JP2004334431A - 非接触idタグ処理装置及び非接触idタグ - Google Patents
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Abstract
【課題】非接触IDタグが適正か否かをその場で特定できるようにして、タグの偽造や不正使用及びトラブルを確実に抑制することを目的とする。
【解決手段】非接触IDタグ10の外表面の対角位置にある2ヶ所の角部に発光表示部11a,11bを設ける一方、非接触IDタグ処理装置1の制御部8で、非接触IDタグ10から送信されアンテナ2を介して受信したID情報とデータベース5内に予め登録されたID情報とを照合して受信したID情報が適正か否かを判定し、適正である場合には適正なID情報を送信した非接触IDタグ10の発光表示部11a,11bを発光させる構成である。
【選択図】 図1
【解決手段】非接触IDタグ10の外表面の対角位置にある2ヶ所の角部に発光表示部11a,11bを設ける一方、非接触IDタグ処理装置1の制御部8で、非接触IDタグ10から送信されアンテナ2を介して受信したID情報とデータベース5内に予め登録されたID情報とを照合して受信したID情報が適正か否かを判定し、適正である場合には適正なID情報を送信した非接触IDタグ10の発光表示部11a,11bを発光させる構成である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触IDタグ処理装置に関し、特に、適正なタグと不適切なタグを直ちに特定可能な非接触IDタグ処理装置に関する。また、適正なタグであることがどの方向からも直ちに視認可能な非接触IDタグに関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技場、例えばパチンコ店等では、客が獲得したパチンコ玉を特殊景品に交換するサービスを行っている。このような特殊景品は、景品交換所で特殊景品相当の金銭と交換されて収集され、景品交換所から再び店側に返送される。
【0003】
かかる特殊景品の景品交換所等における取扱い業務に関しては、従来から偽造、不正換金、或いは、景品個数の数え間違いや換金額計算の間違え等によりトラブル等が発生し易いという問題があった。
【0004】
このような問題を解消するため、従来、特殊景品として固有のID情報を記憶させたタグを用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
即ち、ケース内にICチップとアンテナを収納したタグを特殊景品として用い、タグのICチップに特殊景品固有の識別番号(ID)を含む固有情報を記憶させる。そして、景品交換所で特殊景品の受け渡しを行う際に、読取り装置でタグ(特殊景品)内の固有情報を読取る。読取り装置では、読取った固有情報に基づいて、タグの適否判定、景品個数、換金額の特定等の処理を実行し、処理結果を表示装置で表示したりプリンタによりプリントアウトしたりする構成である。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−320761号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の構成においては、例えば識別番号の照合処理により偽造タグの存在やタグの不正使用が判明したとしても、どのタグが偽造品や不正品であるかタグ外観から識別することが難しい場合がある。従って、偽造タグ不正タグをその場で直ちに特定できず、客と運営者との間でトラブル等が発生する虞れがあり、上述の問題を解消するには不十分である。
【0007】
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、適正なタグと不適切なタグを直ちに特定することにより、タグの偽造や不正使用及びトラブルを確実に抑制できる非接触IDタグ処理装置を提供することを目的とする。また、適正なタグであることがどの方向からも直ちに視認可能な構造の非接触IDタグを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1の発明における非接触IDタグ処理装置では、視認可能な発光表示部及び前記発光表示部の点消灯を制御する制御部を有すると共に所定のID情報を記憶し外部と非接触で通信可能な構成である非接触IDタグと無線通信するための通信手段と、該通信手段の通信領域内に前記非接触IDタグが載置されたとき当該タグに対して前記ID情報の送信要求指令を発生し、受信したID情報の適否を判定し、適正なID情報を送信した非接触IDタグの前記制御部に対して前記発光表示部の発光制御指令を発生するタグ処理手段と、を備えて構成した。
【0009】
かかる構成では、通信手段の通信領域に載置されて非接触IDタグと通信が開始されると、タグ処理手段からID情報の送信要求指令を発生してタグに送信する。タグ処理手段は、タグから送信されたID情報を含むデータを受信すると、受信したID情報が適正か否かを判定し、適正なID情報であればそのID情報を送信した非接触IDタグの制御部に対して発光表示部の発光制御指令を発生する。これにより、適正なタグであれば発光表示部が発光するので、適正なタグか否かをその場で直ちに確認できるようになり、タグの偽造や不正使用を抑制できるようになる。
【0010】
請求項2のように、処理動作開始のトリガーを入力する操作部を備え、前記タグ処理手段は、前記操作部からのトリガー入力によりタグ処理動作を開始する構成とするとよい。
【0011】
また、請求項3のように、前記タグ処理手段のタグ処理結果を表示する表示部を備える構成とするとよい。
前記タグ処理手段は、請求項4のように、受信したID情報の適否を判定する毎に、適正なID情報を送信した非接触IDタグに前記発光制御指令を発生する構成としてもよく、請求項5のように、通信領域内に載置された全てのタグについてID情報の適否を判定した後、適正なID情報を送信した全ての非接触IDタグに対して一斉に前記発光制御指令を発生する構成としてもよい。
【0012】
請求項6のように、前記通信手段は、少なくとも2つのアンテナを備え、互いに直交する2方向に電磁波を指向させて放射可能な構成とするとよい。これにより、タグの載置状態の自由度が向上するようになる。
【0013】
請求項7の発明は、所定のID情報を記憶しケース内に収納したアンテナを介して外部と無線通信可能な非接触IDタグであって、前記ケース外表面に形成され少なくともタグを挟んで互いに対面する位置側から同時に視認可能な発光表示部と、前記ケース内に収納され前記アンテナを介して受信される外部からの指令に基づいて前記発光表示部の点消灯を制御する制御部と、前記ケース内に収納されケース平坦面に対して略平行で互いに直交する2方向の磁束成分が前記アンテナを貫くように外部磁束を指向させる磁性体と、ケース平坦面に対して垂直方向の外部磁束を遮蔽するシールド部と、を備えて構成した。
