JP2004318688A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子メール端末を利用しての電子メールを閲覧において、受信した電子メール中に通信事業者やベンダーが独自に定めた絵文字などの特殊なフォントが含まれているとそれらのフォントをサポートしていない電子メール端末のユーザは文字化けを含む電子メールを閲覧することになる。本発明では受信した電子メール中にユーザの電子メール端末で閲覧が困難なフォントが含まれていてもWeb端末や印刷装置を用いることで閲覧が困難であったフォントの閲覧を可能とするための装置の提供が目的である。
【解決手段】電子メール端末、Web端末、印刷装置と通信回線で接続された情報処理装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メール端末、Web端末、印刷装置と通信できる情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
異なる通信事業者と契約しているユーザ間の電子メールの送受信において、一方の通信事業者が独自に定めたフォントを別の通信事業者と契約したユーザの電子メール端末Aで表示しようとした場合、電子メール端末Aやそのオペレーティングシステムがサポート機能を有していれば表示することができるが、サポート機能を有していなければ一部が文字化けした電子メールしか見ることができず、独自のフォントを閲覧する手段はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
電子メールをより楽しく、より親しみやすく利用できるように、通信事業者によっては契約しているユーザ同士なら表示可能な独自のフォントをサービス提供している。絵文字などを利用できるため文章だけでは伝わりづらい感情や考えを付加的に表現できるようになり電子メールによる表現方法を豊かにしている。
【0004】
しかし、通信事業者A独自のフォントを利用できる通信事業者Aのユーザが独自のフォントを含むメールを通信事業者A独自のフォントに対応していない通信事業者Bと契約しているユーザに送信した場合、通信事業者Bのユーザはこのメールを受信し閲覧しても独自のフォントの部分が文字化けしてしまい通信事業者Aのユーザが伝えたかった内容を把握することができないという問題が生じる。
【0005】
本発明では、利用しているメール端末では表示できない文字や絵文字を含む電子メールを受信したユーザに対しWeb端末あるいは印刷装置を用いれば閲覧不可能であった文字や絵文字を閲覧できるようにする装置の提供が目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、通信回線を介してメール端末、Web端末、印刷装置と通信できる情報処理装置において、ユーザとユーザが用いる前記メール端末と前記Web端末と前記印刷装置を登録できることを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明および請求項2記載の発明は、前記情報処理装置はユーザが用いる前記メール端末、前記Web端末、前記印刷装置と通信する際に携帯通信端末などを用いる場合には通信に用いる通信装置の情報も登録できることを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、前記情報処理装置に登録されたフォント情報を用い前記情報処理装置が受信した電子メールの中に前記ユーザが用いるメール端末によって表示不可能なフォントが含まれているかを判定できることを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、前記情報処理装置によって前記受信メールの中に前記ユーザが用いるメール端末によって表示不可能なフォントを含んでいないと判定された場合、あるいは前記ユーザが用いるメール端末によって表示不可能なフォントを含んでいると判定された場合であっても前記ユーザが前記メール端末での閲覧を選択した場合、前記メールを前記ユーザが用いるメール端末へ送信できることを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明および請求項3記載の発明は、前記情報処理装置によって前記受信メールの中に前記ユーザが用いるメール端末によって表示不可能なフォントを含んでいると判定された場合で前記ユーザが前記Web端末での閲覧を選択した場合、前記電子メール中の前記表示不可能なフォント情報を取得し画像データを用意し、さらに前記電子メールと前記画像データを前記ユーザがWeb端末で閲覧できる形式に変換できることを特徴とする。
【0011】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、Web端末で閲覧できる形式に変換された前記受信メールのデータを前記ユーザがWeb端末で閲覧できるように前記情報処理装置中に設定できることを特徴とする。
