JP2004329775A - 化粧容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】化粧具と収容容器との螺合部の締め過ぎ及び化粧具の収容容器に対する装着後の螺合部の緩みを防止する。
【解決手段】化粧具3の後部側が収容容器2に内挿され化粧具3と収容容器2とが相対回転されて化粧具3の外周面の螺合部7bが収容容器2の内周面の螺合部2bに螺合していき化粧具3が収容容器2に対する装着位置の直前又は当該装着位置に達すると、化粧具3の外周面又は収容容器2の内周面の何れか一方の略環状の弾性体20が、化粧具3の外周面又は収容容器2の内周面の他方の山部2dを乗り越える構成とし、弾性体20が山部2dを乗り越える迄は使用者の回転抵抗感を徐々に高め、山部を乗り越えると使用者の回転抵抗感を弱め、この抵抗感の変化による締め付けのフィニッシュ感を使用者に与える。また、略環状の弾性体20により、化粧具3の収容容器2に対する装着後の回転方向の摩擦抵抗を発生させる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧料又は塗布体を備える化粧具と、この化粧具を螺合により着脱可能に装着する化粧具収容容器と、を具備する化粧容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、円筒形状を成し棒状化粧料を収容する棒状化粧料カートリッジ(化粧具)の後部側を、円筒形状を成すカートリッジ収容容器(化粧具収容容器)に内挿し、当該カートリッジ収容容器の内周面に形成される雌螺子に、棒状化粧料カートリッジの外周面に形成される雄螺子を螺合することで、棒状化粧料カートリッジをカートリッジ収容容器に着脱可能に装着し、このカートリッジ収容容器の後部に装着される回転筒を回転させることで、棒状化粧料を棒状化粧料カートリッジの先端から出没可能とする棒状化粧料繰出容器(化粧容器)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実公昭59−17210号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記棒状化粧料繰出容器にあっては、使用者が、棒状化粧料カートリッジをカートリッジ収容容器に装着する際に、螺子を締め過ぎてしまうことがあり、このように螺子を締め過ぎると、棒状化粧料カートリッジをカートリッジ収容容器から抜き出せなくなってしまう場合がある。一方、締め過ぎない程度に締めると、棒状化粧料カートリッジが緩んでガタついたりカートリッジ収容容器から離脱しまうことがある。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、棒状化粧料カートリッジを始めとした化粧具と化粧具収容容器との螺合部の締め過ぎ及び化粧具の化粧具収容容器に対する装着後の螺合部の緩みが防止される化粧容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による化粧容器は、外周面に螺合部が形成される共に化粧料又は塗布体を備える化粧具と、化粧具の後部側が内挿される筒状を成しその内周面に化粧具外周面の螺合部に螺合し化粧具を着脱可能に装着する螺合部が形成された化粧具収容容器と、を具備する化粧容器において、化粧具の外周面又は化粧具収容容器の内周面の何れか一方に、略環状の弾性体を設け、化粧具と化粧具収容容器とを相対回転させての螺合部同士の螺合時に、化粧具が、化粧具収容容器に対する装着位置の直前又は当該装着位置に達すると、弾性体が乗り越える山部を化粧具の外周面又は化粧具収容容器の内周面の他方に設けたことを特徴としている。
【0007】
このような化粧容器によれば、化粧具の後部側が化粧具収容容器に内挿され化粧具と化粧具収容容器とが相対回転されて化粧具の外周面に形成された螺合部が化粧具収容容器の内周面に形成された螺合部に螺合していき化粧具が化粧具収容容器に対する装着位置の直前又は当該装着位置に達すると、化粧具の外周面又は化粧具収容容器の内周面の何れか一方に設けられた略環状の弾性体が、化粧具の外周面又は化粧具収容容器の内周面の他方に設けられた山部を乗り越えるため、弾性体が山部を乗り越える迄は使用者の回転抵抗感が徐々に高められ、山部を乗り越えると使用者の回転抵抗感が弱められ、このような抵抗感の変化による締め付けのフィニッシュ感が使用者に与えられるようになる。また、このような略環状の弾性体は、化粧具の化粧具収容容器に対する装着後の回転方向の摩擦抵抗として働く。
