JP2004334940A - 回転制御装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、情報処理装置 - Google Patents

回転制御装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、情報処理装置 Download PDF

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    • G11B33/144Reducing the influence of the temperature by detection, control, regulation of the temperature

Abstract

【課題】少なくとも消費電流量の増加および発熱量の増加を抑えることができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】ディスク状記録媒体1を回転駆動する回転駆動手段120のスピンドルモータ121の温度を温度センサ131で検出し、温度情報取得手段134Aで温度情報として取得する。偏芯量検出手段132で駆動電圧レベルを検出し、偏芯量情報取得手段134Bで偏芯量情報として取得する。判断手段134Cで温度が設定温度以上あるいは駆動電圧レベルが設定電圧値以上と判断すると、サーボ制御部133にて、線速度一定から角速度一定で回転駆動する状態に切り替える。線速度一定の簡単な構成で、長期間安定した情報の処理ができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク状記録媒体の回転駆動を制御する回転制御装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、情報処理装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、例えば線速度一定(Constant Linear Velocity:CLV)方式で情報が記録されたディスク状記録媒体を線速度一定で回転駆動させ、読取手段にて該情報を読み取る構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この特許文献1では、ディスク状記録媒体から読み取られる同期信号やサブコード信号などに基づいて、ディスク状記録媒体を回転駆動させるためのスピンドルモータをサーボ制御する構成が採られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−132851号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような線速度一定によるディスク状記録媒体の回転駆動では、情報を一定して読み取れることからエラー率が変化しないなどにより、制御構成が簡略化できる一方、ディスク状記録媒体における読み取られる情報の記録位置に応じて、ディスク状記録媒体の回転速度を可変している。それにより、回転駆動時における偏芯状況も変動してトラッキング制御などの読み取り動作に負荷が掛かる。また、その偏芯状況の変動に応じてディスク状記録媒体の回転駆動を線速度一定とすべくスピンドルモータの駆動を可変させる必要があり、偏芯量によってはスピンドルモータを駆動するために消費する電流量が増加し、また、スピンドルモータからの発熱量が増加して、そのスピンドルモータに近設した読取手段などに影響を及ぼすことが懸念されている。
【0006】
本発明は、上述した実情に鑑みて、少なくとも消費電流量の増加および発熱量の増加を抑えることができる回転制御装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、情報処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ディスク状記録媒体の回転駆動を制御する回転制御装置であって、前記ディスク状記録媒体を回転駆動する回転駆動手段と、前記ディスク状記録媒体に記録された情報を読取る読取手段と、前記読取手段により情報が読取られる際のディスク状記録媒体の近傍の温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段にて検出する温度が設定温度以上か否かを判断する判断手段と、この判断手段が前記設定温度以上であると判断すると、前記ディスク状記録媒体を角速度一定で回転駆動すべく前記回転駆動手段を制御する回転制御手段と、を具備したことを特徴とする回転制御装置である。
【0008】
請求項4に記載の発明は、ディスク状記録媒体の回転駆動を制御する回転制御装置であって、前記ディスク状記録媒体を回転駆動する回転駆動手段と、回転駆動された前記ディスク状記録媒体の偏芯量を検出する偏芯量検出手段と、この偏芯量検出手段にて検出する偏芯量が設定量以上か否かを判断する判断手段と、この判断手段にて設定量以上であると判断すると、前記ディスク状記録媒体を角速度一定で回転駆動すべく前記回転駆動手段を制御する回転制御手段と、を具備したことを特徴とする回転制御装置である。
