JP4079704B2 - ステッピングモーターユニット及び光学ユニット及び電子カメラ - Google Patents

ステッピングモーターユニット及び光学ユニット及び電子カメラ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラのレンズ群等を駆動するためのステッピングモーターユニット、このステッピングモーターユニットをレンズユニットにおけるレンズ駆動用アクチュエータユニットとして用いた光学ユニット、及びこのレンズユニットを備えた電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平7−163126号公報は、カメラ用のステッピングモーター、及びこのステッピングモーターをレンズ駆動用アクチュエータとして用いた鏡筒の一例を開示している。
【0003】
上記公報に開示されているステッピングモーターは、回転可能なシャフトに永久磁石から成るローターが固定されており、このローターの両側に、一対のステーターコアと一つのコイルとから成るステーターが一個づつ配置されている。このステーターは、ほぼ三日月形状をなすステーターケースに収容されている。
【0004】
また鏡筒は、バリエータレンズとフォーカシングレンズとを含んでおり、それらを独立に駆動するために、上述したステッピングモーターが二つ組み込まれている。二つのステッピングモーターは、ステーターケースの三日月形状を利用して、レンズの外側に、光軸に対して対称的に配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、カメラはAPSフイルムやCCDの小型化に伴い、レンズを含む光学系の小型化と低価格化が進んでいる。この結果、レンズ駆動用モーターも小型化と低コスト化が要求されている。さらにデジタルカメラにおいては、高画素化やメモリー容量の増加が進んでいる。このためレンズ駆動モーターは消費電流の低減、及び高精度化も望まれている。
【0006】
前記公報に開示されているステッピングモーターのように、ローターの両側にステーターが一個づつ配置された構成のモーターは、軸方向の寸法の小型化は図れるが、軸に直交する方向の寸法の小型化は難しい。つまり上記構成のステッピングモーターは、その構造から横幅を縮小することが難しい。したがって、バリエータレンズとフォーカシングレンズを独立に駆動するために、二つのステッピングモーターを配置する用途に対しては、上述した構成のステッピングモーターは適さない。
【0007】
また、通常のステッピングモーターでは、ローターの外径に対向するステーターコアは、ほぼ半円弧の形状に二分割されている。このため、ローターとステーターコアの相対的位置精度が出し難く、ローターとステーターコアのギャップを小さくすることが困難である。その結果、消費電流が比較的大きなものとなる。
【0008】
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、軸に直交する方向の寸法が小さく、高いステッピング精度を有するステッピングモーターユニット、光学ユニット、及び電子カメラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明のステッピングモーターユニット、光学ユニット、及び電子カメラは下記のような特徴ある構成を有している。なお下記以外の特徴ある構成については実施形態の中で明らかにする。
【0010】
(1)本発明のステッピングモーターユニットは、二つのステッピングモーターを一体化して保持したステッピングモーターユニットであって、各ステッピングモーターは、回転可能に支持された一本のシャフトと、この一本のシャフトの片側に設けられた永久磁石から成るローターと、このローターを回転させるべく一部が当該ローターの周囲を囲むように設けられたステーターコア及び上記ステーターコアを磁化制御させるべく当該ローターを内側に含まないようなローターの横の位置に設けられるコイルを含むステーターとを備え、前記二つのステッピングモーターは、各モーターのシャフトが平行に並び、且つ、上記シャフトに結合しているローター及びステーターからなる駆動部が向かい合い、かつ前記一方のステッピングモーターのシャフトの反ローター側の端部が、他方のステッピングモータの前記ステーターの一部に相互に侵入するように配置されていることを特徴としている。
【0011】
(2)本発明の光学ユニット、前記(1)等に記載されているステッピングモーターユニットを、レンズユニットにおけるレンズ駆動用アクチュエータユニットとして搭載したことを特徴としている。
【0012】
(3)本発明の電子カメラは、前記(2)等に記載された光学ユニットを搭載したことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
[第一実施形態]
図1は本発明の第一実施形態に係るコンパクト型電子カメラの概略的構成を示す図で、(a)は略式上面断面図、(b)は正面図、(c)は略式側面断面図である。
【0014】
図1において、10はカメラ本体であり、その正面には被写体からの光を取り入れる入射開口部11,ストロボ発光窓12などが設けられている。またカメラ本体10の上面にはレリーズボタン13が設けられている。更に、図示はしてないがカメラ本体10の背面には画像表示窓等が配設されている。カメラ本体10の内部には、光学ユニット14,ストロボユニット15,電子回路基板16,画像表示器(LCD等)17,電池室18などが配設されている。
【0015】
光学ユニット14は、入射開口部11から入射した被写体からの光をプリズム21で入射光軸OAとは直角な方向へ反射し、レンズ群22を通して得た光像を撮像素子23の受光面上に照射することにより、被写体像を光電変換するものとなっている。本実施形態における光学ユニット14は、図示の如くカメラ正面から見て縦長な状態に配置されている。
【0016】
[第二実施形態]
図2は本発明の第二実施形態に係るコンパクト型電子カメラの概略的構成を示す図で、(a)は略式上面断面図、(b)は正面図、(c)は略式側面断面図である。この第二実施形態が前記第一実施形態と異なる主な点は、光学ユニット14が図示の如くカメラ正面から見て横長な態様でカメラ本体内に収容配置されている点である。なおこれに伴い、カメラ本体10に収容されている他の部品の形状及び配置関係も若干異なっている。しかし機能上は全く同等であるため、同一機能を有する部分には同一符号が付されている。
【0017】
(実施例A)
図3は、図1に示す第一実施形態に係る電子カメラ、及び図2に示す第二実施形態に係る電子カメラに、夫々適用される光学ユニット14の実施例Aを示す図で、(a)は正面図、(b)は蓋の部分を取外した状態を示す正面図である。
【0018】
図4の(a)は図3の(a)のa−a線矢視断面図であり、図4の(b)は図3の(a)のb−b線矢視断面図である。
【0019】
図3及び図4に示すように、光学ユニット14は光量調整ユニットSUとレンズユニットLUとが一体化されたものとなっている。
【0020】
光量調整ユニットSUは、前述したプリズム21を有するプリズム光学系と、このプリズム光学系の光出射面に対向して配置された遮光機構としてのシャッター機構40及び減光機能等を有する光量制限機構50を備えた光量調整機構30を含んでいる。遮光機構としてのシャッター機構40は、光路内に設けた遮光用ベース上の開口部を適宜開放状態となす。また光量制限機構50は上記開口部を通る光の量を減光フィルター等により制限する。
【0021】
光量調整機構30は、上記シャッター機構40や光量制限機構50などを駆動制御するための光量調整用アクチュエーターユニット60を備えている。光量調整用アクチュエーターユニット60は第一のアクチュエーター70及び第二のアクチュエーター80を有している。
【0022】
第一のアクチュエーター70は、シャッター機構40を駆動するためのアクチュエーターであり、回転可能に支持された駆動用シャフト72を有している。また第二のアクチュエーター80は、光量制限機構50を駆動するためのアクチュエーターであり、回転可能に支持された駆動用シャフト82を有している。
