JP2004317552A - 光量調整用アクチュエーター及び光学ユニット及び電子カメラ - Google Patents

光量調整用アクチュエーター及び光学ユニット及び電子カメラ Download PDF

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Abstract

【課題】小型化することが容易な、光量調整用アクチュエーターユニット、光学ユニット、及び電子カメラを提供。
【解決手段】本光量調整用のアクチュエーターユニット150は、アクチュエーターケース160の一側面に第一開口部161を設け、上下両側面に第二,第三開口部16,163を設け、第一ステーターユニット170Sの内側ステータ部材173及び第二ステーターユニット180Sの内側ステータ部材183を、第一開口部161から前記ケース160内部に挿入し、前記ユニット170Sの外側ステータ部材174及び前記ユニット180Sの外側ステータ部材184を第二,第三の開口部162,163をそれぞれ覆うように装着し、上記ケース160に装着された第一,第二ステーターユニット170S,180Sに対し、第一,第二ロータユニット170R,180Rをそれぞれ挿入して第一,第二のアクチュエーター170,180を構成したことを主たる特徴としている。
【選択図】 図12

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ等の撮影装置に用いられる光量調整用アクチュエーター、この光量調整用アクチュエーターを備えた光学ユニット、及びこの光学ユニットを備えた電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラ等の撮影装置における絞り・シャッター駆動用のアクチュエーターとして、遮光部材を駆動するための第一アクチュエーターと光量制限部材を駆動するための第二アクチュエーターとをそれぞれ独立に設けたものがある(特許文献1参照)。
【0003】
しかし、上記の如くそれぞれ独立に設けた二つのアクチュエーターをカメラ等の撮影装置に搭載すると、スペース効率が悪く、装置の大型化を招く。このような装置の大型化を回避したものとして、二つのアクチュエーターを一体化し、シャッターはね及び絞りはねをそれぞれ駆動するようにしたモータユニットが提案されている(特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−310803号公報(段落[0006]、図1)
【0005】
【特許文献2】
特開平11−234986号公報(段落[0038]、図13)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献2に示されているモータユニットにおいては、二つのアクチュエーターを一体化したことから、上記文献2の図1などに示されているように、ユニット形状が横に長いものになる。このため、例えば光路の外周に円弧状に配置しなければならない等、部材の配置関係に制約が生じる。電子カメラなどの携帯機器においては、上記のような制約がなく、出来る限りコンパクトに形成できるアクチュエータユニットが要求される。
【0007】
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、カメラの光量調整装置用として好適な光量調整用アクチュエーター、この光量調整用アクチュエーターを備えた光学ユニット、及びこの光学ユニットを備えた電子カメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の光量調整用アクチュエーター、光学ユニット、及び電子カメラは下記のような特徴ある構成を有している。なお下記以外の特徴ある構成については実施形態の中で明らかにする。
【0009】
(1)本発明の光量調整用アクチュエーターは、アクチュエーターケースと、このアクチュエーターケースに収容保持される第一のロータユニット及び第一のステーターユニットとからなる第一のアクチュエーターと、前記アクチュエーターケースに前記第一のアクチュエーターに隣接して収容保持される第二のロータユニット及び第二のステーターユニットとからなる第二のアクチュエーターとを備え、
前記第一のステーターユニットは、磁極部が設けられた内側ステーター部材及び磁極部が設けられた外側ステーター部材を備え、
前記第二のステーターユニットは、磁極部が設けられた内側ステーター部材及び磁極部が設けられた外側ステーター部材を備え、
前記アクチュエーターケースは、一面に前記内側ステータ部材取付け用の第一の開口部を有し、且つ前記第一の開口部が設けられている面と直交する二つの面に、前記外側ステータ部材取付け用の第二,第三の開口部を有し、
前記第一のステーターユニットにおける内側ステータ部材及び前記第二のステーターユニットにおける内側ステータ部材は、前記第一の開口部から前記アクチュエーターケースの内部に挿入され、前記磁極部が前記第一のロータユニットにおけるロータの外周面の一部及び前記第二のロータユニットにおけるロータの外周面の一部をそれぞれ取り囲むように取付けられ、
前記第一のステーターユニットにおける外側ステータ部材及び前記第二のステーターユニットにおける外側ステータ部材は、前記第二、第三の開口部を覆うように装着され、前記磁極部が前記第一のロータユニットにおけるロータの残りの外周面の一部及び前記第二のロータユニットにおけるロータの残りの外周面の一部をそれぞれ取り囲むように取付けられたことを特徴としている。
【0010】
(2)本発明の光学ユニットは、前記(1)等に記載されている光量調整用アクチュエーターユニットを含む光量調整ユニットと、ガイド軸に沿って光軸方向へ移動可能に設けられたレンズ群及びこれらのレンズ群を光軸方向の所定位置へ移動させるように駆動するレンズ駆動用アクチュエーターを含むレンズユニットとを備えてなることを特徴としている。
【0011】
(3)本発明の電子カメラは、前記(1)等に記載された光量調整用アクチュエーターユニットを搭載したことを特徴としている。
【0012】
(4)本発明の電子カメラは、前記(1)等に記載された光学ユニットを搭載したことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態に係るコンパクト型電子カメラの概略的構成を示す図で、(a)は略式上面断面図、(b)は正面図、(c)は略式側面断面図である。
【0014】
図1において、10はカメラ本体であり、その正面には被写体からの光を取り入れる入射開口部11,ストロボ発光窓12などが設けられている。またカメラ本体10の上面にはレリーズボタン13が設けられている。更に、図示はしてないがカメラ本体10の背面には画像表示窓等が配設されている。カメラ本体10の内部には、光学ユニット14,ストロボユニット15,電子回路基板16,画像表示器(LCD等)17,電池室18などが配設されている。
【0015】
