JP2004324241A - フィルター素材として不織布を結合したフィルター付の網。 - Google Patents

フィルター素材として不織布を結合したフィルター付の網。 Download PDF

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Abstract

【課題】不織布をフィルター素材としてこれを結合した網を建物の開口部、窓枠または、網戸枠に付けることにより外気の有害物質を取り入れずなおかつ室内空気汚染を改善しつつさらに建物構造等にとらわれず経済牲にも優れているフィルター付の網を提供することを課題とするものである。
【解決手段】不織布をフィルター素材とし網に結合する事により虫及び小動物の侵入は、もとより15ミクロン〜30ミクロンの浮遊微粒子の進入を阻止出来る。さらに、脱臭性能を有する触媒物質、抗菌粒子剤等の抗菌作用を有する触媒物質、荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質、撥水機能、撥油機能を有する触媒物質を担時加工したものを付着せしめた物をフィルター素材とし網に結合する事により一層、細かな微粒子及び大気汚染になっている有害物質の吸着により進入を防ぐ事も可能である。そのことは、さらに室内汚染の改善にもつながる事が言える。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物の開口部、窓枠または、網戸枠に付けられる網の代替品として利用される事においてフィルター素材として不織布を各種の不織布製法により繊維の太さや厚み、積層により通気性、耐久性を考慮してどちらか片側、両側、もしくは、片側に複層、両側に複層とした不織布と網を結合したフィルター付の網に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
網戸の網の役割としての大部分は、外からの虫及び小動物の侵入を防ぐ物だけである役割がほとんどである。網戸またはその網の代替品として利用されるものとして窓用フィルターが知られている(例えば特許文献1参照)。また通風窓及び網戸が知られている(例えば特許文献2参照)。
【0003】
窓用フィルターにおいて窓用フィルターの素材として不織布を採用すれば、塵埃、有害粉塵、排ガス中の有害物質などの侵入を防止すると同時に、良好な屋外の見通しおよび通気性も確保することができるとされている。
【0004】
通風窓及び網戸において網戸の戸枠部に、メッシュの縦横の長さの相乗平均が230μm以下である織布からなるスクリーンフィルターを展設し、このスクリーンフィルターを介して外気を室内に取り込む。外気と共に運れてくる砂や土埃等の塵埃や、鉄、アルミニウム、ケイ素等の有害粉塵は、このスクリーンフィルターに吸着され、通過することができないため、このスクリーンフィルターによりこれら塵埃や有害粉塵等を除去して、外気のみを効果的に室内に取り込めるようになったとされている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−311372(第1−6項、第1−2図)
【特許文献2】
実開平6−37486(第1−2項、第1−5図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述にある窓用フィルターにおいて窓枠及び網戸に使用という外部に使用される状態では、基本的に不織布は、繊維としてほぼ縦方向に並んでいて横糸に相当する糸はないとされており通気性を考慮した場合、厚さを薄くすればするほど通気性は、良くなるが横からの力が加えられる事に関しては、ひじょうに弱いことがうかがえる。例えば、不意な強風時や衝撃による耐久性がいちじるしく少なく安全利用に関しての疑問点が生じる。また窓用フィルターがすぐに水分やよごれを吸収してしまうため撥水機能、撥油機能がないと雨や湿気を吸収してまい特に湿度の高い自然環境においては耐久性が不充分であると思われる。
【0007】
通風窓及び網戸において素材が織布であったために、価格が高価で、その上、網戸に比べて、窓用フィルターを通しての屋外の見通しが悪くなったり、通気性も低下するという問題点があった。そこで、屋外の見通しや通気性などを改善するために、織布の製造時に、布を粗く織ることで織糸間のすきまを比較的大きくすることが考えられる。しかしながら、これでは、上記塵埃や有害粉塵の侵入を防止するという織布のメリットが薄れて、従前の網戸と大差がなくなるという問題が発生することになった。しかも、仮にこの織布製の窓用フィルターを使用して、自動車の排ガス中に含まれる有害物質(NOx、カーボン等)などを取り除けるように設計するならば、縦糸間および横糸間のすきまがほとんどなくなり、通気性がきわめて悪化するという問題点があった。これは、不織布に比べて厚さの確保がむずかしい織布が保有する布構造上の問題によって生じる。
【0008】
このことより従来どちらの記述において建物の開口部を利用した換気を前提にしているものであり自然換気の方法を手段としている。
