JP2004328918A - トロイダルモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】はんだ付け箇所を低減して工数を削減し、巻線を容易に行うこと。
【解決手段】トロイダルリング(31)は円周上で3分割されている。三相コイル(32)を構成するU相コイル(32U)、V相コイル(32V)およびW相コイル(32W)の各々は、隣接するコイル部分(U1〜U6,V1〜V6,W1〜W6)同士が所定の間隔(k)を空けて連結されたものである。トロイダルリング(31)は、第1乃至第3の分割鉄心(331〜333)と、第1乃至第3の分割鉄心の上面側をそれぞれ覆う第1乃至第3の上側分割インシュレータ(341〜343)と、第1乃至第3の分割鉄心の下面側をそれぞれ覆う第1乃至第3の下側分割インシュレータ(351〜353)とを備える。第1乃至第3の上側分割インシュレータは、三相コイルのコイル数と同数の突起(34a)を持つ。
【選択図】 図8
【解決手段】トロイダルリング(31)は円周上で3分割されている。三相コイル(32)を構成するU相コイル(32U)、V相コイル(32V)およびW相コイル(32W)の各々は、隣接するコイル部分(U1〜U6,V1〜V6,W1〜W6)同士が所定の間隔(k)を空けて連結されたものである。トロイダルリング(31)は、第1乃至第3の分割鉄心(331〜333)と、第1乃至第3の分割鉄心の上面側をそれぞれ覆う第1乃至第3の上側分割インシュレータ(341〜343)と、第1乃至第3の分割鉄心の下面側をそれぞれ覆う第1乃至第3の下側分割インシュレータ(351〜353)とを備える。第1乃至第3の上側分割インシュレータは、三相コイルのコイル数と同数の突起(34a)を持つ。
【選択図】 図8
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トロイダルモータに関し、特に、光ディスクドライブ等に使用され、それに挿入された光ディスクを回転駆動するためのスピンドルモータ等として使用されるトロイダルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクドライブでは、それに挿入された光ディスクを回転駆動するためのスピンドルモータを備えている。この種のスピンドルモータとしては、一般に、ブラシレスモータが使用されている。
【0003】
以下、図1を参照して、一般的なブラシレスモータについて説明する。尚、図示のブラシレスモータは、特許文献1に開示されているものである。
【0004】
図1に於いて、スピンドルモータ1はフレーム2上に設けられている。フレーム2の上面には回路基板3が配設されると共に、中央に軸受ハウジング4が立設されている。軸受ハウジング4に軸受5が嵌着されている。
【0005】
スピンドルモータ1はロータヨーク6を備えている。このロータヨーク6は、図1に示されるように、浅い逆凹字形に形成され、中央部に円筒状のボス6aが立設されている。このロータヨーク6の外周内側面には円環状のロータマグネット7が嵌着されている。このロータマグネット7は、S極およびN極が交互かつ等間隔に着磁された永久磁石である。ロータマグネット7の内側には放射状に複数個のコア8が配設されている。これらコア8の各々にはコイル9が巻回されている。コイル9は回路基板3上に形成されている。
【0006】
このような構成において、コイル9に駆動電流を流すと、その周りに磁界が生じる。この発生した磁界がロータマグネット7に作用することによりスピンドルモータ1が回転駆動する。これにより、ボス部6aに固着されたディスクホルダ20およびこのディスクホルダ20に嵌合される光ディスク(図示せず)が時計廻りに回転することになる。
【0007】
軸受5にはスピンドルモータ1の回転軸10が回転自在に軸着されている。この回転軸10をロータヨーク6に突設したボス部6aの孔部6bに嵌合して、ロータヨーク6と回転軸10とが一体的に回転できるように構成されている。
【0008】
ロータヨーク6のボス部6aの外周面にはディスクホルダ20の中心部に開穿された嵌合孔21が嵌合される。この嵌合孔21を形成する円筒状の孔壁部21aが下方へ突設されてロータヨーク6のボス部6aに嵌合孔21が嵌着できるように構成されている。
【0009】
尚、本発明は、ディスクホルダ20自体については関係しないので、その詳細な説明については省略するが、その詳細を知りたい方は、特許文献1を参照されたい。
【0010】
とにかく、ボス部6aの外周側面には、ディスクホルダ20の中心部に開穿した嵌合孔21が嵌合され、ディスクホルダ20を回転軸10の回転に同調して一体的に回転できるように構成されている。
【0011】
前述したように、複数個のコア8は周方向に等間隔に形成されており、ティースまたはコアスロットとも呼ばれる。
【0012】
