JP2004310664A - 訪問日調整装置および訪問日調整方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】販売員の作業効率を向上させることのできる訪問日調整装置および訪問日調整方法を提供する。
【解決手段】管理サーバ200は、顧客情報ファイルが格納された記憶装置241を備えている。この顧客情報ファイルには、顧客の移動機の電子メールアドレスと、販売員が顧客を訪問する訪問予定日が記録されている。管理サーバ200は、現在の日付と訪問予定日との夫々を比較して、顧客情報ファイルに記録されている訪問予定日のうち、所定日数に迫った訪問予定日を抽出し、この抽出された訪問予定日に訪問が予定されている顧客の移動機宛てに、訪問予定日が記された電子メールを送信する。また、管理サーバ200は、訪問予定日と異なる訪問予定日を希望する顧客の移動機から、この顧客の希望訪問日が記された電子メールを受信して、希望訪問日を顧客情報ファイルに記録する。
【選択図】 図2
【解決手段】管理サーバ200は、顧客情報ファイルが格納された記憶装置241を備えている。この顧客情報ファイルには、顧客の移動機の電子メールアドレスと、販売員が顧客を訪問する訪問予定日が記録されている。管理サーバ200は、現在の日付と訪問予定日との夫々を比較して、顧客情報ファイルに記録されている訪問予定日のうち、所定日数に迫った訪問予定日を抽出し、この抽出された訪問予定日に訪問が予定されている顧客の移動機宛てに、訪問予定日が記された電子メールを送信する。また、管理サーバ200は、訪問予定日と異なる訪問予定日を希望する顧客の移動機から、この顧客の希望訪問日が記された電子メールを受信して、希望訪問日を顧客情報ファイルに記録する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客への訪問日を調整するための訪問日調整装置および訪問日調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、医薬品配置販売業において、販売員が数種類の配置薬を収納した薬箱を顧客に預けてから相応の期間経過後に顧客を訪問し、預けた配置薬の使用量を確認して、この使用量に応じた料金を顧客に支払ってもらう、といったことが行われている。しかしながら、販売員が顧客を訪問したときに、この顧客が不在であると、販売員は、日を改めて訪問しなおさなけれならない。これは、販売員にとって二度手間であり、販売員の作業効率を低下させてしまう。このような作業効率の低下を回避し作業効率を向上させるための技術が、特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1に開示されている技術によれば、以下のようにして、顧客訪問に係る作業効率を向上させている。すなわち、データ集計分析用コンピュータに顧客データと配置商品データとを予め記憶させておく。この顧客データには、顧客の氏名、住所、訪問サイクル、前回訪問日、在宅日、在宅時間帯などが含まれている。一方、配置商品データには、商品名、客先在庫、商品の配置期限、配置商品の品目および数量指示、営業員在庫などが含まれている。上記データ集計分析用コンピュータは、各販売員の利用する携帯型入出力端末へ上記顧客データと上記配置商品データとを送信する。販売員は、データ集計分析用コンピュータから送信された顧客データおよび配置商品データに基づいて顧客訪問を行う際に最適なスケジュールを携帯型入出力端末に作成させる。このようにして作成された顧客訪問スケジュールにしたがって販売員に顧客訪問させることによって、顧客訪問に係る作業効率を向上させている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−161111号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記顧客データに含まれている在宅日および在宅時間に顧客が必ず在宅しているとは限らない。何らかの事情により、予め登録している在宅日や在宅時間に不在にしなければならないことは日常的に起こり得るからである。特許文献1に開示されている技術を用いたとしても、このような顧客事情を汲み取って柔軟に顧客訪問スケジュールを作成することはできない。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、顧客事情を汲み取って柔軟に訪問日を調整し、販売員の作業効率を向上させる技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、顧客の通信端末を識別する通信端末識別情報と当該顧客への訪問予定日とを対応付けて格納する第1の記憶手段と、前記訪問予定日の夫々と現在の日付とを比較して、前記訪問予定日のうち、所定日数に迫った訪問予定日を抽出する抽出手段と、前記抽出された訪問予定日に訪問が予定されている顧客の通信端末の識別情報を特定し、当該特定された通信端末に通信網を介して当該訪問予定日を通知する訪問予定日通知手段と、訪問予定日と異なる訪問予定日を希望する顧客の通信端末から通信網を介して該希望訪問日を取得する希望訪問日取得手段とを備える訪問日調整装置を提供する。
この訪問日調整装置において、第1の記憶手段には、顧客の通信端末を識別する通信端末識別情報と顧客への訪問予定日とが対応付けて格納されており、抽出手段により、前記訪問予定日の夫々と現在の日付とが比較され、前記訪問予定日のうち、所定日数に迫った訪問予定日が抽出される。また、訪問予定日通知手段により、前記抽出された訪問予定日に訪問が予定されている顧客の通信端末に通信網を介して当該訪問予定日が通知される。そして、希望訪問日取得手段により、通知された訪問予定日と異なる訪問予定日を希望する顧客の通信端末から通信網を介して該希望訪問日が取得される。
【0008】
また、上述の訪問日調整装置において、顧客の通信端末を識別する前記通信端末識別情報と当該顧客に預けた配置商品の配置数とを対応付けて格納する第2の記憶手段と、前記顧客に預けた配置商品の残数を前記顧客の通信端末から通信網を介して取得する残数取得手段と、前記取得した残数と前記配置数とから配置商品の補充数を特定する補充数特定手段とを備える構成も望ましい。
この構成によれば、第2の記憶手段には、顧客の通信端末を識別する前記通信端末識別情報と顧客に預けた当該配置商品の配置数とが対応付けて格納されており、また、残数取得手段により、前記顧客に預けた配置商品の残数が前記顧客の通信端末から通信網を介して取得される。そして、補充数特定手段により、取得した残数と前記配置数とから配置商品の補充数が特定される。
【0009】
さらに、上述の訪問日調整装置において、前記取得した残数、または、前記特定した補充数から顧客に請求する金額を求める請求金額算出手段と、顧客への請求金額を、当該顧客の通信端末から通信網を介して取得した希望訪問日、または、当該顧客の希望訪問日を取得していない場合には、前記訪問予定日までに当該顧客の通信端末に通信網を介して通知する請求金額通知手段とを備える構成も望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、医薬品配置販売業の分野に本発明を適用した場合について例示する。
