JP2004332222A - 橋梁の架替工法、および橋梁 - Google Patents

橋梁の架替工法、および橋梁 Download PDF

Info

Publication number
JP2004332222A
JP2004332222A JP2003125177A JP2003125177A JP2004332222A JP 2004332222 A JP2004332222 A JP 2004332222A JP 2003125177 A JP2003125177 A JP 2003125177A JP 2003125177 A JP2003125177 A JP 2003125177A JP 2004332222 A JP2004332222 A JP 2004332222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper structure
bridge
piers
existing
axis direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003125177A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4348108B2 (ja
Inventor
Ichiro Masuda
伊知郎 増田
Shinji Nakatani
眞二 中谷
Shigeru Nagatani
茂 永谷
Shunzo Oka
俊蔵 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2003125177A priority Critical patent/JP4348108B2/ja
Publication of JP2004332222A publication Critical patent/JP2004332222A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4348108B2 publication Critical patent/JP4348108B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

【課題】橋桁の架け替えに要する期間を短縮することにより周辺地域が被る社会的、経済的な損失を軽減させること。
【解決手段】隣り合う2つの橋脚10,10間にあってかつ既存の上部構造物14の下方に配置した大型ジャッキ11上に、橋軸方向の長さが可変な構造を有する新設の上部構造物1を、橋軸方向に短縮した状態で配置し、大型ジャッキ11を上方に伸長することで、2つの橋脚10,10間に架設された既存の上部構造物14を新設の上部構造物1で押し上げて2つの橋脚10,10から分離し、既存の上部構造物14を撤去した後に、新設の上部構造物1を橋軸方向に伸長して2つの橋脚10,10間に架設する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、橋梁の架替工法、およびその架替工法により構築された橋梁に関する。
【0002】
【従来の技術】
経年変化や交通量の増加等により耐用期間が満了に近づいた橋梁の架け替えを行う場合、その方法としては、隣り合う2つの橋脚間において新規橋桁を構築し、この新規橋桁を支保工昇降機構を用いて上方へ移動させ、新規橋桁に旧橋桁の荷重を支持させた状態で旧橋桁を橋体から切り離し、新たに新規橋桁を2つの橋脚に支承させ、新規橋桁上で旧橋桁を解体、撤去する例がある(下記の特許文献1)。
その他の方法としては、隣り合う2つの橋脚間にジャッキを配置し、このジャッキを用いて既設橋桁を下方から支持した状態で、既設橋桁上において新設橋桁を構築し、新設橋桁が完成したらジャッキにより既設、新設の両橋桁を降下させ、新設橋桁を2つの橋脚に支承させ、既設橋桁のみさらに降下させて撤去する例がある(下記の特許文献2)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−190008号公報
【特許文献2】
特開2003−34911号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
新規橋桁を上方に移動させ、旧橋桁と入れ替える先の例では、新規橋桁が両側の橋桁と同じ高さとなったところで、別個に用意した継ぎブロックを橋桁上に搬入し、この継ぎブロックを新規橋桁と両側の橋桁との間に挿入して新規橋桁を両側の橋桁と接合し、橋脚に新規橋桁を支承させている。この工法では、新規橋桁を構築する間は旧橋桁上の通行が可能であるが、継ぎブロックを用いた橋桁の接合作業に手間が掛かる。この作業の間は旧橋桁上の通行が不可能であり、長期に渡って橋梁の利用が不可能になるために周辺地域に社会的、経済的に大きな損失を与えることになる。
【0005】
新設橋桁を降下させ、既設橋桁と入れ替える後の例では、新設橋桁を当初から2つの橋脚間に架設できる長さに構築し、ジャッキにより既設、新設の両橋桁を降下させる際に既設橋桁の両端を切除し、2つの橋脚間に既設橋桁を落とし込ませている。この工法では、新設橋桁を既設橋桁上で構築するため、新設橋桁の構築を開始してから既設橋桁との入れ替えを終えるまで既設橋桁上の通行が不可能であり、先の例以上に周辺地域に社会的、経済的に大きな損失を与えることになる。