【0014】
かかる構成では、発光表示部が、ケース外表面の少なくともタグを挟んで互いに対面する位置側から同時に視認可能であり、例えば客と運営者の両方から同時に適正なタグか否かの確認が可能となり、客と運営者との間のトラブルの発生を抑制できるようになる。また、タグの偽造や不正使用が抑制できるようになる。
【0015】
前記発光表示部を、請求項8のように、平板状ケースの対角位置の少なくとも2つの角部に設ける構成としてもよく、請求項9のように、平板状ケースの対辺部の少なくとも2つの辺部に設ける構成としてもよい。また、請求項10のように、前記発光表示部を、ケース側面周囲に光ファイバを配置して構成するようにしてもよい。
【0016】
前記磁性体は、請求項11のように、互いに直交方向に配置して2つ設ける構成としてもよく、請求項12のように、前記外部磁束の指向方向に対して斜めに配置して1つ設ける構成としてもよい。
【0017】
請求項13のように、本発明の非接触IDタグは、前記請求項1〜6のいずれか1つに記載の非接触IDタグ処理装置を用いて処理するようにするとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る非接触IDタグ処理装置の第1実施形態の構成を示すブロック図である。
【0019】
図1において、本実施形態の非接触IDタグ処理装置1は、アンテナ2と、送受信部3と、メモリ4と、データベース5と、表示部6と、操作部7と、制御部8と、を備えて構成される。
【0020】
前記アンテナ2は、後述する非接触IDタグ10(以下、タグ10とする)との間で電磁波(電磁誘導方式等を含む)を送受信するためのもので、例えば景品交換所等のタグ10を載置する載置台21(図5に示す)の内部等に収納する。前記送受信部3は、アンテナ2と制御部8に接続され、制御部8から入力する指令情報をアンテナ2を介してタグ10側に送信し、アンテナ2で受信したタグ10からの情報を制御部8に出力する。メモリ4は、受信した全てのID情報や適正と判定されたタグ10からの受信データを一時的に記憶するためのものである。データベース5は、タグ10の適否判断のためのID情報を記憶させるためのもので、予め登録したタグの全てのID情報が記憶されている。表示部6は、メモリ4に記憶された適正なタグ10に関する処理結果を表示するためのものである。操作部7は、非接触IDタグ処理装置1によるタグ10の処理動作開始のトリガーを与えるためのものであり、例えばスイッチ等で構成する。この場合、スイッチをオンすることにより処理動作開始のトリガーを与え、スイッチをオフすることにより処理動作終了のトリガーを与えるよう構成してもよく、また、スイッチを押すことにより処理動作開始のトリガーだけを与えるよう構成してもよい。制御部8は、非接触IDタグ処理装置1におけるタグ処理動作を制御するもので、タグの適否判定処理や適正なタグに対する発光指令を含む各種指令の発生動作等を制御する。また、メモリ4に対するタグ10の送信情報の書込みや表示部6に対する適正タグの枚数や換金額等のタグに関する処理結果の表示等を制御する。ここで、前記アンテナ2及び送受信部3で通信手段が構成され、前記制御部8、メモリ4及びデータベース5でタグ処理手段が構成される。
【0021】
図2に、上述の非接触IDタグ処理装置1で処理する本発明に係る非接触IDタグの第1実施形態の構成を示す。
図2において、本実施形態のタグ10は、同図(A)に示すように、一面開口のケース11内に、コイルアンテナ12、2つの板状の磁性体13A,13B、基板14に設けたICチップ15及び2つのLED16,17を収納し、同図(B)に示す板状の蓋18でケース11の開口部を塞いでケース11内を密閉すると共に、蓋18にシールド部としての遮蔽板19を取付ける構成である。
【0022】
ケース11は、樹脂製で平板状に形成され、タグ10を挟んで互いに対面する位置側から同時に視認可能な位置、例えば対角位置にある2ヶ所の角部に光透過可能な透明又は半透明の樹脂で形成された発光表示部11a、11bが設けられ、LED16,17からの光により点灯する。コイルアンテナ12は、例えば銅線等を巻回した平面状アンテナである。2つの磁性体13A,13Bは、非接触IDタグ処理装置1との交信時にケース11の平坦面に対して略平行で互いに直交する2方向(図中の矢印X、Y方向)に外部磁束がアンテナ12を貫くようにそれぞれ外部磁束を指向させて導くためのもので、互いに直交しそれぞれ図中破線で示すように一端側がアンテナ12の下側に位置するように設けられている。タグの制御部としてのICチップ15は、後述の図5に示すフローチャートのようにタグ10の動作を制御するもので、非接触IDタグ処理装置1からの指令に基づいて固有のID情報を含む記憶情報の送信動作及びLED16,17の点消灯動作等を制御する。LED16,17は、ケース11の発光表示部11a、11b近傍にそれぞれ配置されている。また、蓋18は、ケース11と同一の樹脂で形成された平板であり、図に示すように前記発光表示部11a、11bに対応する角部が透明又は半透明の樹脂形状に合わせて切り欠いた形状である。遮蔽板19は、ケース11の平坦面に対して垂直方向の磁束を遮り、複数のタグを一括処理する際にタグ間の動作干渉を防止するためのものである。
【0023】
かかる構成の非接触IDタグ10は、非接触IDタグ処理装置1の通信領域内で処理装置1からの電力波を受信すると、磁性体13A又は13Bで導かれたケース11平坦面と略平行な磁束がコイルアンテナ12を貫くことにより、コイルアンテナ12に起電力が発生する。この起電力を駆動電源として動作する。
【0024】
次に、本実施形態の非接触IDタグ処理装置1のタグ処理動作について説明する。
図3は、非接触IDタグ処理装置1の動作を示すフローチャートである。
【0025】
ステップ1(図中S1で示し、以下同様とする)では、処理開始のトリガーが入力したか否かを判定する。図4に示すように、アンテナ2を内蔵した載置台21にタグ10を載置して操作部7を操作すると処理開始のトリガーが入力され、ステップ1の判定がYESとなり、ステップ2に進む。
【0026】
ステップ2では、載置されたタグ10のデータ読取り処理を開始する。即ち、処理開始トリガーの入力によりタグ10に対するデータ送信要求指令を発生し、タグ10側に送信する。
【0027】
ステップ3では、送信要求指令の発生から一定時間ID情報の受信がないか否かを判定する。一定時間内に受信があれば適否未処理のタグありと判断して判定がNOとなりステップ4に進む。
【0028】
