JP4727504B2 - 橋梁撤去工法 - Google Patents

橋梁撤去工法 Download PDF

Info

Publication number
JP4727504B2
JP4727504B2 JP2006153977A JP2006153977A JP4727504B2 JP 4727504 B2 JP4727504 B2 JP 4727504B2 JP 2006153977 A JP2006153977 A JP 2006153977A JP 2006153977 A JP2006153977 A JP 2006153977A JP 4727504 B2 JP4727504 B2 JP 4727504B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bridge
river
support
construction
trolley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006153977A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007321475A (ja
Inventor
修二 大波
正志 榊原
哲示 山上
修二 佐藤
浩蔵 石谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MM Bridge Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Bridge and Steel Structures Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Bridge and Steel Structures Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Bridge and Steel Structures Engineering Co Ltd
Priority to JP2006153977A priority Critical patent/JP4727504B2/ja
Publication of JP2007321475A publication Critical patent/JP2007321475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4727504B2 publication Critical patent/JP4727504B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

本発明は、橋梁撤去工法に関するものである。
従来、橋梁の撤去工法としては、特許文献1に示されているような工法が用いられていた。つまり、台船で、橋梁の一部を支持し、その橋梁の一部を切断し、切断された橋梁の一部は台船ごと移動され、残存している橋梁の上に移される。そして、当該橋梁一部は、その後、撤去される。
特開平10−147912号公報
しかしながら、特許文献1に示されている工法では、撤去される橋梁を支持するだけの浮力を台船に与える必要があり、台船の大型化につながっていた。そのため、比較的小さい河川上にある橋梁(例えば、高速道路)の撤去に台船を用いることができず、河川全面に構台を設置してから橋梁を撤去することが行われていた。つまり、工事が大規模になり、工期の長期化、および、コストの増加という問題が生じていた。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、比較的小さい河川上の橋梁の急速撤去などの施工に用いることができる橋梁の撤去工法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、この発明に係る橋梁撤去工法は、少なくとも一部が河川に設置された橋梁を、橋梁施工用台船を用いて撤去する橋梁撤去工法において、橋梁施工用台船は、橋梁施工用台船を所定の位置で高さ方向と水平方向に固定する台船固定手段と、橋梁施工用台船上に設置され、橋梁の下部に当接され、支持すると共に、橋梁が切り取られた後に、橋梁を上下に移動可能とする支持昇降手段と、橋梁施工用台船の自重によって河川に沈まないようにする支持手段と、を有し、支持昇降手段は、橋梁の下部との当接部に橋梁を水平方向にスライドさせるスライド手段を有しており、橋梁施工用台船を橋梁の撤去予定部分の下部に移動させ、河川に固定する工程と、支持昇降手段によって撤去予定部分の下部を支持する工程と、撤去予定部分を橋梁から切断する工程と、支持昇降手段によって撤去予定部分を下方に移動させる工程と、スライド手段によって撤去予定部分をスライド移動させる工程と、を含むことを特徴とする。
