JP2004328773A - 複合機および印字システム - Google Patents

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敏廣 今野
Koji Igawa
幸治 井川
Toshiya Masuda
俊哉 増田
Yukinori Okazaki
幸紀 岡嵜
Masaaki Nagano
雅昭 永野
Tetsuya Asakura
鉄也 朝倉
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Abstract

【課題】 複合機におけるホストコンピュータの負担およびユーザの操作の機会を少なくする。
【解決手段】 ホストコンピュータ8からのファクシミリデータを、プリンタ制御装置4を介してシステム制御装置1に伝達する。システム制御装置1は、受けたファクシミリデータに含まれる相手先指定データをもとに、画像メモリに記憶しておいた相手先情報を検索し、相手先の機種がG3機種であるかG4機種であるかを判別する。そしてG3機種である場合は、ファクシミリデータをイメージデータに変換してFAX制御装置5を介して送信する。G4機種である場合は、コードデータのまま送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタ,ファクシミリ,複写機能等の複数の機能を備えた複合機および印字システムに関する。
従来のファクシミリの主流は、電話回線を利用したG3ファクシミリであったが、近年、高速,安価,エラーフリーの通信を可能にするISDNを接続回線とするG4ファクシミリへの期待が高まっている。
また、近年、プリンタ,ファクシミリ,複写機能を備えた複合機が登場し、ユーザの利便をさらに向上させた。しかし、今後においてもG4ファクシミリへの対応を初めとして、複合機の機能のさらなる充実が望まれている。
特開平5−130311号公報
ファクシミリ機能を有する複合機において、従来は、ファクシミリの通信ごとに、相手先の情報をホストコンピュータに通知する機能はなかった。
また、従来の複合機では、ファクシミリ機能で送られてきたデータは、印刷後に消去されており、したがって、ファクシミリ受信文書のデータファイルでの管理はできなかった。
また、従来の複合機では、プリンタ機能とファクシミリ機能は独立していたため、複合機と接続されているホストコンピュータからのデータ転送はプリンタ印字データのみに限られていた。
また、従来の複合機では、プリンタ機能とファクシミリ機能は独立していたため、ファクシミリ機能の操作は複合機のオペレーションパネル上で行われていた。
また、複数のホストコンピュータが接続されている複合機では、プリンタ機能が他のジョブによって使用されている場合、プリントアウトを要求してもそのジョブが終了するまで待たされていた。
また、相手先ファクシミリ装置がG3機能のみの場合はイメージのみ伝送できるが、G4機能を保有する場合、テキスト伝送が可能である。従来は相手先がG3,G4機能のいずれかを判断することなくイメージのみ送信していた。そのため、G4機能を備えていてもテキスト伝送による通信時間の短縮ができず、通信コストを低減できなかった。
また、従来、印刷コードデータのイメージ処理コマンドは圧縮しないイメージデータを持つ。したがって、プリンタのイメージ処理コマンドとそのイメージデータをそのままファクシミリデータに変換して送信すると、送信するデータ量が多くなってしまう。
また、一般に複数枚の原稿をファクシミリ送信するとき、一連の原稿の送信解像度は一定にして送信される。しかし、複数枚の原稿をファクシミリ送信するときの1枚目は送付状として利用されることが多く、送付状には高い解像度を必要としない場合が多いため、送付状に対しては低い解像度でも十分である。
また、複合機が有する複数の機能と、複合機に接続されたホストコンピュータがうまく連携し、ユーザーにとって使いやすい複合機および印字システムの出現が望まれていた。
本発明は、このような課題を解決し、使いやすい複合機および印字システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、外部の端末や装置とのデータの送受信に関する相手先情報をホストコンピュータに送信することを特徴とする。このような構成により、複合機と外部の端末との通信ごとに、外部の端末における相手先の情報をホストコンピュータに知らせることにより、ホストコンピュータで相手先の管理ができる。
また本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、前記データを送受信する機能によって受信したデータを複合機内にファイルとして保持する機能と、保持したファイルをホストコンピュータに転送する機能をさらに備え、前記ホストコンピュータより前記接続された外部の端末や装置から受信したデータの要求コマンドを受信した場合に、前記ファイルを転送する機能によって前記複合機内に保持されたファイルをホストコンピュータに送信することを特徴とする。このような構成により、外部の端末から受信したデータを、ホストコンピュータによってファイルとして保存,管理することが可能となる。
また本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、複合機に接続されているホストコンピュータ上のファイルを受信し、双方向通信可能なインターフェースを介して、前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能によって前記ファイルを送信することを特徴とする。このような構成により、複合機に接続されているホストコンピュータ上のファイルを、双方向通信可能なインターフェイスを介して所定の外部の端末に転送することが可能となる。
また本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、印字データを前記外部の端末や装置に送受信する機能によって送信する場合に、その送信ルートをホストコンピュータから指定できる機能を備えたことを特徴とする。このような構成により、ホストコンピュータから遠隔操作で、送信データの送信ルートを決定できるようになる。
また本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、複数のホストコンピュータと接続可能であり、その中の1つのホストコンピュータから印字データを受信し印字要求を受けた時に、前記印字出力する機能が他のホストコンピュータによって使用されている場合、該印字データを前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能によって近隣の、同等の機能を有する複合機に送信し、印字出力させることを特徴とする。このような構成により、2つの端末からプリントアウトの要求が同時にきても、両要求を同時に実行することが可能となる。
本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、前記データを送受信する機能は、前記ホストコンピュータから受信した印字データを他の外部端末や装置に送信する際に、前記印字データに含まれる相手先指定情報に基づいて収集される送信相手先の端末や装置の機能情報に応じて前記印字データをイメージ化して送信するかコードデータのまま送信するかを自動的に切り換えることが可能であることを特徴とする。このような構成により、例えば、ホストコンピュータから他の端末への印字データが、イメージデータとコードデータとが混在したデータである場合、送信相手先端末にコードデータを変換する機能を有する場合には、印字データをそのまま送信し、コードデータを変換する機能がない場合には、コードデータをイメージデータに変換して送信することが可能になる。そのため、データ送信に際し、最適な送信形態を選択することが可能となる。
また本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、前記印字データをページ単位に分割する機能と、前記印字データに含まれるイメージ処理コマンドによって制御されるイメージデータと、それ以外のテキスト・制御コマンドデータに分離して接続された外部の端末や装置に送信する機能を有することを特徴とする。このような構成により、ホストコンピュータからの印字データからイメージ処理コマンドとそのイメージデータを分離し、残りのその他データを、出力しようとする用紙の大きさに合わせ、ページごとに分割し、イメージデータのみを実際に展開し、コードデータはそのままとし、イメージデータはイメージとして圧縮し、イメージデータにコードデータを付加して送信し、また受信側でイメージとコードデータより生成されるイメージとを合成することで、送信するデータ量を削減することができる。
また本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能によってデータを送信する際に、1枚目のみ自動的に異なるデータ処理をして送信する機能を備えたことを特徴とする。このような構成により、一般に1枚目に送信する送付状は特に高解像度である必要はないため、1枚目の原稿のみ他の頁とは異なるデータ処理、例えば送信解像度のみをあらかじめ低い解像度に自動的に設定できるようにすることにより、送信データの量を削減することができる。
また本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能および複写機能を有する複合機に、ホストコンピュータと、外部の端末や装置とを通信ラインによって接続してなる印字システムにおいて、外部の端末や装置とのデータの送受信に関する相手先情報をホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータが相手先情報を登録することを特徴とする。
また本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能および複写機能を有する複合機に、ホストコンピュータと、外部の端末や装置とを通信ラインによって接続してなる印字システムにおいて、前記複合機に、前記データを送受信する機能によって受信したデータをファイルとして保持する機能と、保持したファイルをホストコンピュータに転送する機能を備え、前記ホストコンピュータより前記接続された外部の端末や装置から受信したデータの要求コマンドを受信した場合に、前記ファイルを転送する機能によって前記複合機内に保持されたファイルをホストコンピュータに送信し、前記ホストコンピュータに前記ファイルを保存することを特徴とする。