ステップ4では、受信したID情報が既に記録されているか否かをメモリ4の記録データを参照して判定する。記録されていなければ新たなID情報と判断して判定がNOとなりステップ5に進む。記録されていればステップ2に戻りID情報を読込む。
【0029】
ステップ5では、受信したID情報をデータベース5のIDデータと照合してID情報が適正なIDか否かを判定する。データベース5に登録されていれば適正IDと判断してステップ6に進み、登録されていなければ偽造或いは不正なIDと判断し、そのID情報をメモリ4に記憶させステップ6を飛び越えてステップ7に進む。
【0030】
ステップ6では、ステップ5で適正IDと判断されたタグ10のID情報を含む送信データをメモリ4に記録する。
ステップ7では、ステップ5のID情報適正判定処理の判定対象となったタグ10に対する休止指令を発生して送信し、ステップ2に戻りID情報の読取りを行う。
【0031】
そして、上述のステップ2〜ステップ7までの動作をステップ3の判定がYESとなるまで繰り返し行い、ステップ3の判定がYESになれば、載置台21に載置された全てのタグ10のID情報の適否処理が終了したと判断してステップ8に進む。
【0032】
ステップ8では、メモリ4に記憶した適正IDのタグ10に対する動作指令を発生し、ステップ7の休止指令で休止状態にある適正な各タグ10を動作状態にする。
【0033】
ステップ9では、動作指令を送信した適正なタグ10に対して一斉にLED16,17の点灯指令を発生し送信する。
ステップ10では、メモリ4の記憶データに基づいて適正なタグ枚数や各タグに付加された価値情報に基づく換金額の算出処理を行いその処理結果を表示部5に表示する。尚、表示処理後に適正なタイミングで適正なタグに対してLED16,17の消灯指令を発生しタグ10側に送信して処理動作を終了する。
【0034】
図5は、上述の非接触IDタグ処理装置1の処理動作に対応したタグ10の動作を示すフローチャートである。
載置台21に載置されたタグ10は、非接触IDタグ処理装置1からの指令を待ち、非接触IDタグ処理装置1からデータ送信要求を受信するとステップ21の判定がYESとなり、ステップ22でID情報を含む記録データの送信動作を実行する。その後、タグ休止指令を受信するとステップ23の判定がYESとなり、ステップ24で休止状態に制御する。動作指令を受信するとステップ25の判定がYESとなり、ステップ26で動作状態に制御し、点灯指令を受信するとステップ27の判定がYESとなり、ステップ28でLED16,17を点灯制御する。そして、消灯指令を受信するとステップ29の判定がYESとなり、ステップ30でLED16,17を消灯制御する。
【0035】
かかる本実施形態の非接触IDタグ処理装置1によれば、適正なID情報を有するタグ10に対してだけLED16,17の点灯指令を発生し、適正なタグ10の発光表示部11a,11bだけを発光させるので、適正なタグか否かをその場で直ちに視認できる。従って、偽造タグや不正タグの使用抑制効果が向上する。また、非接触IDタグ10には対角位置の2ヶ所の角部に発光表示部11a,11bを設けたので、タグ10を載置台21に置いたときにどの方向からも発光表示部11a,11bのいずれか一方の発光は視認できる。このため、例えば景品交換所において客側と運営側のどちらもその場で適正なタグ10か否かを確認でき、両者間のトラブルを防止できる。また、非接触IDタグ10において、磁性体13Aだけの場合は図4の(A)のように載置し、磁性体13Bだけの場合は図4の(B)のように載置する必要があり、タグ10の載置状態を規制する必要があるが、本実施形態の非接触IDタグ10のように、2つの磁性体13A,13Bを互いに直交するように配置したことで、図4(A)と(B)のいずれの載置状態でもコイルアンテナ12を貫通する磁束成分を十分得ることができ、載置台21へのタグ10の載置状態の自由度が増し実用的である。
【0036】
次に、本発明の非接触IDタグ処理装置の第2実施形態について説明する。尚、第2実施形態は、図1に示す第1実施形態とタグの処理動作が異なるだけであり、ハードウエア構成は第1実施形態と同様であるので図示を省略し、ここでは、処理動作についてのみ説明する。
【0037】
第1実施形態は、ID情報の適否処理を全てのタグ10に対して行った後に、一斉に適正タグ10のLED16,17を点灯制御する構成であるのに対して、第2実施形態は、ID情報の適否を判定する度に適正IDに対してLED16,17の点灯制御を行う構成である。
【0038】
図6に、第2実施形態の処理動作のフローチャートを示す。
ステップ41〜46までは第1実施形態のステップ1〜6と同様であり、説明を省略する。
【0039】
ステップ46で適正なタグ10の送信データをメモリ4に記憶した後、ステップ47で、データを記録した適正タグ10に対する点灯指令を発生し送信する。これにより、適正なタグ10の発光表示部11a,11bが発光する。
【0040】
ステップ48では、ステップ45でID情報適否判定の対象となったタグ10、即ち、ステップ47で点灯指令を送信した適正なタグ或いはステップ45で適正でないと判定されて偽造又は不正使用のタグに対する休止指令を発生して送信する。
【0041】
そして、ステップ42〜ステップ48までの動作をステップ43の判定がYESとなるまで繰り返し行い、ステップ43の判定がYESになれば、載置台21上の全てのタグ10のID情報適否処理が終了したと判断してステップ49に進み、図3のステップ10と同様にして処理結果を表示部5に表示させる。尚、表示処理後に適正なタイミングで休止状態にある適正なタグ10に対する動作指令を発生し適正なタグ10を動作状態とした後、LEDの消灯指令を発生しタグ10側に送信し、適正なタグ10のLED16,17を消灯させることは言うまでもない。
【0042】
上述の各実施形態は、操作部7がスイッチを押して処理動作開始のトリガーだけを与える構成の場合を示したが、操作部7をスイッチオンでより処理動作開始トリガーを与え、スイッチオフで処理動作終了トリガーを与える構成とすれば、タグ10の個数が多すぎて全てのタグ10を一度に載置台21に載置できない場合でも全てのタグ10を一括して処理できる利点がある。即ち、かかる操作部7の構成によれば、スイッチをオフするまでは適否処理を継続するので、タグ10を分割し複数回に分けて載置台21に載置し、全てのタグを載置台21に載置し終わった時点でスイッチをオフして適否処理を終了させるようにすれば、複数回に分けて載置台21に載置した全てのタグ10の適否処理を一括して行うことができる。
【0043】