上述の構成によれば、撤去予定部分を橋梁よりも下方に移動させることができ、その後、スライド手段によって、撤去予定部分を陸上や運搬用船に移すことができる。したがって、撤去予定部分を陸上に移動させた場合には、作業のしやすい陸上で、撤去予定部分の解体作業を行うことができる。また、撤去予定部分を運搬用船に移動させた場合には、その運搬船で、解体作業に適した場所に撤去用部分を移動させてから解体作業を行うことができる。
次の発明に係る橋梁撤去工法は、少なくとも一部が河川に設置された橋梁を、橋梁施工用台船を用いて撤去する橋梁撤去工法において、橋梁施工用台船は、橋梁施工用台船を所定の位置で高さ方向と水平方向に固定する台船固定手段と、橋梁施工用台船上に設置され、橋梁の下部に当接され、支持すると共に、橋梁が切り取られた後に、橋梁を上下に移動可能とする支持昇降手段と、橋梁施工用台船の自重によって河川に沈まないようにする支持手段と、を有し、支持昇降手段は、橋梁の下部との当接部に橋梁を水平方向にスライドさせるスライド手段を有しており、橋梁施工用台船を橋梁の撤去予定部分の下部に移動させ、河川に固定する工程と、支持昇降手段によって撤去予定部分の下部を支持する工程と、撤去予定部分を橋梁から切断する工程と、支持昇降手段によって撤去予定部分を橋梁よりも高い位置に移動させる工程と、撤去予定部分を橋梁の上面に載るように、水平方向にスライドさせる工程と、橋梁の上で撤去予定部分を解体する工程と、解体した撤去予定部分を撤去する工程と、を含むことを特徴とする。
上述の工程によれば、台船自体が移動せずとも、支持物(切断された橋梁)を切断されていない橋梁上に移動させることができる。即ち、台船自体が移動する必要がなく、工期の短縮を図ることができる。
次の発明に係る橋梁撤去工法は、少なくとも一部が河川に設置された第1の橋梁があり、河川に掛かる第2の橋梁が第1の橋梁の下方にある場合における第1の橋梁の橋梁撤去工法において、第2の橋梁の上方にある第1の橋梁を撤去し、続いて、第1の橋梁の下方に橋のない部分では、橋梁施工用台船を第1の橋梁の撤去予定部分の下部に移動させ、河川に固定する工程と、支持昇降手段によって撤去予定部分の下部を支持する工程と、撤去予定部分を第1の橋梁から切断する工程と、支持昇降手段によって撤去予定部分を第1の橋梁よりも高い位置に移動させる工程と、撤去予定部分を第1の橋梁の上面に載るように、水平方向にスライドさせる工程と、第1の橋梁の上で撤去予定部分を解体する工程と、解体した撤去予定部分を撤去する工程とを含むことを特徴とする。
上述の工程によれば、第1の橋梁から切断され、撤去される予定の撤去予定部分と、それを支持する機器との荷重を第2の橋梁は支持するだけでよいので、第2の橋梁を補強する時間を短縮化することができる。さらに、橋の補強時間短縮化に伴って、コストの削減、作業負荷の低減も図ることができる。
以上説明したように、この発明に係る橋梁撤去工法によれば、比較的小さい河川上の橋梁の撤去に台船を用いることができ、さらに、橋梁を急速に撤去することができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための最良の形態(以下実施例という)によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本発明に係る橋梁施工用台船を示す図である。また、図2は橋梁施工用台船の上面図である。図2に示すように、橋梁施工用台船10(以下、台船という)の四隅には、台船を河川に固定するための台船固定手段11が設けられている。この台船固定手段11は、河川の川底に固定するために杭などの棒状部材を用いる。台船が移動する際には、台船に設けられている杭昇降装置によって、台船固定手段11が図1に示すA方向に移動され、河川の底から抜かれる。
橋梁を撤去する際、橋梁の撤去予定部分の荷重をも支える必要があるので、台船の荷重及び橋梁の撤去予定部分の荷重を許容できるだけの剛性を台船固定手段11にもたせておく必要がある。また、台船固定手段を用いて台船を河川に固定し、橋梁を撤去する際に、橋梁の荷重によって台船と台船固定手段との位置がずれないようにする。そのためには、例えば、台船固定手段の一例である杭に穴を穿設し、当該穴にピンを通して台船と固定する方法がある。
台船の上面(B面)には、仮受け構台12と呼ばれる高架橋等の橋梁の撤去において橋体を支持するために設けられる仮のトラスト構造体またはラーメン構造体が設置されている。その仮受け構台12の上部には橋梁の撤去予定部分を上下に移動可能とする伸縮自在な支持昇降装置13(支持昇降手段)が設けられている。この支持昇降装置13は、例えば油圧によって作動するものなどがある。なお、支持昇降装置13は、撤去予定の橋梁を上下に移動可能とするだけの出力を有する必要がある。
