JP2004321171A - 飲食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 摂取により、脂肪燃焼を促進し、基礎代謝を向上させ、肥満を改善するのに有用な飲食品を提供すること。【解決手段】ヒドロキシクエン酸又はその塩、およびカルニチン又はその塩、及び/又はその前駆体を含む飲食品、カルニチンの前駆体が、リジン又はその塩、およびメチオニンの1方又は両方である飲食品、さらにコエンザイムQ10を含む飲食品であり、脂肪燃焼促進用及び/又はエネルギー代謝向上用及び/又は肥満改善に有用である。【選択図】 なし

Description

本発明は、摂取により、特に脂肪燃焼を促進し、エネルギー代謝を向上させ、肥満を改善するのに有用な飲食品を提供することを目的とするものである。
近年増加傾向にある肥満、過体重は、糖尿病など各種疾患の原因となっているだけではなく、社会・経済的にも多大な負担と損失をもたらすことはよく知られている。しかしダイエットは現在の生活スタイルを大きく変える必要があり困難を伴うため、低カロリー代替品、脂肪吸収阻害、食欲抑制、脂肪蓄積阻害、代謝促進といった機能を有する食品が望まれている。医薬品ではこのような効能効果を有する製剤は存在するが、医師の管理下のもとで使用をしなければならないため、簡単に入手して使用するのは難しく、日常の食品への利用は食品衛生法で禁止されているのが現状である。
このような現状において、これらの医薬品に代わるより手軽に摂取できる食品が望まれている。これまでにも糖の吸収を抑制するギムネマシルべスタ、脂質の吸収を阻害するキトサンなどが知られているが、これらの素材は食事の糖や脂質を吸収阻害するものであり、体内に蓄積された脂肪を減らすものではない。肥満を解消するのにもっとも重要なことは、体内にある蓄積脂肪を減らすことである。
体内にある蓄積脂肪を減らす方法としては、脂肪合成の抑制、蓄積された脂肪の分解、脂肪から分解された脂肪酸の代謝促進などがあげられる。
脂肪合成を抑制する素材としてガルシニアカンボジア、別名マラバールタマリンドが知られており、ガルシニアカンボジア中にはヒドロキシクエン酸が含まれている。ヒドロキシクエン酸は、有機酸の一種でクエン酸の水素が水酸基に置換された構造を持つものである。ヒドロキシクエン酸は、生体内のクエン酸から脂肪を合成する経路上の酵素の一つであるアデノシン三リン酸(ATP)クエン酸リアーゼを阻害し、体脂肪量の増加を抑制することから肥満治療に有用であることが知られている(非特許文献1)。
また脂肪組織に蓄積されてしまった脂肪を分解するには、交感神経を刺激してノルアドレナリン、アドレナリンを放出促進させ、これによって脂肪組織を刺激することが必要である。シネフリンは柑橘類に含まれている成分で、哺乳類由来脂肪細胞を刺激し、脂肪分解を促すことが知られている(非特許文献2)。
さらに脂肪から分解された脂肪酸は、ミトコンドリア膜を通過し酸化されることでエネルギー源として利用される。カルニチンは、4−トリメチルアミノ−3-ヒドロキシ酪酸、あるいは4−トリメチル−3−ヒドロキシブチロベタインともいわれ、ほとんどすべての生物に存在しており、脂肪酸がミトコンドリア膜を通過するのに不可欠な成分である。このカルニチンは、脂肪酸がエネルギー源として利用されるのに、非常に重要なはたらきをする。またカルニチンの構造に含まれるメチル基はメチオニンに、またその炭素鎖はリジンに由来しており、この2種のアミノ酸によってカルニチンの機能を代替できる。カルニチンの代替として前駆体であるアミノ酸を使用する場合には、カルニチンの合成酵素の活性を維持するためにビタミンC、鉄イオンなどの存在が不可欠であることが知られている(非特許文献3)。
コエンザイムQ10は、別名補酵素Q10、ビタミンQ、ユビキノン及びユビデカレノンともいわれ、食品中では肉類や卵にも数μg/g程度含まれ、生体内でも合成される栄養素である。主な作用としては、抗酸化作用、エネルギー産生促進作用、心機能を高める作用、免疫賦活作用、老化予防作用などがある。特にエネルギー酸化過程で産生する電子伝達系における重要な成分のため、エネルギー源である糖質・脂質などのエネルギー産生を向上させる作用があることが知られている。またコエンザイムQ10の摂取量は、成人1日あたり0.01〜500mgである。