光学ユニット14は、入射開口部11から入射した被写体からの光をプリズム21で入射光軸OAとは直角な光軸OBの方向へ反射し、レンズ群22を通して得た光像を撮像素子23の受光面上に照射することにより、被写体像を光電変換するものとなっている。本実施形態における光学ユニット14は、図示の如くカメラ正面から見て縦長な状態に配置されている。
【0016】
(第二実施形態)
図2は本発明の第二実施形態に係るコンパクト型電子カメラの概略的構成を示す図で、(a)は略式上面断面図、(b)は正面図、(c)は略式側面断面図である。この第二実施形態が前記第一実施形態と異なる主な点は、光学ユニット14が図示の如くカメラ正面から見て横長な態様でカメラ本体内に収容配置されている点である。なおこれに伴い、カメラ本体10に収容されている他の部品の形状及び配置関係も若干異なっている。しかし機能上は全く同等であるため、同一機能を有する部分には同一符号が付されている。
【0017】
図3は、図1に示す第一実施形態に係る電子カメラ、及び図2に示す第二実施形態に係る電子カメラに、それぞれ適用された光学ユニット14の具体的な構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は蓋の部分を取外した状態を示す正面図である。
【0018】
図4の(a)は図3の(a)のa−a線矢視断面図であり、図4の(b)は図3の(a)のb−b線矢視断面図である。
【0019】
図3及び図4に示すように、光学ユニット14は、光量調整ユニットSUとレンズユニットLUとがユニットケース30に対し一体化されて収容されている。
【0020】
光量調整ユニットSUは、前述したプリズム21を有するプリズム光学系と光量調整機構100とを含んでいる。光量調整機構100は、遮光機構としてのシャッター機構120、減光機能等を有する光量制限機構140、上記シャッター機構120及び光量制限機構140を駆動制御するための光量調整用アクチュエーターユニット150、等を備えている。
【0021】
遮光機構としてのシャッター機構120は、前記プリズム光学系の光出射面に対向して光路内に配置された遮光用ベース上の開口部を適宜開放状態となす。光量制限機構140は、上記開口部を通る光の量を減光フィルター等により制限する。光量調整用アクチュエーターユニット150は、第一のアクチュエーター170及び第二のアクチュエーター180を有している。
【0022】
第一のアクチュエーター170は、シャッター機構120を駆動するためのアクチュエーターであり、回転可能に支持された駆動用シャフト172を有している。また第二のアクチュエーター180は、光量制限機構140を駆動するためのアクチュエーターであり、回転可能に支持された駆動用シャフト182を有している。
【0023】
各駆動用シャフト172,182は平行で且つ同一方向を向くように隣接して配置され、且つ後述するように一体化されて一つのケース内に収容されている。上記光量調整ユニットSUのさらに詳細な構成については後述する。
【0024】
レンズユニットLUは、レンズ群22と、これらのレンズ群22を駆動するためのレンズ駆動用アクチュエーターユニット40とを備えている。レンズ群22は一対のガイド軸24,25に沿って折り曲げ後の光軸(第二の光軸)OBの方向へ移動可能に設けられている。レンズ駆動用アクチュエーターユニット40は、レンズ群22が上記光軸OBの方向の所定位置へ移動するよう駆動する。レンズ駆動用アクチュエーターユニット40は、バリエータレンズ駆動用アクチュエーターである第一のステッピングモーター50と、フォーカシングレンズ駆動用アクチュエーターである第二のステッピングモーター60とを有している。
【0025】
第一のステッピングモーター50は、前記レンズ群22のうちバリエータレンズ群22Vを駆動するためのものであり、第二のステッピングモーター60は前記レンズ群22のうちフォーカシングレンズ群22Fを駆動するためのものである。
【0026】
前記レンズ駆動用アクチュエーターとしての第一のステッピングモーター50は、回転可能に支持された一本のシャフト51と、この一本のシャフト51の片側に設けられた永久磁石から成るローター52と、このローター52の近傍に配置され且つ同ローター52の周囲に配された励磁コイルを含むステーター53とを備えている。
【0027】
前記レンズ駆動用アクチュエーターとしての第二のステッピングモーター60は、回転可能に支持された一本のシャフト61と、この一本のシャフト61の片側に設けられた永久磁石から成るローター62と、このローター62の近傍に配置され且つ同ローター62の周囲に配された励磁コイルを含むステーター53とを備えている。
【0028】
上記第一のステッピングモーター50のシャフト51と、第二のステッピングモーター60のシャフト61とは、平行に並んでいる。そして両モーター50,60のそれぞれのローターおよびステーターからなる駆動部が、互いに反対側に位置するように配置されている。
【0029】
次に、本発明の光量調整ユニットSUの更に詳細な構成について、図5以下を参照して説明する。
【0030】
図5は光量調整ユニットSUにおける光量調整機構100の構成を示す分解斜視図である。この光量調整機構100は、ベース110と、シャッター機構120と、光量制限機構140と、シャッター機構120および光量制限機構140を駆動するための光量調整用アクチュエーターユニット150と、カバー190とを有している。
【0031】
ベース110は、光を通すためのほぼ矩形の開口部112と、開口部112の一辺に沿って延びるガイド溝114とを有している。カバー190は、ベース110と同様に、光を通すためのほぼ矩形の開口部192と、開口部192の一辺に沿って延びるガイド溝194とを有している。ベース110とカバー190は、それぞれの開口部112と開口部192とが同一軸に沿って配されるように位置決めされ、互いに固定されている。
【0032】
光量調整用アクチュエーターユニット150は、シャッター機構120を駆動するための第一のアクチュエーター170と、光量制限機構140を駆動するための第二のアクチュエーター180とを有している。光量調整用アクチュエーターユニット150は、開口部112の側方に位置し、ベース110に固定されている。
【0033】
第一のアクチュエーター170は所定の角度範囲内で回転する駆動用シャフト172を有している。このような第一のアクチュエーター170は例えばロータリーソレノイドで構成され得る。同様に、第二のアクチュエーター180は所定の角度範囲内で回転する駆動用シャフト182を有している。このような第二のアクチュエーター180は例えばロータリーソレノイドで構成され得る。
【0034】
第一のアクチュエーター170と第二のアクチュエーター180は互いに隣接して配置されている。例えば、第一のアクチュエーター170と第二のアクチュエーター180は上下に重ねられ、開口部112の側方に配置されている。
【0035】
シャッター機構120は、光を遮るための遮光部材122と、この遮光部材122に連結されたほぼ直線形状のレバー124とを有している。レバー124の一方の端部は、軸126を介して遮光部材122と連結されており、レバー124の反対側の端部は、第一のアクチュエーター170の駆動用シャフト172に固定されている。