【0011】
<実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係る医薬品配置販売システムの構成を示す概略図である。図1において、移動機10は、携帯電話機やPHS(Personal Handy phone System)などであり、医薬品配置販売会社20の顧客Cによって携帯される。また、移動機10は、記憶部を有しており、この記憶部には、アプリケーションプログラムとしてWWW(World Wide Web)ブラウザが記憶されている。移動機10は、このWWWブラウザに従い、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を用いてデータ通信を行う処理と、HTML(Hyper Text Markup Language)データを取得して、取得したHTMLデータに対応したWebページを表示部に表示する処理と、電子メールの作成や送受信を行う電子メール処理とを実行する。
【0012】
移動通信網4は、移動電話網や移動パケット通信網などを含む網であり、この移動通信網4に収容された移動機10に対して音声通話サービスやパケット通信サービスなどの移動通信サービスを提供するためのものである。この移動通信網4は、ゲートウェイサーバ6を介してインターネット2に接続されている。ゲートウェイサーバ6は、異なる通信プロトコルが用いられるネットワーク間で授受されるデータを中継する。このデータ中継により、移動通信網4に収容された移動機10は、インターネット2に接続された通信端末と、移動通信網4を介して相互にデータの授受を行うことができる。
【0013】
また、医薬品配置販売会社20には、管理サーバ200が設けられている。この管理サーバ200は、ゲートウェイサーバ202とルータ204を介してインターネット2に接続されており、インターネット2および移動通信網4を介して移動機10とデータの授受を行う。詳細には、管理サーバ200は、Webサーバ機能を備えており、URL(Uniform Resource Locator)により指定されるHTMLデータの取得要求(以下、「Get要求」と称する)を移動機10から取得した場合に、取得したURLに対応するHTMLデータを移動機10に送信する。さらに、この管理サーバ200は、電子メールを送信するSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバの機能をも備えており、電子メールをその宛先により示される移動機10に配信する。
【0014】
図2は、管理サーバ200の機能的構成を示すブロック図である。
同図に示されるように、管理サーバ200は、各部を制御する手段として制御部210を有している。この制御部210は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などの記憶媒体を備え、データの入出力や、各種演算、データの一時的な格納などを行う。通信I/F部230は、制御部210の制御の下、インターネット2および移動通信網4を介してこの管理サーバ200と移動機10との間で行われるデータの授受を制御する。
【0015】
記憶装置240〜242は、それぞれ磁気ディスクやROMなどの記憶媒体を備えた記憶装置であり、次のファイルやデータなどを記憶している。
記憶装置240は、制御プログラム、Webサーバプログラム、SMTPサーバプログラムなどの各種プログラムを記憶している。制御プログラムは、制御部210に制御を行わせるプログラムであり、Webサーバプログラムは、管理サーバ200をWebサーバとして機能させるプログラムである。また、SMTPプログラムは、管理サーバ200をメールサーバとして機能させるプログラムである。
【0016】
記憶装置241は、顧客情報が記録された顧客情報ファイルCIFを格納している。図3は、顧客情報ファイルCIFを示す概念図である。図3に示すように、1件のレコードは、顧客名と、住所と、移動機の電子メールアドレスと、配置薬に関する項目と、請求金額と、訪問予定日と、希望訪問日の各項目を含んでいる。
一般的に各顧客は、複数種類の配置薬を利用するため、1つのレコードには、それらの各種類に対応した配置薬に関する項目が含まれている。1種類の配置薬に関する項目は、顧客に預けたその配置薬の配置数と、残数と、補充数を含んでいる。残数は、顧客により消費された結果、残った配置薬の数量であり、補充数は、補充すべき配置薬の数量である。
【0017】
請求金額は、顧客が消費した配置薬の数量に応じて算出された金額である。また、訪問予定日は、販売員が顧客を訪問する予定日である。より具体的には、販売員は、一定期間毎(例えば1ヶ月毎)に顧客を訪問している。訪問予定日は、前回訪問したときから一定期間後の日付である。また、本実施形態において、顧客は、訪問予定日を希望する日付に変更することができ、この場合には、この希望日付が希望訪問日となる。
【0018】
次いで図2において、記憶装置242は、Webページ用のHTMLデータおよびCGI(Common Gateway Interface)プログラムを記憶している。このCGIプログラムは、移動機10からHTTPを用いて送信されてきたデータに対して処理を制御部210に行わせる処理プログラムである。CGIプログラムとしては、WWWブラウザから送信されてきたデータに従って顧客情報ファイルCIFの該当するレコードを検索し、取得したデータを検索したレコードに記録する処理プログラム、また、レコードに記録されている情報に応じた電子メールを作成する処理プログラムなどが記憶されている。なお、記憶装置240から記憶装置242までに記憶されている各種プログラムおよび各種データを1つの記憶装置に記憶するような構成にしてもよい。
【0019】
本実施形態において、顧客情報は、次のようにして顧客情報ファイルCIFに記録される。すなわち、例えば販売員は、管理サーバ200の操作部を操作するなどして、医薬品配置販売会社20の新規の顧客に関する顧客情報をこの管理サーバ200に入力する。管理サーバ200の制御部210は、かかる操作がなされると、入力された顧客情報に従って新規レコードを生成し、この新規レコードを顧客情報ファイルCIFに追加する。ここで、訪問予定日は、この新規顧客が医薬品配置販売会社20と契約した日付から所定期間(例えば一ヶ月)後に相当する日付となる。
【0020】
また、管理サーバ200は、顧客情報ファイルCIFに記録されている顧客に対して、訪問予定日の所定日数(例えば1週間)前にその訪問予定日を通知する。図4は、管理サーバ200の訪問日通知処理手順を示すフローチャートである。