また本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能および複写機能を有する複合機に、ホストコンピュータと、外部の端末や装置とを通信ラインによって接続してなる印字システムにおいて、前記複合機が、ホストコンピュータからファイルとともにファイル転送の要求コマンドを受信した場合に、双方向通信可能なインターフェースを介して、前記外部の端末や装置にデータを送受信する機能によって前記ファイルを送信することを特徴とする。
また本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能および複写機能を有する複合機に、ホストコンピュータと、外部の端末や装置とを通信ラインによって接続してなる印字システムにおいて、ホストコンピュータに印字データの送信ルートを指定する情報を送信する機能を有し、前記複合機が、前記ホストコンピュータから送信ルートを指定する情報を受信した場合に、前記送信ルートを指定する情報に基づいて印字データを送信することを特徴とする。
また本発明は、ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能および複写機能を有する複合機に、複数のホストコンピュータと、前記複合機と同等の機能を有する複数の印字出力装置を通信ラインによって接続してなる印字システムにおいて、前記複合機が、複数のホストコンピュータの1つから印字データを受信し印字要求を受けた時に、前記印字出力する機能が他のホストコンピュータによって使用されている場合、該印字データを前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能によって近隣の前記印字出力装置に送信し、印字出力させることを特徴とする。
以上、説明したとおりに構成された本発明によれば、次に記載する効果を奏する。
本発明によれば、データの通信ごとに、相手先の情報をホストコンピュータに知らせることにより、そのホストコンピュータ上で相手先の管理ができる。
また、複合機で受信したデータの、ホストコンピュータ上での保存,管理が可能となる。
また、ホストコンピュータ上のファイルを複合機を介して、他の端末に転送することが可能となる。
また、ホストコンピュータから遠隔操作で、データの送信ルートを決定できるようになり、複合機の快適な操作が可能となる。
また、2つのホストコンピュータからプリントアウトの要求が同時にきても、両要求を同時に実行することが可能となり、待ち時間を短縮することができる。
また、ホストコンピュータから相手先端末の機能を意識することなしに複合機にデータを送信するだけで、複合機が送信相手先端末に対応して最適な送信形態を選択するために、通信コストを低減することができる。
また、印字用のデータからイメージ処理コマンドとそのイメージデータを分離し、残りのその他のコードデータを、出力しようとする用紙の大きさに合わせページごとに分割し、イメージデータのみを実際に展開し、コードデータはそのまま送信し、イメージデータはイメージとして圧縮しファクシミリ送信し、受信側でイメージとコードデータより生成されるイメージを合成することで、送信するデータ量を削減することを可能とする。
また、1枚目の原稿の送信解像度のみを送付状用として、例えばあらかじめ低い解像度に設定できるようにすることで、実際に重要な原稿に十分な解像度を与えながらも、送信データの量を削減することができる。
また、複合機が有する複数の機能と、複合機に接続されたホストコンピュータがうまく連携し、ユーザーにとって使いやすい複合機および印字システムを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の複合機を用いたネットワークのシステム構成図であり、1は各種の装置を制御するシステム制御装置、2は画像情報を用紙に印刷出力するプリンタ、3は原稿などから画像情報を読み込むスキャナ、4はプリンタ制御装置、5はファクシミリ制御装置(以下、FAX制御装置と称する)、6は蓄積データ管理装置、7は補助記憶装置、8はホストコンピュータ(以下、単にホストと称する)、9は公衆回線を示す。前記システム制御装置1,プリンタ2,スキャナ3,プリンタ制御装置4,FAX制御装置5,蓄積データ管理装置6,補助記憶装置7によって複合機Aの主要なシステムが構成されている。
ホスト8から複合機Aに送られた印刷情報は、プリンタ制御装置4によって印字データに変換され、システム制御装置1による制御のもとにプリンタ2より出力される。また、スキャナ3によって読み込まれた画像情報は、システム制御装置1を介してFAX制御装置5に送られ、このFAX制御装置5で符号化され、公衆回線9を通して外部に送信される。逆に、外部から受信した画像情報は、FAX制御装置5で復号化され、システム制御装置1の制御のもとにプリンタ2より出力される。さらに送信する印字データまたは受信した画像データは、蓄積データ管理装置6の制御のもとに補助記憶装置7に蓄積できる。
さらにまた、複合機Aには後述するインターフェイス回路(I/F回路)が設けられており、このI/F回路を介してホスト8または公衆回線9と複合機Aとのデータ信号の授受がなされる。
図2はシステム制御装置の回路構成を示す構成図であり、10は中央処理装置(以下、CPUと称する)、11はプリンタ制御回路を示し、このプリンタ制御回路11は、プリンタ2に対してコマンド,文字コード,画像情報等を送り、プリンタ2を制御するものである。12はスキャナ制御回路を示し、このスキャナ制御回路12は、スキャナ3に対してコマンドを送り、スキャナ3から読み込んだ画像情報を取り込むものである。13はコマンド解析回路を示す。このコマンド解析回路13は、プリンタ制御装置4,FAX制御装置5からCPU10に送られてくる各種コマンドを解析してCPU10に送るものである。14は画像情報を保持する画像メモリであるRAM、15は画像情報制御回路を示し、この画像情報制御回路15は、スキャナ3,プリンタ制御装置4,FAX制御装置5から送られてくる画像情報をRAM14に格納したり、またRAM14内のデータに加工を施すものである。
前記プリンタ制御回路11,スキャナ制御回路12,コマンド解析回路13,画像情報制御回路15、さらにプリンタ制御装置4,FAX制御装置5による各装置の制御は、CPU10からの命令に基づいてなされる。
なお、システム制御装置1は、前記CPU10,プリンタ制御回路11,スキャナ制御回路12,コマンド解析回路13,RAM14,画像情報制御回路15により構成されている。
以上、説明したシステム制御装置1は複合機Aの制御の中心であり、システム制御装置1によっていろいろな処理が行われる。そこで、主な処理を4つほど次に例示しておく。
(イ) プリンタ制御装置4,FAX制御装置5から順次出されるプリンタ2への出力要求に対して調整を行う。すなわち、プリンタ制御装置4からの画像情報がプリンタ2より出力されているとき、FAX制御装置5から出力要求があった場合、システム制御装置1は、FAX制御装置5に対して待機コマンドを発信し、プリンタ制御装置4からの画像情報の出力が完了した時点で、FAX制御装置5に対し出力許可コマンドを発信する。
(ロ) プリンタ制御装置4,FAX制御装置5から同時にプリンタ2への出力要求があった場合、プリンタ制御装置4,FAX制御装置5に対して、予め設定された優先順位に基づき、優先順位の高い方に対し、出力許可コマンドを発信するとともに、低い方に対しては、待機コマンドを発信する。
(ハ) プリンタ制御装置4とFAX制御装置5との間でコマンドのやりとりを行う場合、システム制御装置1内のRAM14を介してやりとりを行う。
(ニ) プリンタ制御装置4とFAX制御装置5との間でコマンドのやりとりを行う場合、例えばホスト8からファクシミリ通信する相手先を指定するような場合、プリンタ制御装置4が受け取るホスト8からのコマンド情報を、システム制御装置1を介してFAX制御装置5に伝える。
図3はプリンタ制御装置4の回路構成を示す構成図であり、16は中央処理装置(以下、CPUと称する)、17はホスト8とCPU16とを連結するホストコンピュータインターフェイス回路(以下、略してホストI/F回路と称する)、18はシステム制御装置1とCPU16とを連結するシステム制御装置インターフェイス回路(以下、略してシステムI/F回路と称する)を示す。また、19はコマンド解析回路を示す。このコマンド解析回路19は、ホストI/F回路17,システムI/F回路18,画像情報制御回路21(後述する)からCPU16に送られてくる各種コマンドを解析してCPU16に送るものである。20はホスト8から送られてくる画像情報を保持する画像メモリであるRAM、21は画像情報制御回路を示し、この画像情報制御回路21は、ホストI/F回路17,システムI/F回路18から送られてくる画像情報をRAM20に格納したり、またRAM20内のデータに加工を施すものである。
図4はFAX制御装置5の回路構成を示す構成図であり、22は中央処理装置(以下、CPUと称する)、23は公衆回線9とCPU22とを連結する回線制御回路、24はシステム制御装置1とCPU22とを連結するシステム制御装置インターフェイス回路(以下、略してシステムI/F回路と称する)を示す。また、25はコマンド解析回路を示す。このコマンド解析回路25は、回線制御回路23,システムI/F回路24,画像情報制御回路27(後述する)からCPU22に送られてくる各種コマンドを解析してCPU22に送るものである。26は画像情報を保持する画像メモリであるRAM、27は画像情報制御回路を示し、この画像情報制御回路27は、回線制御回路23,システムI/F回路24から送られてくる画像情報をRAM26に格納したり、またRAM26内のデータに加工を施すものである。