ところで、上記のブラシレスモータは、隣り合うコアスロット8とコアスロット8との間の空間部が、コアスロット8に比べてロータマグネット(永久磁石)7の対向部位の磁極(以下、「ロータの磁極」という。)の磁気抵抗を大きくする。このため、ロータの磁極がコアスロット8とコアスロット8との間の空間部に対向するときと、ロータの磁極がコアスロット8に対向するときとでは、ロータの回転トルクに差を生じる。ロータ回転中に生ずるこのようなトルク変動は、この技術分野において「コギング」と呼ばれている。そして、コギングによるトルク変動の大きさはコギングトルクと呼ばれる。
【0013】
コギングトルクが大きい場合、ブラシレスモータの回転速度の変動を生じ、回転の円滑さが損なわれ、高性能化が図れないことになる。
【0014】
コギングトルクを軽減するために、コアスロットを無くしたトロイダルモータが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2では、ステータの構成を、トロイダルコアに対してコイルをトロイダル巻線として形成している。そして、トロイダルコアは複数の分割コアからなり、ステータは分割コアを接合することによって構成している。
【0015】
【特許文献1】
特開2002−288910号公報
【0016】
【特許文献2】
特開2002−199635号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献2に開示されているトロイダルモータでは、トロイダルリングにトロイダル巻線を施す際、手巻きにより各コイル部分に分割したコアカバーに巻線を施し、それらに分割したコアを通すことによって行っている。
【0018】
このような従来の巻線方法では、工数がかかり過ぎてしまう。また、巻線の端子をはんだ付けするには、各極毎に、巻き始めと巻き終わりをはんだ付けしなければならない。例えば、図2に示されるように、18コイルの場合、36箇所ではんだ付けをしなければならない。
【0019】
それ故に本発明の課題は、はんだ付け箇所を低減して工数を削減することができるトロイダルモータを提供することにある。
【0020】
本発明の他の課題は、巻線を容易に行えるトロイダルモータを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、トロイダルリング(31)に対してトロイダル巻線が施された少なくとも3M(Mは2以上の整数)個のコイル部分から成る三相コイル(32)を含むステータと、このステータと対向して回転可能に配置され、回転軸の外周にS極およびN極が交互かつ等間隔に着磁された永久磁石を含むロータと、から構成されたトロイダルモータにおいて、トロイダルリング(31)は円周上でN(Nは3以上の整数)分割されており、三相コイル(32)を構成するU相コイル(32U)、V相コイル(32V)およびW相コイル(32W)の各々は、隣接するコイル部分(U1〜U6,V1〜V6,W1〜W6)同士が所定の間隔(k)を空けて連結されたものであることを特徴とするトロイダルモータが得られる。
【0022】
上記トロイダルモータにおいて、トロイダルリング(31)は、例えば、第1乃至第Nの分割鉄心(331〜333)と、第1乃至第Nの分割鉄心の上面側をそれぞれ覆う第1乃至第Nの上側分割インシュレータ(341〜343)と、第1乃至第Nの分割鉄心の下面側をそれぞれ覆う第1乃至第Nの下側分割インシュレータ(351〜353)とを備える。また、第1乃至第Nの上側分割インシュレータは、三相コイルのコイル数と同数の突起(34a)を持つことが好ましい。
【0023】
上記トロイダルモータは、ロータがステータの外側に配置されたアウターロータ型トロイダルモータであって良いし、ロータがステータの内側に配置されたインナーロータ型トロイダルモータであっても良い。
【0024】
尚、上記括弧内の参照符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
図3を参照して、本発明の一実施の形態に係るトロイダルモータのステータについて説明する。図示のトロイダルモータは、光ディスクドライブに使用され、それに挿入された光ディスクを回転駆動するためのスピンドルモータとして使用されるものである。また、図示のトロイダルモータは、図1に示されたブラシレスモータとは、ステータ(ステータアセンブリ)の構成が相違する点を除いて、実質的に同一の構成を有し、作用効果を奏する。したがって、図3ではトロイダルモータのステータ30のみを図示している。
【0027】
図示のステータ30は、トロイダルリング31と、このトロイダルリング31に対してトロイダル巻線が施された18個のコイルから成る三相コイル32を含む。トロイダルリング31は、後述するように、円周上で3分割されている。
【0028】
図4(a)に示されるように、三相コイル32は、U相コイル32U、V相コイル32V、およびW相コイル32Wから構成される。U相コイル32Uは第1乃至第6のコイル部分U1〜U6から構成され、V相コイル32Vは第1乃至第6のコイル部分V1〜V6から構成され、W相コイル32Wは第1乃至第6のコイル部分W1〜W6から構成されている。図4(b)はU相コイル32U、V相コイル32V、およびW相コイル32Wの各々を示す平面図である。
