JP2004333736A - 携帯機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラ及びフラッシュライト等の光源を備えた携帯電話機などの携帯機器において、光源の光が被写体に対して充分機能した携帯機器を得る。
【解決手段】カメラのレンズを交換すると同時にフラッシュライトのレンズも、交換されるカメラのレンズの屈折率に対応した屈折率のレンズに交換できるように、屈折率がそれぞれ異なる複数のカメラ用レンズが、一列に配置されると共に、屈折率がそれぞれ各カメラ用レンズの屈折率に対応している複数のフラッシュライト用レンズが、カメラ用レンズの配置に対してカメラとフラッシュライトとの間隔と同間隔で、かつ、屈折率が対応しているレンズ同士が対になって一列に配置されている長方形プレート11を設け、長方形プレート11をスライドさせレンズを選択する。フラッシュライトは常時点灯の照明型ライトでもよい。
【選択図】 図2
【解決手段】カメラのレンズを交換すると同時にフラッシュライトのレンズも、交換されるカメラのレンズの屈折率に対応した屈折率のレンズに交換できるように、屈折率がそれぞれ異なる複数のカメラ用レンズが、一列に配置されると共に、屈折率がそれぞれ各カメラ用レンズの屈折率に対応している複数のフラッシュライト用レンズが、カメラ用レンズの配置に対してカメラとフラッシュライトとの間隔と同間隔で、かつ、屈折率が対応しているレンズ同士が対になって一列に配置されている長方形プレート11を設け、長方形プレート11をスライドさせレンズを選択する。フラッシュライトは常時点灯の照明型ライトでもよい。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はカメラと、フラッシュライトや撮影時に常時点灯する照明型ライト、即ち光源とを備えた携帯電話機などの携帯機器に関し、特にカメラのレンズ交換を行うと同時に光源の光を被写体に投光するレンズ(ライトレンズと称することにする)を、交換されるカメラのレンズの屈折率に対応した屈折率のレンズに交換するようにした携帯機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のカメラ付携帯電話機においては、カメラ付携帯電話機の対物レンズの前に左右または上下にスライドする可動式レンズを設けている。可動式レンズが対物レンズの前にあるときは全体としての対物レンズの焦点距離が短くなり、話者の眼を撮影するモードとなる。また、可動式レンズを対物レンズの前からはずすと一般の撮影モードとなる。また、可動式レンズはスライド方式を採っているが回転方式でもよいしドアー開き方式でも良いし着脱方式でも良い。(例えば特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開2001−333171号公報(2頁左欄第48行−2頁右欄第6行、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯機器であるカメラ付携帯電話機は、上記のように構成され光源が装着されていないから、暗い所では良好な撮影結果が得られないという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、光源を装着すると共に、カメラのレンズ交換を行うと同時にライトレンズを、交換されるカメラのレンズの屈折率に対応した屈折率のレンズに交換するようにすることにより、暗い場所で撮影する時、光源の光が届かない場合や一部分にしか当たらず、周りが暗くなってしまうといった光源が充分機能していないといったことがない携帯機器を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る携帯機器は、被写体画像を撮像部に導光するカメラレンズと、光源の光を被写体へ投光するライトレンズとを有する携帯機器であって、選択的に撮像位置に位置決めされる屈折率の異なる複数のカメラレンズと、選択的に投光位置に位置決めされる屈折率の異なる複数のライトレンズとを備え、複数のカメラレンズが選択的に撮像位置に位置決めされる操作に連動して複数のライトレンズが選択的に投光位置に位置決めされるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は実施の形態1による携帯電話機の正面からの斜視図、図2は実施の形態1による携帯電話機の背面からの斜視図、図3は図2のA−A線による断面図、図4は図2のB−B線による断面図、図5はプレートの他の例を説明する説明図である。
以下実施の形態1は、光源がフラッシュライトの場合について説明する。
