JP2002103286A - ロール紙及びプリンタ - Google Patents

ロール紙及びプリンタ

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JP2002103286A
JP2002103286A JP2000292521A JP2000292521A JP2002103286A JP 2002103286 A JP2002103286 A JP 2002103286A JP 2000292521 A JP2000292521 A JP 2000292521A JP 2000292521 A JP2000292521 A JP 2000292521A JP 2002103286 A JP2002103286 A JP 2002103286A
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Yukihiro Hanaoka
幸弘 花岡
Naoki Kobayashi
小林  直樹
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリンタに識別させるというマークとしての本
来の機能を保持しつつ、ロール紙に予め印刷されている
絵模様を汚さず、しかも、そのデザインを損ねることの
ないロール紙を提供すること。 【解決手段】本発明に係るロール紙は、長尺の記録紙
に、不可視マークが、可視領域外における特定波長をも
つ光が照射されることによって蛍光を発する性質をもつ
蛍光インクによって一定の間隔ごとに記録されているこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、証券やチ
ケット等の券類を作成するためのロール紙及びこれを適
用可能なプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば証券やチケット等を作成す
るため、予めそのような券の用途に応じた図柄などが印
刷されたロール紙が知られている。この種のロール紙に
は、一枚の券に相当する間隔ごとに、例えば、絵模様が
多色で印刷されており、また、その裏側面には、黒色で
所定のマーク(いわゆるブラックマーク)が、券一枚相
当の間隔ごとに印刷されている。
【0003】そして、このようなロール紙を従来のプリ
ンタに用いた場合には、ブラックマークに紙センサから
光を照射することによって券一枚ごとの間隔を検出し、
その検出した情報に基づき、絵模様ごとに例えば店舗名
等の所定の印字をしてから一枚ごとに切断することによ
って証券等を作成するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のロール紙では、予め図柄等を印刷する段階で
これを巻き取る際に、裏側のブラックマークに用いたイ
ンクが、表側に転写してその絵模様を汚すおそれがあっ
た。
【0005】ところで、そもそも、このようなブラック
マークは、プリンタが券一枚の間隔を認識する場合にの
み必要なものであるため、証券等として発行された後は
不要であり、しかも、証券等のデザイン上好ましくない
等の理由から、従来より、ブラックマークに代わるもの
が望まれていた。
【0006】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、プリンタに識別させるというマークとしての本来の
機能を保持しつつ、ロール紙に予め印刷されている絵模
様を汚さず、しかも、そのデザインを損ねることのない
ロール紙を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明は、長尺の記録紙に所定の不可視マー
クが可視領域外における特定波長をもつ光を照射するこ
とにより発光する蛍光インクによって一定の間隔ごとに
記録されていることを特徴とするロール紙である。
【0008】本発明の場合、不可視マークを記録するた
めに蛍光インクを用いることによって、絵模様を印刷し
ながら巻き取る際に、たとえ蛍光インクが絵模様に転写
したとしても絵模様を汚すことなく、しかも、そのデザ
インを損ねることのないロール紙を得ることができる。
【0009】また、本発明にあっては、可視領域外にお
ける特定波長をもつ光を照射することにより蛍光する蛍
光インクの特性を利用することによって、不可視マーク
固有の情報を識別情報としてプリンタに与えることが可
能なため、マークとしての本来の機能を保持することが
できる。
【0010】一方、本発明は、ロール紙から引き出され
た記録紙に印字可能な印字ヘッドと、印字ヘッドの紙送
り方向下流側の部位に配設され、記録紙を切断可能なカ
