JP2004331594A - 液晶構造を有する製剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】セラミド、スフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質、スフィンゴシン、グリセロリン脂質及びグリセロ糖脂質等の液晶を形成しやすい成分を用いて、安定な液晶構造を維持した製剤を提供する。
【解決手段】1)液晶生成成分と、2)ポリグリセリンの脂肪酸エステルと3)ジプロピレングリコール、1,2−ペンタンジオール及び1,2−ヘキサンジオールから選択される1種乃至は2種以上とを含有し、前記液晶生成物質がつくる液晶が分散した形態であることを特徴とする、皮膚外用剤製剤を提供する。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮膚外用剤として好適な、液晶構造を有する製剤及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
油性成分と水性成分が、共存する系においては、その共存形態によって、その物理化学的性状は大きく異なる。従って、この様な共存系を、皮膚外用剤などの製剤として用いた場合には、同じ構成成分であっても、共存形態が異なることにより、有効成分の吸収特性なども大きく異なり、その効果も異なってくる。通常この様な系で使用される共存形態としてはミセルを形成する乳化系が多い。これはこの様な乳化形態が製造しやすく、しかも安定性に優れるからである。しかしながら、セラミド、スフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質、スフィンゴシン、グリセロリン脂質及びグリセロ糖脂質等の液晶を形成しやすい成分においては、これを乳化系に含有させると、これらの物質が小さな粒子となって分散するような形態になり、これらの成分の持っている薬理的特性は損なわれてやすいことが知られている。又、薬動力学分野に於いては、液晶剤形は、吸収性に優れることが知られている。(特許文献1、2、3、4)即ち、この様な液晶を形成しやすい成分においては、液晶構造を保持した系に含有させることが、その効果を高める意味で好ましい。しかしながら、これらの成分は液晶は形成しやすいものの、液晶を維持する為には共存物質には制限が多く、且つ、実際に安定な液晶が存在する域は極めて狭いと言う欠点が存在した。
【0003】
一方、ポリグリセリンの脂肪酸エステルは食品或いは皮膚外用剤の分野で界面活性剤として使用されている。(特許文献5、6、7)このものには、界面活性剤の性質以外に有効成分を消化液などから保護するマトリックスとしての作用が知られている。(特許文献8、9)しかしながら、このものが前記液晶を形成しやすい成分とともに用いることにより、前記液晶を形成しやすい成分の液晶構造を維持した形で、安定な分散粒子を作ること入られていなかった。又、液晶小滴の周囲に界面活性剤が配向した安定な分散粒子の存在も全く知られていなかった。又、これらの液晶を形成しやすい成分と、ポリグリセリンの脂肪酸エステルとを用いて、1)液晶を形成しやすい成分と、高級アルコールなどの成分を加温して相溶させ、2)しかる後に、予め加温相溶させておいた、ポリグリセリンの脂肪酸エステルなどの界面活性剤と多価アルコールを含有する液晶生成成分以外の非水成分で、希釈し、3)該希釈物に、予め加温しておいた水性成分を加える、液晶を形成しやすい成分の液晶構造を維持した形で、安定な分散粒子を作成するような形態の皮膚外用剤の製造方法も全く知られていなかった。
【0004】
【特許文献1】
特開09−67273号公報
【特許文献2】
特開07−33802号公報
【特許文献3】
特表2001−523705号公報
【特許文献4】
特表2001−517624号公報
【特許文献5】
特開2002−69486号公報
【特許文献6】
特開2001−64236号公報
【特許文献7】
特開平6−228052号公報
【特許文献8】
特開平10−1440号公報
【特許文献9】
特開平11−130696号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこの様な状況下為されたものであり、セラミド、スフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質、スフィンゴシン、グリセロリン脂質及びグリセロ糖脂質等の液晶を形成しやすい成分を用いて、安定な液晶構造を維持した製剤を提供することを課題とする。