J.Biol.Chem.,Vol.245,No.22,p.5993−6002,1970 C RAcad Sci III,316巻5号,519−523頁、1993年 小児外科,vol.19 no.8,p.1023−1029,1987−8年
肥満は健康を害する因子の一つである。肥満を解消する為には体内にある脂肪を減らすことが重要であることは上に述べたとおりである。体内の蓄積脂肪を減らす為には脂肪の燃焼を促進し、さらにエネルギー代謝を向上させることが効果的である。したがって、安全でかつ摂取のしやすい食品が広く求められているものであるが、十分な機能を持った飲食品は存在しない。本発明の目的は、以上の観点から特に脂肪燃焼を促進し、基礎代謝を向上させるのに有用な作用を有し、摂取しやすい形態である飲食品を提供することにある。
本発明においては、ヒドロキシクエン酸又はその塩と、カルニチン又はその塩、及び/又はその前駆体であるリジン又はその塩、およびメチオニンを含む飲食品、を摂取することによって、脂肪合成の抑制のみならず、蓄積された脂肪の分解及び脂肪から分解された脂肪酸の代謝を促進し、特に脂肪燃焼促進及び/又はエネルギー代謝向上させることを見出し、本発明を完成させた。さらに、これに加えてビタミンC、ビタミンB6、ナイアシン、鉄、シネフリン、ショウガおよび/又はトウガラシを含む飲食品は、この効果が増強されている。また、ヒドロキシクエン酸又はその塩と、カルニチン又はその塩、及び/又はその前駆体であるリジン又はその塩、およびメチオニンを含む飲食品に、さらにコエンザイムQ10、ビタミンB1、ショウガ及びトウガラシを含有させると、顕著に体重を減少させ、また肥満を改善する効果に優れることを見出した。
すなわち、本発明は、1.ヒドロキシクエン酸又はその塩、およびカルニチン又はその塩、及び/又はその前駆体を含有することを特徴とする飲食品、2.カルニチンの前駆体が、リジン又はその塩、およびメチオニンの1方又は両方であることを特徴とする1に記載の飲食品、3.さらにコエンザイムQ10を含むことを特徴とする1又は2に記載の飲食品、4.さらにビタミンC、ビタミンB6、ナイアシン、鉄、シネフリン、ショウガ及びトウガラシを含むことを特徴とする1又は2に記載の飲食品、 5.さらにビタミンB1、ショウガ及びトウガラシを含むことを特徴とする1、2又は3に記載の飲食品、6.脂肪燃焼促進用及び/又はエネルギー代謝向上用であることを特徴とする1〜5のいずれか1に記載の飲食品、に関する。
本発明により、脂肪燃焼を促進し、エネルギー代謝を向上させ、肥満を解消する為に有用な飲食品を提供できる。
本発明の実施にあたっては、飲食品中にヒドロキシクエン酸又はその塩(以下HCAという)とカルニチン又はその塩及び/又は、その前駆体であるリジン又はその塩及びメチオニンを含有させれば、目的とする脂肪燃焼促進及び/又はエネルギー代謝向上機能を有する飲食品を調製することができる。但し、リジン又はその塩及びメチオニンをカルニチン前駆体として用いる場合にはビタミンC、ビタミンB6、ナイアシン、鉄、を共存させることが望ましい。
HCA又はその塩は、飲食品100g当たりHCAとして10〜45000mg、好ましくは500〜30000mg、カルニチン又はその塩は1〜45000mg、リジン又はその塩及びメチオニンであればリジン塩酸塩として1〜40000mg及びメチオニンとして同じく1〜40000mg配合すれば良い。そしてこの、本発明飲食品を飲食することによって、目的とする脂肪燃焼を促進し、基礎代謝を向上させることができる。
さらにコエンザイムQ10を飲食品100g当り0.01〜15000mg、好ましくは0.1〜2000mg配合することが好ましい。これをを含有させることで、エネルギー代謝を活性化し、エネルギー源である脂肪燃焼を促進し、肥満を改善することができる。