管理サーバ200の制御部210は、図4に示される訪問日通知処理を予め定められた間隔で定期的に実行する。同図に示すように、先ず、制御部210は、顧客情報ファイルCIFから先頭のレコードを取り出す(ステップA1)。このレコードは、既に図3を参照して説明したように、顧客名と、移動機の電子メールアドレスと、訪問予定日を備えている。制御部210は、この取り出したレコードの訪問予定日に記録されている日付が現在の日付から1週間後の日付であるか否かを判断する(ステップA2)。この判断結果が「No」である場合、制御部210は、ステップA4の処理に進み、顧客情報ファイルCIFの全レコードを処理したか否かを判断する(ステップA4)。そして、この判断結果が「No」である場合には、制御部210は、次のレコードを取り出し(ステップA5)、ステップA2に戻る。
【0021】
一方、ステップA2の判断結果が「YES」である場合、制御部210は、訪問予定日が記載された電子メールを作成し、取り出したレコードにおける移動機の電子メールアドレス宛てに訪問日通知メールとして送信する(ステップA3)。図5は、この訪問日通知メールの内容の一例を示す概略図である。同図に示すように、この訪問日通知メールには、訪問予定日を知らせるための文章が記述されている。また、この訪問日通知メールには、例えば配置薬の残量など顧客側の情報を入力するためのWebページ(以下、「顧客入力ページ」と称する)のアドレスを示すURLが記述されている。この顧客入力ページのHTMLデータは、訪問日通知メールが作成されると同時に、制御部210により作成される。また、顧客入力ページのHTMLデータは、顧客毎に個別に作成されるものであり、作成されたHTMLデータは、記憶装置242に記憶される。
なお、本実施形態では、訪問日通知メールが顧客Cの移動機10宛てに送信されるのが訪問予定日の一週間前に設定されているが、これに限らず、訪問予定日の前であれば、制御部210は、いつ送信するようにしても良い。
【0022】
顧客Cは、移動機10にて訪問日通知メールを受信し、訪問日通知メールの記載内容に従って上述のURLにアクセスする。図6は、移動機10と管理サーバ200の動作を示すシーケンス図である。
同図に示されるように、顧客Cは、先ず、移動機10の操作部などを操作して、管理サーバ200から送信された訪問日通知メールを移動機10に受信させる。移動機10は、訪問日通知メールを受信すると(ステップB1)、自機の表示部にその内容を表示する(図5参照)。
【0023】
次いで、顧客Cは、訪問日通知メールの指示に従い、この訪問日通知メールに記述されているURLにアクセスするために、移動機10の操作部を操作する。移動機10は、かかる操作がなされると、URLにより指定されるHTMLデータを取得すべくGet要求を管理サーバ200に送信する(ステップB2)。
管理サーバ200の制御部210は、Get要求を取得すると(ステップB3)、このGet要求により指定されるHTMLデータを記憶装置242から読み出し、移動機10に送信する(ステップB4)。移動機10は、管理サーバ200から顧客入力ページのHTMLデータを取得すると(ステップB5)、この顧客入力ページを自機の表示部に表示する。
【0024】
図7は、顧客入力ページの内容の一例を示す概略図である。同図に示すように、この顧客入力ページには、顧客が入力する情報の項目として、「配置薬の補充方法」と、「希望訪問日」と、「配置薬残数」と、「お支払い方法」が設けられている。
さらに説明すると、「配置薬の補充方法」の項目には、販売員が顧客を訪問して配置薬の補充を行うといった補充方法を示す「訪問」と、販売員が補充分の配置薬を宅配便などで顧客に配達するといった補充方法を示す「宅配」の2つの選択肢が設けられている。また、選択肢毎にチェックボックスが設けられている。
「希望訪問日」の項目には、訪問日通知メールに記載された日付と、顧客Cが希望する販売員の訪問日が異なる場合に、この顧客Cが希望する日付を記入するための記入欄が設けられている。なお、「配置薬の補充方法」の項目において、顧客Cが「宅配」のチェックボックスをチェックした場合、希望訪問日には、宅配便の受け取り希望日が記入される。
【0025】
また、「配置薬残数」の項目には、顧客Cに預けられた配置薬の品名と配置薬毎の配置数が記述されている。さらに、配置薬毎に、その残数を記入するための記入欄が設けられている。
次いで、「お支払い方法」の項目には、顧客Cがクレジットカードにより料金の支払いを行うといった支払方法を示す「クレジットカード」と、顧客Cが販売員の訪問時に現金により料金の支払を行うといった支払方法を示す「現金」の2つの選択肢が設けられている。また、選択肢毎にチェックボックスが設けられている。そして、「クレジットカード」の選択肢に対応して、「カード番号」と、「カード有効期限」を記入する欄が夫々設けられている。
【0026】
この顧客入力ページが表示されると、顧客Cは、移動機10の操作部を操作して次の処理を行う。すなわち、顧客入力ページの各項目に従って顧客側の情報を入力し、そして、入力した顧客側情報を管理サーバ200に送信すべく、顧客入力ページに設けられた「送信ボタン」を押す。移動機10は、かかる操作がなされると、顧客側情報を管理サーバ200に送信する(ステップB6)。管理サーバ200の制御部210は、顧客側情報を取得すると(ステップB7)、顧客側情報により示される配置薬の残数や希望訪問日などを顧客情報ファイルCIFの対応する顧客のレコードに記録する(ステップB8)。
【0027】
次いで、制御部210は、顧客Cに対する請求金額を算出する(ステップB9)。具体的には、制御部210は、顧客情報ファイルCIFのレコードにおける配置薬の配置数から残数を差し引き、顧客Cによる消費量(すなわち、補充数)を算出する。そして、この消費量と配置薬の単価から顧客Cが消費した配置薬分の料金を算出する。制御部210は、同様の演算を顧客Cに預けた各配置薬毎に行い、顧客Cが消費した配置薬毎の料金の合算額から請求金額を求める。
【0028】
次に、制御部210は、求めた請求金額を顧客に通知するための電子メールとして請求金額通知メールを作成し(ステップB10)、移動機10の電子メールアドレス宛てに送信する(ステップB11)。
図8は、請求金額通知メールの内容の一例を示す概略図である。同図に示されるように、請求金額通知メールには、今回請求される金額が記載されている。また、この請求金額通知メールには、販売員が訪問する日付、若しくは、補充分の配置薬の配達予定日が記載されている。
顧客Cは、この請求金額通知メールを移動機10にて受け取ることにより、請求金額や訪問日などを把握することができる。
【0029】
以上説明したように、本実施形態によれば、管理サーバ200は、顧客の希望する訪問日、すなわち、顧客にとって都合の良い訪問日を取得する。販売員は、その取得された訪問日に合わせて顧客を訪問すれば、顧客が不在であるといった事態を避けることができ、これにより、顧客の不在により再度訪問するといったことがないので、作業員の作業効率が向上する。