【0006】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、橋桁の架け替えに要する期間を短縮することにより周辺地域が被る社会的、経済的な損失を軽減させることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための手段として、次のような構成の橋梁の架替工法、および橋梁を採用する。すなわち本発明に係る橋梁の架替工法は、隣り合う2つの橋脚間にあってかつ既存の上部構造物の下方に配置したジャッキ上に、橋軸方向の長さが可変な構造を有する新設の上部構造物を、前記橋軸方向に短縮した状態で配置し、前記ジャッキを上方に伸長することで、前記2つの橋脚間に架設された既存の上部構造物を前記新設の上部構造物で押し上げて前記2つの橋脚から分離し、前記既存の上部構造物を撤去する前、または撤去した後に、前記新設の上部構造物を前記橋軸方向に伸長して前記2つの橋脚間に架設することを特徴とする。
【0008】
本発明に係る橋梁の架替工法は、隣り合う2つの橋脚間にあってかつ既存の上部構造物の下方に配置したジャッキ上に、橋軸方向に複数に分割された新設の上部構造物を、個々の分割体を積み重ねた状態で配置し、前記ジャッキを上方に伸長することで、前記2つの橋脚間に架設された既存の上部構造物を前記新設の上部構造物で押し上げて前記2つの橋脚から分離し、前記既存の上部構造物を利用して前記個々の分割体を前記橋軸方向に配列し、配列された前記個々の分割体を結合し前記新設の上部構造物として一体化して前記2つの橋脚間に架設することを特徴とする。
【0009】
本発明に係る橋梁は、隣り合う2つの橋脚間にあってかつ既存の上部構造物の下方に配置したジャッキ上に、橋軸方向の長さが可変な構造を有する新設の上部構造物を、前記橋軸方向に短縮した状態で配置し、前記ジャッキを上方に伸長することで、前記2つの橋脚間に架設された既存の上部構造物を前記新設の上部構造物で押し上げて前記2つの橋脚から分離し、前記既存の上部構造物を撤去する前、または撤去した後に、前記新設の上部構造物を前記橋軸方向に伸長して前記2つの橋脚間に架設したことを特徴とする。
【0010】
本発明に係る橋梁は、隣り合う2つの橋脚間にあってかつ既存の上部構造物の下方に配置したジャッキ上に、橋軸方向に複数に分割された新設の上部構造物を、個々の分割体を積み重ねた状態で配置し、前記ジャッキを上方に伸長することで、前記2つの橋脚間に架設された既存の上部構造物を前記新設の上部構造物で押し上げて前記2つの橋脚から分離し、前記既存の上部構造物を利用して前記個々の分割体を前記橋軸方向に配列し、配列された前記個々の分割体を結合し前記新設の上部構造物として一体化して前記2つの橋脚間に架設したことを特徴とする。
【0011】
本発明に係る橋梁の上部構造物は、隣り合う2つの橋脚間に架設される橋梁の上部構造物であって、橋軸方向に複数に分割され、隣り合う分割体どうしがヒンジ連結されて前記橋軸方向の長さが可変であることを特徴とする。
【0012】
本発明においては、長さを短縮した新設の上部構造物を上方に移動させて既設の上部構造物と入れ替え、既存の上部構造物を撤去する前、または撤去した後に伸長し、隣り合う2つの橋脚間に架設する。本発明によれば、新設の上部構造物を橋軸方向の長さが可変な構造とすることにより、新設の上部構造物の架設作業が短期間のうちに行えるようになるので、橋梁を利用できなくなる期間が短くて済み、周辺地域が被る社会的、経済的な損失を軽減させることができる。
【0013】
本発明においては、新設の上部構造物を橋軸方向に複数に分割するとともに隣り合う分割体どうしをヒンジ連結することで橋軸方向に長さが可変な構造とし、既存の上部構造物を撤去した後に、新設の上部構造物を橋軸方向に伸長して2つの橋脚間に架設することが望ましい。新設の上部構造物を橋軸方向に複数に分割し、隣り合う分割体どうしをヒンジ連結することにより、新設の上部構造物を長さが可変な構造とすることが非常に簡易に、かつ安価に実現されるので、架設作業の効率化ならびに施工コストの削減が図れる。
【0014】
本発明においては、個々の分割体を積み重ねた状態で配置した新設の上部構造物を上方に移動させて既設の上部構造物と入れ替え、既存の上部構造物を利用して個々の分割体を前記橋軸方向に配列し、配列された個々の分割体を結合し新設の上部構造物として一体化して2つの橋脚間に架設する。本発明によれば、新設の上部構造物を個々の分割体に分け、個々の分割体を既存の上部構造物を利用して橋軸方向に配列することにより、新設の上部構造物の架設作業が短期間のうちに行えるようになるので、橋梁を利用できなくなる期間が短くて済み、周辺地域が被る社会的、経済的な損失を軽減させることができる。
【0015】
本発明においては、既存の上部構造物に軌道を取り付け、軌道に沿って個々の分割体を橋軸方向に移動させることが望ましい。既存の上部構造物に取り付けた軌道に沿って個々の分割体を移動させることにより、分割体の配列作業が行い易くなるので、架設作業の効率化ならびに施工コストの削減が図れる。
【0016】
本発明においては、橋脚を当初は高さ方向に複数に分割しておき、個々の分割体を、より上端近くに設置すべきものがひとつずつ上方に移動するように積み重ねて構築することが望ましい。このようにすれば橋脚をジャッキとして利用して上部構造物の架け替えと同時に橋脚の再構築も可能になるので、橋梁の全面的な架替工事に関して作業の効率化ならびに施工コストの削減が図れる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係る第1の実施形態を図1ないし図3に示して説明する。