【0009】
請求項10に記載の発明は、ディスク状記録媒体に記録された情報を読取手段にて読み取る際の前記ディスク状記録媒体の回転駆動を制御する回転制御方法であって、情報が読み取られる際の前記ディスク状記録媒体の近傍の温度が設定温度以上か否かを判断し、前記設定温度以上であると判断した場合に前記ディスク状記録媒体を角速度一定で回転駆動させることを特徴とする回転制御方法である。
【0010】
請求項11に記載の発明は、ディスク状記録媒体の回転駆動を制御する回転制御方法であって、前記ディスク状記録媒体の回転駆動時における偏芯量が所定量以上か否かを判断し、前記所定量以上であると判断した場合に前記ディスク状記録媒体を角速度一定で回転駆動させることを特徴とする回転制御方法である。
【0011】
請求項12に記載の発明は、請求項10または請求項11に記載の回転制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする回転制御プログラムである。
【0012】
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の回転制御プログラムがコンピュータにて読み取り可能に記録されたことを特徴とする回転制御プログラムを記録した記録媒体である。
【0013】
請求項14に記載の発明は、ディスク状記録媒体に記録された情報を読み取る読取手段と、請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の回転制御装置と、この回転制御装置にて駆動制御される回転駆動手段と、前記読取手段にて読み取った前記情報を出力可能に処理する情報処理手段と、を具備したことを特徴とする情報処理装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の情報処理装置に係る一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0015】
〔情報処理装置の構成〕
図1は、情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、温度センサにて検出する光ピックアップの周辺の温度と、ディスク状記録媒体の回転駆動状態との関係を示す説明図で、(a)は光ピックアップの周辺の温度の時間変化を示す図で、(b)はその温度変化に応じたディスク状記録媒体の回転駆動の状態を示す図である。図3は、偏芯量検出手段にて検出する駆動電圧値とディスク状記録媒体の回転駆動状態との関係を示す説明図で、(a)はディスクの偏芯量を模式的に示す図で、(b)はトラッキングアクチュエータの駆動電圧レベルの変化を示す図で、(c)はその駆動電圧レベルの変化に応じたディスク状記録媒体の回転駆動の状態を示す図である。
【0016】
図1において、100は情報処理装置で、この情報処理装置100は、所定位置に装着されるディスク状記録媒体1に記録された情報を取得して出力可能に処理する。そして、情報処理装置100には、読取手段110と、回転駆動手段120と、回転制御部130と、情報処理手段140と、を備えている。
【0017】
なお、ディスク状記録媒体1としては、例えばCD−DA(Compact Disk−Digital Audio)、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc − Read Only Memory)、DVD−R(Digital Versatile Disc−Recordable)、DVD−RW(Digital Versatile Disc − ReWritable)、MD(Mini Disc)、MO(Magneto−Optical disk)、FD(Flexible Disc)などが例示できる。なお、これらに限らず、情報が記録可能なディスク状記録媒体および情報が記録されているディスク状記録媒体のいずれの記録媒体をも対象とすることができる。
【0018】
そして、読取手段110は、ディスク状記録媒体1に記録された情報を読み取る。この読取手段110は、光ピックアップ111と、図示しない送りモータと、読取ドライバ112と、を有している。そして、光ピックアップ111は、所定位置に装着されたディスク状記録媒体1の近傍に位置し、ディスク状記録媒体1における情報が記録された情報記録面にレーザ光を照射して該情報記録面から反射する反射光を受光し、その反射光を光電変換することにより電気信号として情報を取得する。送りモータは、光ピックアップ111をディスク状記録媒体1の情報記録面に平行で、かつその径方向に沿って移動させる。読取ドライバ112は、光ピックアップ111に設けられた図示しないフォーカスアクチュエータおよびトラッキングアクチュエータを駆動し、光ピックアップ111から照射される光の情報記録面からの焦点距離および情報記録面上の照射位置を調整する。
【0019】