【0012】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、前記情報処理装置によって前記受信メールの中に前記ユーザが用いるメール端末によって表示不可能なフォントを含んでいると判定された場合で前記ユーザが前記印刷装置での出力を選択した場合、表示不可能なフォントを本来表示したいフォントの状態に設定した上で前記電子メールを画像データに変換し、前記ユーザが用いる印刷装置に出力できる形式の印刷データを生成でき、前記印刷データを前記ユーザが用いる印刷装置に送信できることを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、前記情報処理装置によって前記受信メールの中に前記ユーザが用いるメール端末によって表示不可能なフォントを含んでいると判定された場合、前記ユーザが用いるメール端末によって表示不可能なフォントを含んでいるという情報を前記ユーザに通知できることを特徴とする。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、前記情報処理装置によって前記受信メールの中に前記ユーザが用いるメール端末によって表示不可能なフォントを含んでいると判定された場合、前記ユーザが前記電子メールに記述された情報を閲覧するための手段を選択できることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
情報処理装置にはユーザとユーザが用いるメール端末とWeb端末と印刷装置が登録でき、情報処理装置とユーザが受信メールの内容を表示する端末とを接続する通信装置情報も登録できる。さらに、情報処理装置は各種メール端末によって表示不可能な特殊なフォント情報も登録できる。
【0016】
特殊なフォント情報とは、通信事業者やベンダーがJISやASCIIの標準文字コードとは別の文字コードに独自に作成したフォントを対応付けて各種メール端末で利用しているフォントの情報である。特殊なフォント情報の登録方法のとして、これらの文字コードと対応するフォントの画像データをフォント情報データベースに保存しておく方法が一例として挙げられる。
【0017】
図1は情報処理装置が登録ユーザに対する電子メールを受信した時の電子メールに対する処理手順のフローチャートである。
【0018】
情報処理装置が登録ユーザに対する電子メールを受信すると(1001)、情報処理装置はユーザが利用するメール端末で受信メールの閲覧が可能かを登録されたフォント情報から判定し、受信メールの閲覧を可能とするための処理が必要であるかを判定する(1002)。ユーザが用いるメール端末で受信メールの閲覧に支障がないと判定された場合は、ユーザが用いるメール端末へ電子メールを送信する(1014)。ユーザが用いるメール端末で受信メールの閲覧に支障があり受信メールの閲覧を可能とするための処理が必要であると判定された場合は、その旨をユーザに通知する(1003)。通知手段は電子メールなどで構わない。通知を受けたユーザは閲覧するための方法を選択することができ(1004)、Web端末による閲覧(1005)、印刷による閲覧(1010)、メール閲覧に支障があってもメール端末による閲覧(1014)を選択できる。選択手段はWebや電子メールなどを利用してよい。また、情報処理装置にあらかじめ表示手段を設定しておくこともできる。
【0019】
ユーザがWeb端末による閲覧を選択した場合、情報処理装置はユーザが用いるメール端末では表示できないフォント情報を取得する(1006)。そして、取得したフォント情報についてGIFなどの画像データを用意する(1007)。情報処理装置は受信メールと画像データをHTMLやXMLなどのWeb表示可能な形式に変換する(1008)。受信メール中のユーザが用いるメール端末では表示できないフォントの部分に画像データを配置する。Web表示可能となった受信メールのデータは、ユーザ毎に用意したWebスペースにこのメールを受信したユーザが閲覧できるように情報処理装置内に設定しておく(1009)。
【0020】
ユーザが印刷による閲覧を選択した場合、情報処理装置はユーザが用いるメール端末では表示できないフォントを本来表示したいフォントの状態に設定して受信メール全体をビットマップデータに変換する(1011)。次に、このビットマップデータをユーザが情報処理装置に登録した印刷装置で出力できる印刷データに変換する(1012)。そして、情報処理装置は印刷データをユーザの印刷装置へ送信する(1013)。印刷データの送信に際してはユーザからの送信要求を待ってから送信してもよい。
【0021】
【実施例】
図3は、本発明の実施形態の一例を示すシステム構成図である。
【0022】
