JP2004163540A - 補助光投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、広い範囲に鮮明で高いコントラストを有する自動焦点検出用パターンを投影する補助投影装置を提供すること。
【解決手段】自動焦点検出装置を有するカメラに装着または内蔵され、被写体の輝度またはコントラストの高低を判定する判定手段を有し、前記判定手段の判定結果に基づいて自動あるいは手動で焦点検出用パターン20を前記被写体に投影し、該焦点検出用パターン20を前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置において、前記焦点検出用パターン20は、略垂直に形成された少なくとも1つの縦長パターン23と、前記縦長パターン23に略直交して形成された少なくとも2つの横長パターン25とから形成され、前記縦長パターン21と前記横長パターン25は、互いに非交差に形成されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動焦点検出用の補助光投影装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、カメラ撮影の自動焦点検出に使用される補助光投影装置では、被写体が暗い場合や、コントラストが無い場合は、スリット状の縞模様パターンを被写体に投射する。そして、そのパターンをカメラが検出して自動焦点検出を行う。近年、自動焦点検出の検出エリアが拡大している。このため、補助光投影装置では、自動焦点検出に用いられる縞模様パターンをさらに分割して投射することで、より広い範囲で自動焦点検出できる焦点検出用パターンが用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このような、補助光投影装置では、焦点検出用のパターンを形成したフィルムパターンを光源であるLEDの前面に配置し、被写体に焦点検出用パターンを投影する方法や、LEDに形成されたパターンをレンズ等を用いて複数に分割して被写体に投影し、焦点検出用パターンとして用いる方法が使われている(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−347690号公報(第3図)
【特許文献2】
特開平6−313839号公報(段落「0014」、第6図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の焦点検出用パターンの形成方法を有する補助光投影装置では、前者では、フィルムパターンを光源の前面に配置しているために光量が低下し、被写体までの投影距離が短くなってしまうという不都合がある。また、後者では、LED光源の前にレンズを置いて分割しているために、レンズの成形の精度が良くないと被写体上に投影される像の先端部分の結像性能が落ちてしまったり、パターン同士が重なってパターン像が不鮮明となったりして、測距精度が悪くなるという不都合が生じていた。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、広い範囲に鮮明で高いコントラストを有する焦点検出用パターンを投影する補助光投影装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目標を達成するために、本発明では、自動焦点検出装置を有するカメラに装着または内蔵され、被写体の輝度またはコントラストの高低を判定する判定手段を有し、前記判定手段の判定結果に基づいて自動あるいは手動で焦点検出用パターンを前記被写体に投影し、該焦点検出用パターンを前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置において、
前記焦点検出用パターンは、略垂直に形成された少なくとも1つの縦長パターンと、前記縦長パターンに略直交して形成された少なくとも2つの横長パターンとから形成され、
前記縦長パターンと前記横長パターンは、互いに非交差に形成されていることを特徴とする補助光投影装置を提供する。
【0008】
また、本発明の補助光投影装置は、前記縦長パターンを形成する第1のユニットと、前記横長パターンを形成する第2のユニットからなり、
前記第1のユニットは、第1の光源部と、該第1の光源部からの光を投光する第1の投光部と、該第1の投光光を縦方向に複数に分割し縦長に並べる第1の光学部材からなり、
前記第2のユニットは、第2の光源部と、該第2の光源部からの光を投光する第2の投光部と、該第2の投光光を横方向に複数に分割し横長に並べるとともに、それとは直角な方向に複数に分割し並べる第2の光学部材からなることが好ましい。
【0009】
また、本発明の補助光投影装置では、前記第1の光源部および前記第2の光源部は、複数の直線状の帯からなる発光部を有するLEDチップからなることが好ましい。
【0010】
また、本発明の補助光投影装置では、前記第1のユニットと前記第2のユニットによって形成される前記焦点検出用パターンは、少なくとも互いに倍率の異なる前記光源部の像を有することが好ましい。
