JP3524309B2 - 画像入出力装置及び画像入出力方法 - Google Patents

画像入出力装置及び画像入出力方法

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JP3524309B2
JP3524309B2 JP34045496A JP34045496A JP3524309B2 JP 3524309 B2 JP3524309 B2 JP 3524309B2 JP 34045496 A JP34045496 A JP 34045496A JP 34045496 A JP34045496 A JP 34045496A JP 3524309 B2 JP3524309 B2 JP 3524309B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された画像デ
ータを指定された送信先に送信出力する装置、例えば電
子ファイル装置、デジタル複写機、スキャナ、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像入出力装置及び画像入出力方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル複写機のスキャナを使用
してファクシミリ送信を行なったり、又はデジタル複写
機のプリンタを使用してコンピュータからのコードデー
タをビットマップデータに展開してプリントアウトを行
うことが可能な複合型の画像入出力装置が実用化されて
いる。
【0003】また、このような画像入出力装置の複合化
は、さらに高付加価値化へと機能処理の充実化が図られ
つつある。
【0004】一方、デジタル複写機やネットワ−ク対応
ファクシミリ、ネットワーク対応スキャナにおいて、ス
キャナ入力した画像又はファクシミリ受信した画像を装
置に接続された同一ネットワーク上のPC(パーソナル
コンピュータ,端末)に送信する方法が考案、製品化さ
れている。
【0005】また、このような装置に入力蓄積された画
像データをネットワーク上のPCに送信するような場合
において、画像データ自体を送信せずに画像データが存
在することのみを通知するような方法が考案され、画像
データそのものは受信者が望まない限りは送信先PCに
は送信しないというような方法が考案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像入出力装置においては、画像データが
存在することのみを通知するか又は画像データを送信す
るかの選択は画像を受信する受信者のみが選択可能であ
り、画像データの送信者あるいは配信者が必要に応じて
設定することが出来なかった。
【0007】このため、画像データの送信(配信)者が
画像データを特定の人物に送ったという事実を他の第三
者に伝えるためには、特定の人物に画像データを送信す
る際に同時に同一の内容の画像データを第三者宛てに同
報送信するか、もしくは別途送信したという事実のみを
伝えるために再度同一あるいは他の代替の手段でその事
実のみ伝えるなどの作業を必要としなければならないと
いう問題点があった。
【0008】さらに、このような場合に同報送信機能等
を利用した場合は、送信者が画像データの送信を望まな
い相手にまでも画像データを送信することがあり、ネッ
トワーク資源を浪費する結果を招いていた。この際に画
像データのデータ容量が大きい場合などはネットワーク
に多大な負荷をかけることとなり、他のネットワークを
利用したサービスに悪影響を与える恐れがあるという問
題点もあった。
【0009】そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり、利用状況に応じて送信側において受信通
知のみを送信するか又は画像データを同時に送信するか
を選択可能な画像入出力装置及び画像入出力方法を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、入力された画像データを通信ネットワーク
上に接続された複数の送信先に送信出力する画像入出力
装置において、前記送信すべき画像データを入力する画
像入力手段と、前記画像入力手段で入力される画像デー
タに対し送信先を複数指定する指定手段と、前記送信す
べき画像データの存在を前記通信ネットワーク上の送信
先に通知する通知手段と、前記画像入力手段により入力
された画像データを送信する送信手段と、前記指定手段
で指定される複数の送信先ごとに、前記画像入力手段に
より入力された画像データを前記送信手段により送信す
るか、前記画像データを送信せずに前記通知手段による
通知を行うかを選択する選択手段と、前記選択手段によ
る選択に基づき前記指定手段で指定された複数の送信先
ごとに前記通知手段による通知及び/又は前記送信手段
による送信を行うよう制御する制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、入力された画像データを通信ネットワーク