該システムでは、公衆電話回線、ISDN、衛星通信網などの通信回線網(本実施の形態では無線回線網を含んだ公衆回線網とする)によって情報処理装置や各種端末はつながっている。情報処理装置104に登録されているユーザに対し電子メールを送信するメール端末101、通信回線網とメール端末101とを繋ぐ携帯通信端末102、論理的な空間であるインターネットと通信回線網との間を仲介する外部情報処理装置103、論理的な空間であるインターネットと通信回線網との間を仲介し登録ユーザが用いる各種端末を登録でき通信も可能な情報処理装置104、情報処理装置104に登録されたWeb端末106、情報処理装置104とWeb端末106を繋ぐ携帯通信端末105、情報処理装置104に登録された印刷装置109、印刷装置109に接続される通信制御装置108、情報処理装置104と通信制御装置108を繋ぐ携帯通信端末107、ユーザが情報処理装置104に登録し利用するメール端末111、情報処理装置104とメール端末111を繋ぐ携帯通信端末110で構成される。携帯通信端末105、107、110は情報処理装置104に登録されている。情報処理装置104は通信事業者やベンダーが独自に定めた文字コードとそれに対応するフォントの画像データをデータベース等に登録することができる。
【0023】
情報処理装置104に登録されているユーザXに対し、ユーザYがメール端末101、携帯通信端末102、外部情報処理装置103を経由して電子メールを送信する。
【0024】
情報処理装置104は電子メールを受信すると図2の手順に従って受信メールへのフォント判別処理を始める。まず、情報処理装置104は各種メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントが受信メールに含まれているかを登録されたフォント情報から判定する。各種メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントとは通信事業者Aが独自の仕様で定めた文字や絵文字などで通信事業者Bの仕様にあわせたメール端末で表示することが困難なフォントである。ユーザYがユーザXに対し送信したメールの中に各種メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントが含まれていなければ、情報処理装置104はユーザXが用いるメール端末111へ受信メールを送信、あるいは送信できる状態にする。受信メールの送信はユーザXからの送信要求を待ってからでもよい。しかし、ユーザYがユーザXに対し送信したメールの中に各種メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントが含まれていれば、情報処理装置104は各種メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントはメール端末111で表示可能であるかを判定する。ここで情報処理装置104がメール端末111による各種メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントの表示が可能であると判定した場合、情報処理装置104はメール端末111へ受信メールを送信、あるいは送信できる状態にする。受信メールの送信はユーザXからの送信要求を待ってからでもよい。情報処理装置104がメール端末111による各種メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントの表示が不可能であると判定した場合、その旨をユーザに通知する。通知手段は電子メールなどで構わない。
【0025】
情報処理装置104はユーザXが選択した表示手段にあわせて受信メールおよび受信メールに含まれている各種メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントに対して処理を行う。図1におけるユーザへの通知(1003)後の手順で処理が行われる。
【0026】
通知を受けたユーザは表示、閲覧するための手段を選択することができる。表示手段として、▲1▼Web端末106への表示、▲2▼印刷装置109に出力しての閲覧、▲3▼メール端末111への表示がある。ユーザXによる閲覧方法の選択手段はWebやメールなどであってよい。また、情報処理装置104にあらかじめ表示手段を設定しておくことで通知後の表示手段の選択を省略することもできる。
【0027】
ユーザXがWeb端末106への表示を選択した場合、情報処理装置104はユーザXが用いるメール端末111では表示できないフォントを取得する。そして、取得したフォントを本来表示したいフォントの状態でGIFなどの画像データとして用意する。情報処理装置104は受信メールと画像データをHTMLやXMLなどのWeb表示可能な形式でWeb端末106により閲覧できる形式に変換する。受信メール中のユーザXが用いるメール端末111では表示できないフォントの部分に画像データを配置する。Web表示可能となった受信メールのデータは、情報処理装置104内のユーザX用に用意したWebスペースにユーザXが閲覧できるように設定しておく。ユーザXは携帯通信端末105を介して情報処理装置104とWeb端末106を繋ぎ受信メールの内容を閲覧することができる。
【0028】