図1には、両端部を折り畳むことで橋軸方向の長さを変化させることができる上部構造物1を示している。上部構造物1は、橋桁2と床版3とが一体化されたもので、橋軸方向に3つに分割されており、各分割体のうち主体となる中間部4の橋軸方向の両側に、端部5,6がヒンジ部7を介してそれぞれ連結されている。端部5,6は、いずれもヒンジ部7を中心として中間部4の上面側にほぼ180°回動することができ、この状態では中間部4上に端部5,6が載置されることになる。
【0018】
上記のように構成された上部構造物を用いて行う橋梁の架替工法を図2、図3を参照して説明する。
まず、図2(a)に示すように、隣り合う2つの橋脚10,10間に、橋軸方向に離間させて複数の大型ジャッキ11を配置する。大型ジャッキ11はいずれも短縮させておく。短縮させた大型ジャッキ11上に、図1に示した新設の上部構造物1を、両端部5,6を中間部4上に折り畳んで橋軸方向の長さを短縮した状態で配置する。折り畳んだ新設の上部構造物1上には、シンクロジャッキ12およびローラ架台13を配置しておく。
【0019】
次に、図2(b)に示すように、大型ジャッキ11を伸長し、橋脚10,10間に架設された既設の上部構造物14を、シンクロジャッキ12およびローラ架台13を介して新設の上部構造物1上に支持する。続けて大型ジャッキ11を伸長し、既存の上部構造物14を新設の上部構造物1で押し上げて橋脚10から分離する。さらに大型ジャッキ11の伸長を続け、新設の上部構造物1を両側の上部構造物14’と同じ高さにまで上昇させる。なお、既設の上部構造物14を橋脚10や両側の上部構造物14’に固定していた連結ボルト等の締着手段(図示略)は事前に撤去しておく。
【0020】
新設の上部構造物1を両側の上部構造物14’と同じ高さにまで上昇させたら、図2(c)に示すように、新設の上部構造物1上でシンクロジャッキ12を駆動し、既設の上部構造物14を橋軸方向の一方に移動させる。新設の上部構造物1上で可能な限りシンクロジャッキ12を移動させたら、シンクロジャッキ12を短縮し、既設の上部構造物14をローラ架台13のみで支持した状態としたうえで、シンクロジャッキ12を橋軸方向の他方に移動させる。シンクロジャッキ12を伸長して既設の上部構造物14を支持し、再びシンクロジャッキ12を駆動し、既設の上部構造物14を橋軸方向の一方に移動させる。この作業を何度か繰り返し、必要になれば橋軸方向の一方に位置する上部構造物14’上にもシンクロジャッキ12を配置して撤去すべき既存の上部構造物14を支持する。
【0021】
次に、図3(a)に示すように、上部構造物14’上にトレーラ15を配置し、このトレーラ15上に既存の上部構造物14の一端を順次送り出す。トレーラ15上に架かった既存の上部構造物14が適当な長さになったら、この部分をカッターで切断してトレーラ15に載せ、橋梁上から撤去する。残った部分についても上記と同様の作業を繰り返して切断、撤去する。
【0022】
既設の上部構造物14をすべて撤去したら、図3(b)に示すように、大型ジャッキ11を伸長させて新設の上部構造物1をもう一段階上昇させたうえで、両側の上部構造物14’上にそれぞれトラッククレーン16を配置し、新設の上部構造物1の折り畳んでいた両端部5,6をトラッククレーン16で吊り上げるようにして展開させる。両端部5,6を展開させたら、大型ジャッキ11を短縮させて新設の上部構造物1を一段階降下させたうえで、連結ボルト等の締着手段(図示略)を用いて新設の上部構造物1と両側の上部構造物14’、さらにこれら構造物と橋脚10とを締着する。
【0023】
各部を締着して十分な強度が確保できたら、新設の上部構造物1からヒンジ部分(図示略)を撤去するとともに、図3(c)に示すように大型ジャッキ11を短縮、撤去して架替工事を完了する。これにより、橋脚10,10間に新設の上部構造物1が架設される。以降は隣接する既設の上部構造物14’についても続けて同様の架替作業を行う。
【0024】
本実施形態の架替工法によれば、新設の上部構造物1を橋軸方向の長さが可変な構造とすることにより、上部構造物1の架設作業が短期間のうちに行えるようになるので、橋梁を利用できなくなる期間が短くて済み、周辺地域が被る社会的、経済的な損失を軽減させることができる。
【0025】
また、新設の上部構造物1を橋軸方向に複数に分割し、隣り合う分割体(中間体4,端部5,6)どうしをヒンジ連結することにより、上部構造物1を長さが可変な構造とすることが非常に簡易に、かつ安価に実現されるので、架設作業の効率化ならびに施工コストの削減が可能である。
【0026】
なお、本実施形態においては既設の上部構造物14を撤去した後に新設の上部構造物1を展開しているが、既設の上部構造物14を撤去する前に新設の上部構造物1を展開するようにしてもよい。
【0027】
次に、本発明に係る第2の実施形態を図4から図6に示して説明する。なお、上記実施形態において既に説明した構成要素には同一符号を付して説明は省略する。
本実施形態において、新設する上部構造物1はヒンジ連結されておらず、単に橋軸方向に複数に分割されているだけである。このような上部構造物を用いて行う橋梁の架替工法を図4から図6を参照して説明する。
