JP2004329704A - ゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システム - Google Patents
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Abstract
【課題】プレーヤの移動軌跡が自動で計測でき、ゴルフのスコア管理も簡単にできるゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムを提供する。
【解決手段】各々のプレーヤが所有する位置検出器の送信機３３は夫々のプレーヤの位置情報をゴルフカートの受信機２６に対して送信し、更にゴルフカートの送信機２７により、信号が管理棟の受信機に送信される。この所定のパルスが出力する毎に、管理棟の受信機で受信され、前記計測器で計測される。そして管理棟の出力装置４４は、ゴルフ場のレイアウト上に前記計測計で計測されるプレーヤの移動軌跡と共に所定のパルスが入力された位置を、図６の移動軌跡とショット信号が入力された場所を表わす小丸印のように、画像情報として表示し、同時に、前記計測計で計測されるプレーヤの移動距離を集計して出力表示する。
【選択図】 図６
【解決手段】各々のプレーヤが所有する位置検出器の送信機３３は夫々のプレーヤの位置情報をゴルフカートの受信機２６に対して送信し、更にゴルフカートの送信機２７により、信号が管理棟の受信機に送信される。この所定のパルスが出力する毎に、管理棟の受信機で受信され、前記計測器で計測される。そして管理棟の出力装置４４は、ゴルフ場のレイアウト上に前記計測計で計測されるプレーヤの移動軌跡と共に所定のパルスが入力された位置を、図６の移動軌跡とショット信号が入力された場所を表わす小丸印のように、画像情報として表示し、同時に、前記計測計で計測されるプレーヤの移動距離を集計して出力表示する。
【選択図】 図６
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
ゴルフのプレーヤには、そのスコアを競いつつ、より重点的に日頃の運動不足を解消することを目的にする人も少なくない。特に、広々した景色の中でボールを追うことにより、知らず知らずに徒歩での移動量が積分され、適度の運動量が確保されることになる。
【０００３】
従来、ボールの位置をプレーヤが所持する発振器で発信することにより、プレー終了後に地図入りデータによって記録するゴルフプレー記録作成システムが知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００４】
【特許文献１】
特開平９−２２９７０９号公報
【０００５】
【発明が解決しようする課題】
しかしながら、健康のためにゴルフを行う人にとっては、従来のシステムではボールの軌跡は分かってもプレーヤの移動軌跡が表示されないため、どれだけ歩行して運動量がどの程度であるかが分からないという問題があった。そこで、本発明はプレーヤの移動軌跡が自動で計測でき、健康管理を行い易くすると共に、ゴルフのスコア管理も簡単にできるゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の請求項１に係るゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備えた構成とした。
【０００７】
こうして、ＧＰＳを利用してプレーヤの移動軌跡と移動距離が自動で計測でき、管理棟でプレー終了後に出力装置で出力してくれるので、健康管理を行い易くすると共に、ゴルフのスコア管理も簡単にできる。
【０００８】
本発明の請求項２に係るゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、ゴルフ場のレイアウト上にプレーヤの移動軌跡と共に前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備えた構成とした。
【０００９】
こうして、ＧＰＳを利用してプレーヤの移動軌跡と移動距離が自動で計測でき、管理棟でプレー終了後に出力装置により、ゴルフ場のレイアウト上にプレーヤの移動軌跡と共に前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力してくれるので、プレーヤの運動量は一目瞭然となり健康管理を行い易くすると共に、ゴルフのスコア管理も簡単にできる。
【００１０】
本発明の請求項３に係るゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備え、各々のプレーヤが所有する送信機からの位置信号は、ゴルフカートに設けられた受信機で受信され、更に送信機により前記管理棟の受信機に送信されるように構成した。
【００１１】