また、管理サーバ200は、配置薬の補充数を訪問に先立って特定する。従って、販売員が顧客を訪問するときには、特定された補充数だけの配置商品を携行すればよく、余分な配置商品を携行する必要がない。また、配置商品販売業者は、前記特定された補充数に従って配置商品の在庫を確保すればよく、余分な在庫を抱えずに済む。
さらに、本実施形態によれば、管理サーバ200は、前もって請求金額を顧客に通知する。従って、顧客は、請求金額を販売員の訪問に先立って知ることができ、予め金銭を用意しておけるから、販売員の訪問の際に、スムーズに請求された料金を支払うことができる。
【0030】
<変形例>
上述した実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形可能である。そこで以下に、各種の変形例を説明する。
【0031】
(変形例1)
本実施形態では、顧客Cが移動機10を用いて管理サーバ200の顧客入力ページにアクセスし、配置薬の残量を入力した。顧客Cが配置薬の残量を入力するのではなく、次のように変形しても良い。すなわち、薬箱には、顧客Cによる配置薬の使用量を検出するセンサを備え、センサが検出結果を管理サーバ200に送信する。
より具体的には、多数の配置薬を収容する薬箱には、配置薬の出し入れを検出するセンサが配置薬毎に設けられる。また、薬箱には、配置薬が薬箱から取り出されてから、再び収容されるまでの経過時間を計時するタイマが配置薬毎に設けられる。各タイマは、取り出された配置薬が使用されたと見なせる程度の時間(例えば1分)よりも経過時間が越えた場合に、配置薬を識別するための情報を含むタイマ信号を出力する。このタイマ信号は、例えばモデムを介して管理サーバ200に送信され、管理サーバ200により受け取られる。管理サーバ200は、タイマ信号を受け取る毎に、顧客情報ファイルCIFに記録されている顧客Cの配置薬の残量を減らす。
この構成によれば、顧客Cが自ら配置薬の残量を確認する必要がなく、顧客Cの手間を省くことができる。
【0032】
(変形例2)
本実施形態では、管理サーバ200は、訪問予定日の記載された電子メール(訪問日通知メール)を顧客Cに送信するが、この管理サーバ200が電子メールに新しく発売された配置薬名やその効能など新製品の配置薬に関する情報を顧客Cに知らせる内容を付加するように変形しても良い。また、管理サーバ200が電子メールにではなく、顧客入力ページに、新製品の配置薬に関する情報を記載するように変形しても良い。
この構成によれば、顧客Cは、新製品の配置薬を迅速に知ることができる。なお、管理サーバ200が電子メールや顧客入力ページに新製品の配置薬に関する情報の他に、各種商品やサービスを宣伝する内容を付加するように変形しても良い。
【0033】
(変形例3)
本実施形態では、顧客が配置薬の残数などを入力するための顧客入力ページが顧客毎に設けられているが、顧客Cが顧客入力ページから配置薬の配置数を任意に変更できるように、顧客入力ページに配置数変更用の記入欄が設けられるように変形しても良い。
本変形例によれば、顧客Cは、例えば風邪などをひきやすい冬期に風邪薬を増やすといったことができ、このように、顧客Cは、都合に合わせて配置薬の配置数を変更できる。なお、顧客Cが配置薬の種類を任意に変更または指定できるように、配置薬変更または指定用の記入欄が顧客入力ページに設けられるように本実施形態を変形しても良い。
【0034】
(変形例4)
本実施形態では、管理サーバ200の制御部210は、顧客毎に配置薬の使用数(補充数)を顧客情報ファイルCIFに記録した。本変形例では、この実施形態を次のように変形する。すなわち、管理サーバ200の制御部210は、顧客の配置薬の使用数を期間毎に顧客情報ファイルCIFに記録する。そして、制御部210は、配置薬使用数の期間毎の推移において、特定の配置薬の使用量が急に増えた場合に、健康カウンセリングなどを受けることを促す内容の電子メールを送信する。
本変形例によれば、管理サーバ200は、顧客Cの健康の異常を検知することができ、また、検知した異常を顧客Cに通知することができる。
【0035】
(変形例5)
本実施形態では、管理サーバ200は、訪問日通知メールを顧客Cの移動機10の電子メールアドレス宛てに送信して、訪問予定日を顧客に通知したが、これに限らず、管理サーバ200が顧客Cの所有する固定端末の電子メールアドレス宛てに訪問日通知メールを送信するように変形しても良い。
また、管理サーバ200が電子メールにて訪問予定日を顧客Cに通知するかわりに、自動音声通知を用いて電話にて顧客Cに通知するように変形しても良く、さらに、顧客Cが発信信号(プッシュ音)を用いて希望訪問日を入力するようにしても良い。また、管理サーバ200が自動音声通話を用いて電話にて顧客Cに通知し、顧客Cは、電子メールにて希望訪問日を管理サーバ200に送信するように変形しても良い。
【0036】
(変形例6)
本実施形態では、医薬品配置販売業の分野に本発明を適用した場合が例示されているが、これに限らない。すなわち、例えば宅配業など予め決まった日付に顧客を訪問するような産業分野であれば本発明を適用可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、販売員の作業効率を向上させることのできる訪問日調整装置および訪問日調整方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る医薬品配置販売システムの構成を示す概略図である。
【図2】同管理サーバの機能的構成を示すブロック図である。
【図3】同顧客情報ファイルの記録内容を示す概略図である。
【図4】同管理サーバの訪問日通知処理手順を示すフローチャートである。
【図5】同訪問日通知メールの内容の一例を示す概略図である。
【図6】同移動機と管理サーバとの動作を示すシーケンス図である。
【図7】同顧客入力ページの内容の一例を示す概略図である。
【図8】同請求金額通知メールの内容を示す概略図である。
【符号の説明】
2…インターネット、4…移動通信網、10…移動機、20…医薬品配置販売会社、200…管理サーバ、210…制御部、230…通信I/F部、240、241、242…記憶装置、CIF…顧客情報ファイル。