図5は蓄積データ管理装置6の回路構成を示す構成図であり、28は中央処理装置(以下、CPU28と称する)、29はシステム制御装置1とCPU28とを連結するシステム制御装置インターフェイス回路(以下、略してシステムI/F回路と称する)を示す。また、30はコマンド解析回路を示す。このコマンド解析回路30は、補助記憶装置7やCPU28から送られてくる各種コマンドを解析するものである。31は定型フォームデータ管理装置を示し、この定型フォームデータ管理装置31は、補助記憶装置7に対する定型フォームデータの入力、および補助記憶装置7に記憶されている定型フォームデータの出力を管理するものである。また、32は蓄積データ制御装置を示し、この蓄積データ制御装置32は、補助記憶装置7との間にて送信データ,受信データの記憶または呼出しを行うものである。
次に、複合機Aの印刷制御およびFAX送受信制御について、図1ないし図5を参照しながら説明する。なお、複数の制御方式があるので、項目ごとに番号を付した。
(1) ホスト8(図3参照)は、プリンタ制御装置4のホストI/F回路17を介してCPU16へ、ファクシミリ送信を目的とした印字データを送る。この印字データはコードデータからなり、さらに印字データにはファクシミリ送信先の指定データが含まれている。印字データを受けたCPU16はシステムI/F回路18を介し、システム制御装置1(図1参照)に対してファクシミリ送信を行うことを要求する。システム制御装置1は、FAX制御装置5に対してファクシミリ送信要求があることを知らせ、印字データに含まれていた相手先指定情報を送る。相手先指定情報を受けたFAX制御装置5(図4参照)は、指定相手先がG4機能保有登録されているか否かをRAM26より検索して、システム制御装置1に検索結果を報告する。
システム制御装置1は、受けた検索結果に基づきコードデータとして送信するか、あるいは画像データとして送信するかのいずれかを指定して、CPU16(図3参照)に対して送信開始を指令する。なお、指定相手先がG4機能保有登録されている場合はコードデータを指定し、登録されていない場合は画像データを指定する。CPU16は、指定が画像データである場合には、通常の印刷と同様に画像情報制御回路21によりコードデータを画像データに変換し、この画像データをRAM20に収容してシステム制御装置1に送る。一方、コードデータ指定の場合は、RAM20を介さずにコードデータをシステム制御装置1に送る。
システム制御装置1(図1参照)は、プリンタ制御装置4から受けたデータが画像データである場合には、ページ単位でFAX制御装置5に画像データを送り、コードデータである場合には、CPU16から受け取ったコードデータをそのままFAX制御装置5に送る。
FAX制御装置5に送られたデータが画像データである場合には、RAM20(図3参照)が保持する画像データを画像情報制御回路21で圧縮してFAX制御装置5のRAM26(図4参照)に蓄える。そして、回線制御回路23は送受信相手先ファクシミリ端末に対して発呼し、RAM26に蓄えた印字データを送る。コードデータである場合には、圧縮せずにコードデータをRAM26(図4参照)に蓄え、回線制御回路23が送受信相手先ファクシミリ端末に対して発呼して、RAM26に蓄えた印字データを送る。
このような制御により、相手先ファクシミリ端末の機能を意識することなく、ホスト8から印字データを送るだけで、FAX制御装置5が最適な送信形態を選択するために、通信コストを低減することができる。
(2) ホスト8(図3参照)は、ホストI/F回路17を介してCPU16へ、ファクシミリ送信を目的とした印字データを送る。この印字データはコードデータからなり、さらに印字データにはファクシミリ送信先の指定データが含まれている。データを受けたCPU16は、システムI/F回路18を介し、システム制御装置1に対してファクシミリ送信を行うことを要求する。システム制御装置1(図1参照)は、FAX制御装置5に対してファクシミリ送信要求があることを知らせ、相手先指定情報を送り、情報を受けたFAX制御装置5はシステム制御装置1に応答する。さらにシステム制御装置1(図3参照)はCPU16に対してプリント開始を指令する。
CPU16は、指定のページ以前の印字データを読み飛ばし、指定のページのみ画像情報制御回路21によって印字データを画像データに変換してRAM20に収容し、システム制御装置1に送る。システム制御装置1(図1参照)はページ単位でFAX制御装置5に画像データを送る。
FAX制御装置5には、プリンタ制御装置4においてRAM20(図3参照)が保持する画像データを、画像情報制御回路21を使用して圧縮した画像データが送られる。この画像データはRAM26(図4参照)に蓄えられる。そして、回線制御回路23が送受信相手先ファクシミリ端末に対して発呼し、RAM26に蓄えた印字データを送信する。
このような制御により、ホスト8から受信した印字データ中から任意のページを選択して、ファクシミリ送信可能であるため、無駄に用紙を消費せず、かつ通信コストを低減することが可能となる。
(3) ホスト8(図3参照)は、ホストI/F回路17を介してCPU16へ、ファクシミリ送信を目的とした印字データを送る。この印字データはコードデータからなり、さらに印字データにはファクシミリ送信先の指定データ,送信ページの指定データ,印刷ページの指定データが含まれている。データを受けたCPU16は、システムI/F回路18を介し、システム制御装置1に対してファクシミリ送信を行うことを要求する。システム制御装置1(図1参照)は、FAX制御装置5に対してファクシミリ送信要求があることを知らせ、かつ相手先指定情報を送る。さらに情報を受けたFAX制御装置5はシステム制御装置1に応答する。
FAX制御装置5からの応答によりシステム制御装置1(図3参照)はCPU16に対してプリント開始を指令する。CPU16はファクシミリ送信指定または印刷指定以前の印字データを読み飛ばし、指定のページのみ画像情報制御回路21によって印字データを画像データに変換してRAM20に収容し、送信指定または印刷指定の有無とともにシステム制御装置1に送る。
送信指定の場合には、システム制御装置1(図1参照)はページ単位でFAX制御装置5に画像データを送る。その際、FAX制御装置5には、プリンタ制御装置4においてRAM20(図3参照)が保持する画像データを、画像情報制御回路21を使用して圧縮してなる画像データが送られる。この画像データはRAM26(図4参照)に蓄えられる。そして、回線制御回路23が送受信相手先ファクシミリ端末に対して発呼し、RAM26に蓄えた印字データを送信する。
印刷指定の場合には、システム制御装置1(図1参照)がプリンタ2を使用して印刷出力させる。
このような制御により、任意のページを選択してファクシミリ送信をすると同時に、任意のページを選択して印刷可能となり、ランニングコストを低減するとともに利用者の待ち時間の短縮がなされ、快適な使用が可能となる。
(4) ホスト8(図3参照)は、ホストI/F回路17を介してCPU16へ、ファクシミリ送信を目的とした印字データを送る。この印字データはコードデータからなり、さらに印字データにはファクシミリ送信先の指定データと送信ページ同時印刷の指定データが含まれている。データを受けたCPU16はシステムI/F回路18を介し、システム制御装置1に対してファクシミリ送信を行うことを要求する。システム制御装置1(図1参照)は、FAX制御装置5に対してファクシミリ送信要求があることを知らせ、相手先指定情報を送る。情報を受けたFAX制御装置5はシステム制御装置1に応答する。さらにシステム制御装置1はCPU16(図3参照)に対してプリント開始を指令する。
CPU16はファクシミリ送信指定のページ以前の印字データを読み飛ばし、指定のページのみ画像情報制御回路21によってコードデータを画像データに変換してRAM20に収容し、印刷・送信指定とともにシステム制御装置1に送る。システム制御装置1(図1参照)はページ単位でFAX制御装置5に画像データを送るとともにプリンタ2を使用して印刷出力する。
FAX制御装置5には、プリンタ制御装置4においてRAM20(図3参照)が保持する画像データを、画像情報制御回路21を使用して圧縮した画像データが送られる。この画像データはRAM26(図4参照)に蓄えられる。そして、回線制御回路23が送受信相手先ファクシミリ端末に対して発呼し、RAM26に蓄えた印字データを送信する。
このような制御により、任意のページを選択してファクシミリ送信をすると同時に、そのページを選択して印刷可能となり、ランニングコストを低減するとともに利用者の待ち時間の短縮がなされ、快適な使用が可能となる。
(5) ホスト8(図3参照)は双方向通信可能な通信回路によってホストI/F回路17と結ばれている。このホスト8は、ホストI/F回路17を介して、CPU16へファクシミリ送信を目的とした印字データを送る。この印字データはコードデータからなり、さらに印字データにはファクシミリ送信先の指定データと送信結果報告とが含まれている。データを受けたCPU16はシステムI/F回路18を介し、システム制御装置1に対してファクシミリ送信を行うことを要求する。システム制御装置1(図1参照)は、FAX制御装置5に対してファクシミリ送信要求があることを知らせ、相手先指定情報と送信結果報告指定情報とを送る。情報を受けたFAX制御装置5はシステム制御装置1に応答する。さらにシステム制御装置1はCPU16(図3参照)に対してプリント開始を指令する。
CPU16はファクシミリ送信指定以前の印字データを読み飛ばし、指定のページのみ画像情報制御回路21によってコードデータを画像データに変換して画像データをRAM20に収容し、送信指定とともにシステム制御装置1に送る。
画像データが送られたシステム制御装置1はページ単位でFAX制御装置5(図1参照)に画像データを送る。
FAX制御装置5には、プリンタ制御装置4においてRAM20(図3参照)が保持する画像データを、画像情報制御回路21を使用して圧縮した画像データが送られる。この画像データはRAM26(図4参照)に蓄えられる。そして、回線制御回路23が送受信相手先ファクシミリ端末に対して発呼し、RAM26に蓄えた印字データを送信する。
送信が終了すると、回線制御回路23はCPU22に対して送信終了を報告し、FAX制御装置5のRAM26に蓄えた先の送信結果報告指定により、システム制御装置1は送信終了の旨をプリンタ制御装置4のCPU16(図3参照)を介してホスト8に通知する。