まず、図4(a)に示すように、隣り合う2つの橋脚10,10間に、橋軸方向に離間させて複数の大型ジャッキ11を配置する。大型ジャッキ11はいずれも短縮させておく。短縮させた大型ジャッキ11上に、新設の上部構造物1を、両端部5,6を中間部4上に積み重ねた状態で配置する。新設の上部構造物1上には、シンクロジャッキ12、ローラ架台13および小型ジャッキ19を配置し、さらにシンクロジャッキ12およびローラ架台13の上に複数本のガイドレール(軌道)20を橋軸方向に沿って並べて仮置きしておく。
【0028】
次に、図4(b)に示すように、大型ジャッキ11を伸長し、橋脚10,10間に架設された既設の上部構造物14の下面にガイドレール20を沿わせる。既設の上部構造物14の下面にガイドレール20を沿わせたら、シンクロジャッキ12を駆動し、2本のガイドレール20を橋軸方向の相反する方向にそれぞれ移動させる。新設の上部構造物1上で可能な限りシンクロジャッキ12を移動させ、2本のガイドレール20の端部を既存の上部構造物14の両端部に達するまで移動させたら、図4(c)に示すように、既設の上部構造物14の下面にガイドレール20を固定する。
【0029】
既設の上部構造物14の下面にガイドレール20を固定したら、再び大型ジャッキ11を伸長し、既存の上部構造物14を新設の上部構造物1で押し上げて橋脚10から分離する。さらに大型ジャッキ11の伸長を続け、図5(a)に示すように、新設の上部構造物1を両側の上部構造物14’と同じ高さにまで上昇させる。なお、既設の上部構造物14を橋脚10や両側の上部構造物14’に固定していた連結ボルト等の締着手段(図示略)は事前に撤去しておく。
【0030】
新設の上部構造物1を両側の上部構造物14’と同じ高さにまで上昇させたら、図5(b)に示すように、新設の上部構造物1の両端部5,6を、ガイドレール20に吊り下げ、橋脚10側に移動させる。なお、両端部5,6の移動は、シンクロジャッキ12に支持された既設の上部構造物14のバランスを崩さないように両方で同時進行させることが望ましい。
【0031】
新設の上部構造物1の両端部5,6を、中間部4と両側の上部構造物14’との間隙上にそれぞれ移動させたら、図5(c)に示すように、両端部を吊り降ろして間隙21に填め込み、連結ボルト等の締着手段(図示略)を用いて中間部や両側の上部構造物14’、さらに橋脚10に締着する。
【0032】
各部を締着して十分な強度が確保できたら、図6(a)に示すように、両側の上部構造物14’上から新設の上部構造物1上にトレーラ15をそれぞれ配置し、各トレーラ15上に既存の上部構造物14の端部を差し掛けるように配置する。シンクロジャッキ12および小型ジャッキ19を短縮し、既存の上部構造物14を各トレーラ15に支持させる。既存の上部構造物14のトレーラ15上に差し掛かった部分をカッターで切断してトレーラ15に載せ、トレーラ15を牽引して橋梁上から撤去する。残った部分については、図6(b)に示すように、シンクロジャッキ12および小型ジャッキ19を盛り代えて支持しておき、後に別のトレーラ15に載せて撤去する。
【0033】
既設の上部構造物14をすべて撤去したら、図6(c)に示すように大型ジャッキ11を短縮、撤去して架替工事を完了する。これにより、橋脚10,10間に新設の上部構造物1が架設される。以降は隣接する既設の上部構造物14’についても続けて同様の架替作業を行う。
【0034】
本実施形態の架替工法によれば、新設の上部構造物1を複数に分割し、両端部5,6を既存の上部構造物14を利用して橋軸方向に配列することにより、新設の上部構造物1の架設作業が短期間のうちに行えるようになるので、橋梁を利用できなくなる期間が短くて済み、周辺地域が被る社会的、経済的な損失を軽減させることができる。
【0035】
また、既存の上部構造物14に取り付けたガイドレール20に沿って両端部5,6を移動させることにより、両端部5,6の配列作業が行い易くなるので、架設作業の効率化ならびに施工コストの削減が可能である。
【0036】
次に、本発明に係る第3の実施形態を図7から図9に示して説明する。なお、上記実施形態において既に説明した構成要素には同一符号を付して説明は省略する。
本実施形態においては、両端部5,6を折り畳むことができる上部構造物1Aと、一方の端部6のみ折り畳むことができる上部構造物1Bの2つを用いる。また、ジャッキアップ式の橋脚30を用いる。ジャッキアップ式の橋脚30は、図7に示すように、高さ方向にほぼ等しい長さで複数に分割されており、個々の分割体31が、より上端近くに設置すべきものをひとつずつ上方に移動させるように下端側から積み重ねられて構築される。橋脚30を支持する基礎32上には、積み上げた分割体31を分割体31ひとつ分持ち上げるための支保工33が設置され、個々の分割体31には、支保工33に沿って自らを上方に押し上げるスライドジャッキ34が設けられている。
このような上部構造物1A,1B、およびジャッキアップ式の橋脚30を用いて行う橋梁の架替工法を図8、図9を参照して説明する。
【0037】
まず、図8(a)に示すように、橋軸方向に並ぶ3つの橋脚10A,10B,10Cのうち、隣り合う橋脚10A,10Bのそれぞれに隣接させて基礎32を構築し、この基礎32にジャッキアップ式の橋脚30を構築するとともに、隣り合う橋脚10B,10Cのそれぞれに隣接させて大型ジャッキ11を配置する。ジャッキアップ式の橋脚30は最も短い分割体31ひとつ分の高さとし、大型ジャッキ11はいずれも短縮させておく。ジャッキアップ式の橋脚30および大型ジャッキ11上に、新設の上部構造物1A,1Bを、各端部5,6を折り畳んで橋軸方向の長さを短縮した状態で配置する。折り畳んだ新設の上部構造物1A,1B上には、シンクロジャッキ12およびローラ架台13を配置しておく。