本発明の請求項４に係るゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備え、ゴルフカート毎に識別コードが付与されており、ゴルフカートの判断手段により識別される各々のプレーヤが所有する送信機からの位置信号は、ゴルフカートに設けられた受信機で受信され、更に送信機により前記管理棟の受信機に送信されるように構成した。
【００１２】
こうして、各々のプレーヤが所有する送信機はゴルフカート毎に識別コードが付与されており、同じパーティのプレーヤのデータを効率良く集計して、ＧＰＳを利用してプレーヤの移動軌跡と移動距離が自動で計測でき、管理棟でプレー終了後に出力装置で出力してくれるので、健康管理を行い易くすると共に、ゴルフのスコア管理も簡単にできる。
【００１３】
本発明の請求項５に係るゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備え、前記各々のプレーヤが所有する送信機は、所定のパルスを出力するショットスイッチが設けてあり、該所定のパルスが出力する度に管理棟の受信機で受信され、前記計測器で計測され前記出力装置で出力されるように構成した。
【００１４】
本発明の請求項６に係るゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備え、前記各々のプレーヤが所有する送信機は、所定のパルスを出力するショットスイッチが設けてあり、該所定のパルスが出力する度に管理棟の受信機で受信され、前記計測器で計測されて、前記出力装置でゴルフ場のレイアウト上に前記計測装置で計測されるプレーヤの移動軌跡と共に所定のパルスが入力された位置を出力表示されるように構成した。
【００１５】
こうして、プレーヤが所有する送信機にショットスイッチが設けられることにより、ＧＰＳを利用してプレーヤの移動軌跡にショット位置を表示でき、スコアの計算と移動距離が自動で計測でき、管理棟でプレー終了後に出力装置により、ゴルフ場のレイアウト上にプレーヤの移動軌跡と共に前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力してくれるので、プレーヤの運動量は一目瞭然となり健康管理を行い易くすると共に、ゴルフのスコア管理も簡単にできる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
本発明に使用されるゴルフカートは、手動運転可能なゴルフカートあるいは誘導線に沿って走行する自動操向可能なゴルフカートのいずれでもよい。以下、本発明に使用されるゴルフカートの実施の形態を図面に沿って説明する。図１は本出願人が開発した４〜５人乗りタイプの電動ゴルフカートの外観図、図２は制御ブロック図、図３はプレーヤの所持している位置検出器のブロック図、図４は管理棟のシステム構成の概略図、図５は管理棟での移動距離の演算処理のフロー図、図６は１ホールの移動軌跡図を示す。
【００１７】
図１は電動タイプのゴルフカートを一例として示したものであり、自動、手動の切り替え手段のあるタイプであって、後部にゴルフバックを積載できる。電動ゴルフカ−ト１は、左右一対の前輪２及び後輪３により支持された車体フレーム４の上部を、フロントボデー及びバックボデーにより覆うと共に、車体の前方部に運転者用のフロントシート５と後方部にバックシート６とを設置して乗車部を構成し、フロントシート５での着座姿勢で操作可能にステアリングホイール７が取り付けて構成されている。上部には日除け、雨除けのためのルーフ８が設置されている。また、フロントガラスの上部には、例えば、液晶画面からなる表示部２４が、ルーフ８の前方には送受信用のアンテナ９が設置されている。
【００１８】
車体前部には、図示しないが、地下に埋設された誘導線の誘導電流を検出するセンサと、所定の場所の地下に埋設された磁石を検知するマグネットセンサが取り付けられている。カートの車体フレーム４上には、バッテリーの充電装置が搭載され、全体の制御を行う制御回路部も配置されている。
【００１９】
電動ゴルフカートの制御系統は、概略的に、コントロールボックスのマイコンと、操作部、ステアリング部、センサ部、電源部、モータ部、パーキング部およびメインブレーキ部等から構成されている。次に、電動ゴルフカートの制御系構成を図２により説明する。動力部であるモータ部は、走行モータ１３、メインブレーキ（ＭＢ）モータ１４、自動／手動切り替え用のハンドルモータ１５、パーキングブレーキ用（ＰＢ）モータ１６、ステアリング用（ＳＭ）モータ１７で構成している。
【００２０】
走行モータ１３にはモータコントローラ１８を設け、メインブレーキモータ１４、ハンドルモータ１５、ステアリングモータ１７には夫々の制御部が設られ、各モータはメインＣＰＵ（マイコン）２１により夫々の制御部を介して制御を行なっている。
【００２１】
動力部のバッテリー１１は走行モータ１３の動力源である走行バッテリー１１と制御系の電源である制御用バッテリー１２からなり、走行前にカートハウス等において、それぞれ充電装置１０を介して充電されている。