このような制御により、送信状況が印刷機能を介してホスト8に通知されるため、結果を確認するために複合機Aを操作する必要がなくなり、複合機Aの使用効率が向上し、利用者は通知を待つだけで済み、快適な使用が可能となる。
(6) ホスト8は双方向通信可能な通信回路によってホストI/F回路17と結ばれている。ホスト8は、ホストI/F回路17を介してCPU16へファクシミリ受信監視指定データを送る。ファクシミリ受信監視指定データは即時応答と受信完了時点応答の2種類があり、またファクシミリ受信監視指定データにはファクシミリ受信相手先指定データが含まれる。ファクシミリ受信監視指定データを受けたCPU16はシステムI/F回路18を介し、システム制御装置1に対してファクシミリ受信監視を行うことを要求する。システム制御装置1はFAX制御装置5に対してファクシミリ受信監視を行う旨通知する。
即時応答の場合には、FAX制御装置5が、RAM26に蓄えた受信データと受信相手先指定データとが一致するかどうかを調べ、一致する場合には、システム制御装置1に受信結果を通知する。さらにシステム制御装置1は受信結果をCPU16(図3参照)に通知するとともにプリンタ2より印字,出力させる。またCPU16はホスト8に受信結果を通知する。なお、受信相手先指定データと受信した相手先とが一致しない場合には、ホスト8に受信結果を通知せずに、システム制御装置1が受信データをプリンタ2より印字,出力させる。
受信完了時点応答の場合には、FAX制御装置5が前記FAX受信監視指定データを受け入れ、このデータをRAM26に蓄え、システム制御装置1(図4参照)に応答する。
そして、受信相手先ファクシミリ端末から複合機Aに対して呼び出しがあると、まず、回線制御回路23が受信データを受け取り、そのデータをRAM26に蓄える。受信が終了すると、回線制御回路23はCPU22に対して終了を報告する。さらにFAX制御装置5は、RAM26に蓄えてあるFAX受信相手先指定データと今回の受信データの受信相手先とが一致するか否かを調べる。一致する場合はシステム制御装置1に受信結果を通知し、システム制御装置1(図3参照)は受信結果をCPU16に通知し、CPU16はホスト8に受信結果を通知するとともにプリンタ2より印字,出力させる。
このような制御により、指定した相手先からの受信状況が印刷機能を介してホスト8に通知されるため、データを確認するために複合機Aを操作する必要がなくなり、複合機Aの使用効率が向上し、さらに利用者はホスト8から複合機Aに問い合わせを行うか、あるいは通知を待つだけで済み、快適な使用が可能となる。
(7) ホスト8(図3参照)は、ホストI/F回路17を介してCPU16へ、ファクシミリ送信を目的とした印字データを送る。この印字データはコードデータからなり、さらに印字データにはファクシミリ送信先の指定データと送信同時印刷指定データが含まれている。印字データを受けたCPU16はシステムI/F回路18を介し、システム制御装置1に対してファクシミリ送信と同時にプリントを行うことを要求する。システム制御装置1が送信同時印刷要求であると判断すると、印字データが画像情報制御回路21によってRAM20上に展開される。イメージ展開が終了すると、システム制御装置1(図1参照)はFAX制御装置5の使用の可否を判断する。
使用可能ならば、RAM20(図3参照)が保持する画像データを画像情報制御回路21を使用して圧縮し、FAX制御装置5のRAM26(図4参照)に蓄える。そして、回線制御回路23は送受信相手先ファクシミリ端末に対して発呼し、RAM26に蓄えた画像データを送信する。
使用不可能ならば、展開された画像データを一旦補助記憶装置7(図1参照)に格納し、使用可能になった時点で画像データの送信を開始する。
さらに、画像データの送信を開始した後システム制御装置1は、プリンタ制御装置4の使用の可否を判断し、使用可能ならば、プリンタ制御装置4の制御によりプリンタ2を起動し、RAM20(図3参照)上の同じデータを印刷し排紙する。プリンタ制御装置4が使用できない場合は、展開されたデータを一旦補助記憶装置7(図1参照)に格納し、プリンタ制御装置4が使用可能になった時点で印刷を開始する。
このような制御により、送信と印刷の2つの要求を1つの指定において同時に処理することが可能となる。
(8) 公衆回線9(図4参照)から送られてきた相手先からの受信データを、まずFAX制御装置5が受け取り、RAM26に蓄積するとともにシステムI/F回路24を介して受信データを受けた旨システム制御装置1に通知する。システム制御装置1(図1参照)は、FAX制御装置5より通知を受け取ると、ホスト8の指定が受信同時印刷要求であるか否かを判断する。
ホスト8の指定が受信同時印刷要求であるとシステム制御装置1が判断すると、次に、システム制御装置1はプリンタ制御装置4の使用の可否を判断し、使用可能ならば、受信データをRAM20(図3参照)に展開する。イメージ展開が終了すると、システム制御装置1はプリンタ制御装置4の制御によりプリンタ2を起動し、RAM20上の画像データを印刷する。
プリンタ制御装置4が使用できない場合には、受信したデータを一旦補助記憶装置7(図1参照)に格納し、使用可能になった時点で処理を開始する。プリントが終了したら、そのデータに印刷終了のマークを付加し、補助記憶装置7に格納する。
このような制御により、受信データが用紙にプリントされた後もデータを消さずに補助記憶装置7に蓄積しておくため、受信されたファクシミリ・データの二次的再利用が可能となる。
(9) 補助記憶装置7(図1参照)内には、(8)で述べた蓄積データとは別管理の定型フォームデータを格納する区画、すなわち定型フォーム記憶領域が設けられている。
ホスト8(図3参照)より送られてきたコードデータは、まずプリンタ制御装置4が受け、さらにシステム制御装置1に送られる。送られたコードデータに定型フォームデータの登録要求が含まれているとシステム制御装置1が判断すると、画像情報制御回路21が、そのデータをRAM20上にイメージ展開する。展開が終了すると、システム制御装置1は定型フォームデータ管理装置31を起動させる。この定型フォームデータ管理装置31は、補助記憶装置7の定型フォーム記憶領域に、RAM20上に展開されたイメージデータを格納させる。
また、スキャナ3(図1参照)で読み取られたデータの定型フォーム登録の場合も同様に、読み取ったデータをRAM20(図3参照)上にイメージ展開する。展開が終了すると、システム制御装置1は定型フォームデータ管理装置31を起動する。さらに定型フォームデータ管理装置31はRAM20上に展開されたイメージデータを定型フォーム記憶領域に格納する。その際、ホスト8より格納するイメージデータの名称を入力し、この名称データとともにイメージデータを格納しておく。
ホスト8等を通じて登録定型フォームデータの削除または名称変更等の要求がなされたときには、システム制御装置1に定型フォームデータ管理装置31を起動させて登録内容の変更を行う。また、複合機Aに対して恒常的に繋がれているかまたは同期的に結合されている同種の装置や回線、またはその他の媒体を通してさらに定型フォームデータ管理装置31を介し、補助記憶装置7内の定型フォームデータを交換することができる。
次に、前述したシステム構成において、定型フォームを利用したファクシミリ機能の動作を以下に示す。
送信の場合、ホスト8からの送信データに定型フォームの指定があれば、システム制御装置1は、定型フォームデータ管理装置31を起動し、指定された定型フォームデータをRAM20にイメージ展開する。展開が終了した後、システム制御装置1はFAX制御装置5(図1参照)を起動して、送信先の装置と回線を接続し、情報を交換する。送信先に同種の定型フォームデータがない場合は、相手先への送信データ本体をRAM20(図3参照)上のフォームデータの上に重ねて展開する(OR書き込み)。展開が終了したならば、RAM20に展開されているデータを相手先に送信する。
送信先に同じ定型フォームデータがあれば、RAM20をクリアし、相手先への送信データ本体をRAM20に展開する。展開が終了したら、RAM20に展開されているデータに定型フォーム情報を付加し、相手に送る。相手先では、受信した定型フォーム情報を基に定型フォームデータ検索し、展開する。そして、展開したフォームデータの上に受信した送信データ本体を重ねて展開し、印刷,出力がなされる。
受信の場合、受信したデータに定型フォーム情報が付加されているとシステム制御装置1が判断したならば、定型フォームデータ管理装置31を起動し、指定された定型フォームデータをRAM20にイメージ展開する。さらに、受信データ本体をRAM20上のフォームデータの上に重ねて展開する(OR書き込み)。展開が終了したならば、システム制御装置1はそのデータをRAM20に記憶するとともに、プリンタ制御装置4の制御によってプリンタ2を起動し、プリントアウトする。
このような制御により、プリンタ機能とファクシミリ機能を組み合わせた形でのオーバーレイが実現し、送受信データの容量を減らして通信(回線)利用コストの削減が可能となる。
(10) ホスト8(図3参照)より送られてきたコードデータは、まずプリンタ制御装置4が受け取り、システム制御装置1に通知する。システム制御装置1は、定型フォームデータの登録要求であると判断すると、そのデータをRAM20上に展開する。展開が終了するとシステム制御装置1は、定型フォームデータ管理装置31を起動し、RAM20上に展開された画像データを補助記憶装置7の定型フォーム記憶領域に格納する。
スキャナ3で読み取られたデータの定型フォーム登録の場合も同様に、読み取られたデータはRAM20上にイメージ展開される。展開が終了すると、システム制御装置1は定型フォームデータ管理装置31を起動し、RAM20上に展開された画像データを補助記憶装置7の定型フォーム記憶領域に格納する。
そして、指定の定型フォームデータをRAM20に展開し、その上にファクシミリ機能のスキャナ3で読み込んだデータを重ねる。このRAM20上のデータを画像情報制御回路21で圧縮し、RAM26(図4参照)に蓄積して送信先に送信する。
スキャナ3で読み取られたデータの定型フォーム登録の場合も同様に、RAM20上にイメージ展開される。展開が終了すると、システム制御装置1は定型フォームデータ管理装置31を起動する。定型フォームデータ管理装置31はRAM20上に展開されたイメージデータを定型フォーム記憶領域に格納する。