【0006】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、セラミド、スフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質、スフィンゴシン、グリセロリン脂質及びグリセロ糖脂質等の液晶を形成しやすい成分を用いて、安定な液晶構造を維持した製剤を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、1)液晶生成成分と、2)ポリグリセリンの脂肪酸エステルと3)ジプロピレングリコール、1,2−ペンタンジオール及び1,2−ヘキサンジオールから選択される1種乃至は2種以上とを組み合わせることにより、この様な液晶性が得られることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示す技術に関するものである。
(1)1)液晶生成成分と、2)ポリグリセリンの脂肪酸エステルと3)ジプロピレングリコール、1,2−ペンタンジオール及び1,2−ヘキサンジオールから選択される1種乃至は2種以上とを含有し、前記液晶生成物質がつくる液晶が分散した形態であることを特徴とする、皮膚外用剤製剤。
(2)前記液晶生成成分が、A)液晶骨格成分と、B)該液晶骨格成分と90℃において相溶する高級アルコールとをともに含むことを特徴とする、(1)に記載の皮膚外用剤製剤。
(3)前記液晶骨格成分が、セラミド、スフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質、スフィンゴシン、グリセロリン脂質及びグリセロ糖脂質から選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の皮膚外用剤製剤。
(4)前記液晶骨格成分と90℃において相溶する高級アルコールが、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ベヘニルアルコール及びフィトステロールから選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の皮膚外用製剤。
(5)ポリグリセリンの脂肪酸エステルが、デカグリセリンのモノ脂肪酸エステルであることを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項に記載の皮膚外用製剤。
(6)更に、フェノキシエタノール0.1〜5重量%を含有することを特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の皮膚外用剤。
(7)更に、イソプレングリコール及び/又は1,3−ブタンジオールを含有することを特徴とする、(1)〜(6)何れか1項に記載の皮膚外用剤。
(8)(1)〜(7)何れか1項に記載の皮膚外用剤の製造法において、1)液晶生成成分を加温して相溶させ、2)しかる後に、予め加温相溶させておいた、界面活性剤と多価アルコールを含有する、液晶生成成分以外の非水成分で、希釈し、3)該希釈物に、予め加温しておいた水性成分を加え、冷却し、液晶の水性担体分散物として、皮膚外用剤を製造することを特徴とする、皮膚外用剤の製造方法。
(9)液晶小滴の周囲に界面活性剤が配向し、水性担体に分散した形態であることを特徴とする、(6)に記載の液晶の水性担体分散物としての皮膚外用剤の製造方法。
(10)液晶小滴の周囲に界面活性剤が配向し、水性担体に分散した形態であることを特徴とする、(1)〜(7)何れか1項に記載の皮膚外用製剤。
以下、本発明について、更に詳細に説明を加える。
【0007】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の皮膚外用製剤の必須成分である液晶生成成分
本発明の皮膚外用剤は、液晶生成成分を必須成分として含有する。前記液晶生成成分は、A)液晶骨格成分と、B)該液晶骨格成分と90℃において相溶する高級アルコールとの少なくとも2つを構成要素とする。液晶骨格成分としては、セラミド、スフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質、スフィンゴシン、グリセロリン脂質及びグリセロ糖脂質から選択される1種乃至は2種以上が好ましく例示できる。ここで、セラミドとは、スフィンゴシンのアミノ基に長鎖アシル基がアミド結合した化合物の総称であり、大別してセラミドタイプ1〜6の6タイプに大別できることが知られている。これらには不整炭素が存し、光学活性体、ラセミ体が存在するが、本発明ではその何れもが使用できる。好ましいのは光学活性体である。タイプについて言えば、特に好ましいセラミドは、セラミドタイプ2である。かかるセラミドは既に市販されているものがあり、それを利用することが出来る。特に好ましい市販品は、高砂香料株式会社から販売されている光学活性体の含有量の極めて高いものである。スフィンゴリン脂質は、セラミドの水酸基がリン酸基を介してコリンなどの基が結合した化合物の総称を意味し、スフィンゴ糖脂質は、例えば、ガングリオシド、セレブロシド等のようにセラミドの配糖体の総称意味する。グリセロリン脂質は、例えば、レシチン、リゾレシチン等のようにグリセロール骨格にフォスファチジル基及びアシル基が結合したものの総称を意味し、グリセロ糖脂質はアシル化グリセロールの配糖体の総称を意味する。本発明の皮膚外用製剤では、かかる液晶骨格成分を1種のみ使用することも出来るし、2種以上を組み合わせて含有させることも出来る。本発明の皮膚外用製剤に於ける、該液晶骨格成分の好ましい含有量は、総量で、0.05〜20重量%であり、更に好ましくは0.1〜10重量%である。これは少なすぎても、少なすぎても液晶を形成しない場合があるからである。