さらに脂肪細胞を刺激して脂肪酸を分解するシネフリンや、ショウガ又はトウガラシのエキスを添加することで脂肪分解が促進され、上記のHCAとカルニチン又はその塩及び/又はその前駆体により活性化された代謝系がより効率的に機能することとなる。
さらにビタミンB1はエネルギー代謝のTCA回路の活性化や糖質のエネルギー変換を促進することからエネルギー代謝を活性化し、より効果的に脂肪燃焼を促進する。
本発明に用いるヒドロキシクエン酸又はその塩は、ヒドロキシクエン酸もしくはそのラクトン型又はそれらのいずれかの塩である。塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、などのアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩などが挙げられる。この場合のヒドロキシクエン酸又はその塩は化学合成品もしくは果実などから抽出された天然物のいずれも使用可能である。天然物としては、熱帯地方に分布するガルシニア(Garcinia)属の果実特に果皮に多く含まれ、例えばゴラカ(Garcinia cambogia)、インドマンゴスチン(Garcinia indica)、グルグル(Garcinia atroviridis)が挙げられる。これらの植物の果皮を乾燥させ後、クラッシャーで粉砕していく工程により得られたものや、アルコール、水又は熱水などで抽出したエキス、またこれをデキストリンなどを用いてスプレードライで粉末化するという製法またはそれに準ずる製法で得られたもののいずれも使用可能である。
カルニチン又はその塩は、化学合成され光学分割されたものや微生物などを用いて発酵し精製・抽出したもの、例えばL−カルニチン、DL−カルニチン、塩化カルニチン、L−カルニチンL−酒石酸塩、L―カルニチンフマル酸塩、L−カルニチンマグネシウムクエン酸塩、アセチルL−カルニチン塩酸塩など合成品やカルニチンが豊富に含まれる牛肉や羊肉などからアルコール、水や熱水などで抽出したエキス、またこれをデキストリンなどを用いてスプレードライで粉末化するという製法によるもの、またはそれに準ずる製法に
よるものいずれも使用可能である。
またカルニチンの前駆体としてアミノ酸であるリジン又はその塩、メチオニンを用いることができる。リジンは必須アミノ酸の一つで、牛乳から発見されたアミノ酸であり、魚介類、肉類、レバーなどに多く含まれている。体内での作用としては、ブドウ糖の代謝促進や体組織・カルシウム吸収との関係が報告されている。メチオニンは必須アミノ酸の一つで、硫黄を含んだ含硫アミノ酸といわれており、牛乳、レバー、全粒小麦などに多く含まれている。体内では、ヒスタミンの血中濃度を下げる作用のあることや肝臓や腎臓の組織再生を助けると報告されている。
これらのヒドロキシクエン酸又はその塩及びカルニチン又はその塩及び/又はその前駆体であるリジン又はその塩およびメチオニンは、さらにコエンザイムQ10を同時に摂取することで、さらに効果的に脂肪燃焼を促進し、エネルギー代謝を向上させることができる。
コエンザイムQ10は、別名補酵素Q10、ビタミンQ、ユビキノン及びユビデカレノンともいわれ、食品中では肉類や卵にも数μg/g程度含まれ、生体内でも合成される栄養素である。主な作用としては、抗酸化作用、エネルギー産生促進作用、心機能を高める作用、免疫賦活作用、老化予防作用などがある。使用する原料としては、天然物から精製・抽出したものや、抽出した一部のキノン環に合成したイソプレン環を縮合させ合成したもの、また微生物などを用いて発酵し精製・抽出したもの、またそれらを加工しやすいように乳化や粉末化したもの等いずれも使用可能である。
また、ヒドロキシクエン酸又はその塩及びカルニチン又はその塩及び/又はその前駆体であるリジン又はその塩およびメチオニン、さらに、ビタミンC、ビタミンB6、ナイアシン、鉄、シネフリン、ショウガおよび/又はトウガラシを同時に摂取することで、それそれ単独で摂取するよりも効果的に脂肪燃焼を促進し、さらにエネルギー代謝を向上させることができる。