回転駆動手段120は、情報処理装置100の所定位置に装着されたディスク状記録媒体1を線速度一定または角速度一定に回転駆動させる。この回転駆動手段120は、図示しない保持手段と、スピンドルモータ121と、スピンドルドライバ122と、を備えている。保持手段は、ディスク状記録媒体1を回転可能に保持する。スピンドルモータ121は、保持手段に連結し、保持手段を回転駆動させる。スピンドルドライバ122は、回転速度を可変とする線速度一定または回転速度を一定とする角速度一定(Constant Angular Velocity:CAV)でディスク状記録媒体1を回転駆動すべくスピンドルモータ121を駆動する。
【0020】
回転制御部130は、回転駆動手段120によるディスク状記録媒体1の回転駆動状態を制御する。この回転制御部130は、温度検出手段としての温度センサ131と、偏芯量検出手段132と、回転制御手段としてのサーボ制御部133と、演算手段134と、を備えている。
【0021】
温度センサ131は、例えば、サーミスタ回路で構成され、光ピックアップ111に設けられており、所定位置に装着されたディスク状記録媒体1の近傍の温度を検出する。このサーミスタ回路は、抵抗とサーミスタが直列接続されて構成されており、そのサーミスタの抵抗値は光ピックアップ111の周辺の温度変化に伴い変化する特性を有する。そして、この変化に伴い抵抗とサーミスタとの接続点の電圧値も変化するので、その電圧値の変化を検出することにより、光ピックアップ111の周辺の温度、つまり、ディスク状記録媒体1の近傍の温度を検出する。そして、温度センサ131は、温度の検出により得られる情報を温度情報として演算手段134に出力する。
【0022】
偏芯量検出手段132は、回転駆動するディスク状記録媒体1の偏芯量を検出する。この偏芯量は、例えば回転駆動されるディスク状記録媒体1から光ピックアップ111により情報を読み取る際に、読取ドライバ112がトラッキングアクチュエータに与える駆動電圧値とトラッキングアクチュエータの感度から求められる駆動電圧レベルを読み取ることにより検出される。ディスク状記録媒体1を線速度一定で回転駆動する場合、ディスク状記録媒体1の偏芯に起因してトラッキングアクチュエータの駆動電圧レベルにバラツキが生じる。つまり、回転駆動されるディスク状記録媒体1の偏芯量にバラツキが生じると、その偏芯に追従すべく光ピックアップ111のトラッキング方向への駆動をコントロールする必要がある。サーボ制御部133は、光ピックアップ111から得られる情報に基づいてトラッキングサーボ制御を行うものであるが、ディスク状記録媒体1に偏芯が生じると情報記録面から反射される反射光の受光量が減少し、トラッキングアクチュエータの感度が低下する。そうなると、照射位置を調整すべくトラッキングサーボ制御を行いトラッキングアクチュエータに与える駆動電圧値を可変する。その偏芯の大きさによっては読取ドライバ112のトラッキングアクチュエータに与える駆動電圧値がバラツクことになる。つまり、トラッキングアクチュエータの感度とトラッキングアクチュエータに与える駆動電圧値により求められる駆動電圧レベルのバラツキをモニターすることによってディスク状記録媒体1の偏芯量を検出することができる。図3(a)は、そのトラッキングアクチュエータの感度とトラッキングアクチュエータに与える駆動電圧値により求められた駆動電圧レベルの波形を示しており、その波形のピークとボトムとの幅により偏芯量が検出される。そして、この偏芯量検出手段132は、その駆動電圧レベルを偏芯量情報として演算手段134に出力する。
【0023】
サーボ制御部133は、光ピックアップ111、読取ドライバ112、スピンドルドライバ122、演算手段134および情報処理手段140に接続されている。そして、サーボ制御部133は、光ピックアップ111のフォーカスアクチュエータおよびトラッキングアクチュエータの駆動状態を認識し、読取ドライバ112を制御して、フォーカスアクチュエータおよびトラッキングアクチュエータの駆動を制御する。また、サーボ制御部133は、ディスク状記録媒体1を線速度一定または角速度一定で回転駆動すべくスピンドルドライバ122を制御(スピンドルサーボコントロール)する。さらに、サーボ制御部133は、光ピックアップ111から出力される電気信号を取得して所定の信号処理を施し、その信号処理が施された情報を情報処理手段140に出力する。なお、サーボ制御部133の回路構成は、例えばPLL(Phase Locked Loop)回路などで構成されており、ディスク状記録媒体を線速度一定で回転駆動させる簡略な回路構成となっている。また、PLL回路で構成されるサーボ制御部133は、ディスク状記録媒体1を線速度一定で回転駆動させる簡略な回路構成となっているが、このPLL回路では、読取ドライバ112やスピンドルドライバ122のサーボ制御方式を適宜変更するなどのソフト的設計により角速度一定によるサーボ制御を行わせることができる。すなわち、本実施形態におけるサーボ制御部133は、演算手段134からの線速度処理を行う旨の指令または角速度処理を行う旨の指令により、線速度一定によるサーボ制御と角速度一定によるサーボ制御とを切り替えて実行するように構成されている。ちなみに、サーボ制御部133は、主として線速度一定によるサーボ制御が行える回路構成とされているため、角速度一定のサーボ制御を行う場合にはディスク状記録媒体1に記録されている情報の読み取り精度などが幾分低下する。