【0023】
各駆動用シャフト72,82は平行で且つ同一方向を向くように隣接して配置され、且つ一体化されて一つのケース90内に収容されている。
【0024】
レンズユニットLUは、一対のガイド軸24,25に沿って折り曲げ後の光軸(第二の光軸)OBの方向へ移動可能に設けられたレンズ群22と、これらのレンズ群22が上記光軸方向の所定位置へ移動するよう当該レンズ群22を駆動するためのレンズ駆動用アクチュエーターユニットとしてのステッピングモーターユニット200とからなっている。ステッピングモーターユニット200は、バリエータレンズ駆動用アクチュエーターである第一のステッピングモーター300と、フォーカシングレンズ駆動用アクチュエーターである第二のステッピングモーター400とを有している。
【0025】
第一のステッピングモーター300は、前記レンズ群22のうちバリエータレンズ群22Vを駆動するためのものであり、第二のステッピングモーター400は前記レンズ群22のうちフォーカシングレンズ群22Fを駆動するためのものである。
【0026】
前記レンズ駆動用アクチュエーターとしての第一,第二のステッピングモーター300、400は、各々回転可能に支持された各一本のシャフト301,401と、これら各一本のシャフト301,401の片側にそれぞれ設けられた永久磁石から成るローター300R,400Rと、これらローター300R,400Rの周囲にそれぞれ配された励磁コイルを含むステーター300S,400Sとを備えている。
【0027】
第一のステッピングモーター300のシャフト301と、第二のステッピングモーター400のシャフト401とは平行に並んでいる。そしてローターおよびステーターからなる駆動部300Dと400Dとが、互いに反対側に位置するように配置されている。
【0028】
次に、前記レンズユニットLUの更に詳細な構成について、図5以下を参照して説明する。
【0029】
図5はレンズユニットLUにおける鏡筒100と、レンズ駆動用アクチュエーターユニットとしてのステッピングモーターユニット200と、を分離して示す斜視図である。
【0030】
鏡筒100は、鏡筒ベース110と、二本のガイドバー122と124と、バリエータレンズいわゆるズームレンズを含むバリエータレンズ枠130と、フォーカシングレンズを含むフォーカシングレンズ枠140とを有している。
【0031】
ガイドバー122とガイドバー124は、共に鏡筒ベース110の前後の壁の間に設けられている。バリエータレンズ枠130とフォーカシングレンズ枠140とは、共に二本のガイドバー122と124に案内されて、光軸方向へ移動可能に支持されている。
【0032】
ステッピングモーターユニット200は、二つのステッピングモーター300と400を含んでいる。これらは一つのモーターホルダー210によって保持されている。二つのステッピングモーター300と400の二本の駆動軸すなわちシャフト301と401は互いに平行に延びており、その表面にはリードスクリューが形成されている。
【0033】
バリエータレンズ枠130は、第一のステッピングモーター300のシャフト301のリードスクリューに噛み合うナット132を有し、フォーカシングレンズ枠140は、第二のステッピングモーター400のシャフト401のリードスクリューに噛み合うナット142を有している。
【0034】
ステッピングモーターユニット200は、シャフト301とナット132を噛み合わせ、シャフト401とナット142を噛み合わせて、モーターホルダー210を鏡筒ベース110のモーター取り付け部112に対しねじ等の適当な手段により固定することで、鏡筒100に取り付けられる。
【0035】
バリエータレンズ枠130は、ステッピングモーター300の回転動作によってガイドバー122と124に沿って移動する。つまり、バリエータレンズ枠130はシャフト301の回転方向に応じて前後に移動操作される。同様に、フォーカシングレンズ枠140は、ステッピングモーター400の回転動作によってガイドバー122と124に沿って移動する。つまり、フォーカシングレンズ枠140はシャフト401の回転方向に応じて前後に移動操作される。
【0036】
以下、図6を参照しながらステッピングモーターユニット200の具体的構造について詳しく説明する。図6において、第一のステッピングモーター300の各部材は300番台の参照符号で示され、第二のステッピングモーター400の各部材は400番台の参照符号で示されている。
【0037】
ステッピングモーターユニット200は、第一のステッピングモーター300と、第二のステッピングモーター400と、これらを保持する一つのモーターホルダー210とを有している。
【0038】
第一のステッピングモーター300は、回転可能に支持された一本の丸棒状のシャフト301と、シャフト301の片側に設けられた永久磁石から成るローター300R(一体に形成された第一のローター312と第二のローター314からなる)と、第一のローター312と第二のローター314を回転させる為のステーター300Sとを有している。同様に、第二のステッピングモーター400は、回転可能に支持された一本の丸棒状のシャフト401と、シャフト401の片側に設けられた永久磁石から成るローター400R(一体に形成された第一のローター412と第二のローター414からなる)と、第一のローター412と第二のローター414を回転させるためのステーター400Sとを有している。
【0039】
第一のステッピングモーター300のシャフト301と第二のステッピングモーター400のシャフト401とは、互いに平行に並べられている。さらに、シャフト301とシャフト401とは互いに逆向きに配置されている。すなわち、シャフト301の片側に設けてある第一のステッピングモーター300における第一のローター312及び第二のローター314と、シャフト401の片側に設けてある第二のステッピングモーター400における第一のローター412及び第二のローター414とは、互いに反対側に位置している。つまり、第一のステッピングモーター300と第二のステッピングモーター400とは、同じ構造を有し、且つ対称的に配置されている。
【0040】
以下、ステッピングモーターユニット200のより詳しい構造について述べるが、第一のステッピングモーター300と第二のステッピングモーター400とは同じ構造を有しているので、その一方である第一のステッピングモーター300に主眼を置いて説明する。第二のステッピングモーター400については、続く記述の300番台と400番台の参照符号の百の位の「3」と「4」を互いに交換して読み取ることで容易に理解できよう。
【0041】
第一のステッピングモーター300は、回転可能に支持された一本の丸棒状のシャフト301と、シャフト301の片側に設けられた永久磁石から成る第一のローター312及び第二のローター314と、第一のローター312と第二のローター314の近くにそれぞれ配置された第一のコイル372と第二のコイル374と、シャフト301の回転軸に沿って配置された第一のステーターコア310と第二のステーターコア320と第三のステーターコア330と第四のステーターコア340とを有している。
【0042】
第一のコイル372は第一のボビン376に巻かれ、第二のコイル374は第二のボビン378に巻かれている。第一のコイル372と第二のコイル374は共にシャフト301の回転軸から外れた位置に配置されている。つまり、第一のローター312と第一のコイル372は、シャフト301の軸心に直交する軸線(不図示)の方向へ並んで配置され、第二のローター314と第二のコイル374はシャフト301の軸心に直交する軸線(不図示)の方向へ並んで配置されている。
【0043】
第一のステーターコア310と第二のステーターコア320とは、第一のローター312の軸方向の両側に位置し、第三のステーターコア330と第四のステーターコア340とは第二のローター314の軸方向の両側に位置している。
【0044】
図7は、図2のステッピングモーターユニットに内包される二つのステッピングモーターの各々に含まれる四つのステーターコアSCの斜視図である。
【0045】