【0029】
U相コイル32Uは、隣接するコイル部分U1〜U6同士が所定の間隔kを空けて連結されたものである。同様に、V相コイル32Vは、隣接するコイル部分V1〜V6同士が所定の間隔kを空けて連結されたものである。W相コイル32Wは、隣接するコイル部分W1〜W6同士が所定の間隔kを空けて連結されたものである。U相コイル32Uは巻き始め端子Usと巻き終わり端子Ueとを持つ。V相コイル32Vは巻き始め端子Vsと巻き終わり端子Veとを持つ。W相コイル32Wは巻き始め端子Wsと巻き終わり端子Weとを持つ。
【0030】
図5に示されるように、三相コイル32を構成する各コイルは、自己融着線を巻回して構成されたものであって、内寸法H×L、幅Wで巻数Nの空芯コイルである。
【0031】
トロイダルリング31は、図6(a)に示されるような第1乃至第3の分割鉄心(コア)331、332、および333と、図7(a)に示されるような第1乃至第3の上側分割インシュレータ(コアカバー)341、342、および343と、図7(b)に示されるような第1乃至第3の下側分割インシュレータ(コアカバー)351、352、および353とを有する。第1乃至第3の分割鉄心331〜333は同一の構成(形状)を持つ。すなわち、第1乃至第3の分割鉄心331〜333の各々は、図6(a)に示されるように、120°の円弧の形状をしている。第1乃至第3の分割鉄心331〜333の各々は、図6(b)に示されるように、薄い鉄板を積層したものである。第1乃至第3の上側分割インシュレータ341〜343は同一の構成(形状)を持つ。すなわち、第1乃至第3の上側分割インシュレータ341〜343の各々は、図7(a)に示されるように、120°の円弧の形状をしている。第1乃至第3の下側分割インシュレータ351〜353は同一の構造(形状)を持つ。すなわち、第1乃至第3の下側分割インシュレータ351〜353の各々も、120°の円弧の形状をしている。
【0032】
第1乃至第3の上側分割インシュレータ341〜343は、それぞれ、第1乃至第3の分割鉄心331〜333の上面側を覆うためものである。第1乃至第3の下側分割インシュレータ351〜353は第1乃至第3の分割鉄心331〜333の下面側を覆うためのものである。
【0033】
図7(a)に示されるように、第1乃至第3の上側分割インシュレータ341〜343は、三相コイル32のコイル数と同数である18個の突起43aを持つ。図7(b)に示されるように、第1乃至第3の上側分割インシュレータ341〜343の突起43aを含めた高さSは、三相コイル32の高さH(図5(c)参照)の半分より僅かに短い。
【0034】
図6(a)に示されるように、第1乃至第3の分割鉄心331〜333の各々は、一端に凸部33aを、他端に凹部33bを持つ。
【0035】
次に、図8を参照して、図3に図示されたトロイダルモータのステータ30を組み立てる工程について説明する。
【0036】
先ず、第1の上側分割インシュレータ341と第1の上側分割インシュレータ351とを、U相コイル32Uの第1のコイル部分U1、V相コイル32Vの第1のコイル部分V1、W相コイル32Wの第1のコイル部分W1、U相コイル32Uの第2のコイル部分U2、V相コイル32Vの第2のコイル部分V2、およびW相コイル32Wの第2のコイル部分W2を通す。そして、第1の上側分割インシュレータ341と第1の上側分割インシュレータ351との間に第1の分割鉄心331を通す。この際、第1の上側分割インシュレータ341の突起34aを利用して、コイル部分U1、V1、W1、U2、V2、およびW2の間隔を整える。
【0037】
同様に、第2の上側分割インシュレータ342と第2の上側分割インシュレータ352とを、U相コイル32Uの第3のコイル部分U3、V相コイル32Vの第3のコイル部分V3、W相コイル32Wの第3のコイル部分W3、U相コイル32Uの第4のコイル部分U4、V相コイル32Vの第4のコイル部分V4、およびW相コイル32Wの第2のコイル部分W4を通す。そして、第2の上側分割インシュレータ342と第2の上側分割インシュレータ352との間に第2の分割鉄心332を通す。この際、第2の上側分割インシュレータ342の突起34aを利用して、コイル部分U3、V3、W3、U4、V4、およびW4の間隔を整える。
【0038】
第3の上側分割インシュレータ343と第3の上側分割インシュレータ353とを、U相コイル32Uの第5のコイル部分U5、V相コイル32Vの第5のコイル部分V5、W相コイル32Wの第5のコイル部分W5、U相コイル32Uの第6のコイル部分U6、V相コイル32Vの第6のコイル部分V6、およびW相コイル32Wの第6のコイル部分W6を通す。そして、第3の上側分割インシュレータ343と第3の上側分割インシュレータ353との間に第3の分割鉄心333を通す。この際、第3の上側分割インシュレータ343の突起34aを利用して、コイル部分U5、V5、W5、U6、V6、およびW6の間隔を整える。