【0024】
演算手段134は、情報処理装置100全体の制御を司る。この演算手段134は、サーボ制御部133を制御して、ディスク状記録媒体1を線速度一定で回転駆動する状態にスピンドルドライバ122を制御させる線速度一定の制御処理(以下、線速度処理と称して説明する)と、ディスク状記録媒体1を角速度一定で回転駆動する状態にスピンドルドライバ122を制御させる角速度一定の制御処理(以下角速度処理と称して説明する)を実行させる。
【0025】
また、演算手段134は、温度情報取得手段134Aと、偏芯量情報取得手段134Bと、図示しない内蔵メモリと、判断手段134Cと、を備えている。
【0026】
温度情報取得手段134Aは、温度センサ131から出力される温度情報を取得する。偏芯量情報取得手段134Bは、偏芯量検出手段132から出力される偏芯量情報を取得する。内蔵メモリには、図2(a)および図3(b)に示すように、閾値である設定温度A、および、閾値である設定温度Aより低い温度の低温設定温度Bと、閾値である設定電圧値A、および、閾値である設定電圧値Aより低い電圧値の所定電圧値Bとが記憶されている。なお、本発明における偏芯量に係る設定量は本実施形態における設定電圧値Aに相当し、また、本発明における偏芯量に係る所定量は本実施形態における所定電圧値Bに相当する。
【0027】
判断手段134Cは、温度情報取得手段134Aで取得した温度情報に基づいて、温度センサ131にて検出した温度と、内蔵メモリにあらかじめ記憶された設定温度Aとを比較し、温度センサ131で検出した温度が設定温度A以上か否かを判断する。また、判断手段134Cは、偏芯量情報取得手段134Bで取得した偏芯量検出手段132からの偏芯量情報に基づいて、偏芯量検出手段132にて検出した駆動電圧レベルと、内蔵メモリにあらかじめ記憶された設定電圧値Aとを比較し、検出した駆動電圧レベルが設定電圧値A以上か否かを判断する。
【0028】
そして、演算手段134は、検出された温度、または偏芯量が各々設定温度A、または設定電圧値A以上であると判断手段134Cが判断すると、線速度一定で回転駆動しているディスク状記録媒体1を角速度一定で回転駆動すべく角速度処理する旨の信号をサーボ制御部133に供給する。すなわち、図2(a)で示すように温度情報取得手段134Aで取得した温度情報が設定温度A以上になると、図2(b)に示すように、演算手段134は線速度処理から角速度処理に切り替えるべくサーボ制御部133を制御する。また、図3(b)で示すように偏芯量情報取得手段134Bで取得した偏芯量情報の駆動電圧レベルが設定電圧値A以上になると、図3(c)に示すように、演算手段134は線速度処理から角速度処理に切り替えるべくサーボ制御部133を制御する。
【0029】
また、演算手段134は、図2(a)に示すように、角速度処理を行うべくサーボ制御部133を制御している状態において、温度情報取得手段134Aにより取得した温度情報が設定温度Aより低い低温設定温度B以下になったことを判断手段134Cが判断すると、図2(b)に示すように、角速度処理から線速度処理に切り替えるべくサーボ制御部133を制御する。さらに、演算手段134は、図3(b)に示すように、角速度処理を行うべくサーボ制御部133を制御している状態において、偏芯量情報取得手段134Bにより取得した偏芯量情報(駆動電圧レベル)が設定電圧値Aより低い所定電圧値B以下になったことを判断手段134Cが判断すると、図3(c)に示すように、角速度処理から線速度処理に切り替えるべくサーボ制御部133を制御する。そして、サーボ制御部133は、演算手段134からの指令に応じてディスク状記録媒体1を線速度一定で回転駆動すべくスピンドルドライバ122を制御したり(図2及び図3で示すCLV ON)、ディスク状記録媒体1を角速度一定で回転駆動すべくスピンドルドライバ122を制御する(図2及び図3で示すCAV ON)。
【0030】
情報処理手段140は、サーボ制御部133および演算手段134に接続されている。この情報処理手段140は、サーボ制御部133で取得した光ピックアップ111からの情報に対応する電気信号を取得し、適宜処理する。例えば、光ピックアップ111で読み取られて変換された電気信号を画像データや音楽データに復号化して情報処理手段140に接続されたスピーカや表示装置などの出力手段に出力するなどディスク状記録媒体1に記録された情報を再生可能に処理する。この情報処理手段140で処理された情報は、適宜出力手段に出力される。
【0031】
ちなみに、角速度一定の回転駆動では、ディスク状記録媒体1の外周側と内周側とで単位時間当たりの読み取る情報量が異なるため、読み取られた情報を転送する際の転送レートを可変制御するなど、安定して情報を取得するための制御回路が複雑な構成となり、製造上のコストの低減が図りにくい。しかしながら、角速度一定の回転駆動は、偏芯量に係らず回転速度を常に一定とする駆動方式であるため、偏芯量の影響によりスピンドルモータを駆動するために消費する電流量の増加が殆どなく、また、スピンドルモータからの発熱量が増加することも殆どないという利点も有する。本発明では、そのような角速度一定の回転駆動による利点を巧みに利用することにより上記した線速度一定の回転駆動における一つの課題を解決しようとするものである。