上に接続された複数の送信先に送信出力する画像入出力
方法において、前記送信すべき画像データを入力する画
像入力ステップと、前記画像入力ステップで入力される
画像データに対し送信先を複数指定する指定ステップ
と、前記送信すべき画像データの存在を前記通信ネット
ワーク上の送信先に通知する通知ステップと、前記画像
入力ステップで入力された画像データを送信する送信ス
テップと、前記指定ステップで指定される複数の送信先
ごとに、前記画像入力ステップにより入力された画像デ
ータを前記送信ステップで送信するか、前記画像データ
を送信せずに前記通知ステップによる通知を行うかを
択する選択ステップと、前記選択ステップによる選択に
基づき前記指定ステップで指定された複数の送信先ごと
に前記通知ステップによる通知及び/又は前記送信ステ
ップによる送信を行うよう制御する制御ステップとを含
むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0013】(第1の実施形態)まず、本発明による第
1の実施形態の説明を行う。
【0014】図1は、本発明による画像入出力装置を含
む通信ネットワークのシステム構成を示す図である。こ
のネットワークは、図1に示したようにLAN112に
接続された第1のネットワークと、LAN113に接続
された第2のネットワークとの2つの独立したネットワ
ークで構成されており、これら2つの独立したネットワ
ークが1つの公衆回線116で結ばれている。
【0015】ここで、LAN112には、PC(パーソ
ナルコンピュータ,端末)101、102及びFAXマ
シン108が接続され、さらに画像入出力装置としての
コピーマシン107が接続されて構成されている。
【0016】また、LAN113には、PC109及び
FAXマシン111が接続され、さらに画像入出力装置
としてのコピーマシン110が接続されて構成されてい
る。
【0017】上記LAN112に接続されたPC101
は、通常ユーザが使用するコンピュータで、ドキュメン
トを作成したり、ネットワーク(以下、「LAN」とい
う)。112に接続された他のコンピュータとの電子メ
ールのやり取りを行う機器である。尚、LAN113に
接続されたPC109に関しても同様の機能を有する。
【0018】PC102は、前記PC101と同様のコ
ンピュータであり、LAN112に接続され、さらにP
C102に装備されているコンピュータの汎用インター
フェース105,106により、スキャナユニット10
3とプリンタユニット104が接続されている。
【0019】PC102に接続されたスキャナユニット
103は、PC102上で作成されたドキュメント上に
スキャナユニット103で読みとった画像を張り付ける
のに使用する。また、PC102に接続されたプリンタ
ユニット104は、PC102上で作成されたドキュメ
ントをプリントアウトするのに使用する。このPC10
2にスキャナユニット103及びプリンタユニット10
4が接続されたシステムは、PC102からの操作によ
り、スキャナユニット103で読み込まれた画像をプリ
ンタユニット104でプリントアウトする簡易的なコピ
ー機能を有する。
【0020】コピーマシン107は、大型の液晶タッチ
パネルを有し、LAN112に接続されたデジタル複写
機であり、スキャナ機能とプリンタ機能を合わせ持った
画像入出力装置である。このコピーマシン107は、単
体としてはコピー機能を有する。さらに、コピーマシン
107は、コンピュータ等からのデータをプリンタ機能
を利用して出力することが可能であり、前記PC101
又はPC102等で作成されたドキユメント等を画像形
成用コマンドデータとしてLAN112を介してコピー
マシン107に送信することにより、画像形成コマンド
データを受信したをコピーマシンがビットマップの画像
データに展開し、印刷を行う。また、コピーマシン10
7には、光磁気ディスクドライブ114が接続されてい
る。尚、LAN113に接続されたコピーマシン110
に関してもコピーマシン107と同等の機能を有する。
また、コピーマシン110には、光磁気ディスクドライ
ブ115が接続されている。
【0021】FAXマシン108は、大型の液晶タッチ
パネルを装備したFAX送受信機能を具備する画像入出
力装置である。FAXマシン108は、LAN112に
接続され、かつ、公衆回線116に接続されている。単
体としては、簡易的なコピー機能、及び、G3規格のF
AX機能を有しており、公衆回線116を介して別のL
AN113とのゲートウェイの役割も果たしている。
尚、LAN113に接続されたFAXマシン111に関
しても同様の機能を有する。
【0022】次に、図2をもとに本発明に最も関連する
画像入出力装置である前述したコピーマシン107及び
110に共通の内部構造について説明する。
【0023】図2は、コピーマシン107等の画像入出