【0008】
ここで、螺合部同士の螺合が始まってから、弾性体が山部に当接し、化粧具が装着位置の直前又は当該装着位置に達すると、弾性体が山部を乗り越える構成とされていると、螺合部同士の螺合が始まる前に弾性体が山部に当接する構成に比して、螺合が円滑に開始される。
【0009】
また、化粧具は、化粧具収容容器より先端側に突出する先端部の外周面に、軸線方向に延びる係合部を円周方向に複数備え、この化粧具先端部を覆う有底筒状を成し、その内周面に化粧具先端部の係合部に相対回転不能且つ軸線方向移動可能に係合する係合部が複数配設され、化粧具に対して着脱可能に装着されるキャップを具備している場合には、キャップを化粧具に装着した状態で当該キャップと化粧具収容容器とを相対回転させると、キャップに対して回転方向に連結されている化粧具が化粧具収容容器に対して着脱されるが、上記弾性体及び山部の構成が無いと、キャップを締め過ぎて係合部が破損しキャップと化粧具とが空転してしまいキャップを化粧具に装着した状態での化粧具収容容器に対する着脱が不能となることがあるため、このような係合関係にあるキャップ及び化粧具を備える化粧容器に対しては、本発明の弾性体及び山部の構成を適用してキャップの締め過ぎを防止し係合部の破損を防止するのが、特に有効である。
【0010】
ここで、化粧具の化粧具収容容器に対する上記装着位置としては、具体的には、螺合部同士の螺合により化粧具と化粧具収容容器の対面部同士が当接し密着する位置が挙げられる。
【0011】
また、上記弾性体としては、その機能を十分に発揮し得ると共にコスト的に優れているOリングを採用するのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による化粧容器の好適な実施形態について図1〜図6を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る化粧容器を示す縦断面図、図2は、図1の化粧容器の棒状化粧料カートリッジ装着部分を示す縦断面図、図3〜図6は、棒状化粧料カートリッジを収容容器に装着する際の各状態説明図であり、本実施形態の化粧容器は、棒状化粧料及び塗布体を備え適宜使用に供するものである。
【0013】
図1に示すように、化粧容器1は、全体形状が筆記具の如き細長い丸棒状(スティック状)を成し良好な外観を呈するもので、収容容器(化粧具収容容器)2の一方側(図示左側)に棒状化粧料カートリッジ(化粧具)3を、他方側(図示右側)に塗布具(化粧具)4を各々着脱可能に備え、これらの棒状化粧料カートリッジ3、塗布具4の収容容器2から外方(図示左右)に突出する部分が、キャップ5,6に各々覆われている。
【0014】
収容容器2は、両端が開放されて成る円筒形状に構成されている。この収容容器2は、筒内の略中間位置が中仕切2aで仕切られ、この中仕切2aより一方側の筒内に棒状化粧料カートリッジ3の後部側を収容する空間が、他方側の筒内に塗布具4の後部側を収容する空間が、各々画成されている。
【0015】
この収容容器2には、一方端の開口寄りの内周面に、棒状化粧料カートリッジ3を着脱可能に装着するための雌螺子部(螺合部)2bが形成されると共に、他方端の開口寄りの内周面に、塗布具4を着脱可能に装着するための雌螺子部(螺合部)2cが形成されている。なお、棒状化粧料カートリッジ3を説明する場合にあっては図示左側を先端側、図示右側を後端側として説明し、塗布具4を説明する場合にあっては図示右側を先端側、図示左側を後端側として説明する。
【0016】
棒状化粧料カートリッジ3は、当該棒状化粧料カートリッジ3内に収容されている例えばアイライナー、アイブロー、リップライナー等の棒状化粧料Mを先端から出没可能として塗布し得るものであり、鍔付円筒形状の本体筒7と、その後部側が本体筒7に内挿されると共にその先端側が本体筒7の先端から突出する先筒8と、本体筒7及び先筒8内に収容されて軸線方向に延在し先端に棒状化粧料Mを保持して進退する芯保持体9と、を備えている。
【0017】
本体筒7は、図1及び図2に示すように、全長の1/4程度先端からの位置の外周面に環状の鍔部7aと、この鍔部7aより多少後端側の外周面に雄螺子(螺合部)7bと、を各々備え、鍔部7aより後端部側が、収容容器2の内径より小とされて挿入可能とされている。
