JP4054618B2 - 光量調整ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ等の撮影装置に用いられる光量調整ユニッに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開2000−310803は光量調整装置の一例を開示している。この光量調整装置は、遮光部材と、この遮光部材を駆動する第一のアクチュエーターと、光量制限部材と、この光量制限部材を駆動する第二のアクチュエーターとを有している。上記遮光部材は、光学的開口を規定する二枚のハネで構成されており、光量制限部材は、光路上に適宜挿入される一枚のハネで構成されている。
【0003】
上記光量調整装置は、遮光部材により光学的開口を変化させることによって、光量の連続的な調整やシャッター動作を行なう。レンズ開口径の絞りはある一定の大きさより小さくすると、光の回折現象によって光学性能(解像力)の劣化を生じる。このため開口径の最小値が制限されている。したがって絞り枠の切替えだけでは十分な光量調節ができない。光量制限部材はNDフィルター等の減光フィルターであり、これを適宜光路上に配置することにより光量調節を行なう。
【0004】
特開2001−142110は電磁アクチュエーターの一例を開示している。この電磁アクチュエーターは、中間位置を挟んで一端位置と他端位置との間を双方向に回動可能な二極着磁されたローターと、この二極着磁されたローターが一端位置または他端位置にある時、磁気的な吸引力が生じる位置に配された馬蹄形のヨークと、この馬蹄形のヨークに巻回され通電に応じて当該ヨークの磁化を行ないローターを回動させるコイルと、このコイルに通電がなされていない無通電状態で、ローターを中間位置、一端位置、他端位置にそれぞれ保持するための自己保持手段とを備えている。
【0005】
上記自己保持手段は、ローターを機械的な弾性力で中間位置に規制する弾性部材と、ヨークとの間で生じた磁気的な吸引力を利用してローターを一端位置に規制する一方の規制部材と、ヨークとの間で生じた磁気的な吸引力を利用してローターを他端位置に規制する他方の規制部材とを有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述の光量調整装置では、第一のアクチュエーターと第二のアクチュエーターとが光軸を中心に180°異なる位置に配置されている。しかも上記第一のアクチュエーター及び第二のアクチュエーターは、遮光部材と光量制限部材とが異なる動きをすることから、それぞれ異なった構成を有している。これらの要件は、光量調整装置の小型化を阻害している。
【0007】
また前述の電磁アクチュエーターでは、馬蹄形のヨークがローターの軸上に直交して延びている。このため比較的多くの空間を必要とする。したがって、このような電磁アクチュエーターを光量調整装置に適用した場合、光量調整装置の小型化が困難である。
【0008】
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、その目的は容易に小型化することが可能な光量調整ユニット、光学ユニット、及び電子カメラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の光量調整ユニット、光学ユニット、及び電子カメラは下記のような特徴ある構成を有している。なお下記以外の特徴ある構成については実施形態の中で明らかにする。
【0010】
(1)本発明の光量調整ユニットは、光を通すための開口部と、前記開口部を開閉するための遮光部材と、前記開口部の側方に配置されるとともに、前記遮光部材を横方向にスライド移動させるための駆動力を発生する第一のアクチュエーターと、前記開口部を通る光の量を制限するための光量制限部材と、前記光量制限部材を駆動するための第二のアクチュエーターと、を備え、前記第一のアクチュエーターと第二のアクチュエーターとは、一体化されて同一ケース内に互いに隣接して配置され、前記第一,第二の各アクチュエーターは、回転可能に支持されたシャフトと、このシャフトの中央部位に固定されたマグネットから成るローターと、前記シャフトに沿って当該シャフトの基端部後方まで延長され、且つ前記シャフトの軸線上において互いに連結されている連結部を有し、前記ローターの周囲を囲むように180°異なる位置に対向配置された一対のステーターコアと、前記ステーターコアの連結部の外周に巻装されていて、前記ローターを回転させるべく、前記一対のステーターコアを通電に応じて磁化するコイルと、を有していることを特徴とする
【0013】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態に係るコンパクト型電子カメラの概略的構成を示す図で、(a)は略式上面断面図、(b)は正面図、(c)は略式側面断面図である。
【0014】