力装置に共通した制御系の構成を示した構成ブロック図
である。
【0024】図2に示したように、コピーマシン107
等の画像入出力装置は、高速CPUバス204と、この
高速CPUバス204にバスブリッジ208でつながれ
た低速CPUバス209と、高速CPUバス204にR
IP205、画像処理部206及び圧縮/伸長部207
を介して接続された高速イメージバス216とを有して
構成されている。またここで高速CPUバス204には
CPU201、HDD202及びメモリ203が接続さ
れ、さらに高速CPUバス204には、パネルインター
フェース(パネルI/F)215を介して操作パネル2
21が接続されて構成されている。また、低速CPUバ
ス209にはモデム210、LANインターフェ一ス
(LANI/F)212及びコンピュータインターフェ
一ス(コンピュータI/F)214が接続されて構成さ
れている。またさらに高速イメージバス216には、バ
スコントローラ222が接続され、さらにスキャナイン
ターフェースユニット(スキャナI/F)217を介し
てスキャナユニット218が接続され、プリンタインタ
ーフェースユニット(プリンタI/F)219を介して
プリンタユニット220も接続されて構成されている。
【0025】ここで上記におけるCPU201は、画像
入出力装置全体の制御をつかさどるマイクロプロセッサ
ーで、リアルタイムOSによって動作をしている。
【0026】HDD202は、前記CPU201が動作
を行う上での複数のアプリケーシヨンもしくは画像デー
タを蓄積しておく大容量ハードディスクであり、前述の
CPU201の管理下にあるものである。また、HDD
202は、図1に示す光磁気ディスクドライブ114
(115)を接続することによりリムーバブルな記憶媒
体を記憶装置として利用することも可能である。
【0027】メモリ203は、上記CPU201が動作
する上でのワークメモリであり、CPU201から高速
にアクセスできるものである。
【0028】高速CPUバス204は、前述したCPU
201、HD202、メモリ203や、後述する各機能
ユニットとを接続するバスで、CPU201が処理した
データを各機能ユニットに転送したり、各機能ユニット
間同士でデータを高速に転送(DMA転送)するための
ものである。この高速CPUバス204の種類として
は、一般的にVLバス又はPCIバスがあげられる。
【0029】RIP205は、後述するコンピュータと
接続される外部インターフェースより入力された画像形
成コマンドを受け、その内容に従ってビットマップ画像
に変換を行う機能ユニットである。ここでの画像形成コ
マンドは、高速CPUバス204より入力され、後述す
る高速イメージバス216にイメージ画像を出力するも
のである。RIP205で扱うコードの種類としては、
PostScript(ポストスクリプト)、PCL、LIPS、
CaPSL(キャプソル)等があげられる。
【0030】画像処理部206は、高速イメージバス2
16から入力されたイメージ画像をCPU201の指示
による処理命令に従って、スムージング処理やエッジ処
理などのイメージ画像に対するフィルタリング処置を行
う機能ユニットである。この他にも画像処理部206の
機能としては、高速イメージバス216より入力された
画像に対して文字認識(OCR)機能や、文字部とイメ
ージ部を分離するイメージセパレート機能をも有する。
【0031】圧縮/伸長部207は、高速イメージバス
216から入力されたイメージ画像に対して、MH,M
R,MMR,JPEG等の画像圧縮方法により圧縮をか
け、高速CPUバス204又は、再び高速イメージバス
216にその圧縮されたデータを送出したり、その逆
に、それらの2つのバスから入力された圧縮データを、
この機能ユニットにより圧縮された方式に従って伸長
し、高速イメージバス216に送出する機能を持つもの
である。
【0032】バスブリッジ208は、高速CPUバス2
04と後述する低速CPUバス209とをつなぐための
バスブリッジコントローラで、バス間の処理スビードの
差を吸収するものである。このバスブリッジ208を介
することで高速に動作するCPU201は低速CPUバ
ス209に接続された低速に動作する機能ユニットをア
クセスすることができる。
【0033】低速CPUバス209は、前記高速CPU
バス204よりは転送速度の遅いバス構成で、処理能力
の比較的遅い機能ユニットがつながるためのバスであ
る。このバスの種類としては、一般的にISAバス等が
あげられる。
【0034】モデム210は、公衆回線211と低速C
PUバス200とを介在する機能ユニットで、低速CP
Uバス209より送られてきたデジタルデータを公衆回
線にデータを流せるように変調する機能と、公衆回線よ
り送られてきた変調されたデータを画像入出力装置内で
処理できるデジタルデータに変換する機能を持つ。
【0035】LANI/F212は、本画像入出力装置