ビタミンCは水溶性のビタミンで、別名アスコルビン酸ともいわれている。新鮮な果実、野菜、緑茶などに豊富に存在し、体内に多く含まれ、抗酸化作用をはじめコラーゲンの合成や鉄の吸収を助ける働きがある。使用する原料としては、化学合成された酸化型・還元型ビタミンC、アスコルビン酸ナトリウム、誘導体であるアスコルビン酸2−グルコシド、植物・果実などから精製・抽出したもの等いずれも使用可能である。
ビタミンB6は水溶性のビタミンで、動物、酵母、豆、穀類に多く含まれる。ビタミンB6はピリドキシン、ピリドキサル、ピリドキサミンとこれらにリン酸が結合した6種類の物質の総称である。役割としてはアミノ酸代謝に関与するトランスアミナーゼ、デカルキシラーゼ等多くの酵素の補酵素として機能する。使用する原料としては化学合成されたビタミンB6、ピリドキシン塩酸塩いずれも使用可能である。
ナイアシンは水溶性のビタミンB群で化学名としてニコチン酸ともいわれる。米ぬかや酵母から発見され、動・植物中では誘導体であるナイアシンアミドとして存在している。エネルギー産生に働く酵素を補酵素として助け、他のビタミンB群とともに糖質、脂肪などからエネルギーを生成するのに必要なビタミンである。使用する原料としては化学合成されたナイアシン、ナイアシンアミドいずれも使用可能である。
鉄は金属元素の1種で、すべての植物に含まれる微量栄養素の一つである。植物体内では大部分が錯化合物となって存在し、動物では脊椎動物の赤血球中のヘモグロビンの成分として含まれている。使用する原料としては動物の血液を酵素処理したヘム鉄やクエン酸第一鉄、ピロリン酸第二鉄、乳酸鉄、鉄を強化した酵母、植物・海藻などから精製・抽出したもの等いずれも使用可能である。
シネフリンは塩基性物質で、C13NOの分子構造をもつ。元々漢方薬の1種として、消化不良、便秘、心筋梗塞、抗炎症などの目的に使用されていた。作用としてはアドレナリン作用があり、脂肪細胞を刺激して脂肪酸に分解する作用がある。シネフリンは化学合成品もしくは天然物いずれも使用可能である。天然物としては、柑橘類に多く含まれ、例えばシトラスアウランチュウム(Citrus Aurantium L.)、ウンシュウミカン(Citrus unshiu Marcov) 、オレンジ(Citrus sinensis Osbeck)、レモン(Citrus meyeri Y. Tanaka)、シイクワシャー(Citrus deprssa Hayata)、ユズ(Citrus junos Sieb.ex Tanaka)、ベルガモット(Citrus bergamia Risso et Poit)、イヨカン(Citrus iyo Hort.ex Tanaka)、スダチ(Citrus sudachi Hort.ex Shirai)、カボス(Citrus sphaerocarpa Hort.ex Tanaka)、ナツミカン(Citrus natsudaidai Hayata)があげられる。これらの植物の成熟した、または未成熟の果実、果皮、種子、葉、葉柄、枝、根、花等を搾汁したもの、あるいは、乾燥させた後、クラッシャーで粉砕していく工程により得られたものや、アルコール、水又は熱水などで抽出したエキス、またこれをデキストリンなどを用いてスプレードライで粉末化するという製法、またはそれに準ずる製法で得られたもののいずれも使用可能である。
ショウガはショウガ科の植物で、学名は Zingiber Officinale、ヨーロッパや中国などでは古来から循環刺激薬や健胃薬として用いられていた。ショウガの中には様々な成分が含まれ、有名なものではジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンなどがある。ジンゲロンは辛味成分の1種で脂肪細胞内で、ホルモン感受性リパーゼを刺激し、脂肪分解を促進することが知られている。使用する素材としては、ショウガの果皮を乾燥させ後、クラッシャーで粉砕していく工程により得られたものや、アルコール、水又は熱水などで抽出または超臨界抽出したエキス、またこれをデキストリンなど用いてスプレードライで粉末化するという製法またはそれに準ずる製法で得られたもののいずれも使用可能であるが、ジンゲロンが含まれる素材を使用するのが望ましい。