図1において、10はカメラ本体であり、その正面には被写体からの光を取り入れる入射開口部11,ストロボ発光窓12などが設けられている。またカメラ本体10の上面にはレリーズボタン13が設けられている。更に、図示はしてないがカメラ本体10の背面には画像表示窓等が配設されている。カメラ本体10の内部には、光学ユニット14,ストロボユニット15,電子回路基板16,画像表示器(LCD等)17,電池室18などが配設されている。
【0015】
光学ユニット14は、入射開口部11から入射した被写体からの光をプリズム21で入射光軸OAとは直角な方向へ反射し、レンズ群22を通して得た光像を撮像素子23の受光面上に照射することにより、被写体像を光電変換するものとなっている。本実施形態における光学ユニット14は、図示の如くカメラ正面から見て縦長な状態に配置されている。
【0016】
(第二実施形態)
図2は本発明の第二実施形態に係るコンパクト型電子カメラの概略的構成を示す図で、(a)は略式上面断面図、(b)は正面図、(c)は略式側面断面図である。この第二実施形態が前記第一実施形態と異なる主な点は、光学ユニット14が図示の如くカメラ正面から見て横長な態様でカメラ本体内に収容配置されている点である。なおこれに伴い、カメラ本体10に収容されている他の部品の形状及び配置関係も若干異なっている。しかし機能上は全く同等であるため、同一機能を有する部分には同一符号が付されている。
【0017】
図3は、図1に示す第一実施形態に係る電子カメラ、及び図2に示す第二実施形態に係る電子カメラに、それぞれ適用された光学ユニット14の具体的な構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は蓋の部分を取外した状態を示す正面図である。
【0018】
図4の(a)は図3の(a)のa−a線矢視断面図であり、図4の(b)は図3の(a)のb−b線矢視断面図である。
【0019】
図3及び図4に示すように、光学ユニット14は光量調整ユニットSUとレンズユニットLUとが一体化されたものとなっている。
【0020】
光量調整ユニットSUは、前述したプリズム21を有するプリズム光学系と、このプリズム光学系の光出射面に対向して配置された遮光機構としてのシャッター機構120及び減光機能等を有する光量制限機構140を備えた光量調整機構100を含んでいる。遮光機構としてのシャッター機構120は、光路内に設けた遮光用ベース上の開口部を適宜開放状態となす。また光量制限機構140は上記開口部を通る光の量を減光フィルター等により制限する。
【0021】
光量調整機構100は、上記シャッター機構120や光量制限機構140などを駆動制御するための光量調整用アクチュエーターユニット160を備えている。光量調整用アクチュエーターユニット160は第一のアクチュエーター170及び第二のアクチュエーター180を有している。
【0022】
第一のアクチュエーター170は、シャッター機構120を駆動するためのアクチュエーターであり、回転可能に支持された駆動用シャフト172を有している。また第二のアクチュエーター180は、光量制限機構140を駆動するためのアクチュエーターであり、回転可能に支持された駆動用シャフト182を有している。
【0023】
各駆動用シャフト172,182は平行で且つ同一方向を向くように隣接して配置され、且つ一体化されて一つのケース161内に収容されている。この光量調整ユニットSUのさらに詳細な構成については後述する。
【0024】
レンズユニットLUは、一対のガイド軸24,25に沿って折り曲げ後の光軸(第二の光軸)OBの方向へ移動可能に設けられたレンズ群22と、これらのレンズ群22が上記光軸方向の所定位置へ移動するよう当該レンズ群22を駆動するためのレンズ駆動用アクチュエーターユニット40とからなっている。レンズ駆動用アクチュエーターユニット40は、バリエータレンズ駆動用アクチュエーターである第一のステッピングモーター50と、フォーカシングレンズ駆動用アクチュエーターである第二のステッピングモーター60とを有している。
【0025】
第一のステッピングモーター50は、前記レンズ群22のうちバリエータレンズ群22Vを駆動するためのものであり、第二のステッピングモーター60は前記レンズ群22のうちフォーカシングレンズ群22Fを駆動するためのものである。
【0026】
前記レンズ駆動用アクチュエーターとしての第一,第二のステッピングモーター50、60は、各々回転可能に支持された各一本のシャフト51,61と、これら各一本のシャフト51,61の片側に設けられた永久磁石から成るローター52,62と、このローター52,62の周囲に配された励磁コイルを含むステーター53,63とを備えている。
【0027】
レンズ駆動用アクチュエーターユニット40は、第一のステッピングモーター50のシャフト51と、第二のステッピングモーター60のシャフト61とが平行に並んでいる。そしてローターおよびステーターからなる駆動部が、互いに反対側に位置するように配置されている。
【0028】
次に、本発明の光量調整ユニットSUの更に詳細な構成について、図5以下を参照して説明する。
【0029】