【0018】
また、本体筒7は、図1、図2及び図6に示すように、鍔部7aより先端側の外周面に、キャップ5を回転不能且つ軸線方向移動可能に連結するための突条(係合部)7eを周方向の四等配の位置に軸線方向に沿って備えると共に、さらにこの突条7eより先端側の外周面に、キャップ5を着脱可能に軸線方向に係止するための突部(所謂ダボ)7fを周方向の三等配の位置に備えている。
【0019】
この本体筒7は、鍔部7aより後端部側が収容容器2に内挿され、本体筒7の雄螺子7bが収容容器2の雌螺子2bに螺合すると共に、鍔部7aの後端面が収容容器2の先端面2tに突き当てられた状態で、収容容器2に着脱可能に装着されている。
【0020】
この本体筒7の内周面には、図1に示すように、全長の1/3程度先端からの位置より後端面近傍迄の範囲に亘って、芯保持体9の進退機構の一部である螺合機構を構成する螺旋溝7cが軸線に沿って形成されていると共に、先端寄りの位置に、先筒8を装着するための環状溝部7dが形成されている。
【0021】
先筒8は、本体筒7の先端から突出する先端側の摘み部としての大径部と、この大径部の後端に外周段差面を介し外周面が小径とされて連続する小径部と、を備える段付円筒形状とされている。大径部は、先端に向けて次第に外径が細くなる先細り形状とされ、小径部は、本体筒7の内径より小とされて挿入可能とされている。
【0022】
この先筒8は、小径部が本体筒7に内挿され、外周段差面が本体筒7の先端面に突き当てられ、小径部の外周段差面寄りの外周面に形成される環状突部8aが、本体筒7の環状溝部7dに係合されることで、本体筒7に相対回転自在且つ軸線方向移動不能に装着されている。
【0023】
すなわち、本体筒7と先筒8とは相対回転自在に連結され、本体筒7と収容容器2とは螺合により一体化され、従って、先筒8と収容容器2とは本体筒7を介して相対回転自在に連結される一方で、本体筒7と収容容器2との螺合は収容容器2と本体筒7とが相対回転されることで解除される。
【0024】
先筒8の内周面は、先端から多少内側寄りの位置迄が、棒状化粧料Mのみを進退可能とする棒状化粧料進退孔8bとされ、この棒状化粧料進退孔8bの後端から筒後端面迄が、棒状化粧料Mを保持した芯保持体9が進退する芯保持体進退孔8cとされている。棒状化粧料進退孔8bは、丸棒状の棒状化粧料Mの形状に対応する円形形状に形成され、芯保持体進退孔8cは、芯保持体9の形状に対応する円形形状とされて芯保持体9の外周面に近接するように形成されている。この芯保持体進退孔8cは、その先端面が、芯保持体9の先端面の突き当たる芯保持体9の前進限とされている。
【0025】
芯保持体9は、横断面円形形状の軸体部9aを備えている。この軸体部9aは、その先端が凹設され、この凹設部を画成する環状の周縁部に、対向する一対の割溝を軸線方向に所定長設けることで一対の対向する保持片9b,9bが設けられ、これらの保持片9b,9bが、軸体部9a先端の凹設面に突き当てられた棒状化粧料Mの基端部の周面をしっかりと保持する。また、軸体部9aは、その後端部に、螺合機構を構成する螺合螺子9cを備えている。
【0026】
この芯保持体9は、その先端側の保持片9bが芯保持体進退孔8cに摺動可能に内挿されると共に、その後端側の螺合螺子9cが本体筒7に内挿され本体筒7の螺旋溝7cに螺合する係合状態とされている。
【0027】
また、この芯保持体9には、軸体部9aの保持片9b寄りの位置に、環状溝部が形成され、この環状溝部にOリング10が装着されている。このOリング10は、その外周面が、先筒8の内周面の芯保持体進退孔8cに圧接し、当該先筒8との間に回転抵抗を発生して芯保持体9の進退機構の一部である回転止め機構を構成すると共に、当該Oリング10より先端側の空間を当該Oリング10より後端側の空間に対して気密する(遮断する)気密部材として機能する。
【0028】
キャップ5は、例えば合成樹脂等の可撓性材で形成されて、図2に示すように、有底筒状を成し、底部内面に、開放端側に突出する気密部としての環状の弾性突部5aと、開放端側の内周面に沿って配設され軸線方向に所定長延びる多数のローレット(凹凸部)5bと、このローレット5bより底部側の内周面に、環状溝部5cと、を備えている。
【0029】