そして、前記スキャナ3で読み取り、格納されている定型フォームデータの中で、指定の定型フォームデータをRAM20に展開し、その上にホスト8から送信されてきたデータを重ねる。このRAM20上のデータを画像情報制御回路21で圧縮し、RAM26(図4参照)に蓄積して送信先に送信する。
このような制御により、ファクシミリ機能においても定型フォームを利用することによって、オーバーレイ機能による定型的な書式でのデータの送受信を簡易化できる。
(11) ホスト8(図3参照)は、現在補助記憶装置7(図1参照)に蓄積されている印字データのファイル管理を目的としたコードデータをCPU16(図3参照)に送る。このCPU16は、システムI/F回路18を介してシステム制御装置1に対して、補助記憶装置7(図1参照)に蓄積されている印字データのファイル管理を行うことを要求する。要求を受けたシステム制御装置1(図3参照)は、蓄積データ管理装置6を起動させて、補助記憶装置7内のファイルや一覧表の呼出し等、ファイル管理を行う。
例えば、ホスト8(図3参照)から蓄積受信データの表示の要求があれば、システム制御装置1は、現在、補助記憶装置7に蓄積されている受信データの一覧をホスト8に通知する。ホスト8に通知した情報の中からデータを指定しての印刷要求があれば、システム制御装置1は、指定されたデータをRAM20にイメージ展開し、プリンタ制御装置4を起動する。プリンタ制御装置4は、RAM20に展開されているデータをプリントし、排紙する。
このような制御により、蓄積された受信データをホスト8により選択指定でき、必要なデータのみをプリンタ機能を用いてプリントすることができる。
(12) ホスト8(図3参照)は、現在補助記憶装置7(図1参照)に蓄積されている印字データのファイル管理を目的としたコードデータをCPU16(図3参照)に送る。このCPU16は、システムI/F回路18を介してシステム制御装置1に対して、補助記憶装置7(図1参照)に蓄積されている印字データのファイル管理を行うことを要求し、システム制御装置1(図3参照)は、コードデータの要求に沿った処理を施してホスト8に通知する。ファイル管理には次に示すものが挙げられる。
ホスト8(図3参照)から蓄積印字データの一覧表示の要求があれば、システム制御装置1は、蓄積データ管理装置6を起動して現在補助記憶装置7(図5参照)に蓄積されている印字データの一覧をホスト8(図3参照)に通知し、表示する。
ホスト8からデータの送信取消し要求があれば、システム制御装置1は、蓄積データ管理装置6を起動して補助記憶装置7(図5参照)内に蓄積されている印字データの内から要求されたデータを送信待ち状態から開放する。なお、このときデータは消さない。
ホスト8(図3参照)からのデータの削除要求があれば、システム制御装置1は、蓄積データ管理装置6を起動して、補助記憶装置7(図5参照)に蓄積されている印字データの内から要求されたデータを削除する。
ホスト8(図3参照)からデータの変更要求があれば、システム制御装置1は、蓄積データ管理装置6を起動して、補助記憶装置7(図5参照)内に蓄積されている印字データの内から要求されたデータをホスト8(図3参照)に送り返し送信待ち状態から開放する。ホスト8から変更されたデータが送られてきたら、以前の登録データを削除し新規に登録する。
ホスト8からのデータの追加(結合)要求があれば、システム制御装置1は、蓄積データ管理装置6を起動して、補助記憶装置7(図5参照)に蓄積されている印字データの内から要求されたデータを1つのデータとして再登録する。
このような制御により、登録済みの未送信データのホスト8(図3参照)による送信の取消し、および未送信データの削除を実現するとともに、送信情報(宛先,時刻等)・送信データの内容の変更・追加、および複数のデータを結合し、1つのデータにまとめることをも可能とし、さらにファクシミリ本体まで行かなくともファクシミリ送信の操作を行うことを可能とする。
(13) 印字データのイメージ送信時において、コマンド解析回路19(図3参照)が、ホスト8からホストコンピュータI/F回路17を介して印字データ(プリンタ制御装置4の制御コード等を含む)を受信すると、CPU16は、印字データをRAM2 0にイメージとして展開することを画像情報制御回路21に要求する。
データが展開されると、画像情報制御回路21はシステム制御装置1を介してFAX制御装置5のコマンド解析回路25にRAM20で展開されたイメージの送信を要求する。要求を受けたFAX制御装置5(図4参照)のコマンド解析回路25はRAM20(図3参照)のサイズと向きからページの上下を決め、マーカーを決まった位置に付加し、ファクシミリデータとして送信または蓄積させる。
また、ファクシミリデータ受信時において、FAX制御装置5(図4参照)のコマンド解析回路25はファクシミリデータをRAM26にイメージとして展開させる。そして、画像情報制御回路27は、ページバッファであるRAM26に展開されたイメージを検索してマーカーの有無を検出し、マーカーを検出したらその位置から受信原稿の上下を判定する。
このような制御により、送信原稿の上下を通知することができ、また、ファクシミリ受信時に原稿の上下を示すマーカーを検出することで、受信原稿の上下を判定することが可能となる。
(14) 相手先からの印字データをそのままファクシミリデータとして受信すると、FAX制御装置5(図4参照)のコマンド解析回路25は、そのファクシミリデータの付加情報データによりコードデータであることを認識する。受信データがコードデータであることがわかると、FAX制御装置5のコマンド解析回路25を介してコードデータをプリンタ制御装置4(図3参照)のコマンド解析回路19に送る。印字データを受けたコマンド解析回路19は、印字データをイメージとして展開するように画像情報制御回路21に要求する。このとき、印字データ中に原稿の回転コマンドがあれば、その指定に従って展開方向を回転させる処理を行う。
このような制御により、印字データ中のコマンドの指定により受信データを回転させることで、送信側の出力方向を指定することができる。
(15) ホスト8(図3参照)からのコードデータである印字データをプリンタ制御装置4で受信し、それをイメージにしてファクシミリ送信をするとき、印字データを受信するコマンド解析回路19は、ファクシミリ用にミリ系のRAM20に最も近いコマンド解析回路19がプリントに使うインチ系の解像度であると仮定して、それにインチ・ミリ変換の変倍を加えて処理し、印字データをイメージに展開する。
コマンド解析回路19の処理では、変倍後の大きさに最も適する大きさのフォントイメージを選択し、文字・行ピッチなどのみを変倍してRAM20に展開する。つまり、イメージコマンド等、直にイメージとして処理するもののみを変倍して展開する。ミリ系の解像度で作られたRAM20に印字データのイメージが展開されると、そのイメージデータは、システム制御装置1を介してFAX制御装置5(図4参照)のコマンド解析回路25に通知され、RAM20(図3参照)に展開されたイメージをファクシミリ信号にして蓄積、もしくは送信される。
このような制御により、印刷出力イメージをファクシミリデータとして送信する場合、ミリ系のサイズでRAM20にイメージ展開し、そこに該当する最も近いプリンタ2が持つインチ系の解像度でインチ・ミリ変換のための変倍を加えて印字データをイメージに展開することで、フォントイメージは変倍しないため、ミリ系のイメージの画質の劣化を少なくすることができる。
(16) 相手先からの印字データをそのままファクシミリデータとして受信すると、FAX制御装置5(図4参照)のコマンド解析回路25は、そのファクシミリデータの付加情報データによりコードデータであるか否かを認識する。受信データがコードデータであることがわかると、CPU22はシステム制御装置1を介して印字データをプリンタ制御装置4(図3参照)のコマンド解析回路19に送る。このとき、コマンド解析回路25(図4参照)はファクシミリの原稿幅と長さも同時にコマンド解析回路19(図3参照)に通知する。
印字データを受けたコマンド解析回路19は、印字データをイメージとして展開するように、画像情報制御回路21に要求する。このとき、印字データを展開しようとする用紙サイズを、FAX制御装置5(図4参照)のコマンド解析回路25から送られた原稿の幅と長さに従って設定する。また、印字データ中に用紙サイズを指定するコマンドがあれば、その指定に従って展開するようサイズを設定する。設定したサイズと同じ大きさの用紙、もしくはそれより大きな用紙がないとき、コマンド解析回路19(図3参照)は印刷できる最も大きな用紙を探し、その大きさのRAM20に元の原稿の大きさから、展開する用紙の大きさに収まるような縮小率(例えば、原稿サイズがA4で、出力可能な用紙サイズがB5なら縮小率は0.87倍)を求め、その縮小率で縮小の処理を行い画像情報制御回路21に展開を要求する。
このような制御により、印字データをそのままファクシミリデータに変換して送受信するとき、受信側で出力できる用紙サイズに合わせて印字データを縮小しながらプリンタ2(図1参照)でイメージに展開し出力することで、画質の劣化を軽微にとどめながら最適な出力結果を得ることができる。
(17) ホスト8(図3参照)からのコードデータである印字データをプリンタ制
御装置4が受信して、その印字データをそのままファクシミリデータとして出力するとき、プリンタ制御装置4のコマンド解析回路19は、印字データ中のコマンドを解析し、出力しようとする用紙に合わせて印字データをページ単位に分割する。
さらに、その中からイメージコマンドとそのイメージコマンドによって制御されるイメージデータのみを分離する。そして、画像情報制御回路21の制御のもと、イメージコマンドの命令に従ってイメージデータをRAM20に展開させる。なお、イメージコマンドおよびイメージデータが印字データより分離されることで、複合機Aの各部を制御するテキスト・制御コマンドデータが残される。