例えば、この支持昇降装置13は図1に示すように3段階の油圧装置15、16、17とによって構成されており、それぞれの油圧装置15、16、17を作動させることによって、支持物を上下に昇降可能としている。具体的には、この装置は、1段階目の油圧装置15が2メートル、2段階目16の油圧装置が2メートル、3段階目の油圧装置17が1.5メートル昇降することができ、合計で5.5メートル昇降することができる。
支持昇降装置13の上部には橋梁の撤去予定部分を水平方向にスライドさせるためのエンドレスローラ14(スライド手段)が設けられている。このエンドレスローラ(無限軌道装置)14は、駆動装置の動力によって駆動するローラーによって、当該ローラーの周囲に巻いてあるチェーンやベルトを動作させるものである。また、エンドレスローラ14は、一定の幅を有するので、橋梁の幅方向に一機のエンドスローラを設ければ、撤去予定部分を十分支持可能である。なお、スライド手段はエンドレスローラ以外でもよく、撤去予定部分をスライドさせることができるものであればタイヤなどでもよい。
また、上述した台船固定手段11、仮受け構台12、支持昇降装置13、エンドレスローラ14等を含む台船10が沈まないようにするためのフロートが、該台船10に設けられている。なお、台船10自体の底部に空気を充満させて台船10自体をフロートにしてもよい。
橋梁撤去の際、台船10に設けられた台船固定手段11が河川の底に固定され、橋梁の荷重を支持するので、フロートは橋梁の重さを許容する必要がない。したがって、フロートの小型化、しいては、台船10の小型化を図ることができる。また、小型化によって水深の浅いところや、潮位差のないところでも使用できるようになる。
なお、台船固定手段11を上下に移動させる杭昇降装置に撤去予定の橋梁を上下に移動させることができるだけの出力をもたせ、橋梁を上下に移動させる昇降手段としての機能を付加させてもよい。この構成をとることによって、上述の橋梁を上下に移動可能とする支持昇降装置13を省略することができる。
次に上述した台船を用いた橋梁撤去工法について図3-1から図3-12を用いて説明する。
図中の20は橋梁であり、20-1から20-nは、それぞれブロック単位に撤去される予定の橋梁である。なお、nは正の整数である。
まず、台船21-1、21-2をブロック単位に分割・切断され撤去される予定の橋梁20-1の下部に移動させ、台船固定手段11を河川の底に刺して台船を河川に固定する。また、台船21-3を橋梁20-2の下部に移動させ、台船固定手段11を河川の底に固定して台船を固定する。
そして、それぞれの台船21-1、21-2に設けられている支持昇降装置13を伸ばし、エンドレスローラ14を介して、それぞれの橋梁20-1、20-2の下部を支持する(図3-1)。
その後、橋梁20-1を橋梁20から切断し、切断された橋梁20-1を橋梁20より高い位置に移動させる(図3-2)。そして、エンドレスローラ14を作動させ、橋梁20-1を橋梁20の上に水平移動させる(図3-3)。
次に、台船21-2を橋梁20-2の下部に移動させ、橋梁20-2を支持する。砕削機や切断機等の撤去作業用機器を用いて、橋梁20-1を撤去しやすい大きさに解体し、トラック等で橋梁20上から撤去する(図3-4)。なお、橋梁20-2上で解体する必要はなく、他の場所に撤去してから解体してもよい。
橋梁20-1の撤去が終わると、台船21-3を橋梁20-3又は20-4の下部に移動させ、橋梁20を支持させる。台船21-1、21-2は、橋梁20-2の下部であって、橋梁20-2を支持しやすい場所に移動し、橋梁20-2を支持する(図3-5)。
その後、図3-2乃至図3-4を用いて説明した作業と同様に、橋梁20-2を橋梁20から切断し、切断された橋梁20-2を橋梁20より高い位置に移動させる。そして、エンドレスローラ14を作動させ、橋梁20-2を水平方向にスライドさせて橋梁20の上面に移動させる。その後、橋梁20-2を解体・撤去する(図3-6)。
次に、ブロック単位に分割・切断され撤去される予定の橋梁21-3を支える支柱P1がある場合(図3-7)には、支柱P1の周辺に台船21-2を移動させ、橋梁20-3を支持した後に、支柱P1を撤去する(図3-8)。
支柱P1の撤去は、支柱P1の上部を支持手段で支持し、支柱P1の下方から撤去していく。支柱P1の下方を撤去した後、その上方に残っている支柱P1を当該撤去した部分に下ろす。この作業を繰り返しながら、支柱P1を撤去していく。
その後、図3-2乃至図3-4を用いて説明した作業と同様に、橋梁20-3を橋梁20から切断し、切断された橋梁20-3を橋梁20より高い位置に移動させる。そして、エンドレスローラ14を作動させ、橋梁20-3を橋梁20の上に水平移動させて、解体・撤去する(図3-9)。