第一のステーターコア310は、シャフト301の軸心301Aを横切って広がる平板部31Pと、シャフト301の軸心301Aを中心とする円形の開口31Hと、その縁に沿って並んだ複数の極歯31Tとを有している。同様に、第二のステーターコア320は、シャフト301の軸心301Aを横切って広がる平板部32Pと、シャフト301の軸心301Aを中心とする円形の開口32Hと、その縁に沿って並んだ複数の極歯32Tとを有している。第一のステーターコア310の極歯31Tと第二のステーターコア320の極歯32Tとは交互に噛合し、第一のローター312の周囲を取り囲む円筒部を成している。
【0046】
第三のステーターコア330は、シャフト301の軸心301Aを横切って広がる平板部33Pと、シャフト301の軸心301を中心とする円形の開口33Hと、その縁に沿って並んだ複数の極歯33Tとを有している。同様に、第四のステーターコア340は、シャフト301の軸心301Aを横切って広がる平板部34Pと、シャフト301の軸心301Aを中心とする円形の開口34Hと、その縁に沿って並んだ複数の極歯34Tとを有している。第三のステーターコア330の極歯33Tと第四のステーターコア340の極歯34Tとは交互に噛合し、第二のローター314の周囲を取り囲む円筒部を成している。
【0047】
第一のステーターコア310と第二のステーターコア320と第三のステーターコア330と第四のステーターコア340は、軟磁性材料で出来ており、例えばプレス加工等によって一枚の板材からそれぞれ形成される。
【0048】
図6に説明を戻す。第一のステッピングモーター300は、第一のコイル372が巻かれた第一のボビン376と第二のコイル374が巻かれた第二のボビン378の内側に位置するほぼ円柱形状の第五のステーターコア350を更に有している。第五のステーターコア350は、中央に位置する第二のステーターコア320と第三のステーターコア330とを貫通し、外側に位置する第一のステーターコア310と内側に位置する第四のステーターコア340の間に存在している。
【0049】
第五のステーターコア350は、第一のステーターコア310と第二のステーターコア320と第三のステーターコア330と第四のステーターコア340に対しスポット溶接等によって接合されている。
【0050】
第一のステーターコア310と第二のステーターコア320と第一のコイル372と第五のステーターコア350は共働して第一のローター312を回転させるための第一のステーターいわゆるA相のステーターを構成している。また、第三のステーターコア330と第四のステーターコア340と第二のコイル374と第五のステーターコア350は共働して第二のローター314を回転させるための第二のステーターいわゆるB相のステーターを構成している。
【0051】
第四のステーターコア340は、ほぼU字形状のモーターホルダー210の側壁部分に、ねじ等の手段によって固定されている。
【0052】
第一のステッピングモーター300はモーター端板380を有している。この端板380は、その一部に形成された取り付け孔を通して第五のステーターコア350に形成されたねじ孔362に螺合される取り付けねじ388によって、第一のステーターコア310に対し一体的に固定されている。
【0053】
また第一のステッピングモーター300は、シャフト301を回転可能に支持するための一対の軸受382と392とを有している。第一の軸受382はシャフト301のローター側の端部316を軸支するように、第一のステッピングモーター300の端板380に設けられている。第二の軸受392は、上記端部316とは反対側の端部318を軸支するように、第二のステッピングモーター400の第五のステーターコア450に形成された穴464の中に収容されている。この穴464の中には第二の軸受392をシャフト301に向けて付勢するスプリング394が装着されている。
【0054】
図6に示されるように、前記第二の軸受392は、実質的に、第二のステッピングモーター400のコイル474の内側に位置している。言い換えれば、第一のステッピングモーター300の第二の軸受392は、シャフト301の軸心に直交する平面への射影において、第二のステッピングモーター400のコイル472ないし474の内側に位置している。
【0055】
本実施形態のステッピングモーターユニットは、以下に述べる利点を有している。
【0056】
一般のステッピングモーターでは、コイルは極歯の周囲に配置されるため、コイルの径は必然的に大きなものとなる。これに対して本実施形態では、コイルは極歯の周囲ではなく、シャフト301,401とほぼ平行な位置に配置されるので、コイルの径を小さくできる。これにより、ステッピングモーター300,400を図8に示すように横幅Wの狭い形態となすことができる。
【0057】
また本実施形態では、シャフトと直交する面には一つのコイルが存在するだけなので、シャフトと直交する面をステーターコアとコイルで専有する面積が小さくできる。これによりステッピングモーターを小型化できる。
【0058】
従って、本実施形態のステッピングモーターユニットは、非常に小型に形成でき、鏡筒へ実装する上でのレイアウトの自由度が高く、鏡筒の小型化にも大きく寄与する。
【0059】
第一ないし第四のステーターコアは、極歯と平板部の境界がほぼ円形であるので、極歯の内径精度と極歯のピッチを正確に形成でき、精度を保つ剛性も高い。また、第一ないし第四のステーターコアを第五のステーターコアに嵌合させて位置決めしているので、第一ないし第四のステーターコアの位置精度が高い。これにより、極歯内径とローターの相対位置精度を高くでき、ギャップを小さくできる。従って本実施形態のステッピングモーターユニットは、消費電流が少なく、停止精度が良い。
【0060】
一方のステッピングモーターの二つの軸受のうち、一方の軸受が、シャフトの軸線が異なる他方のステッピングモーターに設けられている。このため二つのステッピングモーターを単に並べて配置した場合の構成と比較すると、二つの軸受とそれらの固定部が省かれたことに相当する。従って、本実施形態のステッピングモーターユニットは非常に小型に構成できる。
【0061】
一方のステッピングモーターの軸受の一つが他方のステッピングモーターのコイルの内側に配置されるため、軸受自体の長さを十分に取れる。したがってシャフトを高い安定性で支持できる。また軸受をシャフト端面に圧接させるための付勢ばねとして、ばね定数の小さいものを使用できる。このため安定した付勢力を与えることができ、ステッピングモーターの消費電流を少なくできる。
【0062】
第一のコイルと、第二のコイルと、第一ないし第四のステーターコアと、端板とは、第五のステーターコアに対して位置決め固定される。このためコイルの外周にステーター端板を格別に必要としない。したがってシャフトと直交する面のコイル周辺部が占有する面積を小さくできる。また格別の蓋を必要としないので軸方向の長さも短くなり、ステッピングモーターを小型化できる。
【0063】
ホルダー以外の部品を用いることなく、二つのステッピングモーターの組み立てや検査ができるので、組み立て作業等が煩雑にならず、ステッピングモーター単独の保証ができるため、低価格で安定した品質のステッピングモーターの製作が可能となる。言い換えれば、本実施形態のステッピングモーターユニットはそれ自体が一つの完成品であるので、鏡筒等に組み込む前に、単独でステッピングモーターの性能検査などを行なうことができる。
【0064】
なお、本実施形態のステッピングモーターユニットでは、ローターの軸方向中心部分に凹部を設け、第一のローターの部分と第二のローターの部分とに分割したローターを示したが、この構成に限定されるものではなく、凹部のない単一円柱状のローター等であってもよい。単一円柱状のローターの場合には、第一のコイルに対向する部分が第一のローターになり、第二のコイルに対向する部分が第二のローターになる。
【0065】
(実施例B)
図9は本発明の光学ユニット14の実施例Bにおけるステッピングモーターユニットについての具体的構造を示す図で、図6に対応して示した部分断面図である。以下、図9を参照しながら実施例Bにおけるステッピングモーターユニットの具体的構造について詳しく説明する。なお図9において、図6と同一機能を有する部分には同一の参照符号が付されている。