【0008】
又、前記液晶骨格成分と90℃において相溶する高級アルコールとしては、水酸基を有する炭化水素骨格の化合物であって、前記液晶骨格成分と90℃で相溶するものであれば特段の限定なく用いることが出来るが、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコールの直鎖アルコールやカンペステロール、スティグマスタノール、シトステロールなどのフィトステロールなどが好ましく例示でき、中でもステアリルアルコール、セチルアルコール、ベヘニルアルコール及びフィトステロールから選択される1種乃至は2種以上が特に好ましく例示できる。かかる、前記液晶骨格成分と90℃において相溶する高級アルコールの好ましい含有量は、総量で、化粧料全量に対して、1〜15重量%が好ましく、2〜10重量%が更に好ましい。
【0009】
前記液晶骨格成分と該液晶骨格成分と90℃において相溶する高級アルコールとは、図1に示す様な構造で液晶を形成する。本発明の皮膚外用製剤における液晶生成成分としては、これらの成分以外に、これらの成分がつくる液晶構造に入り込める任意成分を、本発明の効果を損なわない範囲において、含有することが出来る。この様な成分としては、例えば、1,3−ブタンジオール、グリセリンなどの多価アルコール類、ビタミンE、アスコルビン酸などの抗酸化成分、紫外線吸収剤等が好ましく例示できる。これら、前記液晶骨格成分と該液晶骨格成分と90℃において相溶する高級アルコール及び任意成分を90〜100℃で加熱、攪拌することにより液晶を形成する。
【0010】
(2)本発明の皮膚外用製剤の必須成分であるポリグリセリンの脂肪酸エステル本発明の皮膚外用製剤は、ポリグリセリンの脂肪酸エステルを必須成分として含有することを特徴とする。ポリグリセリンの脂肪酸エステルとしては、親水性・親油性バランス(H.L.B.)が10以上のものが好ましい。かかるポリグリセリンの脂肪酸エステルのポリグリセリン基としては、重合度が5以上であることが好ましく、特に好ましくは8〜12である。又、脂肪酸残基としては、ラウリン酸残基、ミリスチン酸残基、パルミチン酸残基、ステアリン酸残基、ベヘン酸残基、イソステアリン酸残基、オレイン酸残基などの炭素数12〜24のものが特に好ましい。又、前記脂肪酸残基の数としては、遊離の水酸基の数より多い方が好ましく、好ましくは脂肪酸残基の数の5〜20倍遊離の水酸基が存在することが好ましい。特に好ましいものとしては、具体的には、デカグリセリンモノステアレート(HLB13.5)、ペンタグリセリンモノステアレート(HLB11)、デカグリセリンイソステアレート(HLB13.5)、ペンタグリセリンモノイソステアレート(HLB11)、デカグリセリンモノオレート(HLB13)等が好ましく例示できる。かかる成分は、本発明の皮膚外用剤に於いて、親水性界面活性剤として作用する。かかる成分は唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有することも出来る。本発明の皮膚外用剤に於ける、かかる成分の好ましい含有量は、総量で、皮膚外用剤全量に対して、0.1〜10重量%であり、更に好ましくは1〜5重量部である。又、ポリグリセリンの脂肪酸エステルの量は、液晶骨格成分の総量に対して、70〜300重量%であることが好ましい。
【0011】
(3)本発明の皮膚外用剤の必須成分である多価アルコール
本発明の皮膚外用剤は、ジプロピレングリコール、1,2−ペンタンジオール及び1,2−ヘキサンジオールから選択される1種乃至は2種以上とを含有することを特徴とする。これらの多価アルコールは何れも化粧料用の原料として知られており、市販されているものである。本発明の皮膚外用剤では、かかる市販品を利用することが出来る。これらの多価アルコールは、安全性が高い上に、抗菌作用を有している為、これらを含有させることにより、本発明の皮膚外用剤の防腐力を高めることが出来る。この様な効果を奏する為には、前記多価アルコールを総量で、皮膚外用剤全量に対して、1〜20重量%、更に好ましくは3〜10重量%含有させることが好ましい。ここで、総量でとは、かかる多価アルコールを1種のみ使用することも可能であるし、2種以上を組み合わせて使用することも可能であるとの意味である。又、更に抗菌性をあげる為には、イソプレングリコール及び/又は1,3−ブタンジオールを加えると好ましい。イソプレングリコール及び/又は1,3−ブタンジオールの好ましい含有量は、総量で1〜10重量%が好ましく、更に好ましくは、2〜5重量%である。加えて、フェノキシエタノールを併用することも抗菌性を高める上で有利である。かかるフェノキシエタノールの好ましい含有量は、0.1〜5重量%であり、更に好ましくは0.2〜2重量%である。この様な形態を取ることにより、メチルパラベンなどのパラベン類を使用せずに防腐力を持たせることが出来、これによってスティギングなどの現象を抑制することが出来る。特に好ましい形態は、フェノキシエタノールを含有し、パラベン類を含有しない形態である。