【0036】
シャッター機構120は、更に遮光部材122に固定されたガイドピン128を有している。ガイドピン128は、カバー190のガイド溝194に挿入される。ガイドピン128とガイド溝194の係合は、遮光部材122の移動方向を規制する(すなわち遮光部材122を案内する)。
【0037】
第一のアクチュエーター170のシャフト172の所定角度範囲内の回転はレバー124を旋回させる。レバー124の旋回は、レバー124と遮光部材122の連結と、ガイドピン128とガイド溝194の係合とによって、遮光部材122の直線移動に変換される。結局、遮光部材122は、第一のアクチュエーター170のシャフト172の回転すなわちレバー124の旋回に応じて、ガイド溝194に沿って移動する。
【0038】
光量制限機構140は、光を減光するための光量制限部材142と、この光量制限部材142に連結されたほぼコの字形状あるいはU字形状のレバー144を有している。光量制限部材142は例えば減光フィルターであり、適当な透過率を有する光学的に透明な部材で構成されている。レバー144の一方の端部は、軸146を介して光量制限部材142と連結されており、レバー144の反対側の端部は、第二のアクチュエーター180のシャフト182に固定されている。
【0039】
光量制限機構140は、更に光量制限部材142に固定されたガイドピン148を有している。ガイドピン148はベース110のガイド溝114に挿入される。ガイドピン148とガイド溝114の係合は、光量制限部材142の移動方向を規制する(すなわち光量制限部材142を案内する)。
【0040】
第二のアクチュエーター180の駆動用シャフト182の所定角度範囲内の回転はレバー144を旋回させる。レバー144の旋回は、レバー144と光量制限部材142の連結と、ガイドピン148とガイド溝114の係合とによって、光量制限部材142の直線移動に変換される。結局、光量制限部材142は、第二のアクチュエーター180のシャフト182の回転すなわちレバー144の旋回に応じて、ガイド溝114に沿って移動する。
【0041】
図6から分かるように、シャッター機構120と光量制限機構140は、互いの動作を干渉しないように、すなわち一方の動作が他方の動作に影響を与えないように、前後に(すなわちアクチュエーターのシャフトに沿って)ずらして配置されている。
【0042】
次に本実施形態の光量調整機構100の動作について図7〜図10を参照して説明する。
【0043】
図7の(a)(b)〜図10の(a)(b)は、シャッター機構120と光量制限機構140の開閉状態の組み合わせを示している。これらの図において、上段に示す(a)は特にシャッター機構120の遮光部材122と開口部112の位置関係を示しており、このために光量制限機構140の図示は省かれている。同様に、下段に示す(b)は特に光量制限機構140の光量制限部材142と開口部112との位置関係を示している。このためシャッター機構120の図示は省かれている。
【0044】
通常の撮影においては、図7の(b)に示されるように、光量制限機構140は開いた状態に設定される。すなわち、光量制限部材142は開口部112(および開口部192)から退避される。
【0045】
撮影に備える時点では、シャッター機構120は図7の(a)に示されるように開いた状態にある。すなわち、遮光部材122は開口部112(および開口部192)から退避している。撮影の直後には、図8の(a)に示されるように、シャッター機構120は閉じた状態に切り換えられる。すなわち、遮光部材122は開口部112(および開口部192)を遮ぎる。所定時間後、シャッター機構120は再び図7の(a)のように開いた状態に戻される。すなわち、遮光部材122は開口部112(および開口部192)から退避した位置に戻される。
【0046】
このように、通常の撮影は、光量制限機構140とシャッター機構120とが、図7の(a)(b)の状態から図8の(a)(b)の状態に切り換えられ、続いて図7の(a)(b)の状態に戻されることで行なわれる。
【0047】
また、光量を絞る必要がある場合には、光量制限機構140は、図9の(b)に示されるように、閉じた状態に切り換えられる。言い換えれば、減光した撮影では、光量制限機構140は閉じた状態に設定される。すなわち、光量制限部材142は開口部112(および開口部192)を遮る位置に移される。
【0048】
撮影に備える時点では、図9の(a)に示されるように、シャッター機構120は開いた状態にある。すなわち、遮光部材122は開口部112(および開口部192)から退避している。撮影の直後には、図10の(a)に示されるように、シャッター機構120は閉じた状態に切り換えられる。すなわち、遮光部材122は開口部112(および開口部192)を遮ぎる。所定時間後、シャッター機構120は再び図9の(a)の開いた状態に戻される。すなわち、遮光部材122は開口部112(および開口部192)から退避した位置に戻される。
【0049】
つまり、減光した撮影は、光量制限機構140とシャッター機構120とが、図9の(a)(b)の状態から図10の(a)(b)の状態に切り換えられ、続いて図9の(a)(b)の状態に戻されることで行なわれる。
【0050】
これまでの説明で分かるように、本実施形態の光量調整機構100は、シャッター機構120が遮光部材122を横方向にスライド移動させるように構成されており、また同様に光量制限機構140が光量制限部材142を横方向にスライド移動させるように構成されている。このため、縦方向の寸法が小さく抑えられている。
【0051】
また、本実施形態の光量調整機構100は、二つのアクチュエーター170と180が隣接して(例えば互いに重なって)開口部の側方に配置されている。言い換えれば二つのアクチュエーター170と180は、共に開口部112に対して横方向に関して同じ側に位置している。このため横方向の寸法が小さく抑えられている。
【0052】
次に、本発明の光量調整用アクチュエーターユニット150の更に詳細な構成について、図11以下を参照して説明する。
【0053】
図11の(a)(b)は、光量調整用アクチュエーターユニット150の構成を示す図で、(a)は縦断面図、(b)は外観を示す斜視図である。図12は光量調整用アクチュエーターユニット150の構成を示す分解斜視図である。図13の(a)(b)(c)はアクチュエーターケース160の構成を示す図で、(a)は左端面図、(b)は(a)のb−b線矢視断面図、(c)は右端面図である。図14の(a)は前記光量調整用アクチュエーターユニットにおける磁コイルユニットの断面図、図14の(b)は前記光量調整用アクチュエーターユニットにおける軸受部材の断面図である。
【0054】
図11の(a)(b)に示すように、光量調整用アクチュエーターユニット150は、角筒状をなすアクチュエーターケース160に、第一のロータユニット170R及び第一のステーターユニット170Sとからなる第一のアクチュエーター170と、第二のロータユニット180R及び第二のステーターユニット180Sとからなる第二のアクチュエーター180とを、隣接して収容保持したものとなっている。