プレート11は、携帯電話機1に対してC方向にスライドできるように構成されている。すなわち、プレート11は、携帯電話機1の側面に設けられた溝8に挿入してスライドできる構造となっている。プレート11には図3に示すように、カメラ用交換レンズである標準レンズ2,望遠レンズ3及び広角レンズ4が、スライド方向Cと同一方向に一列に配置されている。また、プレート11には、カメラ用交換レンズと平行に一列にフラッシュライト用レンズ12,13,14が配置されている。フラッシュライト9は、カメラ5の下側に所定の距離隔てて設けられている。従って、プレート11上のフラッシュライト用レンズ12,13,14は、カメラ5とフラッシュライト9との距離に合わせてカメラ用交換レンズ2,3,4との間隔が決められていると共に、それぞれレンズ2,3,4と対になって下側に配置されている。なお、C方向はカメラ5及びフラッシュライト9のそれぞれの中心を結ぶ線に直交する方向になる。
【0007】
なお、フラッシュライト用のレンズ12, 13, 14は、カメラ用レンズに合わせて屈折率が調整されている。即ち、望遠レンズ3を使用時にはフラッシュライト光も遠くまで届くように、フラッシュライト用レンズ13は、望遠レンズ3に合わせて屈折率が調整されている。広角レンズ4を使用時にはフラッシュライト光は広がるように、フラッシュライト用レンズ14は、広角レンズ4に合わせて屈折率が調整されている。また、標準レンズ2を使用時にはフラッシュライト光は標準レンズに合わせて届くように、フラッシュライト用レンズ12は、標準レンズ2に合わせて屈折率が調整されている。
撮影をおこなうときは、カメラ5に対して、利用者がプレート11を横方向(C方向)にスライドさせ希望のレンズ2,3,4を選択する。プレート11の固定方法は、携帯電話機1に開けられた穴6とプレート11にある凸部7が一致する事で位置決めされる。即ち、カメラ用レンズ2,3又は4はカメラ5の撮像位置に位置決めされる、フラッシュライト用レンズ12,13又は14はフラッシュライト9の投光位置に位置決めされる。位置決め後携帯電話機1にある表示部17をみながらシャッター16を押す事で、フラッシュライトも発光し撮影完了となる。
なお、図3において、撮像部とカメラ用レンズとの距離Eは使用するレンズによって異なる。ここで撮像部は、カメラ用レンズによって被写体画像が導光される部位のことである。
また、図3ではフラッシュライト9は、カメラ5に隠れているので図示されていない。
次に、プレート11のスライド方向はC方向と直交する方向、即ちカメラ5とフラッシュライト9とを結ぶ線の方向でもよく、この場合は、カメラ用レンズ2,3,4及びフラッシュライト用レンズ12,13,14は、図5に示すように一直線上に配置される。
【0008】
実施の形態2.
図6は実施の形態2による携帯電話機の背面からの斜視図、図7は図6のD−D線による断面図、図8はプレートの他の例を説明する説明図である。
実施の形態1は、長方形のプレート11にカメラ用交換レンズ及びフラッシュライト用レンズをそれぞれ一列に配置し、プレート11を横方向(C方向)にスライドさせ希望のレンズを選択するものであったが、実施の形態2は、円形のプレート11aにカメラ用交換レンズ及びフラッシュライト用レンズを配置し、プレート11aを回動させ希望のレンズを選択するものである。なお、実施の形態2も光源がフラッシュライトの場合について説明する。
フラッシュライト9はカメラ5の対称位置に取り付けられている。プレート11aには、標準レンズ2と望遠レンズ3が取りつけられ、フラッシュライト用レンズ12,13が、円形のプレート11aの中心で対称に取りつけられている。フラッシュライト用レンズ12, 13は、カメラ用レンズに合わせて屈折率が調整されている。この点は実施の形態1と同様である。なお、標準レンズ2とフラッシュライト用レンズ12とでレンズ群が構成され、望遠レンズ3とフラッシュライト用レンズ13とでレンズ群が構成され、各レンズ群では屈折率が異なっている。
【0009】
また、プレート11aは、携帯電話機1の側面に設けられた溝8に挿入し、ピン10にて固定されている。プレート11aはピン10を中心に回動する構造となっている。ピン10はカメラ5とフラッシュライト9との間隔の中心位置に設けられている。
なお、プレート11aに取り付くカメラ用交換レンズは、望遠レンズ3以外でも可であり、フラッシュライト用レンズもそれに対応したものとなる。