このキャップ5は、本体筒7の収容容器2から突出している部分に外挿され、開放端面が本体筒7の鍔部7aの先端面に突き当てられ、キャップ5のローレット5bに本体筒7の突条7eが進入し係合されることで、当該キャップ5が本体筒7に相対回転不能に連結されると共に、キャップ5の環状溝部5cに本体筒7の突部7fが係合されることで、当該キャップ5が本体筒7に着脱可能に装着され、この状態で、図1に示すように、先筒8の先端部外周面がキャップ5の弾性突部5aの先端部内周面に圧接し、キャップ5の弾性突部5aと上記Oリング10との間の空間の気密が保持され、未使用時にキャップ5を装着することで、揮発性の棒状化粧料Mの揮散が防止されている。
【0030】
一方、塗布具4は、鍔付円筒形状を成す保持体11の先端(図示右端)に塗布体12を装着して成るもので、保持体11は、上記本体筒7と同様に、外周面の軸線方向中央付近に鍔部11aを、この鍔部11aより多少後端側(図示左側)の外周面に雄螺子(螺合部)11bを、鍔部11aより先端側の外周面の周方向四等配の位置に突条(係合部)11eを、この突条11eより先端側の外周面の周方向三等配の位置に突部11fを、各々備え、鍔部11aより後端部側が収容容器2に内挿され、保持体11の雄螺子11bが収容容器2の雌螺子2cに螺合すると共に、鍔部11aの後端面が収容容器2の先端面2uに突き当てられた状態で、収容容器2に着脱可能に装着されている。
【0031】
キャップ6は、例えば合成樹脂等の可撓性材で形成されて有底筒状を成し、保持体11の収容容器2から突出している部分に外挿され、開放端面が保持体11の鍔部11aの先端面に突き当てられ、開放端側の内周面に沿って配設され軸線方向に所定長延びる多数のローレット6bに保持体11の突条11eが進入し係合されることで、当該キャップ6が保持体11に相対回転不能に連結されると共に、キャップ6のローレット6bより底部側の内周面に形成された環状溝部6cに保持体11の突部11fが係合されることで、当該キャップ6が保持体11に着脱可能に装着されている。
【0032】
そして、棒状化粧料カートリッジ3にあっては、本体筒7の鍔部7aの後端面が収容容器2の先端面2tに密着する位置が棒状化粧料カートリッジ3の装着位置とされ、塗布具4にあっては、保持体11の鍔部11aの後端面が収容容器2の先端面2uに密着する位置が塗布具4の装着位置とされている。
【0033】
ここで、特に本実施形態の化粧容器1においては、棒状化粧料カートリッジ3、塗布具4を収容容器2に螺合により装着する際に、締め付けのフィニッシュ感を与えるフィニッシュ感付与機構を各々備えている。
【0034】
棒状化粧料カートリッジ3側のフィニッシュ感付与機構は、本体筒7の外周面に形成され、収容容器2に対する着脱用の雄螺子7bより多少後端側の位置に凹設される環状溝部7gと、図1、図2及び図6に示すように、この環状溝部7gに装着されると共にその外周面が前後(近傍)の本体筒外周面に比して大とされるOリング(弾性体)20と、収容容器2の内周面に形成され、本体筒7を着脱させる雌螺子2bより多少後端側の位置に環状且つ軸線(内側)に向かうように形成され、Oリング20が軸線方向に移動する際に当該Oリング20が乗り越える山部2dと、を備えている。
【0035】
この山部2dは、棒状化粧料カートリッジ3が、収容容器2に対する上記装着位置の直前又は当該装着位置に達すると、Oリング20が乗り越える構成とされている。
【0036】
また、塗布具4のフィニッシュ感付与機構は、棒状化粧料カートリッジ3の場合と同様に、図1に示すように、保持体11の外周面に形成され、収容容器2に対する着脱用の雄螺子11bより多少後端側の位置に凹設される環状溝部11gと、この環状溝部11gに装着されると共にその外周面が前後(近傍)の保持体外周面に比して大とされるOリング(弾性体)21と、収容容器2の内周面に形成され、保持体11を着脱させる雌螺子2cより多少後端側の位置に環状且つ軸線(内側)に向かうように形成され、Oリング21が軸線方向に移動する際に当該Oリング21が乗り越える山部2eと、を備えている。
【0037】
この山部2eは、塗布具4が、収容容器2に対する上記装着位置の直前又は当該装着位置に達すると、Oリング21が乗り越える構成とされている。
【0038】
そして、これらのOリング20,21は、その外径が、収容容器2の雌螺子2b,2cの最小内径に比して各々小とされている。
【0039】
次に、このような構成を有する化粧容器1の組立手順について説明する。この化粧容器1を組み立てるにあたっては、棒状化粧料カートリッジ3をユニットとして組み立てる。