【0039】
最後に、第1の分割鉄心331の凸部33aと第2の分割鉄心332の凹部33bとを、第2の分割鉄心332の凸部33aと第3の分割鉄心333の凹部33bとを、および第3の分割鉄心333の凸部33aと第1の分割鉄心331の凹部33bとを、それぞれ、噛み合わせることにより、図3に図示されるような、トロイダルモータのステータ30を組み立てる(製造する)ことが出来る。ここで、図示しない回路基板に対する三相コイル32のはんだ付け箇所は、U相コイル32Uの巻き始め端子Usおよび巻き終わり端子Ue、V相コイル32Vの巻き始め端子Vsおよび巻き終わり端子Ve、およびW相コイル32Wの巻き始め端子Wsおよび巻き終わり端子Weの6箇所で済む。
【0040】
このように、本発明では、U相コイル32U、V相コイル32V、およびW相コイル32Wの各相毎に巻線を行うため、はんだ付け箇所を低減することができ、工数を削減することができる。また、U相コイル32U、V相コイル32V、およびW相コイル32Wの各々を空芯コイルで巻線を行って製造し、その後、それらに分割コアカバー(341,351,342,353,343,353)および分割コア(331,332,333)を通すことにより、トロイダルリング31に対する三相コイル32の巻線を容易に行うことができる。
【0041】
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可能なのは勿論である。例えば、上記実施の形態では、ロータがステータに対して外側にあるアウターロータ型のトロイダルモータを例に挙げて説明しているが、ロータがステータに対して内側にあるインナーロータ型のトロイダルモータにも同様に適用可能なのは勿論である。また、上述した実施例では、トロイダルリングを3分割したものを例に挙げて説明しているが、3以上のN分割したものでも良い。さらに、上述した実施の形態では、U相コイル、V相コイル、およびW相コイルの各々が6個のコイル部分からものを例に挙げて説明しているが、2個以上のM個のコイル部分から成るものにも同様に適用される。また、本発明によるトロイダルモータは、光ディスクドライブのスピンドルモータとしてだけ使用されるものでなく、他の用途にも使用可能なのは勿論である。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、U相コイル、V相コイル、およびW相コイルの各相毎に巻線を行うため、はんだ付け箇所を低減することができ、工数を削減することができる。また、U相コイル、V相コイル、およびW相コイルの各々を空芯コイルで巻線を行って製造し、その後、それらに分割コアカバーおよび分割コアを通すことにより、トロイダルリングに対する三相コイルの巻線を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のブラシレスモータ(スピンドルモータ)の構成を示す断面図である。
【図2】従来のトロイダルモータ(スピンドルモータ)のステータの構成を示す横断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るトロイダルモータ(スピンドルモータ)のステータの構成を示す横断面図である。
【図4】図3に示すトロイダルモータのステータに使用されるU相コイル、V相コイル、およびW相コイルを示す図で、(a)は横断面図、(b)は平面図である。
【図5】図4に示した各相コイルのコイル部分を示す図で、(a)は平面図、(b)は横断面図、(c)は鉄心およびインシュレータに巻回した状態を示す縦断面図である。
【図6】図3に示したトロイダルモータのステータのトロイダルコアを構成する分割鉄心(コア)を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図7】図3に示したトロイダルモータのステータのトロイダルコアを構成する分割インシュレータ(コアカバー)を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図8】図3に図示したトロイダルモータのステータの組み立て工程を説明するための横断面図である。
【符号の説明】
30 トロイダルモータのステータ
31 トロイダルリング
32 三相コイル
32U U相コイル
32V V相コイル
32W W相コイル
331〜333 分割鉄心(コア)
341〜343 上側分割インシュレータ(コアカバー)
34a 突起
351〜353 下側分割インシュレータ
【発明の属する技術分野】
本発明は、トロイダルモータに関し、特に、光ディスクドライブ等に使用され、それに挿入された光ディスクを回転駆動するためのスピンドルモータ等として使用されるトロイダルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクドライブでは、それに挿入された光ディスクを回転駆動するためのスピンドルモータを備えている。この種のスピンドルモータとしては、一般に、ブラシレスモータが使用されている。
