JP2004329701A - ゴルフカート - Google Patents

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Yoshikazu Sugiura
義和 杉浦
Setsuji Yamaguchi
節二 山口
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Golf System Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Golf System Co Ltd
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Abstract

【課題】危険な打ち込みを防止して安全性の高いプレーを確保するための機能を有するゴルフカートを提供する。
【解決手段】前方のパーティ及び自己のパーティの夫々のプレーヤの送信機33からアンテナを介して送信された位置情報信号を、自己のゴルフカートの受信機26が受信してメインCPU21に入力し、メインCPU21は、この位置情報に基づいて、自己のゴルフカートに所属するプレーヤがプレーをして良いかどうかを判断する判断手段を有し、この判断手段によるプレーの可否情報を、例えば液晶画面でなる表示手段24に表示して、プレーヤに報知する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はゴルフ場でゴルフバック等を運搬するゴルフカートに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、ゴルフ場でのプレーは、図5に示すように、ティーグランド50からグリーン53に向かって各プレーヤがパーティ毎にプレーをするが、打ち込み回避のために、前方のゴルフカート51に所属するプレーヤP1〜P4が、後続のゴルフカート52に所属するプレーヤがショットしても安全な距離Lと位置にいることを確認してから、ショットを開始する必要がある。その際の安全確認は、キャディがいたらキャディの業務の範囲であるが、近年のゴルフカート利用によるセルフ運転でのキャディなしプレーの際には、安全確認はプレィヤー自身に任されていた。
【0003】
安全確認をプレィヤー自身にのみ任せることなく、より安全を確保するために、ゴルフカートに位置情報受信手段を設け、ゴルフカートから後続のゴルフカートに向けて位置情報を発信し、後続のゴルフカートの表示器に映し出される前方ゴルフカートの位置を確認することで、前方への打ち込みを禁止するようにしているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−229709号公報
【0005】
【発明が解決しようする課題】
このように、後続のプレーヤの誤認による危険な打ち込みの発生と、ゴルフカートの位置情報だけでは、ゴルフカートは前方にあったとしても、前のパーティがゴルフカートを発進し忘れた場合など、それに所属するプレーヤはゴルフカートよりも後方にいる場合があり、後続のプレーヤがプレー可能と判断してプレーした場合に最後尾にいるプレーヤに打ち込む可能性があり、非常に危険であるといった問題があった。そこで、本発明は安全性の高いプレーを確保するための機能を有するゴルフカートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係るゴルフカートは、複数のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報信号をゴルフカートに送信する送信機を所有し、ゴルフカートは、送信された位置情報信号を受信する受信機と、プレーヤの位置情報に基づいてプレーの可否を判断する判断手段と、該判断手段によるプレーの可否情報をプレーヤに報知する報知手段とを有する構成とした。
【0007】
こうして、後続のプレーヤの誤認による危険な打ち込みの発生と、ゴルフカートは前方にあったとしても、前のパーティがゴルフカートを発進し忘れた場合など、それに所属するプレーヤはゴルフカートよりも後方にいる場合があっても、ゴルフカートの表示部でショット可(「打ち込み可」)またはショット不可(「打ち込み禁止」)を表示することができるので、安全性の高いプレーを確保するための機能を有するゴルフカートを得ることができる。
【0008】
本発明の請求項2に係るゴルフカートは、複数のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報信号をゴルフカートに送信する送信機と、ゴルフカートからの信号を受信する受信機を所有し、ゴルフカートは、送信された位置情報信号を受信する受信機と、プレーヤの位置情報に基づいてプレーの可否を判断する判断手段と、該判断手段によるプレーの可否情報を該ゴルフカートの送信機が夫々のプレーヤが所有する前記受信機にプレーの可否情報を送信する構成とした。