【0009】
従来換気において、建物の窓などの開口部により排気や換気を行う自然換気と機械的な換気装置(換気扇及び空気清浄機等)により換気を行う機械換気という二つの換気方法が考えられる。建物の構造上、機械換気においては、建物の少なくとも一箇所の開口場所を設けて排気開口としまた同様に少なくとも一箇所の開口場所を設けて給気開口として給気開口又は、排気開口の少なくとも一箇所に換気装置を装着し換気装置を運転し建物内部に空気の流れる風路を作り換気するという換気方法。機械換気では、経済性及び従来、建物構造上容易ではないとされ換気方法においては、一般住居(住宅、マンション、アパート等)は、自然換気が主流であるとされ建物の窓などの開口部を開ける方法を用いて空気の流れる風路を作る換気がされている。建物の開口部、窓枠または、網戸枠に付けられる網すなわち網戸の網は外からの虫及び小動物の侵入を防ぐ物だけである役割がほとんどでありこの換気方法においては、室外の塵挨、花粉有害粉塵等が直接室内に侵入し、風が強い日には室内が挨だらけになったり有害粉塵等が入ってきたり花粉の飛ぶ季節は花粉症の人は、窓を開ける事が出来ないなどの不都合がある。また、この事より住宅における室内空気汚染にもつながり、換気をおこなわないと家具等や住宅の新築、改装工事後に住宅建材から室内に発生する揮発性化学物質やダニアレルゲンが原因とされているシックハウス症候群等、人体の健康に悪い影響を及ぼすと思われる。現在一般住宅(住宅、マンション、アパート等)の開口部には、大部分の割合で網戸が取り付けられている。だが現状として網戸の役割の大部分としては、外からの虫及び小動物の侵入を防ぐ物だけである役割がほとんどであり外気の人体に有害な物質として窒素酸化物(NOx)、ディーゼル排気微粒子(DEP)、花粉等などは、そのまま室内に侵入してきている状態である。そこで通気牲を保ちつつ外気の有害物質を室内に取り入れない換気方法が良い状態とされる。
【0010】
この事より発明者は、外気の有害物質を取り入れずなおかつ室内空気汚染を改善しつつさらに建物構造等にとらわれず経済牲、耐久性にも優れている方法は何かと検討した結果、建物の開口部、窓枠または、網戸枠に付けられる網を虫及び小動物の侵入を防ぐだけの役割からさまざまな機能を集積した不織布をフィルター素材としてこれを結合した網を建物の開口部、窓枠または、網戸枠に付けることにより通気性を損なわずきれいな外気を室内に取り入れられ室内汚染を改善する方法を考案し、また利用上の安全面及び自然環境においての耐久性を考慮することから不織布をフィルター素材として不織布と網を結合したフィルター付の網を提供することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、建物の開口部、窓枠または、網戸枠に付けられる網においてフィルター素材として不織布を各種の不織布製法により繊維の太さや厚み、積層により通気性、耐久性を考慮してどちらか片側、両側、もしくは、片側に複層、両側に複層とした不織布と網を結合したフィルター付の網である。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のフィルター素材としての不織布に脱臭性能を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめたものでありその不織布と網を結合したフィルター付の網である。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のフィルター素材としての不織布に抗菌作用を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめたものでありその不織布と網を結合したフィルター付の網である。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のフィルター素材としての不織布に荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質を担持加工したものでありその不織布と網を結合したフィルター付の網である。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のフィルター素材としての不織布に撥水機能、撥油機能を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめたものでありその不織布と網を結合したフィルター付の網である。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のフィルター素材としての不織布に脱臭性能を有する触媒物質、抗菌作用を有する触媒物質、荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質、撥水機能を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめたものでありその不織布と網を結合したフィルター付の網である。