【0055】
図12及び図13の(a)〜(c)に示すように、前記アクチュエーターケース160は、前記第一及び第二のロータユニット170R,180Rにおける各回転軸172,182が貫通する面とは反対側の面(図12の左側面)に、内側ステータ部材取付け用の第一の開口部161を有している。また上記アクチュエーターケース160は、前記第一の開口部161が設けられている面と直交する二つの面(図12の上下両側面)に、外側ステータ部材取付け用の第二,第三の開口部162,163を有している。更に上記アクチュエーターケース160は、前記各回転軸172,182が貫通する面(図12の右側面)に、軸受部材取り付け孔164,165を有している。
【0056】
上記アクチュエーターケース160の内部(ローター回転軸と平行な両側壁内面)には、後述する内側ステータ部材173,183の両側を案内・保持する為の保持部であるガイド部(本例では溝。なお突条でも良い)166a,166bが設けられている。また前記アクチュエーターケース160の内部(第一の開口部161が設けられている一側壁内面)に、後述する一対のロータ回転軸172及び182の各一方端172a及び182aをそれぞれ支持する軸受け部167,168が設けられている。
【0057】
前記アクチュエーターケース160の第二の開口部162の端面には、後述する外側ステータ部材174を位置決めするための位置決め部169a,169bが設けられている。また前記アクチュエーターケース160の第三の開口部163の端面には、前記外側ステータ部材184を位置決めするための位置決め部169c,169dが設けられている。上記位置決め部169a,169b,169c,169dは、いずれもピン形状をなしている。
【0058】
第一のアクチュエーター170における第一のロータユニット170Rは、永久磁石からなるローター171と、このローター171の回転軸172とからなっている。上記回転軸172の一方端172aは前記アクチュエーターケース160の内部に設けられた軸受け部167により回転自在に支持される。またローター回転軸172の他方端172bは、前記アクチュエーターケース160の側壁に設けられた軸受部材取り付け孔164に嵌め込まれる図14の(b)に示す如く形成された軸受け部材176により回転自在に支持される。
【0059】
第二のアクチュエーター180における第二のロータユニット180Rは、永久磁石からなるローター181と、このローター181の回転軸182とからなっている。上記回転軸182の一方端182aは前記アクチュエーターケース160の内部に設けられた軸受け部168により回転自在に支持される。またローター回転軸182の他方端182bは前記アクチュエーターケース160の側壁に設けられた軸受部材取り付け孔165に嵌め込まれる図14の(b)に示す如く形成された軸受け部材186により回転自在に支持される。
【0060】
第一のアクチュエーター170における第一のステーターユニット170Sは、一端に磁極部173eが取付けられた内側ステーター部材173と、一端に磁極部174eが取付けられた外側ステーター部材174と、励磁コイルユニット175とを備えている。
【0061】
第二のアクチュエーター180における第二のステーターユニット170Sは、一端に磁極部183eが取付けられた内側ステーター部材183と、一端に磁極部184eが取付けられた外側ステーター部材184と、励磁コイルユニット185とを備えている。
【0062】
図15は第一のステーターユニット170Sにおける内側ステーター部材173及び外側ステーター部材174の構成を示す分解斜視図である。なお第二のステーターユニット180Sにおける内側ステーター部材183及び外側ステーター部材184の構成も、上記第一のステーターユニット170Sのものと全く同一なので、図示及び説明は省略する。
【0063】
図15に示すように、内側ステーター部材173は、ベースプレートBPの一端(図中右端)に、磁極部173eを設けたものとなっている。ベースプレートBPは磁性部材を略L字形に屈曲形成したものである。このベースプレートBPの前端部(図中右端)には、磁極部173eの一部としての一層目L1の積層コアC1が形成されている。この積層コアC1と同形に形成された二層目L2〜五層目L5の積層コアC2〜C5が一体的に積層され、かつ上記一層目L1の積層コアC1に対して結合されている。各積層コアは、例えば珪素鋼板で形成され、直線状に延びるバー部片Hの一側面に磁極Fを有している。磁極Fは、その中央部がローター外周面を囲む半円弧状の切欠部となっている。バー部片Hの両端にはアクチュエーターケース160の開口部への取付代となる突起部Eが形成されている。またバー部片Hの表裏両面には、積層用係合部としての一対の凹凸部Vが対応して形成されている。
【0064】
外側ステータ部材174は、基本的な構成において内側ステーター部材173と同一である。ただし内側ステーター部材173と外側ステータ部材174とを図示の如く対向して組み付け得るように、内側ステーター部材173のベースプレートBPの後端部173fに対し、外側ステータ部材174のベースプレートBPの後端部174fが、プレートBPの厚み相当分の距離Gだけ外側にずらして形成されている。
【0065】
内側ステーター部材173のベースプレートBP及び外側ステータ部材174の各ベースプレートBPには、前記光学ユニット14のユニットケース30への取付を行なえるように、取付け用ネジ穴173c,173d及び174c,174d、がそれぞれ設けられている。
【0066】
前記第一のステーターユニット170Sにおける内側ステータ部材173及び前記第二のステーターユニット180Sにおける内側ステータ部材183の少なくとも各磁極部173e、183を含む部分は、前記第一の開口部161から前記アクチュエーターケース160の内部に挿入される。このとき内側ステータ部材173と内側ステータ部材183とは、各部材の背面部どうしを近接させた態様で挿入される。また各部材173,183は、その両側をアクチュエーターケース160の内部に設けたガイド部166a,166bによって案内され、スムーズに挿入される。
【0067】
前記アクチュエーターケース160の内部に挿入された前記磁極部173eは前記ロータ171の外周面の一部を取り囲むように配置される。同様にアクチュエーターケース160の内部に挿入された前記磁極部183eは前記ロータ181の外周面の一部を取り囲むように配置される。
【0068】
上記のようにアクチュエーターケース160に取付けられた内側ステータ部材173におけるアクチュエーターケース160の外部に露出している後端部173fには、励磁コイルユニット175が嵌め込まれる。同様にアクチュエーターケース160に取付けられた内側ステータ部材183のアクチュエーターケース160の外部に露出している後端部183fには、励磁コイルユニット185が嵌め込まれる。