また、上述の各実施形態では、アンテナ2を1つとしたが、載置台21に収納したアンテナ2とは別に図7に示すように、載置台21に対して垂直方向に例えばケース22に収納して別のアンテナ(図示せず)を設ければ、図7のようにタグ10を上下方向に積み重ねて載置台21に載置した場合でも、タグ10と非接触IDタグ処理装置1との間で交信が可能となり、載置台21に対するタグ1の載置状態の自由度が更に向上し、より実用的とすることができる。尚、以上の説明では、載置台21やケース22に1つのアンテナを収納するとしたが、これらに収納するアンテナ数は、1つに限らず複数収納するようにしてもよい。
【0044】
本発明の非接触IDタグ処理装置1は、非接触IDタグ10に対する情報の読み書きを実行するリーダライタに、読取った情報に基づいてタグ10の処理動作を制御する制御部を一体に内蔵する構成としてもよく、また、非接触IDタグ10に対する情報の読み書きを実行するリーダライタ部分と処理動作を制御する制御部分を分離する構成としてもよい。
【0045】
図8に、上述の非接触IDタグ処理装置1で処理する本発明に係る非接触IDタグの第2実施形態を示す。尚、第2実施形態は、図2に示す第1実施形態と発光表示部の構成が異なるだけであり、その他のアンテナ12、ICチップ15、磁性体13A,13Bについては第1実施形態と同様であるので図示を省略し、ここでは発光表示部の構成について示す。
【0046】
図8において、本実施形態の非接触IDタグ30は、ケース31内に光を透過可能な透明又は半透明の例えばアクリル棒32を設け、該アクリル棒32の両端をケース31の側面に露出させて発光表示部32a、32bとする。アクリル棒32の中間部を平面略三角状に切り欠き、この切り欠き部分に1つのLED33を配置する。これにより、LED33が点灯すると、光はアクリル棒32の両側に導かれて両端の発光表示部32a、32bが発光する。
【0047】
かかる構成によれば、発光表示部32a,32bがケース11の互いに対面する辺部に配置されるので、図9(A)、(B)に示すように、タグ30を載置台21に対してどのように載置してもあらゆる方向から発光表示部32a,32bの発光を視認でき、適正タグの確認がその場で直ちにできる。尚、アクリル棒に代えて光ファイバを使用してLED33の光を導くよう構成してもよい。
【0048】
本発明の非接触IDタグの構成は、上述の各実施形態に限るものではない。
例えば、図10に示す第3実施形態の非接触IDタグ40のように、ケースの4辺に発光表示部41a〜41dを設ける構成でもよく、また、図11示す第4実施形態の非接触IDタグ50のように、ケースの側面全周に光ファイバ51を設けて発光させる構成でもよい。即ち、本発明の非接触IDタグは、少なくとも互いに対面する方向から発光表示部の発光状態が視認可能な構成であればよい。
【0049】
また、各実施形態のタグ10、30,40,50において、コイルアンテナを貫くよう磁束を導くための磁性体13を、図12の破線で示すように、ケース内に斜めに配置する構成とすれば、1つの磁性体で図2(A)に示す互いに直交するX,Y方向の磁束成分を十分得ることができ、図2のように磁性体を2つ設ける必要がなく、部品点数を削減できる。
【0050】
尚、光センサ等を利用したタグ枚数計数用の計数センサを載置台にセットするようにしてもよい。この場合、例えば計数センサの計数値と処理装置で処理した適正タグ枚数とを比較して適正タグ枚数を確認するとよい。
【0051】
本発明の非接触IDタグ及び非接触IDタグ処理装置の用途は、特殊景品及びその処理に限定されるものではなく、例えばゲームセンタ等でお金の代わりに使用するコイン及びその処理等、その他のIDタグの使用が可能なシステムに適応できることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の非接触IDタグ処理装置によれば、タグのID情報に基づいてタグの適否を判定し、適正なタグの発光表示部を発光させる構成としたので、適正なタグか否かをその場で直ちに確認することができる。従って、例えばパチンコ店の特殊景品等にタグを使用した場合でも、タグの偽造や不正使用等の抑制効果だけでなく、これらに起因するトラブルの発生の抑制効果が向上する。
【0053】
また、本発明の非接触IDタグによれば、タグを挟んで互いに対面する位置側から同時に視認できるよう発光表示部を設けたので、発光表示部の視認性が向上し、適正なタグか否かを複数の方向から確実に確認することができる。また、タグ平坦面に対して互いに直交する2方向の磁束成分がアンテナを貫くよう構成したので、外部との交信時のタグ位置の自由度が向上し、実用的効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触IDタグ処理装置の第1実施形態の構成を示すブロック図
【図2】本発明の非接触IDタグの第1実施形態の構成図
【図3】同上第1実施形態の非接触IDタグ処理装置のタグ処理動作を説明するフローチャート
【図4】載置台に対するIDタグの載置例を示す図
【図5】図3のタグ処理動作に対応するIDタグの動作を説明するフローチャート
【図6】本発明の非接触IDタグ処理装置の第2実施形態によるタグ処理動作を説明するフローチャート
【図7】アンテナを2つ設ける場合のアンテナ配置状態を示す図
【図8】本発明の非接触IDタグの第2実施形態の要部構成図
【図9】図8の非接触IDタグの載置台に対する載置例を示す図
【図10】本発明の非接触IDタグの第3実施形態の外観図
【図11】本発明の非接触IDタグの第4実施形態の外観図
【図12】本発明の非接触IDタグの磁性体の別の配置例を示す図
【符号の説明】
1 非接触IDタグ処理装置
2 アンテナ
3 送受信部
4 メモリ
5 データベース
6 表示部
7 操作部
8 制御部
10,30,40,50 非接触IDタグ
11 ケース
11a,11b,32a,32b,41a〜41d 発光表示部
12 コイルアンテナ
13,13A,13B 磁性体
15 ICチップ
16,17 LED
18 蓋
19 遮蔽板
32 アクリル棒
51 光ファイバ
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触IDタグ処理装置に関し、特に、適正なタグと不適切なタグを直ちに特定可能な非接触IDタグ処理装置に関する。また、適正なタグであることがどの方向からも直ちに視認可能な非接触IDタグに関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技場、例えばパチンコ店等では、客が獲得したパチンコ玉を特殊景品に交換するサービスを行っている。このような特殊景品は、景品交換所で特殊景品相当の金銭と交換されて収集され、景品交換所から再び店側に返送される。
【0003】
かかる特殊景品の景品交換所等における取扱い業務に関しては、従来から偽造、不正換金、或いは、景品個数の数え間違いや換金額計算の間違え等によりトラブル等が発生し易いという問題があった。
【0004】