ッタ部材と、ロール紙に蛍光インクを用いて記録された
記録された所定の不可視マークに対し、可視領域外にお
ける特定波長を含む光を照射することによって生ずる蛍
光を検出可能な紙センサと、紙センサからの信号に基づ
いて所定のしきい値と比較することによって不可視マー
クを識別する識別手段と、識別判断における識別情報に
基づいて印字ヘッドを作動させる印字手段と、識別手段
における識別情報に基づいてカッタ部材を作動させる紙
切断手段とを有する制御部とを備えたことを特徴とする
プリンタである。 本発明によれば、不可視マークに対
する紙センサからの信号に応じて不可視マークを識別
し、さらに、その識別情報に基づき、印字処理や切断処
理につなげることにより、券を作成することを目的とし
て、予め不可視マークが印刷されたロール紙を適用可能
なプリンタを得ることができる。
【0011】また、本発明は、ロール紙から引き出され
た記録紙に印字可能な第1の印字ヘッドと、記録紙に蛍
光インクを射出することによって不可視マークを形成す
る第2の印字ヘッドと、第1の印字ヘッド及び第2の印
字ヘッドの紙送り方向下流側の部位に配設され、記録紙
を切断可能なカッタ部材と、ロール紙に記録された前記
不可視マークに対し、可視領域外における特定波長を含
む光を照射することによって生ずる蛍光を検出可能な紙
センサと、紙センサからの信号に基づいて所定のしきい
値と比較することによって不可視マークを識別する識別
手段と、識別手段における識別情報に基づいて第1の印
字ヘッドを作動させる第1の印字手段と、識別手段にお
ける識別信号に基づいて第2の印字ヘッドを作動させる
第2の印字手段と、識別手段における識別情報に基づい
てカッタ部材を作動させる紙切断手段とを有する制御部
とを備えたことを特徴とするプリンタである。 本発明
によれば、不可視マークに対する紙センサからの信号に
応じて不可視マークを識別し、さらに、その識別情報に
基づき、例えば店舗名等の個別情報の印字を行う処理や
肉眼で認識できない秘密情報の印字を行う処理、さら
に、切断処理につなげることにより、偽造防止を図るな
どの安全の高い券を作成することを目的として、予め不
可視マークが印刷されたロール紙を適用可能なプリンタ
を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るロール紙及び
プリンタの好ましい実施の形態を図面を参照して詳細に
説明する。
【0013】図1(a)は、本実施の形態のロール紙の
外観を示す斜視図、図1(b)は、同ロール紙から引き
出した記録紙の一部を示す図である。
【0014】図2(a)は、本実施の形態のプリンタの
概略構成を示す図、図2(b)は、同プリンタに用いた
後のロール紙の一部を示す図である。
【0015】図1(a)(b)に示すように、本実施の
形態のロール紙1は、長尺の記録紙2に所定の印刷を施
し、これを順次巻き取ることによってロール状にしたも
のである。
【0016】このロール紙1の表側面には、同一の絵模
様3が、券一枚に相当する間隔Dごとに例えば多色のイ
ンクを用いて印刷されている。
【0017】また、ロール紙1の裏側面には、不可視マ
ーク4が、上記同様、券一枚相当の間隔Dごとに蛍光イ
ンクを用いて印刷されている。
【0018】この蛍光インクは、インクのベースとなる
材質が、可視光領域に含まれる波長をもつ光を照射して
も肉眼で認識できない性質と、紫外線もしくは赤外線領
域において特定波長λをもつ光を照射した場合に可視光
領域の励起光を発する性質とを有するものである。
【0019】そして、このような蛍光インクは、例え
ば、特開平10−236021号公報に開示されている
無機蛍光体、有機蛍光体を含む蛍光顔料から作成され
る。
【0020】図2(a)に示すように、本実施の形態の
プリンタ10は、第1の印字ヘッド11と、第2の印字
ヘッド12とを有している。
【0021】第1の印字ヘッド11は、例えば感熱方式
によるサーマルヘッドからなるもので、上記ロール紙1
が収容されるべき収容部13から所定の紙送り下流側の
方向に離れ、かつ、記録紙2の表側面と接触可能な部位
に配設されている。この第1の印字ヘッド11と当接す
る部位には、プラテンローラ14が回転可能に設けられ
ている。
【0022】一方、第2の印字ヘッド12は、インクジ
ェット方式による印字ヘッドであって、ロール紙1の収
容部13と第1の印字ヘッド11の間において、記録紙
2の表側面と一定の間隔をおいて対向する側の部位に配
設されている。また、この第2の印字ヘッド12は、上
記蛍光インクが充填されたインクパックを含むインク供
給系(図示しない)に接続されている。