【0038】
次に、図8(b)に示すように、ジャッキアップ式の橋脚30および大型ジャッキ11を伸長し、橋脚10A〜10C間に架設された既設の上部構造物14を、シンクロジャッキ12およびローラ架台13を介して新設の上部構造物1A,1B上に支持する。続けてジャッキアップ式の橋脚30および大型ジャッキ11を伸長し、既存の上部構造物14を新設の上部構造物1A,1Bで押し上げて橋脚10から分離する。さらにジャッキアップ式の橋脚30および大型ジャッキ11の伸長を続け、新設の上部構造物1A,1Bを両側の上部構造物14’と同じ高さにまで上昇させる。なお、既設の上部構造物14を橋脚10A,10B,10Cや両側の上部構造物14’に固定していた連結ボルト等の締着手段(図示略)は事前に撤去しておく。
【0039】
新設の上部構造物1を両側の上部構造物14’と同じ高さにまで上昇させたら、図8(c)に示すように、新設の上部構造物1A,1B上でシンクロジャッキ12を駆動し、既設の上部構造物14を橋軸方向の一方に移動させる。新設の上部構造物1A,1B上で可能な限りシンクロジャッキ12を移動させたら、シンクロジャッキ12を短縮し、既設の上部構造物14をローラ架台13のみで支持した状態としたうえで、シンクロジャッキ12を橋軸方向の他方に移動させる。シンクロジャッキ12を伸長して既設の上部構造物14を支持し、再びシンクロジャッキ12を駆動し、既設の上部構造物14を橋軸方向の一方に移動させる。
【0040】
次に、図9(a)に示すように、上部構造物14’上にトレーラ15を配置し、このトレーラ15上に既存の上部構造物14の一端を順次送り出す。トレーラ15上に架かった既存の上部構造物14が適当な長さになったら、この部分をカッターで切断してトレーラ15に載せ、橋梁上から撤去する。残った部分についても上記と同様の作業を繰り返して切断、撤去する。
【0041】
既設の上部構造物14をすべて撤去したら、図9(b)に示すように、ジャッキアップ式の橋脚30および大型ジャッキ11を伸長させて新設の上部構造物1をもう一段階上昇させたうえで、両側の上部構造物14’上にそれぞれトラッククレーン16を配置し、新設の上部構造物1A,1Bの折り畳んでいた各端部5,6をトラッククレーン16で吊り上げるようにして展開させる。各端部5,6を展開させたら、ジャッキアップ式の橋脚30および大型ジャッキ11を短縮させて新設の上部構造物1A,1Bを一段階降下させる。
【0042】
新設の上部構造物1A,1Bの各部を連結ボルトで締着して十分な強度が確保できたら、新設の上部構造物1A,1Bからヒンジ部分(図示略)を撤去するとともに、図9(c)に示すように、大型ジャッキ11および既設の橋脚10A,10Bを撤去して架替工事を完了する。これにより、橋軸方向に並ぶ3つの橋脚30,30,10C間に新設の上部構造物1A,1Bが架設される。以降は隣接する既設の上部構造物14’についても続けて同様の架替作業を行う。
【0043】
本実施形態の架替工法によれば、橋脚をジャッキとして利用して上部構造物の架け替えと同時に橋脚の再構築も可能になるので、橋梁の全面的な架替工事に関して作業の効率化ならびに施工コストの削減が可能である。
【0044】
なお、本実施形態においては、上部構造物に上記第1の実施形態のようなヒンジ連結による長さの可変構造を与えたが、これに代えて上部構造物に上記第2の実施形態のようなガイドレールによる長さの可変構造を与えてもよい。
また、本実施形態においては、上部構造物の架け替えに併せて橋脚の再構築を行ったが、上部構造物はそのまま使用し、橋脚だけを再構築する場合もある。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、新設の上部構造物を橋軸方向に長さの可変な構造とすることにより、新設の上部構造物の架設作業が短期間のうちに行えるようになるので、橋梁を利用できなくなる期間が短くて済み、周辺地域が被る社会的、経済的な損失を軽減させることができる。
【0046】
本発明によれば、新設の上部構造物を橋軸方向に複数に分割し、隣り合う分割体どうしをヒンジ連結することにより、新設の上部構造物を長さの可変な構造とすることが非常に簡易に、かつ安価に実現されるので、架設作業の効率化ならびに施工コストの削減が可能である。
【0047】
本発明によれば、新設の上部構造物を個々の分割体に分け、個々の分割体を既存の上部構造物を利用して橋軸方向に配列することにより、新設の上部構造物の架設作業が短期間のうちに行えるようになるので、橋梁を利用できなくなる期間が短くて済み、周辺地域が被る社会的、経済的な損失を軽減させることができる。
【0048】
本発明によれば、既存の上部構造物に取り付けた軌道に沿って個々の分割体を移動させることにより、分割体の配列作業が行い易くなるので、架設作業の効率化ならびに施工コストの削減が可能である。
【0049】
本発明によれば、橋脚をジャッキとして利用して上部構造物の架け替えと同時に橋脚の再構築も可能になるので、橋梁の全面的な架替工事に関して作業の効率化ならびに施工コストの削減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態を示す図であって、橋軸方向の長さが可変な構造を与えられた上部構造物を示す側面図である。