撮影をおこなうときは、カメラ5に対して、利用者がプレート11aを回動させる事で希望とするレンズ2,3,を選択する。プレート11aの回動方向の固定方法は、携帯電話機1に開けられた穴6とプレート11aにある凸部7が一致する事で位置決めされる。即ち、カメラ用レンズ2又は3はカメラ5の撮像位置に位置決めされる、フラッシュライト用レンズ12又は13はフラッシュライト9の投光位置に位置決めされる。
位置決め後携帯電話機1にある表示部17をみながらシャッター16を押す事で、フラッシュライトも発光し撮影完了となる。
なお、図7ではピン10の位置がカメラ5とフラッシュライト9との中心にあり、レンズ2,3とレンズ12,13は同一円周上に配置されているが、ピン10の位置はカメラ5とフラッシュライト9との中心になくてもよく、この場合はレンズ2,3とレンズ12,13とは同心円周上に配置される。
また、上記説明では、ピン10はカメラ5とフラッシュライト9との間隔の中心位置又はカメラ5とフラッシュライト9とを結ぶ線上に設けられ、プレート11aは円形であるが、必ずしもその必要はなく、ピン10がカメラ5とフラッシュライト9とを結ぶ線の外側にあってもよい。この場合は、プレート11aは円形でなく扇形でよい。プレート11aが扇形の場合の標準レンズ2,望遠レンズ3,フラッシュライト用レンズ12,13の配置例を図8(a)及び(b)に示す。図8(a)はレンズ2,3とレンズ12,13が同心円周上に配置され、図8(b)はレンズ2,3とレンズ12,13が同一円周上に配置されている。
【0010】
上記実施の形態1及び2によれば、暗い場所で撮影する時、フラッシュライトの光が届かない場合や一部分にしか当たらず、周りが暗くなってしまうといったフラッシュライトが充分機能していないといった問題点が解消される。
【0011】
なお、上記実施の形態1及び2は、携帯機器として携帯電話機に実施した場合について説明したが、携帯用ラジオや携帯用カセットプレーヤーなどの携帯機器にカメラ及びフラッシュライトを装着したものに実施しても同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態1及び2は、光源がフラッシュライトの場合について説明したが、撮影時に常時点灯する照明型ライトであっても同様に実施でき、同様の効果が得られる。
【0012】
【発明の効果】
この発明は以上説明したとおり、被写体画像を撮像部に導光するカメラレンズと、光源の光を被写体へ投光するライトレンズとを有する携帯機器であって、選択的に撮像位置に位置決めされる屈折率の異なる複数のカメラレンズと、選択的に投光位置に位置決めされる屈折率の異なる複数のライトレンズとを備え、複数のカメラレンズが選択的に撮像位置に位置決めされる操作に連動して複数のライトレンズが選択的に投光位置に位置決めされるものであるから、光源使用時、光源の光が被写体に対して充分機能した携帯機器を得ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1による携帯電話機の正面からの斜視図である。
【図2】実施の形態1による携帯電話機の背面からの斜視図である。
【図3】図2のA−A線による断面図である。
【図4】図2のB−B線による断面図である。
【図5】プレートの他の例を説明する説明図である。
【図6】実施の形態2による携帯電話機の背面からの斜視図である。
【図7】図5のD−D線による断面図である。
【図8】プレートの他の例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機、2 標準レンズ、3望遠レンズ、4 広角レンズ、5 カメラ、9 フラッシュライト、10 ピン、11,11a プレート、12,13,14 フラッシュライト用レンズ、16 シャッター、17 表示部。
【発明の属する技術分野】
この発明はカメラと、フラッシュライトや撮影時に常時点灯する照明型ライト、即ち光源とを備えた携帯電話機などの携帯機器に関し、特にカメラのレンズ交換を行うと同時に光源の光を被写体に投光するレンズ(ライトレンズと称することにする)を、交換されるカメラのレンズの屈折率に対応した屈折率のレンズに交換するようにした携帯機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のカメラ付携帯電話機においては、カメラ付携帯電話機の対物レンズの前に左右または上下にスライドする可動式レンズを設けている。可動式レンズが対物レンズの前にあるときは全体としての対物レンズの焦点距離が短くなり、話者の眼を撮影するモードとなる。また、可動式レンズを対物レンズの前からはずすと一般の撮影モードとなる。また、可動式レンズはスライド方式を採っているが回転方式でもよいしドアー開き方式でも良いし着脱方式でも良い。