コマンド解析回路19は、イメージコマンドとイメージデータを除いたコードデータであるテキスト・制御コマンドデータに、イメージコマンドとイメージデータを分離したことを示すイメージ分離情報を付加し、ページごとにコマンド解析回路25(図4参照)へシステム制御装置1を介して送る。イメージ分離情報が送られたFAX制御装置5のコマンド解析回路25は、画像情報制御回路21(図3参照)からのイメージデータの展開完了の通知を待つ。イメージデータの展開が完了したら、コマンド解析回路19からのイメージ分離情報およびテキスト・制御コマンドデータをそのままファクシミリデータに変換し、また、分離したイメージデータを通常のイメージデータのように圧縮してファクシミリデータにして、それぞれを蓄積送信する。
また、相手先よりテキスト・制御コマンドデータとイメージデータとに分離して送信されたファクシミリデータを受信したとき、FAX制御装置5(図4参照)のコマンド解析回路25は、相手先の印字データをそのままファクシミリデータとして受信する。そしてファクシミリデータの付加情報データにより、コードデータであること、および相手先が、テキスト・制御コマンドデータとイメージデータとを分離して送信したことを認識する。
受信データがテキスト・制御コマンドデータとイメージデータとを分離したコードデータであることがわかると、FAX制御装置5のコマンド解析回路25は、
イメージコマンドと対になるイメージデータをRAM26に展開させ、システム制御装置1を介してテキスト・制御コマンドデータと、イメージデータを展開したRAM26の情報とをプリンタ制御装置4(図3参照)のコマンド解析回路19に送る。テキスト・制御コマンドデータと、イメージデータとを展開したRAM26(図4参照)の情報が送られたコマンド解析回路19(図3参照)は、RAM26の情報をイメージデータとして展開するように画像情報制御回路21(図3参照)に要求し、イメージとコードから生成したイメージデータをRAM20で合成する。
このような制御により、印字データからイメージ処理コマンドとそのイメージデータを分離し、残りのその他データを出力しようとする用紙の大きさに合わせページごとに分割し、イメージデータのみを実際に展開し、コードデータはそのまま、イメージデータはイメージとして圧縮しファクシミリ送信し、受信側でイメージとコードデータより生成されるイメージを合成することで、送信するファクシミリデータ量を削減することができる。
(18) 送信原稿1枚ごとに送信解像度を設定でき、原稿の1枚目のみあらかじ
め別に送信解像度を設定する手段を持つ。送信原稿を読み取って、引き渡されたFAX制御装置5(図4参照)のコマンド解析回路25は、既に設定されている1枚目の送信解像度に従って1枚目の原稿をファクシミリデータにし、2枚目以降の原稿は、FAX制御装置5のコマンド解析回路25から渡された現在の送信解像度の指定に従って原稿をファクシミリデータにして、送信または補助記憶装置7に蓄積する。
このように、送信原稿1枚ごとに送信解像度を設定でき、原稿の1枚目のみあらかじめ別に送信解像度を設定する手段を備えたことで、1枚目の原稿の解像度のみをあらかじめ低い解像度に設定できるようになり、ファクシミリ送信データの量を削減できる。
(19) プリンタ2(図3参照)に、ホスト8からプリンタ制御装置4,システム制御装置1を介して印字データとその印字データをファクシミリ送信するコマンド,相手先の指定情報(電話番号またはファクシミリに登録されている電話帳の記号等)が送られてくると、プリンタ制御装置4が印字データの送信相手先を指定してファクシミリ送信するコマンドであることを判断し、システム制御装置1を介してFAX制御装置5(図4参照)に相手先の指定を行う。また、プリンタ制御装置4(図3参照)は、システム制御装置1を介して、FAX制御装置5(図4参照)に登録された相手先情報やFAX制御装置5の状態を得ることにより、印字データをどのように処理するかセレクトし、システム制御装置1(図3参照)を介して転送できる形式に変換してFAX制御装置5(図4参照)に転送する。
FAX制御装置5は、プリンタ制御装置4(図3参照)からシステム制御装置1を介して、プリンタ制御装置4から送られてくる相手先や転送方法等の情報を処理し、相手先の指定や各種の設定を行い、さらにプリンタ制御装置4から送られてくる転送データを処理し、指定した相手先に送信する。
このような制御により、ホスト8からのコマンドによってプリンタ2の印字データをファクシミリ送信する相手先を指定できるので、ユーザが複合機Aの設置場所まで行かなくても済むようになる。
(20) プリンタ2(図1参照)にホスト8(図3参照)からファクシミリの電話帳登録用のコマンドや、ファクシミリの各種設定用のコマンドが送られてくると、プリンタ制御装置4は、送られてきたコマンドを解釈し、FAX制御装置5(図4参照)に対して電話帳登録や各種の設定をするコマンドであることを認識する。このコマンドは、FAX制御装置5に対しどのような設定をするか、または登録をするかというコマンドの要求項目をプリンタ制御装置4(図3参照)が整理して、これらの要求項目を実施してくれるようにシステム制御装置1に対して要望するものである。
システム制御装置1は、プリンタ制御装置4から入力された要望を解釈し、要望の整理を行い、FAX制御装置5(図4参照)に対してプリンタ制御装置4(図3参照)からの要望を伝える。FAX制御装置5(図4参照)は、システム制御装置1(図3参照)からきた要望が実施可能かどうか判断し、可能な場合には実施し、システム制御装置1に対して実施して状態がどうなったか等を伝える。
要望を実施できない場合や、実施中に失敗した場合などは、これらの情報をFAX制御装置5(図4参照)がシステム制御装置1(図3参照)に通知する。システム制御装置1はFAX制御装置5(図4参照)からプリンタ制御装置4(図3参照)の要望が成功したかどうかをプリンタ制御装置4に対して通知する。
このような制御により、プリンタ制御装置4はFAX制御装置5(図4参照)に対して要求した項目が実施されたか否かがわかり、実施されない場合、以後の処理に不具合のあるものは代わりの処理をするなどコマンド処理後の動作を円滑に行えるようになる。
(21) プリンタ制御装置4(図3参照)が、FAX制御装置5(図4参照)の情報
(相手先情報等)を得るために、まずプリンタ制御装置4はFAX制御装置5のどの情報が欲しいか、また、どのような形で欲しいかを整理する。プリンタ制御装置4(図3参照)は、要望するFAX制御装置5(図4参照)の情報の入手形式が決まると、この情報の入手形式で情報を得るためにシステム制御装置1に対して情報を送るように要求する。
なお、システム制御装置1に対して要求をする方法は、目的に応じて複数用意しておく。そして、プリンタ制御装置4(図3参照)が先に決めたFAX制御装置5(図4参照)の情報の入手形式で情報を得るのに、最も都合のよいシステム制御装置1への要求方法を選ぶ。システム制御装置1への要求方法が決まると、プリンタ制御装置4は、この要求方法でシステム制御装置1に対して要求に応えるように通知を出す。
FAX制御装置5に対する通知の方法も複数用意されており、システム制御装置1は、プリンタ制御装置4(図3参照)からきた要求や現在の複合機Aの状態などを考慮して適した通知方法をセレクトする。FAX制御装置5(図4参照)は、システム制御装置1から通知を受けると何が求められているかを解釈し、求められている情報(電話帳の相手先情報)やファクシミリの状態(メモリ使用状況・ファイル情報)を求められている形式・方法でシステム制御装置1に対して応答を返す。
システム制御装置1は、FAX制御装置5から回答をもらうと、プリンタ制御装置4の欲していた形式・方法や現在の複合機Aの状態等を考慮して最も適した形式・方法をセレクトして、プリンタ制御装置4(図3参照)に欲していたFAX制御装置5(図4参照)の情報を知らせる。
上述のものは、ファクシミリの情報をプリンタ制御装置4(図3参照)が入手する手段についてのものだが、前記(15)記載の制御の場合には情報が相手先情報、前記(16)記載の制御の場合には情報がファクシミリの状態とすればよい。
このような制御により、FAX制御装置5(図4参照)の情報をプリンタ制御装置4(図3参照)が入手することができるようになる。またFAX制御装置5(図4参照)の情報をプリンタ制御装置4(図3参照)が入手できることにより、相手先の情報によりプリンタ制御装置4は印字データを、相手の機種に合わせた形式に変換する処理を実施することができる。さらに、ファクシミリのメモリ状態等に応じて、プリンタ制御装置4は印字データ等に応じて、プリンタ制御装置4がファクシミリ送信する印字データ等に対して適した処置をすることができる。
(22) ホスト8とプリンタ制御装置4とは双方向インターフェイス(例えばRS232C)で連結されており、前記(21)の制御でプリンタ制御装置4が得たFAX制御装置5の情報を、この双方向インターフェイスを介して直接ホスト8に転送することができる。
この場合、プリンタ制御装置4はシステム制御装置1に対して、ホスト8に直接、転送する形式方法でプリンタ制御装置4にFAX制御装置5の情報を知らせるように要求しておく。
また、プリンタ制御装置4がシステム制御装置1を介して得たFAX制御装置5の情報を、プリンタ制御装置4が整理して管理し記憶しておき、ホスト8からの要求に応じてホスト8に転送することもできる。
また、FAX制御装置5の情報の1つである通信管理レポートを双方向インターフェイスによりホスト8に知らせることができる。なお、ホスト8との転送方法は、プリンタコマンド等で決めておけばよい。
(23) 前記(21)の制御によれば、FAX制御装置5(図4参照)の情報をプリンタ制御装置4(図3参照)の通信(送受信)ごとに得られる相手先情報をホスト8に知らせることができる。
次に示す制御は、(21)の制御に対し、さらにプリンタ制御装置4またはFAX制御装置5(図4参照)の送受信ごとに相手先情報をホスト8に知らせるモード(プリンタ制御装置4(図3参照)の場合、ホスト8からのコマンドやパネルの設定等、FAX制御装置5(図4参照)の場合、パネルの設定や自社のコマンド等)を設定したものである。このモードが指定されたプリンタ制御装置4やFAX制御装置5は、システム制御装置1に対してFAX制御装置5の送受信ごとに、相手先情報をホスト8に通知するモードであることを知らせる。
システム制御装置1は、通知がプリンタ制御装置4(図3参照)からきた場合、