【0011】
また、本発明の補助光投影装置では、前記第1のユニットと前記第2のユニットによって形成される前記焦点検出用パターンは、少なくとも互いに光量の異なる前記光源部の像を有することが好ましい。
【0012】
また、本発明の補助光投影装置では、前記第2のユニットによって形成される前記焦点検出用パターンにおいて、前記光源部の直線状の帯を横長方向に分割されたパターンは、それとは直角方向に分割された前記光源部のパターンとは互いに非接触に形成されていることが好ましい。
【0013】
また、本発明の補助光投影装置は、前記第2のユニットによって形成される前記焦点検出用パターンにおいて、前記光源部の直線状の帯を横長方向に分割されたパターンは、それとは直角方向に分割された前記光源部のパターンとの間隔を、少なくとも一部を不均一になるように配置したことが好ましい。
【0014】
【発明の実施形態】
本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る補助光投影装置を自動焦点カメラに搭載した概略構成図を示し、図2は本発明の第1の実施形態に係る自動焦点検出用パターンを示し、図3は焦点検出装置の一例を示し、図4は、焦点検出の際の焦点検出用パターンと焦点検出装置との関係を示す例であり、図4(a)は、広角レンズの場合(例えば、焦点距離24mm)、図4(b)は、望遠レンズの場合(例えば、焦点距離105mm)を示す。
【0016】
図1において、撮影レンズ1は、被写界の光を入射させ、メインミラー3はこの入射された光を不図示のファインダー系と焦点検出系7とに分割する。焦点検出系への光線7はメインミラー3を通過後サブミラー9で反射され、焦点検出手段11に入射し、自動焦点調節のための測距に使用されるとともに、被写体から入射した光の輝度あるいはコントラストが検出される。自動焦点調節は、焦点検出手段11によって被写体の焦点ずれが検出された後、制御手段13を介して不図示のレンズ駆動装置を制御し、焦点調節が行われ合焦が行われる。
【0017】
一方、制御手段13からの入射光の輝度あるいはコントラストの情報は、判定手段15に送られ、被写体の輝度あるいはコントラストが低いと判断された場合には、補助光投影手段17から被写体上に図2に示す焦点検出用パターン20からなる補助光を投影する。この投影された焦点検出用パターン20の反射光を撮像レンズ1、メインミラー3、サブミラー9を介して焦点検出手段11に入射し、焦点検出を行う。合焦点が検出された後、メインミラー3が跳ね上げられ、シャッター18が動作し、フィルムまたはCCD19に被写体像が結像される。このようにして、補助光投影装置Aを搭載した自動焦点カメラが構成されている。
【0018】
なお、補助光投影装置Aは自動焦点カメラに内蔵されていても良いし、自動焦点カメラの外部に、例えば、外付けフラッシュと一体にして配置されても良い。
【0019】
図2から図4に基づき第1の実施形態に係る焦点検出用パターン20に関して説明する。
【0020】
図2に示す焦点検出用パターン20は、補助光投影装置Aから被写体に照射されるパターンである。本焦点検出用パターン20は、LEDパターン21を図面の縦方向に分割し4個並べて形成した縦長パターン23と、同じLEDパターン21を略90度回転し、縦長パターン23に略直角な方向に分割し4個並べて形成した横長パターン25を、縦方向に分割し3本並べて配置した横長パターン群27とから形成され、かつ横長パターン群27は、その中央部が縦長パターン23と交差しない構成としている。このように中央部の縦長パターン23と周辺部の横長パターン群27とが交差しないように形成しているので、より広い範囲に補助光を投影することができ、画面全体にわたって焦点調整が可能となる。
【0021】
この焦点検出用パターン20と図3に示す焦点検出装置30によって焦点検出が行われる。図3は焦点検出装置の一例である。これは撮影面内での焦点検出装置(AFセンサー)30を示すものであり、中央の測距センサー31と上下測距センサー33a、33bと左右測距センサー35a、35bの計5点の測距センサーを有している。中央の測距センサー31は、十字センサーを、上下測距センサー33a,33bは横センサーを、左右測距センサー35a,35bは縦センサーを使用している。図4(a)は、例えば焦点距離f=24mmのような広角レンズを使用したとき、被写体上に投影された焦点検出用パターン20に焦点検出装置30を重ねて模式的に描いた状態を示している。図4(b)は、例えば焦点距離f=105mmの望遠レンズを使用したとき、被写体上に投影された焦点検出用パターン20に焦点検出装置30を重ねて模式的に描いた状態を示している。どちらの場合にも、焦点検出用パターン20は焦点検出装置30の範囲をカバーするように投影されており、本実施形態のような焦点検出パターン20と自動検出装置30を使うことによって、広角端から望遠端まで高い精度で焦点調整が可能となる。
【0022】