を構内ネットワークに接続するための機能ユニットで、
構内ネットワークとのデータの送受信を行うためのもの
である。一般的には、イーサネット等があげられる。
【0036】コンピュータI/F214は、本画像入出
力装置とコンピュータ機器223とを接続するための機
能ユニットで、本コンピュータI/F214を介して、
コンピュータ機器223から本画像入出力装置に対して
制御コマンドを送ったり、コンピュータ機器223に対
して本画像入出力装置のステータスを返したりするのに
使用される機能ユニットである。一般的にはシリアル通
信を行うRS−232Cや、パラレル通信を行うセント
ロニクスインターフェース等があげられる。
【0037】パネルI/F215は、画像入出力装置に
おける操作パネル221との各種制御信号をやりとりす
るところで、後述する操作パネル221に配置されてい
るキー等の入力スイッチの信号をCPU201に伝えた
り、RIP205、画像処理部206、圧縮/伸長部2
07で作成された画像データを操作パネル221にある
液晶表示部に表示するための解像度変換を行うユニット
である。
【0038】高速イメージバス216は、各種画像生成
ユニット(RIP205、画像処理部206、圧縮/伸
長部207)における画像入出力バスと後述するスキャ
ナI/F217、プリンタI/F219とを相互に接続
するためのバスである。このバスの制御はCPU201
の管理下にはおかれず、バスコントローラ222によっ
て制御されデータ転送を行う。
【0039】スキャナユニット218は、原稿自動送り
装置(両面対応)を備えた可視画像読みとり装置で、R
GBの3ラインのCCDカラーセンサー又は、1ライン
の白黒のCCDラインセンサーを有するものである。こ
のスキャナユニット218で読みとられた画像データ
は、スキャナI/F217によって、高速イメージバス
216に転送される。
【0040】スキャナI/F217においては、前記ス
キャナユニット218で読みとられた画像データを、そ
の後の過程における処理の内容によって、最適な2値化
を行い、高速イメージバス216のデータ幅にあわせた
シリアル−パラレル変換を行ったり、読み込まれたRG
Bの3原色のカラーデータをCMYBkのデータに変換
したりする機能を持ち合わせる。
【0041】プリンタユニット220は、後述するプリ
ンタI/F219から受け取った画像データを、記録用
紙上に可視画像データとして印刷するものである。プリ
ンタユニット220の種類としては、バブルジェット方
式を用いて記録用紙上に印刷するバブルジェットプリン
タや、レーザ光線を利用して感光ドラム上に画像を形成
し記録用紙に画像を形成する電子写真技術を利用したレ
ーザビームプリンタ等があげられる。尚、レーザービー
ムプリンタには単色のものと、CMYBkによるカラー
レーザビームプリンタがある。
【0042】プリンタI/F219は、高速イメージバ
ス216から送られてきた画像データをプリンタユニッ
ト220に転送するもので、高速イメージバス216の
バス幅から出力しようとするプリンタの階調にあわせた
バス幅に変換するバス幅変換機能や、プリンタの印刷速
度と高速イメージバス216の画像データの転送速度の
差を吸収するための機能を有する。
【0043】操作パネル221は、液晶表示部と液晶表
示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数
個のハードキーを有するものである。ここで、タッチパ
ネル又はハードキーにより入力された信号は前述したパ
ネルI/F215を介してCPU201に伝えられる。
また、液晶表示部は、パネルI/F215から送られて
きた画像データを表示するものである。また、この液晶
表示部は、本画像入出力装置の操作における機能表示や
画像データ等を表示するようにもなっている。さらに、
この操作パネル221は、送信先に画像データを送信す
るか、画像データを送信せずに後述の受信通知を送信す
ることで画像データの存在のみを送信先に通知(画像デ
ータは送信先からの出力指示に応答して送信する)する
かを選択する選択手段としての機能を有している。
【0044】次に、フローチャートを参照して本実施の
形態に係る画像入出力装置の動作説明を行う。
【0045】図3は、本実施形態の画像入出力装置の動
作を表すフローチャートである。尚、本実施形態ではユ
ーザーが画像入出力装置としてのコピーマシン107の
前に立ち、画像を複数の機器、例えばLAN112上の
PC101及びPC102宛てに送信する場合を例に挙
げて説明する。
【0046】このような場合には、まず、ユーザーはコ
ピーマシン107の前に立ち、コピーマシン107の具
備するスキャナユニット218から送信を希望する文書
を入力するように、同じくコピーマシン107の具備す
る操作パネル221から指示を行なう。また、この際に
はユーザーはコピーマシン107の持つ様々な画像処理
機能及び両面などの入カモードを操作パネル221から