このような問題を解消するため、従来、特殊景品として固有のID情報を記憶させたタグを用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
即ち、ケース内にICチップとアンテナを収納したタグを特殊景品として用い、タグのICチップに特殊景品固有の識別番号(ID)を含む固有情報を記憶させる。そして、景品交換所で特殊景品の受け渡しを行う際に、読取り装置でタグ(特殊景品)内の固有情報を読取る。読取り装置では、読取った固有情報に基づいて、タグの適否判定、景品個数、換金額の特定等の処理を実行し、処理結果を表示装置で表示したりプリンタによりプリントアウトしたりする構成である。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−320761号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の構成においては、例えば識別番号の照合処理により偽造タグの存在やタグの不正使用が判明したとしても、どのタグが偽造品や不正品であるかタグ外観から識別することが難しい場合がある。従って、偽造タグ不正タグをその場で直ちに特定できず、客と運営者との間でトラブル等が発生する虞れがあり、上述の問題を解消するには不十分である。
【0007】
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、適正なタグと不適切なタグを直ちに特定することにより、タグの偽造や不正使用及びトラブルを確実に抑制できる非接触IDタグ処理装置を提供することを目的とする。また、適正なタグであることがどの方向からも直ちに視認可能な構造の非接触IDタグを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1の発明における非接触IDタグ処理装置では、視認可能な発光表示部及び前記発光表示部の点消灯を制御する制御部を有すると共に所定のID情報を記憶し外部と非接触で通信可能な構成である非接触IDタグと無線通信するための通信手段と、該通信手段の通信領域内に前記非接触IDタグが載置されたとき当該タグに対して前記ID情報の送信要求指令を発生し、受信したID情報の適否を判定し、適正なID情報を送信した非接触IDタグの前記制御部に対して前記発光表示部の発光制御指令を発生するタグ処理手段と、を備えて構成した。
【0009】
かかる構成では、通信手段の通信領域に載置されて非接触IDタグと通信が開始されると、タグ処理手段からID情報の送信要求指令を発生してタグに送信する。タグ処理手段は、タグから送信されたID情報を含むデータを受信すると、受信したID情報が適正か否かを判定し、適正なID情報であればそのID情報を送信した非接触IDタグの制御部に対して発光表示部の発光制御指令を発生する。これにより、適正なタグであれば発光表示部が発光するので、適正なタグか否かをその場で直ちに確認できるようになり、タグの偽造や不正使用を抑制できるようになる。
【0010】
請求項2のように、処理動作開始のトリガーを入力する操作部を備え、前記タグ処理手段は、前記操作部からのトリガー入力によりタグ処理動作を開始する構成とするとよい。
【0011】
また、請求項3のように、前記タグ処理手段のタグ処理結果を表示する表示部を備える構成とするとよい。
前記タグ処理手段は、請求項4のように、受信したID情報の適否を判定する毎に、適正なID情報を送信した非接触IDタグに前記発光制御指令を発生する構成としてもよく、請求項5のように、通信領域内に載置された全てのタグについてID情報の適否を判定した後、適正なID情報を送信した全ての非接触IDタグに対して一斉に前記発光制御指令を発生する構成としてもよい。
【0012】
請求項6のように、前記通信手段は、少なくとも2つのアンテナを備え、互いに直交する2方向に電磁波を指向させて放射可能な構成とするとよい。これにより、タグの載置状態の自由度が向上するようになる。
【0013】
請求項7の発明は、所定のID情報を記憶しケース内に収納したアンテナを介して外部と無線通信可能な非接触IDタグであって、前記ケース外表面に形成され少なくともタグを挟んで互いに対面する位置側から同時に視認可能な発光表示部と、前記ケース内に収納され前記アンテナを介して受信される外部からの指令に基づいて前記発光表示部の点消灯を制御する制御部と、前記ケース内に収納されケース平坦面に対して略平行で互いに直交する2方向の磁束成分が前記アンテナを貫くように外部磁束を指向させる磁性体と、ケース平坦面に対して垂直方向の外部磁束を遮蔽するシールド部と、を備えて構成した。
【0014】
かかる構成では、発光表示部が、ケース外表面の少なくともタグを挟んで互いに対面する位置側から同時に視認可能であり、例えば客と運営者の両方から同時に適正なタグか否かの確認が可能となり、客と運営者との間のトラブルの発生を抑制できるようになる。また、タグの偽造や不正使用が抑制できるようになる。
【0015】
前記発光表示部を、請求項8のように、平板状ケースの対角位置の少なくとも2つの角部に設ける構成としてもよく、請求項9のように、平板状ケースの対辺部の少なくとも2つの辺部に設ける構成としてもよい。また、請求項10のように、前記発光表示部を、ケース側面周囲に光ファイバを配置して構成するようにしてもよい。
【0016】
前記磁性体は、請求項11のように、互いに直交方向に配置して2つ設ける構成としてもよく、請求項12のように、前記外部磁束の指向方向に対して斜めに配置して1つ設ける構成としてもよい。
【0017】
請求項13のように、本発明の非接触IDタグは、前記請求項1〜6のいずれか1つに記載の非接触IDタグ処理装置を用いて処理するようにするとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る非接触IDタグ処理装置の第1実施形態の構成を示すブロック図である。
【0019】
図1において、本実施形態の非接触IDタグ処理装置1は、アンテナ2と、送受信部3と、メモリ4と、データベース5と、表示部6と、操作部7と、制御部8と、を備えて構成される。
【0020】