図5は光量調整ユニットSUにおける光量調整機構100の構成を示す分解斜視図である。この光量調整機構100は、ベース110と、シャッター機構120と、光量制限機構140と、シャッター機構120および光量制限機構140を駆動するための光量調整用アクチュエーターユニット160と、カバー190とを有している。
【0030】
ベース110は、光を通すためのほぼ矩形の開口部112と、開口部112の一辺に沿って延びるガイド溝114とを有している。カバー190は、ベース110と同様に、光を通すためのほぼ矩形の開口部192と、開口部192の一辺に沿って延びるガイド溝194とを有している。ベース110とカバー190は、それぞれの開口部112と開口部192とが同一軸に沿って配されるように位置決めされ、互いに固定されている。
【0031】
光量調整用アクチュエーターユニット160は、シャッター機構120を駆動するための第一のアクチュエーター170と、光量制限機構140を駆動するための第二のアクチュエーター180とを有している。光量調整用アクチュエーターユニット160は、開口部112の側方に位置し、ベース110に固定されている。
【0032】
第一のアクチュエーター170は所定の角度範囲内で回転する駆動用シャフト172を有している。このような第一のアクチュエーター170は例えばロータリーソレノイドで構成され得る。同様に、第二のアクチュエーター180は所定の角度範囲内で回転する駆動用シャフト182を有している。このような第二のアクチュエーター180は例えばロータリーソレノイドで構成され得る。
【0033】
第一のアクチュエーター170と第二のアクチュエーター180は互いに隣接して配置されている。例えば、第一のアクチュエーター170と第二のアクチュエーター180は上下に重ねられ、開口部112の側方に配置されている。
【0034】
シャッター機構120は、光を遮るための遮光部材122と、この遮光部材122に連結されたほぼ直線形状のレバー124とを有している。レバー124の一方の端部は、軸126を介して遮光部材122と連結されており、レバー124の反対側の端部は、第一のアクチュエーター170の駆動用シャフト172に固定されている。
【0035】
シャッター機構120は、更に遮光部材122に固定されたガイドピン128を有している。ガイドピン128は、カバー190のガイド溝194に挿入される。ガイドピン128とガイド溝194の係合は、遮光部材122の移動方向を規制する(すなわち遮光部材122を案内する)。
【0036】
第一のアクチュエーター170のシャフト172の所定角度範囲内の回転はレバー124を旋回させる。レバー124の旋回は、レバー124と遮光部材122の連結と、ガイドピン128とガイド溝194の係合とによって、遮光部材122の直線移動に変換される。結局、遮光部材122は、第一のアクチュエーター170のシャフト172の回転すなわちレバー124の旋回に応じて、ガイド溝194に沿って移動する。
【0037】
光量制限機構140は、光を減光するための光量制限部材142と、この光量制限部材142に連結されたほぼコの字形状あるいはU字形状のレバー144を有している。光量制限部材142は例えば減光フィルターであり、適当な透過率を有する光学的に透明な部材で構成されている。レバー144の一方の端部は、軸146を介して光量制限部材142と連結されており、レバー144の反対側の端部は、第二のアクチュエーター180のシャフト182に固定されている。
【0038】
光量制限機構140は、更に光量制限部材142に固定されたガイドピン148を有している。ガイドピン148はベース110のガイド溝114に挿入される。ガイドピン148とガイド溝114の係合は、光量制限部材142の移動方向を規制する(すなわち光量制限部材142を案内する)。
【0039】
第二のアクチュエーター180の駆動用シャフト182の所定角度範囲内の回転はレバー144を旋回させる。レバー144の旋回は、レバー144と光量制限部材142の連結と、ガイドピン148とガイド溝114の係合とによって、光量制限部材142の直線移動に変換される。結局、光量制限部材142は、第二のアクチュエーター180のシャフト182の回転すなわちレバー144の旋回に応じて、ガイド溝114に沿って移動する。
【0040】
図6から分かるように、シャッター機構120と光量制限機構140は、互いの動作を干渉しないように、すなわち一方の動作が他方の動作に影響を与えないように、前後に(すなわちアクチュエーターのシャフトに沿って)ずらして配置されている。
【0041】
次に本実施形態の光量調整機構100の動作について図7〜図10を参照して説明する。
【0042】
図7の(a)(b)〜図10の(a)(b)は、シャッター機構120と光量制限機構140の開閉状態の組み合わせを示している。これらの図において、上段に示す(a)は特にシャッター機構120の遮光部材122と開口部112の位置関係を示しており、このために光量制限機構140の図示は省かれている。同様に、下段に示す(b)は特に光量制限機構140の光量制限部材142と開口部112との位置関係を示している。このためシャッター機構120の図示は省かれている。
【0043】