【0017】
請求項7に記載の発明は、建物の開口部、窓枠または、網戸枠に付けられる網においてフィルター付の網を掛止するフィルター付の網掛止部材を使用して着脱自在に展開される請求項1〜6のうちいずれか1項に記載のフィルター付の網である。
【0018】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。図1はこの発明の実施の形態によるフィルター付の網の使用状態を示した斜系図である。図1においては、建物の開口部1、窓枠2または、網戸枠3に付けられる網において片側にフィルター素材としての不織布5と網4を結合したものである。フィルター素材としての不織布5は、繊維の太さを大体2デニールとして(2デニールの繊維をミクロンに直すと15ミクロン程度である)厚さはメートルに直すと1ミリメートルくらいの各不布織製法で製法された不織布を16メッシュで形成されている網4に接着剤樹脂の噴霧の方法より結合したものである。ただしフィルター素材としての不織布の太さ、厚さ、製法、素材等や網メッシュの大きさ、素材等及び結合方法は、前述に限定は、しない。
【0019】
本考案の実施例1について、フィルター素材としての不織布5の繊維の太さは、限定しないが通常不織布に使用されている繊維の太さは、大体2デニール〜3デニール(2デニール〜3デニールの繊維をミクロンに直すと15ミクロン〜30ミクロン程度)の糸で出来ている。また、不織布5の厚さにおいて限定しないが通常不織布に使用されている繊維の厚さは、1平方メートルあたりの重量が7グラム位から300グラム(厚さはメートルに直すと0.1ミリメートル〜2ミリメートルくらい)くらいが普通とされている、なお製法により100ミリメートル〜200ミリメートルまで可能である、このことにより自由に繊維の太さや厚み、積層により通気性、耐久性に差をもたらすことが可能である。さらには、極細繊維や樹脂加工、熱プレスで繊維間の空間を小さくする事も可能である。
【0020】
不織布5の繊維として天然繊維(自然界に存在する天然のもの)、植物繊維(コットン、麻、竹、パルプなど)、動物繊維(羊毛、絹など)、化学繊維(人工的に手を加えて生産されるもの)、再生繊維(レーヨン、キュプラ)、半合成繊維(アセテート)、合成繊維(石油等からできる繊維)、ナイロン(ポリアミド系繊維)、ポリエステル(ポリエステル系繊維)、アクリル(ポリアクリロニトリル系繊維)、ビニロン(ポリビニールアルコール系繊維)、ポリプロピレン(ポリプロピレン系繊維)、ビニリデン(ポリ塩化ビニリデン系繊維)、ポリウレタン(ポリウレタン系繊維)が繊維の素材として使用される、またこれら繊維に生分解性の素材を形成することにより漏洩した潤滑剤が微生物により環境に影響しない形に分解される性質を有する事も可能である。
【0021】
不織布5の製法としては、湿式不織布製法(繊維とパルプまたは接着繊維を抄紙方式でシートにする製法であり、接着剤で結合するのをケミカルボンドと言われ、自己接着または接着繊維で結合するのがサーマルボンドと言われ、高圧水流で交絡をスパンレースと言われる)で得られた湿式不織布、乾式パルプ不織布製法(粉砕パルプを接着剤または接着繊維で接着する製法であり、接着剤を散布してパルプを結合するのをケミカルボンドと言われ、接着繊維を混合してパルプを結合したサーマルボンドと言われる)で得られた乾式パルプ不織布、乾式不織布製法(繊維をカード方式などでシートにする製法であり、前述のケミカルボンド、サーマルボンド、スパンレースの方法で結合する以外に特殊針でウェブをニードリングして交絡させるニードルパンチ、ウェブがほぐれないよう糸で編み込むステッチボンドがある)で得られた乾式不織布、スパンポンド不織布製法(紡糸直結で、主に自己接着で結合する製法である)で得られたスパンポンド不織布、メルトブロー式不織布製法(ポリマーを高圧で押し出すと共に熱風で吹き飛ばした極細繊維シートである)で得られたメルトブロー式不織布、フラッシュ紡糸不織布製法(ポリマーを溶剤で溶融し高圧で紡糸する製法である)で得られたフラッシュ紡糸不織布、トウ開織式不織布製法(紡糸後のトウを開繊、積層、延展、接着する製法である)で得られたトウ開織式不織布がありこれらの上記製法で作られた不織布5をフィルター素材として利用する。
【0022】
網4の部分においては、通常縦と横に交互に糸を通す織り方で作られている。その織物のきめの細かさを表すのがメッシュといわれる物で、これは1インチ四方に縦と横に何本ずつの糸が織り込まれているのかを表し16メッシュ、18メッシュ、20メッシュ、24メッシュがある。その素材としては、燃焼無公害のポリプロピレンを始め、丈夫で熱に強いグラスファイバーやアルミ、ステンレスネット等が素材である。また、網4のサイズは、これらにかぎらずどのサイズ、どの素材にしても良いものとする。さらには、網4の部分の繊維内に脱臭性能を有する触媒物質、抗菌作用を有する触媒物質、荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質、撥水機能、撥油機能を有する触媒物質、生分解性の素材を含浸させる事も可能である。