(例えば特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開2001−333171号公報(2頁左欄第48行−2頁右欄第6行、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯機器であるカメラ付携帯電話機は、上記のように構成され光源が装着されていないから、暗い所では良好な撮影結果が得られないという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、光源を装着すると共に、カメラのレンズ交換を行うと同時にライトレンズを、交換されるカメラのレンズの屈折率に対応した屈折率のレンズに交換するようにすることにより、暗い場所で撮影する時、光源の光が届かない場合や一部分にしか当たらず、周りが暗くなってしまうといった光源が充分機能していないといったことがない携帯機器を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る携帯機器は、被写体画像を撮像部に導光するカメラレンズと、光源の光を被写体へ投光するライトレンズとを有する携帯機器であって、選択的に撮像位置に位置決めされる屈折率の異なる複数のカメラレンズと、選択的に投光位置に位置決めされる屈折率の異なる複数のライトレンズとを備え、複数のカメラレンズが選択的に撮像位置に位置決めされる操作に連動して複数のライトレンズが選択的に投光位置に位置決めされるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は実施の形態1による携帯電話機の正面からの斜視図、図2は実施の形態1による携帯電話機の背面からの斜視図、図3は図2のA−A線による断面図、図4は図2のB−B線による断面図、図5はプレートの他の例を説明する説明図である。
以下実施の形態1は、光源がフラッシュライトの場合について説明する。
プレート11は、携帯電話機1に対してC方向にスライドできるように構成されている。すなわち、プレート11は、携帯電話機1の側面に設けられた溝8に挿入してスライドできる構造となっている。プレート11には図3に示すように、カメラ用交換レンズである標準レンズ2,望遠レンズ3及び広角レンズ4が、スライド方向Cと同一方向に一列に配置されている。また、プレート11には、カメラ用交換レンズと平行に一列にフラッシュライト用レンズ12,13,14が配置されている。フラッシュライト9は、カメラ5の下側に所定の距離隔てて設けられている。従って、プレート11上のフラッシュライト用レンズ12,13,14は、カメラ5とフラッシュライト9との距離に合わせてカメラ用交換レンズ2,3,4との間隔が決められていると共に、それぞれレンズ2,3,4と対になって下側に配置されている。なお、C方向はカメラ5及びフラッシュライト9のそれぞれの中心を結ぶ線に直交する方向になる。
【0007】
なお、フラッシュライト用のレンズ12, 13, 14は、カメラ用レンズに合わせて屈折率が調整されている。即ち、望遠レンズ3を使用時にはフラッシュライト光も遠くまで届くように、フラッシュライト用レンズ13は、望遠レンズ3に合わせて屈折率が調整されている。広角レンズ4を使用時にはフラッシュライト光は広がるように、フラッシュライト用レンズ14は、広角レンズ4に合わせて屈折率が調整されている。また、標準レンズ2を使用時にはフラッシュライト光は標準レンズに合わせて届くように、フラッシュライト用レンズ12は、標準レンズ2に合わせて屈折率が調整されている。
撮影をおこなうときは、カメラ5に対して、利用者がプレート11を横方向(C方向)にスライドさせ希望のレンズ2,3,4を選択する。プレート11の固定方法は、携帯電話機1に開けられた穴6とプレート11にある凸部7が一致する事で位置決めされる。即ち、カメラ用レンズ2,3又は4はカメラ5の撮像位置に位置決めされる、フラッシュライト用レンズ12,13又は14はフラッシュライト9の投光位置に位置決めされる。位置決め後携帯電話機1にある表示部17をみながらシャッター16を押す事で、フラッシュライトも発光し撮影完了となる。
なお、図3において、撮像部とカメラ用レンズとの距離Eは使用するレンズによって異なる。ここで撮像部は、カメラ用レンズによって被写体画像が導光される部位のことである。
また、図3ではフラッシュライト9は、カメラ5に隠れているので図示されていない。
次に、プレート11のスライド方向はC方向と直交する方向、即ちカメラ5とフラッシュライト9とを結ぶ線の方向でもよく、この場合は、カメラ用レンズ2,3,4及びフラッシュライト用レンズ12,13,14は、図5に示すように一直線上に配置される。
【0008】
実施の形態2.
