JP2004310642A - 文書管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】既読された文書情報が変更された場合においても、該変更された文書情報を確実に且つ速やかに伝達可能であり、情報伝達の確実性および伝達速度に優れた文書管理システムを得ること。
【解決手段】情報処理サーバ装置とクライアント装置と電子メールサーバ装置とがネットワークを通じて接続され、前記情報処理サーバ装置に保持された文書情報をクライアント装置において閲覧可能な文書管理システムであって、情報処理サーバ装置は既読情報を受信して記憶し、文書情報が更新された際には更新された更新文書情報を既読情報に基づいて文書情報の既読者に対して電子メールで配信する旨の指示を電子メールサーバ装置に送信し、電子メールサーバ装置は前記指示を受信するとともに該指示に従って更新文書情報を文書情報の既読者に対して自動配信する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、文書管理システムに関し、特に文書情報の既読状況を把握して、文書情報が更新された場合に、該更新された文書情報を確実に且つ速やかに伝達可能な文書管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、文書管理システムとして、情報処理装置と情報通信端末装置とがネットワークで接続され、情報処理装置内のデータベースに登録した文書情報を情報通信端末装置からアクセスして閲覧するシステムが用いられている。このようなシステムにおいては、各メンバーが情報処理装置にアクセスすることにより所望の文書情報を閲覧することができ、多数のメンバーで情報を共有することができるため、効率的に手間をかけずに情報の伝達が可能である。そして、これらにおいては、各文書情報の既読状況を把握可能とされているものがある。
【0003】
このような文書管理システムとしては、例えば、発言情報格納部に登録された発言文書情報を要求ユーザシステムから参照でき、該情報を参照した場合には、要求者ユーザ情報を既読ユーザ情報部において管理電子会議室が知られている。そして、この電子会議室では、既読ユーザ情報部のデータに基づいて参照者の一覧を表示することができる(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−366497号公報(第5頁−第12頁、第20図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、システムに登録された文書情報について既読登録を行っても、該当文書情報について変更等がなされた場合には変更されたことを既読者が知ることができない。このため、該当文書情報に関心のある既読者は、該当文書情報が変更等されていないかを常時、自分でチェックしておく必要がある。そして、チェックから漏れた場合には、しばらくの間、若しくはそのまま該当文書情報の変更を知ることができず、業務に支障を来す虞もある。
【0006】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、既読された文書情報が変更された場合においても、該変更された文書情報を確実に且つ速やかに伝達可能であり、情報伝達の確実性および伝達速度に優れた文書管理システムを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためこの発明に係る文書管理システムは、情報処理サーバ装置とクライアント装置と電子メールサーバ装置とがネットワークを通じて接続され、前記情報処理サーバ装置に保持された文書情報をクライアント装置において閲覧可能な文書管理システムであって、情報処理サーバ装置は既読情報を受信して記憶し、文書情報が更新された際には、更新された更新文書情報を既読情報に基づいて文書情報の既読者に対して電子メールで配信する旨の指示を電子メールサーバ装置に送信し、電子メールサーバ装置は前記指示を受信するとともに該指示に従って更新文書情報を文書情報の既読者に対して自動配信することを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、ユーザが情報処理サーバ装置に保持された文書情報にアクセスして該文書情報を閲覧した際に、情報処理サーバ装置において文書情報を閲覧した旨の既読情報を形成してクライアント装置に送信する。そして、情報処理サーバ装置では、この既読情報を受信して記憶する。これにより、文書情報を閲覧したユーザ、すなわち既読者を確実に把握、管理することができる。
【0009】
さらに、文書情報が更新された際には、情報処理サーバ装置では、更新された更新文書情報を記憶している既読情報に基づいて既読者に対して電子メールで配信する旨の指示を電子メールサーバ装置に送信する。そして、電子メールサーバ装置では、情報処理サーバ装置からの指示を受信し、これに従って既読者に対して前記文書情報の更新文書情報を電子メールで自動配信する。これにより、既読者は自動的に更新文書情報を得ることが可能であり、文書情報が変更等されていないかを常時、チェックする必要が無い。
【0010】