【００２２】
ステアリング部の制御系は、誘導センサ１９、ハンドルに連動されたトルクセンサを有し、トルクセンサはステアリングの操作量を検出する手段として配置されている。エンコーダはカートの速度を検出してメインＣＰＵ２１に出力する。受信器２６はプレーヤあるいはキャディーの手元にあるリモコン２５からの送信信号を受信して、メインＣＰＵ２１に入力して、ゴルフカートの走行、停止制御を行なう。
【００２３】
誘導センサ１９の出力は誘導センサ処理用ＣＰＵ２２に入力され、自動走行する場合に、カート道（走行路）に沿って埋設された誘導線に流れる誘導電流を検知して左右の走行方向の操縦を行なうための指令信号を形成し、メインＣＰＵ２１に出力する。また、マグネットセンサ２０は埋設されたマグネット配列による速度、停止等の制御情報を読み取り、その出力はマグネットセンサ処理ＣＰＵ２３に入力され、自動走行する場合の運転情報をメインＣＰＵ２１に出力する。こうしてカートの運転状態は表示部２４に表示される。
【００２４】
またメインＣＰＵ２１には、複数のプレーヤがそれぞれ所持する送信機からの情報を受信する受信機２６と、夫々のプレーヤが所有する受信機に情報を送信する送信機２７が接続されている。
【００２５】
このような構成の乗用ゴルフカートを手動運転を行う場合には、自動運転切替レバーを「手動」にすると、手動走行モードになり、通常の乗用ゴルフカートと同じようにハンドル７を操作することにより、ハンドルの左方向または右方向への回転に応動するトルクセンサのステアリングの操作量を検出する手段が作動し、メインＣＰＵ２１を介してステアリングモータを左方向または右方向に回転させる。そして、ハンドル（ステアリング）の操作とアクセル、ブレーキの操作によって、プレーヤ自身による操作で前進、後進の運転ができる。
【００２６】
次に、自動走行する場合は、自動運転切替レバーを「自動」にすると、自動走行モードとなる。そのとき、カート道（走行路）に沿って埋設された誘導線に流れる誘導電流を誘導信号として左右の誘導センサ１９で検出し、出力は誘導センサ処理用ＣＰＵ２２に入力され、増幅、検波した後、差動出力を得て左右の走行方向の操縦を行なうための指令信号を形成しメインＣＰＵ２１に出力される。
【００２７】
また、マグネットセンサ２０は埋設されたマグネット配列による速度、停止等の制御情報を読み取り、その出力はマグネットセンサ処理用ＣＰＵ２３に入力され、自動走行する場合の運転情報をメインＣＰＵ２１に出力する。カートはメインＣＰＵ２１の指令により自動操縦と自動増・減速、自動停止を行いながらカート道を走行する。自動走行中にカートの始動、停止をリモコン２５の操作により行なうこともできる。
【００２８】
通常、ゴルフ場でのプレーは、前方のパーティのプレーヤと自己のパーティの各プレーヤが所定の距離を保ち、危険な打ち込みをしないように心掛けてプレーを行っている。
【００２９】
本発明のゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムにおいては、プレー中の複数のプレーヤは、図３（Ａ）に示すように、衛星から周知なＧＰＳシステムを利用して位置情報を受信する受信機３１と、受信した位置情報に基づいて、図３（Ｂ）の信号Ｂのような各々の位置情報、即ち、経度・緯度情報信号を得る制御回路３２と、得られた各々のプレーヤの位置情報をゴルフカートに送信する送信機３３をセットにした位置検出器を所持している。
【００３０】
ゴルフ場の管理棟には、図４に示すように、送信機２６からの位置信号を受信する受信機４１と、該受信機４１で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器を内装する制御回路４３と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して画像情報として出力する出力装置４４とプリンタ４５を備えている。
【００３１】
各々のプレーヤが所有する送信機３３は、所属するゴルフカート毎に、カートの識別コードが、図３（Ｂ）の信号Ａとして付与されており、ゴルフカートのメインＣＰＵ２１の判断手段はプレーヤがどのゴルフカートに所属するものであるかを識別する。
【００３２】
また、各々のプレーヤが所有する位置検出器の送信機３３には、プレーヤがショットするたびに、図３（Ｂ）の信号Ｃに示す、所定のパルスを出力するショットスイッチ（図示せず）が設けてある。
【００３３】
位置検出器の送信機３３は夫々のプレーヤの位置情報をゴルフカートの受信機２６に対して所定時間毎に送信し、更にゴルフカートの送信機２７により、図３（Ｂ）のＡ、Ｂ、Ｃ信号が同時に管理棟の受信機に送信される。この所定のパルスが出力する毎に、管理棟の受信機で受信され、前記計測器で計測される。この時、ゴルフカートの送信機２７から送信されるのは、ゴルフカートには走行用の大きな電源が備えられているため、安定して信号を送信するためである。