図6は実施の形態2による携帯電話機の背面からの斜視図、図7は図6のD−D線による断面図、図8はプレートの他の例を説明する説明図である。
実施の形態1は、長方形のプレート11にカメラ用交換レンズ及びフラッシュライト用レンズをそれぞれ一列に配置し、プレート11を横方向(C方向)にスライドさせ希望のレンズを選択するものであったが、実施の形態2は、円形のプレート11aにカメラ用交換レンズ及びフラッシュライト用レンズを配置し、プレート11aを回動させ希望のレンズを選択するものである。なお、実施の形態2も光源がフラッシュライトの場合について説明する。
フラッシュライト9はカメラ5の対称位置に取り付けられている。プレート11aには、標準レンズ2と望遠レンズ3が取りつけられ、フラッシュライト用レンズ12,13が、円形のプレート11aの中心で対称に取りつけられている。フラッシュライト用レンズ12, 13は、カメラ用レンズに合わせて屈折率が調整されている。この点は実施の形態1と同様である。なお、標準レンズ2とフラッシュライト用レンズ12とでレンズ群が構成され、望遠レンズ3とフラッシュライト用レンズ13とでレンズ群が構成され、各レンズ群では屈折率が異なっている。
【0009】
また、プレート11aは、携帯電話機1の側面に設けられた溝8に挿入し、ピン10にて固定されている。プレート11aはピン10を中心に回動する構造となっている。ピン10はカメラ5とフラッシュライト9との間隔の中心位置に設けられている。
なお、プレート11aに取り付くカメラ用交換レンズは、望遠レンズ3以外でも可であり、フラッシュライト用レンズもそれに対応したものとなる。
撮影をおこなうときは、カメラ5に対して、利用者がプレート11aを回動させる事で希望とするレンズ2,3,を選択する。プレート11aの回動方向の固定方法は、携帯電話機1に開けられた穴6とプレート11aにある凸部7が一致する事で位置決めされる。即ち、カメラ用レンズ2又は3はカメラ5の撮像位置に位置決めされる、フラッシュライト用レンズ12又は13はフラッシュライト9の投光位置に位置決めされる。
位置決め後携帯電話機1にある表示部17をみながらシャッター16を押す事で、フラッシュライトも発光し撮影完了となる。
なお、図7ではピン10の位置がカメラ5とフラッシュライト9との中心にあり、レンズ2,3とレンズ12,13は同一円周上に配置されているが、ピン10の位置はカメラ5とフラッシュライト9との中心になくてもよく、この場合はレンズ2,3とレンズ12,13とは同心円周上に配置される。
また、上記説明では、ピン10はカメラ5とフラッシュライト9との間隔の中心位置又はカメラ5とフラッシュライト9とを結ぶ線上に設けられ、プレート11aは円形であるが、必ずしもその必要はなく、ピン10がカメラ5とフラッシュライト9とを結ぶ線の外側にあってもよい。この場合は、プレート11aは円形でなく扇形でよい。プレート11aが扇形の場合の標準レンズ2,望遠レンズ3,フラッシュライト用レンズ12,13の配置例を図8(a)及び(b)に示す。図8(a)はレンズ2,3とレンズ12,13が同心円周上に配置され、図8(b)はレンズ2,3とレンズ12,13が同一円周上に配置されている。
【0010】
上記実施の形態1及び2によれば、暗い場所で撮影する時、フラッシュライトの光が届かない場合や一部分にしか当たらず、周りが暗くなってしまうといったフラッシュライトが充分機能していないといった問題点が解消される。
【0011】
なお、上記実施の形態1及び2は、携帯機器として携帯電話機に実施した場合について説明したが、携帯用ラジオや携帯用カセットプレーヤーなどの携帯機器にカメラ及びフラッシュライトを装着したものに実施しても同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態1及び2は、光源がフラッシュライトの場合について説明したが、撮影時に常時点灯する照明型ライトであっても同様に実施でき、同様の効果が得られる。
【0012】
【発明の効果】