なお、縦長パターン23ではLEDパターン21が4個、横長パターン群27ではLEDパターン21が4個横長に並び、かつ縦方向に3本並べた場合について記載したが、LEDパターン21の並べる数あるいは並べ方は設計に応じて適時変更が可能であり、上記数量、形状に限定されるものではない。
【0023】
次に、図5から図7に基づいて、補助光投影装置Aの焦点検出用パターン20を投影する、本発明に係る投影光学系について説明する。図5は本発明の第1の実施形態に係る補助光投影装置の投影光学系の概略構成図を示す。図6は、図5に示す投影光学系に用いられる光学部材(例えば、分割プリズム)の例を示し、図7(a)は、図6(b)に示す光学部材の、A−A線に沿った断面を、図7(b)は、図6(b)に示す光学部材のB−B線に沿った断面を示す図である。
【0024】
本補助光投影装置Aは、縦長パターン23を形成する第1のユニットBと横長パターン群27を形成する第2のユニットCとから構成されている。第1のユニットBは、第1の光源部であるLEDパターン21と、LEDパターン21からの光を投光する第1の投光部である投光レンズ42と、投光されたLEDパターン21を縦方向に複数に分割し縦長に並べ縦長パターン23(図2参照)を形成する第1の光学部材44とからなり、第2のユニットCは、第2の光源部であるLEDパターン21と、LEDパターン21からの光を投光する第2の投光部である投光レンズ46と、投光されたLEDパターン21(図2参照)を横方向に複数に分割し横長に並べるとともにそれとは直角な縦方向に互いに接触しないように複数に分割し並べ横長パターン群27を形成する第2の光学部材48とから構成されている。このような第1、第2のユニット構成とすることによって、焦点検出用パターン20を形成し、被写体に投影する補助光投影装置Aが提供される。
【0025】
光学部材(例えば、分割プリズム)44、48は、図5のD方向から見たとき、図6(a)および図6(b)に示される形態を有している。図7(a)は、図6(b)に示す分割プリズム48のA−A線に沿った断面図であり、図7(b)は同じくB−B線に沿った断面図である。このような分割プリズム44、48を投影装置Aの投光部にそれぞれ配置することによって、図2に示す焦点検出用パターン20を形成している。
【0026】
なお、分割プリズム48は、A−A線に沿った断面とB−B線に沿った断面とは異なる面で形成されている。
【0027】
また、上述の分割プリズム44、48の各分割面の面積を変更することにより、それに対応する焦点検出用パターン20の各照射パターンの光量を調整することができる。
【0028】
また、分割プリズム44、48のうち、例えば図6(a)の左右両端の縦長部分では、プリズムの角度によっては更に複数に分割しても良い。これにより、例えば分割プリズムの成形時にヒケを防止するなど製造上の対策も可能となる。
【0029】
なお、LEDパターン21はLEDチップ上に形成された不透明な電極パターンから構成されており、その明暗がLEDパターン21として投光され、焦点検出用パターン20として被写体に投影される。また、縦長パターン23と横長パターン群27とが同一形状のLEDパターン21を用いた場合について説明したが、両者の形状や大きさを変えても良い。また、第1のユニットBからの投影光と、第2のユニットCからの投影光とを合成し、合成光として被写体に投影しても良い。
【0030】
さらにまた、第1の光学部材44と第2の光学部材48とには、画像分割プリズムの他にフライアイレンズ等が用いられ、一体的な光学部材で機能分離した構造のものであっても良いし、それぞれが個別に設けてあっても良い。
【0031】
さらに、本実施形態では第1のユニットBの第1の光学部材44と、第2のユニットCの第2の光学部材48の合計2つについて説明したが、ユニットの数と光学部材の数については、その組合せを自由に変更可能である。
【0032】
次に、本発明に係る第2の実施形態について図面を参照して説明する。第1の実施形態と同じ構成機能には同1の番号を付し説明を省略する。
【0033】
図8は、本発明に係る第2の実施形態を説明するものであり、被写体上に投影された焦点検出用パターン50に焦点検出装置60を重ねて模式的に描いたものである。図9は、焦点検出装置の一例を示す図である。
【0034】
図8に示す第2の実施形態の焦点検出用パターン50は、投光されるLEDパターン21を分割し4個縦方向に並べた縦長パターン23と、LEDパターン21とは投影倍率の異なるLEDパターン51を分割し横方向に並べかつ縦方向にも並べた横長パターン群57とからなり、縦長パターン23と横長パターン群57とは交差しないように形成されている。横長パターン群57は、図面左側の上方と下方にそれぞれ1個のLEDパターン59a,59bが配置され、その間にLEDパターン51が2個横長に並べられた3本の横長パターン59c、59d、59eが配置されており、さらに、図面右側には、縦長パターン23に対して左側のパターン群59a〜59eが鏡面対称に配置されている。上述のように縦長パターン23と横長パターン群57が形成されて、焦点検出用パターン50が構成されている。
【0035】