指定可能である。
【0047】操作パネル221から文書の入力を指示さ
れたコピーマシン107は、スキャナユニット218か
ら文書を画像データとして入力を行なう(STEP10
01)。尚、ここで入力された画像は一度メモリ203
に貯えられる。
【0048】また、コピーマシン107は、前記STE
P1001で画像データをメモリ203に蓄積した後、
圧縮/伸長部207を使用して画像データを符号化圧縮
する(STEP1002)。また、この際に必要であれ
ばSTEP1001でユーザーに指定された画像処理機
能を画像処理部206を使用して画像データに対して予
め行なう。尚、ここで圧縮された画像データはHDD2
02に保存される(以下、STEP1002以降の処理
において画像データとは特に断りが無い限り圧縮された
画像データを指すものとする。)。
【0049】また、送信する文書をSTEP1001で
画像データとして入力する際には、コピーマシン107
の装備する操作パネル221から文書名を入力すること
が可能である。
【0050】ユーザーは文書を入力後、送信先ユーザー
であるPC101及び102のユーザ−の電子メールア
ドレスをコピーマシン107の操作パネル221より指
定する(STEP1003)。
【0051】コピーマシン107は、このSTEP10
03で指定された送信先の装置のネットワークアドレス
(PC101及び102のネットワークアドレス)の認
識を行なう。
【0052】画像データの送信先を指定した後に、ユー
ザーは画像データの各々の送信先に別々に送信モードを
指定する(STEP1004)。ここで、操作パネル2
21から送信モードの設定を行うことで、操作者は、画
像データそのものを送信するか画像データの存在を知ら
せる受信通知のみを送信するかを選択できる。
【0053】ここで設定可能な送信モードには、以下の
第1〜第3のモードが存在する。
【0054】まず、第1の送信モードは、STEP10
01で入力された画像データの全てをSTEP1003
で指定した送信先ネットワークアドレスの機器に送信す
るとともに、画像を送信したという旨のメッセージ、即
ち画像データ受信通知を送信する処理を行なうことをコ
ピーマシン107に対して指定するモードである。
【0055】次に、第2の送信モードは、STEP10
03で指定した送信先のネットワークアドレスに対し、
画像データは一切送信せず、画像データ受信通知のみを
送信する処理を行なうことをコピーマシン107に対し
て指定するモードである。
【0056】そして、第3の送信モードは、STEP1
003で指定した送信先のネットワークアドレスに対
し、STEP1001で入力された画像データの先頭頁
の画像のみを送信することをコピーマシン107に対し
て指定するモードである。尚、もしSTEP1001で
入力された画像データが一頁のみで構成されている場合
には、コピ一マシン107の実行する処理の結果は第1
の送信モードの結果と全く同一である。
【0057】以上の何れの送信モードであってもSTE
P1001で送信者が文書名を操作パネル221から入
力している場合には、その文書名とさらに付加情報とし
て文書の総頁数を受信者に伝えることが可能である。
【0058】この際には第1の送信モードと第3の送信
モードとを利用した場合には、文書名と付加情報とが画
像データのへッダ情報として画像データに付加される。
【0059】また、第2の送信モードを利用して受信通
知のみを送信先に伝える場合であっても、受信側PC上
に図4に示すような形で表示を行なうことで文書名と送
信文書の総頁数を送信先に伝えることが可能である。
【0060】ユーザーが複数の宛て先に画像データを送
信する場合には、STEP1005でコピーマシン10
7のガイドに従い再度他の宛先である送信先のPC20
2のユーザ−202の電子メールアドレスを指定し、そ
れ以降の処理を送信モードの指定までSTEP1003
から繰り返し実行する。
【0061】ユーザーが全ての送信先のネットワークア
ドレスの設定およびそれに対応する送信モードの設定を
終了した場合には(STEP1005;NO)、コピー
マシン107は、STEP1005までで設定された送
信先のネットワークアドレスと送信モードを認識し(S
TEP1006)、設定された全ての送信先に対して適
宜、画像データ受信通知のみあるいは画像データ受信通
知と画像データを送信する(STEP1007)。
【0062】STEP1007における送信処理が全て
正常に終了すると(STEP1008)、コピーマシン
107の処理は終了となる。
【0063】尚、送信に失敗した場合はその旨を操作パ
ネル221に表示するが、それ以降のコピーマシン10
7の処理については本発明と直接関係が無いので説明を
省略する。
【0064】また、当然のことながら、画像データの受
信通知のみを受け取った後に必要に応じて画像を出力も
しくは受信することが可能であるが、詳細は省略する。