この発明は以上説明したとおり、被写体画像を撮像部に導光するカメラレンズと、光源の光を被写体へ投光するライトレンズとを有する携帯機器であって、選択的に撮像位置に位置決めされる屈折率の異なる複数のカメラレンズと、選択的に投光位置に位置決めされる屈折率の異なる複数のライトレンズとを備え、複数のカメラレンズが選択的に撮像位置に位置決めされる操作に連動して複数のライトレンズが選択的に投光位置に位置決めされるものであるから、光源使用時、光源の光が被写体に対して充分機能した携帯機器を得ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1による携帯電話機の正面からの斜視図である。
【図2】実施の形態1による携帯電話機の背面からの斜視図である。
【図3】図2のA−A線による断面図である。
【図4】図2のB−B線による断面図である。
【図5】プレートの他の例を説明する説明図である。
【図6】実施の形態2による携帯電話機の背面からの斜視図である。
【図7】図5のD−D線による断面図である。
【図8】プレートの他の例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機、2 標準レンズ、3望遠レンズ、4 広角レンズ、5 カメラ、9 フラッシュライト、10 ピン、11,11a プレート、12,13,14 フラッシュライト用レンズ、16 シャッター、17 表示部。
Claims (4)
- 被写体画像を撮像部に導光するカメラレンズと、光源の光を上記被写体へ投光するライトレンズとを有する携帯機器であって、選択的に撮像位置に位置決めされる屈折率の異なる複数のカメラレンズと、選択的に投光位置に位置決めされる屈折率の異なる複数のライトレンズとを備え、上記複数のカメラレンズが選択的に撮像位置に位置決めされる操作に連動して上記複数のライトレンズが選択的に投光位置に位置決めされることを特徴とする携帯機器。
- 上記複数のカメラレンズは、各々の屈折率に応じて撮像部との距離が異なる撮像位置に位置決めされることを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
- 一対のカメラレンズ及びライトレンズが複数組平行又は一直線上にプレートに配置されてなり、配置方向にプレートをスライド操作することによりカメラレンズ及びライトレンズが位置決めされることを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
- 一対のカメラレンズ及びライトレンズが複数組同一円周上又は同心円周上にプレートに配置されてなり、円周方向にプレートを回動操作することによりカメラレンズ及びライトレンズが位置決めされることを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003127925A JP2004333736A (ja) | 2003-05-06 | 2003-05-06 | 携帯機器 |
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JP2003127925A JP2004333736A (ja) | 2003-05-06 | 2003-05-06 | 携帯機器 |
Publications (1)
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JP2004333736A true JP2004333736A (ja) | 2004-11-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003127925A Pending JP2004333736A (ja) | 2003-05-06 | 2003-05-06 | 携帯機器 |
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-
2003
- 2003-05-06 JP JP2003127925A patent/JP2004333736A/ja active Pending
Cited By (10)
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