【0003】
以下、図1を参照して、一般的なブラシレスモータについて説明する。尚、図示のブラシレスモータは、特許文献1に開示されているものである。
【0004】
図1に於いて、スピンドルモータ1はフレーム2上に設けられている。フレーム2の上面には回路基板3が配設されると共に、中央に軸受ハウジング4が立設されている。軸受ハウジング4に軸受5が嵌着されている。
【0005】
スピンドルモータ1はロータヨーク6を備えている。このロータヨーク6は、図1に示されるように、浅い逆凹字形に形成され、中央部に円筒状のボス6aが立設されている。このロータヨーク6の外周内側面には円環状のロータマグネット7が嵌着されている。このロータマグネット7は、S極およびN極が交互かつ等間隔に着磁された永久磁石である。ロータマグネット7の内側には放射状に複数個のコア8が配設されている。これらコア8の各々にはコイル9が巻回されている。コイル9は回路基板3上に形成されている。
【0006】
このような構成において、コイル9に駆動電流を流すと、その周りに磁界が生じる。この発生した磁界がロータマグネット7に作用することによりスピンドルモータ1が回転駆動する。これにより、ボス部6aに固着されたディスクホルダ20およびこのディスクホルダ20に嵌合される光ディスク(図示せず)が時計廻りに回転することになる。
【0007】
軸受5にはスピンドルモータ1の回転軸10が回転自在に軸着されている。この回転軸10をロータヨーク6に突設したボス部6aの孔部6bに嵌合して、ロータヨーク6と回転軸10とが一体的に回転できるように構成されている。
【0008】
ロータヨーク6のボス部6aの外周面にはディスクホルダ20の中心部に開穿された嵌合孔21が嵌合される。この嵌合孔21を形成する円筒状の孔壁部21aが下方へ突設されてロータヨーク6のボス部6aに嵌合孔21が嵌着できるように構成されている。
【0009】
尚、本発明は、ディスクホルダ20自体については関係しないので、その詳細な説明については省略するが、その詳細を知りたい方は、特許文献1を参照されたい。
【0010】
とにかく、ボス部6aの外周側面には、ディスクホルダ20の中心部に開穿した嵌合孔21が嵌合され、ディスクホルダ20を回転軸10の回転に同調して一体的に回転できるように構成されている。
【0011】
前述したように、複数個のコア8は周方向に等間隔に形成されており、ティースまたはコアスロットとも呼ばれる。
【0012】
ところで、上記のブラシレスモータは、隣り合うコアスロット8とコアスロット8との間の空間部が、コアスロット8に比べてロータマグネット(永久磁石)7の対向部位の磁極(以下、「ロータの磁極」という。)の磁気抵抗を大きくする。このため、ロータの磁極がコアスロット8とコアスロット8との間の空間部に対向するときと、ロータの磁極がコアスロット8に対向するときとでは、ロータの回転トルクに差を生じる。ロータ回転中に生ずるこのようなトルク変動は、この技術分野において「コギング」と呼ばれている。そして、コギングによるトルク変動の大きさはコギングトルクと呼ばれる。
【0013】
コギングトルクが大きい場合、ブラシレスモータの回転速度の変動を生じ、回転の円滑さが損なわれ、高性能化が図れないことになる。
【0014】
コギングトルクを軽減するために、コアスロットを無くしたトロイダルモータが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2では、ステータの構成を、トロイダルコアに対してコイルをトロイダル巻線として形成している。そして、トロイダルコアは複数の分割コアからなり、ステータは分割コアを接合することによって構成している。
【0015】
【特許文献1】
特開2002−288910号公報
【0016】
【特許文献2】
特開2002−199635号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献2に開示されているトロイダルモータでは、トロイダルリングにトロイダル巻線を施す際、手巻きにより各コイル部分に分割したコアカバーに巻線を施し、それらに分割したコアを通すことによって行っている。
【0018】
このような従来の巻線方法では、工数がかかり過ぎてしまう。また、巻線の端子をはんだ付けするには、各極毎に、巻き始めと巻き終わりをはんだ付けしなければならない。例えば、図2に示されるように、18コイルの場合、36箇所ではんだ付けをしなければならない。
【0019】
それ故に本発明の課題は、はんだ付け箇所を低減して工数を削減することができるトロイダルモータを提供することにある。
【0020】