ユーザXが印刷装置109への出力を選択した場合、情報処理装置104はユーザXが用いるメール端末111では表示できないフォントを本来表示したいフォントの状態で受信メール全体をビットマップデータに変換する。次に、このビットマップデータをユーザXが情報処理装置104に登録した印刷装置109での出力形式にあわせた印刷データに変換する。そして、情報処理装置104は印刷データをユーザの印刷装置109へ送信する。ユーザXは携帯通信端末105を介して情報処理装置104と印刷装置109を繋ぎ受信メールの内容を印刷装置109へ出力して閲覧することができる。本実施例では通信制御装置108が携帯通信端末105と印刷装置109を接続している。通信制御装置108は印刷装置109に内蔵してもよい。また、印刷データの送信に際して情報処理装置104はユーザXからの送信要求を待ってから送信してもよい。
【0029】
ユーザXがメール端末111への表示を選択した場合、情報処理装置104は受信メールに変換処理を行うことなくメール端末111へ受信メールを送信、あるいは送信できる状態にする。受信メールの送信はユーザXからの送信要求を待ってからでもよい。
【0030】
図2は図1でユーザが用いるメール端末で受信した電子メールを支障なく表示することが可能であるかを判定する手順のフローチャートである。
【0031】
情報処理装置が登録ユーザに対する電子メールを受信すると(2001)、情報処理装置は受信メール中に各種メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントが含まれているかを登録されたフォント情報から判定する(2002)。含まれていないと判定した場合には情報処理装置はユーザが用いるメール端末に対して受信メールを送信、あるいは送信できる状態にする(2004)。受信メールの送信はユーザからの送信要求を待ってからでもよい。一方、含まれていると判定した場合、各種メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントはユーザが用いるメール端末で表示可能であるかを登録されたフォント情報から判定する(2003)。表示可能であると判定した場合は、情報処理装置はユーザが用いるメール端末に対して受信メールを送信、あるいは送信できる状態にする(2004)。また、各種メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントはユーザが用いるメール端末で表示不可能であると判定した場合は、その旨をユーザに通知する(2005)。通知手段は電子メールなどで構わない。判定方法は処理(2002)を行わず、受信メール中にユーザのメール端末で表示不可能なフォントがあるか判別するだけの実施形態であってもよい。
【0032】
図4は情報処理装置104の内部の構成についてまとめた図である。
【0033】
ユーザ情報管理部201はユーザの登録情報を管理する。ユーザ情報はユーザ氏名などの個人情報、ユーザが利用するメール端末情報、Web端末情報、印刷装置情報、通信装置情報(携帯通信端末電話番号を含む)、電子メールアドレスなどである。ユーザ毎にユーザIDを割り振りユーザの端末情報や電子メールアドレスなどを関連付けて管理できる。Webなどを用いてのユーザ情報の登録や変更ができる。
【0034】
メール情報管理部202は電子メールの送受信を行う。電子メール毎にメールIDを割り振ることができる。ユーザへの各種通知メール送信やユーザからの各種要求メール受信も行う。
【0035】
Web管理部203は電子メールをWeb端末で閲覧できる形式に変換する処理、ユーザ用個人Webスペースの設置、Webを用いたユーザへの各種通知とユーザからの各種要求受付などを行う。ユーザ用個人Webスペースに対してはパスワードを設定する。
【0036】
ネットワークプリント管理部204は電子メールをユーザが用いる印刷装置109に適した印刷データに変換する。また、生成した印刷データを印刷装置109へ送信する。
【0037】
動作制御部205は各種フォント情報を登録することができる。ユーザが用いるメール端末111によって受信メールに含まれるフォントを表示することができるかを判定し、ユーザが受信メールを閲覧できるようにユーザ情報管理部201、メール情報管理部202、Web管理部203、ネットワークプリント管理部204に対し動作指示を行う。動作指示の際、各管理部で必要となる情報も渡す。
【0038】
図5はユーザ情報管理部201が行う処理の手順をまとめたフローチャートである。メール情報管理部202で受信する電子メールのヘッダにおけるTo:以降に記述される宛先となるユーザの電子メールアドレスに対してユーザIDが関連付けられている。メール情報管理部202が電子メールを受信すると動作制御部205はユーザ情報管理部201に対しユーザIDと関連付けられたメール端末111などの各種端末情報を問い合わせる。ユーザ情報管理部201は動作制御部205から問合せを受けると(3001)、動作制御部205に対し要求された情報を渡す(3002)。
【0039】