【0032】
〔情報処理装置の動作〕
次に、上記情報処理装置100の動作について説明する。
【0033】
まず、回転駆動するディスク状記録媒体1の偏芯状態と、スピンドルモータ121の駆動する際の消費電流量との関係について、図4を参照して説明する。
【0034】
ディスク状記録媒体1を角速度一定で回転駆動させる場合、スピンドルモータ121の駆動状態を一定に制御する。このことにより、ディスク状記録媒体1の偏芯量に係らず、スピンドルモータ121の駆動制御をする際の電圧値は一定であるので、図4に示すように、消費電流量が増加することなくほぼ一定となる(スピンドルCAVサーボを参照)。したがって、ディスク状記録媒体1を角速度一定で回転駆動させる場合、スピンドルモータ121の消費電流量が増加せず、スピンドルモータ121の発熱量が増加しない。
【0035】
一方、ディスク状記録媒体1を線速度一定で回転駆動させる場合、ディスク状記録媒体1に記録された情報の読み取り位置により、スピンドルモータ121の回転速度を適宜変更し、線速度一定にしている。このことにより、ディスク状記録媒体1の偏芯量の大きさに応じて、スピンドルモータ121に与える電圧値が変動するので、図4に示すように、消費電流量も増加する(スピンドルCLVサーボを参照)。したがって、ディスク状記録媒体1を線速度一定で回転駆動させる場合、偏芯量に応じてスピンドルモータ121の消費電流量が増加し、スピンドルモータ121の発熱量が増加する。
【0036】
このことにより、情報処理装置100は、ディスク状記録媒体1の回転駆動状態、つまり角速度一定による回転駆動状態と線速度一定による回転駆動状態とによって発生する発熱量が異なることから、熱の影響を受けずに情報を処理すべく、ディスク状記録媒体1の回転駆動状態の制御をする。
【0037】
具体的には、情報処理装置100の所定位置にディスク状記録媒体1が装着されると、演算手段134は、温度情報取得手段134Aにて温度センサ131で検出する温度に関する温度情報を取得するとともに、偏芯量情報取得手段134Bにて偏芯量検出手段132で検出する駆動電圧レベルに関する偏芯量情報を取得する。そして、演算手段134は、判断手段134Cにて、温度情報取得手段134Aで取得した温度センサ131からの温度情報に基づいて、温度センサ131にて検出した温度と、内蔵メモリにあらかじめ記憶された設定温度Aとを比較し、温度センサ131で検出した温度が設定温度A以上か否かを判断する。さらに、演算手段134は、判断手段134Cにて、偏芯量情報取得手段134Bで取得した偏芯量検出手段132からの偏芯量情報に基づいて、偏芯量検出手段132にて検出した駆動電圧レベルと、内蔵メモリにあらかじめ記憶された設定電圧値Aとを比較し、検出した駆動電圧レベルが設定電圧値A以上か否かを判断する。
【0038】
そして、演算手段134は、ディスク状記録媒体1が装着された時点では、判断手段134Cは消費電流量、発熱量が増加していないと判断する。この判断手段134Cの判断により、演算手段134はサーボ制御部133に線速度処理を行う旨の信号を供給し、サーボ制御部133はディスク状記録媒体1を線速度一定で回転駆動すべくスピンドルモータ121の駆動を制御する。
【0039】
そして、このスピンドルモータ121の駆動にて、線速度一定で回転駆動されるディスク状記録媒体1から、光ピックアップ111にて情報を読み取り、適宜情報処理手段140にて処理し、図示しない出力手段へ出力して再生処理する。
【0040】
この線速度一定で回転駆動する状態において、ディスク状記録媒体1自体の異なる偏芯量やスピンドルモータ121自体の特性などにより、偏芯量がある程度大きくなる状態が継続すると、上述したように、偏芯量に対応してスピンドルモータ121の駆動を制御、すなわち適宜電圧値を変動させて駆動制御する。そして、上述したように偏芯量が大きくなると、それに伴ってトラッキングアクチュエータの駆動電圧レベルが増加する。そして、その増加した駆動電圧レベルを偏芯量検出手段132にて検出する。
【0041】
また、偏芯量の大きさによってスピンドルモータ121に与える電圧値がある程度増加すると、上述した図4に示すように、消費電流量が増加して発熱量が増加することとなる。つまり、トラッキングアクチュエータの駆動電圧レベルが偏芯の大きさによって変動することから、この駆動電圧レベルを検出することによって偏芯状態を知ることができ、それに伴い、スピンドルモータ121に与えている電圧値の大きさ、すなわち、消費電流量の増加、発熱量の増加を知ることができる。また、線速度一定の回転駆動制御が継続すると、消費電流量の増加、発熱量の増加により、スピンドルモータ121の発熱が十分に放熱されない。すると、光ピックアップ111周辺の雰囲気温度がある程度上昇する。図2(a)に示すように、温度センサ131は、熱に対して耐久性が低い光ピックアップ111の周辺の上昇した温度を検出する。
【0042】