本発明の他の課題は、巻線を容易に行えるトロイダルモータを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、トロイダルリング(31)に対してトロイダル巻線が施された少なくとも3M(Mは2以上の整数)個のコイル部分から成る三相コイル(32)を含むステータと、このステータと対向して回転可能に配置され、回転軸の外周にS極およびN極が交互かつ等間隔に着磁された永久磁石を含むロータと、から構成されたトロイダルモータにおいて、トロイダルリング(31)は円周上でN(Nは3以上の整数)分割されており、三相コイル(32)を構成するU相コイル(32U)、V相コイル(32V)およびW相コイル(32W)の各々は、隣接するコイル部分(U1〜U6,V1〜V6,W1〜W6)同士が所定の間隔(k)を空けて連結されたものであることを特徴とするトロイダルモータが得られる。
【0022】
上記トロイダルモータにおいて、トロイダルリング(31)は、例えば、第1乃至第Nの分割鉄心(331〜333)と、第1乃至第Nの分割鉄心の上面側をそれぞれ覆う第1乃至第Nの上側分割インシュレータ(341〜343)と、第1乃至第Nの分割鉄心の下面側をそれぞれ覆う第1乃至第Nの下側分割インシュレータ(351〜353)とを備える。また、第1乃至第Nの上側分割インシュレータは、三相コイルのコイル数と同数の突起(34a)を持つことが好ましい。
【0023】
上記トロイダルモータは、ロータがステータの外側に配置されたアウターロータ型トロイダルモータであって良いし、ロータがステータの内側に配置されたインナーロータ型トロイダルモータであっても良い。
【0024】
尚、上記括弧内の参照符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
図3を参照して、本発明の一実施の形態に係るトロイダルモータのステータについて説明する。図示のトロイダルモータは、光ディスクドライブに使用され、それに挿入された光ディスクを回転駆動するためのスピンドルモータとして使用されるものである。また、図示のトロイダルモータは、図1に示されたブラシレスモータとは、ステータ(ステータアセンブリ)の構成が相違する点を除いて、実質的に同一の構成を有し、作用効果を奏する。したがって、図3ではトロイダルモータのステータ30のみを図示している。
【0027】
図示のステータ30は、トロイダルリング31と、このトロイダルリング31に対してトロイダル巻線が施された18個のコイルから成る三相コイル32を含む。トロイダルリング31は、後述するように、円周上で3分割されている。
【0028】
図4(a)に示されるように、三相コイル32は、U相コイル32U、V相コイル32V、およびW相コイル32Wから構成される。U相コイル32Uは第1乃至第6のコイル部分U1〜U6から構成され、V相コイル32Vは第1乃至第6のコイル部分V1〜V6から構成され、W相コイル32Wは第1乃至第6のコイル部分W1〜W6から構成されている。図4(b)はU相コイル32U、V相コイル32V、およびW相コイル32Wの各々を示す平面図である。
【0029】
U相コイル32Uは、隣接するコイル部分U1〜U6同士が所定の間隔kを空けて連結されたものである。同様に、V相コイル32Vは、隣接するコイル部分V1〜V6同士が所定の間隔kを空けて連結されたものである。W相コイル32Wは、隣接するコイル部分W1〜W6同士が所定の間隔kを空けて連結されたものである。U相コイル32Uは巻き始め端子Usと巻き終わり端子Ueとを持つ。V相コイル32Vは巻き始め端子Vsと巻き終わり端子Veとを持つ。W相コイル32Wは巻き始め端子Wsと巻き終わり端子Weとを持つ。
【0030】
図5に示されるように、三相コイル32を構成する各コイルは、自己融着線を巻回して構成されたものであって、内寸法H×L、幅Wで巻数Nの空芯コイルである。
【0031】
トロイダルリング31は、図6(a)に示されるような第1乃至第3の分割鉄心(コア)331、332、および333と、図7(a)に示されるような第1乃至第3の上側分割インシュレータ(コアカバー)341、342、および343と、図7(b)に示されるような第1乃至第3の下側分割インシュレータ(コアカバー)351、352、および353とを有する。第1乃至第3の分割鉄心331〜333は同一の構成(形状)を持つ。すなわち、第1乃至第3の分割鉄心331〜333の各々は、図6(a)に示されるように、120°の円弧の形状をしている。第1乃至第3の分割鉄心331〜333の各々は、図6(b)に示されるように、薄い鉄板を積層したものである。第1乃至第3の上側分割インシュレータ341〜343は同一の構成(形状)を持つ。すなわち、第1乃至第3の上側分割インシュレータ341〜343の各々は、図7(a)に示されるように、120°の円弧の形状をしている。第1乃至第3の下側分割インシュレータ351〜353は同一の構造(形状)を持つ。すなわち、第1乃至第3の下側分割インシュレータ351〜353の各々も、120°の円弧の形状をしている。
【0032】
第1乃至第3の上側分割インシュレータ341〜343は、それぞれ、第1乃至第3の分割鉄心331〜333の上面側を覆うためものである。第1乃至第3の下側分割インシュレータ351〜353は第1乃至第3の分割鉄心331〜333の下面側を覆うためのものである。
【0033】