【0066】
以下、実施例Bのステッピングモーターユニット200について、実施例Aと相違している点に重点をおいて説明する。
【0067】
第一のステッピングモーター500は、第一のステーターコア510と、第二のステーターコア520と、第三のステーターコア530と、第四のステーターコア540とを有している。これらは実施例Aのステーターコアと同様の極歯を有している。
【0068】
第一のステーターコア510は、円筒形状のスリーブ部528を有している。(このようなスリーブ部528は、第一のステーターコア510が有している代わりに、第二のステーターコア520が有していてもよい。)上記スリーブ部528の周りには、第一のボビン376に巻かれた第一のコイル372が配置される。第一のステーターコア510のスリーブ部528は、第二のステーターコア520の平板部に対しスポット溶接等によって接合されている。第一のステーターコア510と第二のステーターコア520と第一のコイル372は、共働して第一のローター312を回転させるための第一のステーター(いわゆるA相ステーター)を構成している。
【0069】
第四のステーターコア540は、円筒形状のスリーブ部558を有している。(このようなスリーブ部は、第四のステーターコア540が有している代わりに、第三のステーターコア530が有していてもよい。)上記スリーブ部558の周りには、第二のボビン378に巻かれた第二のコイル374が配置される。第四のステーターコア540のスリーブ部558は、第三のステーターコア530の平板部に対しスポット溶接等によって接合されている。第三のステーターコア530と第四のステーターコア540と第二のコイル374は、共働して第二のローター314を回転させるための第二のステーター(いわゆるB相ステーター)を構成している。
【0070】
第一のステッピングモーター500は、端板580を更に有している。端板580は、図9及び図10の(a)(b)に示されるように、シャフト301のローター側の端部316を受ける軸受582と、円柱形状のボス584と、四隅に形成された四本のフック588とを有している。円柱形状のボス584の先端には円筒形の穴564が同軸的に形成されている。この穴564は第二のステッピングモーターのシャフト401の先端418を受ける軸受を構成している。
【0071】
端板580のボス584は、第一のステーターコア510のスリーブ部528と、第四のステーターコア540のスリーブ部558に通される。四本のフック588は、その先端部が図11に示す第四のステーターコア540の平板部の四隅588′と係合する。また図12に示すように、第三のステーターコア530に設けられた凸部539は、第二のステーターコア520に形成されたガイド孔529と嵌合し両者間が位置決めされる。かくしてA相ステーターとB相ステーターとは一体化される。
【0072】
第一のステッピングモーター500は、端板580のボス584が、U字形状をなすモーターホルダー210の側壁部分210aに形成された穴に嵌合すると共に、図11に示す第四のステーターコア540に形成されたガイド孔559が、上記ホルダー210の側壁部分210aに設けられた凸部(不図示)と嵌合することで、上記ホルダー210に対して位置決めされる。そして第一のステッピングモーター500は、上記ホルダー210の側壁部分210aを貫通し第四のステーターコア540の平板部に形成されたねじ孔557に螺合するねじによって、モーターホルダー210に固定される。
【0073】
前記端板580のボス584の先端に設けた穴564には、第二のステッピングモーター(不図示)のシャフト401の先端418を受けるスラスト軸受692と、このスラスト軸受692をシャフト401に向けて付勢するスプリング694とが装着されている。
【0074】
上述した実施例Bにおいては、端板580に設けたボス584を実施例Aの第五のステーターコア350に代わるものとして用いているので、ステーターコアのスポット溶接等の接合作業が実施例Aと比べて少なくて済む。また、A相ステーターとB相ステーターとは、端板580のボス584に嵌め込むだけで位置決めされ固定化される。このため組立費を更に削減できる。
【0075】
第一のステッピングモーター500のシャフト301のローター側端部316を受ける軸受582と、第二のステッピングモーターのシャフト401のローターとは反対側の端部418を受ける軸受用の穴564とが、端板580と一体的に形成されている。このため、これら二つの軸受の位置精度が高く、軸受とシャフトにコジリ等が発生し難い。これにより、消費電流を更に削減できる。
【0076】
(実施例C)
図13は本発明の光学ユニット14の実施例Cにおけるステッピングモーターユニットについての具体的構造を示す図で、図9に対応して示した要部断面図である。以下、図13を参照しながら実施例Cにおけるステッピングモーターユニットの具体的構造について詳しく説明する。なお図13において、図9と同一機能を有する部分には同一の参照符号が付されている。
【0077】
以下、実施例Cのステッピングモーターユニットについて、実施例Bと相違している点に重点をおいて説明する。以下の記述の中で特に言及されていない構成は実施例Bと同様である。
【0078】
第一のステッピングモーター700は、第一のステーターコア710と第二のステーターコア720と第三のステーターコア730と第四のステーターコア740を有している。これらは実施例Aの第一ないし第四のステーターコアと同様の極歯を有している。
【0079】
第一のステーターコア710は、円筒形状のスリーブ部728を有している。このスリーブ部728の周りには、第一のボビン376に巻かれた第一のコイル372が配置される。第一のステーターコア710のスリーブ部728は第二のステーターコア720の平板部にスポット溶接等によって接合されている。第一のステーターコア710と第二のステーターコア720と第一のコイル372は共働して第一のローター312を回転させるための第一のステーター(いわゆるA相ステーター)を構成している。
【0080】
第三のステーターコア730は、円筒形状のスリーブ部748を有している。このスリーブ部748の周りには、第二のボビン378に巻かれた第二のコイル374が配置される。第三のステーターコア730のスリーブ部748は第四のステーターコア740の平板部にスポット溶接等によって接合されている。第三のステーターコア730と第四のステーターコア740と第二のコイル374は共働して第二のローター314を回転させるための第二のステーター(いわゆるB相ステーター)を構成している。
【0081】
第一のステッピングモーター700は端板780を更に有している。端板780は、シャフト301のローター側端部316を受ける軸受782と、円筒形状の凸部784とを有している。上記凸部784は、第一のステーターコア710のスリーブ部728に嵌められている。
【0082】
第四のステーターコア740は、ねじ止め等により、U字形状のモーターホルダー210の側壁部分210aに固定されている。
【0083】
第一のステッピングモーター700の第三のステーターコア730のスリーブ部748の内部には、第二のステッピングモーターのシャフト401の先端418を受ける軸受892が収容されている。第一のステッピングモーター700の第一のステーターコア710のスリーブ部728と第三のステーターコア730のスリーブ部748の内部には、上記軸受892をシャフト401に向けて付勢するためのスプリング894が挿着されている。
【0084】
実施例Cにおいては、第二のステッピングモーターの軸受892をシャフト401に向けて付勢するスプリング894が、第一のステッピングモーター700における第一のステーターコア710のスリーブ部728と第三のステーターコア730のスリーブ部748の内部に収容されている。このため、実施例Aや実施例Bと比べて、軸方向の長さ寸法が比較的大きいコイルスプリング、すなわちばね定数の低いコイルスプリングを使用できる。これにより、シャフト401が受ける予圧を小さくできるので、ステッピングモーターの消費電流を更に削減できる。