【0009】
こうして、後続のプレーヤの誤認による危険な打ち込みの発生と、ゴルフカートは前方にあったとしても、前のパーティがゴルフカートを発進し忘れた場合など、それに所属するプレーヤはゴルフカートよりも後方にいる場合があっても、夫々のプレーヤが所持する装置の表示部により、ショット可(「打ち込み可」)またはショット不可(「打ち込み禁止」)を表示することができるので、安全性の高いプレーを確保するための機能を有するゴルフカートを得ることができる。
【0010】
本発明の請求項3に係るゴルフカートは、請求項1または請求項2記載のゴルフカートにおいて、前記判断手段で判断されたプレーの可否は、後続のゴルフカートに設けられた受信機に送信され、該受信機の受信信号に基づいて報知手段により報知される構成とした。
【0011】
こうして、自己のゴルフカートの判断手段で判断されたプレーの可否は送信機により、後続のゴルフカートに設けられた受信機に送信され、この受信機の受信信号に基づいて後続のゴルフカートの表示手段により報知されるようにすることにより、後続のゴルフカートは前のパーティとその前のパーティのプレー状態を知ることができ、ショットの待機・準備の参考情報とすることができる。
【0012】
本発明の請求項4に係るゴルフカートは、請求項1または請求項2記載のゴルフカートにおいて、前記位置情報信号は後続のゴルフカートに送信され、該後続のゴルフカートに設けた判断手段によってプレーの可否を判断され、プレーの可否情報を報知手段によりプレーヤに報知される構成とした。
【0013】
こうして、前方のゴルフカートで整理したパーティの位置情報を後続のゴルフカートの送信することにより、この位置情報に基づいて、後続のゴルフカートに所属するプレーヤがプレーをして良いかどうかを判断してプレーの可否情報を表示部に表示してプレーヤに報知するので、後続のゴルフカートは前方のプレーヤのゴルフカートの位置情報を利用できるので、位置情報の収集を簡略化できる。
【0014】
本発明の請求項5に係るゴルフカートは、請求項4記載のゴルフカートにおいて、前記判断手段は、前方のゴルフカートに所属する最後尾のプレーヤの位置と後続のゴルフカートとの距離によってプレーの可否を判断する構成とした。
【0015】
こうして、通常、危険な打ち込みを回避するには、前方のゴルフカートに所属する最後尾のプレーヤの位置との関係に注意を払えば良いので、前方のゴルフカートに所属する最後尾のプレーヤの位置と後続のゴルフカートとの距離によってプレーの可否を判断することにより判断手段の処理を簡単に行うことができる。
【0016】
本発明の請求項6に係るゴルフカートは、請求項4記載のゴルフカートにおいて、前記判断手段は、前方のゴルフカートに所属する最後尾のプレーヤの位置と後続のゴルフカートに所属するプレーヤの位置によってプレーの可否を判断する構成とした。
【0017】
こうして、前記判断手段は、前方のゴルフカートに所属する最後尾のプレーヤの位置情報、即ち、緯度・経度を特定することにより方向と距離を考慮した情報と、後続のゴルフカートに所属する夫々のプレーヤの位置情報によってプレーの可否を判断するので、フェアウエイを外れた位置も考慮されるので、より正確なプレーの可否判断が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明は、ゴルフカートであれば、手動運転可能なゴルフカートあるいは誘導線に沿って走行する自動操向可能なゴルフカートのいずれでも適用対象とするものである。以下、本発明を適用したゴルフカートの実施の形態を図面に沿って説明する。図1は本出願人が開発した4〜5人乗りタイプの電動ゴルフカートの外観図、図2は制御ブロック図、図3はプレーヤの所持している位置検出器のブロック図、図4は安全確認の制御フロー図、図5は1ホールの概略図を示す。
【0019】
図1は電動タイプのゴルフカートを一例として示したものであり、自動、手動の切り替え手段のあるタイプであって、後部にゴルフバックを積載できる。電動ゴルフカ−ト1は、左右一対の前輪2及び後輪3により支持された車体フレーム4の上部を、フロントボデー及びバックボデーにより覆うと共に、車体の前方部に運転者用のフロントシート5と後方部にバックシート6とを設置して乗車部を構成し、フロントシート5での着座姿勢で操作可能にステアリングホイール7が取り付けて構成されている。上部には日除け、雨除けのためのルーフ8が設置されている。また、フロントガラスの上部には、例えば、液晶画面からなる表示部24が、ルーフ8の前方には送受信用のアンテナ9が設置されている。
【0020】