【００３４】
そして管理棟の出力装置４４は、ゴルフ場のレイアウト上に前記計測計で計測されるプレーヤの移動軌跡と共に所定のパルスが入力された位置を、図６の移動軌跡とショット信号が入力された場所を表わす小丸印のように、画像情報として表示し、同時に、前記計測計で計測されるプレーヤの移動距離を集計して出力表示する。
【００３５】
ＧＰＳを利用して移動軌跡を求め、また移動距離を集計する手法としては、例えば、特開２０００−２４１１９３号公報、特開２００２−３０６６６０号公報等に公知の手段を利用できる。
【００３６】
図６の例では、パー４の３番ホールにおいて、６回ショットを打っているので、このホールのスコアは６となる。また、移動軌跡の総合計を計算すると、８００ｍとなっている。このようにコース毎に総距離を示す。更に、トータルのスコア及び移動距離を表示している。
【００３７】
次に、図５の移動距離の演算処理のフローにより管理棟での処理手順を説明する。ステップＳ１で処理をスタートする。ステップＳ２で、プレーヤの位置信号（信号Ｂ）を入力する。次にステップＳ３で、プレーヤの識別信号（信号Ａ）を入力し、ステップＳ４で、プレーヤ毎の情報をメモリに記憶する。
【００３８】
次にステップＳ５で、メモリに記憶されたプレーヤ毎の情報を利用して、前回の位置との距離を計測する。ステップＳ６で、求めた距離を加算して集計する。次にステップＳ７で、ショット信号（信号Ｃ）の入力があるかどうかを判定する。もし、ショット信号の入力がなければ（Ｎｏ）、ステップ２に戻る。もし、ショット信号の入力があれば（Ｙｅｓ）、ショツト位置をメモリに記憶してステップ２に戻る。この動作を順次繰り返して全コースの移動軌跡とトータル移動距離を求め、図６のような表示画面を得ることができる。
【００３９】
【発明の効果】
以上のように、本発明のゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、プレーヤが所有する送信機にショットスイッチを設けることにより、ＧＰＳを利用してプレーヤの移動軌跡にショット位置を表示できる。そして、スコアの計算と移動距離が自動で計測でき、管理棟でプレー終了後に出力装置により、ゴルフ場のレイアウト上にプレーヤの移動軌跡と共に前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力してくれるので、プレーヤの運動量は一目瞭然となり健康管理を行い易くすると共に、ゴルフのスコア管理も簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ゴルフカートの外観図。
【図２】制御ブロック図。
【図３】プレーヤ所持の位置検出器のブロック図。
【図４】管理棟のシステム構成の概略図。
【図５】管理棟での移動距離の演算処理のフロー図。
【図６】１ホールの移動軌跡図。
【符号の説明】
１ ゴルフカート
２，３ 前・後輪
４ 車体フレーム
５ 前シート
６ 後シート
７ ステアリグホイール器
８ ルーフ
９ 送受信アンテナ
１０ 充電装置
１１、１２ バッテリー
１３ 走行モータ
１４〜１７ 各部制御用モータ
１８ モータコントローラ
１９ 誘導センサ
２０ マグネットセンサ
２１ メインＣＰＵ（マイコン）
２２ 誘導センサ処理用ＣＰＵ
２３ マグネットセンサ処理用ＣＰＵ
２４ 表示部
２５ リモコン
２６、３１ 受信機
２７、３３ 送信機
３２、４３ 制御回路
４１ 管理棟の受信機
４２ メモリ
４４ 出力回路
４５ プリンタ
【発明の属する技術分野】
本発明はゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
ゴルフのプレーヤには、そのスコアを競いつつ、より重点的に日頃の運動不足を解消することを目的にする人も少なくない。特に、広々した景色の中でボールを追うことにより、知らず知らずに徒歩での移動量が積分され、適度の運動量が確保されることになる。
【０００３】
従来、ボールの位置をプレーヤが所持する発振器で発信することにより、プレー終了後に地図入りデータによって記録するゴルフプレー記録作成システムが知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００４】
【特許文献１】
特開平９−２２９７０９号公報
【０００５】
【発明が解決しようする課題】
しかしながら、健康のためにゴルフを行う人にとっては、従来のシステムではボールの軌跡は分かってもプレーヤの移動軌跡が表示されないため、どれだけ歩行して運動量がどの程度であるかが分からないという問題があった。そこで、本発明はプレーヤの移動軌跡が自動で計測でき、健康管理を行い易くすると共に、ゴルフのスコア管理も簡単にできるゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の請求項１に係るゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備えた構成とした。