横長パターン群57をこのような配置にすることによって、画面周辺部を画面中央部に比べて拡大されたLEDパターンで照射できるため、少ない分割数でより広い範囲の測距センサーに対して補助光を投影することができる。
【0036】
なお、このような焦点検出用パターンは、第1の実施形態において説明した本発明の係る投影光学系の第1の光学部材44と第2の光学部材48とを適宜変更することによって形成することが可能である。また、第1の光学部材44と第2の光学部材48とには、画像分割プリズムやフライアイレンズ等が用いられ、一体的な光学部材で機能分離した構造のものであっても良いし、それぞれが個別に設けてあっても良い。
【0037】
図9は、第2の実施形態の焦点検出用パターン50に用いられる焦点検出装置の一例であり、撮影画面内での焦点検出装置60(AFセンサー)を示す。中央の測距センサーは上中下の各パターンと縦パターンからなり、中央のパターンが上下のパターンより僅かに長い、略「王」字状の中央測距パターン61と、その左右には上中下の各パターンと縦パターンからなる略「王」字状の測距パターン63a、63bと、さらに最外左側65a、最外右側65bにそれぞれ縦1本の測距パターンの計11点を有する。中央の測距センサー61と左右の測距センサー63a,63bは十字センサーと横センサーを組み合わせて使用し、最外左65a、最外右65bには、縦位置センサーを使用して焦点検出を行う。
【0038】
次に、本発明に係る第3の実施形態に係る焦点検出用パターンについて説明する。第1、第2の実施形態と同じ構成、機能には同1の番号を付し説明を省略する。
【0039】
図10は、本発明に係る第3の実施形態を説明するものであり、被写体上に投影された焦点検出用パターン70に焦点検出装置60を重ねて模式的に描いたものである。焦点検出装置60は第2の実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0040】
図10に示す、第3の実施形態の焦点検出用パターン70は、投影されるLEDパターン71を分割し4個縦方向に並べた縦長パターン73と、90度回転したLEDパターン71を分割し横方向に並べかつ縦方向にも並べた横長パターン群77とからなり、縦長パターン73と横長パターン群77とは交差しないように形成されている。横長パターン群77は、図面左側の最左上方と下方にそれぞれ1個のLEDパターン79a,79bが配置され、その右側に上方と下方にそれぞれ1個のLEDパターン79c、79dが配置され、LEDパターン79cと79dの間に、LEDパターン71が2個横長に並べられた2本の横長パターン79e、79gが縦方向に配置され、その間にLEDパターン71が3個横長に並べられた1本の横長パターン79fが配置されており、さらに、図面右側には、縦長パターン73に対して左側のパターン群79a〜79gが鏡面対称に配置されている。上述のように縦長パターン73と横長パターン群77が形成されて、焦点検出用パターン70が作られている。
【0041】
横長パターン群77をこのような配置にすることによって、画面周辺部を含め広く照射でき、広い範囲で自動焦点検出が可能となる。
【0042】
なお、このような焦点検出用パターン70は、第1の実施形態において説明した本発明に係る投影光学系の第1の光学部材44と第2の光学部材48とを適宜変更することによって形成することが可能である。また、第1の光学部材44と第2の光学部材48とには、画像分割プリズムやフライアイレンズ等が用いられ、一体的な光学部材で機能分離した構造のものであっても良いし、それぞれが個別に設けてあっても良い。
【0043】
なお、本発明の焦点検出用パターンは銀塩カメラのみならず、デジタルカメラ(電子スチルカメラ)、デジタルビデオカメラ等のいかなる記録媒体にも適用できる。
【0044】
また、LEDパターン形状も上述の形状に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
【0045】
さらに、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜修正、変更が可能である。
【0046】
【発明の効果】
上述のように、本発明では、簡単な構成で、広い範囲に鮮明で高いコントラストを有する焦点検出用パターンを投影する補助光投影装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補助光投影装置を自動焦点カメラに搭載した概略構成図を示す。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る焦点検出用パターンを示す図。
【図3】第1の実施形態で用いられる焦点検出装置の一例を示す図。
【図4】第1の実施形態における、焦点検出の際の焦点検出用パターンと焦点検出装置との関係を示す例であり、図4(a)は、広角レンズの場合を、図4(b)は、望遠レンズの場合を示す。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る補助光投影装置の投影光学系の概略構成図を示す。