河川に掛かる橋22が橋梁20の下方にある場合における橋梁20の撤去工法について、図3-10を用いて説明する。以下、橋22と橋梁20とを区別するために、橋梁20を第1の橋梁20と称し、橋22を第2の橋梁22と称する。この場合、台船21-3、21-4で第1の橋梁20-4の両端部を支持する。そして第2の橋梁22上に第1の橋梁20-4を支持する支持装置を有した移動台車23を移動させる。移動台車23で第1の橋梁20-4を支持した後、第1の橋梁20-4を第1の橋梁20から切断し、他の場所に移動させ、解体・撤去を行う。
その後、台船21-1、21-2を第1の橋梁20-5の下部に移動させ、第1の橋梁20-5を支持する(図3-11)。次に、図3-2乃至図3-4を用いて説明した作業と同様に、第1の橋梁20-5を第1の橋梁20から切断し、切断された第1の橋梁20-5を第1の橋梁20より高い位置に移動させる。そして、エンドレスローラ14を作動させ、第1の橋梁20-5を第1の橋梁20の上に水平移動させて、解体・撤去する(図3-12)。このように、河川に掛かる橋のないところでは、図3-2乃至図3-4を用いて説明したのと同様の作業を繰り返すことによって、第1の橋梁20を撤去する。
上述した台船によれば、杭を河川の底に固定することによって橋梁を支持している。したがって、フロートは台船自体が沈まないだけの浮力を有すればよく、小型化することができる。結果として、台船自体を小型化することができ、河川においても台船を使用して橋梁の撤去が行える。さらに、必要な位置に台船を設置すればよく、河川全面に構台を設置する必要がなくなるので、工事の大規模化を避けることができる。
また、河川全面に構台を設置する必要がないので、工事中でも船の通る航路等を確保することができる。また、本発明に係る台船は、小型化が可能なので、目的の場所まで浮いて移動できないような底の浅い河川であっても、目的の場所で組み立てて使用することができる。
橋梁撤去工法において、ブロック単位に分割・切断された撤去予定部分は、まだ、分割・切断されていない橋梁上に移動され、解体されてから撤去される。したがって、分割・切断された状態のままの大きな橋梁を運搬する必要がないので、小型の運搬手段(例えば、トラック)でも撤去作業を行うことができる。
なお、ブロック単位に撤去予定の橋梁を分割・切断して撤去することを繰り返すので、作業スペースを小さくすることが可能である。
なお、上述の実施例では、撤去予定部をまだ切断されていない橋梁の上部に水平移動させて撤去をする工法を採用しているが、支持昇降手段で撤去予定部分を支持した後に、当該撤去予定部を下方に移動させてもよい。
当該撤去予定部を下方に移動させ、その後、スライド手段によって、撤去予定部分を陸上や運搬用船に移す。そして、撤去予定部分を陸上に移動させた場合には、作業のしやすい陸上で撤去予定部分の解体作業を行うことができる。また、撤去予定部分を運搬用船に移動させた場合には、その運搬船で、解体作業に適した場所に撤去用部分を移動させてから解体作業を行うことができる。
この実施例2は、上記実施例1に係る橋梁撤去工法と略同一であるが、河川に掛かる橋上にある橋梁から先に撤去する点が異なる。その他の構成は実施例1と同様なのでその説明を省略すると共に、同一の構成要素には同一の符号を付する。
図4-1及び図4-2を用いて、本実施例について説明する。図中の20は橋梁であり、20-1から20-nは、それぞれブロック単位に撤去される予定の橋梁である。
まず、台船21-3で、第1の橋梁20-3と20-4とを支持し、台船21-4で第1の橋梁20-4と20-5を支持する。そして、第2の橋梁22上に第1の橋梁20-4を支持する支持装置を有した移動台車23を移動させる。移動台車23で第1の橋梁20-4を支持した後、第1の橋梁20-4を第1の橋梁20から切断し、他の場所に移動させ、解体・撤去を行う。
その後、実施例1で述べたように、撤去する予定の第1の橋梁20-3を第1の橋梁20から切断し、切断された第1の橋梁20-3を第1の橋梁20より高い位置に移動させる。そして、エンドレスローラを作動させ、第1の橋梁20-3を第1の橋梁20の上に水平移動させて、解体・撤去する(図3-9)。
実施例1のように河川上の第1の橋梁20-1から順に撤去していくと、第1の橋梁20-3を撤去する際に、第1の橋梁20-4上に第1の橋梁20-3を移動させることとなる。この場合、第1の橋梁20-4を支えるために第2の橋梁22上に支持手段を設けて、第1の橋梁20-4を支持する必要がある。結果として、第1の橋梁20-4の自重以外に、第1の橋梁20-3及び撤去作業用機器等の重さをも第2の橋梁22が支持する必要がある。しかし、第2の橋梁22に大きな荷重をかけることは好ましいことではない。即ち第2の橋梁22に設計以上の荷重がかかると、第2の橋梁22が崩壊する虞がある。そこで、上述のように、河川に掛かる橋上にある橋梁から先に撤去すると、第2の橋梁22は、第1の橋梁20-4及び第1の橋梁20-4を支持する支持装置を有した移動台車23の荷重のみを許容できればよくなる。