トウガラシはナス科の植物で、学名はCapsicum annuum L. またはCapsicum frutescens 。中南米やアジア地域では日常的に日中に多量されている。トウガラシは辛みが強く、その成分はカプサイシンである。カプサイシンは体内に吸収されると脳や脊髄にある中枢神経を刺激し、アドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンが分泌される。これらのホルモンは脂肪細胞を刺激して脂肪の分解を促進する。使用する素材としては、トウガラシの果皮を乾燥させ後、クラッシャーで粉砕していく工程により得られたものや、アルコール、水又は熱水などで抽出したエキス、またこれをデキストリンなど用いてスプレードライで粉末化するという製法またはそれに準ずる製法で得られたもののいずれも使用可能である。以上により得られたトウガラシの素材を配合する場合には、素材中のカプサイシンの量を測定し、飲食品100gあたりのカプサイシンの量を0.01mg〜1500mg、好ましくは0.02mg〜1000mgにすることが望ましい。飲食品100gあたりのカプサイシンの量が0.01mg以下の場合には脂肪の分解を促進する効果が充分ではなく、1500mg以上の場合には刺激が強くなりすぎる。
ビタミンB1は別名チアミン、サイアミン、アノイリンともいわれ、脚気を予防する水溶性のビタミンである。肉類・穀物・豆類などに豊富に存在し、神経伝達に関与し、またエネルギー代謝においては補酵素として働き、糖質などのエネルギー変換を促進する。使用する素材としては、化学合成されたチアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩、誘導体であるオクトチアミン、フルスルチアミン、ベンフォチアミン、ビスベンチアミン、天然物などから精製・抽出したもの等いずれも使用可能である。
ビタミンB6は水溶性のビタミンで、動物、酵母、豆、穀類に多く含まれる。ビタミンB6はピリドキシン、ピリドキサル、ピリドキサミンとこれらにリン酸が結合した6種類の物質の総称である。役割としてはアミノ酸代謝に関与するトランスアミナーゼ、デカルキシラーゼ等多くの酵素の補酵素として機能する。使用する原料としては化学合成されたビタミンB6、ピリドキシン塩酸塩いずれも使用可能である。
このような作用のメカニズムは、明らかではないが以下のように推測される。肥満の原因は脂肪であり、体内には脂肪細胞として蓄積される。体内の脂肪を減らす為には、脂肪を分解し、エネルギーとして使用することが重要である。脂肪を分解させる為には、リパーゼと脂肪細胞内の油滴(脂肪)を接触させることであり、そのためにはノルアドレナリンやアドレナリンなどのホルモンが脂肪細胞を刺激しなければならない。シネフリンはアドレナリン作用を示し、直接脂肪細胞を刺激することで脂肪酸に分解し、またトウガラシ、ショウガエキスは交感神経を刺激し、アドレナリン・ノルアドレナリンの分泌を促すことで脂肪細胞を脂肪酸に分解する。分解された脂肪酸はカルニチンのはたらきによりクエン酸回路に輸送される。常に脂肪酸をクエン酸回路に輸送させる為には、カルニチンだけでなく、カルニチンの原料となるリジンとメチオニンを補うことが大事である。さらにこの2つのアミノ酸からカルニチンを合成させる為にはビタミンC、ビタミンB6,ナイアシン、鉄が必要であり、これらの成分を同時に補うことが重要である。クエン酸回路に運ばれた脂肪酸はエネルギーとして変換されるが、ヒドロキシクエン酸によりエネルギーとして変換されなかった糖質の脂肪への再合成を防ぐことにより、体内の脂肪酸がエネルギーへ変換されることを促す。