【0065】また、上記STEP1002は、便宜上S
TEP1001の次の処理として説明したが、STEP
1005までの間であればどのステップで行なっても構
わない。
【0066】以上説明した本実施形態によれば、送信側
装置で送信者が送信先機器に対して受信通知のみを送信
するか、あるいは画像データを同時に送信するかを選択
可能となる。これにより、送信先では画像データそのも
のの送信を望まない場合であっても受信通知を受け取る
ことでその画像データの存在を知ることができる。
【0067】(第2の実施形態)上記第1の実施形態で
は送信先のネットワークアドレスをコピーマシン107
の持つ操作パネル221からユーザーが直接入力する場
合を例に挙げたが、送信先のネットワークアドレスを図
5に示すような特定のフォーマットのフォーマット用紙
50を文書のカバーページとして文書に付加することで
コピーマシン107に入力しても構わない。
【0068】図5に示したフォーマット用紙50は、マ
ーク4001、送信先のネットワークアドレスを指定す
るための送信先指定フィールド4002、送信モードを
指定するための送信モード指定フィールド4003及び
送信文書名を指定する送信文書名記入フイールド400
4を有している。尚、図5中の4002〜4004の各
フィールドは、ユーザーが任意に選択あるいは記述可能
である。
【0069】図5に示したフォーマット用紙50を利用
する場合は、図3に示すフローチャート中のSTEP1
003の処理とSTEP1004の処理が異なるだけで
他の処理はほぼ同様である。
【0070】本実施形態では図3中のSTEP1003
からSTEP1006での処理が以下に記述する処理に
置き換わる。
【0071】まず、コピーマシン107は、図5に示す
特定フォーマット用紙50が文書のカバーページとして
存在することをマーク4001から画像処理部206で
認識する。
【0072】そして、コピーマシン107は、4002
〜4004の各フィールドに記入された情報の認識を行
う。
【0073】すなわち、図5に示すカバーページが存在
することを検知したコピーマシン107は、カバーペー
ジに対し、画像処理部206で送信先指定フィールド4
002にOCR処理を施すことで送信先ネットワークア
ドレスの認識を行い、送信モード指定フィールド400
3にパターン認識処理を施すことで送信モードを認識す
る。
【0074】また、同様に画像処理部206でOCR処
理を施すことで、送信文書名指定フイールド4004か
ら送信文書名を認識する。
【0075】コピーマシン107は、以上のように特定
フォーマットのフォーマット用紙50から送信先ネット
ワークアドレス,送信モード等を認識した後は、上記第
1の実施形態で説明したSTEP1007以降の処理と
同様の処理を行う。
【0076】ただし、第3の送信モードが指定された場
合には、送信する先頭頁は上記カバーページを除くもの
とする。すなわち、送信する先頭頁として、カバーペー
ジの次に入力されるデータを送信する。
【0077】以上のような第2の実施形態によっても、
上記第1の実施形態同様に送信側装置で送信者が送信先
機器に対して受信通知のみを送信するか、あるいは画像
データを同時に送信するかを選択可能となる。
【0078】(第3の実施形態)上記第1及び第2の実
施形態では文書の入力をユーザーがコピーマシン107
の操作パネル221から指示することでスキャナユニッ
ト218から行なう場合を例に挙げて説明したが、本実
施形態では文書の入力をスキャナユニット218からで
はなく、ファクシミリ受信で行われた場合について説明
する。
【0079】すなわち、本実施形態では、図3のSTE
P1001からSTEP1002までの処理は送信側の
ファクシミリで行なう。
【0080】但し、STEP1003、STEP100
4の画像の送信先の指定及び送信モードの指定は通常の
市販されているファクシミリでは行なうことは出来な
い。
【0081】したがって、ファクシミリ送信を行なう際
には必ず図5に示すカバーページを付加してコピーマシ
ン107へファクシミリ送信を行なう必要がある。
【0082】尚、カバーページの認識以降のコピーマシ
ン107の処理は上記第2の実施形態と同様であるため
説明を省略する。
【0083】以上のような第3の実施形態によっても、
上記第1,2の実施形態同様に送信側装置で送信者が送
信先機器に対して受信通知のみを送信するか、あるいは
画像データを同時に送信するかを選択可能となる。
【0084】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々の変形実施が可能である。
【0085】例えば、上記ではLAN112上のコピー
マシン107からLAN112上のPC101及びPC
102宛てに画像を送信する場合を例に挙げて説明した
が、公衆回線116を介してLAN113上のPC10
9に画像を送信する場合等、他の機器に対して送信する