FAX制御装置5(図4参照)に、相手先情報をホスト8に知らせるモードであることを知らせる。またシステム制御装置1は、通知がFAX制御装置5からきた場合にも、プリンタ制御装置4(図3参照)に、相手先情報をホスト8に知らせるモードであることを知らせる。これにより、プリンタ制御装置4,FAX制御装置5の両方共、相手先情報をホスト8に知らせるモードであることがわかり、それぞれの制御装置4,5で相手先情報をホスト8に知らせるモードのための準備をする。例えば、プリンタ制御装置4の場合、双方向のホストI/F回路17のオープン,ファクシミリ情報の記憶・管理の準備等、FAX制御装置5の場合、送受信ごとに相手先情報をシステム制御装置1を介してプリンタ制御装置4に知らせる設定にする。
以後、FAX制御装置5(図4参照)の送受信のときにわかった相手先の情報を、FAX制御装置5はシステム制御装置1を介してプリンタ制御装置4(図3参照)に知らせ、プリンタ制御装置4はこの情報をホスト8に双方向のホストI/F回路17によりホスト8とに知らせる。
前記説明では、プリンタ制御装置4,FAX制御装置5の両方が、このモードであることを認識することにより実現している。しかしそれ以外でも、システム制御装置1がこのモードを認識して、プリンタ制御装置4,FAX制御装置5に適切な要求を出すことにより実現することもできる。この場合、システム制御装置1は各制御装置4,5の状態等を管理しているので、FAX制御装置5の送受信があったことをシステム制御装置1が検知することは可能である。
システム制御装置1とFAX制御装置5との送受信があった場合、この送受信での相手先情報をプリンタ制御装置4に知らせる一連の処理をして、プリンタ制御装置4に対してこの相手先情報を双方向のホストI/F回路17によりホスト8に知らせるよう指示をする。このようにして実現することも可能である。
(24) ホスト8(図3参照)とプリンタ制御装置4との間には、インターフェイスが2本存在する。1本は印字データ転送用のインターフェイスであり、もう1本は、コマンド転送およびそれに対する結果通知を通信するための双方向インターフェイスである。後者のインターフェイスを介しプリンタ制御装置4に取り入れられたコマンドは、コマンド解析回路19において、プリンタ制御装置4に対するものであるかどうか判別される。もしそうであれば、そのままプリンタ制御装置4で処理される。
また、前記コマンドが融合機能に関するものであった場合、そのコマンドはシステム制御装置1に送られ、コマンド解析回路13(図2参照)で解析され処理される。そしてその処理結果を、再びプリンタ制御装置4(図3参照)のホストI/F回路17を介してホスト8へ通知する。
このような制御により、プリンタ機能とファクシミリ機能の融合機能のホスト8からの操作が容易にできるようになる。
(25) ファクシミリ文書を公衆回線9(図4参照)から着信すると、その文書が
イメージデータであるかテキストデータであるかをCPU22が判別し、その情報を付加してRAM26に蓄積する。ホスト8からホストI/F回路17を介してファクシミリ受信ファイルの要求コマンドがCPU16(図3参照)に入力されると、この要求コマンドは、システム制御装置1のコマンド解析回路13(図2参照)によって解析される。そして、要求されたファイルは、FAX制御装置5(図4参照)のRAM26からプリンタ制御装置4(図3参照)のホストI/F回路17に転送され、そこからホスト8に送られる。
このような制御により、ファクシミリ受信した印字データのホスト8上での保存,管理が可能となる。
(26) ホスト8(図3参照)からプリンタ制御装置4のホストI/F回路17を介して、ファクシミリ機能によるファイル転送の要求コマンドをCPU16が受けると、そのコマンドはシステム制御装置1に送られコマンド解析回路13でコマンド解析が行われる。そして、システム制御装置1の制御により、プリンタ制御装置4のホストI/F回路17を経て入力される転送先情報および印字データをFAX制御装置5(図4参照)のCPU22に送り、ファイルデータを回線制御回路23を通じて相手先に送信する。
このような制御により、ホスト8上のファイルをプリンタ用のインターフェイスのみを利用して、ファクシミリ転送することが可能となる。
(27) ホスト8(図3参照)から、プリンタ制御装置4のホストI/F回路17を介して印字データの中継依頼送信の要求コマンドを受けると、そのコマンドは、システム制御装置1に送られ、コマンド解析回路13によって解析される。そして、システム制御装置1の制御のもとに、プリンタ制御装置4のホストI/F回路17を経て入力される中継先情報,送信先情報,印字データをFAX制御装置5(図4参照)に送り、中継依頼送信を実行し、相手先に送信する。
このような制御により、ホスト8から遠隔操作で印字データのファクシミリ送信ルートを決定できるようになり、複合機Aの快適な操作が可能となる。
(28) 図3のホスト8(図3参照)とプリンタ制御装置4とのインターフェイス
は複数存在し、その内の1つからプリンタ機能の使用リクエストがくると、現在プリンタ機能が使用中であるか否かがチェックされ、使用中でなければ印字データはプリンタ制御装置4のCPU16で処理され、プリンタ2(図1参照)で印刷される。
プリンタ2が使用中であった場合には、その印字データがシステム制御装置1に送られ、登録されている転送情報と一緒にFAX制御装置5(図4参照)に送信される。そして近隣の複合機Aに回線を通って転送され、そこで印刷される。
このような制御により、2つのホストからプリントアウトの要求が同時にきても、両要求を同時に実行することが可能となり、待ち時間を短縮することができる。
本発明の実施形態のシステム構成図である。 システム制御装置の回路構成を示す構成図である。 プリンタ制御装置の回路構成を示す構成図である。 ファクシミリ制御装置の回路構成を示す構成図である。 蓄積データ管理装置の回路構成を示す構成図である。
符号の説明
1 システム制御装置
2 プリンタ
3 スキャナ
4 プリンタ制御装置
5 ファクシミリ制御装置(FAX制御装置)
6 蓄積データ管理装置
7 補助記憶装置
8 ホストコンピュータ(ホスト)
9 公衆回線
10,16,22,28 中央処理装置(CPU)
11 プリンタ制御回路
12 スキャナ制御回路
13,19,25,30 コマンド解析回路
14,20,26 RAM
15,21,27 画像情報制御回路
17 ホストコンピュータインターフェイス回路(ホストI/F回路)
18,24,29 システム制御装置インターフェイス回路(システムI/F回路)
23 回線制御回路
31 定型フォームデータ管理装置
32 蓄積データ制御装置
A 複合機

Claims (42)

  1. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、
    外部の端末や装置とのデータの送受信に関する相手先情報をホストコンピュータに送信することを特徴とする複合機。
  2. 前記ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能は、プリンタ機能であることを特徴とする請求項1記載の複合機。
  3. 前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能は、ファクシミリ機能であることを特徴とする請求項1記載の複合機。
  4. 前記相手先情報は、前記ファクシミリ機能のデータの送受信に関する情報であることを特徴とする請求項1または3記載の複合機。
  5. 前記相手先情報をホストコンピュータに送信するタイミングは、前記外部の端末や装置とのデータの送受信ごとに行うことを特徴とする請求項1、3または4記載の複合機。
  6. 前記相手先情報は、相手先名あるいは相手先の電話番号に関する情報であることを特徴とする請求項1、3、4または5記載の複合機。
  7. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、
    前記データを送受信する機能によって受信したデータを複合機内にファイルとして保持する機能と、保持したファイルをホストコンピュータに転送する機能をさらに備え、前記ホストコンピュータより前記接続された外部の端末や装置から受信したデータの要求コマンドを受信した場合に、前記ファイルを転送する機能によって前記複合機内に保持されたファイルをホストコンピュータに送信することを特徴とする複合機。
  8. 前記ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能は、プリンタ機能であることを特徴とする請求項7記載の複合機。
  9. 前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能は、ファクシミリ機能であることを特徴とする請求項7記載の複合機。
  10. 前記受信した印字データを複合機内にファイルとして保持する機能で該ファイルを保持した後に、前記転送する機能によって保持した該ファイルをホストコンピュータに転送することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項記載の複合機。
  11. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、
    複合機に接続されているホストコンピュータ上のファイルを受信し、双方向通信可能なインターフェースを介して、前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能によって前記ファイルを送信することを特徴とする複合機。
  12. 前記ホストコンピュータより受信したコマンドを解析する機能をさらに有し、前記ホストコンピュータよりファイル転送の要求コマンドを受信した場合に、前記コマンドを解析した結果に基づき、前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能によって前記ファイルを送信することを特徴とする請求項11記載の複合機。
  13. 前記ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能は、プリンタ機能であることを特徴とする請求項11または12記載の複合機。