【0012】
(4)本発明の皮膚外用製剤
本発明の皮膚外用製剤は、1)液晶生成成分と、2)ポリグリセリンの脂肪酸エステルと3)ジプロピレングリコール、1,2−ペンタンジオール及び1,2−ヘキサンジオールから選択される1種乃至は2種以上とを含有し、前記液晶生成物質がつくる液晶が分散した形態であることを特徴とする。これらの成分を用いて、液晶構造を含む製剤を製造するには、例えば、次膿瘍名処理を行うことが好ましく例示できる。1)A)液晶骨格成分と、B)該液晶骨格成分と90℃において相溶する高級アルコールとの少なくとも2つを構成要素とし、上記任意成分を含有することある液晶生成成分を加温して相溶させ、2)しかる後に、予め加温相溶させておいた、ポリグリセリンの脂肪酸エステル等の界面活性剤と多価アルコールを含有する、液晶生成成分以外の非水成分で、希釈し、3)該希釈物に、予め加温しておいた水性成分を加え、冷却する。前記希釈物を構成する液晶生成成分以外の非水成分としては、例えば、1,3−ブタンジオール、ジプレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシサンジオール等の多価アルコール類、フェノキシエタノール等の抗菌成分、ポリグリセリンの脂肪酸エステル以外の界面活性剤などが例示できる。ポリグリセリンの脂肪酸エステル以外の界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤が好ましく例示でき、中でも、ポリオキシエチレン骨格を有しない界面活性剤が特に好適に例示できる。この様な界面活性剤としては、例えば、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリルポリオキシブチレンアルキル(アルケニル)エーテルが好ましく例示できる。ショ糖脂肪酸エステルには既に市販されているものが多数存在するのでそれらを利用することができる。ポリグリセリルポリオキシブチレンアルキル(アルケニル)エーテルは例えば、特開昭59−1403に記載されている方法で製造することが出来る。即ち、高級アルコール、グリシドール及びテトラヒドロフランを、ルイス酸又はアルカリを触媒として反応させることにより得ることが出来る。ポリグリセリルポリオキシブチレンアルキル(アルケニル)エーテルにおけるグリセリル基の好ましい付加モル数は、5〜25であり、更に好ましくは10〜20である。オキシブチレン基の好ましい付加モル数は、5〜25であり、更に好ましくは10〜20である。又、アルキル(アルケニル)基としては、炭素数10〜30のものが好ましく、例えば、ラウリル基、セチル基、ステアリル基、オレイル基、イソステアリル基、ドデシルデシル基等が好適に例示できる。かかるポリグリセリルポリオキシブチレンアルキル(アルケニル)エーテルとしては、前記の如くに製造して用いることも出来るが、既に市販されているものがあり、この様な市販品を用いることも出来る。好ましい市販品としては、例えば、日光ケミカルズ株式会社より市販されている、「ハイグリオール−S26」(ポリグリセリル(13)ポリオキシブチレン(14)ステアリルエーテル)が好ましく例示できる。かかるショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリルポリオキシブチレンアルキル(アルケニル)エーテルの好ましい含有量は、総量で、皮膚外用剤全量に対して、0.05〜10重量%であり、0.1〜5重量%が更に好ましい。
【0013】
この様に操作して得られた、本発明の皮膚外用製剤は、図2に示すような分散形態をとる。この様な分散形態を取ることにより、液晶骨格成分を液晶の状態で製剤化することが出来る。液晶の状態で存在することにより、前記液晶骨格成分は、保湿性、或いは、皮膚バリア機能の強化等の特性を、結晶分散状態で存在する場合よりも、より明確に、且つ、より優れて発揮することが出来る。
【0014】