また、ヒドロキシクエン酸又はその塩及びカルニチン又はその塩及び/又はその前駆体であるリジン又はその塩およびメチオニンは、さらに、コエンザイムQ10、ビタミンB1、ショウガ及びトウガラシを同時に摂取することで、それそれ単独で摂取するよりも効果的に脂肪燃焼を促進し、さらにエネルギー代謝を向上させることができる。まずショウガ及びトウガラシは交感神経を刺激することで、アドレナリン・ノルアドレナリンなどのホルモンを分泌する。これらのホルモンは体内の脂肪細胞を刺激し、中性脂肪を脂肪酸へと分解する。分解された脂肪酸は筋肉や肝臓などに運ばれ、エネルギーへ変換されるがその際に必要なのがカルニチンであり、脂肪酸をエネルギー代謝の場所である細胞のミトコンドリアへ運ぶ役割をするために必須の成分である。運ばれた脂肪酸はβ酸化をうけ、TCA回路・電子伝達系を経てエネルギーとして代謝される。この時コエンザイムQ10が電子伝達系で補酵素として働き、またビタミンB1がTCA回路の活性化や糖質のTCA回路の取り込みを促進することで、さらにエネルギー代謝を促進する。またヒドロキシクエン酸はATPクエン酸リアーゼという酵素を抑えることで、エネルギーに変換されずに余ったクエン酸が脂肪に変換されるのを防ぎ、体内で分解された脂肪酸のエネルギーへの変換をより向上させる。このように脂肪分解・エネルギー変換がスムーズに作用することにより体内のエネルギー代謝が飛躍的に向上し、肥満の改善を促す。
このように体内の脂肪のエネルギー変換がスムーズに作用することにより、脂肪燃焼がより促進され、エネルギー代謝が飛躍的に向上する。
本発明飲食品の形態としては、特に限定はないが、摂取しやすい形態として飲料、顆粒、錠剤、カプセル剤、菓子が望ましい。またこれらの本発明の飲食品としての形態は、医薬、食品の分野における通常の技術によって製造されるすべての形態を包含する。医薬品の形態に製剤化する場合においては、でん粉、セルロース、デキストリン、ドロマイト、炭酸カルシウム、食物繊維などの賦形剤、ショ糖脂肪酸エステル、植物油脂末、ステアリン酸マグネシウムなどの滑沢剤、アラビアガム、グアーガム、キサンタンガムなどの結合剤、大豆多糖類、ペクチンなどの安定剤、糖類、糖アルコール、甘味料、有機酸、果汁など矯味剤、付香剤など通常の食品や医薬品において使用可能な
添加成分を使用することができる。
本発明による飲食品の一例をあげると、ヒドロキシクエン酸又はその塩及びカルニチン又はその塩及び/又はその前駆体であるリジン又はその塩およびメチオニン、さらに、ビタミンC、ビタミンB6、ナイアシン、鉄、シネフリン、ショウガおよび/又はトウガラシと糖類、甘味料、酸味料、果汁、香料などを水に溶解する。その他にビタミン、ミネラル類などを添加しても良く、これら一緒に混合すればよい。混合後、容器へ充填し、必要に応じて殺菌を行い本製品を製造する。これらの製造方法は特に限定はない。
また、同様にヒドロキシクエン酸又はその塩及びカルニチン又はその塩及び/又はその前駆体であるリジン又はその塩およびメチオニン、さらに、コエンザイムQ10、ビタミンB1、ショウガ及びまたはトウガラシと賦形剤、滑沢剤を混合後、水やエタノール水などで造粒を行い、乾燥・整粒後ハードカプセルに充填し、本製品を完成させる。これらの造粒方法、乾燥方法は特に限定はない。
本発明飲食品の各成分の配合比率は、前記のHCAとカルニチン又はその塩及び/又はその前駆体の配合比率に従えば、特に限定はされない。例えば、ヒドロキシクエン酸又はその塩 1重量部に対してカルニチン又はその塩及び/又はその前駆体であるリジン又はその塩およびメチオニンが0.005から10質量部、ビタミンCが0.005から5質量部、ビタミンB6が0.00005質量部から0.1質量部、ナイアシンが0.0005質量部から0.1質量部、鉄が0.00005質量部から0.1質量部、シネフリンが0.00005質量部から0.2質量部、ショウガおよび/又はトウガラシの量が0.001質量部から0.5質量部が望ましい。
あるいは、ヒドロキシクエン酸又はその塩 1重量部に対してカルニチン又はその塩及び/又はその前駆体であるリジン又はその塩およびメチオニンが0.005から10質量部、コエンザイムQ10が0.0001から1質量部、ビタミンB1が0.0001質量部から0.5質量部、ショウガが0.001質量部から0.5質量部、およびトウガラシが0.001質量部から0.5質量部が望ましい。
以下に実施例、実験例を示し、本発明を説明するが本発明はこれに限定されるものではない。
表1に示す処方で、配合例1、2、3及び比較例1、2の飲料を次のとおりの方法で製造した。原料を水に混合・溶解させ、容器に充填を行い、85℃10分の殺菌を行った。殺菌後冷却し、本飲料を完成させた。配合例1、2、3、比較例1、2ともに1本(50ml)当りのカロリーは16kcalとした。