【０００７】
こうして、ＧＰＳを利用してプレーヤの移動軌跡と移動距離が自動で計測でき、管理棟でプレー終了後に出力装置で出力してくれるので、健康管理を行い易くすると共に、ゴルフのスコア管理も簡単にできる。
【０００８】
本発明の請求項２に係るゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、ゴルフ場のレイアウト上にプレーヤの移動軌跡と共に前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備えた構成とした。
【０００９】
こうして、ＧＰＳを利用してプレーヤの移動軌跡と移動距離が自動で計測でき、管理棟でプレー終了後に出力装置により、ゴルフ場のレイアウト上にプレーヤの移動軌跡と共に前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力してくれるので、プレーヤの運動量は一目瞭然となり健康管理を行い易くすると共に、ゴルフのスコア管理も簡単にできる。
【００１０】
本発明の請求項３に係るゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備え、各々のプレーヤが所有する送信機からの位置信号は、ゴルフカートに設けられた受信機で受信され、更に送信機により前記管理棟の受信機に送信されるように構成した。
【００１１】
本発明の請求項４に係るゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備え、ゴルフカート毎に識別コードが付与されており、ゴルフカートの判断手段により識別される各々のプレーヤが所有する送信機からの位置信号は、ゴルフカートに設けられた受信機で受信され、更に送信機により前記管理棟の受信機に送信されるように構成した。
【００１２】
こうして、各々のプレーヤが所有する送信機はゴルフカート毎に識別コードが付与されており、同じパーティのプレーヤのデータを効率良く集計して、ＧＰＳを利用してプレーヤの移動軌跡と移動距離が自動で計測でき、管理棟でプレー終了後に出力装置で出力してくれるので、健康管理を行い易くすると共に、ゴルフのスコア管理も簡単にできる。
【００１３】
本発明の請求項５に係るゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備え、前記各々のプレーヤが所有する送信機は、所定のパルスを出力するショットスイッチが設けてあり、該所定のパルスが出力する度に管理棟の受信機で受信され、前記計測器で計測され前記出力装置で出力されるように構成した。
【００１４】
本発明の請求項６に係るゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備え、前記各々のプレーヤが所有する送信機は、所定のパルスを出力するショットスイッチが設けてあり、該所定のパルスが出力する度に管理棟の受信機で受信され、前記計測器で計測されて、前記出力装置でゴルフ場のレイアウト上に前記計測装置で計測されるプレーヤの移動軌跡と共に所定のパルスが入力された位置を出力表示されるように構成した。
【００１５】
こうして、プレーヤが所有する送信機にショットスイッチが設けられることにより、ＧＰＳを利用してプレーヤの移動軌跡にショット位置を表示でき、スコアの計算と移動距離が自動で計測でき、管理棟でプレー終了後に出力装置により、ゴルフ場のレイアウト上にプレーヤの移動軌跡と共に前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力してくれるので、プレーヤの運動量は一目瞭然となり健康管理を行い易くすると共に、ゴルフのスコア管理も簡単にできる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
本発明に使用されるゴルフカートは、手動運転可能なゴルフカートあるいは誘導線に沿って走行する自動操向可能なゴルフカートのいずれでもよい。以下、本発明に使用されるゴルフカートの実施の形態を図面に沿って説明する。図１は本出願人が開発した４〜５人乗りタイプの電動ゴルフカートの外観図、図２は制御ブロック図、図３はプレーヤの所持している位置検出器のブロック図、図４は管理棟のシステム構成の概略図、図５は管理棟での移動距離の演算処理のフロー図、図６は１ホールの移動軌跡図を示す。
【００１７】