そして、判断手段134Cが偏芯量検出手段132にて検出するトラッキングアクチュエータの駆動電圧レベルが図3(b)に示す設定電圧値A以上に達した状態、および、判断手段134Cが温度センサ131にて検出する光ピックアップ111の周辺の温度が図2(a)に示す設定温度A以上に達した状態のうちの少なくともいずれか一方を判断すると、演算手段134は線速度一定で回転駆動させる線速度処理から、角速度一定で回転駆動させる線速度処理に切り替える旨の信号をサーボ制御部133に送る。サーボ制御部133は、演算手段134から送られた信号によりスピンドルドライバ122を制御してディスク状記録媒体1を角速度一定で回転駆動させる角速度処理を実行する。そして、光ピックアップ111は角速度一定の状態で回転駆動されたディスク状記録媒体1から情報を読み取り、情報処理手段にて適宜処理する。なお、サーボ制御部133は、線速度一定で回転駆動させる回路構成となっていることから、角速度一定の状態で取得した情報の処理により、例えば画像データなどの情報では再生された画面表示は幾分精度が低下した状態となる。
【0043】
この角速度一定の状態で処理が継続されると、スピンドルモータ121の駆動制御の際の電圧値が一定であることから、図4に示す角速度一定の回転駆動における消費電流量が一定となる状態に推移していき、それに伴い発熱量も一定となる状態に推移していく。すると、図2(a)に示すように、設定温度A以上であった光ピックアップ111の周辺の温度が徐々に減少していき、その温度が低温設定温度B以下まで減少される。また、回転速度が一定であることからトラッキングアクチュエータの駆動電圧値レベルにバラツキが生じなくなり、図3(b)に示すように、設定電圧値A以上にあるトラッキングアクチュエータの駆動電圧レベルが徐々に低下していき、その駆動電圧レベルが所定電圧値B以下まで低下する。このことにより、判断手段134Cは温度センサ131にて検出する温度が低温設定温度B以下の状態、および、偏芯量検出手段132にて検出する駆動電圧レベルが所定電圧値B以下の状態のうちの少なくともいずれか一方を認識することにより、演算手段134は再び線速度処理を実行する旨の信号をサーボ制御部133に送り、サーボ制御部133はスピンドルドライバ122を制御して線速度処理を実行する。
【0044】
上述したように、上記実施の形態では、温度センサ131にて検出する光ピックアップ111の周辺の温度が設定温度A以上か否かを判断手段134Cにて判断し、設定温度A以上であると判断した場合、演算手段134は、ディスク状記録媒体1を角速度一定で回転駆動する旨の信号をサーボ制御部133に供給し、サーボ制御部133はスピンドルドライバ122を制御して角速度処理を実行する。
【0045】
このため、角速度一定で回転駆動制御させて、発熱源となるスピンドルモータ121の発熱量を減少させて熱負荷に対して耐久性が比較的に低い光ピックアップ111の周辺温度の上昇を抑制し、情報の読み取りの際の熱的な負荷を低減でき、冷却効率の高い特別な構成を設ける必要がなく、光ピックアップ111の寿命の低減などを防止できる。そして、熱負荷が大きくない状況では、情報の読み取りのための構成が簡略な線速度一定で回転駆動制御することにより、構成の簡略化も容易に図れる。
【0046】
また、偏芯量検出手段132にて検出するディスク状記録媒体1の回転駆動時における偏芯量が設定量以上、すなわち偏芯量に対応するトラッキングアクチュエータの駆動電圧レベルが設定電圧値A以上か否かを判断手段134Cにて判断し、設定電圧値A以上であると判断した場合、演算手段134は、ディスク状記録媒体1を角速度一定で回転駆動する旨の信号をサーボ制御部133に供給し、サーボ制御部133はスピンドルドライバ122を制御して角速度処理を実行する。
【0047】
このため、角速度一定で回転駆動制御させて、ディスク状記録媒体1の偏芯量のバラツキをなくし、発熱源となるスピンドルモータ121の発熱量を減少させて、熱負荷に対して耐久性が比較的に低い光ピックアップ111の温度やその周辺温度の上昇を抑制し、情報の読み取りの際の熱的な負荷を低減でき、冷却効率の高い特別な構成を設ける必要がなく、光ピックアップ111の寿命の低減などを防止できる。そして、熱負荷が大きくない状況では、上述したように、情報の読み取りのための構成が簡略な線速度一定で回転駆動制御することにより、構成の簡略化も容易に図れる。
【0048】
さらに、偏芯が大きくなるとアクチュエータの駆動電圧レベルも大きくなるので、偏芯量の検出としてこの駆動電圧レベルを検出する構成とすることで、スピンドルモータ121に対する消費電流値の増加、およびそれに伴う発熱量を知ることができる。
【0049】
また、回転駆動制御として、線速度一定から角速度一定に切り替ることで、偏芯量や温度に対応した特別な回路構成を要することなく構成の簡略化が実現できる。
【0050】
そして、角速度一定の回転駆動制御により光ピックアップ111に対する熱負荷が低減して冷却され、温度センサ131にて検出する温度の減少や、偏芯量検出手段132にて検出する偏芯量の減少を検出する場合には、温度上昇時における設定温度Aより低い低温設定温度B、あるいは、設定電圧値Aより低い所定電圧値Bの閾値で、角速度一定の回転駆動制御から線速度一定の回転駆動制御に切り替えるので、熱負荷が低減する際の閾値近傍で、角速度一定の回転駆動制御または線速度一定の回転駆動制御が頻繁に切り替えられる状態を防止でき、処理負荷が低減して、安定した情報の処理ができる。