本発明の皮膚外用製剤では、前記本発明の効果を損なわない範囲において、通常化粧料或いは皮膚外用医薬のような皮膚外用剤で、通常使用される任意成分を、液晶生成成分の相、液晶生成成分以外の非水成分の相、水の相の何れかの相に分けて、含有させることが出来る。かかる任意成分としては、例えば、スクワラン、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチコン、フェメチコン、シクロメチコン、アモジメチコン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン類、ホホバ油、カルナウバワックス、モクロウ、ミツロウ、ゲイロウ、オレイン酸オクチルドデシル、イソプロピルミリステート、ネオペンチルグリコールジイソステアレート、リンゴ酸ジイソステアレートなどのエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、ベヘン酸、オレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアルコール、セタノール、オレイルアルコール、オクタデシルアルコールなどの高級アルコール類、ヒマシ油、椰子油、水添椰子油、椿油、小麦胚芽油、イソステアリン酸トリグリセライド、イソオクタン酸トリグリセライド、オリーブオイル等のトリグリセライド類、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコールなどの前述の多価アルコール以外の多価アルコール、ソルビタンセスキオレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンステアレート、ポリオキシエチレンオレート、ポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル、ポリエキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の非イオン界面活性剤、ソジウムラウリルステアレート、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、スルホコハク酸エステル塩などのアニオン界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、アルキルベタイン等の両性界面活性剤類、結晶セルロースや架橋型メチルポリシロキサン、ポリエチレン粉末、アクリル樹脂粉体等の有機粉体類、タルク、マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化鉄、紺青、群青、チタンマイカ、チタンセリサイト、シリカ等の表面処理されていても良い粉体類、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー及び/又はその塩、カルボキシビニルポリマー及び/又はその塩、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘剤、レチノール、レチノイン酸、トコフェロール、リボフラビン、ピリドキシン、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステル塩などのビタミンやグリチルリチン酸塩、グリチルレチン、ウルソール酸、オレアノール酸などのテルペン類、エストラジオール、エチニルエストラジオール、エストリオールなどのステロイド類などの有効成分、フェノキシエタノール、パラベン類、ヒビテングルコネート、塩化ベンザルコニウム等の防腐剤、ジメチルアミノ安息香酸エステル類、桂皮酸エステル類、ベンゾフェノン類などの紫外線吸収剤などが好ましく例示できる。尚、本発明の皮膚外用製剤は、化粧料用の製剤、皮膚外用医薬品の製剤の何れの製剤としても適用できるが、液晶骨格成分そのものが、保湿性或いは皮膚バリア機能増強剤としての効果、効能を有する為、これを生かして化粧料(医薬部外品を含む)に適用することが特に好ましい。
【0015】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
【0016】
<実施例1>
以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用製剤を作成した。即ち、イ、ロ及びハをそれぞれ95℃に温調し、それぞれが一様になったことを確認した。イにロを加えて希釈し、更に、攪拌下これにハを徐々に加え、攪拌冷却し乳液状の本発明の皮膚外用製剤1を得た。このものを偏光顕微鏡下観察したところ、図3(図面代用写真)に示す如く、液晶を構造有する小粒子が一様に分散した形態であることがわかった。又、一様の状態になったイは液晶を形成していること、イにロを加えて希釈したものの状態は、液晶とベヒクルが共存する多相状態であることもわかった。比較例1として、同じ処方成分を用いて、添加順序を変えて乳液を作成した。このものを偏光顕微鏡下観察しても、蛍光は認められず、液晶構造が存在していないことがわかった。これらの安定性(40℃1ヶ月保存条件)も調べた。結果は、皮膚外用製剤1が安定に存在しているのに対して、比較例1は分離が認められ、液晶構造が存在することにより安定性が向上することが確認された。