図7(a)に示されるように、第1乃至第3の上側分割インシュレータ341〜343は、三相コイル32のコイル数と同数である18個の突起43aを持つ。図7(b)に示されるように、第1乃至第3の上側分割インシュレータ341〜343の突起43aを含めた高さSは、三相コイル32の高さH(図5(c)参照)の半分より僅かに短い。
【0034】
図6(a)に示されるように、第1乃至第3の分割鉄心331〜333の各々は、一端に凸部33aを、他端に凹部33bを持つ。
【0035】
次に、図8を参照して、図3に図示されたトロイダルモータのステータ30を組み立てる工程について説明する。
【0036】
先ず、第1の上側分割インシュレータ341と第1の上側分割インシュレータ351とを、U相コイル32Uの第1のコイル部分U1、V相コイル32Vの第1のコイル部分V1、W相コイル32Wの第1のコイル部分W1、U相コイル32Uの第2のコイル部分U2、V相コイル32Vの第2のコイル部分V2、およびW相コイル32Wの第2のコイル部分W2を通す。そして、第1の上側分割インシュレータ341と第1の上側分割インシュレータ351との間に第1の分割鉄心331を通す。この際、第1の上側分割インシュレータ341の突起34aを利用して、コイル部分U1、V1、W1、U2、V2、およびW2の間隔を整える。
【0037】
同様に、第2の上側分割インシュレータ342と第2の上側分割インシュレータ352とを、U相コイル32Uの第3のコイル部分U3、V相コイル32Vの第3のコイル部分V3、W相コイル32Wの第3のコイル部分W3、U相コイル32Uの第4のコイル部分U4、V相コイル32Vの第4のコイル部分V4、およびW相コイル32Wの第2のコイル部分W4を通す。そして、第2の上側分割インシュレータ342と第2の上側分割インシュレータ352との間に第2の分割鉄心332を通す。この際、第2の上側分割インシュレータ342の突起34aを利用して、コイル部分U3、V3、W3、U4、V4、およびW4の間隔を整える。
【0038】
第3の上側分割インシュレータ343と第3の上側分割インシュレータ353とを、U相コイル32Uの第5のコイル部分U5、V相コイル32Vの第5のコイル部分V5、W相コイル32Wの第5のコイル部分W5、U相コイル32Uの第6のコイル部分U6、V相コイル32Vの第6のコイル部分V6、およびW相コイル32Wの第6のコイル部分W6を通す。そして、第3の上側分割インシュレータ343と第3の上側分割インシュレータ353との間に第3の分割鉄心333を通す。この際、第3の上側分割インシュレータ343の突起34aを利用して、コイル部分U5、V5、W5、U6、V6、およびW6の間隔を整える。
【0039】
最後に、第1の分割鉄心331の凸部33aと第2の分割鉄心332の凹部33bとを、第2の分割鉄心332の凸部33aと第3の分割鉄心333の凹部33bとを、および第3の分割鉄心333の凸部33aと第1の分割鉄心331の凹部33bとを、それぞれ、噛み合わせることにより、図3に図示されるような、トロイダルモータのステータ30を組み立てる(製造する)ことが出来る。ここで、図示しない回路基板に対する三相コイル32のはんだ付け箇所は、U相コイル32Uの巻き始め端子Usおよび巻き終わり端子Ue、V相コイル32Vの巻き始め端子Vsおよび巻き終わり端子Ve、およびW相コイル32Wの巻き始め端子Wsおよび巻き終わり端子Weの6箇所で済む。
【0040】
このように、本発明では、U相コイル32U、V相コイル32V、およびW相コイル32Wの各相毎に巻線を行うため、はんだ付け箇所を低減することができ、工数を削減することができる。また、U相コイル32U、V相コイル32V、およびW相コイル32Wの各々を空芯コイルで巻線を行って製造し、その後、それらに分割コアカバー(341,351,342,353,343,353)および分割コア(331,332,333)を通すことにより、トロイダルリング31に対する三相コイル32の巻線を容易に行うことができる。
【0041】
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可能なのは勿論である。例えば、上記実施の形態では、ロータがステータに対して外側にあるアウターロータ型のトロイダルモータを例に挙げて説明しているが、ロータがステータに対して内側にあるインナーロータ型のトロイダルモータにも同様に適用可能なのは勿論である。また、上述した実施例では、トロイダルリングを3分割したものを例に挙げて説明しているが、3以上のN分割したものでも良い。さらに、上述した実施の形態では、U相コイル、V相コイル、およびW相コイルの各々が6個のコイル部分からものを例に挙げて説明しているが、2個以上のM個のコイル部分から成るものにも同様に適用される。また、本発明によるトロイダルモータは、光ディスクドライブのスピンドルモータとしてだけ使用されるものでなく、他の用途にも使用可能なのは勿論である。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、U相コイル、V相コイル、およびW相コイルの各相毎に巻線を行うため、はんだ付け箇所を低減することができ、工数を削減することができる。また、U相コイル、V相コイル、およびW相コイルの各々を空芯コイルで巻線を行って製造し、その後、それらに分割コアカバーおよび分割コアを通すことにより、トロイダルリングに対する三相コイルの巻線を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のブラシレスモータ(スピンドルモータ)の構成を示す断面図である。