【0051】
また、熱負荷に比較的に弱い光ピックアップ111の周辺の温度を検出し、その検出する温度に応じて回転駆動制御を切り替える構成としている。このため、より熱負荷から光ピックアップ111の保護の確実性を向上でき、長期間安定した情報の読み取りができる。
【0052】
〔実施の形態の変形例〕
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
【0053】
すなわち、上述したように、ディスク状記録媒体1としては、情報が記録可能ないずれのディスク状の記録媒体をも対象とすることができる。
【0054】
そして、処理した情報を出力手段に出力させて例えば再生させる情報処理装置100としては、例えばパーソナルコンピュータやオーディオ−ビジュアル装置、音響装置などの他、ドライブ装置などを対象とすることができる。
【0055】
また、読取手段110の光ピックアップ111の周辺の温度を検出するとしたが、光ピックアップ111の周辺の温度に限らず、光ピックアップ111自体の温度や、発熱源となるスピンドルモータ121やその近傍の温度を検出する構成としても同様の効果が得られる。すなわち、光ピックアップ111により情報が読取られる際のディスク状記録媒体1の近傍の温度を検出する構成であればいずれの構成でもよい。
【0056】
さらに、ディスク状記録媒体1の回転駆動時の偏芯量を、トラッキングアクチュエータの駆動電圧レベルから検出する構成としたが、例えばスピンドルモータ121の消費電流量を読み取って閾値と比較させる構成としたり、スピンドルドライバ122によりスピンドルモータ121の駆動を制御する際の電圧値を読み取って演算手段134の偏芯量情報取得手段134Bにて取得して偏芯量を検出するなど、偏芯量を検出できるいずれの構成とすることができる。
【0057】
また、演算手段134としては、例えば1台のパーソナルコンピュータとしたり、複数のコンピュータをネットワーク状に組み合わせた構成や、マイクロコンピュータなどのICやCPUなどである素子、複数の電気部品が搭載された回路基板なども含む意味として定義される。また、上記演算手段134の構成を記録媒体などに記録されたプログラムやネットワーク介して取得するプログラムなどとして、このプログラムをインストールすることにより演算手段134を構成させるようにしてもよい。このような構成とすることで、利用の拡大が容易に図れる。
【0058】
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】前記一実施の形態における温度センサにて検出する光ピックアップの温度とディスク状記録媒体の回転駆動状態との関係を示す説明図である。
(a):光ピックアップの周辺の温度の時間変化を示す図
(b):光ピックアップの周辺の温度変化に応じたディスク状記録媒体の回転駆動の状態を示す図
【図3】前記一実施の形態における偏芯量検出手段にて検出する駆動電圧レベルとディスク状記録媒体の回転駆動状態との関係を示す説明図である。
(a):ディスクの偏芯量を模式的に示す図
(b):トラッキングアクチュエータの駆動電圧レベルの変化を示す図
(c):トラッキングアクチュエータの駆動電圧レベルの変化に応じたディスク状記録媒体の回転駆動の状態を示す図
【図4】前記一実施の形態における回転駆動するディスク状記録媒体1の偏芯状態と、スピンドルモータの駆動を制御する際の消費電流量との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ディスク状記録媒体
100 情報処理装置
110 読取手段
120 回転駆動手段
130 回転制御装置としての回転制御部
131 温度検出手段としての温度センサ
132 偏芯量検出手段
133 回転制御手段
134 コンピュータとしての演算手段
134C 判断手段

Claims (14)

  1. ディスク状記録媒体の回転駆動を制御する回転制御装置であって、
    前記ディスク状記録媒体を回転駆動する回転駆動手段と、
    前記ディスク状記録媒体に記録された情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により情報が読取られる際のディスク状記録媒体の近傍の温度を検出する温度検出手段と、
    この温度検出手段にて検出する温度が設定温度以上か否かを判断する判断手段と、
    この判断手段が前記設定温度以上であると判断すると、前記ディスク状記録媒体を角速度一定で回転駆動すべく前記回転駆動手段を制御する回転制御手段と、
    を具備したことを特徴とする回転制御装置。
  2. 請求項1に記載の回転制御装置において、
    前記回転制御手段は、前記判断手段により前記温度検出手段にて検出する温度が前記設定温度以上ではないと判断すると、前記ディスク状記録媒体を線速度一定で回転駆動すべく前記回転駆動手段を制御する