【0023】
上記で形成されたフィルター素材としての不織布5を網4に結合する方法として第一に接着剤樹脂の噴霧、塗布、含浸する方法。第二に全体を熱溶着、ピン、布目、ダイヤ型のエンボス方法。第三に水の力を利用して繊維を絡ませる方法。第四に低融点繊維を混合し熱風で溶かして接着させる方法があげられる。
【0024】
上記で形成されたフィルター素材としての不織布5を網4に結合する時、繊維の太さや厚み、積層により通気性、耐久性を考慮して図1のようにどちらか片側だけに結合したものでもよい、また図2のように不織布5を両側に結合したものでもよい。不織布5の繊維の太さを大体2デニール(2デニールの繊維をミクロンに直すと15ミクロン程度である)厚さはメートルに直すと1ミリメートルくらいの各不布織製法で製法された不織布5を1層としてどちらか片側だけ2層のように複層に結合したものでもよい。
【0025】
図2において、実施例1の記載のフィルター素材としての不織布5を両側に結合する事により繊維間がよりいっそう細かく作用するため通気性、耐久性を確保しながらさらに多くの有害物質を室内に取り入れないようにする事が可能である。結合する方法として第一に接着剤樹脂の噴霧、塗布、含浸する方法。第二に全体を熱溶着、ピン、布目、ダイヤ型のエンボス方法。第三に水の力を利用して繊維を絡ませる方法。第四に低融点繊維を混合し熱風で溶かして接着させる方法があげられる。図1の片側だけの結合のフィルター付の網よりさらに外気の有害物質、有害微粒子を吸着し、なおかつ室内空気汚染を改善することが出来る。また強風や接触、衝撃等による網4及びフィルター素材の不織布5の破損においての耐久性もいちだんと向上する。
【0026】
さらには、図1のフィルター素材の不織布5を第1層として、図3のように結合する方法もある。結合する方法として第一に接着剤樹脂の噴霧、塗布、含浸する方法。第二に全体を熱溶着、ピン、布目、ダイヤ型のエンボス方法。第三に水の力を利用して繊維を絡ませる方法。第四に低融点繊維を混合し熱風で溶かして接着させる方法があげられる。図3においては、片側に6Aと6Bを結合し2層として複層に結合し、網4を中心としてもう一方の片側に6Cと6Dを結合している。複層の数は、限定しないし結合の順番も限定しない、例えば、網4を一番外側に結合した方法にすると、網4、6A、6B、6C、6Dといった順の結合でも良い。ただし複層に結合する場合通気性を考慮する必要性がある。
【0027】
なおフィルターの表面及び裏面に印刷することも出来る。このことは、実施例1〜6までのフィルター付の網にも印刷可能である。例えば、フレキソ印刷などのプリント印刷方法により図形、模様、絵など任意の意匠、任意の広告を印刷する事や着色によりよごれの目立たない色に出来る。
【0028】
次に本考案の実施例2について、説明する。実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5に脱臭性能を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめたものでありその不織布と網4を結合したフィルター付の網である。この脱臭機能を有する物質として例えば粉末活性炭、ゼオライト、セラミック等をあげられる。これらの機能物質の最大機能率を考慮して担持加工したものである。特に人工ゼオライトにおいては、球体状の粒子で規則的空洞や分子レベルの細孔を持っていて吸着機能にすぐれていて石炭灰などのゴミと考えられていた物質を処理することで作られている。
【0029】
実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5は、脱臭機能を有していない。実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5に脱臭性能を有する触媒物質を担持加工することにより図1のフィルター素材としての不織布に脱臭機能が備わったフィルター付の網にする事が出来る。さらに、これら脱臭機能を有する物質を不織布繊維12内に含浸させる事も可能である。
【0030】
次に本考案の実施例3について、説明する。実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5に抗菌作用を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめたものでありその不織布と網4を結合したフィルター付の網である。この抗菌作用を有する物質として例えば酸化チタンの光触媒等をあげられる。これらの機能物質の最大機能率を考慮して担持加工したものである。二酸化チタンに太陽光線や蛍光灯の紫外線があたると非常に強い酸化力、還元力をもつ正孔と電子が発生する。この正孔と電子は、大気中の水分(H2O)をOHラジカルやスーパーオキサイドアニオン(O2−)という活性酸素に変化する。特にOHラジカルは非常に大きなエネルギーを持っていて、結合力の高い有機物や無機物を簡単に分解する。例えば、浮遊菌の殺菌から有害物質である排気ガス(NOx、SOx)をはじめ、シックハウス症候群の要因といわれるホルムアルデヒドや、タバコのにおいの成分であるアセトアルデヒド、その他アンモニア臭など、身の周りのさまざまな空気の汚れを除去するといわれている。