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客への訪問日を調整するための訪問日調整装置および訪問日調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、医薬品配置販売業において、販売員が数種類の配置薬を収納した薬箱を顧客に預けてから相応の期間経過後に顧客を訪問し、預けた配置薬の使用量を確認して、この使用量に応じた料金を顧客に支払ってもらう、といったことが行われている。しかしながら、販売員が顧客を訪問したときに、この顧客が不在であると、販売員は、日を改めて訪問しなおさなけれならない。これは、販売員にとって二度手間であり、販売員の作業効率を低下させてしまう。このような作業効率の低下を回避し作業効率を向上させるための技術が、特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1に開示されている技術によれば、以下のようにして、顧客訪問に係る作業効率を向上させている。すなわち、データ集計分析用コンピュータに顧客データと配置商品データとを予め記憶させておく。この顧客データには、顧客の氏名、住所、訪問サイクル、前回訪問日、在宅日、在宅時間帯などが含まれている。一方、配置商品データには、商品名、客先在庫、商品の配置期限、配置商品の品目および数量指示、営業員在庫などが含まれている。上記データ集計分析用コンピュータは、各販売員の利用する携帯型入出力端末へ上記顧客データと上記配置商品データとを送信する。販売員は、データ集計分析用コンピュータから送信された顧客データおよび配置商品データに基づいて顧客訪問を行う際に最適なスケジュールを携帯型入出力端末に作成させる。このようにして作成された顧客訪問スケジュールにしたがって販売員に顧客訪問させることによって、顧客訪問に係る作業効率を向上させている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−161111号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記顧客データに含まれている在宅日および在宅時間に顧客が必ず在宅しているとは限らない。何らかの事情により、予め登録している在宅日や在宅時間に不在にしなければならないことは日常的に起こり得るからである。特許文献1に開示されている技術を用いたとしても、このような顧客事情を汲み取って柔軟に顧客訪問スケジュールを作成することはできない。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、顧客事情を汲み取って柔軟に訪問日を調整し、販売員の作業効率を向上させる技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、顧客の通信端末を識別する通信端末識別情報と当該顧客への訪問予定日とを対応付けて格納する第1の記憶手段と、前記訪問予定日の夫々と現在の日付とを比較して、前記訪問予定日のうち、所定日数に迫った訪問予定日を抽出する抽出手段と、前記抽出された訪問予定日に訪問が予定されている顧客の通信端末の識別情報を特定し、当該特定された通信端末に通信網を介して当該訪問予定日を通知する訪問予定日通知手段と、訪問予定日と異なる訪問予定日を希望する顧客の通信端末から通信網を介して該希望訪問日を取得する希望訪問日取得手段とを備える訪問日調整装置を提供する。
この訪問日調整装置において、第1の記憶手段には、顧客の通信端末を識別する通信端末識別情報と顧客への訪問予定日とが対応付けて格納されており、抽出手段により、前記訪問予定日の夫々と現在の日付とが比較され、前記訪問予定日のうち、所定日数に迫った訪問予定日が抽出される。また、訪問予定日通知手段により、前記抽出された訪問予定日に訪問が予定されている顧客の通信端末に通信網を介して当該訪問予定日が通知される。そして、希望訪問日取得手段により、通知された訪問予定日と異なる訪問予定日を希望する顧客の通信端末から通信網を介して該希望訪問日が取得される。
【0008】
また、上述の訪問日調整装置において、顧客の通信端末を識別する前記通信端末識別情報と当該顧客に預けた配置商品の配置数とを対応付けて格納する第2の記憶手段と、前記顧客に預けた配置商品の残数を前記顧客の通信端末から通信網を介して取得する残数取得手段と、前記取得した残数と前記配置数とから配置商品の補充数を特定する補充数特定手段とを備える構成も望ましい。
この構成によれば、第2の記憶手段には、顧客の通信端末を識別する前記通信端末識別情報と顧客に預けた当該配置商品の配置数とが対応付けて格納されており、また、残数取得手段により、前記顧客に預けた配置商品の残数が前記顧客の通信端末から通信網を介して取得される。そして、補充数特定手段により、取得した残数と前記配置数とから配置商品の補充数が特定される。
【0009】
さらに、上述の訪問日調整装置において、前記取得した残数、または、前記特定した補充数から顧客に請求する金額を求める請求金額算出手段と、顧客への請求金額を、当該顧客の通信端末から通信網を介して取得した希望訪問日、または、当該顧客の希望訪問日を取得していない場合には、前記訪問予定日までに当該顧客の通信端末に通信網を介して通知する請求金額通知手段とを備える構成も望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、医薬品配置販売業の分野に本発明を適用した場合について例示する。
【0011】
<実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係る医薬品配置販売システムの構成を示す概略図である。図1において、移動機10は、携帯電話機やPHS(Personal Handy phone System)などであり、医薬品配置販売会社20の顧客Cによって携帯される。また、移動機10は、記憶部を有しており、この記憶部には、アプリケーションプログラムとしてWWW(World Wide Web)ブラウザが記憶されている。移動機10は、このWWWブラウザに従い、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を用いてデータ通信を行う処理と、HTML(Hyper Text Markup Language)データを取得して、取得したHTMLデータに対応したWebページを表示部に表示する処理と、電子メールの作成や送受信を行う電子メール処理とを実行する。
【0012】
移動通信網4は、移動電話網や移動パケット通信網などを含む網であり、この移動通信網4に収容された移動機10に対して音声通話サービスやパケット通信サービスなどの移動通信サービスを提供するためのものである。この移動通信網4は、ゲートウェイサーバ6を介してインターネット2に接続されている。ゲートウェイサーバ6は、異なる通信プロトコルが用いられるネットワーク間で授受されるデータを中継する。このデータ中継により、移動通信網4に収容された移動機10は、インターネット2に接続された通信端末と、移動通信網4を介して相互にデータの授受を行うことができる。
【0013】
また、医薬品配置販売会社20には、管理サーバ200が設けられている。この管理サーバ200は、ゲートウェイサーバ202とルータ204を介してインターネット2に接続されており、インターネット2および移動通信網4を介して移動機10とデータの授受を行う。詳細には、管理サーバ200は、Webサーバ機能を備えており、URL(Uniform Resource Locator)により指定されるHTMLデータの取得要求(以下、「Get要求」と称する)を移動機10から取得した場合に、取得したURLに対応するHTMLデータを移動機10に送信する。さらに、この管理サーバ200は、電子メールを送信するSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバの機能をも備えており、電子メールをその宛先により示される移動機10に配信する。