車体前部には、図示しないが、地下に埋設された誘導線の誘導電流を検出するセンサと、所定の場所の地下に埋設された磁石を検知するマグネットセンサが取り付けられている。カートの車体フレーム4上には、バッテリーの充電装置が搭載され、全体の制御を行う制御回路部も配置されている。
【0021】
電動ゴルフカートの制御系統は、概略的に、コントロールボックスのマイコンと、操作部、ステアリング部、センサ部、電源部、モータ部、パーキング部およびメインブレーキ部等から構成されている。次に、電動ゴルフカートの制御系構成を図2により説明する。動力部であるモータ部は、走行モータ13、メインブレーキ(MB)モータ14、自動/手動切り替え用のハンドルモータ15、パーキングブレーキ用(PB)モータ16、ステアリング用(SM)モータ17で構成している。
【0022】
走行モータ13にはモータコントローラ18を設け、メインブレーキモータ14、ハンドルモータ15、ステアリングモータ17には夫々の制御部が設られ、各モータはメインCPU(マイコン)21により夫々の制御部を介して制御を行なっている。
【0023】
動力部のバッテリー11は走行モータ13の動力源である走行バッテリー11と制御系の電源である制御用バッテリー12からなり、走行前にカートハウス等において、それぞれ充電装置10を介して充電されている。
【0024】
ステアリング部の制御系は、誘導センサ19、ハンドルに連動されたトルクセンサを有し、トルクセンサはステアリングの操作量を検出する手段として配置されている。エンコーダはカートの速度を検出してメインCPU21に出力する。受信器26はプレーヤあるいはキャディーの手元にあるリモコン25からの送信信号を受信して、メインCPU21に入力して、ゴルフカートの走行、停止制御を行なう。
【0025】
誘導センサ19の出力は誘導センサ処理用CPU22に入力され、自動走行する場合に、カート道(走行路)に沿って埋設された誘導線に流れる誘導電流を検知して左右の走行方向の操縦を行なうための指令信号を形成し、メインCPU21に出力する。また、マグネットセンサ20は埋設されたマグネット配列による速度、停止等の制御情報を読み取り、その出力はマグネットセンサ処理CPU23に入力され、自動走行する場合の運転情報をメインCPU21に出力する。こうしてカートの運転状態は表示部24に表示される。
【0026】
またメインCPU21には、複数のプレーヤがそれぞれ所持する送信機からの情報を受信する受信機26と、夫々のプレーヤが所有する受信機に情報を送信する送信機27が接続されている。
【0027】
このような構成の乗用ゴルフカートを手動運転を行う場合には、自動運転切替レバーを「手動」にすると、手動走行モードになり、通常の乗用ゴルフカートと同じようにハンドル7を操作することにより、ハンドルの左方向または右方向への回転に応動するトルクセンサのステアリングの操作量を検出する手段が作動し、メインCPU21を介してステアリングモータを左方向または右方向に回転させる。そして、ハンドル(ステアリング)の操作とアクセル、ブレーキの操作によって、プレーヤ自身による操作で前進、後進の運転ができる。
【0028】
次に、自動走行する場合は、自動運転切替レバーを「自動」にすると、自動走行モードとなる。そのとき、カート道(走行路)に沿って埋設された誘導線に流れる誘導電流を誘導信号として左右の誘導センサ19で検出し、出力は誘導センサ処理用CPU22に入力され、増幅、検波した後、差動出力を得て左右の走行方向の操縦を行なうための指令信号を形成しメインCPU21に出力される。
【0029】
また、マグネットセンサ20は埋設されたマグネット配列による速度、停止等の制御情報を読み取り、その出力はマグネットセンサ処理用CPU23に入力され、自動走行する場合の運転情報をメインCPU21に出力する。カートはメインCPU21の指令により自動操縦と自動増・減速、自動停止を行いながらカート道を走行する。自動走行中にカートの始動、停止をリモコン25の操作により行なうこともできる。
【0030】
通常、ゴルフ場でのプレーは、前方のゴルフカートに所属する各プレーヤと自己のゴルフカートに所属する各プレーヤが所定の距離を保ち、打ち込みをしないように心掛けてプレーをしなければならない。例えば、図5に示すように、ティーグランド50からグリーン53に向かって各プレーヤがパーティ毎にプレーを行っているが、危険な打ち込みの回避のために、前方のゴルフカート51に所属するプレーヤP1〜P4が、後続のゴルフカート52に所属するプレーヤがショットしても安全な距離Lを保っている位置にいることを確認してから、ショットを開始する必要がある。このことはフェアーウエイの途中においても同様である。
【0031】
そこで、本発明においては、プレー中の複数のプレーヤには、図3(A)に示すように、衛星から位置情報を受信する受信機31と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路32と、得られた各々の位置情報信号をゴルフカートに送信する送信機33をセットにした装置を所持させている。