【0069】
励磁コイルユニット175,185は、図14の(a)に示すように、ボビン175a(185a)に、コイル175b(185b)を巻装したものである。
【0070】
前記第一のステーターユニット170Sにおける外側ステータ部材174は、前記第二の開口部162を覆うように装着される。このとき外側ステータ部材174の後端部174fは、励磁コイルユニット175の中空部内に、前記内側ステータ部材173の後端部173fと重なり合うように挿入される。また外側ステータ部材174に設けられた位置決め穴174a、174bがアクチュエーターケース160の位置決め部169a,169bと係合する。ここで必要に応じてピン形状をなす位置決め部169a,169bの頭部は、熱かしめ加工され固定化される。
【0071】
同様に、前記第第二のステーターユニット180Sにおける外側ステータ部材184は、前記第三の開口部163を覆うように装着される。このとき外側ステータ部材184の後端部184fは、励磁コイルユニット185の中空部内に、前記内側ステータ部材183の後端部183fと重なり合うように挿入される。
【0072】
また外側ステータ部材184に設けられた位置決め穴184a、184bがアクチュエーターケース160の位置決め部169c,169dと係合する。ここで必要に応じてピン形状をなす位置決め部169c,169dの頭部は、熱かしめ加工され固定化される。
【0073】
励磁コイルユニット175の中空部内に重なり合うように挿入された内側ステータ部材173の後端部173fと外側ステータ部材174の後端部174fとは、互いに電磁気的に結合される。同様に励磁コイルユニット185の中空部内に重なり合うように挿入された内側ステータ部材183の後端部183fと外側ステータ部材184の後端部184fとは、互いに電磁気的に結合される。
【0074】
(実施形態における特徴点)
[1]実施形態に示された光量調整用のアクチュエーターユニット150は、
アクチュエーターケース160と、
このアクチュエーターケース160に収容保持される第一のロータユニット170R及び第一のステーターユニット170Sとからなる第一のアクチュエーター170と、
上記アクチュエーターケース160に上記第一のアクチュエーター170に隣接して収容保持される第二のロータユニット180R及び第二のステーターユニット180Sとからなる第二のアクチュエーター180とを備え、
前記第一のステーターユニット170Sは、磁極部173eが設けられた内側ステーター部材173及び磁極部174eが設けられた外側ステーター部材174を備え、
前記第二のステーターユニット180Sは、磁極部183eが設けられた内側ステーター部材183及び磁極部184eが設けられた外側ステーター部材184を備え、
前記アクチュエーターケース160は、一面(実施形態では第一及び第二のロータユニット170R,180Rにおける各回転軸172,182が貫通する面とは反対側の面)に、前記内側ステータ部材取付け用の第一の開口部161を有し、且つ前記第一の開口部161が設けられている面と直交する二つの面に、外側ステータ部材取付け用の第二,第三の開口部162,163を有し、
前記第一のステーターユニット170Sにおける内側ステータ部材173及び前記第二のステーターユニット180Sにおける内側ステータ部材183は、前記第一の開口部161から前記アクチュエーターケース160の内部に挿入され、前記磁極部173e及び183eが前記第一のロータユニット170Rにおけるロータ171の外周面の一部及び前記第二のロータユニット180Rにおけるロータ181の外周面の一部をそれぞれ取り囲むように取付けられ、
前記第一のステーターユニット170Sにおける外側ステータ部材174及び前記第二のステーターユニット180Sにおける外側ステータ部材184は、前記第二、第三の開口部162,163を覆うように装着され、前記磁極部173e及び183eが前記第一のロータユニット170Rにおけるロータ171の残りの外周面の一部及び前記第二のロータユニット180Rにおけるロータ181の残りの外周面の一部をそれぞれ取り囲むように取付けられたことを特徴としている。
【0075】
上記光量調整用アクチュエーターユニット150においては、第一のアクチュエーター170と第二のアクチュエーター180とが互いに近接した状態で、アクチュエーターケース160の内部に極めてコンパクトに配置される。このためスペースファクターが非常によく、アクチュエーター170,180が占める占有空間を最小限に留め得る。
【0076】
[2]実施形態に示された光量調整用アクチュエーターユニット150は、前記[1]に記載の光量調整用アクチュエーターユニットであって、
前記アクチュエーターケース160の外部に露出している前記第一のステーターユニット170Sにおける内側ステータ部材173の後端部173fと外側ステータ部材174の後端部174f、および前記第二のステーターユニット180Sにおける内側ステータ部材183の後端部183fと外側ステータ部材184の後端部184fとは、いずれも各後端部どうしが電磁気的に結合されることを特徴としている。
【0077】
上記光量調整用アクチュエーターユニット150においては、アクチュエーターケース160の外部に露出している後端部どうしが電磁気的に結合されるため、製造および組み付け作業が容易となる。
【0078】
[3]実施形態に示された光量調整用アクチュエーターユニット150は、前記[1]又は[2]に記載の光量調整用アクチュエーターユニットであって、
前記アクチュエーターケース160の内部に、前記内側ステータ部材173,183を保持するためのガイド部166a,166bが設けられていることを特徴としている。
【0079】
[4]実施形態に示された光量調整用アクチュエーターユニット150は、前記[1]又は[2]又は[3]に記載の光量調整用アクチュエーターユニットであって、前記第一のステーターユニット170Sにおける内側ステータ部材173と前記第二のステーターユニット180Sにおける内側ステータ部材183とは、各部材の背面部どうしを近接させた態様で、前記アクチュエーターケース160の内部に取付けられることを特徴としている。
【0080】
上記光量調整用アクチュエーターユニット150においては、内側ステータ部材173と内側ステータ部材183とが、所謂背中合わせに組み付けられる。このためデッドスペースの発生が効率よく抑制され、スペースファクターが向上する。
【0081】
[5]実施形態に示された光量調整用アクチュエーターユニット150は、前記[1]ないし[4]のいずれか一つに記載のに記載の光量調整用アクチュエーターユニットであって、
前記アクチュエーターケース160の第二の開口部162に、前記外側ステータ部材174を位置決めするための位置決め部169a,169bが設けられ、
前記アクチュエーターケース160の第三の開口部163に、前記外側ステータ部材184を位置決めするための位置決め部169c,169dが設けられたことを特徴としている。
【0082】