【0040】
先ず、本体筒7と芯保持体9とを相対回転しながら、芯保持体9の軸体部9aの後部を本体筒7の先端側の開口から内挿し本体筒7の螺旋溝7cと芯保持体9の螺合螺子9cとを螺合状態として本体筒7の後端側へ送り込む。次いで、先筒8を、その後端側の小径部から本体筒7の先端の開口へ内挿していき、先筒8の外周段差面を本体筒7の先端面に突き当てることで、本体筒7の環状溝部7dに先筒8の環状突部8aが係合し、先筒8が本体筒7に相対回転自在に装着される。次いで、棒状化粧料Mを、その基端部側から先筒8の先端の開口へ挿入し基端面を芯保持体9の凹設面に突き当て基端部周面を保持片9bに保持させ、次いで、キャップ5を、その開放端側から先筒8及び本体筒7の鍔部7aより先端側部分に外挿していき、その開放端面を本体筒7の鍔部7aの先端面に突き当てることで、キャップ5のローレット5bに本体筒7の突条7eが係合すると共にキャップ5の環状溝部5cに本体筒7の突部7fが係合し、キャップ5が本体筒7に相対回転不能且つ着脱可能に装着され、これにより、棒状化粧料カートリッジ3が得られる。次いで、このようにして得られた棒状化粧料カートリッジ3を、その後端側から収容容器2の先端の開口へ内挿し、収容容器2の雌螺子2bに本体筒7の雄螺子7bを螺合していくことで、棒状化粧料カートリッジ3が収容容器2に装着され(この装着に関しては詳しくは後述)、棒状化粧料カートリッジ3を備える収容容器2が得られる。
【0041】
また、塗布具4も棒状化粧料カートリッジ3の場合と同様に、キャップ6を、その開放端側から保持体11の鍔部11aより先端側部分に外挿していき、その開放端面を保持体11の鍔部11aの先端面に突き当てることで、キャップ6のローレット6bに保持体11の突条11eが係合すると共にキャップ6の環状溝部6cに保持体11の突部11fが係合し、キャップ6が保持体11に相対回転不能且つ着脱可能に装着され、これにより、塗布具4が得られ、次いで、この塗布具4を、その後端側から収容容器2の先端の開口へ内挿し、収容容器2の雌螺子2cに保持体11の雄螺子11bを螺合していくことで、塗布具4が収容容器2に装着され(この装着に関しては詳しくは後述)、塗布具4を備える収容容器2が得られ、一方側に棒状化粧料カートリッジ3を、他方側に塗布具4を各々備える化粧容器1が得られる。
【0042】
次に、このような化粧容器1により棒状化粧料Mを塗布する場合について説明する。この場合には、キャップ5を、キャップ5の環状溝部5cと本体筒7の突部7fとの係合が外れるように本体筒7から抜脱し、先筒8の本体筒7から突出する大径部を摘むと共に収容容器2を摘み、これらを相対回転する。ここでは、収容容器2を回転するとして説明する。
【0043】
すると、螺子2b,7bの螺合により収容容器2と本体筒7とが連結されているため、収容容器2と本体筒7とが一体に回転する。この時、本体筒7の螺旋溝7cに係合している螺合突起9cを有する芯保持体9は、当該芯保持体9に装着されているOリング10が先筒8との間で回転抵抗を生じ回転止めとして機能するため、先筒8内を前進し、棒状化粧料Mは先筒8の先端から繰り出される。
【0044】
そして、棒状化粧料Mが所望長繰り出されたら、収容容器2と先筒8との相対回転を停止し、この状態で、使用者は、収容容器2を持って棒状化粧料Mを塗布すれば良い。
【0045】
ここで、収容容器2と先筒8とをさらに相対回転すると、前進する芯保持体9の保持片9bの先端面が、先筒8の芯保持体進退孔8cの先端面に突き当たり、これにより、芯保持体9は前進限に達しそれ以上の前進が阻止され最大限に繰り出されたことになる。
【0046】
この状態で、さらに相対回転を継続すると、芯保持体9の前進が阻止されているため、芯保持体9はOリング10の回転抵抗に抗して空転する。このように、芯保持体9のOリング10は所謂トルクリミッターとして機能する。
【0047】
そして、塗布が終わったら、使用者が、収容容器2と先筒8とを上記とは逆方向に相対回転することで、棒状化粧料Mが先筒8内に引き込まれる。
【0048】
また、化粧容器1により塗布具4を使用する場合には、キャップ6を、キャップ6の環状溝部6cと保持体11の突部11fとの係合が外れるように保持体11から抜脱し、収容容器2を持って塗布体12を使用すれば良い。
【0049】