図１は電動タイプのゴルフカートを一例として示したものであり、自動、手動の切り替え手段のあるタイプであって、後部にゴルフバックを積載できる。電動ゴルフカ−ト１は、左右一対の前輪２及び後輪３により支持された車体フレーム４の上部を、フロントボデー及びバックボデーにより覆うと共に、車体の前方部に運転者用のフロントシート５と後方部にバックシート６とを設置して乗車部を構成し、フロントシート５での着座姿勢で操作可能にステアリングホイール７が取り付けて構成されている。上部には日除け、雨除けのためのルーフ８が設置されている。また、フロントガラスの上部には、例えば、液晶画面からなる表示部２４が、ルーフ８の前方には送受信用のアンテナ９が設置されている。
【００１８】
車体前部には、図示しないが、地下に埋設された誘導線の誘導電流を検出するセンサと、所定の場所の地下に埋設された磁石を検知するマグネットセンサが取り付けられている。カートの車体フレーム４上には、バッテリーの充電装置が搭載され、全体の制御を行う制御回路部も配置されている。
【００１９】
電動ゴルフカートの制御系統は、概略的に、コントロールボックスのマイコンと、操作部、ステアリング部、センサ部、電源部、モータ部、パーキング部およびメインブレーキ部等から構成されている。次に、電動ゴルフカートの制御系構成を図２により説明する。動力部であるモータ部は、走行モータ１３、メインブレーキ（ＭＢ）モータ１４、自動／手動切り替え用のハンドルモータ１５、パーキングブレーキ用（ＰＢ）モータ１６、ステアリング用（ＳＭ）モータ１７で構成している。
【００２０】
走行モータ１３にはモータコントローラ１８を設け、メインブレーキモータ１４、ハンドルモータ１５、ステアリングモータ１７には夫々の制御部が設られ、各モータはメインＣＰＵ（マイコン）２１により夫々の制御部を介して制御を行なっている。
【００２１】
動力部のバッテリー１１は走行モータ１３の動力源である走行バッテリー１１と制御系の電源である制御用バッテリー１２からなり、走行前にカートハウス等において、それぞれ充電装置１０を介して充電されている。
【００２２】
ステアリング部の制御系は、誘導センサ１９、ハンドルに連動されたトルクセンサを有し、トルクセンサはステアリングの操作量を検出する手段として配置されている。エンコーダはカートの速度を検出してメインＣＰＵ２１に出力する。受信器２６はプレーヤあるいはキャディーの手元にあるリモコン２５からの送信信号を受信して、メインＣＰＵ２１に入力して、ゴルフカートの走行、停止制御を行なう。
【００２３】
誘導センサ１９の出力は誘導センサ処理用ＣＰＵ２２に入力され、自動走行する場合に、カート道（走行路）に沿って埋設された誘導線に流れる誘導電流を検知して左右の走行方向の操縦を行なうための指令信号を形成し、メインＣＰＵ２１に出力する。また、マグネットセンサ２０は埋設されたマグネット配列による速度、停止等の制御情報を読み取り、その出力はマグネットセンサ処理ＣＰＵ２３に入力され、自動走行する場合の運転情報をメインＣＰＵ２１に出力する。こうしてカートの運転状態は表示部２４に表示される。
【００２４】
またメインＣＰＵ２１には、複数のプレーヤがそれぞれ所持する送信機からの情報を受信する受信機２６と、夫々のプレーヤが所有する受信機に情報を送信する送信機２７が接続されている。
【００２５】
このような構成の乗用ゴルフカートを手動運転を行う場合には、自動運転切替レバーを「手動」にすると、手動走行モードになり、通常の乗用ゴルフカートと同じようにハンドル７を操作することにより、ハンドルの左方向または右方向への回転に応動するトルクセンサのステアリングの操作量を検出する手段が作動し、メインＣＰＵ２１を介してステアリングモータを左方向または右方向に回転させる。そして、ハンドル（ステアリング）の操作とアクセル、ブレーキの操作によって、プレーヤ自身による操作で前進、後進の運転ができる。
【００２６】
次に、自動走行する場合は、自動運転切替レバーを「自動」にすると、自動走行モードとなる。そのとき、カート道（走行路）に沿って埋設された誘導線に流れる誘導電流を誘導信号として左右の誘導センサ１９で検出し、出力は誘導センサ処理用ＣＰＵ２２に入力され、増幅、検波した後、差動出力を得て左右の走行方向の操縦を行なうための指令信号を形成しメインＣＰＵ２１に出力される。
【００２７】
また、マグネットセンサ２０は埋設されたマグネット配列による速度、停止等の制御情報を読み取り、その出力はマグネットセンサ処理用ＣＰＵ２３に入力され、自動走行する場合の運転情報をメインＣＰＵ２１に出力する。カートはメインＣＰＵ２１の指令により自動操縦と自動増・減速、自動停止を行いながらカート道を走行する。自動走行中にカートの始動、停止をリモコン２５の操作により行なうこともできる。
【００２８】
通常、ゴルフ場でのプレーは、前方のパーティのプレーヤと自己のパーティの各プレーヤが所定の距離を保ち、危険な打ち込みをしないように心掛けてプレーを行っている。
【００２９】
本発明のゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムにおいては、プレー中の複数のプレーヤは、図３（Ａ）に示すように、衛星から周知なＧＰＳシステムを利用して位置情報を受信する受信機３１と、受信した位置情報に基づいて、図３（Ｂ）の信号Ｂのような各々の位置情報、即ち、経度・緯度情報信号を得る制御回路３２と、得られた各々のプレーヤの位置情報をゴルフカートに送信する送信機３３をセットにした位置検出器を所持している。