以上のように、本発明に係る橋梁撤去工法は、河川に沿った橋梁等の橋梁の撤去に有用である。
橋梁施工用台船を示す説明図である。 橋梁施工用台船を示す説明図である。 実施例1における橋梁支持状態を示す側面図である。 実施例1における橋梁せり上げ状態を示す側面図である。 実施例1における橋梁の水平移動状態を示す側面図である。 実施例1における橋梁の解体状態を示す側面図である。 実施例1における橋梁支持状態を示す側面図である。 実施例1における橋梁せり上げ、水平移動、および解体状態を示す側面図である。 実施例1における橋梁支持状態および支柱撤去の様子を示す側面図である。 実施例1における橋梁支持状態を示す側面図である。 実施例1における橋梁せり上げ、および水平移動状態を示す側面図である。 実施例1において橋梁が交差するときの橋梁撤去工法を示す側面図である。 実施例1において橋梁が交差するときの橋梁撤去工法を示す側面図である。 実施例1において橋梁が交差するときの橋梁撤去工法を示す側面図である。 実施例2における橋梁撤去工法を示す側面図である。 実施例2における橋梁撤去工法を示す側面図である。
符号の説明
10、21-1〜21-4 橋梁施工用台船(台船)
11 杭
12 仮受け構台
13 昇降装置
14 エンドレスローラ
20 橋梁(第1の橋梁)
20−1〜20−n ブロック単位に撤去される予定の橋梁
22 橋(第2の橋梁)
23 支持装置を有した車両
P1 支柱

Claims (4)

  1. 少なくとも一部が河川に設置された橋梁を、橋梁施工用台船を用いて撤去する橋梁撤去工法において、
    前記橋梁施工用台船は、
    前記橋梁施工用台船を所定の位置で高さ方向と水平方向に固定する台船固定手段と、
    前記橋梁施工用台船上に設置され、前記橋梁の下部に当接され、支持すると共に、前記橋梁が切り取られた後に、前記橋梁を上下に移動可能とする支持昇降手段と、
    前記橋梁施工用台船の自重によって河川に沈まないようにする支持手段と、
    を有し、
    前記支持昇降手段は、前記橋梁の下部との当接部に前記橋梁を水平方向にスライドさせるスライド手段を有しており、
    前記橋梁施工用台船を前記橋梁の撤去予定部分の下部に移動させ、河川に固定する工程と、
    前記支持昇降手段によって前記撤去予定部分の下部を支持する工程と、
    前記撤去予定部分を前記橋梁から切断する工程と、
    前記支持昇降手段によって前記撤去予定部分を下方に移動させる工程と、
    前記スライド手段によって前記撤去予定部分をスライド移動させる工程と、
    を含むことを特徴とする橋梁撤去工法。
  2. 少なくとも一部が河川に設置された橋梁を、橋梁施工用台船を用いて撤去する橋梁撤去工法において、
    前記橋梁施工用台船は、
    前記橋梁施工用台船を所定の位置で高さ方向と水平方向に固定する台船固定手段と、
    前記橋梁施工用台船上に設置され、前記橋梁の下部に当接され、支持すると共に、前記橋梁が切り取られた後に、前記橋梁を上下に移動可能とする支持昇降手段と、
    前記橋梁施工用台船の自重によって河川に沈まないようにする支持手段と、
    を有し、
    前記支持昇降手段は、前記橋梁の下部との当接部に前記橋梁を水平方向にスライドさせるスライド手段を有しており、
    前記橋梁施工用台船を前記橋梁の撤去予定部分の下部に移動させ、河川に固定する工程と、
    前記支持昇降手段によって前記撤去予定部分の下部を支持する工程と、
    前記撤去予定部分を前記橋梁から切断する工程と、
    前記支持昇降手段によって前記撤去予定部分を前記橋梁よりも高い位置に移動させる工程と、
    前記撤去予定部分を前記橋梁の上面に載るように、水平方向にスライドさせる工程と、
    を含むことを特徴とする橋梁撤去工法。
  3. 前記撤去予定部分を前記橋梁の上面に載るように、水平方向にスライドさせる工程の後に、
    前記橋梁の上で前記撤去予定部分を解体する工程と、
    前記解体した前記撤去予定部分を撤去する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項に記載の橋梁撤去工法。
  4. 少なくとも一部が河川に設置された第1の橋梁があり、前記河川に掛かる別の第2の橋梁が前記第1の橋梁の下方にある場合における橋梁撤去工法において、
    前記第2の橋梁の上方にある前記第1の橋梁を撤去し、
    続いて、前記第1の橋梁の下方に前記第2の橋梁がない部分では、請求項乃至のいずれか一つの橋梁撤去工法により前記橋梁を撤去する工程と、