【0085】
(実施形態における特徴点)
[1]実施例Aに示されたステッピングモーターユニット200は、
二つのステッピングモーター300,400をホルダー210にて保持したステッピングモーターユニットであって、
各ステッピングモーター300(400)は、回転可能に支持された各一本のシャフト301(401)と、この一本のシャフト301(401)の片側に設けられた永久磁石から成るローター300R(400R)と、このローター300R(400R)を回転させるべく一部が当該ローター300R(400R)の周囲を囲むように設けられたステーターコア及び上記ステーターコアを磁化制御するためのコイルを含むステーター300S,400Sとを備え、
前記二つのステッピングモーター300,400は、各モーターのシャフト301,401が平行に並び、且つ、上記シャフトに結合しているローター及びステーターからなる駆動部が、互いに反対側に位置するように配置されていることを特徴としている。
【0086】
[2]実施例Aに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[1]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各ステッピングモーター300(400)のコイル372,374(472,474)は、各モーターのシャフト301(401)の軸心と直交する方向において、各ローター312,314(412,414)に隣接して配置されていることを特徴としている。
【0087】
[3]実施例Aに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[2]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各一方のステッピングモーター300(400)のコイル372,374(472,474)が設けられた部位に、各他方のステッピングモーター400(300)のシャフト先端418(318)を受ける軸受492(392)が設けられていることを特徴としている。
【0088】
[4]実施形態に示されたステッピングモーターユニット200は、前記[3]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各他方のステッピングモーター400(300)のシャフト先端418(318)を受ける軸受492(392)は、前記シャフト401(301)の軸心に直交する平面への射影において、各一方のステッピングモーター300(400)のコイル372,374(472,474)の内側に位置していることを特徴としている。
【0089】
[5]実施例Aに示されたステッピングモーターユニット200は、
二つのステッピングモーター300,400をホルダー210にて保持したステッピングモーターユニットであって、
各ステッピングモーター300(400)は、回転可能に支持された一本のシャフト301(401)と、この一本のシャフト301(401)の片側に設けられた永久磁石から成る第一,第二のローター312,314(412,414)と、これら第一,第二のローター312,314(412,414)を回転させるべく前記第一のローター312(412)の両側に配置された第一,第二のステーターコア310,320(410,420)及び前記第二のローター314(414)の両側に配置された第三,第四のステーターコア330,340(430,440)と、これら第一ないし第四のステーターコア310〜340(410〜440)を磁化制御すべく前記第一,第二のローター312,314(412,414)にそれぞれ対応して配置された第一,第二のコイル372,374(472,474)とを備えており、
前記各ステーターコア310,320,330,340(410,420,430,440)は前記シャフトの軸心を横切って広がる平板部31P,32P,33P,34P(41P,42P,43P,44P)と、前記シャフト301の軸心を中心とする円周に沿って並んだ複数の極歯31T,32T,33T,34T(41T,42T,43T,44T)とをそれぞれ有し、
前記第一のステーターコア310の極歯31Tと前記第二のステーターコア320の極歯32Tとが互に噛合し前記第一のローター312の周囲を取り囲む円筒体を成す如く設けられ、
前記第三のステーターコア330の極歯33Tと前記第四のステーターコア340の極歯34Tとが互に噛合し前記第二のローター314の周囲を取り囲む円筒体をなす如く設けられており、
前記二つのステッピングモーター300,400は、各モーターのシャフト301,401が平行に並び、且つ、上記シャフト301,401にそれぞれ結合しているローター及びステーターからなる駆動部D1,D2が、互いに反対側に位置するように配置されていることを特徴としている。
【0090】
[6]実施例Aに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[5]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各ステッピングモーター300(400)の第一,第二のコイル372,374(472,474)は、共に各モーターのシャフト301(401)の軸心と直交する方向において、前記第一,第二のローター312,314(412,414)にそれぞれ隣接して配置されていることを特徴としている。
【0091】
[7]実施例Aに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[6]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各一方のステッピングモーター300(400)のコイル372,374(472,474)が設けられた部位に、各他方のステッピングモーター400(300)のシャフト先端418(318)を受ける軸受492(392)が設けられていることを特徴としている。
【0092】
[8]実施例Aに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[7]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各他方のステッピングモーター400(300)のシャフト先端418(318)を受ける軸受492(392)は、上記シャフト401(301)の軸心に直交する平面への射影において、各一方のステッピングモーター300(400)のコイル372,374(472,474)の内側に位置していることを特徴としている。
【0093】
[9]実施例Aに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[5]〜[8]のいずれか一つに記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各ステッピングモーター300(400)は、前記各コイル372,374(472,474)の内側に配置されたほぼ円柱形状の第五のステーターコア350(450)を更に有し、この第五のステーターコア350(450)は、前記第二のステーターコア320(420)と第三のステーターコア330(430)を貫通し、前記第一のステーターコア310(410)と第四のステーターコア340(440)との間に介在しており、
前記第一のステーターコア310(410)と第二のステーターコア320(420)と第一のコイル372(472)と第五のステーターコア350(450)とは、共働して第一のローター312(412)を回転させるための第一のステーターを構成し、
前記第三のステーターコア330と第四のステーターコア340と第二のコイル374(474)と第五のステーターコア350(450)とは、共働して第二のローター314(414)を回転させるための第二のステーターを構成していることを特徴としている。
【0094】