【図2】第1の実施形態における橋梁の架替工法を説明するための段階的な状態図である。
【図3】同じく、第1の実施形態における橋梁の架替工法を説明するための段階的な状態図である。
【図4】本発明に係る第2の実施形態を示す図であって、橋梁の架替工法を説明するための段階的な状態図である。
【図5】同じく、第2の実施形態における橋梁の架替工法を説明するための段階的な状態図である。
【図6】同じく、第2の実施形態における橋梁の架替工法を説明するための段階的な状態図である。
【図7】本発明に係る第3の実施形態を示す図であって、ジャッキアップ式の橋脚の構造を示す側面図である。
【図8】第3の実施形態における橋梁の架替工法を説明するための段階的な状態図である。
【図9】同じく、第3の実施形態における橋梁の架替工法を説明するための段階的な状態図である。
【符号の説明】
1 新設の上部構造物
2 橋桁
3 床版
4 中間部
5,6 端部
7 ヒンジ部
10 橋脚
11 大型ジャッキ
12 シンクロジャッキ
13 ローラ架台
14 既設の上部構造物
15 トレーラ
19 小型ジャッキ
20 ガイドレール(軌道)
21 間隙
30 ジャッキアップ式の橋脚
31 個々の分割体
32 基礎
33 支保工
34 スライドジャッキ

Claims (8)

  1. 隣り合う2つの橋脚間にあってかつ既存の上部構造物の下方に配置したジャッキ上に、橋軸方向の長さが可変な構造を有する新設の上部構造物を、前記橋軸方向に短縮した状態で配置し、
    前記ジャッキを上方に伸長することで、前記2つの橋脚間に架設された既存の上部構造物を前記新設の上部構造物で押し上げて前記2つの橋脚から分離し、
    前記既存の上部構造物を撤去する前、または撤去した後に、前記新設の上部構造物を前記橋軸方向に伸長して前記2つの橋脚間に架設する
    ことを特徴とする橋梁の架替工法。
  2. 前記新設の上部構造物を、前記橋軸方向に複数に分割するとともに隣り合う分割体どうしをヒンジ連結することで長さが可変な構造とし、
    前記既存の上部構造物を撤去した後に、前記新設の上部構造物を前記橋軸方向に伸長して前記2つの橋脚間に架設する
    ことを特徴とする請求項1記載の橋梁の架替工法。
  3. 隣り合う2つの橋脚間にあってかつ既存の上部構造物の下方に配置したジャッキ上に、橋軸方向に複数に分割された新設の上部構造物を、個々の分割体を積み重ねた状態で配置し、
    前記ジャッキを上方に伸長することで、前記2つの橋脚間に架設された既存の上部構造物を前記新設の上部構造物で押し上げて前記2つの橋脚から分離し、
    前記既存の上部構造物を利用して前記個々の分割体を前記橋軸方向に配列し、
    配列された前記個々の分割体を結合し前記新設の上部構造物として一体化して前記2つの橋脚間に架設する
    ことを特徴とする橋梁の架替工法。
  4. 前記既存の上部構造物に軌道を取り付け、前記軌道に沿って前記個々の分割体を前記橋軸方向に移動させる
    ことを特徴とする請求項3記載の橋梁の架替工法。
  5. 前記橋脚を当初は高さ方向に複数に分割しておき、個々の分割体を、より上端近くに設置すべきものがひとつずつ上方に移動するように積み重ねて構築する
    ことを特徴とする請求項3または4記載の橋梁の架替工法。
  6. 隣り合う2つの橋脚間にあってかつ既存の上部構造物の下方に配置したジャッキ上に、橋軸方向の長さが可変な構造を有する新設の上部構造物を、前記橋軸方向に短縮した状態で配置し、
    前記ジャッキを上方に伸長することで、前記2つの橋脚間に架設された既存の上部構造物を前記新設の上部構造物で押し上げて前記2つの橋脚から分離し、
    前記既存の上部構造物を撤去する前、または撤去した後に、前記新設の上部構造物を前記橋軸方向に伸長して前記2つの橋脚間に架設した
    ことを特徴とする橋梁。
  7. 隣り合う2つの橋脚間にあってかつ既存の上部構造物の下方に配置したジャッキ上に、橋軸方向に複数に分割された新設の上部構造物を、個々の分割体を積み重ねた状態で配置し、
    前記ジャッキを上方に伸長することで、前記2つの橋脚間に架設された既存の上部構造物を前記新設の上部構造物で押し上げて前記2つの橋脚から分離し、
    前記既存の上部構造物を利用して前記個々の分割体を前記橋軸方向に配列し、
    配列された前記個々の分割体を結合し前記新設の上部構造物として一体化して前記2つの橋脚間に架設した
    ことを特徴とする橋梁。
  8. 隣り合う2つの橋脚間に架設される橋梁の上部構造物であって、橋軸方向に複数に分割され、隣り合う分割体どうしがヒンジ連結されて前記橋軸方向の長さが可変である
    ことを特徴とする橋梁の上部構造物。
JP2003125177A 2003-04-30 2003-04-30 橋梁の架替工法、および橋梁 Expired - Fee Related JP4348108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003125177A JP4348108B2 (ja) 2003-04-30 2003-04-30 橋梁の架替工法、および橋梁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003125177A JP4348108B2 (ja) 2003-04-30 2003-04-30 橋梁の架替工法、および橋梁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004332222A true JP2004332222A (ja) 2004-11-25