ここで、特に本実施形態の化粧容器1にあっては、上述のような使用時、又、未使用時において、棒状化粧料カートリッジ3の本体筒7に装着されているOリング20、塗布具4の保持体11に装着されているOリング21が、回転方向の摩擦抵抗として働いている。このため、棒状化粧料カートリッジ3側にあっては本体筒7の雄螺子7bと収容容器2の雌螺子2bとの螺合の緩み、塗布具4側にあっては保持体11の雄螺子11bと収容容器2の雌螺子2cとの螺合の緩みが防止されている。
【0050】
次に、消耗等により棒状化粧料Mを交換する必要が生じ棒状化粧料カートリッジ3を収容容器2から取り出す場合、若しくは、棒状化粧料カートリッジ3を収容容器2から取り出して使用したい等の場合について説明する。
【0051】
この場合には、キャップ5を本体筒7に装着した状態で、キャップ5と収容容器2とを摘み、キャップ5と収容容器2とを相対回転する。すると、キャップ5と本体筒7とは、キャップ5のローレット5bと本体筒7の突条7eとが係合し回転不能に連結されているため、本体筒7の雄螺子7bと収容容器2の雌螺子2bとの螺合が解除されていく。
【0052】
この相対回転の開始の時点で、本体筒7の外周面のOリング20が潰れながら山部2dを乗り越えようとし(図5参照)、使用者には回転抵抗感が付与され、さらに相対回転を続けるとOリング20が山部2dを乗り越え(図4参照)、以降の相対回転では、Oリング20の外径が収容容器2の雌螺子2bの最小内径に比して小とされているため、Oリング20が収容容器2の雌螺子2bにより潰れることは無く、使用者には殆ど回転抵抗感が付与されず螺合が円滑に解除されていく。そして、この本体筒7の雄螺子7bと収容容器2の雌螺子2bとの螺合が解除されたら、キャップ5と共に棒状化粧料カートリッジ3を収容容器2から抜脱すれば良い(図3参照)。この時、キャップ5と本体筒7とは、キャップ5の環状溝部5cと本体筒7の突部7fとの係合により軸線方向に所定に係止されているため、キャップ5は、棒状化粧料カートリッジ3から外れることは無い。
【0053】
次に、特に本実施形態の特徴を成す作用として、使用者が、交換用の(新規)の棒状化粧料カートリッジ3を収容容器2に装着する、若しくは、棒状化粧料カートリッジ3を収容容器2から取り外し単独で使用してから収容容器2に装着する際の作用について説明する。
【0054】
この場合には、先ず、棒状化粧料カートリッジ3にキャップ5を装着した状態で、キャップ5と収容容器2とを摘み、図3に示すように、棒状化粧料カートリッジ3の本体筒7が収容容器2に内挿されるようにキャップ5と収容容器2とを軸線方向に相対移動する。
【0055】
この時、Oリング20の外径が収容容器2の雌螺子2bの最小内径に比して小とされているため、Oリング20が収容容器2の雌螺子2bにより潰れることは無く、使用者には殆ど抵抗感が付与されずに本体筒7が収容容器2内に円滑に進入していく。
【0056】
すると、本体筒7の雄螺子7bと収容容器2の雌螺子2bとが当接するため、使用者は、キャップ5と収容容器2とを相対回転し、この相対回転に従って、本体筒7の雄螺子7bと収容容器2の雌螺子2bとが螺合していく。この時も、Oリング20が収容容器2の雌螺子2bにより潰れることが無いため、使用者には殆ど抵抗感が付与されずに螺合が円滑に進行する。
【0057】
そして、多少螺合されると、図4に示すように、Oリング20が山部2dに当接し、この時、本体筒7の外周面のOリング20が潰れながら山部2dを乗り越えようとし乗り越える迄は、使用者の回転抵抗感が徐々に高められていき、さらに相対回転を続け、図5に示すように、本体筒7の鍔部7aの後端面が収容容器2の先端面2tに密着する前述した装着位置、若しくは、この装着位置の直前に達すると、Oリング20が山部2dを乗り越え、使用者の回転抵抗感が弱められる。
【0058】
このように、特に本実施形態においては、使用者には、一連の抵抗感の変化が付与されフィニッシュ感として与えられるため、使用者はそれ以上必要以上に締め込む必要が無いと判断し、使用者による棒状化粧料カートリッジ3の収容容器2に対する螺子の締め過ぎを防止することが可能とされている。
【0059】
なお、本実施形態においては、本体筒7の雄螺子7bと収容容器2の雌螺子2bの螺合が始まってから、Oリング20が山部2dに当接する構成としているため、螺合が始まる前にOリング20が山部2dに当接する構成に比して、螺合が円滑に開始されるという利点がある。
【0060】