【0014】
図2は、管理サーバ200の機能的構成を示すブロック図である。
同図に示されるように、管理サーバ200は、各部を制御する手段として制御部210を有している。この制御部210は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などの記憶媒体を備え、データの入出力や、各種演算、データの一時的な格納などを行う。通信I/F部230は、制御部210の制御の下、インターネット2および移動通信網4を介してこの管理サーバ200と移動機10との間で行われるデータの授受を制御する。
【0015】
記憶装置240〜242は、それぞれ磁気ディスクやROMなどの記憶媒体を備えた記憶装置であり、次のファイルやデータなどを記憶している。
記憶装置240は、制御プログラム、Webサーバプログラム、SMTPサーバプログラムなどの各種プログラムを記憶している。制御プログラムは、制御部210に制御を行わせるプログラムであり、Webサーバプログラムは、管理サーバ200をWebサーバとして機能させるプログラムである。また、SMTPプログラムは、管理サーバ200をメールサーバとして機能させるプログラムである。
【0016】
記憶装置241は、顧客情報が記録された顧客情報ファイルCIFを格納している。図3は、顧客情報ファイルCIFを示す概念図である。図3に示すように、1件のレコードは、顧客名と、住所と、移動機の電子メールアドレスと、配置薬に関する項目と、請求金額と、訪問予定日と、希望訪問日の各項目を含んでいる。
一般的に各顧客は、複数種類の配置薬を利用するため、1つのレコードには、それらの各種類に対応した配置薬に関する項目が含まれている。1種類の配置薬に関する項目は、顧客に預けたその配置薬の配置数と、残数と、補充数を含んでいる。残数は、顧客により消費された結果、残った配置薬の数量であり、補充数は、補充すべき配置薬の数量である。
【0017】
請求金額は、顧客が消費した配置薬の数量に応じて算出された金額である。また、訪問予定日は、販売員が顧客を訪問する予定日である。より具体的には、販売員は、一定期間毎(例えば1ヶ月毎)に顧客を訪問している。訪問予定日は、前回訪問したときから一定期間後の日付である。また、本実施形態において、顧客は、訪問予定日を希望する日付に変更することができ、この場合には、この希望日付が希望訪問日となる。
【0018】
次いで図2において、記憶装置242は、Webページ用のHTMLデータおよびCGI(Common Gateway Interface)プログラムを記憶している。このCGIプログラムは、移動機10からHTTPを用いて送信されてきたデータに対して処理を制御部210に行わせる処理プログラムである。CGIプログラムとしては、WWWブラウザから送信されてきたデータに従って顧客情報ファイルCIFの該当するレコードを検索し、取得したデータを検索したレコードに記録する処理プログラム、また、レコードに記録されている情報に応じた電子メールを作成する処理プログラムなどが記憶されている。なお、記憶装置240から記憶装置242までに記憶されている各種プログラムおよび各種データを1つの記憶装置に記憶するような構成にしてもよい。
【0019】
本実施形態において、顧客情報は、次のようにして顧客情報ファイルCIFに記録される。すなわち、例えば販売員は、管理サーバ200の操作部を操作するなどして、医薬品配置販売会社20の新規の顧客に関する顧客情報をこの管理サーバ200に入力する。管理サーバ200の制御部210は、かかる操作がなされると、入力された顧客情報に従って新規レコードを生成し、この新規レコードを顧客情報ファイルCIFに追加する。ここで、訪問予定日は、この新規顧客が医薬品配置販売会社20と契約した日付から所定期間(例えば一ヶ月)後に相当する日付となる。
【0020】
また、管理サーバ200は、顧客情報ファイルCIFに記録されている顧客に対して、訪問予定日の所定日数(例えば1週間)前にその訪問予定日を通知する。図4は、管理サーバ200の訪問日通知処理手順を示すフローチャートである。
管理サーバ200の制御部210は、図4に示される訪問日通知処理を予め定められた間隔で定期的に実行する。同図に示すように、先ず、制御部210は、顧客情報ファイルCIFから先頭のレコードを取り出す(ステップA1)。このレコードは、既に図3を参照して説明したように、顧客名と、移動機の電子メールアドレスと、訪問予定日を備えている。制御部210は、この取り出したレコードの訪問予定日に記録されている日付が現在の日付から1週間後の日付であるか否かを判断する(ステップA2)。この判断結果が「No」である場合、制御部210は、ステップA4の処理に進み、顧客情報ファイルCIFの全レコードを処理したか否かを判断する(ステップA4)。そして、この判断結果が「No」である場合には、制御部210は、次のレコードを取り出し(ステップA5)、ステップA2に戻る。
【0021】
一方、ステップA2の判断結果が「YES」である場合、制御部210は、訪問予定日が記載された電子メールを作成し、取り出したレコードにおける移動機の電子メールアドレス宛てに訪問日通知メールとして送信する(ステップA3)。図5は、この訪問日通知メールの内容の一例を示す概略図である。同図に示すように、この訪問日通知メールには、訪問予定日を知らせるための文章が記述されている。また、この訪問日通知メールには、例えば配置薬の残量など顧客側の情報を入力するためのWebページ(以下、「顧客入力ページ」と称する)のアドレスを示すURLが記述されている。この顧客入力ページのHTMLデータは、訪問日通知メールが作成されると同時に、制御部210により作成される。また、顧客入力ページのHTMLデータは、顧客毎に個別に作成されるものであり、作成されたHTMLデータは、記憶装置242に記憶される。
なお、本実施形態では、訪問日通知メールが顧客Cの移動機10宛てに送信されるのが訪問予定日の一週間前に設定されているが、これに限らず、訪問予定日の前であれば、制御部210は、いつ送信するようにしても良い。
【0022】
顧客Cは、移動機10にて訪問日通知メールを受信し、訪問日通知メールの記載内容に従って上述のURLにアクセスする。図6は、移動機10と管理サーバ200の動作を示すシーケンス図である。
同図に示されるように、顧客Cは、先ず、移動機10の操作部などを操作して、管理サーバ200から送信された訪問日通知メールを移動機10に受信させる。移動機10は、訪問日通知メールを受信すると(ステップB1)、自機の表示部にその内容を表示する(図5参照)。
【0023】