図6はメール情報管理部202が行う処理の手順をまとめたフローチャートである。メール情報管理部202は電子メールを受信すると(4001)、動作制御部205に受信メールがユーザのメール端末111で文字化けなどの問題もなく表示できるのかを判定するように要求する(4002)。動作制御部205の判定によりメール端末111は受信メールを問題なく表示できると判明した場合、メール情報管理部202はメール端末111に対して受信メールを送信する(4004)。しかし、動作制御部205の判定によりメール端末111が受信メールを表示する際問題が生じると判明した場合、メール情報管理部202はユーザによる表示手段設定(1004)でメール端末111による表示が設定されるか確認する(4003)。ユーザがメール端末111による表示を設定した場合、メール情報管理部202は受信メールをメール端末111に送信する(4004)。あらかじめ処理4002のステップを踏むことなく受信メールをそのまま送信するように設定しておくこともできる。ユーザがメール端末以外での表示を選択した場合、メールIDや受信メールの情報を動作制御部205へ渡す(4005)。受信した電子メールはバックアップを取っておく。
【0040】
図7はWeb管理部203が行う処理の手順をまとめたフローチャートである。ユーザが表示手段設定(1004)でWeb端末106を設定した場合(5001)、Web管理部203は動作制御部205から動作指示を受けるとともに受信メールやユーザIDやメールIDを含む受信メールのWeb表示に必要な情報も受け取る(5002)。Web管理部203は受信メール中に含まれるメール端末111では表示できないフォント情報を取得し(5003)、そのフォントを本来表示したいフォントの状態でGIFなどの画像データで用意する(5004)。画像データは、フォント情報データベースなどから抽出してもよい。あるいは、フォント情報をもとに生成してもよい。次に、Web管理部203は受信メールと画像データを用いてWeb表示可能なHTMLなどの形式のデータを生成する(5005)。受信メール中の表示できないフォントがある部分に画像ファイルを組み合わせる。生成されたデータはユーザIDと関連を持つ個人Webスペースに設置される(5006)。個人WebスペースはユーザIDと関連を持つ特定ユーザだけが閲覧できるように設定され、閲覧に際してはパスワードの入力を行う。
【0041】
図8はネットワークプリント管理部204が行う処理の手順をまとめたフローチャートである。ユーザが表示手段設定(1004)で印刷装置109を設定した場合(6001)、ネットワークプリント管理部204は動作制御部205から動作指示を受けるとともに受信メールやユーザIDやメールIDを含む受信メールの印刷に必要な情報も受け取る(6002)。ネットワークプリント管理部204は本来表示したいフォントの状態で出力できるように設定し受信メールをビットマップデータへ変換する(6003)。さらに、印刷装置109での出力に適した形式の印刷データを生成する(6004)。ネットワークプリント管理部204は生成された印刷データを印刷装置109へ送信する(6005)。送信手段は何でもよいが、図3のような送信方法に実現するためには次のような一例もある。
【0042】
情報処理装置104にPIAFS、アナログモデム、ISDNによる接続をサポートし、ファイアウォール、RADIUSクライアント機能を持つようなコミュニケーションサーバとコミュニケーションサーバからの認証要求を受け、認証の可否をクライアントに返す働きをする業界標準のダイアルアップ接続ユーザ認証システムであるRADIUSシステムに関するRADIUSサーバを組み込み、携帯通信端末107にPHSを用いる。情報処理装置104が携帯通信端末107に接続し印刷データを送信することで実現できる。
【0043】
図9は動作制御部205が行う処理の手順をまとめたフローチャートである。メール情報管理部202が電子メールを受信すると(7001)、動作制御部205はメール情報管理部202から受信メールがユーザのメール端末111で文字化けなどの問題もなく表示できるのかを判定するように要求を受ける(7002)。判定要求を受けた動作制御部205は受信メールにメール端末によっては表示不可能なフォントが含まれているかを登録されたフォント情報から判定する(7003)。メール端末によっては表示不可能なフォントが含まれていなかった場合、動作制御部205はメール情報管理部202にメール端末111に対し電子メールを送信するように指示する(7006)。メール端末によっては表示不可能なフォントが含まれていた場合、動作制御部205はユーザ情報管理部201からメール端末111の情報を取得し(7004)、メール端末によっては表示不可能なフォントをメール端末111によって表示できるか登録されたフォント情報から判定する(7005)。動作制御部205がメール端末によっては表示不可能なフォントをメール端末111によって表示できると判定した場合、動作制御部205はメール情報管理部202にメール端末111に対し電子メールを送信するように指示する(7006)。一方、動作制御部205がメール端末によっては表示不可能なフォントをメール端末111によって表示できないと判定した場合、動作制御部205はメール情報管理部202にメール端末111に対し判定内容を通知する電子メールを送信するように指示する(7007)。判定内容の通知はWeb端末106や印刷装置109に対して行ってもよい。判定内容の通知とともに受信メールの表示手段設定をユーザに対し要請する。動作制御部205は受信メールの表示手段設定情報を取得したら(7008)、表示手段設定情報に従って各管理部に動作を指示する(7009)。