通常の撮影においては、図7の(b)に示されるように、光量制限機構140は開いた状態に設定される。すなわち、光量制限部材142は開口部112(および開口部192)から退避される。
【0044】
撮影に備える時点では、シャッター機構120は図7の(a)に示されるように閉じた状態にある。すなわち、遮光部材122は開口部112(および開口部192)を遮っている。撮影の瞬間には、図8の(a)に示されるように、シャッター機構120は開いた状態に切り換えられる。すなわち、遮光部材122は開口部112(および開口部192)から退避される。その直後、シャッター機構120は再び図7の(a)のように閉じた状態に戻される。すなわち、遮光部材122は開口部112(および開口部192)を遮る位置に戻される。
【0045】
このように、通常の撮影は、光量制限機構140とシャッター機構120とが、図7の(a)(b)の状態から図8の(a)(b)の状態に切り換えられ、続いて図7の(a)(b)の状態に戻されることで行なわれる。
【0046】
また、光量を絞る必要がある場合には、光量制限機構140は、図9の(b)に示されるように、閉じた状態に切り換えられる。言い換えれば、減光した撮影では、光量制限機構140は閉じた状態に設定される。すなわち、光量制限部材142は開口部112(および開口部192)を遮る位置に移される。
【0047】
撮影に備える時点では、図9の(a)に示されるように、シャッター機構120は閉じた状態にある。すなわち、遮光部材122は開口部112(および開口部192)を遮っている。撮影の瞬間には、図10の(a)に示されるように、シャッター機構120は開いた状態に切り換えられる。すなわち、遮光部材122は開口部112(および開口部192)から退避される。その直後、シャッター機構120は再び図9の(a)の閉じた状態に戻される。すなわち、遮光部材122は開口部112(および開口部192)を遮る位置に戻される。
【0048】
つまり、減光した撮影は、光量制限機構140とシャッター機構120とが、図9の(a)(b)の状態から図10の(a)(b)の状態に切り換えられ、続いて図9の(a)(b)の状態に戻されることで行なわれる。
【0049】
以上の動作の説明は、光量調整機構100を銀塩カメラに適用した場合についての説明であったが、デジタルカメラに適用した場合には、シャッター機構120は以下のように動作する。すなわち、撮影に備える時点では、シャッター機構120は開いた状態にあり、撮影の直後にシャッター機構120が閉じた状態となり、CCDに画像が取り込まれる。その後、シャッター機構120は開いた状態に戻る。
【0050】
これまでの説明で分かるように、本実施形態の光量調整機構100は、シャッター機構120が遮光部材122を横方向にスライド移動させるように構成されており、また同様に光量制限機構140が光量制限部材142を横方向にスライド移動させるように構成されている。このため、縦方向の寸法が小さく抑えられている。
【0051】
また、本実施形態の光量調整機構100は、二つのアクチュエーター170と180が隣接して(例えば互いに重なって)開口部の側方に配置されている。言い換えれば二つのアクチュエーター170と180は、共に開口部112に対して横方向に関して同じ側に位置している。このため横方向の寸法が小さく抑えられている。
【0052】
次に、第一のアクチュエーター170または第二のアクチュエーター180に好適に適用可能なロータリーソレノイドについて図11の(a)(b)(c)を参照して説明する。
【0053】
図11の(a)(b)(c)に示すロータリーソレノイド200は、回転可能に支持されたシャフト222と、このシャフト222に固定されたマグネットからなるローター224と、このローター224の周囲に配された一対のステーターコア230と240と、これらステーターコア230と240を通電に応じて磁化するためのコイル250とを有している。
【0054】
シャフト222に固定されたローター224は、ケース212の内部に収容される。ケース212には、ローター224の脱落を避けるために、蓋214が取り付けられる。これにより、シャフト222は、ケース212と蓋214によって回転可能に支持される。ステーターコア230と240はケース212に固定されている。
【0055】
各ステーターコア230と240は、シャフト222の基端部(図中下端部)の後方まで延ばされ、更に直角に折り曲げられ、シャフト222の軸線SA上において互いに連結された連結部230a,240aを有している。コイル250は、上記ステーターコア230と240の連結部230a,240aの外周に巻装されている。
【0056】
続いて、このアクチュエーターすなわちロータリーソレノイドの動作について図12の(a)〜(d)を参照して説明する。
【0057】
ステーターコア230と240はローター224の円弧より曲率半径の大きな円弧を有している。ローター224の磁極中心とステーターコア230と240の円弧中心は向かい合っていて、ステーターコア230と240とローター224のギャップgは、ステーターコア230と240の中央部で最も狭くなっている。