次いで、顧客Cは、訪問日通知メールの指示に従い、この訪問日通知メールに記述されているURLにアクセスするために、移動機10の操作部を操作する。移動機10は、かかる操作がなされると、URLにより指定されるHTMLデータを取得すべくGet要求を管理サーバ200に送信する(ステップB2)。
管理サーバ200の制御部210は、Get要求を取得すると(ステップB3)、このGet要求により指定されるHTMLデータを記憶装置242から読み出し、移動機10に送信する(ステップB4)。移動機10は、管理サーバ200から顧客入力ページのHTMLデータを取得すると(ステップB5)、この顧客入力ページを自機の表示部に表示する。
【0024】
図7は、顧客入力ページの内容の一例を示す概略図である。同図に示すように、この顧客入力ページには、顧客が入力する情報の項目として、「配置薬の補充方法」と、「希望訪問日」と、「配置薬残数」と、「お支払い方法」が設けられている。
さらに説明すると、「配置薬の補充方法」の項目には、販売員が顧客を訪問して配置薬の補充を行うといった補充方法を示す「訪問」と、販売員が補充分の配置薬を宅配便などで顧客に配達するといった補充方法を示す「宅配」の2つの選択肢が設けられている。また、選択肢毎にチェックボックスが設けられている。
「希望訪問日」の項目には、訪問日通知メールに記載された日付と、顧客Cが希望する販売員の訪問日が異なる場合に、この顧客Cが希望する日付を記入するための記入欄が設けられている。なお、「配置薬の補充方法」の項目において、顧客Cが「宅配」のチェックボックスをチェックした場合、希望訪問日には、宅配便の受け取り希望日が記入される。
【0025】
また、「配置薬残数」の項目には、顧客Cに預けられた配置薬の品名と配置薬毎の配置数が記述されている。さらに、配置薬毎に、その残数を記入するための記入欄が設けられている。
次いで、「お支払い方法」の項目には、顧客Cがクレジットカードにより料金の支払いを行うといった支払方法を示す「クレジットカード」と、顧客Cが販売員の訪問時に現金により料金の支払を行うといった支払方法を示す「現金」の2つの選択肢が設けられている。また、選択肢毎にチェックボックスが設けられている。そして、「クレジットカード」の選択肢に対応して、「カード番号」と、「カード有効期限」を記入する欄が夫々設けられている。
【0026】
この顧客入力ページが表示されると、顧客Cは、移動機10の操作部を操作して次の処理を行う。すなわち、顧客入力ページの各項目に従って顧客側の情報を入力し、そして、入力した顧客側情報を管理サーバ200に送信すべく、顧客入力ページに設けられた「送信ボタン」を押す。移動機10は、かかる操作がなされると、顧客側情報を管理サーバ200に送信する(ステップB6)。管理サーバ200の制御部210は、顧客側情報を取得すると(ステップB7)、顧客側情報により示される配置薬の残数や希望訪問日などを顧客情報ファイルCIFの対応する顧客のレコードに記録する(ステップB8)。
【0027】
次いで、制御部210は、顧客Cに対する請求金額を算出する(ステップB9)。具体的には、制御部210は、顧客情報ファイルCIFのレコードにおける配置薬の配置数から残数を差し引き、顧客Cによる消費量(すなわち、補充数)を算出する。そして、この消費量と配置薬の単価から顧客Cが消費した配置薬分の料金を算出する。制御部210は、同様の演算を顧客Cに預けた各配置薬毎に行い、顧客Cが消費した配置薬毎の料金の合算額から請求金額を求める。
【0028】
次に、制御部210は、求めた請求金額を顧客に通知するための電子メールとして請求金額通知メールを作成し(ステップB10)、移動機10の電子メールアドレス宛てに送信する(ステップB11)。
図8は、請求金額通知メールの内容の一例を示す概略図である。同図に示されるように、請求金額通知メールには、今回請求される金額が記載されている。また、この請求金額通知メールには、販売員が訪問する日付、若しくは、補充分の配置薬の配達予定日が記載されている。
顧客Cは、この請求金額通知メールを移動機10にて受け取ることにより、請求金額や訪問日などを把握することができる。
【0029】
以上説明したように、本実施形態によれば、管理サーバ200は、顧客の希望する訪問日、すなわち、顧客にとって都合の良い訪問日を取得する。販売員は、その取得された訪問日に合わせて顧客を訪問すれば、顧客が不在であるといった事態を避けることができ、これにより、顧客の不在により再度訪問するといったことがないので、作業員の作業効率が向上する。
また、管理サーバ200は、配置薬の補充数を訪問に先立って特定する。従って、販売員が顧客を訪問するときには、特定された補充数だけの配置商品を携行すればよく、余分な配置商品を携行する必要がない。また、配置商品販売業者は、前記特定された補充数に従って配置商品の在庫を確保すればよく、余分な在庫を抱えずに済む。
さらに、本実施形態によれば、管理サーバ200は、前もって請求金額を顧客に通知する。従って、顧客は、請求金額を販売員の訪問に先立って知ることができ、予め金銭を用意しておけるから、販売員の訪問の際に、スムーズに請求された料金を支払うことができる。
【0030】
<変形例>
上述した実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形可能である。そこで以下に、各種の変形例を説明する。
【0031】
(変形例1)
本実施形態では、顧客Cが移動機10を用いて管理サーバ200の顧客入力ページにアクセスし、配置薬の残量を入力した。顧客Cが配置薬の残量を入力するのではなく、次のように変形しても良い。すなわち、薬箱には、顧客Cによる配置薬の使用量を検出するセンサを備え、センサが検出結果を管理サーバ200に送信する。
より具体的には、多数の配置薬を収容する薬箱には、配置薬の出し入れを検出するセンサが配置薬毎に設けられる。また、薬箱には、配置薬が薬箱から取り出されてから、再び収容されるまでの経過時間を計時するタイマが配置薬毎に設けられる。各タイマは、取り出された配置薬が使用されたと見なせる程度の時間(例えば1分)よりも経過時間が越えた場合に、配置薬を識別するための情報を含むタイマ信号を出力する。このタイマ信号は、例えばモデムを介して管理サーバ200に送信され、管理サーバ200により受け取られる。管理サーバ200は、タイマ信号を受け取る毎に、顧客情報ファイルCIFに記録されている顧客Cの配置薬の残量を減らす。
この構成によれば、顧客Cが自ら配置薬の残量を確認する必要がなく、顧客Cの手間を省くことができる。
【0032】
(変形例2)
本実施形態では、管理サーバ200は、訪問予定日の記載された電子メール(訪問日通知メール)を顧客Cに送信するが、この管理サーバ200が電子メールに新しく発売された配置薬名やその効能など新製品の配置薬に関する情報を顧客Cに知らせる内容を付加するように変形しても良い。また、管理サーバ200が電子メールにではなく、顧客入力ページに、新製品の配置薬に関する情報を記載するように変形しても良い。