    を含むことを特徴とする橋梁撤去工法。
JP2006153977A 2006-06-01 2006-06-01 橋梁撤去工法 Active JP4727504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006153977A JP4727504B2 (ja) 2006-06-01 2006-06-01 橋梁撤去工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006153977A JP4727504B2 (ja) 2006-06-01 2006-06-01 橋梁撤去工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007321475A JP2007321475A (ja) 2007-12-13
JP4727504B2 true JP4727504B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=38854530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006153977A Active JP4727504B2 (ja) 2006-06-01 2006-06-01 橋梁撤去工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4727504B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5060677B2 (ja) 2007-12-13 2012-10-31 株式会社キーエンス 画像処理コントローラ及び検査支援システム
JP5053181B2 (ja) * 2008-06-02 2012-10-17 鹿島建設株式会社 脚付構造物の撤去方法
CN102409623B (zh) * 2011-09-05 2013-09-04 山东中宏路桥建设有限公司 浮运拆桥法
CN113173114B (zh) * 2021-05-10 2022-08-30 山东交通学院 一种桥梁建设用材料转运装置
CN113215999A (zh) * 2021-05-20 2021-08-06 中铁上海工程局集团有限公司 一种辅助施工平台及其使用方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07247702A (ja) * 1994-03-14 1995-09-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 橋梁の撤去・解体時の引戻し工法
JPH10167176A (ja) * 1996-12-13 1998-06-23 Toa Tekko Kk 杭や柱状構造物の補修用スパッド台船とその使用方法
JPH10237823A (ja) * 1997-02-27 1998-09-08 Nkk Corp 高架橋の架替工法
JPH10280328A (ja) * 1997-04-01 1998-10-20 Nkk Corp 橋梁の撤去、架設方法およびこの方法に使用する台船装 置
JPH11172628A (ja) * 1997-12-16 1999-06-29 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 橋桁連続送り出し装置
JP2001253388A (ja) * 2000-03-10 2001-09-18 Hitachi Zosen Corp 作業用浮体並びに作業用浮体による構造物の架設方法および撤去方法
JP2003291886A (ja) * 2002-04-03 2003-10-15 Kuroyanagi Komuten:Kk 組立式台船
JP2004332222A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 橋梁の架替工法、および橋梁
JP2006028739A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Kuramoto Tekko Kk 除塵機

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07247702A (ja) * 1994-03-14 1995-09-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 橋梁の撤去・解体時の引戻し工法
JPH10167176A (ja) * 1996-12-13 1998-06-23 Toa Tekko Kk 杭や柱状構造物の補修用スパッド台船とその使用方法