【0058】
参照符号260は、動作説明の理解を容易にするために、シャフト222に固定されたレバーを仮想的に示している。レバー260はローター224の磁極間の延長線上を延びており、ローター224と共に回転する。参照符号272と参照符号274は、レバー260を保持してアクチュエーターの位置を保持させるためのストッパーである。このストッパー272と274はアクチュエーターのケースに一体的にあるいは独立に設けられている。
【0059】
図12の(a)は、フリーな状態におけるローター224とステーターコア230と240との間の安定な位置関係を示している。すなわち、ローター224の回転を制限する力が加わっていない状態で、ステーターコア230と240に対してローター224が最終的に落ち着く位置関係を示している。
【0060】
図12の(a)に示される初期位置から、ある角度(45度程度)回転させると、ローター224とステーターコア230と240の間で吸引力(元に戻ろうとする力)が働き、図12の(b)に示されるように、レバー260をストッパー272に押圧させるため、その位置でシャフト222の回転位置が保持される。
【0061】
ステーターコア230と240の中央部は、ローター224の磁極中心をステーターコア230と240の磁極中心と合わせるため、ステーターコア230と240が飽和しないように、中央部のみある幅で厚くなっており、その以外の部分は薄くなっている。
【0062】
この状態で、コイル250に電流を流すと、図12の(c)に示されるように、ステーターコア230と240とがNーSに磁化され、ローター224との間に吸引、反発力が働く。このためローター224はストッパー272とは逆側へ回転することになり、図12の(d)に示されるように、ローター224はある角度(90度程度)だけ回転しレバー260がストッパー274に当て付いたところで停止する(この時の移動量が図12の(d)に示される振れ角となる)。
【0063】
この状態で、コイル250に流す電流を切っても、レバー260がストッパー274に当て付いた状態で位置は保持される。また、コイル250に上記説明で流した電流とは逆向きの電流を流すと、ローター224すなわちシャフト222は逆方向に回転する。
【0064】
このアクチュエーター(すなわちロータリーソレノイド)は、コイル250に所定方向の直流電流を流すことにより、シャフト222を所定方向に回転させ得るとともに、コイル250に逆方向の電流を流すことにより、シャフト222を逆向きに回転させ得る。しかも通電を断ってもシャフト222の回転位置を保持できる。このため、アクチュエーターを駆動するための通電時間が少なくて済み、電流消費量の低減および電池寿命の向上に有益である。
【0065】
図13は上記アクチュエーターにおけるステーターコア230と240の変形例を示す図である。この変形例におけるステーターコア280と290は、図示の如く、各中央部位にローター224に近接する突出部282及び292をそれぞれ有し、各両側部位に円弧状縁部284,286及び294,296をそれぞれ有している。ステーターコア280と290は基本的部分(ローター224の周辺を囲む部分)に関しては同じ形状を有している。したがって参照符号の煩雑さを避けるために、以下の説明では代表的にステーターコア280についてのみ述べる。
【0066】
突出部282と円弧状縁部284,286は共軸の円筒の一部から成り、突出部282とローター224との間のギャップg1は、円弧状縁部284,286とローター224の間のギャップg2よりも小さい。すなわち、突出部282は、ローター224の半径とギャップg1との和を半径とする円筒の一部から成り、円弧状縁部284,286はローター224の半径とギャップg2の和を半径とする円筒の一部から成っている。
【0067】
このようなステーターコア280はプレス加工によって作製され得る。これは、部品のコスト低減に有益である。
【0068】
次に、光量調整用アクチュエーターユニット160(第一のアクチュエーター170と第二のアクチュエーター180とを含んでいる)に好適に適用可能なロータリーソレノイドユニットについて図14の(a)(b)(c)を参照して説明する。図14の(a)(b)(c)において、前述した図11の(a)(b)(c)に示すアクチュエーターと同一機能を有する部分には同一参照符号が付されている。
【0069】
ロータリーソレノイドユニット300は、図14から分かるように、基本的に、図11のアクチュエーターを二個並べた構成を有している。
【0070】
ロータリーソレノイドユニット300は、二本のシャフト222と、各シャフト222に固定された二つのローター224と、各ローター224の周囲に位置する二対のステーターコア230および240と、各対のステーターコア230および240を磁化するための二つのコイル250とを有している。
【0071】