【００３０】
ゴルフ場の管理棟には、図４に示すように、送信機２６からの位置信号を受信する受信機４１と、該受信機４１で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器を内装する制御回路４３と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して画像情報として出力する出力装置４４とプリンタ４５を備えている。
【００３１】
各々のプレーヤが所有する送信機３３は、所属するゴルフカート毎に、カートの識別コードが、図３（Ｂ）の信号Ａとして付与されており、ゴルフカートのメインＣＰＵ２１の判断手段はプレーヤがどのゴルフカートに所属するものであるかを識別する。
【００３２】
また、各々のプレーヤが所有する位置検出器の送信機３３には、プレーヤがショットするたびに、図３（Ｂ）の信号Ｃに示す、所定のパルスを出力するショットスイッチ（図示せず）が設けてある。
【００３３】
位置検出器の送信機３３は夫々のプレーヤの位置情報をゴルフカートの受信機２６に対して所定時間毎に送信し、更にゴルフカートの送信機２７により、図３（Ｂ）のＡ、Ｂ、Ｃ信号が同時に管理棟の受信機に送信される。この所定のパルスが出力する毎に、管理棟の受信機で受信され、前記計測器で計測される。この時、ゴルフカートの送信機２７から送信されるのは、ゴルフカートには走行用の大きな電源が備えられているため、安定して信号を送信するためである。
【００３４】
そして管理棟の出力装置４４は、ゴルフ場のレイアウト上に前記計測計で計測されるプレーヤの移動軌跡と共に所定のパルスが入力された位置を、図６の移動軌跡とショット信号が入力された場所を表わす小丸印のように、画像情報として表示し、同時に、前記計測計で計測されるプレーヤの移動距離を集計して出力表示する。
【００３５】
ＧＰＳを利用して移動軌跡を求め、また移動距離を集計する手法としては、例えば、特開２０００−２４１１９３号公報、特開２００２−３０６６６０号公報等に公知の手段を利用できる。
【００３６】
図６の例では、パー４の３番ホールにおいて、６回ショットを打っているので、このホールのスコアは６となる。また、移動軌跡の総合計を計算すると、８００ｍとなっている。このようにコース毎に総距離を示す。更に、トータルのスコア及び移動距離を表示している。
【００３７】
次に、図５の移動距離の演算処理のフローにより管理棟での処理手順を説明する。ステップＳ１で処理をスタートする。ステップＳ２で、プレーヤの位置信号（信号Ｂ）を入力する。次にステップＳ３で、プレーヤの識別信号（信号Ａ）を入力し、ステップＳ４で、プレーヤ毎の情報をメモリに記憶する。
【００３８】
次にステップＳ５で、メモリに記憶されたプレーヤ毎の情報を利用して、前回の位置との距離を計測する。ステップＳ６で、求めた距離を加算して集計する。次にステップＳ７で、ショット信号（信号Ｃ）の入力があるかどうかを判定する。もし、ショット信号の入力がなければ（Ｎｏ）、ステップ２に戻る。もし、ショット信号の入力があれば（Ｙｅｓ）、ショツト位置をメモリに記憶してステップ２に戻る。この動作を順次繰り返して全コースの移動軌跡とトータル移動距離を求め、図６のような表示画面を得ることができる。
【００３９】
【発明の効果】
以上のように、本発明のゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システムは、プレーヤが所有する送信機にショットスイッチを設けることにより、ＧＰＳを利用してプレーヤの移動軌跡にショット位置を表示できる。そして、スコアの計算と移動距離が自動で計測でき、管理棟でプレー終了後に出力装置により、ゴルフ場のレイアウト上にプレーヤの移動軌跡と共に前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力してくれるので、プレーヤの運動量は一目瞭然となり健康管理を行い易くすると共に、ゴルフのスコア管理も簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ゴルフカートの外観図。
【図２】制御ブロック図。
【図３】プレーヤ所持の位置検出器のブロック図。
【図４】管理棟のシステム構成の概略図。
【図５】管理棟での移動距離の演算処理のフロー図。
【図６】１ホールの移動軌跡図。
【符号の説明】
１ ゴルフカート
２，３ 前・後輪
４ 車体フレーム
５ 前シート
６ 後シート
７ ステアリグホイール器
８ ルーフ
９ 送受信アンテナ
１０ 充電装置
１１、１２ バッテリー
１３ 走行モータ
１４〜１７ 各部制御用モータ
１８ モータコントローラ