JPH10237823A (ja) * 1997-02-27 1998-09-08 Nkk Corp 高架橋の架替工法
JPH10280328A (ja) * 1997-04-01 1998-10-20 Nkk Corp 橋梁の撤去、架設方法およびこの方法に使用する台船装 置
JPH11172628A (ja) * 1997-12-16 1999-06-29 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 橋桁連続送り出し装置
JP2001253388A (ja) * 2000-03-10 2001-09-18 Hitachi Zosen Corp 作業用浮体並びに作業用浮体による構造物の架設方法および撤去方法
JP2003291886A (ja) * 2002-04-03 2003-10-15 Kuroyanagi Komuten:Kk 組立式台船
JP2004332222A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 橋梁の架替工法、および橋梁
JP2006028739A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Kuramoto Tekko Kk 除塵機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007321475A (ja) 2007-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6421201B2 (ja) 橋を建造するための方法および橋を建造する装置
KR101230424B1 (ko) 고정형 석유굴착용 플랫폼의 요소를 이송, 설치 및분해하기 위한 구조물과 이러한 구조물을 이용하는 방법
US7513713B2 (en) Structure for transporting, commissioning and decommissioning of a deck of a fixed oil platform and method for implementing the structure
KR100665680B1 (ko) 일괄 압출가설을 통한 교량시공방법
US20110305521A1 (en) Movable brace frame for self-installing platform
JP2011111155A (ja) 砂浜または沿岸地域で使用される基礎工事用プラットフォーム
JP4727504B2 (ja) 橋梁撤去工法
CN107499453B (zh) 一种海洋平台设备安装系统
CN101806053B (zh) 自升式钻井平台悬臂梁的整体安装方法
JP5702640B2 (ja) 橋形クレーンならびに橋梁架設方法および橋梁撤去方法
JP4796411B2 (ja) 橋梁一括撤去工法
KR20130026102A (ko) 장경간(長俓間)을 갖는 교량구조물 설치방법
TWI570047B (zh) The Manufacturing Method and Disassembling Method of Giant Crane Crane
KR200363059Y1 (ko) 리프팅트레블러를 이용한 프리캐스트 세그먼트교량상부시공시스템
CN111945572B (zh) 多联拱桥架桥机及多联拱桥架桥方法
KR101028869B1 (ko) 교량의 프리캐스트 세그먼트 측경간 가설장치
JP4884082B2 (ja) 橋梁の架け替え工法
JP2007327302A (ja) 杭式海上構造物用仮設足場
CN109457700B (zh) 桩顶行走式桩基施工平台、其搭设方法及桩基施工方法
CN105926466A (zh) 一种钢桁架桥整体移运设备及其施工方法
KR20130117171A (ko) 탑 사이드 데크 콘 구조물 설치 방법
JPH10147912A (ja) 橋梁の撤去および架設方法
JP2007191893A (ja) 橋梁の撤去方法
KR101647687B1 (ko) 교량의 콘크리트 상판 교체용 측면이동 동바리 이동시스템
KR20200050158A (ko) 육상 건조 블록을 바지선으로 로드 아웃 하기 위한 방법 및 그에 사용되는 플랫폼

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20081208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4727504

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250