[6]実施形態に示された光量調整用アクチュエーターユニット150は、前記[5]に記載の光量調整用アクチュエーターユニットであって、
前記位置決め部169a,169bおよび169c,169dはピン形状をなし、前記外側ステータ部材174,184に設けられた位置決め穴174a,174bおよび184a,184bに対して係合され且つ熱かしめ加工が可能な如く設けられたことを特徴としている。
【0083】
[7]実施形態に示された光量調整用アクチュエーターユニット150は、前記[1]ないし[6]のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニットであって、
前記内側ステータ部材173,183及び前記外側ステータ部材174,184における磁極部173e,174e,183e,184eの少なくとも一部が、積層コアで形成されていることを特徴としている。
【0084】
上記光量調整用アクチュエーターユニット150においては、磁極部173e,174e,183e,184eの少なくとも一部が積層コアで形成されていることから、渦電流の発生が抑制され、電動機構としてのエネルギー効率が飛躍的に向上する。
【0085】
[8]実施形態に示された光量調整用アクチュエーターユニット150は、前記[1]ないし[7]のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニットであって、
前記第一のステーターユニット170Sにおける外側ステータ部材174,前記第二のステーターユニット180Sにおける外側ステータ部材184の少なくとも一方には、外部(30)への取付け用ネジ穴174c,174d、184c,184dが設けられていることを特徴としている。
【0086】
[9]実施形態に示された光量調整用アクチュエーターユニット150は、前記[1]ないし[8]のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニットであって、
前記アクチュエーターケース160の内部に、前記一対のロータユニット170R及び180Rの各回転軸172及び182における一方端をそれぞれ支持する軸受け部167,168が設けられていることを特徴としている。
【0087】
[10]実施形態に示された光量調整用アクチュエーターユニット150は、前記[1]ないし[9]のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニットであって、
前記第一及び第二のアクチュエーター170,180は、光を通すための開口部112を適時遮光する遮光機構120および当該開口部を通過する光量を制限する光量制限機構140を備えた光量調整機構100において、前記遮光機構120または光量制限機構140のいずれかをそれぞれ駆動するものであることを特徴としている。
【0088】
[11]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[1]ないし[10]のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニット150を含む光量調整ユニットSUと、ガイド軸24,25に沿って光軸方向へ移動可能に設けられたレンズ群22及びこれらのレンズ群22を光軸方向の所定位置へ移動させるように駆動するレンズ駆動用アクチュエーター40を含むレンズユニットLUとを備えてなることを特徴としている。
【0089】
[12]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[11]に記載の光学ユニットであって、
前記レンズユニットLUは、光軸OB方向へ移動可能に設けられた複数(二つ)のレンズ群22V,22Fを有し、これら複数(二つ)のレンズ群22V,22Fが当該レンズ群に対応して設けられた複数(二つ)のレンズ駆動用アクチュエーター50,60によってそれぞれ駆動制御されることを特徴としている。
【0090】
[13]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[12]に記載の光学ユニットであって、
前記光量調整ユニットSUにおける複数(二つ)の光量調整用アクチュエーター170,180からなる光量調整用アクチュエーターユニット150と、
前記レンズユニットLUにおける複数(二つ)のレンズ駆動用アクチュエーター50,60からなるレンズ駆動用アクチュエーターユニット40とを備え、
上記両アクチュエーターユニット150,40は、前記レンズ群22の光軸方向と略平行な一つの直線領域に沿って配置されていることを特徴としている。
【0091】
上記光学ユニッ14においては、両アクチュエーターユニット150,40が撮影光学系に対して同じ側に一括して配置されるため、無駄な占有空間が発生しない。
【0092】
[14]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[13]に記載の光学ユニットであって、
前記各レンズ駆動用アクチュエーター50,60は、回転可能に支持された各一本のシャフト51,61と、この一本のシャフト51,61の片側に設けられた永久磁石から成るローター52,62と、このローター52,62の周囲に配された励磁コイルを含むステーター53,63とを備えてなり、
前記レンズ駆動用アクチュエーターユニット40は、各レンズ駆動用アクチュエーター50,60のシャフト51,61が平行に配設され、且つ、上記ローターおよびステーターを備えている側が、互いに反対側に位置するように配置されていることを特徴としている。
【0093】
上記光学ユニッ14においては、比較的径長大な形態をなすレンズ駆動用アクチュエーター50,60の各シャフトが共通な領域に一括配置されると共に、外径が比較的大きな形態をなすローター及びテーターが互い違いに組み合わされた態様で配置されるため、占有する設置空間が小さくてよい。
【0094】
[15]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[13]又は[14]に記載の光学ユニットであって、
前記光量調整用アクチュエーターユニット150における複数の光量調整用アクチュエーター170,180の各シャフト172,182は、第一の平面内に配列され、
前記レンズ駆動用アクチュエーターユニット40における複数のレンズ駆動用アクチュエーター50,60の各シャフト51,61は、前記第一の平面と平行な第二の平面内に配列されていることを特徴としている。
【0095】
上記光学ユニッ14においては、両アクチュエーターユニット150,40におけるシャフト同士が平行に配置されるので、無駄な空間が生じにくく、コンパクト化し得る。
【0096】
[16]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[11]ないし[15]のいずれか一つに記載の光学ユニットであって、
第一の光軸OAに沿って被写体から入射する光束を、上記第一の光軸OAと交差する第二の光軸OBに沿って折り曲げるプリズム21を更に備えたことを特徴としている。