ロータリーソレノイドユニット300は更に、二つのローター224を収容すると共に二本のシャフトを回転可能に支持するための一つのケース312と蓋314とを有している。ケース312は、シャフト222に固定されたローター224を収容する空間を二つ有し、蓋314は、シャフト222を通す穴を二つ有している。
【0072】
ケース312には二つのローター224が収容され、ローター224に固定された二本のシャフト222を突出させて蓋314が取り付けられる。これにより、二本のシャフト222は、一つのケース312と一つの蓋314によって回転可能に支持される。
【0073】
つまり二組のステーターコア230と240を有している。二組のステーターコア230と240がケース212に固定されている。二つのステーターコア230は、一方のアクチュエーターの漏れ磁束が他方のアクチュエーターに影響を与えないように、二本のシャフト222の間に、すなわち二つのローター224の間に配置されている。
【0074】
このようなロータリーソレノイドユニット300においては、一個のアクチュエーターに対して一つずつ必要であったケースとフタが、二個のアクチュエーターに対して一つずつで済む。これにより、部品点数が削減されるとともに、組立工数も低減される。
【0075】
また、ケースと蓋を一体化することによって、二本のシャフトの相互間の寸法精度や傾き精度が向上する。これにより、二本のシャフトを、より間隔を詰めて配置することもでき、更なる小型化にとって有益である。
【0076】
(実施形態における特徴点)
[1]実施形態に示された光量調整ユニットSUは、
光を通すための開口部112を有するベース110と、
このベース110の開口部112を適宜開放状態となす遮光機構120と、
前記ベース110の開口部112を通る光の量を制限するための光量制限機構140と、
前記遮光機構120を駆動するための第一のアクチュエーター170と、
前記光量制限機構140を駆動するための第二のアクチュエーター180とを備え、
前記第一のアクチュエーター170と第二のアクチュエーター180とは、互いに隣接して配置されていることを特徴としている。
【0077】
上記光量調整ユニットSUにおいては、第一のアクチュエーター170と第二のアクチュエーター180とが互いに隣接して配置されていることから、スペースファクターがよく、アクチュエーター170,180が占める占有空間を最小限に留め得る。
【0078】
[2]実施形態に示された光量調整ユニットSUは、前記[1]に記載の光量調整ユニットであって、
前記第一のアクチュエーター170及び前記第二のアクチュエーター180は、一体化されて同一ケース161内に収容されていることを特徴としている。
【0079】
上記光量調整ユニットSUにおいては、第一のアクチュエーター170及び第二のアクチュエーター180が更にコンパクトに収容され得る。
【0080】
[3]実施形態に示された光量調整ユニットSUは、前記[1]又は[2]に記載の光量調整ユニットであって、
前記第一,第二の各アクチュエーター170,180は、
回転可能に支持されたシャフト222と、
このシャフト222の中央部位に固定されたマグネットから成るローター224と、
このローター224の周囲を囲むように180°異なる位置に対向配置された一対のステーターコア230,240と、
前記ローター224を回転させるべく、上記一対のステーターコア230,240を通電に応じて磁化するコイル250とを備え、
前記一対のステーターコア230,240は、前記シャフト222に沿って当該シャフト222の基端部後方まで延長され、且つ上記シャフト222の軸線SA上において互いに連結されている連結部230a,240aを有し、
前記コイル250は、前記ステーターコアの連結部230a,240aの外周に巻装されていることを特徴としている。
【0081】
上記光量調整ユニットSUにおいては、第一,第二の各アクチュエーター170,180がコンパクトに形成され得る上、高感度に動作するため、応答性に優れたものとなる。
【0082】
[4]実施形態に示された光量調整ユニットSUは、
光を通すための開口部112を有するベース110と、
このベース110の開口部112を通る光の量を調整するための複数種の光量調整部材122,142と、
これら複数種の光量調整部材122,142をそれぞれ駆動するための複数の光量調整用アクチュエーター170,180とを備え、
上記複数の光量調整用アクチュエーター170,180は、それぞれ回転可能に支持された駆動用シャフト172,182を有し、各駆動用シャフト172,182が平行で且つ同一方向を向くように隣接して配置されていることを特徴としている。
【0083】
上記光量調整ユニットSUにおいては、各駆動用シャフト172,182が平行で且つ同一方向を向くように隣接して配置されているため、スペースファクターがよく、各駆動用シャフト172,182が占める占有空間を最小限に留め得る。
【0084】
[5]実施形態に示された光量調整ユニットSUは、前記[4]に記載の光量調整ユニットであって、
前記複数の光量調整用アクチュエーター170,180は、一体化されて同一ケース161内に収容されていることを特徴としている。