【0023】第2の印字ヘッド12の紙送り方向下流側
の部位には、カッタ装置(カッタ部材)15が設けられ
ている。このカッタ装置15は、例えば、固定刃15a
と、所定の動力が伝達されることによって固定刃15上
を交叉摺動可能な可動刃15bとから構成されている。
これらの固定刃15a及び可動刃15bは、紙経路を挟
んで対向配置されている。
【0024】第1の印字ヘッド11とカッタ装置15の
間にあって、記録紙2の裏側面と対向する側の部位に
は、紙センサ16が設けられている。この紙センサ16
には、例えば、発光素子と受光素子とを有する反射型フ
ォトセンサが用いられる。そして、紙センサ16は、発
光素子から発する光に、特定波長λの光を含み、受光素
子は、蛍光インクに特定波長λを照射したときに、励起
する可視光成分を検出できるものである。さらに、この
ような発光素子から発する光と受光素子で受光する光と
の光量差を所定の信号に変換するように構成されてい
る。
【0025】図3は、本実施の形態の制御部を含む制御
系を示すブロック図である。
【0026】図3に示すように、本実施の形態のプリン
タ10は、図示しないCPU、RAM、ROM等を含む
制御部20を有している。この制御部20は、紙センサ
16と、第1の印字ヘッド11及び第2の印字ヘッド1
2と、カッタ装置15とに接続されている。そして、こ
のような制御部20には、後述する識別手段21と、第
1の印字手段22及び第2の印字手段23と、紙切断手
段24とが機能するように所定のプログラムが書き込ま
れている。
【0027】ここで、識別手段21は、紙センサ16か
ら出力される信号(アナログ信号)をADコンバータ
(図示せず)によってディジタル化し、その入力値を所
定のしきい値と比較することによって不可視マーク4を
識別したか否かを判断する機能を有している。ここに、
しきい値とは、特定波長λにつき、特定波長λの光が不
可視マーク4に照射されて、蛍光した場合と蛍光しない
場合とに区分けするにあたっての光の強さの境界となる
値であって、これを紙センサ16からの出力信号に相当
するものに変換したディジタル値である。
【0028】したがって、識別手段21は、紙センサ1
6からの出力信号に基づく入力値が、しきい値より小さ
い場合には、不可視マーク4を識別した旨の識別情報
(マーク有り情報)を発するようになっている。
【0029】また、第1の印字手段22は、識別手段2
1からのマーク有り情報に基づき、第1の印字ヘッド2
2が、記録紙2の絵模様3を除く部分のうち所定の第1
の紙経路長だけ離れた部位に到達した場合に、第1の印
字ヘッド11を作動させる機能を有している。
【0030】ここに、第1の紙経路長とは、識別手段2
1が識別した不可視マーク4の位置から、券一枚相当の
間隔Dにつき所定の整数倍分だけ紙送り方向上流側に進
んだ不可視マーク4を対象にし、その不可視マーク4を
基準に、第1の印字間隔d1だけ紙送り方向上流側に離
れた位置までの距離である(図2(b)参照)。
【0031】さらに、第2の印字手段23は、識別手段
21からのマーク有り情報に基づき、第2の印字ヘッド
12が、記録紙2の絵模様3を除く部分のうち所定の第
2の紙経路長だけ離れた部位に到達した場合に、第2の
印字ヘッド12を作動させる機能を有している。
【0032】ここに、第2の紙経路長とは、識別手段2
1が識別した不可視マーク4の位置から、券一枚相当の
間隔Dにつき所定の整数倍分だけ紙送り方向上流側に進
んだ不可視マーク4を対象にし、その不可視マーク4を
基準に、第2の印字間隔d2だけ紙送り方向上流側に離
れた位置までの距離である(図2(b)参照)。
【0033】さらにまた、紙切断手段24は、識別手段
21からのマーク有り情報に基づき、カッタ装置15が
記録紙2の所定の切断部位に到達した場合に、カッタ装
置15を作動させる機能を有している。
【0034】ここに、記録紙の切断部位とは、券一枚相
当の間隔Dにつき所定の整数倍分だけ紙送り方向下流側
に進んだ不可視マーク4、すなわち、最先端の不可視マ
ーク4を対象にし、その不可視マーク4を基準に、切断
間隔d3だけ紙送り方向下流側に離れた位置である(図
2(b)参照)。
【0035】このような構成を有する本実施の形態にお
いては、ロール紙1をプリンタ10に装填した状態でプ
ラテンローラ14を回転させることにより、記録紙2
を、ロール紙1から引き出しつつ紙送り方向下流側に紙
送りする。
【0036】この場合、紙センサ16の発光素子が、記
録紙2の裏側面のうち不可視マーク以外の部分に特定波
長λの光を照射しているとき、このような部分には、蛍
光が生じないため、制御部20の識別手段21は、紙セ
ンサ16からの出力信号に基づく入力値と、しきい値と