Figure 2004321171
[試験結果] 得られた飲料を用いて以下の試験を行った。健康な成人女性を被験者とし、試験前日は指定夕食を摂取させた。試験日は朝起床後、温度・湿度が一定になっている測定室で30分安静にしてから、摂取前のエネルギー代謝測定を行った。摂取前の測定終了後、被験飲料および指定朝食を摂取させ、その後30分ごとに2時間までの測定し、1回の測定時間は5分とした。ウォッシュアウト期間は6日間とした。エネルギー代謝の測定は呼気ガスを採取し、その数値から1日分に相当するエネルギー代謝量を算出した。
図1にエネルギー代謝量についての測定結果を示す。縦軸は1日のエネルギー代謝量を示し、横軸は時間を示す。0分は摂取前のエネルギー代謝量で、配合例1〜3は比較例1、2に比して高いエネルギー代謝を示し、本発明の飲食品はエネルギー代謝を促進し、脂肪分解を亢進する効果を有することが確認できた。
表2に示す処方で、配合例4及び比較例3、4のカプセル剤を次のとおりの方法で製造した。原料を混合・造粒し、乾燥・整粒後ハードカプセルに充填し本カプセル剤をを完成させた。
Figure 2004321171
[試験結果] 得られたカプセル剤を用いて以下の試験を行った。年齢18〜59歳、BMI23.5以上の成人男女を被験者とした(表3)。
Figure 2004321171
試験方法は二重盲検比較試験法で、配合例4及び比較例3,4摂取3群設定とし、各群ともに1日3回毎食後4粒摂取させた。また摂取開始前と摂取4週間後に体重、身長、BMIを測定した。BMIとは「Body Mass Index(BMI)」の略称であり、体重(kg)を身長(m)の2乗で割った数字であらわす肥満の指標である。厚生省の調査により統計上最も病気にかかりにくい数値22を標準とし、数値が高いほど肥満度が高いことを示す。補足ではあるが、日本肥満学会の判定基準は、BMIが標準の22から±10%である19.8〜24.2の間が「普通」で、10%多い24.2以上を「太り気味」、さらに20%多い26.4以上を「肥満」とされている。
図2に体重変化量、図3にBMI変化量の結果を示す。体重・BMIともに摂取4週間後の数値から摂取開始前の数値を引いたものを変化量とした。ヒドロキシクエン酸とカルニチン、さらにコエンザイムQ10、ビタミンB1を含有する配合例4はカルニチン及びコエンザイムQ10、ビタミンB1を含有しない比較例3、脂肪燃焼を促進し、エネルギー代謝を向上させる成分を含有しない比較例4に比して体重・BMIが大きく低減した。本発明の飲食品は体重減少および肥満を改善する効果を有することが確認できた。
エネルギー代謝の計測結果を示す。 体重変化量の計測結果を示す。 BMI変化量の計測結果を示す。

Claims (6)

  1. ヒドロキシクエン酸又はその塩、およびカルニチン又はその塩、及び/又はその前駆体を含有することを特徴とする飲食品。
  2. カルニチンの前駆体が、リジン又はその塩、およびメチオニンの1方又は両方であることを特徴とする請求項1に記載の飲食品。
  3. さらにコエンザイムQ10を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の飲食品。
  4. さらにビタミンC、ビタミンB6、ナイアシン、鉄、シネフリン、ショウガ及びトウガラシを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の飲食品。
  5. さらにビタミンB1、ショウガ及びトウガラシを含むことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の飲食品。
  6. 脂肪燃焼促進用及び/又はエネルギー代謝向上用及び/又は肥満改善に有用であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の飲食品。
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