前記アンテナ2は、後述する非接触IDタグ10(以下、タグ10とする)との間で電磁波(電磁誘導方式等を含む)を送受信するためのもので、例えば景品交換所等のタグ10を載置する載置台21(図5に示す)の内部等に収納する。前記送受信部3は、アンテナ2と制御部8に接続され、制御部8から入力する指令情報をアンテナ2を介してタグ10側に送信し、アンテナ2で受信したタグ10からの情報を制御部8に出力する。メモリ4は、受信した全てのID情報や適正と判定されたタグ10からの受信データを一時的に記憶するためのものである。データベース5は、タグ10の適否判断のためのID情報を記憶させるためのもので、予め登録したタグの全てのID情報が記憶されている。表示部6は、メモリ4に記憶された適正なタグ10に関する処理結果を表示するためのものである。操作部7は、非接触IDタグ処理装置1によるタグ10の処理動作開始のトリガーを与えるためのものであり、例えばスイッチ等で構成する。この場合、スイッチをオンすることにより処理動作開始のトリガーを与え、スイッチをオフすることにより処理動作終了のトリガーを与えるよう構成してもよく、また、スイッチを押すことにより処理動作開始のトリガーだけを与えるよう構成してもよい。制御部8は、非接触IDタグ処理装置1におけるタグ処理動作を制御するもので、タグの適否判定処理や適正なタグに対する発光指令を含む各種指令の発生動作等を制御する。また、メモリ4に対するタグ10の送信情報の書込みや表示部6に対する適正タグの枚数や換金額等のタグに関する処理結果の表示等を制御する。ここで、前記アンテナ2及び送受信部3で通信手段が構成され、前記制御部8、メモリ4及びデータベース5でタグ処理手段が構成される。
【0021】
図2に、上述の非接触IDタグ処理装置1で処理する本発明に係る非接触IDタグの第1実施形態の構成を示す。
図2において、本実施形態のタグ10は、同図(A)に示すように、一面開口のケース11内に、コイルアンテナ12、2つの板状の磁性体13A,13B、基板14に設けたICチップ15及び2つのLED16,17を収納し、同図(B)に示す板状の蓋18でケース11の開口部を塞いでケース11内を密閉すると共に、蓋18にシールド部としての遮蔽板19を取付ける構成である。
【0022】
ケース11は、樹脂製で平板状に形成され、タグ10を挟んで互いに対面する位置側から同時に視認可能な位置、例えば対角位置にある2ヶ所の角部に光透過可能な透明又は半透明の樹脂で形成された発光表示部11a、11bが設けられ、LED16,17からの光により点灯する。コイルアンテナ12は、例えば銅線等を巻回した平面状アンテナである。2つの磁性体13A,13Bは、非接触IDタグ処理装置1との交信時にケース11の平坦面に対して略平行で互いに直交する2方向(図中の矢印X、Y方向)に外部磁束がアンテナ12を貫くようにそれぞれ外部磁束を指向させて導くためのもので、互いに直交しそれぞれ図中破線で示すように一端側がアンテナ12の下側に位置するように設けられている。タグの制御部としてのICチップ15は、後述の図5に示すフローチャートのようにタグ10の動作を制御するもので、非接触IDタグ処理装置1からの指令に基づいて固有のID情報を含む記憶情報の送信動作及びLED16,17の点消灯動作等を制御する。LED16,17は、ケース11の発光表示部11a、11b近傍にそれぞれ配置されている。また、蓋18は、ケース11と同一の樹脂で形成された平板であり、図に示すように前記発光表示部11a、11bに対応する角部が透明又は半透明の樹脂形状に合わせて切り欠いた形状である。遮蔽板19は、ケース11の平坦面に対して垂直方向の磁束を遮り、複数のタグを一括処理する際にタグ間の動作干渉を防止するためのものである。
【0023】
かかる構成の非接触IDタグ10は、非接触IDタグ処理装置1の通信領域内で処理装置1からの電力波を受信すると、磁性体13A又は13Bで導かれたケース11平坦面と略平行な磁束がコイルアンテナ12を貫くことにより、コイルアンテナ12に起電力が発生する。この起電力を駆動電源として動作する。
【0024】
次に、本実施形態の非接触IDタグ処理装置1のタグ処理動作について説明する。
図3は、非接触IDタグ処理装置1の動作を示すフローチャートである。
【0025】
ステップ1(図中S1で示し、以下同様とする)では、処理開始のトリガーが入力したか否かを判定する。図4に示すように、アンテナ2を内蔵した載置台21にタグ10を載置して操作部7を操作すると処理開始のトリガーが入力され、ステップ1の判定がYESとなり、ステップ2に進む。
【0026】
ステップ2では、載置されたタグ10のデータ読取り処理を開始する。即ち、処理開始トリガーの入力によりタグ10に対するデータ送信要求指令を発生し、タグ10側に送信する。
【0027】
ステップ3では、送信要求指令の発生から一定時間ID情報の受信がないか否かを判定する。一定時間内に受信があれば適否未処理のタグありと判断して判定がNOとなりステップ4に進む。
【0028】
ステップ4では、受信したID情報が既に記録されているか否かをメモリ4の記録データを参照して判定する。記録されていなければ新たなID情報と判断して判定がNOとなりステップ5に進む。記録されていればステップ2に戻りID情報を読込む。
【0029】
ステップ5では、受信したID情報をデータベース5のIDデータと照合してID情報が適正なIDか否かを判定する。データベース5に登録されていれば適正IDと判断してステップ6に進み、登録されていなければ偽造或いは不正なIDと判断し、そのID情報をメモリ4に記憶させステップ6を飛び越えてステップ7に進む。
【0030】
ステップ6では、ステップ5で適正IDと判断されたタグ10のID情報を含む送信データをメモリ4に記録する。
ステップ7では、ステップ5のID情報適正判定処理の判定対象となったタグ10に対する休止指令を発生して送信し、ステップ2に戻りID情報の読取りを行う。
【0031】
そして、上述のステップ2〜ステップ7までの動作をステップ3の判定がYESとなるまで繰り返し行い、ステップ3の判定がYESになれば、載置台21に載置された全てのタグ10のID情報の適否処理が終了したと判断してステップ8に進む。
【0032】
ステップ8では、メモリ4に記憶した適正IDのタグ10に対する動作指令を発生し、ステップ7の休止指令で休止状態にある適正な各タグ10を動作状態にする。
【0033】
ステップ9では、動作指令を送信した適正なタグ10に対して一斉にLED16,17の点灯指令を発生し送信する。
ステップ10では、メモリ4の記憶データに基づいて適正なタグ枚数や各タグに付加された価値情報に基づく換金額の算出処理を行いその処理結果を表示部5に表示する。尚、表示処理後に適正なタイミングで適正なタグに対してLED16,17の消灯指令を発生しタグ10側に送信して処理動作を終了する。
【0034】
図5は、上述の非接触IDタグ処理装置1の処理動作に対応したタグ10の動作を示すフローチャートである。
載置台21に載置されたタグ10は、非接触IDタグ処理装置1からの指令を待ち、非接触IDタグ処理装置1からデータ送信要求を受信するとステップ21の判定がYESとなり、ステップ22でID情報を含む記録データの送信動作を実行する。その後、タグ休止指令を受信するとステップ23の判定がYESとなり、ステップ24で休止状態に制御する。動作指令を受信するとステップ25の判定がYESとなり、ステップ26で動作状態に制御し、点灯指令を受信するとステップ27の判定がYESとなり、ステップ28でLED16,17を点灯制御する。そして、消灯指令を受信するとステップ29の判定がYESとなり、ステップ30でLED16,17を消灯制御する。