JP4348108B2 JP4348108B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=33502521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003125177A Expired - Fee Related JP4348108B2 (ja) 2003-04-30 2003-04-30 橋梁の架替工法、および橋梁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4348108B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007077656A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Yokogawa Bridge Corp 橋桁の構築方法及び橋桁
JP2007321475A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Mitsubishi Heavy Industries Bridge & Steel Structures Engineering Co Ltd 橋梁施工用台船及び橋梁撤去工法
JP2008169552A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Takenaka Komuten Co Ltd 建造物間の距離が変化した連絡橋の切断改修方法
KR101572563B1 (ko) * 2014-10-20 2015-11-27 코벡(주) 교량의 상부구조물 교체 시공방법
JP2019019508A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 Jfeエンジニアリング株式会社 橋梁の架け替え工法
JP2019132008A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 Jfeエンジニアリング株式会社 搬入出方法および搬入出設備
JP2020204209A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 Jfeエンジニアリング株式会社 橋梁架け替え工法
JP2021070916A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 株式会社Ihiインフラシステム 橋梁用物品搬入方法、橋梁用物品搬出方法、橋梁部材の撤去方法及びその設置方法並びに橋梁用物品昇降装置
CN112900290A (zh) * 2021-01-20 2021-06-04 中铁大桥局武汉桥梁特种技术有限公司 一种桥梁换梁方法及系统
CN112921718A (zh) * 2021-01-28 2021-06-08 柳州煜乾机械装备股份公司 轻轨轨道梁连续顶升安装装置及其使用方法
CN113818365A (zh) * 2021-10-14 2021-12-21 上海公路桥梁(集团)有限公司 高架桥梁体的更换方法
CN114263125A (zh) * 2021-12-23 2022-04-01 中铁第五勘察设计院集团有限公司 换梁机桥面支撑系统及换梁机
CN114575270A (zh) * 2022-02-25 2022-06-03 济南城建集团有限公司 一种桥梁顶升加固方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101149972B1 (ko) 2010-04-07 2012-06-01 조희진 교량 상판의 시공방법
CN105350462A (zh) * 2015-11-25 2016-02-24 中铁第五勘察设计院集团有限公司 一种桥梁整体横移换梁系统及换梁方法

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007077656A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Yokogawa Bridge Corp 橋桁の構築方法及び橋桁
JP2007321475A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Mitsubishi Heavy Industries Bridge & Steel Structures Engineering Co Ltd 橋梁施工用台船及び橋梁撤去工法
JP4727504B2 (ja) * 2006-06-01 2011-07-20 三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社 橋梁撤去工法
JP2008169552A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Takenaka Komuten Co Ltd 建造物間の距離が変化した連絡橋の切断改修方法