【0097】
上記光学ユニッ14においては、光軸が途中で折り曲げられるため、当該光学ユニッ自体ひいてはカメラ本体10の奥行き寸法すなわち厚み寸法を小さくすることができる。
【0098】
[17]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[16]に記載の光学ユニットであって、
前記光量調整用アクチュエーターユニット150及び前記レンズ駆動用アクチュエーターユニット40における前記第一の光軸OAに沿った方向の寸法LA2,LA3が、前記プリズム21の第一の光軸OAの方向における寸法LA1と略同一寸法に設定されていることを特徴としている。
【0099】
上記光学ユニッ14においては、プリズム21の厚み寸法と、両アクチュエーターユニット150,40の部分の厚み寸法とが略同一になる。このため、光学ユニッ14全体の厚みが均一化されることになる。
【0100】
[18]実施形態に示された光学ユニッ14は、前記[16]に記載の光学ユニットであって、
前記光量調整用アクチュエーターユニット150及び前記レンズ駆動用アクチュエーターユニット40における前記第一の光軸OAに沿った方向の寸法LA2,LA3は、互いに近似した寸法に設定されていることを特徴としている。
【0101】
上記光学ユニッ14においては、少なくとも両アクチュエーターユニット150,40同士の厚み寸法を一定化できる。
【0102】
[19]実施形態に示された電子カメラは、前記[1]ないし[10]のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニット150を搭載したことを特徴としている。
【0103】
[20]実施形態に示された電子カメラは、前記[11]ないし[18]のいずれか一つに記載の光学ユニットを搭載したことを特徴としている。
【0104】
(変形例)
実施形態に示された光量調整用アクチュエーターユニット,光学ユニット、電子カメラは下記の変形例を含んでいる。
【0105】
・図16に示すように、磁極部173e,174eとして、ベースプレートBPに形成された一層目L1の積層コアC1の内側(図中左側)に、二層目L2〜五層目L5の積層コアC2〜C5を一体的に積層して結合したもの。
【0106】
・磁極部の一部を非積層コアで形成したもの。
【0107】
・磁極部以外の磁性部材の一部を積層コアで形成したもの
【0108】
【発明の効果】
本発明によれば、アクチュエーター類がコンパクトに形成され、しかも無駄な空間が生じ難い態様で配置されるため、小型化することが容易な、光量調整用アクチュエーターユニット、光学ユニット、及び電子カメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る電子カメラの概略的構成を示す図で、(a)は略式上面断面図、(b)は正面図、(c)は略式側面断面図。
【図2】本発明の第二実施形態に係る電子カメラの概略的構成を示す図で、(a)は略式上面断面図、(b)は正面図、(c)は略式面断面図。
【図3】本発明の第一実施形態および第二実施形態に係る電子カメラにそれぞれ適用された光学ユニットの具体的な構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は蓋の部分を取外した状態の正面図。
【図4】前記光学ユニットの更に具体的な構成を示す図で、(a)は図3の(a)のa−a線矢視断面図、(b)は図3の(a)のb−b線矢視断面図。
【図5】前記光学ユニットの光量調整ユニットにおける光量調整機構の構成を示す分解斜視図。
【図6】前記光学ユニットの光量調整ユニットにおける光量調整機構の組立上面図。
【図7】前記光量調整機構の動作説明図で、(a)及び(b)は閉じた状態のシャッター機構と開いた状態の光量制限機構とを対応して示す図。
【図8】前記光量調整機構の動作説明図で、(a)及び(b)は開いた状態のシャッター機構と開いた状態の光量制限機構とを対応して示す図。
【図9】前記光量調整機構の動作説明図で、(a)及び(b)は閉じた状態のシャッター機構と閉じた状態の光量制限機構とを対応して示す図。
【図10】前記光量調整機構の動作説明図で、(a)及び(b)は開いた状態のシャッター機構と閉じた状態の光量制限機構とを対応して示す図。
【図11】前記光学ユニットにおける光量調整機構アクチュエーターユニットの構成を示す図で、(a)は縦断面図、(b)は外観を示す斜視図。
【図12】前記光量調整用アクチュエーターユニットの構成を示す分解斜視図。
【図13】前記光量調整用アクチュエーターユニットにおけるアクチュエーターケースの構成を示す図で、(a)は左端面図、(b)は(a)のb−b線矢視断面図、(c)は右端面図。
【図14】(a)は前記光量調整用アクチュエーターユニットにおける磁コイルユニットの断面図、(b)は前記光量調整用アクチュエーターユニットにおける軸受部材の断面図。
【図15】前記光量調整用アクチュエーターユニットにおける第一のステーターユニットにおける内側ステーター部材及び外側ステーター部材の構成を示す分解斜視図。
【図16】前記光量調整用アクチュエーターユニットにおける第一のステーターユニットの内側ステーター部材及び外側ステーター部材の変形例を示す分解斜視図。
【符号の説明】
10 カメラ本体
14 光学ユニット
SU 光量調整ユニット
LU レンズユニット
40 レンズ駆動用アクチュエーターユニット
50、60 レンズ駆動用アクチュエーター
100 光量調整機構
110 ベース
112 開口部
120 シャッター機構(遮光機構)
122 遮光部材
140 光量制限機構
142 光量制限部材
150 光量調整用アクチュエーターユニット
160 アクチュエーターケース
170 第一のアクチュエーター
170R 第一のロータユニット
170S 第一のステーターユニット
172 駆動用シャフト
180 第二のアクチュエーター
180R 第二のロータユニット
180S 第二のステーターユニット
182 駆動用シャフト
190 カバー

Claims (20)

  1. アクチュエーターケースと、
    このアクチュエーターケースに収容保持される第一のロータユニット及び第一のステーターユニットとからなる第一のアクチュエーターと、
    前記アクチュエーターケースに前記第一のアクチュエーターに隣接して収容保持される第二のロータユニット及び第二のステーターユニットとからなる第二のアクチュエーターとを備え、
    前記第一のステーターユニットは、磁極部が設けられた内側ステーター部材及び磁極部が設けられた外側ステーター部材を備え、
    前記第二のステーターユニットは、磁極部が設けられた内側ステーター部材及び磁極部が設けられた外側ステーター部材を備え、
    前記アクチュエーターケースは、一面に前記内側ステータ部材取付け用の第一の開口部を有し、且つ前記第一の開口部が設けられている面と直交する二つの面に、前記外側ステータ部材取付け用の第二,第三の開口部を有し、