【図2】従来のトロイダルモータ(スピンドルモータ)のステータの構成を示す横断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るトロイダルモータ(スピンドルモータ)のステータの構成を示す横断面図である。
【図4】図3に示すトロイダルモータのステータに使用されるU相コイル、V相コイル、およびW相コイルを示す図で、(a)は横断面図、(b)は平面図である。
【図5】図4に示した各相コイルのコイル部分を示す図で、(a)は平面図、(b)は横断面図、(c)は鉄心およびインシュレータに巻回した状態を示す縦断面図である。
【図6】図3に示したトロイダルモータのステータのトロイダルコアを構成する分割鉄心(コア)を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図7】図3に示したトロイダルモータのステータのトロイダルコアを構成する分割インシュレータ(コアカバー)を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図8】図3に図示したトロイダルモータのステータの組み立て工程を説明するための横断面図である。
【符号の説明】
30 トロイダルモータのステータ
31 トロイダルリング
32 三相コイル
32U U相コイル
32V V相コイル
32W W相コイル
331〜333 分割鉄心(コア)
341〜343 上側分割インシュレータ(コアカバー)
34a 突起
351〜353 下側分割インシュレータ
Claims (5)
- トロイダルリングに対してトロイダル巻線が施された少なくとも3M(Mは2以上の整数)個のコイル部分から成る三相コイルを含むステータと、該ステータと対向して回転可能に配置され、回転軸の外周にS極およびN極が交互かつ等間隔に着磁された永久磁石を含むロータと、から構成されたトロイダルモータにおいて、
前記トロイダルリングは円周上でN(Nは3以上の整数)分割されており、前記三相コイルを構成するU相コイル、V相コイルおよびW相コイルの各々は、隣接するコイル部分同士が所定の間隔を空けて連結されたものであることを特徴とするトロイダルモータ。 - 前記トロイダルリングは、第1乃至第Nの分割鉄心と、前記第1乃至前記第Nの分割鉄心の上面側をそれぞれ覆う第1乃至第Nの上側分割インシュレータと、前記第1乃至前記第Nの分割鉄心の下面側をそれぞれ覆う第1乃至第Nの下側分割インシュレータとを有する、請求項1に記載のトロイダルモータ。
- 前記第1乃至第Nの上側分割インシュレータは、前記三相コイルのコイル数と同数の突起を持つ、請求項2に記載のトロイダルモータ。
- 前記トロイダルモータは、前記ロータが前記ステータの外側に配置されたアウターロータ型トロイダルモータである、請求項1に記載のトロイダルモータ。
- 前記トロイダルモータは、前記ロータが前記ステータの内側に配置されたインナーロータ型トロイダルモータである、請求項1に記載のトロイダルモータ。
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JP2003121700A JP2004328918A (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | トロイダルモータ |
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JP2003121700A Withdrawn JP2004328918A (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | トロイダルモータ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010233449A (ja) * | 2010-07-20 | 2010-10-14 | Sumida Electric Co Ltd | 連続捲きコイル、連続捲きコイル組、及びステータ |
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2003
- 2003-04-25 JP JP2003121700A patent/JP2004328918A/ja not_active Withdrawn
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