【0032】
受信機31は、周知なGPSシステムを利用して、衛星からの位置情報を受信して、制御回路32により自己の位置を演算し、送信機33で夫々のプレーヤの位置情報、即ち図3(B)に示す、プレーヤの識別信号Aと緯度・経度情報信号Bから構成される位置情報を、ゴルフカートの受信機26に対して送信するようにしている。ここで、GPSシステムを利用した距離測定の方法についても、例えば、特開平5−27678号等に周知である。
【0033】
前方のパーティ及び自己のパーティの夫々のプレーヤの送信機33から送信された位置情報信号を、自己のゴルフカートの受信機26が受信してメインCPU21に入力し、メインCPU21は、この位置情報に基づいて、自己のゴルフカートに所属するプレーヤがプレーをして良いかどうかを判断する判断手段を有し、この判断手段によるプレーの可否情報を、例えば液晶画面でなる表示部24に表示して、プレーヤに報知する。
【0034】
表示部24への報知方法としては、例えば、ショット可(「打ち込み可」)の場合は表示画面のバックを青にし、ショット不可(「打ち込み禁止」)の場合は表示画面のバックを赤にするような簡単なものから、対象のプレーヤの位置を図示し、併せて距離を表示して警告メーセージを表示するようにすることも可能である。
【0035】
また、自己のゴルフカートのメインCPU21の判断手段で判断されたプレーの可否は送信機27により、後続のゴルフカートに設けられた受信機26に送信され、この受信機の受信信号に基づいて後続のゴルフカートの表示部24により報知されるようにすることも可能である。このことにより、後続のゴルフカートは前のパーティとその前のパーティのプレー状態を知ることができ、ショットの待機・準備の参考情報となる。
【0036】
また、自己のゴルフカートに所属するプレーヤの位置情報信号を送信機27により、後続のゴルフカートに設けられた受信機26に送信し、この位置情報信号に基づいて、後続のゴルフカートのメインCPU21の判断手段によってプレーの可否を判断し、プレーの可否情報を表示部24に表示して、プレーヤに報知することができる。
【0037】
このように、前方のゴルフカートの送信機27から前方のプレーヤの位置信号を出力することで、プレーヤの送信機33から後続のゴルフカートに直接出力する場合に比べて送信機33の出力が小さくて済み、消費電力を小さくすることができると共に、送信機33をコンパクトにすることができる。
【0038】
このことを図5で説明すると、夫々のプレーヤP1〜P4の送信機33から送信された位置情報信号を、自己のゴルフカートの受信機26が受信してメインCPU21に入力し、メインCPU21は自己のパーティの位置情報を整理して送信機27により、後続のゴルフカート52の受信機26に送信されてメインCPU21に入力し、メインCPU21は、この位置情報に基づいて、後続のゴルフカート52に所属するプレーヤがプレーをして良いかどうかを判断する判断手段によるプレーの可否情報を表示部24に表示して、プレーヤに報知する。これにより、後続のゴルフカート52は前方のプレーヤのゴルフカート51の位置情報を利用できるので、位置情報の収集を簡略化できる。
【0039】
また通常、危険な打ち込みを回避するには、前方のゴルフカートに所属する最後尾のプレーヤの位置との関係に注意を払えば良いので、前記判断手段は、前方のゴルフカートに所属する最後尾のプレーヤの位置と後続のゴルフカートとの距離によってプレーの可否を判断するように構成することができる。
【0040】
本実施の形態においては、前方のプレーヤの位置情報信号を、前方のゴルフカートを介して後方のゴルフカートに送信したが、各々のゴルフカートが前方のプレーヤの位置信号と自己のプレーヤの位置信号とを直接入力して、打ち込みの可否を判断しても構わない。
【0041】
この場合における安全確認のための手順を、図4のプレー可否判断のフローにより説明する。ステップS1で処理がスタートする。ステップS2で、前方のパーテイのプレーヤの最後尾位置を入力する。ステップS3で、自己のパーテイのプレーヤの位置を入力する、ステップS4で、前方のパーテイの最後尾のプレーヤと自己のパーテイのプレーヤとの距離を計測する。
【0042】
ステップS5で、両者の距離が300m離れているかどうかを判定する(一般のプレーヤの安全距離は300mで十分である)。もし、300m離れていれば、ステップS6に至り、「打ち込み可」(ショット可)を表示器に表示して報知する。もし、300m離れていなければ、ステップS7に至り、「打ち込み禁止」(ショット不可)を表示器に表示して報知する。この処理を繰り返す。
【0043】