一方、塗布具4の収容容器2に対する着脱も、上記棒状化粧料カートリッジ3の場合と同様であり、キャップ6を装着した状態で塗布具4を収容容器2に対し、保持体11の雄螺子11bと収容容器2の雌螺子2cとの螺合/解除に従って、着脱すれば良く、使用者には、棒状化粧料カートリッジ3の場合と同様に、Oリング21と山部2eとの関係による一連の抵抗感の変化が与えられ、特に塗布具4を収容容器2に装着する場合には、上記締め付けのフィニッシュ感が付与されるため、使用者による塗布具4の収容容器2に対する螺子の締め過ぎも防止されている。
【0061】
なお、キャップ5を棒状化粧料カートリッジ3から抜脱した状態で当該棒状化粧料カートリッジ3を収容容器2に対して着脱すること、又、キャップ6を塗布具4から抜脱した状態で当該塗布具4を収容容器2に対して着脱することも可能である。この場合には多少摘み難いが、本体筒7の鍔部7aより先端側部分、保持体11の鍔部11aより先端側部分を摘み、収容容器2に対して着脱すれば良い。
【0062】
因みに、上記棒状化粧料カートリッジ3、塗布具4にあって、上記Oリング20及び山部2d、Oリング21及び山部2eの構成(フィニッシュ感付与機構)が無いと、キャップ5,6を締め過ぎてしまい、ローレット5bと突条7eの係合、ローレット6bと突条11eの係合が破損し、キャップ5と本体筒7、キャップ6と保持体11とが空転してしまい、キャップ5を本体筒7に、キャップ6を保持体11に装着した状態での収容容器2に対する容易な着脱が不能となることがあるため、上記フィニッシュ感付与機構を採用してキャップ5,6の締め過ぎを防止し係合部の破損を防止するのが、特に効果的である。
【0063】
ところで、上記化粧容器1にあっては、その機能を十分に発揮して上記作用・効果を十分に奏すると共にコスト的に優れているとして、フィニッシュ感付与機構にOリング20,21を採用しているが、このOリング20,21に代えて適用される他の弾性体について図7〜図11を参照しながら説明する。
【0064】
図7に示す弾性体30は、横断面円形形状を成す環状リング30aの外周面に沿って、突部が外方を向く半楕円体(楕円体を半分にした形状)30bを複数並設して備える構成とされ、図8に示す弾性体31は、横断面円形形状を成す環状リング31aの外周面に沿って、図7の半楕円体に比して短軸が短くされる半楕円体31bを複数並設して備える構成とされ、図9に示す弾性体32は、横断面円形形状を成す環状リング32aの外周面が、周方向に沿って、複数の平坦面32bに構成され、図10に示す弾性体33は、環状体が波打つ構成とされ、図11に示す弾性体34は、所謂Cリングのように環状体の一部が途切れている略環状の弾性体に構成されている。
【0065】
このような弾性体30〜34を用いても、上記Oリング20,21と略同様な作用・効果を奏するというのはいうまでもない。
【0066】
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、本体筒7と収容容器2とを連結する螺合部を軸線方向に延在する雄螺子7b及び雌螺子2b,保持体11と収容容器2とを連結する螺合部を軸線方向に延在する雄螺子11b及び雌螺子2cとしているが、軸線方向に延在する螺旋溝と軸線方向の所定位置に位置する螺合突起等であっても良い。
【0067】
また、上記実施形態においては、棒状化粧料カートリッジ3、塗布具4に弾性体を、収容容器2に山部を各々設けるようにしているが、これとは逆に、棒状化粧料カートリッジ3、塗布具4に山部を、収容容器に弾性体を各々設けるようにしても良い。また、弾性体及び山部の位置は、本体筒7、保持体11と収容容器2とを連結する螺合部の近傍に限定されるものではなく、当該螺合部から離間した位置としても良い。
【0068】
また、上記実施形態においては、化粧容器1を、棒状化粧料カートリッジ3や塗布具4を備えるものとしているが、液状化粧料を収容する液状化粧料カートリッジ等を備えるものとしても良い。
【0069】
【発明の効果】