場合にも当然適用できる。
【0086】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、送
信側において送信先に対して画像データを送信するか画
像データの存在を通知するかが選択可能となる。
【0087】これにより、例えば従来のように画像デー
タの送信者が特定の人物に画像データを送ったという事
実を他の第三者に伝えるために同一内容の画像データを
第三者宛てに同報送信する必要がなくなり、通信ネット
ワークの負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像入出力装置を含んだ通信ネッ
トワークのシステム構成を示す図である。
【図2】本発明による画像入出力装置としてのコピーマ
シンの内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明による画像入出力装置の画像入出力処理
を説明するフローチャートである。
【図4】受信通知の一例を示す図である。
【図5】画像送信方法を設定する一手段であるカバーペ
ージの例を示す図である。
【符号の説明】
101,102,109 コンピュータ 107,110 コピーマシン 108,111 FAXマシン 112,113 LAN 114,115 光磁気ディスクユニット 201 CPU 202 HDD 203 メモリ 206 画像処理部 207 圧縮/伸長部 218 スキャナユニット 220 プリンタユニット 221 操作パネル

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データを通信ネットワー
    ク上に接続された複数の送信先に送信出力する画像入出
    力装置において、 前記送信すべき画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段で入力される画像データに対し送信先
    を複数指定する指定手段と、 前記送信すべき画像データの存在を前記通信ネットワー
    ク上の送信先に通知する通知手段と、前記画像入力手段により入力された画像データを送信す
    る送信手段と、 前記指定手段で指定される複数の送信先ごとに、前記画
    像入力手段により入力された画像データを前記送信手段
    により送信するか、前記画像データを送信せずに前記通
    知手段による通知を行うかを選択する選択手段と、前記選択手段による選択に基づき前記指定手段で指定さ
    れた複数の送信先ごとに前記通知手段による通知及び/
    又は前記送信手段による送信を行うよう制御する制御手
    段と 、 を有することを特徴とする画像入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記画像入力手段は、前記通信ネットワ
    ーク上に接続されたファクシミリ機器から受信した画像
    データを入力することを特徴とする請求項記載の画像
    入出力装置。
  3. 【請求項3】 入力された画像データを通信ネットワー
    ク上に接続された複数の送信先に送信出力する画像入出
    力方法において、 前記送信すべき画像データを入力する画像入力ステップ
    と、前記画像入力ステップで入力される画像データに対し送
    信先を複数指定する指定ステップと、 前記送信すべき画像データの存在を前記通信ネットワー
    ク上の送信先に通知する通知ステップと、前記画像入力ステップで入力された画像データを送信す
    る送信ステップと、 前記指定ステップで指定される複数の送信先ごとに、前
    記画像入力ステップにより入力された画像データを前記
    送信ステップで送信するか、前記画像データを送信せず
    に前記通知ステップによる通知を行うかを選択する選択
    ステップと、前記選択ステップによる選択に基づき前記指定ステップ
    で指定された複数の送信先ごとに前記通知ステップによ
    る通知及び/又は前記送信ステップによる送信を行うよ
    う制御する制御ステップと 、 を含むことを特徴とする画像入出力方法。
  4. 【請求項4】 前記画像入力ステップにおいて、前記通
    信ネットワーク上に接続されたファクシミリ機器から受
    信した画像データを入力することを特徴とする請求項
    記載の画像入出力方法。
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JPH05199345A (ja) * 1991-05-21 1993-08-06 Hitachi Ltd ファクシミリサーバ
JPH06326847A (ja) * 1993-05-12 1994-11-25 Brother Ind Ltd 受信通知機能付きファクシミリ装置

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