【0031】
実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5は、抗菌作用を有していない。実施例1に記載のフィルター素材としての不織布に抗菌作用を有する触媒物質を担持加工することにより図1のフィルター素材としての不織布5に抗菌作用が備わったフィルター付の網にする事が出来る。さらに、これら抗菌作用を有する物質を不織布繊維12内に含浸させる事も可能である。
【0032】
次に本考案の実施例4について、説明する。実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5に荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質を担持加工したものでありその不織布と網4を結合したフィルター付の網である。例えば電気抵抗が小さい素材を利用することにより、静電気が溜まらず帯電した塵埃を吸引、補修する事が出来る。
【0033】
実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5は、荷電粒子を吸引する機能を有していない。実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5に荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質を担持加工することにより図1のフィルター素材としての不織布に荷電粒子を吸引する機能が備わったフィルター付の網にする事が出来る。さらに、これら荷電粒子を吸引する機能を有する物質を不織布繊維12内に含浸させる事も可能である。
【0034】
次に本考案の実施例5について、説明する。実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5に撥水機能、撥油機能を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめたものでありその不織布と網4を結合したフィルター付の網である。例えば、フッ素系撥水材、シリコーン系撥水材等があげられる、これらの機能物質の最大機能率を考慮して担持加工することにより雨や湿気、よごれを防ぐことが可能である。
【0035】
実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5は、撥水機能、撥油機能を有していない。実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5に撥水機能、撥油機能を有する触媒物質を担持加工することにより図1のフィルター素材としての不織布に撥水機能、撥油機能が備わったフィルター付の網にする事が出来る。さらに、これら撥水機能、撥油機能を有する物質を不織布繊維12内に含浸させる事も可能である。
【0036】
これらの実施例2〜5において、図3のように網4を中心として6Aを脱臭性能を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめた第1の不織布層として、6Bを抗菌作用を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめた第の2不織布層として、6Cを荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめた第3の不織布層として、6Dを撥水機能、撥油機能を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめた第4の不織布層として結合することにより実施例2〜5の機能の備わったフィルター付の網にする事が出来る。また、さまざまな使用条件、使用環境によってこの4層に限らず、例えば、6A、6B、6C、6Dを脱臭性能を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめたものだけにして脱臭性能だけを強調する事など各作用の使い方が出来るものとする。前述にあるよう複層の数は、限定しないし結合の方法及び順番は、限定しない。
【0037】
次に本考案の実施例6について、説明する。実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5に脱臭性能を有する触媒物質、抗菌作用を有する触媒物質、荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質、撥水機能、撥油機能を有する触媒物質等を担持加工したものを付着せしめたものでありその不織布と網4を結合したフィルター付の網である。
【0038】