更に、前記判断手段は、前方のゴルフカートに所属する最後尾のプレーヤの位置情報、即ち、緯度・経度を特定することにより方向と距離を考慮した情報と後続のゴルフカートに所属する夫々のプレーヤの位置情報によってプレーの可否を判断するように構成することができる。このことにより、フェアウエイを外れた位置も考慮されるので、単に距離のみで判断するよりも、より正確なプレーの可否判断が可能となる。
【0044】
以上の説明は、メインCPU21は位置情報に基づいて、後続のゴルフカート52に所属するプレーヤがプレーをして良いかどうかを判断する判断手段によるプレーの可否情報を、ゴルフカートの表示手段24に表示して、プレーヤに報知するようにしたが、他の実施形態として、複数のプレーヤには、衛星から位置情報を受信する受信機31と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報をゴルフカートに送信する送信機32と、ゴルフカートからの信号を受信する受信機とからなるセットを所持させて、ゴルフカートで判断されたプレーの可否情報を、ゴルフカートの送信機27が夫々のプレーヤが所有する前記受信機に送信することにより、夫々のプレーヤに青、赤のランプ表示灯で報知するような構成をとることもできる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、本発明のゴルフカートは、プレーヤの勝手な判断でプレーを継続することがないので危険な打ち込みを未然に防止し安全を確保できると共に、前のパーティがゴルフカートを発進し忘れた場合でも、前のパーティの最後尾のプレーヤーを基にショット(打ちこみ)の可否を判断するので、安全にプレーができプレーの進行を妨げることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴルフカートの外観図。
【図2】制御ブロック図。
【図3】プレーヤ所持の位置検出器のブロック図。
【図4】安全確認の制御フロー図。
【図5】1ホールの概略図。
【符号の説明】
1 ゴルフカート
2,3 前・後輪
4 車体フレーム
5 前シート
6 後シート
7 ステアリグホイール器
8 ルーフ
9 送受信アンテナ
10 充電装置
11、12 バッテリー
13 走行モータ
14〜17 各部制御用モータ
18 モータコントローラ
19 誘導センサ
20 マグネットセンサ
21 メインCPU(マイコン)
22 誘導センサ処理用CPU
23 マグネットセンサ処理用CPU
24 表示部
25 リモコン
26、31 受信機
27、33 送信機
32 制御回路
51,52 ゴルフカート

Claims (6)

  1. 複数のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報信号をゴルフカートに送信する送信機を所有し、ゴルフカートは、送信された位置情報信号を受信する受信機と、プレーヤの位置情報に基づいてプレーの可否を判断する判断手段と、該判断手段によるプレーの可否情報をプレーヤに報知する報知手段とを有することを特徴とするゴルフカート。
  2. 複数のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報信号をゴルフカートに送信する送信機と、ゴルフカートからの信号を受信する受信機を所有し、ゴルフカートは、送信された位置情報信号を受信する受信機と、プレーヤの位置情報に基づいてプレーの可否を判断する判断手段と、該判断手段によるプレーの可否情報を該ゴルフカートの送信機が夫々のプレーヤが所有する前記受信機にプレーの可否情報を送信することを特徴とするゴルフカート。
  3. 前記判断手段で判断されたプレーの可否は、後続のゴルフカートに設けられた受信機に送信され、該受信機の受信信号に基づいて報知手段により報知されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のゴルフカート。
  4. 前記位置情報信号は後続のゴルフカートに送信され、該後続のゴルフカートに設けた判断手段によってプレーの可否を判断され、プレーの可否情報を報知手段によりプレーヤに報知されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のゴルフカート。
  5. 前記判断手段は、前方のゴルフカートに所属する最後尾のプレーヤの位置と後続のゴルフカートとの距離によってプレーの可否を判断することを特徴とする請求項4記載のゴルフカート。
  6. 前記判断手段は、前方のゴルフカートに所属する最後尾のプレーヤの位置と後続のゴルフカートに所属するプレーヤの位置によってプレーの可否を判断することを特徴とする請求項4記載のゴルフカート。
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