【0044】
図10は電子メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントの画像データ見本である。通信事業者やベンダーはJISやASCIIの標準文字コードとは別の文字コードに独自に作成したフォントを対応付けて各種メール端末を提供する場合がある。
【0045】
【発明の効果】
従来、通信事業者Aが定めた独自のフォントについて通信事業者Bと契約しているユーザの電子メール端末で表示できない場合、そのフォントを閲覧する手段がなかった。しかし、本発明における情報処理装置を用いるとWeb端末や印刷装置を用いて電子メール端末では閲覧することができなかったフォントを閲覧することができるようになる。現在、情報通信インフラの整備やWeb端末や印刷装置の普及が進んでおり、ユーザは自宅やオフィスだけでなく外出先で電子メール端末を用いて閲覧することができない電子メールを受信しても容易に閲覧できるようになることもユーザにとって大きな利点となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理装置が登録ユーザに対する電子メールを受信した時の電子メールに対する処理手順のフローチャート。
【図2】図1でユーザが用いるメール端末で受信した電子メールを支障なく表示することが可能であるかを判定する手順のフローチャート。
【図3】本発明の実施形態の一例を示すシステム構成図。
【図4】情報処理装置104の内部の構成についてまとめた図。
【図5】ユーザ情報管理部201が行う処理の手順をまとめたフローチャート。
【図6】メール情報管理部202が行う処理の手順をまとめたフローチャート。
【図7】Web管理部203が行う処理の手順をまとめたフローチャート。
【図8】ネットワークプリント管理部204が行う処理の手順をまとめたフローチャート。
【図9】動作制御部205が行う処理の手順をまとめたフローチャート。
【図10】電子メール端末によっては表示不可能な特殊なフォントの画像データ見本。
【符号の説明】
101 メール端末
102 携帯通信端末
103 外部情報処理装置
104 情報処理装置
105 携帯通信端末
106 Web端末
107 携帯通信端末
108 通信制御装置
109 印刷装置
110 携帯通信端末
111 メール端末
201 ユーザ情報管理部
202 メール情報管理部
203 Web管理部
204 ネットワークプリント管理部
205 動作制御部

Claims (4)

  1. 通信回線を介してメール端末、Web端末、印刷装置と通信できる情報処理装置において、
    ユーザとユーザが用いる前記メール端末と前記Web端末と前記印刷装置を登録する登録手段1と、
    各種メール端末が利用できるフォント情報を登録する登録手段2と、
    前記情報処理装置が受信した電子メールの中に前記ユーザが用いるメール端末によって表示不可能なフォントが含まれているかを判定する判定手段と、
    前記ユーザが用いるメール端末と電子メールの送受信を行う送受信手段と、
    前記ユーザに対する電子メールの情報をWeb端末で閲覧できるように設定する設定手段1と、
    前記ユーザに対する電子メールの情報を前記ユーザが用いる印刷装置で出力できるように設定する設定手段2と、
    前記情報処理装置内の前記ユーザに対する電子メールへの処理情報を前記ユーザに通知する通知手段と、
    前記ユーザが前記ユーザに対する電子メールの閲覧方法を選択する選択手段とを有する情報処理装置。
  2. 前記登録手段1は、前記情報処理装置と前記メール端末、前記Web端末、前記印刷装置を接続する通信回線情報も登録できることを特徴とする請求項1の情報処理装置。
  3. 前記設定手段1は、前記電子メール中のフォントの情報を取得し前記フォントに対応する画像データを用意し、さらに前記電子メールと前記画像データをWeb端末で閲覧できる形式に変換する変換手段1と、
    前記変換手段1によってWeb端末で閲覧できる形式に変換されたデータを前記ユーザが閲覧できるように前記情報処理装置中に設定する設定手段1aとを有することを特徴とする請求項1の情報処理装置。
  4. 前記設定手段2は、前記電子メールを画像データに変換し、前記ユーザが用いる印刷装置に出力できる形式の印刷データを生成する変換手段2と、
    前記変換手段2によって生成された印刷データを前記ユーザが用いる印刷装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする請求項1の情報処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113344A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Ntt Docomo Inc プログラム生成装置およびプログラム

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