小麦胚芽由来フィトステロール混合物 2 重量部
セタノール 5 重量部
セラミド(タイプ2) 3 重量部
δ−トコフェロール 0.1重量部

デカグリセリンモノステアレート 5 重量部
ジプロピレングリコール 10 重量部
グリセリン 5 重量部
フェノキシエタノール 1 重量部

水 68.9重量部
(比較例1)

小麦胚芽由来フィトステロール混合物 2 重量部
セタノール 5 重量部
セラミド(タイプ2) 3 重量部
δ−トコフェロール 0.1重量部
デカグリセリンモノステアレート 5 重量部
フェノキシエタノール 1 重量部

ジプロピレングリコール 10 重量部
グリセリン 5 重量部
水 68.9重量部
製法)イ、ロをそれぞれ95℃に温調し、攪拌下イに徐々にロを加え、攪拌下冷却し、乳化物を得た。
【0017】
<実施例2>
実施例の皮膚外用製剤1と比較例1とを用いて、専門パネラーによる使用感の比較を行った。使用感はのびの良さ、塗布後のしっとり感の良さ、塗布後の肌のなめらかさで、スコア5:非常によい、スコア4:良い、スコア3:やや良い、スコア2:やや悪い、スコア1:悪いの基準で評価は行った。結果を表1に示す。これより、本発明の皮膚外用製剤が優れた使用感を有していることがわかる。又、この使用感の良さは、セラミドを液晶状態で分散されていることにあることがわかる。
【0018】
【表1】
Figure 2004331594
【0019】
<実施例3>
皮膚外用製剤1と比較例1について、スティギング抑制作用を調べた。即ち、メチルパラベンに対して、閾値0.01%でスティギングを感じる(メチルパラベン溶液を接触させると刺激を感じる最低濃度が0.01%である)パネラーを用いて、下腕内側部に4cm×4cmの部位を作成し、サンプル30μlを塗布して処理した後、各種濃度のメチルパラベン10%in1,3−ブタンジオール水溶液を綿棒に含浸させて接触させ、スティギングを感じる閾値を調べた。結果を表2に示す。これより、皮膚外用製剤1は比較例1に比して20倍以上スティギングを抑制する作用を有することがわかる。(表中○はスティギングなし、×はスティギングあり)
【0020】
【表2】
Figure 2004331594
【0021】
<実施例4〜10>
皮膚外用剤1の液晶骨格成分を変えて、液晶分散系が出来るか否かの検討を行った。結果を表3に示す。これより、何れの液晶骨格成分も液晶分散系を生成することがわかった。尚、製法は皮膚外用製剤1に準じた。

小麦胚芽由来フィトステロール混合物 2 重量部
セタノール 5 重量部
表3記載の液晶骨格成分 3 重量部
δ−トコフェロール 0.1重量部

デカグリセリンモノステアレート 5 重量部
ジプロピレングリコール 10 重量部
グリセリン 5 重量部
フェノキシエタノール 1 重量部

水 68.9重量部
【0022】
【表3】
Figure 2004331594
【0023】
<実施例11〜14>
皮膚外用製剤1のデカグリセリンモノステアレートを他のポリグリセリン脂肪酸エステルに変えて、液晶分散系が出来るか否かの検討を行った。結果を表4に示す。これより、本発明の皮膚外用製剤では、HLB10以上のポリグリセリン脂肪酸エステルが何れも使用可能であることがわかる。

小麦胚芽由来フィトステロール混合物 2 重量部
セタノール 5 重量部
セラミド(タイプ2) 3 重量部
δ−トコフェロール 0.1重量部

表4記載のポリグリセリン脂肪酸エステル 5 重量部
ジプロピレングリコール 10 重量部
グリセリン 5 重量部
フェノキシエタノール 1 重量部

水 68.9重量部
【0024】
【表4】
Figure 2004331594
【0025】
<実施例15>
下記処方に従って、本発明の皮膚外用製剤15を作成した。作成方法は皮膚外用製剤1に準じた。このものは、クリーム状で、40℃3ヶ月保存でも安定であり、取り分け優れた安定性を有していた。