    前記第一のステーターユニットにおける内側ステータ部材及び前記第二のステーターユニットにおける内側ステータ部材は、前記第一の開口部から前記アクチュエーターケースの内部に挿入され、前記磁極部が前記第一のロータユニットにおけるロータの外周面の一部及び前記第二のロータユニットにおけるロータの外周面の一部をそれぞれ取り囲むように取付けられ、
    前記第一のステーターユニットにおける外側ステータ部材及び前記第二のステーターユニットにおける外側ステータ部材は、前記第二、第三の開口部を覆うように装着され、前記磁極部が前記第一のロータユニットにおけるロータの残りの外周面の一部及び前記第二のロータユニットにおけるロータの残りの外周面の一部をそれぞれ取り囲むように取付けられたことを特徴とする光量調整用のアクチュエーターユニット。
  2. 前記アクチュエーターケースの外部に露出している前記第一のステーターユニットにおける内側ステータ部材の後端部と外側ステータ部材の後端部、および前記第二のステーターユニットにおける内側ステータ部材の後端部と外側ステータ部材の後端部とは、いずれも各後端部どうしが電磁気的に結合されることを特徴とする請求項1に記載の光量調整用アクチュエーターユニット。
  3. 前記アクチュエーターケースの内部に、前記内側ステータ部材を保持するための保持部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光量調整用アクチュエーターユニット。
  4. 前記第一のステーターユニットにおける内側ステータ部材と前記第二のステーターユニットにおける内側ステータ部材とは、各部材の背面部どうしを近接させた態様で、前記アクチュエーターケースの内部に取付けられることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の光量調整用アクチュエーターユニット。
  5. 前記アクチュエーターケースの第二の開口部に、前記外側ステータ部材を位置決めするための位置決め部が設けられ、
    前記アクチュエーターケースの第三の開口部に、前記外側ステータ部材を位置決めするための位置決め部が設けられたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニット。
  6. 前記位置決め部はピン形状をなし、前記外側ステータ部材に設けられた位置決め穴に対して係合され且つ熱かしめ加工が可能な如く設けられたことを特徴とする請求項5に記載の光量調整用アクチュエーターユニット。
  7. 前記内側ステータ部材及び前記外側ステータ部材における磁極部の少なくとも一部が、積層コアで形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニット。
  8. 前記第一のステーターユニットにおける外側ステータ部材、前記第二のステーターユニットにおける外側ステータ部材、の少なくとも一方には、外部への取付け用ネジ穴が設けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニット。
  9. 前記アクチュエーターケースの内部に、前記一対のロータユニットの各回転軸における一方端をそれぞれ支持する軸受け部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニット。
  10. 前記第一及び第二のアクチュエーターは、光を通すための開口部を適時遮光する遮光機構および当該開口部を通過する光量を制限する光量制限機構を備えた光量調整機構において、前記遮光機構または光量制限機構のいずれかをそれぞれ駆動するものであることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニット。
  11. 請求項1ないし10のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニットを含む光量調整ユニットと、ガイド軸に沿って光軸方向へ移動可能に設けられたレンズ群及びこれらのレンズ群を光軸方向の所定位置へ移動させるように駆動するレンズ駆動用アクチュエーターを含むレンズユニットとを備えてなることを特徴とする光学ユニット。
  12. 前記レンズユニットは、光軸方向へ移動可能に設けられた複数のレンズ群を有し、これら複数のレンズ群が当該レンズ群が対応して設けられた複数のレンズ駆動用アクチュエーターによってそれぞれ駆動制御されることを特徴とする請求項11に記載の光学ユニット。
  13. 前記光量調整ユニットにおける複数の光量調整用アクチュエーターからなる光量調整用アクチュエーターユニットと、
    前記レンズユニットにおける複数のレンズ駆動用アクチュエーターからなるレンズ駆動用アクチュエーターユニットとを備え、
    上記両アクチュエーターユニットは、前記レンズ群の光軸方向と略平行な一つの直線領域に沿って配置されていることを特徴とする請求項12に記載の光学ユニット。
  14. 前記各レンズ駆動用アクチュエーターは、回転可能に支持された各一本のシャフトと、この一本のシャフトの片側に設けられた永久磁石から成るローターと、このローターの周囲に配された励磁コイルを含むステーターとを備えてなり、
    前記レンズ駆動用アクチュエーターユニットは、各レンズ駆動用アクチュエーターのシャフトが平行に配設され、且つ、上記ローターおよびステーターを備えている側が、互いに反対側に位置するように配置されていることを特徴とする請求項13に記載の光学ユニット。
  15. 前記光量調整用アクチュエーターユニットにおける複数の光量調整用アクチュエーターの各シャフトは、第一の平面内に配列され、
    前記レンズ駆動用アクチュエーターユニットにおける複数のレンズ駆動用アクチュエーターの各シャフトは、前記第一の平面と平行な第二の平面内に配列されていることを特徴とする請求項13又は14に記載の光学ユニット。
  16. 第一の光軸に沿って被写体から入射する光束を、上記第一の光軸と交差する第二の光軸に沿って折り曲げるプリズムを更に備えたことを特徴とする請求項11ないし15のいずれか一つに記載の光学ユニット。
  17. 前記光量調整用アクチュエーターユニット及び前記レンズ駆動用アクチュエーターユニットにおける前記第一の光軸に沿った方向の寸法が、前記プリズムの第一の光軸方向における寸法と略同一寸法に設定されていることを特徴とする請求項16に記載の光学ユニット。
  18. 前記光量調整用アクチュエーターユニット及び前記レンズ駆動用アクチュエーターユニットにおける前記第一の光軸に沿った方向の寸法は、互いに近似した寸法に設定されていることを特徴とする請求項16に記載の光学ユニット。
  19. 請求項1ないし10のいずれか一つに記載の光量調整用アクチュエーターユニットを搭載したことを特徴とする電子カメラ。
  20. 請求項11ないし18のいずれか一つに記載の光学ユニットを搭載したことを特徴とする電子カメラ。
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