  14. 前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能は、ファクシミリ機能であることを特徴とする請求項11または12記載の複合機。
  15. 前記受信したホストコンピュータ上のファイルは、転送先情報および印字データであることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項記載の複合機。
  16. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、
    印字データを前記外部の端末や装置に送受信する機能によって送信する場合に、その送信ルートをホストコンピュータから指定できる機能を備えたことを特徴とする複合機。
  17. 前記ホストコンピュータより受信したコマンドを解析する機能をさらに有し、前記ホストコンピュータより中継依頼送信の要求コマンドを受信した場合に、前記コマンドを解析した結果に基づき、前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能によって受信した印字データを送信することを特徴とする請求項16記載の複合機。
  18. 前記中継依頼送信の要求コマンドが解析された結果は、中継先情報、送信先情報であることを特徴とする請求項17記載の複合機。
  19. 前記ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能は、プリンタ機能であることを特徴とする請求項17または18記載の複合機。
  20. 前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能は、ファクシミリ機能であることを特徴とする請求項17または18記載の複合機。
  21. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、
    複数のホストコンピュータと接続可能であり、その中の1つのホストコンピュータから印字データを受信し印字要求を受けた時に、前記印字出力する機能が他のホストコンピュータによって使用されている場合、該印字データを前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能によって近隣の、同等の機能を有する複合機に送信し、印字出力させることを特徴とする複合機。
  22. 前記ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能は、プリンタ機能であることを特徴とする請求項21記載の複合機。
  23. 前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能は、ファクシミリ機能であることを特徴とする請求項21記載の複合機。
  24. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、
    前記データを送受信する機能は、前記ホストコンピュータから受信した印字データを他の外部端末や装置に送信する際に、前記印字データに含まれる相手先指定情報に基づいて収集される送信相手先の端末や装置の機能情報に応じて前記印字データをイメージ化して送信するかコードデータのまま送信するかを自動的に切り換えることが可能であることを特徴とする複合機。
  25. 前記ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能は、プリンタ機能であることを特徴とする請求項24記載の複合機。
  26. 前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能は、ファクシミリ機能であることを特徴とする請求項24記載の複合機。
  27. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、
    前記印字データをページ単位に分割する機能と、前記印字データに含まれるイメージ処理コマンドによって制御されるイメージデータと、それ以外のテキスト・制御コマンドデータに分離して接続された外部の端末や装置に送信する機能を有することを特徴とする複合機。
  28. 前記ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能は、プリンタ機能であることを特徴とする請求項27記載の複合機。
  29. 前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能は、ファクシミリ機能であることを特徴とする請求項27記載の複合機。
  30. 前記テキスト・制御コマンドデータに、イメージデータとそれ以外のテキスト・制御コマンドデータをどのように分離したかを示すイメージ分離情報を付加して送信することを特徴とする請求項27乃至29のいずれか1項記載の複合機。
  31. 接続された外部の端末や装置からイメージデータとテキスト・制御コマンドデータの混在したデータを受信したとき、前記イメージデータに付加されたイメージ分離情報に従って前記イメージデータと、テキスト/制御コマンドを展開したイメージデータとを合成して印字出力する機能を備えたことを特徴とする請求項27乃至30のいずれか1項記載の複合機。
  32. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能と、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能を有する複合機において、
    前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能によってデータを送信する際に、1枚目のみ自動的に異なるデータ処理をして送信する機能を備えたことを特徴とする複合機。
  33. 前記異なるデータ処理は、解像度を低くする処理であることを特徴とする請求項32記載の複合機。
  34. 前記ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能は、プリンタ機能であることを特徴とする請求項32または33記載の複合機。
  35. 前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能は、ファクシミリ機能であることを特徴とする請求項32または33記載の複合機。
  36. 前記接続された外部の端末や装置は、通信ラインによって接続されることを特徴とする請求項1乃至35のいずれか1項記載の複合機。
  37. 前記複合機は、複写機能を備えた画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至36のいずれか1項記載の複合機。
  38. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能および複写機能を有する複合機に、ホストコンピュータと、外部の端末や装置とを通信ラインによって接続してなる印字システムにおいて、
    外部の端末や装置とのデータの送受信に関する相手先情報をホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータが相手先情報を登録することを特徴とする印字システム。
  39. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能および複写機能を有する複合機に、ホストコンピュータと、外部の端末や装置とを通信ラインによって接続してなる印字システムにおいて、
    前記複合機に、前記データを送受信する機能によって受信したデータをファイルとして保持する機能と、保持したファイルをホストコンピュータに転送する機能を備え、前記ホストコンピュータより前記接続された外部の端末や装置から受信したデータの要求コマンドを受信した場合に、前記ファイルを転送する機能によって前記複合機内に保持されたファイルをホストコンピュータに送信し、前記ホストコンピュータに前記ファイルを保存することを特徴とする印字システム。
  40. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能および複写機能を有する複合機に、ホストコンピュータと、外部の端末や装置とを通信ラインによって接続してなる印字システムにおいて、
    前記複合機が、ホストコンピュータからファイルとともにファイル転送の要求コマンドを受信した場合に、双方向通信可能なインターフェースを介して、前記外部の端末や装置にデータを送受信する機能によって前記ファイルを送信することを特徴とする印字システム。
  41. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能および複写機能を有する複合機に、ホストコンピュータと、外部の端末や装置とを通信ラインによって接続してなる印字システムにおいて、
    ホストコンピュータに印字データの送信ルートを指定する情報を送信する機能を有し、前記複合機が、前記ホストコンピュータから送信ルートを指定する情報を受信した場合に、前記送信ルートを指定する情報に基づいて印字データを送信することを特徴とする印字システム。
  42. ホストコンピュータから印字データを受信して印字出力する機能、接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能および複写機能を有する複合機に、複数のホストコンピュータと、前記複合機と同等の機能を有する複数の印字出力装置を通信ラインによって接続してなる印字システムにおいて、
    前記複合機が、複数のホストコンピュータの1つから印字データを受信し印字要求を受けた時に、前記印字出力する機能が他のホストコンピュータによって使用されている場合、該印字データを前記接続された外部の端末や装置にデータを送受信する機能によって近隣の前記印字出力装置に送信し、印字出力させることを特徴とする印字システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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