この構成によれば、顧客Cは、新製品の配置薬を迅速に知ることができる。なお、管理サーバ200が電子メールや顧客入力ページに新製品の配置薬に関する情報の他に、各種商品やサービスを宣伝する内容を付加するように変形しても良い。
【0033】
(変形例3)
本実施形態では、顧客が配置薬の残数などを入力するための顧客入力ページが顧客毎に設けられているが、顧客Cが顧客入力ページから配置薬の配置数を任意に変更できるように、顧客入力ページに配置数変更用の記入欄が設けられるように変形しても良い。
本変形例によれば、顧客Cは、例えば風邪などをひきやすい冬期に風邪薬を増やすといったことができ、このように、顧客Cは、都合に合わせて配置薬の配置数を変更できる。なお、顧客Cが配置薬の種類を任意に変更または指定できるように、配置薬変更または指定用の記入欄が顧客入力ページに設けられるように本実施形態を変形しても良い。
【0034】
(変形例4)
本実施形態では、管理サーバ200の制御部210は、顧客毎に配置薬の使用数(補充数)を顧客情報ファイルCIFに記録した。本変形例では、この実施形態を次のように変形する。すなわち、管理サーバ200の制御部210は、顧客の配置薬の使用数を期間毎に顧客情報ファイルCIFに記録する。そして、制御部210は、配置薬使用数の期間毎の推移において、特定の配置薬の使用量が急に増えた場合に、健康カウンセリングなどを受けることを促す内容の電子メールを送信する。
本変形例によれば、管理サーバ200は、顧客Cの健康の異常を検知することができ、また、検知した異常を顧客Cに通知することができる。
【0035】
(変形例5)
本実施形態では、管理サーバ200は、訪問日通知メールを顧客Cの移動機10の電子メールアドレス宛てに送信して、訪問予定日を顧客に通知したが、これに限らず、管理サーバ200が顧客Cの所有する固定端末の電子メールアドレス宛てに訪問日通知メールを送信するように変形しても良い。
また、管理サーバ200が電子メールにて訪問予定日を顧客Cに通知するかわりに、自動音声通知を用いて電話にて顧客Cに通知するように変形しても良く、さらに、顧客Cが発信信号(プッシュ音)を用いて希望訪問日を入力するようにしても良い。また、管理サーバ200が自動音声通話を用いて電話にて顧客Cに通知し、顧客Cは、電子メールにて希望訪問日を管理サーバ200に送信するように変形しても良い。
【0036】
(変形例6)
本実施形態では、医薬品配置販売業の分野に本発明を適用した場合が例示されているが、これに限らない。すなわち、例えば宅配業など予め決まった日付に顧客を訪問するような産業分野であれば本発明を適用可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、販売員の作業効率を向上させることのできる訪問日調整装置および訪問日調整方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る医薬品配置販売システムの構成を示す概略図である。
【図2】同管理サーバの機能的構成を示すブロック図である。
【図3】同顧客情報ファイルの記録内容を示す概略図である。
【図4】同管理サーバの訪問日通知処理手順を示すフローチャートである。
【図5】同訪問日通知メールの内容の一例を示す概略図である。
【図6】同移動機と管理サーバとの動作を示すシーケンス図である。
【図7】同顧客入力ページの内容の一例を示す概略図である。
【図8】同請求金額通知メールの内容を示す概略図である。
【符号の説明】
2…インターネット、4…移動通信網、10…移動機、20…医薬品配置販売会社、200…管理サーバ、210…制御部、230…通信I/F部、240、241、242…記憶装置、CIF…顧客情報ファイル。
Claims (4)
- 顧客の通信端末を識別する通信端末識別情報と当該顧客への訪問予定日とを対応付けて格納する第1の記憶手段と、
前記訪問予定日の夫々と現在の日付とを比較して、前記訪問予定日のうち、所定日数に迫った訪問予定日を抽出する抽出手段と、
前記抽出された訪問予定日に訪問が予定されている顧客の通信端末の識別情報を特定し、当該特定された通信端末に通信網を介して当該訪問予定日を通知する訪問予定日通知手段と、
訪問予定日と異なる訪問予定日を希望する顧客の通信端末から通信網を介して該希望訪問日を取得する希望訪問日取得手段と
を具備することを特徴とする訪問日調整装置。 - 顧客の通信端末を識別する前記通信端末識別情報と当該顧客に預けた配置商品の配置数とを対応付けて格納する第2の記憶手段と、
前記顧客に預けた配置商品の残数を当該顧客の通信端末から通信網を介して取得する残数取得手段と、
前記取得した残数と前記配置数とから配置商品の補充数を特定する補充数特定手段と
を具備することを特徴とする請求項1に記載の訪問日調整装置。 - 前記取得した残数、または、前記特定した補充数から顧客に請求する金額を求める請求金額算出手段と、
顧客への請求金額を、当該顧客の通信端末から取得した希望訪問日、または、当該顧客の希望訪問日を場合には前記訪問予定日までに当該顧客の通信端末に通信網を介して通知する請求金額通知手段と
を具備することを特徴とする請求項2に記載の訪問日調整装置。 - 顧客の通信端末を識別する通信端末識別情報と当該顧客への訪問予定日とを対応付けて記憶手段に格納する訪問日調整装置が、
前記訪問予定日の夫々と現在の日付とを比較して、前記訪問予定日のうち、所定日数に迫った訪問予定日を抽出する第1の過程と、
前記抽出された訪問予定日に訪問が予定されている顧客の通信端末の識別情報を特定し、当該特定された通信端末に通信網を介して当該訪問予定日を通知する第2の過程と、
訪問予定日と異なる訪問予定日を希望する顧客の通信端末から通信網を介して該希望訪問日を取得する第3の過程と
を具備することを特徴とする訪問日調整方法。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009104272A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Disco Abrasive Syst Ltd | 消耗品の管理方法 |
JP2010250712A (ja) * | 2009-04-20 | 2010-11-04 | Toyama No Kusuriyasan:Kk | 通信媒体を利用した市販薬の販売方法 |
JP2017010177A (ja) * | 2015-06-19 | 2017-01-12 | 谷村 武洋 | 配置薬販売効率化システム |
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2003
- 2003-04-10 JP JP2003106470A patent/JP2004310664A/ja active Pending
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