JP2004323018A - アクセルペダル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 アクセルペダル80に引張ばね85とサーボモータ70を連結する。サーボモータ70は作動切換リレー73を介して電流制御回路72に接続する。システム作動、非作動によりリレー73を切り換え、システム作動時に電流制御回路72からの制御信号をサーボモータ70に出力し、アクセルペダル80にリスク度に応じた反力を付加する。システム非作動時にはサーボモータ70の両側端子を短絡し、モータ70の自己誘導によりヒステリシスの反力特性を得る。
【選択図】図5
Description
図1は、第1の実施の形態に係わるアクセルペダル装置を有する反力制御装置1の構成を示すシステム図であり、図2は、この反力制御装置1を搭載する車両の構成図である。
まず、ステップS110でレーザレーダ10および車速センサ20によって検出された自車速Vf、先行車までの車間距離D、相対速度Vrおよび先行車速Vaといった走行状態を読み込む。
余裕時間TTC=D/Vr (式1)
車間時間THW=D/Va (式2)
車間時間THW=D/Vf (式3)
RP=a/THW+b/TTC (式4)
ΔF=K・RP (式5)
ここで、Kは適切に定められた定数である。
RP=max{a/THW、b/TTC} (式6)
(1)システム作動時
自車両のレーザレーダ10が先行車を検出し、リスクポテンシャルが所定値を越えると反力制御システムが作動する。このシステム作動により図6に示すように作動切換リレー73のコイルが通電され、リレー接点73aが閉じられ、リレー接点73bが開放する。コントローラ50は前述したように先行車に対するリスクポテンシャルRPを算出し、このリスクポテンシャルRPに応じて、アクセルペダル反力制御装置60は電流制御回路72の出力を制御する。これによりサーボモータ70のトルクが制御され、アクセルペダル80には、引張りばね85による反力に、リスクポテンシャルに応じたモータトルク反力ΔFが加算して付加される。
例えばレーザレーダ10が先行車を検出しないとき、リスクポテンシャルは所定値以下となり、反力制御システムは非作動となる。このシステム非作動時には図5に示すように作動切換リレー73のコイルへの通電が断たれ、リレー接点73aが開放され、リレー接点73bが閉じられる。これによりサーボモータ70の両端は接地する。このときアクセルペダル80を踏み込みまたは解放すると、そのペダル操作に応じてサーボモータ70の出力軸70aが回転し、サーボモータ70には誘導起電力が発生する。
(1) 反力制御システムの作動、非作動に応じてサーボモータ70の作動切換リレー73を切り換え、システム作動時(例えば先行車がいるとき)にはサーボモータ70のトルクを制御し、システム非作動時(例えば先行車がいないとき)にはトルク制御を行わず、サーボモータ70を自己誘導させるようにした。これによりアクセルペダル80に異なったパターンの反力を付加することができ、扱いやすい。すなわちヒステリシスのない、もしくは少ない特性を有する反力とヒステリシスを有する反力を選択的に付加することができ、これらの反力を用途に応じて使い分けて付加することで、使い勝手が向上する。
(2) アクセルペダル80に引張ばね85とサーボモータ70を連結し、ばね反力とモータトルク反力をアクセルペダル80に付加するようにしたので、モータトルク制御によりリスクポテンシャルに応じたペダル反力ΔFを付加することができるとともに、ばね反力を基準としてヒステリシスが生じるようにペダル反力を付加することもできる。
(3) サーボモータ70を用いてアクセルペダル80に反力を付加するので、反力制御を精度よく行うことができる。
(4) サーボモータ70の出力軸70aとアクセルペダル80の回動軸82aを遊星減速機構87を介して同軸上に配置したので、ギヤのメカ損失が低減され、反力制御時にヒステリシスの発生を抑制することができる。
(5) システム作動時にサーボモータ70の電流制御を行い、システム非作動時にサーボモータ70の両側端子を短絡するようにしたので、システム非作動時にサーボモータ70の電流制御を行わなくてもヒステリシスの特性を容易に得ることができる。
(6) アクセルペダル80の戻しばねとして引張ばね85を用いたので、ねじりばねを用いた場合に比べてばねの摩擦力が低減され、反力制御時に戻しばね自身のヒステリシスの発生を抑制することができる。
70a 出力軸
71 ストロークセンサ
72 電流制御回路
73 作動切換リレー
80 アクセルペダル
82a 回動軸
65 引張ばね
87 遊星減速機構
Claims (7)
- 回動可能なアクセルペダルと、
前記アクセルペダルに反力を付加する反力付加手段と、
車両状態および車両周囲の走行環境に応じた反力制御を行うときの第1の特性と反力制御を行わないときの第2の特性のいずれか一方の特性で前記反力付加手段がペダル反力を付加するように、反力付加パターンを選択する選択手段とを備えることを特徴とするアクセルペダル装置。 - 請求項1に記載のアクセルペダル装置において、
前記第1の特性は、前記アクセルペダルの踏み込み量に対してヒステリシスのない、もしくは少ない状態でペダル反力を付加する特性であり、前記第2の特性は、前記アクセルペダルの踏み込み量に対してヒステリシスを有する状態で反力を付加する特性であることを特徴とするアクセルペダル装置。 - 請求項2に記載のアクセルペダル装置において、
前記反力付加手段は、
前記アクセルペダルの踏み込み量に応じた反力を付加するばね部材と、
前記第1の特性に応じた反力付加パターンが選択されると前記ばね部材による反力に車両状態および車両周囲の走行環境に応じた反力を付加し、前記第2の特性に応じた反力付加パターンが選択されると前記ばね部材による反力にヒステリシス状に反力を付加するアクチュエータとを有することを特徴とするアクセルペダル装置。 - 請求項3に記載のアクセルペダル装置において、
前記アクチュエータは、前記アクセルペダルの回動軸にトルク反力を付加するサーボモータであることを特徴とするアクセルペダル装置。 - 請求項4に記載のアクセルペダル装置において、
前記サーボモータの出力軸と前記アクセルペダルの回動軸は、ギヤ機構を介してほぼ同軸上に配置されることを特徴とするアクセルペダル装置。 - 請求項4または5に記載のアクセルペダル装置において、
前記選択手段は、前記第1の特性に応じた反力付加パターンが選択されると車両状態および車両周囲の走行環境に応じた制御電流を前記サーボモータに出力し、前記第2の特性に応じた反力付加パターンが選択されると前記サーボモータの両側端子を短絡することを特徴とするアクセルペダル装置。 - 請求項3〜6のいずれか1項記載のアクセルペダル装置において、
前記ばね部材は、一端を前記アクセルペダルに連結され、他端を車体に連結された引張ばねであることを特徴とするアクセルペダル装置。
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