実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5は、脱臭性能を有する触媒物質、抗菌作用を有する触媒物質、荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質、撥水機能、撥油機能を有する触媒物質を有していない。実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5に脱臭性能を有する触媒物質、抗菌作用を有する触媒物質、荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質、撥水機能、撥油機能を有する触媒物質、これらの機能物質の最大機能率を考慮して担持加工することにより図1のフィルター素材としての不織布5に脱臭性能を有する触媒物質、抗菌作用を有する触媒物質、荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質、撥水機能、撥油機能を有する触媒物質が備わったフィルター付の網にする事が出来る。さらに、これら脱臭性能を有する触媒物質、抗菌作用を有する触媒物質、荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質、撥水機能、撥油機能を有する触媒物質を不織布繊維12内に含浸させる事も可能である。
【0039】
図4は、この発明の実施の形態によるフィルター付の網の斜系図である。図4においてフィルター素材としての不織布5に脱臭性能を有する触媒物質、抗菌作用を有する触媒物質、荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質、撥水機能、撥油機能を有する触媒物質を実施例1に記載のフィルター素材としての不織布5に担持加工したものを不織布7として、網4を結合したフィルター付の網を示している。上記で形成されたフィルター素材としての不織布7を網4に結合する時、繊維の太さや、厚み、積層により、通気性、耐久性を考慮して図4のようにどちらか片側だけに結合したものでもよい。また図2のように不織布5を不織布7に変更して両側に結合したものでもよい。不織布7の繊維の太さを大体2デニール(2デニールの繊維をミクロンに直すと15ミクロン程度である)厚さはメートルに直すと1ミリメートルくらいの各不布織製法で製法された不織布7を1層としてどちらか片側だけ2層のように複層に結合したものでもよい。
【0040】
図1の不織布5を不織布7に変更して利用することにより脱臭性能、抗菌作用、荷電粒子を吸引する機能、撥水機能、撥油機能が備わったフィルター付の網の利用ができる。また、図2の不織布5を不織布7に変更して不織布7を両側に結合する事により繊維間がよりいっそう細かく作用するため通気性、耐久性を確保しながらさらに多くの有害物質を室内に取り入れないようにする事が可能である。図4の片側だけの結合のフィルター付の網よりさらに外気の有害物質、有害微粒子を吸着し、さらには、脱臭性能、抗菌作用、荷電粒子を吸引する機能、撥水機能、撥油機能を有する事ができる。このことより多くの外気有害物質や室内空気汚染を改善することが出来る。また強風や接触、衝撃等による網4及びフィルター素材の不織布7の破損においての耐久性もいちだんと向上する。さらには、図4のフィルター素材の不織布7を1層として、図3のように片側に不織布7を結合し2層として複層に結合し網4を中心としてもう一方の片側に不織布7を結合して2層として複層に結合しても良い。複層の数は、限定しないし結合の順番は、限定しない。結合する方法として第一に接着剤樹脂の噴霧、塗布、含浸する方法。第二に全体を熱溶着、ピン、布目、ダイヤ型のエンボス方法。第三に水の力を利用して繊維を絡ませる方法。第四に低融点繊維を混合し熱風で溶かして接着させる方法があげられる。ただし複層に結合する場合通気性を考慮する必要性がある。
【0041】
次に本考案の第七実施例について、説明する。建物の開口部1、窓枠2または、網戸枠3に付けられる網においてフィルター付の網14を掛止するフィルター付の網14の掛止部材を使用して着脱自在に展張される実施例1〜6のうちいずれか一実施例に記載のフィルター付の網14である。従来網戸の網4は網戸枠3の凹部にゴム等の弾力体によって掛止している。フィルター付の網14の掛止部材の種類は、限定されない、例えば面状ファスナー、マグネット、両面テープ等があげられる
【0042】
面状ファスナー片13(フィルター掛止部材)は、その表面の多数の小突起が露出した状態で配されていて裏面の接着剤などによりそれぞれ固着されている。そしてこれらの面状ファスナー片13(フィルター掛止部材)を介して着脱自在に展張される。面状ファスナー片13(フィルター掛止部材)を掛止した場合、汚れたフィルター付の網14を新しいフィルター付の網14に交換する作業が用意になりその取替え作業に要する時間も短縮することが出来る。
【0043】