[10]実施例Aに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[9]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各ステッピングモーター300(400)は、最外側のステーターコア310(410)の外側面に取付けられる端板380(480)を更に有し、
各一方のステッピングモーター300(400)のシャフト301(401)におけるローター側の端部316(416)を受ける第一の軸受382(482)は、当該各一方のステッピングモーター300(400)の前記端板380(430)に設けられており、
前記各一方のステッピングモーター300(400)のシャフト301(401)における反ローター側の端部318(418)を受ける第二の軸受392(492)は、各他方のステッピングモーター400(300)の第五のステーターコア450(350)の先端に形成された穴464(364)に収容されていることを特徴としている。
【0095】
[11]実施例Aに示されたステッピングモーターユニットは、前記[10]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記第二の軸受392(492)は、前記第五のステーターコア450(350)の先端に形成された穴464(364)に収容されているスプリング494(394)により、当該軸受で受けるシャフト301(401)の端部318(418)に向けて付勢されるように設けられていることを特徴としている。
【0096】
[12]実施例Bに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[5]に記載のステッピングモーターユニットであって、かつ
第一のステーターコア510及び第二のステーターコア520の少なくとも一方は、前記第一のコイル372(472)の内側に貫挿される円筒形状のスリーブ部528を有し、
前記第三のステーターコア530及び第四のステーターコア540の少なくとも一方は、前記第二のコイル374(474)の内側に貫挿される円筒形状のスリーブ部558を有し、
前記第一のステーターコア510と第二のステーターコア520と第一のコイル372(472)は、共働して第一のローター312(412)を回転させるための第一のステーターを構成し、
前記第三のステーターコア530と第四のステーターコア540と第二のコイル374(474)は、共働して第二のローター314(414)を回転させるための第二のステーターを構成していることを特徴としている。
【0097】
[13]実施例Bに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[12]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各一方のステッピングモーター500は、最外側のステーターコア510の外側面に取付けられる端板580を更に有し、
各一方のステッピングモーター500のシャフト301(401)におけるローター側の端部316(416)を受ける第一の軸受382(482)は、当該各一方のステッピングモーター500の前記端板580に設けられており、
前記各一方のステッピングモーター500のシャフト301(401)における反ローター側の端部318(418)を受ける第二の軸受392(492)は、各他方のステッピングモーターの端板に設けられていることを特徴としている。
【0098】
[14]実施例Bに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[13]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各ステッピングモーター500における各端板580は、それぞれ円柱形状のボス584を有し、この円柱形状のボス584は、当該各ステッピングモーター500の前記スリーブ部528,558の内側に挿入されている、ことを特徴としている。
【0099】
[15]実施例Bに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[14]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各一方のステッピングモーター500のシャフト301(401)における反ローター側の端部318(418)を受ける第二の軸受392(492)は、各他方のステッピングモーターの端板580のボス584に形成された穴564に設けられている、ことを特徴としている。
【0100】
[16]実施例Bに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[15]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各ステッピングモーター500は、前記各シャフト301(401)における反ローター側の端部318(418)を受けるスラスト軸受692と、このスラスト軸受692を上記シャフト301(401)に向けて付勢するスプリング694とを更に有しており、
各一方のステッピングモーターのスラスト軸受692とスプリング694は、各他方のステッピングモーターの端板のボスに形成された穴564に収容されている、ことを特徴としている。
【0101】
[17]実施例Bに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[12]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記各ステッピングモーター500は、最外側のステーターコア510の外側面に取付けられる端板580を更に有し、
一方のステッピングモーター500のシャフトにおけるローター側の端部316(416)を受ける第一の軸受582は、当該一方のステッピングモーター500の前記端板580に設けられており、
前記各一方のステッピングモーター500のシャフトにおける反ローター側の端部318(418)を受ける第二の軸受は、各他方のステッピングモーターのステーターコアのスリーブ部528,558の内部に設けられている、
ことを特徴としている。
【0102】
[18]実施例Cに示されたステッピングモーターユニット200は、前記[17]に記載のステッピングモーターユニットであって、
前記第二の軸受892は、前記ステーターコアのスリーブ部528,558の内部に挿着されているスプリング894により、当該軸受892で受けるシャフト401の端部418に向けて付勢されるように設けられていることを特徴としている。
【0103】
[19]実施形態に示された光学ユニット14は、
前記[1]ないし[18]のいずれか一つに記載のステッピングモーターユニット200を、レンズユニットLUにおけるレンズ駆動用アクチュエータユニットとして搭載したことを特徴としている。
【0104】
[20]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[19]に記載の光学ユニットであって、
被写体からの入射光の光量を調整するための光量調整機構30と、
この光量調整機構30を駆動する光量調整用アクチュエータユニット60と、
前記光量調整機構30で光量を調整された光を通す光路中に介在し、ガイド軸24,25に沿って光軸方向へ移動可能に設けられたレンズ群22と、
これらのレンズ群22を光軸方向OBの所定位置へ移動させるように駆動するステッピングモーターユニット200とを備え、
上記ステッピングモーターユニット200及び上記光量調整用アクチュエータユニット60は、前記レンズ群22の光軸方向OBと略平行な一つの直線領域に沿って配置されていることを特徴としている。
【0105】
[21]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[20]に記載の光学ユニットであって、
前記光量調整機構30は複数の光量調整部材を備えており、前記光量調整用アクチュエータユニット60は、上記複数の光量調整部材に対応する複数のアクチュエータ70,80からなり、