【0035】
かかる本実施形態の非接触IDタグ処理装置1によれば、適正なID情報を有するタグ10に対してだけLED16,17の点灯指令を発生し、適正なタグ10の発光表示部11a,11bだけを発光させるので、適正なタグか否かをその場で直ちに視認できる。従って、偽造タグや不正タグの使用抑制効果が向上する。また、非接触IDタグ10には対角位置の2ヶ所の角部に発光表示部11a,11bを設けたので、タグ10を載置台21に置いたときにどの方向からも発光表示部11a,11bのいずれか一方の発光は視認できる。このため、例えば景品交換所において客側と運営側のどちらもその場で適正なタグ10か否かを確認でき、両者間のトラブルを防止できる。また、非接触IDタグ10において、磁性体13Aだけの場合は図4の(A)のように載置し、磁性体13Bだけの場合は図4の(B)のように載置する必要があり、タグ10の載置状態を規制する必要があるが、本実施形態の非接触IDタグ10のように、2つの磁性体13A,13Bを互いに直交するように配置したことで、図4(A)と(B)のいずれの載置状態でもコイルアンテナ12を貫通する磁束成分を十分得ることができ、載置台21へのタグ10の載置状態の自由度が増し実用的である。
【0036】
次に、本発明の非接触IDタグ処理装置の第2実施形態について説明する。尚、第2実施形態は、図1に示す第1実施形態とタグの処理動作が異なるだけであり、ハードウエア構成は第1実施形態と同様であるので図示を省略し、ここでは、処理動作についてのみ説明する。
【0037】
第1実施形態は、ID情報の適否処理を全てのタグ10に対して行った後に、一斉に適正タグ10のLED16,17を点灯制御する構成であるのに対して、第2実施形態は、ID情報の適否を判定する度に適正IDに対してLED16,17の点灯制御を行う構成である。
【0038】
図6に、第2実施形態の処理動作のフローチャートを示す。
ステップ41〜46までは第1実施形態のステップ1〜6と同様であり、説明を省略する。
【0039】
ステップ46で適正なタグ10の送信データをメモリ4に記憶した後、ステップ47で、データを記録した適正タグ10に対する点灯指令を発生し送信する。これにより、適正なタグ10の発光表示部11a,11bが発光する。
【0040】
ステップ48では、ステップ45でID情報適否判定の対象となったタグ10、即ち、ステップ47で点灯指令を送信した適正なタグ或いはステップ45で適正でないと判定されて偽造又は不正使用のタグに対する休止指令を発生して送信する。
【0041】
そして、ステップ42〜ステップ48までの動作をステップ43の判定がYESとなるまで繰り返し行い、ステップ43の判定がYESになれば、載置台21上の全てのタグ10のID情報適否処理が終了したと判断してステップ49に進み、図3のステップ10と同様にして処理結果を表示部5に表示させる。尚、表示処理後に適正なタイミングで休止状態にある適正なタグ10に対する動作指令を発生し適正なタグ10を動作状態とした後、LEDの消灯指令を発生しタグ10側に送信し、適正なタグ10のLED16,17を消灯させることは言うまでもない。
【0042】
上述の各実施形態は、操作部7がスイッチを押して処理動作開始のトリガーだけを与える構成の場合を示したが、操作部7をスイッチオンでより処理動作開始トリガーを与え、スイッチオフで処理動作終了トリガーを与える構成とすれば、タグ10の個数が多すぎて全てのタグ10を一度に載置台21に載置できない場合でも全てのタグ10を一括して処理できる利点がある。即ち、かかる操作部7の構成によれば、スイッチをオフするまでは適否処理を継続するので、タグ10を分割し複数回に分けて載置台21に載置し、全てのタグを載置台21に載置し終わった時点でスイッチをオフして適否処理を終了させるようにすれば、複数回に分けて載置台21に載置した全てのタグ10の適否処理を一括して行うことができる。
【0043】
また、上述の各実施形態では、アンテナ2を1つとしたが、載置台21に収納したアンテナ2とは別に図7に示すように、載置台21に対して垂直方向に例えばケース22に収納して別のアンテナ(図示せず)を設ければ、図7のようにタグ10を上下方向に積み重ねて載置台21に載置した場合でも、タグ10と非接触IDタグ処理装置1との間で交信が可能となり、載置台21に対するタグ1の載置状態の自由度が更に向上し、より実用的とすることができる。尚、以上の説明では、載置台21やケース22に1つのアンテナを収納するとしたが、これらに収納するアンテナ数は、1つに限らず複数収納するようにしてもよい。
【0044】
本発明の非接触IDタグ処理装置1は、非接触IDタグ10に対する情報の読み書きを実行するリーダライタに、読取った情報に基づいてタグ10の処理動作を制御する制御部を一体に内蔵する構成としてもよく、また、非接触IDタグ10に対する情報の読み書きを実行するリーダライタ部分と処理動作を制御する制御部分を分離する構成としてもよい。
【0045】
図8に、上述の非接触IDタグ処理装置1で処理する本発明に係る非接触IDタグの第2実施形態を示す。尚、第2実施形態は、図2に示す第1実施形態と発光表示部の構成が異なるだけであり、その他のアンテナ12、ICチップ15、磁性体13A,13Bについては第1実施形態と同様であるので図示を省略し、ここでは発光表示部の構成について示す。
【0046】
図8において、本実施形態の非接触IDタグ30は、ケース31内に光を透過可能な透明又は半透明の例えばアクリル棒32を設け、該アクリル棒32の両端をケース31の側面に露出させて発光表示部32a、32bとする。アクリル棒32の中間部を平面略三角状に切り欠き、この切り欠き部分に1つのLED33を配置する。これにより、LED33が点灯すると、光はアクリル棒32の両側に導かれて両端の発光表示部32a、32bが発光する。
【0047】
かかる構成によれば、発光表示部32a,32bがケース11の互いに対面する辺部に配置されるので、図9(A)、(B)に示すように、タグ30を載置台21に対してどのように載置してもあらゆる方向から発光表示部32a,32bの発光を視認でき、適正タグの確認がその場で直ちにできる。尚、アクリル棒に代えて光ファイバを使用してLED33の光を導くよう構成してもよい。
【0048】
本発明の非接触IDタグの構成は、上述の各実施形態に限るものではない。
