられる鋳型ピースの下面との協働により前記キャビティを形成することを特徴とする請求項1に記載の鋳造装置。
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