小麦胚芽由来フィトステロール混合物 2 重量部
セタノール 5 重量部
セラミド(タイプ2) 3 重量部
δ−トコフェロール 0.1重量部

デカグリセリンモノステアレート 4 重量部
「ハイグリオール−S26」 1 重量部
ジプロピレングリコール 10 重量部
グリセリン 5 重量部
フェノキシエタノール 1 重量部

水 68.9重量部
【0026】
<実施例16〜19>
下記処方に従って、本発明の皮膚外用製剤16を作成した。作成方法は皮膚外用製剤1に準じた。これらのものは、クリーム状で、40℃3ヶ月保存でも安定であり、取り分け優れた安定性を有していた。

小麦胚芽由来フィトステロール混合物 2 重量部
セタノール 5 重量部
セラミド(タイプ2) 3 重量部
δ−トコフェロール 0.1重量部

デカグリセリンモノステアレート 4 重量部
「ハイグリオール−S26」 1 重量部
表5に記載の多価アルコール 10 重量部
イソプレングリコール 5 重量部
フェノキシエタノール 1 重量部

水 68.9重量部
【0027】
【表5】
Figure 2004331594
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、セラミド、スフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質、スフィンゴシン、グリセロリン脂質及びグリセロ糖脂質等の液晶を形成しやすい成分を用いて、安定な液晶構造を維持した製剤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶骨格成分とそれを90℃以上で溶かす成分を混合した場合の液状を示す図である。
【図2】液晶構造を有する分散物の形態を示す図である。
【図3】本発明の皮膚外用製剤の偏光顕微鏡写真である。(図面代用写真)
【図4】比較例1の偏光顕微鏡写真である。(図面代用写真)

Claims (10)

  1. 1)液晶生成成分と、2)ポリグリセリンの脂肪酸エステルと3)ジプロピレングリコール、1,2−ペンタンジオール及び1,2−ヘキサンジオールから選択される1種乃至は2種以上とを含有し、前記液晶生成物質がつくる液晶が分散した形態であることを特徴とする、皮膚外用剤製剤。
  2. 前記液晶生成成分が、A)液晶骨格成分と、B)該液晶骨格成分と90℃において相溶する高級アルコールとをともに含むことを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤製剤。
  3. 前記液晶骨格成分が、セラミド、スフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質、スフィンゴシン、グリセロリン脂質及びグリセロ糖脂質から選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の皮膚外用剤製剤。
  4. 前記液晶骨格成分と90℃において相溶する高級アルコールが、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ベヘニルアルコール及びフィトステロールから選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の皮膚外用製剤。
  5. ポリグリセリンの脂肪酸エステルが、デカグリセリンのモノ脂肪酸エステルであることを特徴とする、請求項1〜4何れか1項に記載の皮膚外用製剤。
  6. 更に、フェノキシエタノール0.1〜5重量%を含有することを特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の皮膚外用剤。
  7. 更に、イソプレングリコール及び/又は1,3−ブタンジオールを含有することを特徴とする、請求項1〜6何れか1項に記載の皮膚外用剤。
  8. 請求項1〜7何れか1項に記載の皮膚外用剤の製造法において、1)液晶生成成分を加温して相溶させ、2)しかる後に、予め加温相溶させておいた、界面活性剤と多価アルコールを含有する、液晶生成成分以外の非水成分で、希釈し、3)該希釈物に、予め加温しておいた水性成分を加え、冷却し、液晶の水性担体分散物として、皮膚外用剤を製造することを特徴とする、皮膚外用剤の製造方法。
  9. 液晶小滴の周囲に界面活性剤が配向し、水性担体に分散した形態であることを特徴とする、請求項6に記載の液晶の水性担体分散物としての皮膚外用剤の製造方法。
  10. 液晶小滴の周囲に界面活性剤が配向し、水性担体に分散した形態であることを特徴とする、請求項1〜7何れか1項に記載の皮膚外用製剤。
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