例えば、図10に示す第3実施形態の非接触IDタグ40のように、ケースの4辺に発光表示部41a〜41dを設ける構成でもよく、また、図11示す第4実施形態の非接触IDタグ50のように、ケースの側面全周に光ファイバ51を設けて発光させる構成でもよい。即ち、本発明の非接触IDタグは、少なくとも互いに対面する方向から発光表示部の発光状態が視認可能な構成であればよい。
【0049】
また、各実施形態のタグ10、30,40,50において、コイルアンテナを貫くよう磁束を導くための磁性体13を、図12の破線で示すように、ケース内に斜めに配置する構成とすれば、1つの磁性体で図2(A)に示す互いに直交するX,Y方向の磁束成分を十分得ることができ、図2のように磁性体を2つ設ける必要がなく、部品点数を削減できる。
【0050】
尚、光センサ等を利用したタグ枚数計数用の計数センサを載置台にセットするようにしてもよい。この場合、例えば計数センサの計数値と処理装置で処理した適正タグ枚数とを比較して適正タグ枚数を確認するとよい。
【0051】
本発明の非接触IDタグ及び非接触IDタグ処理装置の用途は、特殊景品及びその処理に限定されるものではなく、例えばゲームセンタ等でお金の代わりに使用するコイン及びその処理等、その他のIDタグの使用が可能なシステムに適応できることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の非接触IDタグ処理装置によれば、タグのID情報に基づいてタグの適否を判定し、適正なタグの発光表示部を発光させる構成としたので、適正なタグか否かをその場で直ちに確認することができる。従って、例えばパチンコ店の特殊景品等にタグを使用した場合でも、タグの偽造や不正使用等の抑制効果だけでなく、これらに起因するトラブルの発生の抑制効果が向上する。
【0053】
また、本発明の非接触IDタグによれば、タグを挟んで互いに対面する位置側から同時に視認できるよう発光表示部を設けたので、発光表示部の視認性が向上し、適正なタグか否かを複数の方向から確実に確認することができる。また、タグ平坦面に対して互いに直交する2方向の磁束成分がアンテナを貫くよう構成したので、外部との交信時のタグ位置の自由度が向上し、実用的効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触IDタグ処理装置の第1実施形態の構成を示すブロック図
【図2】本発明の非接触IDタグの第1実施形態の構成図
【図3】同上第1実施形態の非接触IDタグ処理装置のタグ処理動作を説明するフローチャート
【図4】載置台に対するIDタグの載置例を示す図
【図5】図3のタグ処理動作に対応するIDタグの動作を説明するフローチャート
【図6】本発明の非接触IDタグ処理装置の第2実施形態によるタグ処理動作を説明するフローチャート
【図7】アンテナを2つ設ける場合のアンテナ配置状態を示す図
【図8】本発明の非接触IDタグの第2実施形態の要部構成図
【図9】図8の非接触IDタグの載置台に対する載置例を示す図
【図10】本発明の非接触IDタグの第3実施形態の外観図
【図11】本発明の非接触IDタグの第4実施形態の外観図
【図12】本発明の非接触IDタグの磁性体の別の配置例を示す図
【符号の説明】
1 非接触IDタグ処理装置
2 アンテナ
3 送受信部
4 メモリ
5 データベース
6 表示部
7 操作部
8 制御部
10,30,40,50 非接触IDタグ
11 ケース
11a,11b,32a,32b,41a〜41d 発光表示部
12 コイルアンテナ
13,13A,13B 磁性体
15 ICチップ
16,17 LED
18 蓋
19 遮蔽板
32 アクリル棒
51 光ファイバ
Claims (13)
- 視認可能な発光表示部及び前記発光表示部の点消灯を制御する制御部を有すると共に所定のID情報を記憶し外部と非接触で通信可能な構成である非接触IDタグと無線通信するための通信手段と、
該通信手段の通信領域内に前記非接触IDタグが載置されたとき当該タグに対して前記ID情報の送信要求指令を発生し、受信したID情報の適否を判定し、適正なID情報を送信した非接触IDタグの前記制御部に対して前記発光表示部の発光制御指令を発生するタグ処理手段と、
を備えたことを特徴とする非接触IDタグ処理装置。 - 処理動作開始のトリガーを入力する操作部を備え、前記タグ処理手段は、前記操作部からのトリガー入力によりタグ処理動作を開始する構成である請求項1に記載の非接触IDタグ処理装置。
- 前記タグ処理手段のタグ処理結果を表示する表示部を備える構成である請求項1又は2に記載の非接触IDタグ処理装置。
- 前記タグ処理手段は、受信したID情報の適否を判定する毎に、適正なID情報を送信した非接触IDタグに前記発光制御指令を発生する構成である請求項1〜3のいずれか1つに記載の非接触IDタグ処理装置。
- 前記タグ処理手段は、通信領域内に載置された全てのタグについてID情報の適否を判定した後、適正なID情報を送信した全ての非接触IDタグに対して一斉に前記発光制御指令を発生する構成である請求項1〜3のいずれか1つに記載の非接触IDタグ処理装置。
- 前記通信手段は、少なくとも2つのアンテナを備え、互いに直交する2方向に電磁波を指向させて放射可能な構成である請求項1〜5のいずれか1つに記載の非接触IDタグ処理装置。
- 所定のID情報を記憶しケース内に収納したアンテナを介して外部と無線通信可能な非接触IDタグであって、
前記ケース外表面に形成され少なくともタグを挟んで互いに対面する位置側から同時に視認可能な発光表示部と、前記ケース内に収納され前記アンテナを介して受信される外部からの指令に基づいて前記発光表示部の点消灯を制御する制御部と、前記ケース内に収納されケース平坦面に対して略平行で互いに直交する2方向の磁束成分が前記アンテナを貫くように外部磁束を指向させる磁性体と、ケース平坦面に対して垂直方向の外部磁束を遮蔽するシールド部と、を備えて構成したことを特徴とする非接触IDタグ。 - 前記発光表示部を、平板状ケースの対角位置の少なくとも2つの角部に設ける構成である請求項7に記載の非接触IDタグ。
- 前記発光表示部を、平板状ケースの対辺部の少なくとも2つの辺部に設ける構成である請求項7に記載の非接触IDタグ。
- 前記発光表示部を、ケース側面周囲に光ファイバを配置して構成した請求項7に記載の非接触IDタグ。
- 前記磁性体を、互いに直交方向に配置して2つ設ける構成とした請求項7〜10のいずれか1つに記載の非接触IDタグ。
- 前記磁性体を、前記外部磁束の指向方向に対して斜めに配置して1つ設ける構成とした請求項7〜10のいずれか1つに記載の非接触IDタグ。
- 前記請求項1〜6のいずれか1つに記載の非接触IDタグ処理装置を用いて処理する請求項7〜12のいずれか1つに記載の非接触IDタグ。
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