【0085】
上記光量調整ユニットSUにおいては、光量調整用アクチュエーター170,180がコンパクトに収容され得る。
【0086】
[6]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[1]ないし[5]のいずれか一つに記載の光量調整ユニットSUを搭載され、且つガイド軸24,25に沿って光軸方向へ移動可能に設けられたレンズ群22と、これらのレンズ群22が光軸方向の所定位置へ移動させるように駆動するレンズ駆動用アクチュエーターとを含むレンズユニットLUを備えてなることを特徴としている。
【0087】
[7]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[6]に記載の光学ユニットであって、
前記レンズユニットLUは、光軸方向へ移動可能に設けられた複数(二つ)のレンズ群22V,22Fを有し、これら複数(二つ)のレンズ群22V,22Fが当該レンズ群に対応して設けられた複数(二つ)のレンズ駆動用アクチュエーター50,60によってそれぞれ駆動制御されることを特徴としている。
【0088】
[8]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[7]に記載の光学ユニットであって、
前記光量調整ユニットSUにおける複数の光量調整用アクチュエーター170,180からなる光量調整用アクチュエーターユニット160と、
前記レンズユニットLUにおける複数のレンズ駆動用アクチュエーター50,60からなるレンズ駆動用アクチュエーターユニット40とを備え、
上記両アクチュエーターユニット160,40は、前記レンズ群22の光軸方向と略平行な一つの直線領域に沿って配置されていることを特徴としている。
【0089】
記光学ユニッ14においては、両アクチュエーターユニット160,40が撮影光学系に対して同じ側に一括して配置されるため、無駄な占有空間が発生しない。
【0090】
[9]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[8]に記載の光学ユニットであって、
前記各レンズ駆動用アクチュエーター50,60は、回転可能に支持された各一本のシャフト51,61と、この一本のシャフト51,61の片側に設けられた永久磁石から成るローター52,62と、このローター52,62の周囲に配された励磁コイルを含むステーター53,63とを備えてなり、
前記レンズ駆動用アクチュエーターユニット40は、各レンズ駆動用アクチュエーター50,60のシャフト51,61が平行に配設され、且つ、上記ローターおよびステーターを備えている側が、互いに反対側に位置するように配置されていることを特徴としている。
【0091】
記光学ユニッ14においては、比較的径長大な形態をなすレンズ駆動用アクチュエーター50,60の各シャフトが共通な領域に一括配置されると共に、外径が比較的大きな形態をなすローター及びテーターが互い違いに組み合わされた態様で配置されるため、占有する設置空間が小さくてよい。
【0092】
[10]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[8]又は[9]に記載の光学ユニットであって、
前記光量調整用アクチュエーターユニット160における複数の光量調整用アクチュエーター170,180の各シャフト172,182は、第一の平面内に配列され、
前記レンズ駆動用アクチュエーターユニット40における複数のレンズ駆動用アクチュエーター50,60の各シャフト51,61は、前記第一の平面と平行な第二の平面内に配列されていることを特徴としている。
【0093】
記光学ユニッ14においては、両アクチュエーターユニット160,40におけるシャフト同士が平行に配置されるので、無駄な空間が生じにくく、コンパクト化し得る。
【0094】
[11]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[6]ないし[10]のいずれか一つに記載の光学ユニットであって、
第一の光軸OAに沿って被写体から入射する光束を、上記第一の光軸OAと交差する第二の光軸OBに沿って折り曲げるプリズム21を更に備えたことを特徴としている。
【0095】
記光学ユニッ14においては、光軸が途中で折り曲げられるため、当該光学ユニッ自体ひいてはカメラ本体10の奥行き寸法すなわち厚み寸法を小さくすることができる。
【0096】
[12]実施形態に示された光学ユニット14は、前記[11]に記載の光学ユニットであって、
前記光量調整用アクチュエーターユニット160及び前記レンズ駆動用アクチュエーターユニット40における前記第一の光軸OAに沿った方向の寸法LA2,LA3が、前記プリズム21の第一の光軸OAの方向における寸法LA1と略同一寸法に設定されていることを特徴としている。
【0097】
記光学ユニッ14においては、プリズム21の厚み寸法と、両アクチュエーターユニット160,40の部分の厚み寸法とが略同一になる。このため、光学ユニッ14全体の厚みが均一化されることになる。
【0098】
[13]実施形態に示された光学ユニッ14は、前記[11]に記載の光学ユニットであって、前記光量調整用アクチュエーターユニット160及び前記レンズ駆動用アクチュエーターユニット40における前記第一の光軸OAに沿った方向の寸法LA2,LA3は、互いに近似した寸法に設定されていることを特徴としている。
【0099】
記光学ユニッ14においては、少なくとも両アクチュエーターユニット160,40同士の厚み寸法を一定化できる。
【0100】
[14]実施形態に示された電子カメラは、前記[6]ないし[10]のいずれか一つに記載の光学ユニットを搭載したことを特徴としている。
【0101】
【発明の効果】
本発明によれば小型化することが容易な、光量調整ユニット、光学ユニット、及び電子カメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る電子カメラの概略的構成を示す図で、(a)は略式上面断面図、(b)は正面図、(c)は略式側面断面図。
【図2】本発明の第二実施形態に係る電子カメラの概略的構成を示す図で、(a)は略式上面断面図、(b)は正面図、(c)は略式面断面図。
【図3】本発明の第一実施形態および第二実施形態に係る電子カメラにそれぞれ適用された光学ユニットの具体的な構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は蓋の部分を取外した状態の正面図。
【図4】前記光学ユニットの更に具体的な構成を示す図で、(a)は図3の(a)のa−a線矢視断面図、(b)は図3の(a)のb−b線矢視断面図。
【図5】前記光学ユニットの光量調整ユニットにおける光量調整機構の構成を示す分解斜視図。
【図6】前記光学ユニットの光量調整ユニットにおける光量調整機構の組立上面図。
【図7】前記光量調整機構の動作説明図で、(a)及び(b)は閉じた状態のシャッター機構と開いた状態の光量制限機構とを対応して示す図。
【図8】前記光量調整機構の動作説明図で、(a)及び(b)は開いた状態のシャッター機構と開いた状態の光量制限機構とを対応して示す図。
【図9】前記光量調整機構の動作説明図で、(a)及び(b)は閉じた状態のシャッター機構と閉じた状態の光量制限機構とを対応して示す図。
【図10】前記光量調整機構の動作説明図で、(a)及び(b)は開いた状態のシャッター機構と閉じた状態の光量制限機構とを対応して示す図。
【図11】前記光量調整機構のアクチュエーターとして好適なロータリーソレノイドの構造を示す図で、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は左半面を切断して示す側面図。
【図12】(a)〜(d)は図11に示したロータリーソレノイドの動作を説明するための図。
【図13】図11に示したロータリーソレノイドにおけるステーターコアの変形例を示す上面図。
【図14】前記光量調整機構のアクチュエーターとして好適なロータリーソレノイドユニットの構造を示す図で、(a)は上面図、(b)は中央部位を破断して示す正面図、(c)は(b)のc−c線矢視断面図。
【符号の説明】
10 カメラ本体
14 光学ユニット
SU 光量調整ユニット
LU レンズユニット
40 レンズ駆動用アクチュエーターユニット
50、60 レンズ駆動用アクチュエーター
100 光量調整機構
110 ベース
112 開口部
120 シャッター機構(遮光機構)
122 遮光部材
140 光量制限機構
142 光量制限部材
160 光量調整用アクチュエーターユニット
170 第一のアクチュエーター
172 駆動用シャフト
180 第二のアクチュエーター
182 駆動用シャフト
190 カバー

Claims (1)

  1. 光を通すための開口部と、
    前記開口部を開閉するための遮光部材と、
    前記開口部の側方に配置されるとともに、前記遮光部材を横方向にスライド移動させるための駆動力を発生する第一のアクチュエーターと、
    前記開口部を通る光の量を制限するための光量制限部材と、
    前記光量制限部材を駆動するための第二のアクチュエーターと、
    を備え、
    前記第一のアクチュエーターと第二のアクチュエーターとは、一体化されて同一ケース内に互いに隣接して配置され、前記第一,第二の各アクチュエーターは、
    回転可能に支持されたシャフトと、
    このシャフトの中央部位に固定されたマグネットから成るローターと、
    前記シャフトに沿って当該シャフトの基端部後方まで延長され、且つ前記シャフトの軸線上において互いに連結されている連結部を有し、前記ローターの周囲を囲むように180°異なる位置に対向配置された一対のステーターコアと、
    前記ステーターコアの連結部の外周に巻装されていて、前記ローターを回転させるべく、前記一対のステーターコアを通電に応じて磁化するコイルと、
    を有していることを特徴とする光量調整ユニット。
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