の比較により不可視マーク4がないと判断する。
【0037】その後、紙センサ16の発光素子から発し
た光が、不可視マーク4の先端部分に達したとき、不可
視マーク4が蛍光するため、識別手段21は、紙センサ
16からの出力信号に基づく入力値と、しきい値との比
較により不可視マーク4を識別したと判断して、その旨
のマーク有り情報を、第1の印字手段22及び第2の印
字手段23と、紙切断手段24とのそれぞれに送る。
【0038】そして、第1の印字手段22が、識別手段
21からマーク有り情報を受け取った場合、第1の印字
ヘッド11の作動により、記録紙2の表側面の部分のう
ち、上記所定の券一枚相当する領域内における一定の位
置に、例えば、店舗名や券の連続番号などの個別情報2
5について印字を行わせる(図2(b)参照)。
【0039】また、第2の印字手段23が、識別手段2
1からマーク有り情報を受け取った場合、第2の印字ヘ
ッド12の作動により蛍光インクを射出することによっ
て、記録紙2の表側面の部分のうち、上記所定の券一枚
相当する領域内における一定の位置に、例えば、券の真
偽につき照合可能な秘密情報26について印字を行わせ
る。
【0040】さらに、紙切断手段24が、識別手段21
からマーク有り情報を受け取った場合、カッタ装置15
の作動により、上述のような印字が施された一連の記録
紙の先端部分から券一枚に相当する部分を切り離す。
【0041】そして、第1の印字手段22及び第2の印
字手段23と、紙切断手段24とは、それぞれ、識別手
段21からマーク有り情報を受け取る度に上述のような
処理を行い、これにより、予め印刷された不可視マーク
4を基準に、表側の絵模様3に対して個別情報25や肉
眼で認識できない秘密情報26がそれぞれ同じ位置に印
字されるとともに絵模様3に対して同じ箇所で切断され
た券が順次作成される。
【0042】以上述べたように本実施の形態によれば、
ロール紙1の印字位置や切断位置の基準とすべきマーク
に蛍光インクを用いて印刷したことから、このインクの
もつ不可視性と、紫外線・赤外線領域の特定波長によっ
て蛍光するという特性とを利用することができるため、
プリンタ10に識別させるというマークとしての本来の
機能を保持しつつ、ロール紙1に予め印刷されている絵
模様3を汚さず、しかも、そのデザインを損ねることの
ないロール紙1を得ることができる。
【0043】また、本実施の形態によれば、不可視マー
ク4に対する紙センサ16からの出力信号に応じて不可
視マーク4を識別し、さらに、その識別情報に基づき、
券を作成する上で必要な印字処理や切断処理につなげる
ようにしたことから、予め不可視マーク4が印刷された
ロール紙1を適用することができる。
【0044】さらに、本実施の形態によれば、蛍光イン
クを用いて印字された秘密情報26を肉眼で認識できな
いようにしたことから、例えば偽造防止を図るなど安全
の高い券を作成することができる。
【0045】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。
【0046】また、上記実施の形態においては、裏側に
不可視マーク4が印刷されたロール紙1を適用可能なプ
リンタ10の一例を示したが、本発明は、表側に不可視
マーク4が印刷されたロール紙も適用することができ
る。この場合、紙センサ16を記録紙2の表側面と対向
する側の部位に配置しなければならない。
【0047】さらに、上記実施の形態においては、第1
の印字ヘッド11にサーマルヘッドを用いたが、第1の
印字ヘッド11は印字方式を問わず、例えばインクジェ
ット方式を適用することもできる。
【0048】そして、一つの印字ヘッド上に、第1の印
字ヘッド11用のノズルと、第2の印字ヘッド12用の
ノズルとを別個に設け、さらに、それぞれのインク供給
系を別個に設ければ、第1の印字ヘッド11と第2の印
字ヘッド12とは、同一の印字ヘッドを兼用することが
できる。
【0049】さらにまた、上記実施の形態においては、
秘密情報26を印字するためにインクジェット方式を用
いたが、本発明はこれに限られず、赤外線吸収インクを
付着させたスタンプや活字を適用することもできる。
【0050】さらに加えて、上記実施の形態において
は、予め不可視マーク4が印刷されたロール紙1を用い
るようにしたが、本発明は、上記実施の形態で示したプ
リンタ10とは別に、蛍光インクを用いる印字機構の位
置精度や紙送り機構の紙送り精度などを確保したプリン
タを用いることにより、不可視マーク4自体を印字する
ことも可能である。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、プリ