１９ 誘導センサ
２０ マグネットセンサ
２１ メインＣＰＵ（マイコン）
２２ 誘導センサ処理用ＣＰＵ
２３ マグネットセンサ処理用ＣＰＵ
２４ 表示部
２５ リモコン
２６、３１ 受信機
２７、３３ 送信機
３２、４３ 制御回路
４１ 管理棟の受信機
４２ メモリ
４４ 出力回路
４５ プリンタ
Claims (6)
- 各々のプレーヤは、衛星から位置情報を受信する受信機と、受信した位置情報に基づいて各々の位置情報を得る制御回路と、得られた各々の位置情報を送信する送信機を所有し、管理棟には、送信機からの位置信号を受信する受信機と、該受信機で受信された信号に基づき、各々のプレーヤが移動した軌跡を計測する計測器と、プレーヤがプレー終了後、前記計測器によってプレーヤの移動距離を集計して出力する出力装置を備えたことを特徴とするゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システム。
- 前記出力装置はゴルフ場のレイアウト上にプレーヤの移動軌跡と共に移動距離を集計して出力することを特徴とする請求項１記載のゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システム。
- 各々のプレーヤが所有する送信機からの位置信号は、ゴルフカートに設けられた受信機で受信され、更に送信機により前記管理棟の受信機に送信されることを特徴とする請求項１記載のゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システム。
- 前記各々のプレーヤが所有する送信機は、ゴルフカート毎に識別コードが付与されており、ゴルフカートの判断手段により識別されることを特徴とする請求項３記載のゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システム。
- 前記各々のプレーヤが所有する送信機は、所定のパルスを出力するショットスイッチが設けてあり、該所定のパルスが出力する度に管理棟の受信機で受信され、前記計測器で計測されて前記出力装置で出力されることを特徴とする請求項１記載のゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システム。
- 前記出力装置は、ゴルフ場のレイアウト上に前記計測装置で計測されるプレーヤの移動軌跡と共に所定のパルスが入力された位置を表示することを特徴とする請求項５記載のゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003132337A JP2004329704A (ja) | 2003-05-09 | 2003-05-09 | ゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システム |
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| JP2003132337A JP2004329704A (ja) | 2003-05-09 | 2003-05-09 | ゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システム |
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| JP2003132337A Pending JP2004329704A (ja) | 2003-05-09 | 2003-05-09 | ゴルフ場におけるプレーヤの移動距離計測システム |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007307149A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Digital Vox Corp | ゴルフナビゲーション装置とそのプログラム、及び、ゴルフナビゲーションシステムとそのプログラム |
| JP2016059590A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-25 | 株式会社ソフトウェア・ファクトリー | 記録再生装置 |
| JP2017023804A (ja) * | 2010-08-05 | 2017-02-02 | アクティヴ マインド テクノロジー アールアンドディー リミテッド | データ収集システム |
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2003
- 2003-05-09 JP JP2003132337A patent/JP2004329704A/ja active Pending
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