    ことを特徴とする回転制御装置。
  3. 請求項2に記載の回転制御装置において、
    前記判断手段は、前記回転制御手段にて前記ディスク状記録媒体を角速度一定で回転駆動制御している状態において、前記温度検出手段にて検出する温度が前記設定温度より低い低温設定温度以下か否かを判断し、
    前記回転制御手段は、前記判断手段が前記低温設定温度以下であると判断すると、前記ディスク状記録媒体の回転駆動を角速度一定から線速度一定に切り替えるべく前記回転駆動手段を制御する
    ことを特徴とする回転制御装置。
  4. ディスク状記録媒体の回転駆動を制御する回転制御装置であって、
    前記ディスク状記録媒体を回転駆動する回転駆動手段と、
    回転駆動された前記ディスク状記録媒体の偏芯量を検出する偏芯量検出手段と、
    この偏芯量検出手段にて検出する偏芯量が設定量以上か否かを判断する判断手段と、
    この判断手段にて設定量以上であると判断すると、前記ディスク状記録媒体を角速度一定で回転駆動すべく前記回転駆動手段を制御する回転制御手段と、
    を具備したことを特徴とする回転制御装置。
  5. 請求項4に記載の回転制御装置において、
    前記偏芯量検出手段は、前記回転駆動手段にて前記ディスク状記録媒体を回転駆動する際の電圧値を検出することにより前記偏芯量を検出し、
    前記判断手段は、前記偏芯量検出手段にて検出した電圧値が設定電圧値以上であると、前記偏芯量が設定量以上であると判断する
    ことを特徴とする回転制御装置。
  6. 請求項4に記載の回転制御装置において、
    前記偏芯量検出手段は、前記回転駆動手段にて前記ディスク状記録媒体を回転駆動する際の消費電流量を検出することにより前記偏芯量を検出し、
    前記判断手段は、前記偏芯量検出手段にて検出した消費電流量が設定電流量以上であると、前記偏芯量が設定量以上であると判断する
    ことを特徴とする回転制御装置。
  7. 請求項4に記載の回転制御装置において、
    前記ディスク状記録媒体に記録された情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段を駆動するトラッキングアクチュエータとを更に備え、
    前記偏芯量検出手段は、前記トラッキングアクチュエータの駆動電圧レベルを検出し、
    前記判断手段は、前記偏芯量検出手段が設定電圧値以上の駆動電圧レベルを検出することにより、前記偏芯量が設定量以上であると判断する
    ことを特徴とする回転制御装置。
  8. 請求項4ないし請求項7のいずれかに記載の回転制御装置において、
    前記回転制御手段は、前記判断手段により前記偏芯量検出手段にて検出する偏芯量が前記設定量以上でないと判断すると、前記ディスク状記録媒体を線速度一定で回転駆動すべく前記回転駆動手段を制御する
    ことを特徴とする回転制御装置。
  9. 請求項8に記載の回転制御装置において、
    前記判断手段は、前記回転制御手段にて前記ディスク状記録媒体を角速度一定で回転駆動している状態において、前記偏芯量検出手段にて検出する偏芯量が前記設定量より少ない所定量以下か否かを判断し、
    前記回転制御手段は、前記判断手段が所定量以下であると判断すると、前記ディスク状記録媒体の回転駆動を角速度一定から線速度一定に切り替えるべく前記回転駆動手段を制御する
    ことを特徴とする回転制御装置。
  10. ディスク状記録媒体に記録された情報を読取手段にて読み取る際の前記ディスク状記録媒体の回転駆動を制御する回転制御方法であって、
    情報が読み取られる際の前記ディスク状記録媒体の近傍の温度が設定温度以上か否かを判断し、
    前記設定温度以上であると判断した場合に前記ディスク状記録媒体を角速度一定で回転駆動させる
    ことを特徴とする回転制御方法。
  11. ディスク状記録媒体の回転駆動を制御する回転制御方法であって、
    前記ディスク状記録媒体の回転駆動時における偏芯量が所定量以上か否かを判断し、
    前記所定量以上であると判断した場合に前記ディスク状記録媒体を角速度一定で回転駆動させる
    ことを特徴とする回転制御方法。
  12. 請求項10または請求項11に記載の回転制御方法をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする回転制御プログラム。
  13. 請求項12に記載の回転制御プログラムがコンピュータにて読み取り可能に記録された
    ことを特徴とする回転制御プログラムを記録した記録媒体。
  14. ディスク状記録媒体に記録された情報を読み取る読取手段と、
    請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の回転制御装置と、
    この回転制御装置にて駆動制御される回転駆動手段と、
    前記読取手段にて読み取った前記情報を出力可能に処理する情報処理手段と、
    を具備したことを特徴とする情報処理装置。
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