KR101572563B1 (ko) * 2014-10-20 2015-11-27 코벡(주) 교량의 상부구조물 교체 시공방법
JP2019019508A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 Jfeエンジニアリング株式会社 橋梁の架け替え工法
JP2019132008A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 Jfeエンジニアリング株式会社 搬入出方法および搬入出設備
JP7124794B2 (ja) 2019-06-18 2022-08-24 Jfeエンジニアリング株式会社 橋梁架け替え工法
JP2020204209A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 Jfeエンジニアリング株式会社 橋梁架け替え工法
JP2021070916A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 株式会社Ihiインフラシステム 橋梁用物品搬入方法、橋梁用物品搬出方法、橋梁部材の撤去方法及びその設置方法並びに橋梁用物品昇降装置
CN112900290A (zh) * 2021-01-20 2021-06-04 中铁大桥局武汉桥梁特种技术有限公司 一种桥梁换梁方法及系统
CN112921718A (zh) * 2021-01-28 2021-06-08 柳州煜乾机械装备股份公司 轻轨轨道梁连续顶升安装装置及其使用方法
CN112921718B (zh) * 2021-01-28 2022-11-01 柳州煜乾机械装备股份公司 轻轨轨道梁连续顶升安装装置及其使用方法
CN113818365A (zh) * 2021-10-14 2021-12-21 上海公路桥梁(集团)有限公司 高架桥梁体的更换方法
CN114263125A (zh) * 2021-12-23 2022-04-01 中铁第五勘察设计院集团有限公司 换梁机桥面支撑系统及换梁机
CN114263125B (zh) * 2021-12-23 2023-08-08 中铁第五勘察设计院集团有限公司 换梁机桥面支撑系统及换梁机
CN114575270A (zh) * 2022-02-25 2022-06-03 济南城建集团有限公司 一种桥梁顶升加固方法
CN114575270B (zh) * 2022-02-25 2024-03-22 济南城建集团有限公司 一种桥梁顶升加固方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4348108B2 (ja) 2009-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004332222A (ja) 橋梁の架替工法、および橋梁
JP6702835B2 (ja) 多径間連続橋の橋桁架設方法
JP7346246B2 (ja) 重量物移動装置を用いた重量物の移動方法及び重量物移動装置
CN107044090A (zh) 一种双层桥梁的施工方法
KR20130040409A (ko) 교량의 상부구조물용 런칭시스템 및 이를 이용한 시공방법
JP2003253623A (ja) 橋桁の架替工法
JP5184248B2 (ja) 立体交差の施工方法
CN114657884A (zh) 一种桥台拼装分段推进的下行式移动模架施工方法
CN107604828B (zh) 双t型梁桥的架桥机
US4646379A (en) Concrete deck truss bridge and method of construction
JP4704279B2 (ja) 橋梁の施工方法
JP5653835B2 (ja) 橋脚建替方法および建替橋脚構造
CN215925692U (zh) 一种超长多跨装配式一体化多功能架桥机
JPH04353105A (ja) 橋桁の架設方法
JP3038154B2 (ja) 張出架設作業装置
CN211171637U (zh) 钢箱梁安装系统
CN106835984A (zh) 短线匹配法桥梁架桥机的逆向安装施工方法
CN114016424A (zh) 适用于小角度斜交跨线桥施工的自行式平台及方法
CN113882286A (zh) 桥梁拆建一体机及其过跨方法、桥梁拆除方法及新建方法
KR100478702B1 (ko) 교량 상부구조물의 순차적 교체 방법
CN206173812U (zh) 一种桥梁新型连续梁施工滑移装置
CN113718653B (zh) 一种曲线梁的顶推施工方法
CN110593117A (zh) 钢箱梁安装系统及其施工方法
JP2024047210A (ja) 重量物の架設装置及びその方法
CN210455851U (zh) 一种板桥液压夹具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060202

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060809

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4348108

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees