JP2004314425A - サーマルプリンタ - Google Patents

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JP2004314425A JP2003111343A JP2003111343A JP2004314425A JP 2004314425 A JP2004314425 A JP 2004314425A JP 2003111343 A JP2003111343 A JP 2003111343A JP 2003111343 A JP2003111343 A JP 2003111343A JP 2004314425 A JP2004314425 A JP 2004314425A
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秀彦 川村
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Abstract

【課題】熱転写方式または感熱方式の印字方式をインクリボンの装着・未装着と、ラベル種の組合せによって判定し、印字方式に見合った適正な印加エネルギーに自動的に切り換えるサーマルプリンタを提供する。
【解決手段】ラベル連続体のラベル種を識別する第1の検出手段10と、ラベル連続体に対し所望の印加エネルギーを印加するサーマルヘッド4およびプラテンローラを備えた印字部と、インクリボンのリボン種を識別する第2の検出手段15と、インクリボンのリボンエンドを検出するリボンエンド検出センサ32と、識別されたラベル種およびリボン種を記憶する第1の記憶手段23と、ラベル種またはリボン種のおのおの種類ごとに、対応する所望の印加エネルギーを記憶する第2の記憶手段30と、第2の記憶手段30に記憶された所望の印加エネルギーに基づきサーマルヘッド4を介して印字動作を行わせる制御部2と、を備える
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、インクリボンを使った普通紙への熱転写方式と、サーマル(感熱)紙への感熱方式との切り換えを自動的に行うサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、サーマルプリンタは普通紙を使用したラベルに対し、サーマルヘッドより所望の印加エネルギーを印加してカーボンリボン等のインクリボンのインクを転写させる熱転写方式と、ラベルの表面に感熱性の薬品が塗布されているサーマル(感熱)紙を使用したラベルに対し所望の印加エネルギーを直接印加して印字する感熱(ダイレクトサーマル)方式を採用するものが実用されている。
【0003】
これら、熱転写方式または感熱方式のどちらの印字方式を採用するかという設定や、熱転写方式を採用した場合はリボンエンドの検出を有効とする設定、あるいは、使用するラベルの種類やインクリボンの種類により異なる印加エネルギーなどの各種条件設定は、例えば、特許文献1に開示されるように、ディップスイッチを用いて設定するようなものが一般的である。
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の印字装置(プリンタ)では、各種条件設定をディップスイッチにより行うため、例えば、カーボンリボンを使った熱転写方式からサーマル紙に直接印字する感熱方式へ切り換えるような場合リボンエンドの検出を無効にし、かつ、使用するラベルに見合う印加エネルギーを設定する必要があるなど操作が煩わしく、かつ、面倒であるという問題があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−25682号 公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであって、熱転写方式または感熱方式の印字方式をインクリボンの装着・未装着と、ラベル種の組合せによって判定し、印字方式に見合った適正な印加エネルギーに自動的に切り換えるサーマルプリンタを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明に係るサーマルプリンタは、長尺状のラベル連続体を装着するラベル装着部と、このラベル装着部に前記ラベル連続体が装着されているか否かを検出すると共に、前記ラベル連続体の装着時、ラベル連続体のラベル種を識別する第1の検出手段と、前記ラベル連続体に対し所望の印加エネルギーを印加するサーマルヘッドおよびプラテンローラを備えた印字部と、前記ラベル連続体のラベル種に応じて選択的に使用されるインクリボンを装着するリボン装着部と、このリボン装着部に前記インクリボンが装着されているか否かを検出すると共に、前記インクリボンの装着時、インクリボンのリボン種を識別する第2の検出手段と、前記インクリボンのリボンエンドを検出するリボンエンド検出センサと、前記識別されたラベル種およびリボン種を記憶する第1の記憶手段と、前記ラベル種またはリボン種のおのおの種類ごとに、対応する所望の印加エネルギーを記憶する第2の記憶手段と、この第2の記憶手段に記憶された前記所望の印加エネルギーに基づきサーマルヘッドを介して印字動作を行わせる制御部と、を備えることを特徴とする。
また、ラベル種は、台紙付き普通紙、台紙なし普通紙、台紙付きサーマル紙、台紙なしサーマル紙、台紙付きで異なる色が積層された多層型サーマル紙、または、台紙なしで異なる色が積層された多層型サーマル紙のいずれかであるようにできる。
また、制御部は、第1の記憶手段に記憶されているラベル種が普通紙で、かつ、インクリボンが装着されているときのみ、前記リボンエンド検出センサによるリボンエンドの検出を有効にするとともに、リボン装着部に装着されたリボン種に見合う所望の印加エネルギーを前記第2の記憶手段より読み出して印字方式を熱転写方式に自動設定するようにできる。
更に、制御部は、第1の記憶手段に記憶されているラベル種がサーマル紙のときのみ、前記リボンエンド検出センサによるリボンエンドの検出を無効にするとともに、ラベル装着部に装着されたラベル種に見合う所望の印加エネルギーを前記第2の記憶手段より読み出して印字方式を感熱方式に自動設定するようにできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図4を参照して、本発明の好適な一実施の形態を説明する。図1は、サーマルプリンタの主要構成を示す概略説明図であり、同図に示すように、サーマルプリンタ(以下、適宜単にプリンタという)1は、各部を制御する制御部2と、ラベル連続体(以下では、適宜単にラベルという)3に印字を行うサーマルヘッド(以下では、適宜単にヘッドと記載する)4と、制御部2の制御により駆動されるステッピングモータ(以下では、適宜単にモータと記載する)5と、タイミングベルト(以下では、適宜単にベルトと記載する)6を介して伝達されるモータ5の回転駆動力によって回転し、後述する供給部7にセットされたラベル3を搬送するとともに、ラベル3をヘッド4に押圧するプラテンローラ(以下では、適宜単にプラテンと記載する)8と、ラベル3を回転自在に支持する供給部7と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射された光のラベル3からの反射光を受光し、受光した光の強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、ラベル3の裏面に発光部と受光部を配し、ラベル3の裏面に印刷等によって形成された図示省略の識別マーク(黒の矩形のマーク)を、受光部の受光量に基づいて検出する位置検出用のピッチセンサ(以下、適宜単にセンサと記載する)9と、ラベル3の種類(ラベル種)を検出する第1の検出手段としてのラベル種検出センサ10と、リボン装着部11と、供給部7より繰り出されたラベル3をヘッド4側へと案内する案内板12とを備えている。
【0009】
ラベル種検出センサ10は、供給部7に設けられ、ラベル3の芯部分に設けられた図示省略のバーコードなどを検出するものであり、バーコード(図示省略)には、装着されたラベル3が、台紙付き普通紙か、台紙なし普通紙か、台紙付きサーマル紙か、台紙なしサーマル紙か、異なる色が積層された多層型サーマル紙の台紙付きタイプか、または、異なる色が積層された多層型サーマル紙の台紙なしタイプか、などのラベル種が識別可能となるような識別IDが印字されている。
なお、説明の都合上、以下では、多層型サーマル紙としては、表面が白色であり、所望の印加エネルギーを印加すると黒が現出し、更に、印加エネルギーを印加すると赤色が現出する2色サーマル紙を例にとって説明する。
また、リボン装着部11には、例えば、「インクリボン」としてのカーボンリボン13が内蔵されたリボンカセット14が装着可能であり、更に、リボンカセット14に設けられた後述のリボン種検出センサ15によりリボン種が識別可能となっている。
また、前記ヘッド4とプラテン8により印字部16を構成している。
【0010】
図2は、図1の実施の形態の電気的な構成例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部2は、所定の制御プログラムを記憶するROM(read only memory)21と、ROM21に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(central processing unit)22と、CPU22が動作する上で必要となる各種データを記憶する第1の記憶手段としてのRAM(random access memory)23と、モータ5を駆動するモータ制御部24と、CPU22から供給される印字すべき文字、図形、バーコード等の印字データに対応する制御信号を生成してヘッド4に供給し、印字動作を行わせる印字制御部25と、CPU22の制御下、位置検出用の前記センサ9の発光部から出射された電気信号を受光部にて受け取り、ディジタルのデータに変換して位置検出データとしてCPU22に供給するセンサ制御部26と、各種操作の入力および各種情報の表示を行う表示器27から入力されたオペレーションを解析すると共に表示するための表示制御部28と、インタフェース部29と、電源がオフされても保持しておきたい各種データを記憶する第2の記憶手段としてのEEPROM(electrically erasable and programmable read only memory)30と、ラベル連続体3の芯部分に設けられた前記バーコード(図示省略)を検出したラベル種検出センサ10よりの信号に基づきラベル種を識別する第1の検出手段としてのラベル種検出制御部31と、前記リボンカセット14に内蔵されたインクリボン13のリボンエンドを検出するリボンエンド検出センサ32と、このリボンエンド検出センサ32よりの信号に基づき、リボンエンドを判定するリボンエンド検出制御部33と、前記リボン種検出センサ15よりの信号に基づき、リボン種を識別する第2の検出手段としてのリボン種検出制御部34と、を備えており、インタフェース部29を介して外部に接続された機器、例えば、ホストコンピュータ(図示省略)との間で各種データやコマンドの送受信を行うことができるようになっている。
【0011】
リボン種検出センサ15は、例えば、前記リボンカセット14に設けられたピンや溝の形あるいは位置により表されるラベル種を検出するためのセンサであり、ピンや溝の形あるいは位置(図示省略)を検出した信号に基づき、接続されるリボン種検出制御部34によってラベル種が判定されるようになっている。
【0012】
図3は、第2の記憶手段としてのEEPROM30の概略説明図であり、このEEPROM30には、ラベル種やリボン種に応じた印加エネルギーが予め記憶されている。すなわち、普通紙を使用する場合には不可欠なインクリボン13を使った熱転写方式、およびサーマル(感熱)紙を使ってヘッド4より直接印字が可能な感熱方式の「媒体」(インクリボン13およびラベル3)を種類別に記憶する印字方式欄40と、リボンカセット14がリボン装着部11に装着されている場合の印加エネルギーを記憶するカセットフラグON(カセットフラグ=1)欄41と、リボンカセット14が未装着時の印加エネルギーを記憶するカセットフラグOFF(カセットフラグ=0)欄42と、を備える。
【0013】
印字方式欄40には、2種類のリボン種A、Bと、4種類のサーマル紙のラベル種、すなわち、台紙付きサーマル紙a、台紙なしサーマル紙b、台紙つき2色サーマル紙、台紙なし2色サーマル紙dとが、おのおの設定・記憶されている。カセットフラグON欄41には、普通紙を使用する場合の前記印字方式欄40の前記リボン種A、Bに対応した印加エネルギーが記憶されており、リボン種Aを使って台紙付き普通紙に印字する印加エネルギーを記憶した印加エネルギーテーブル0、以下、台紙なし普通紙に対応する印加エネルギーを記憶した印加エネルギーテーブル1、リボン種Bを使って台紙付き普通紙に印字する印加エネルギーを記憶した印加エネルギーテーブル2、台紙なし普通紙に対応する印加エネルギーを記憶した印加エネルギーテーブル3が記憶されている。インクリボン13は、普通紙に使用され、リボンカセット14が装着されていることが前提であるため、サーマル紙が使用されている場合はエラーとなり、かつ、リボンエンド検出センサ32によるリボンエンドの検出を有効とする。
カセットフラグOFF欄42には、前記印字方式欄40の前記サーマル紙a、b、c、dを使用する場合の印加エネルギーが記憶されており、台紙付きサーマル紙aに印字する印加エネルギーを記憶した印加エネルギーテーブル4、以下、台紙なしサーマル紙bに対応する印加エネルギーを記憶した印加エネルギーテーブル5、台紙付き2色サーマル紙cに対応した印加エネルギーを記憶した印加エネルギーテーブル6、台紙なし2色サーマル紙dに対応した印加エネルギーを記憶した印加エネルギーテーブル7が構成されている。サーマル紙を使っている場合は、インクリボン13を使用しないことが前提であるため、普通紙が使用されている場合はエラーとなり、かつ、リボンエンド検出センサ32によるリボンエンドの検出を無効にする。
そして、リボン種検出センサ15により検出された前記リボンカセット14の有無およびリボン種、並びに、ラベル種検出センサ10により検出されたラベル3の有無およびラベル種の組合せは、制御部2によって判定され、適切な印加エネルギーテーブルが選択されるか、あるいは、組合せエラーが発せられるようになっている。
組合せエラーやリボンエンドなどを検出した場合は、表示器27にLEDの点灯も含む表示を行い、操作者に知らせるようになっている。
【0014】
次に、主に、図4のフローチャートに基づき、本実施の形態に係るサーマルプリンタの印字方式自動判断処理を説明する。
【0015】
ステップS01にて、リボンカセット14があるか否かを判定する。この判定は、リボン種検出センサ15により検出され、リボンカセット14ありの場合は、ステップS02に行き、リボンカセットフラグに1をセットすると共に、ステップS03にてリボン種IDを読取りセットする。上記、リボンカセットフラグとリボン種(図時省略)はRAM23に一時的に記憶される。リボンカセットフラグとリボン種の記憶後、次ステップ(S05)へ行く。
【0016】
一方、ステップS01において、リボンカセット14がないと判定されたときは、ステップS04にてRAM23にリボンカセットフラグ0(リボンカセット14なし)をセットしてステップS05へ行く。
【0017】
ステップS05では、ラベル3の種類を判定する。この判定は、ラベル3の芯部分に備えられたバーコード(図示省略)をラベル種検出センサ10により読取るものであり、バーコード(図示省略)の識別IDにより、台紙付き普通紙か、台紙なし普通紙か、台紙付きサーマル紙か、台紙なしサーマル紙か、異なる色が積層された多層型サーマル紙の台紙付きタイプか、または、異なる色が積層された2色サーマル紙の台紙なしタイプか、などのラベル種が判定される。ラベル種がサーマル(感熱)紙と判定された場合は、ステップS06へ行き、一方、普通紙と判定された場合は、ステップS12へ行く。
【0018】
ステップS06において、サーマル紙のうち、台紙なしタイプか台紙付きタイプかを判定し、台紙付きサーマル紙と判断された場合は、ステップS10にてRAM23に図示省略の台紙なしフラグ1をセットし処理を終了する。
【0019】
一方、ステップS06において、台紙付きタイプと判定された場合は、ステップS07にて台紙なしフラグに0をセットする。
【0020】
ステップS08において、2色サーマルか否か判定し、2色サーマル紙と判定された場合は、ステップS11にて2色サーマルフラグに1をセットし、処理を終了する。
一方、ステップS08において、積層されていない通常のサーマル紙と判断された場合は、ステップS09にて2色サーマルフラグに0をセットし、処理を終了する。
【0021】
また、ステップS05において、ラベル種が「普通紙」と判定された場合は、ステップS12にて、台紙なしタイプか台紙付きタイプかを判定し、台紙なし普通紙と判断された場合は、ステップS13にてRAM23に台紙なしフラグ0をセットして処理を終了する。
一方、ステップS12において、台紙付き普通紙と判定された場合は、ステップS14にてRAM23に台紙なしフラグ1をセットして処理を終了する。
【0022】
上述したように、RAM23にセットされた図示省略の各種フラグ(リボンカセットプラグ、台紙なしフラグ、2色サーマルフラグ)の情報に基づき、EEPROM30に予め設定された印字方式欄40の該当種類を判定し、該当種類に対応する印加エネルギーを抽出し印字制御部25を介してヘッド4よりラベル3に印字を施すものであり、普通紙にあっては種類に応じたリボン種の選択および台紙のあるなしの組合せに見合う印加エネルギー、並びに感熱紙にあっては積層されていない通常のサーマル紙と2色サーマル紙の種類および台紙のあるなしの組合せに見合う印加エネルギーが自動的に設定でき、更に、サーマル紙を使用した場合は、組合せチェックによりリボンエンド検出を無効にするので、普通紙からサーマル紙に架け替えた場合でもディップスイッチなどの切り換えによる面倒な設定が不要であり、かつ、的確な印字品質が得られるものである。
【0023】
なお、本発明が上記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0024】
【発明の効果】
この発明に係るサーマルプリンタは、以上説明したように、装着されたラベル連続体のラベル種を検出すると共に記憶し、また、同様にインクリボンのリボン種を検出すると共に記憶し、この記憶したリボン種およびラベル種に基づき、ラベル種またはリボン種のおのおの種類ごとに、対応する所望の印加エネルギーを記憶する第2の記憶手段より、各種類の組合せに見合う印加エネルギーが自動的に設定でき、更に、サーマル紙を使用した場合は、組合せチェックによりリボンエンド検出を無効にするので、ラベル種を架け替えた場合でもディップスイッチなどの切り換えによる面倒な設定が不要であり、かつ、的確な印字品質が得られるという効果がある。
【0025】
また、請求項2によれば、ラベル種として、台紙付き普通紙、台紙なし普通紙、台紙付きサーマル紙、台紙なしサーマル紙、台紙付きで異なる色が積層された多層型サーマル紙、または、台紙なしで異なる色が積層された多層型サーマル紙のいずれかが採用できるので、各種ラベルに見合う印加エネルギーが自動的に設定できることになる。
【0026】
また、請求項3によれば、制御部にて、ラベル種が普通紙で、かつ、インクリボンが装着されているときのみ、リボンエンドの検出を有効にするとともに、リボン装着部に装着されたリボン種に見合う所望の印加エネルギーを前記第2の記憶手段より読み出して印字方式を熱転写方式に自動設定するようにしたので、熱転写に見合う印加エネルギーが自動的に設定できることになる。
【0027】
また、請求項4によれば、制御部にて、第1の記憶手段に記憶されているラベル種がサーマル紙のときのみ、リボンエンドの検出を無効にするとともに、ラベル装着部に装着されたラベル種に見合う所望の印加エネルギーを前記第2の記憶手段より読み出して印字方式を感熱方式に自動設定するようにしたので、感熱方式に見合う印加エネルギーが自動的に設定できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るサーマルプリンタの概略説明図である。
【図2】同、サーマルプリンタの電気的な構成例を示すブロック図である。
【図3】同、第2の記憶手段としてのEEPROM30の概略説明図である。
【図4】同、印字方式自動判断処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 サーマルプリンタ
2 制御部
3 ラベル連続体(ラベル)
4 サーマルヘッド(ヘッド)
5 ステッピングモータ(モータ)
6 タイミングベルト(ベルト)
7 供給部
8 プラテンローラ(プラテン)
9 ピンチセンサ(センサ)
10 ラベル種検出センサ(第1の検出手段)
11 リボン装着部
12 案内板
13 インクリボン(カーボンリボン)
14 リボンカセット
15 リボン種検出センサ(第2の検出手段)
16 印字部
21 ROM
22 CPU
23 RAM(第1の記憶手段)
24 モータ制御部
25 印字制御部
26 センサ制御部
27 表示器
28 表示制御部
29 インタフェース部
30 EEPROM(第2の記憶手段)
31 ラベル種検出制御部
32 リボンエンド検出センサ
33 リボンエンド検出制御部
34 リボン種検出制御部
40 印字方式欄
41 カセットフラグON欄
42 カセットフラグOFF欄

Claims (4)

  1. 長尺状のラベル連続体を装着するラベル装着部と、
    このラベル装着部に前記ラベル連続体が装着されているか否かを検出すると共に、前記ラベル連続体の装着時、ラベル連続体のラベル種を識別する第1の検出手段と、
    前記ラベル連続体に対し所望の印加エネルギーを印加するサーマルヘッドおよびプラテンローラを備えた印字部と、
    前記ラベル連続体のラベル種に応じて選択的に使用されるインクリボンを装着するリボン装着部と、
    このリボン装着部に前記インクリボンが装着されているか否かを検出すると共に、前記インクリボンの装着時、インクリボンのリボン種を識別する第2の検出手段と、
    前記インクリボンのリボンエンドを検出するリボンエンド検出センサと、
    前記識別されたラベル種およびリボン種を記憶する第1の記憶手段と、
    前記ラベル種またはリボン種のおのおの種類ごとに、対応する所望の印加エネルギーを記憶する第2の記憶手段と、
    この第2の記憶手段に記憶された前記所望の印加エネルギーに基づきサーマルヘッドを介して印字動作を行わせる制御部と、
    を備えることを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 前記ラベル種は、台紙付き普通紙、台紙なし普通紙、台紙付きサーマル紙、台紙なしサーマル紙、台紙付きで異なる色が積層された多層型サーマル紙、または、台紙なしで異なる色が積層された多層型サーマル紙のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタ。
  3. 前記制御部は、第1の記憶手段に記憶されているラベル種が普通紙で、かつ、インクリボンが装着されているときのみ、前記リボンエンド検出センサによるリボンエンドの検出を有効にするとともに、リボン装着部に装着されたリボン種に見合う所望の印加エネルギーを前記第2の記憶手段より読み出して印字方式を熱転写方式に自動設定することを特徴とする請求項1および2に記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記制御部は、第1の記憶手段に記憶されているラベル種がサーマル紙のときのみ、前記リボンエンド検出センサによるリボンエンドの検出を無効にするとともに、ラベル装着部に装着されたラベル種に見合う所望の印加エネルギーを前記第2の記憶手段より読み出して印字方式を感熱方式に自動設定することを特徴とする請求項1および2に記載のサーマルプリンタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8534938B2 (en) 2010-02-18 2013-09-17 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Printer and method for switching between standard mode and liner-less mode

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