上記複数のアクチュエーター70,80の各シャフト72,82は、第一の平面内に同一方向に並べて配置されており、
前記ステッピングモーターユニット200における各モーター300,400のシャフト301,401は、前記第一の平面と平行な第二の平面内に配列されていることを特徴としている。
【0106】
[22]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[19]ないし[21]のいずれか一つに記載の光学ユニットであって、
第一の光軸OAに沿って被写体から入射する光束を、上記第一の光軸OAと交差する第二の光軸OBに沿って折り曲げるプリズム21を更に備えたことを特徴としている。
【0107】
[23]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[22]に記載の光学ユニットであって、
前記光量調整用アクチュエーターユニット60及び前記ステッピングモーターユニット200における前記第一の光軸OAに沿った方向の寸法LA2,LA3が、前記プリズム21の第一の光軸OA方向における寸法LA1と略同一寸法に設定されていることを特徴としている。
【0108】
[24]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[22]に記載の光学ユニットであって、
前記光量調整用アクチュエーターユニット60及び前記ステッピングモーターユニット200における前記第一の光軸OAに沿った方向の寸法LA2とLA3は、互いに近似した寸法に設定されていることを特徴としている。
【0109】
[25]実施形態に示された電子カメラは、
請求項19ないし24のいずれか一つに記載の光学ユニット14を搭載したことを特徴としている。
【0110】
【発明の効果】
本発明によれば、二つのステッピングモーターを並べて配置したステッピングモーターユニットにけるローターとステーターコアとの相対的位置精度が高く、両者間のギャップを小さくできるので、軸に直交する方向の寸法が小さく、高いステッピング精度を有するステッピングモーターユニット、光学ユニット、及び電子カメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る電子カメラの概略的構成を示す図で、(a)は略式上面断面図、(b)は正面図、(c)は略式側面断面図。
【図2】本発明の第二実施形態に係る電子カメラの概略的構成を示す図で、(a)は略式上面断面図、(b)は正面図、(c)は略式面断面図。
【図3】本発明の第一実施形態および第二実施形態に係る電子カメラにそれぞれ適用された光学ユニットの実施例Aを示す図で、(a)は正面図、(b)は蓋の部分を取外した状態の正面図。
【図4】実施例Aにおける光学ユニットの更に具体的な構成を示す図で、(a)は図3の(a)のa−a線矢視断面図、(b)は図3の(a)のb−b線矢視断面図。
【図5】実施例Aにおける光学ユニットのステッピングモーターユニットとその組み込み先である鏡筒とを分離して示す斜視図。
【図6】実施例Aにおける光学ユニットのステッピングモーターユニットの具体的構成を示す縦断面図。
【図7】実施例Aにおけるステッピングモーターユニットに内包される二つのステッピングモーターの各々に含まれる四つのステーターコアの斜視図である。
【図8】図5に示すステッピングモーターユニットの8−8線矢視断面図。
【図9】本発明の第一実施形態および第二実施形態に係る電子カメラにそれぞれ適用された光学ユニットの実施例Bを示す図で、同実施例Bにおけるステッピングモーターユニットの具体的構造を示す部分縦断面図。
【図10】実施例Bにおける端板を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)のbーb線矢視断面図。
【図11】実施例Bにおける第四のステーターコアの正面図。
【図12】実施例Bにおける第二,第三のステーターコアの接合部拡大断面図。
【図13】本発明の第一実施形態および第二実施形態に係る電子カメラにそれぞれ適用された光学ユニットの実施例Cを示す図で、同実施例Cにおけるステッピングモーターユニットの具体的構造を示す部分縦断面図。
【符号の説明】
10 カメラ本体
14 光学ユニット
SU 光量調整ユニット
LU レンズユニット
30 光量調整機構
40 シャッター機構
50 光量制限機構
60 光量調整用アクチュエータユニット
70 第一のアクチュエーター
80 第二のアクチュエーター
90 ケース
100 鏡筒
200 ステッピングモーターユニット
210 モーターホルダー
300 第一のステッピングモーター
301 シャフト
312 第一のローター
314 第二のローター
310 第一のステーターコア
320 第二のステーターコア
330 第三のステーターコア
340 第四のステーターコア
350 第五のステーターコア
372 第一のコイル
374 第二のコイル
380 モーター端板
382 第一の軸受
392 第二の軸受
400 第二のステッピングモーター
401 シャフト
412 第一のローター
414 第二のローター
410 第一のステーターコア
420 第二のステーターコア
430 第三のステーターコア
440 第四のステーターコア
450 第五のステーターコア
472 第一のコイル
474 第二のコイル
480 モーター端板
482 第一の軸受
492 第二の軸受

Claims (22)

  1. 二つのステッピングモーターを一体化して保持したステッピングモーターユニットであって、各ステッピングモーターは、回転可能に支持された一本のシャフトと、この一本のシャフトの片側に設けられた永久磁石から成るローターと、このローターを回転させるべく一部が当該ローターの周囲を囲むように設けられたステーターコア及び上記ステーターコアを磁化制御させるべく当該ローターを内側に含まないようなローターの横の位置に設けられるコイルを含むステーターとを備え、
    前記二つのステッピングモーターは、各モーターのシャフトが平行に並び、且つ、上記シャフトに結合しているローター及びステーターからなる駆動部が向かい合い、かつ前記一方のステッピングモーターのシャフトの反ローター側の端部が、他方のステッピングモーターの前記ステーターの一部に相互に侵入するよう配置される、
    ことを特徴とするステッピングモーターユニット。
  2. 前記一方のステッピングモーターのシャフトの反ローター側の端部は、他方のステーターの巻回されたコイルの内側に侵入するように配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載のステッピングモーターユニット。
  3. 前記各一方のステッピングモーターの巻回されたコイルの内側に、各他方のステッピングモーターのシャフト先端を受ける軸受が設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載のステッピングモーターユニット。
  4. 二つのステッピングモーターを一体化して保持したステッピングモーターユニットであって、各ステッピングモーターは、回転可能に支持された一本のシャフトと、この一本のシャフトの片側に設けられた永久磁石から成る第一,第二のローターと、これら第一,第二のローターを回転させるべく前記第一のローターの両側に配置された第一,第二のステーターコア及び前記第二のローターの両側に配置された第三,第四のステーターコアと、これら第一ないし第四のステーターコアを磁化制御すべく前記第一,第二のローターにそれぞれ対応して配置された第一,第二のコイルとを備えており、
    前記各ステーターコアは、前記シャフトの軸心を横切って広がる平板部と、前記シャフトの軸心を中心とする円周に沿って並んだ複数の極歯とを夫々有し、前記第一のステーターコアの極歯と前記第二のステーターコアの極歯とが互に噛合し前記第一のローターの周囲を取り囲む円筒体を成す如く設けられ、前記第三のステーターコアの極歯と前記第四のステーターコアの極歯とが互に噛合し前記第二のローターの周囲を取り囲む円筒体をなす如く設けられており、