ンタに識別させるというマークとしての本来の機能を保
持しつつ、ロール紙に予め印刷されている絵模様を汚さ
ず、しかも、そのデザインを損ねることのないロール紙
を得ることができる。
【0052】また、本発明によれば、予め不可視マーク
が印刷されたロール紙を適用可能なプリンタを得ること
ができ、これを用いれば、偽造防止を図るなど安全の高
い券を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a):本実施の形態のロール紙の外観を示す
斜視図である。 (b):同ロール紙から引き出した記録紙の一部を示す
図である。
【図2】(a):本実施の形態のプリンタの概略構成を
示す図である。 (b):同プリンタに用いた後のロール紙の一部を示す
図である。
【図3】本実施の形態の制御部を含む制御系を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
4 不可視マーク 11 第1の印字ヘッド 12 第2の印字ヘッド 15 カッタ装置(カッタ部材) 16 紙センサ 20 制御部 21 識別手段 22 第1の印字手段 23 第2の印字手段 24 紙切断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 29/40 B41J 29/40 Z 2H086 B41M 5/00 B41M 5/00 B 2H111 A 3C024 5/40 B42D 15/04 B B42D 15/04 B65H 35/06 B65H 35/06 B41M 5/26 H Fターム(参考) 2C058 AB23 AC06 AE04 AE10 AF06 AF51 GB04 GB15 GB36 GB49 LA03 LB09 LB17 LB35 LC05 LC11 LC26 2C060 AA04 2C061 AQ04 AQ05 AS06 JJ02 JJ08 JJ13 2C087 AA13 AC05 AC07 BB10 CA03 CB07 DA16 2C187 AC05 AC08 CD07 2H086 BA02 BA21 BA24 BA56 2H111 BB02 BB04 BB14 BB15 BB17 3C024 FF02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺の記録紙に所定の不可視マークが、可
    視領域外における特定波長をもつ光を照射することによ
    り発光する蛍光インクによって一定の間隔ごとに記録さ
    れていることを特徴とするロール紙。
  2. 【請求項2】ロール紙から引き出された記録紙に印字可
    能な印字ヘッドと、 該印字ヘッドの紙送り方向下流側の部位に配設され、当
    該記録紙を切断可能なカッタ部材と、 ロール紙に蛍光インクを用いて記録された所定の不可視
    マークに対し、可視領域外における特定波長を含む光を
    照射することによって生ずる蛍光を検出可能な紙センサ
    と、 前記紙センサからの信号に基づいて所定のしきい値と比
    較することによって不可視マークを識別する識別手段
    と、該識別判断における識別情報に基づいて前記印字ヘ
    ッドを作動させる印字手段と、前記識別手段における識
    別情報に基づいて前記カッタ部材を作動させる紙切断手
    段とを有する制御部とを備えたことを特徴とするプリン
    タ。
  3. 【請求項3】ロール紙から引き出された記録紙に印字可
    能な第1の印字ヘッドと、 当該記録紙に蛍光インクを射出することによって不可視
    マークを形成する第2の印字ヘッドと、 前記第1の印字ヘッド及び前記第2の印字ヘッドの紙送
    り方向下流側の部位に配設され、当該記録紙を切断可能
    なカッタ部材と、 ロール紙に記録された前記不可視マークに対し、可視領
    域外における特定波長を含む光を照射することによって
    生ずる蛍光を検出可能な紙センサと、 前記紙センサからの信号に基づいて所定のしきい値と比
    較することによって不可視マークを識別する識別手段
    と、該識別判断における識別情報に基づいて前記第1の
    印字ヘッドを作動させる第1の印字手段と、前記識別手
    段における識別信号に基づいて前記第2の印字ヘッドを
    作動させる第2の印字手段と、前記識別手段からの識別
    情報に基づいて前記カッタ部材を作動させる紙切断手段
    とを有する制御部とを備えたことを特徴とするプリン
    タ。
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