【図6】図5に示す投影光学系に用いられる光学部材(例えば、分割プリズム)の例を示し、図5(a)は、第1の光学部材を、図5(b)は、第2の光学部材を示す。
【図7】図6(b)に示す第2の光学部材の断面図を示し、図7(a)は、A−A線に沿った断面を、図7(b)は、B−B線に沿った断面を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る被写体上に投影された焦点検出用パターンに焦点検出装置を重ねた模式的に描いた状態を示す図。
【図9】第2の実施形態で用いられる焦点検出装置の一例を示す図。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る被写体上に投影された焦点検出用パターンに焦点検出装置を重ねて模式的に描いた状態を示す図。
【符号の説明】
1 撮影レンズ
3 メインミラー
7 焦点検出系
9 サブミラー
11 焦点検出部
13 制御手段
15 判定手段
17 補助光投影手段
18 シャッター
19 CCDまたはフィルム
21 LEDパターン
23 縦長パターン
25 横長パターン
27 横長パターン群
30 自動焦点検出装置
31 中央の測距エリア
33 上下測距エリア
35 左右測距エリア
42 投光レンズ
44 第1の光学部材
46 投光レンズ
48 第2の光学部材
50 焦点検出用パターン
51 LEDパターン
57 横長パターン群
60 自動焦点検出装置
70 焦点検出用パターン
71 LEDパターン
73 縦長パターン
77 横長パターン群
A 補助光投影装置
B 第1のユニット
C 第2のユニット

Claims (7)

  1. 自動焦点検出装置を有するカメラに装着または内蔵され、被写体の輝度またはコントラストの高低を判定する判定手段を有し、前記判定手段の判定結果に基づいて自動あるいは手動で焦点検出用パターンを前記被写体に投影し、該焦点検出用パターンを前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置において、
    前記焦点検出用パターンは、略垂直に形成された少なくとも1つの縦長パターンと、前記縦長パターンに略直交して形成された少なくとも2つの横長パターンとから形成され、
    前記縦長パターンと前記横長パターンは、互いに非交差に形成されていることを特徴とする補助光投影装置。
  2. 請求項1に記載の補助光投影装置は、前記縦長パターンを形成する第1のユニットと、前記横長パターンを形成する第2のユニットからなり、
    前記第1のユニットは、第1の光源部と、該第1の光源部からの光を投光する第1の投光部と、該第1の投光光を縦方向に複数に分割し縦長に並べる第1の光学部材からなり、
    前記第2のユニットは、第2の光源部と、該第2の光源部からの光を投光する第2の投光部と、該第2の投光光を横方向に複数に分割し横長に並べるとともに、それとは直角な方向に複数に分割し並べる第2の光学部材からなることを特徴とする。
  3. 前記第1の光源部および前記第2の光源部は、複数の直線状の帯からなる発光部を有するLEDチップからなることを特徴とする請求項2に記載の補助光投影装置。
  4. 前記第1のユニットと前記第2のユニットによって形成される前記焦点検出用パターンは、少なくとも互いに倍率の異なる前記光源部の像を有することを特徴とする請求項2または3に記載の補助光投影装置。
  5. 前記第1のユニットと前記第2のユニットによって形成される前記焦点検出用パターンは、少なくとも互いに光量の異なる前記光源部の像を有することを特徴とする請求項2または3に記載の補助光投影装置。
  6. 前記第2のユニットによって形成される前記焦点検出用パターンにおいて、前記光源部の直線状の帯を横長方向に分割されたパターンは、それとは直角方向に分割された前記光源部のパターンとは互いに非接触に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の補助光投影装置。
  7. 前記第2のユニットによって形成される前記焦点検出用パターンにおいて、前記光源部の直線状の帯を横長方向に分割されたパターンは、それとは直角方向に分割された前記光源部のパターンとの間隔を、少なくとも一部を不均一になるように配置したことを特徴とする請求項2に記載の補助光投影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012058720A (ja) * 2010-08-09 2012-03-22 Nikon Corp 投影装置、及び閃光装置、並びにカメラ
US10371924B2 (en) 2014-09-11 2019-08-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Image device comprising fill-light projector, and autofocus method using imaging device

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