本発明による化粧容器によれば、化粧具の後部側が化粧具収容容器に内挿され化粧具と化粧具収容容器とが相対回転されて化粧具の外周面に形成した螺合部が化粧具収容容器の内周面に形成した螺合部に螺合していき化粧具が化粧具収容容器に対する装着位置の直前又は当該装着位置に達すると、化粧具の外周面又は化粧具収容容器の内周面の何れか一方に設けた略環状の弾性体が、化粧具の外周面又は化粧具収容容器の内周面の他方に設けた山部を乗り越える構成とされ、弾性体が山部を乗り越える迄は使用者の回転抵抗感が徐々に高められ、山部を乗り越えると使用者の回転抵抗感が弱められ、このような抵抗感の変化による締め付けのフィニッシュ感が使用者に与えられるため、化粧具と化粧具収容容器との螺合部の締め過ぎを防止することが可能になる。また、このような略環状の弾性体が、化粧具の化粧具収容容器に対する装着後の回転方向の摩擦抵抗として働くため、螺合部の緩みを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る化粧容器を示す縦断面図である。
【図2】図1の化粧容器の棒状化粧料カートリッジ装着部分を示す縦断面図である。
【図3】棒状化粧料カートリッジを収容容器に装着する際の状態説明図であり、弾性体が山部に到達する前の状態を示す説明図である。
【図4】棒状化粧料カートリッジを収容容器に装着する際の状態説明図であり、弾性体が山部に到達し乗り越える前の状態を示す説明図である。
【図5】棒状化粧料カートリッジを収容容器に装着する際の状態説明図であり、弾性体が山部を乗り越えた状態を示す説明図である。
【図6】図3に対応する一部破断斜視図である。
【図7】図1〜図6中の弾性体に代えて適用される他の弾性体を示す斜視図である。
【図8】図1〜図6中の弾性体に代えて適用されるさらに他の弾性体を示す斜視図である。
【図9】図1〜図6中の弾性体に代えて適用されるさらに他の弾性体を示す斜視図である。
【図10】図1〜図6中の弾性体に代えて適用されるさらに他の弾性体を示す斜視図である。
【図11】図1〜図6中の弾性体に代えて適用されるさらに他の弾性体を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…化粧容器、2…収容容器(化粧具収容容器)、2b,2c…雌螺子(螺合部)、2d,2e…山部、2t,2u…先端面(対面部)、3…棒状化粧料カートリッジ(化粧具)、4…塗布具(化粧具)、5,6…キャップ、5b,6b…ローレット(係合部)、7…本体筒、7a,11a…鍔部(対面部)、7b,11b…雄螺子(螺合部)、7e,11e…突条(係合部)、11…保持体、12…塗布体、20,21…Oリング(弾性体)、30〜34…弾性体、M…化粧料(棒状化粧料)。

Claims (5)

  1. 外周面に螺合部が形成される共に化粧料又は塗布体を備える化粧具と、前記化粧具の後部側が内挿される筒状を成しその内周面に前記化粧具外周面の前記螺合部に螺合し前記化粧具を着脱可能に装着する螺合部が形成された化粧具収容容器と、を具備する化粧容器において、
    前記化粧具の外周面又は前記化粧具収容容器の内周面の何れか一方に、略環状の弾性体を設け、
    前記化粧具と前記化粧具収容容器とを相対回転させての前記螺合部同士の螺合時に、前記化粧具が、前記化粧具収容容器に対する装着位置の直前又は当該装着位置に達すると、前記弾性体が乗り越える山部を前記化粧具の外周面又は前記化粧具収容容器の内周面の他方に設けたことを特徴とする化粧容器。
  2. 前記螺合部同士の螺合が始まってから、前記弾性体が前記山部に当接し、前記化粧具が前記装着位置の直前又は当該装着位置に達すると、前記弾性体が前記山部を乗り越える構成とされていることを特徴とする請求項1記載の化粧容器。
  3. 前記化粧具は、前記化粧具収容容器より先端側に突出する先端部の外周面に、軸線方向に延びる係合部を円周方向に複数備え、
    この化粧具先端部を覆う有底筒状を成し、その内周面に前記化粧具先端部の前記係合部に相対回転不能且つ軸線方向移動可能に係合する係合部が複数配設され、前記化粧具に対して着脱可能に装着されるキャップを具備したことを特徴とする請求項1又は2記載の化粧容器。
  4. 前記化粧具の前記化粧具収容容器に対する装着位置は、前記螺合部同士の螺合により前記化粧具と前記化粧具収容容器の対面部同士が当接し密着する位置であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の化粧容器。
  5. 前記弾性体は、Oリングであることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の化粧容器。
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