    前記二つのステッピングモーターは、各モーターのシャフトが平行に並び、且つ、上記シャフトに結合しているローター及びステーターからなる駆動部が向かい合い、かつ第一のローターが設けられたシャフトの反ロータ側の端部は前記第四のステーターコアの平板部に侵入するよう配置され、第二のローターが設けられたシャフトの反ロータ側の端部は前記第二のステーターコアの平板部に侵入するよう配置される、
    ことを特徴とすステッピングモーターユニット。
  5. 巻回された前記第一のコイルは前記第一及び第二のステーターコアの平板部で挟持される位置に設けられ、巻回された前記第二のコイルは前記第三及び第四のステーターコアの平板部で挟持される位置に設けられ、
    前記巻回された各コイルの内周の位置に、各他方のステッピングモーターのシャフト先端を受ける軸受が設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載のステッピングモーターユニット。
  6. 前記各ステッピングモーターは、前記各コイルの内側に配置されたほぼ円柱形状の第五 のステーターコアを更に有し、この第五のステーターコアは、前記第二のステーターコアと第三のステーターコアを貫通し、前記第一のステーターコアと第四のステーターコアとの間に介在しており、前記第一のステーターコアと第二のステーターコアと第一のコイルと第五のステーターコアとは、共働して第一のローターを回転させるための第一のステーターを構成し、前記第三のステーターコアと第四のステーターコアと第二のコイルと第五のステーターコアとは、共働して第二のローターを回転させるための第二のステーターを構成している、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のステッピングモーターユニット。
  7. 前記各ステッピングモーターは、最外側のステーターコアの外側面に取付けられる端板を更に有し、各一方のステッピングモーターのシャフトにおけるローター側の端部を受ける第一の軸受は、当該各一方のステッピングモーターの前記端板に設けられており、前記各一方のステッピングモーターのシャフトにおける反ローター側の端部を受ける第二の軸受は、各他方のステッピングモーターの第五のステーターコアの先端に形成された穴に収容されている
    ことを特徴とする請求項6に記載のステッピングモーターユニット。
  8. 前記第二の軸受は、前記第五のステーターコアの先端に形成された穴に収容されているスプリングにより、当該軸受で受けるシャフトの端部に向けて付勢されるように設けられている
    ことを特徴とする請求項7に記載のステッピングモーターユニット。
  9. 前記第一のステーターコア及び第二のステーターコアの少なくとも一方は、前記第一のコイルの内側に貫挿される円筒形状のスリーブ部を有し、前記第三のステーターコア及び第四のステーターコアの少なくとも一方は、前記第二のコイルの内側に貫挿される円筒形状のスリーブ部を有し、前記第一のステーターコアと第二のステーターコアと第一のコイルは、共働して第一のローターを回転させるための第一のステーターを構成し、前記第三のステーターコアと第四のステーターコアと第二のコイルは、共働して第二のローターを回転させるための第二のステーターを構成している、
    ことを特徴とする請求項4に記載のステッピングモーターユニット。
  10. 前記各ステッピングモーターは、最外側のステーターコアの外側面に取付けられる端板を更に有し、
    各一方のステッピングモーターのシャフトにおけるローター側の端部を受ける第一の軸受は、当該各一方のステッピングモーターの前記端板に設けられており、
    前記各一方のステッピングモーターのシャフトにおける反ローター側の端部を受ける第二の軸受は、各他方のステッピングモーターの端板に設けられている、
    ことを特徴とする請求項9に記載のステッピングモーターユニット。
  11. 前記各ステッピングモーターにおける各端板は、それぞれ円柱形状のボスを有し、この円柱形状のボスは、当該各ステッピングモーターの前記スリーブ部の内側に挿入されている、
    ことを特徴とする請求項10に記載のステッピングモーターユニット。
  12. 前記各一方のステッピングモーターのシャフトにおける反ローター側の端部を受ける第二の軸受は、各他方のステッピングモーターの端板のボスに形成された穴に設けられている、
    ことを特徴とする請求項11に記載のステッピングモーターユニット。
  13. 前記各ステッピングモーターは、前記各シャフトにおける反ローター側の端部を受ける スラスト軸受と、このスラスト軸受を上記シャフトに向けて付勢するスプリングとを更に有しており、各一方のステッピングモーターのスラスト軸受とスプリングは、各他方のステッピングモーターの端板のボスに形成された穴に収容されている、
    ことを特徴とする請求項12に記載のステッピングモーターユニット。
  14. 前記各ステッピングモーターは、最外側のステーターコアの外側面に取付けられる端板を更に有し、一方のステッピングモーターのシャフトにおけるローター側の端部を受ける第一の軸受は、当該一方のステッピングモーターの前記端板に設けられており、前記一方のステッピングモーターのシャフトにおける反ローター側の端部を受ける第二の軸受は、他方のステッピングモーターのステーターコアのスリーブ部の内部に設けられている、
    ことを特徴とする請求項13に記載のステッピングモーターユニット。
  15. 前記第二の軸受は、前記ステーターコアのスリーブ部の内部に挿着されているスプリングにより、当該軸受で受けるシャフトの端部に向けて付勢されるように設けられている
    ことを特徴とする請求項14に記載のステッピングモーターユニット。
  16. 請求項1ないし15のいずれか一つに記載のステッピングモーターユニットを、レンズユニットにおけるレンズ駆動用アクチュエータユニットとして搭載したことを特徴とする光学ユニット。
  17. 被写体からの入射光の光量を調整するための光量調整機構と、この光量調整機構を駆動する光量調整用アクチュエータユニットと、前記光量調整機構で光量を調整された光を通す光路中に介在し、ガイド軸に沿って光軸方向へ移動可能に設けられたレンズ群と、これらのレンズ群を光軸方向の所定位置へ移動させるように駆動するステッピングモーターユニットとを備え、上記ステッピングモーターユニット及び上記光量調整用アクチュエータユニットは、前記レンズ群の光軸方向と略平行な一つの直線領域に沿って配置されている
    ことを特徴とする請求項16に記載の光学ユニット。
  18. 前記光量調整機構は複数の光量調整部材を備えてなり、前記光量調整用アクチュエータユニットは、上記複数の光量調整部材に対応する複数のアクチュエータからなり、上記複数のアクチュエーターの各シャフトは、第一の平面内に同一方向に並べて配置されており、前記ステッピングモーターユニットにおける各モーターのシャフトは、前記第一の平面と平行な第二の平面内に配列されている
    ことを特徴とする請求項17に記載の光学ユニット。
  19. 第一の光軸に沿って被写体から入射する光束を、上記第一の光軸と交差する第二の光軸に沿って折り曲げるプリズムを更に備えたことを特徴とする請求項16ないし18のいずれか一つに記載の光学ユニット。
  20. 前記光量調整用アクチュエーターユニット及び前記ステッピングモーターユニットにおける前記第一の光軸に沿った方向の寸法が、前記プリズムの第一の光軸方向における寸法と略同一寸法に設定されていることを特徴とする請求項19に記載の光学ユニット。
  21. 前記光量調整用アクチュエーターユニット及び前記ステッピングモーターユニットにおける前記第一の光軸に沿った方向の寸法は、互いに近似した寸法に設定されていることを特徴とする請求項19に記載の光学ユニット。
  22. 請求項16ないし21のいずれか一つに記載の光学ユニットを搭載したことを特徴とする電子カメラ。
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