図5は、この発明の他の実施態様に係るフィルター付の網の使用状態を示す正面図である。この図の示すように、大判のフィルター付の網14を直に展張してもよい。この場合、建物の開口部1、窓枠2または、網戸枠3の周縁部の外面に雄型または鉤状の面状ファスナー片13(フィルター掛止部材)をそれぞれ貼着し、これらの面状ファスナー片13を(フィルター掛止部材)介して、フィルター付の網14を建物の開口部、窓枠または、網戸枠に着脱自在に掛止することとなる。
【0044】
【発明の効果】
この発明により、フィルター付の網を建物の開口部、窓枠または、網戸枠に取りつけて自換気を行った場合、従来において虫及び小動物の侵入を防ぐだけの役割の網からフィルター素材としての不織布を結合した網においては、通気性、耐久性を確保しながら通常で15ミクロン程度の有害物質及び有害微粒子を室内に取り入れないようにする事が可能である。外気中のFe(鉄)、Zn(亜鉛)、A1(アルミニウム)、Si(ケイソ)、Ca(カルシウム)等の人体に悪影響を及ぼす成分が含まれている有害微粒子も吸着され外気を取り込む際に、フィルター付の網によって有害微粒子を外気から除去できる。さらに花粉においては、大きさが大体20ミクロン〜40ミクロンの大きさと言われているため大多数の花粉は、繊維間を通過する事が出来ない。なお換気を行うことにより室内空気汚染を改善することが出来る。さらには、脱臭性能、抗菌作用、荷電粒子を吸引する機能、撥水機能、撥油機能のある物質をフィルター素材として不織布に担持加工することにより総合的な機能が生じられる。ことにより環境問題は、もとより雨、紫外線の進入削除等さまざまな用途への対応が可能である。補足考案としてフィルター素材としての不織布を結合した網を用いた場合、建物の開口部、窓枠または、網戸等の開口部から直接進入してくる紫外線の減少にもつながることが思案される。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルター付の網の使用状態を示した斜系図である。
【図2】フィルター素材としての不織布を両側に結合したフィルター付の網の斜系図である。
【図3】フィルター素材としての不織布を片側に2層のように複層に結合しこれを両側2層に複層に結合したフィルター付の網の斜系図である。
【図4】フィルター素材としての不織布に脱臭性能、抗菌作用、荷電粒子を吸引する機能、撥水機能、撥油機能を有する触媒物質を担持加工し結合したフィルター付の網の斜系図である。
【図5】実施態様に係るフィルター付の網の使用状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 建物の開口部
2 窓枠
3 網戸枠
4 網
5 不織布
6 6A、第1の不織布層、6B、第2の不織布層、6C、第3の不織布層、6D、第4の不織布層
7 脱臭性能、抗菌作用、荷電粒子を吸引する機能、撥水機能、撥油機能を有する触媒物質を担持加工し結合した不織布
8 脱臭性能を有する物質
9 抗菌作用を有する物質
10 荷電粒子を吸引する機能を有する物質
11 撥水機能、撥油機能を有する物質
12 不織布繊維
13 面状ファスナー片
14 フィルター付の網

Claims (7)

  1. 建物の開口部、窓枠または、網戸枠に付けられる網においてフィルター素材として不織布を各種の不織布製法により繊維の太さや厚み、積層により通気性、耐久性を考慮してどちらか片側、両側、もしくは、片側に複層、両側に複層とした不織布と網を結合したフィルター付の網。
  2. 請求項1に記載のフィルター素材としての不織布に脱臭性能を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめたものでありその不織布と網を結合したフィルター付の網。
  3. 請求項1に記載のフィルター素材としての不織布に抗菌作用を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめたものでありその不織布と網を結合したフィルター付の網。
  4. 請求項1に記載のフィルター素材としての不織布に荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質を担持加工したものでありその不織布と網を結合したフィルター付の網。
  5. 請求項1に記載のフィルター素材としての不織布に撥水機能、撥油機能を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめたものでありその不織布と網を結合したフィルター付の網。
  6. 請求項1に記載のフィルター素材としての不織布に脱臭性能を有する触媒物質、抗菌作用を有する触媒物質、荷電粒子を吸引する機能を有する触媒物質、撥水機能、撥油機能を有する触媒物質を担持加工したものを付着せしめたものでありその不織布と網を結合したフィルター付の網。
  7. 建物の開口部、窓枠または、網戸枠に付けられる網においてフィルター付の網を掛止するフィルター付の網掛止部材を使用して着脱自在に展開される請求項1〜6のうちいずれか1項に記載のフィルター付の網。
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