したがって、本発明に係る文書管理システムによれば、既読者に負担をかけることなく、最新の文書情報を確実に且つ速やかに伝達することが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる文書管理システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0012】
図1は、本実施の形態に係る文書管理システムの全体構成を示す構成図である。本文書管理システムは、文書のデータベースの保持・管理を行う情報処理装置である情報処理サーバ装置(以下、サーバと称する)100と、ユーザが文書の閲覧等の指示を入力し、その結果を出力する複数のクライアント装置(以下、クライアントと称する)200と、サーバ100からの指示に従って所定の宛先に変更後の文書情報を送信する電子メールサーバ装置(以下、メールサーバと称する)300とを備えている。
【0013】
ここで、サーバ100、クライアント200およびメールサーバ300は、汎用のコンピュータ装置により構成され、ネットワークに接続するためのネットワークインターフェースをそれぞれ備える。また、このネットワークは、これらのサーバ100とクライアント200、メールサーバ300とクライアント200とを結合とをするための伝送路であり、一般にはケーブルにより実現される。また、サーバ100とメールサーバ300ともケーブルにより結合されている。
【0014】
本システムにおいて、上記のサーバ100を操作するのは、例えば報告書等の文書情報を他のメンバーに伝達しようとする情報発信者である。以下、このサーバ100の操作者を単に「サーバオペレータ」と称する。
【0015】
一方、上記のクライアント200を操作するのは、例えば上記情報発信者の上司、同一部署に所属するメンバー、その他情報発信者と業務の関連する者などである。以下、このクライアント200の操作者を単に「ユーザ」と称する。
【0016】
図2は、サーバ100、クライアント200及びメールサーバ300を構成するコンピュータ装置の概略構成を示すブロック図である。これらの装置は、入力装置1、表示装置2、CPU(Central Processing Unit:中央処理ユニット)3、メモリ4、記憶装置5、媒体駆動装置6、ネットワークインタフェース7及びバス8を備えて構成されている。
【0017】
ここで、入力装置1はキーボード、マウス、タッチパネル、スキャナ等により構成され、情報の入力に使用される。表示装置2は、種々の出力情報や入力装置1からの入力された情報などを表示出力させる。CPU3は、種々のプログラムを動作させる。メモリ4は、プログラム自身を保持し、またそのプログラムがCPU3によって実行されるときに一時的に作成される情報等を保持する。記憶装置5は、プログラムやプログラム実行時の一時的な情報等を保持する。媒体駆動装置6は、プログラムやデータ等を記憶した記録媒体を装着してそれらを読み込み、メモリ4または記憶装置5へ格納するのに用いられる。また、直接データの入出力やプログラム実行するのに使ってもよい。ネットワークインタフェース7は、コンピュータ装置とネットワーク9とを接続するためのものである。バス8は、上記各部を接続する。
【0018】
図3は、本文書管理システムにおける機能構成を示すブロック図である。サーバ100は、制御部10、文書登録部20、文書更新部30、既読状況取得部40、送信部50、受信部60の機能を備えて構成されており、これらはコンピュータプログラムとして記憶装置5に記憶され、メモリ4へロードされ、CPU3により実行する。また、送信部50、受信部60は、ネットワークインタフェース7を通じて、ネットワーク9へ接続し、クライアント200と対話する。
【0019】
また、サーバ100は、文書データベース70(文書情報記憶部25、既読者管理記憶部35、ユーザ管理記憶部45)を記憶装置5に保持する。
【0020】
文書情報記憶部25は、文書情報及び該文書情報を更新した更新文書情報を保持する。
【0021】
既読者管理記憶部35は、文書情報記憶部25に保持された所定の文書情報へアクセスしたユーザが、文書の閲覧時にクライアント200から送信する文書情報を閲覧した旨の既読確認通知を受信して記憶する。
【0022】
ユーザ管理記憶部45は、クライアント200により本文書管理システムにアクセス可能なユーザの電子メールアドレスを保持、管理する。また、ユーザ管理記憶部45には、電子メールアドレスの他にも、ユーザIDやパスワード、指名、所属、電話番号などの種々のユーザデータが登録、保持されている。
【0023】
制御部10は、クライアント200からの種々の要求を受信部60で受け、その要求を各処理部で処理した結果を、送信部50を経て要求元のクライアント200へ送り出すまでの全体を制御し、また、既読確認通知を送信したユーザの電子メールアドレス宛に更新文書情報を配信する旨の指示のメールサーバ300への送信を制御する。
【0024】
文書登録部20は、サーバオペレータから指定された文書を登録する。すなわち、登録する文書の内容および文書の書誌事項などを文書情報記憶部25へ格納する。この場合、すべてのユーザにとって、この文書は未読文書となる。これらの指定操作は、クライアント200を用いて行うことができる。
【0025】
文書更新部30は、サーバオペレータから指定された文書を更新する。更新された文書の内容を文書の書誌事項などとともに文書情報記憶部25へ格納する。ここで、更新された更新文書は自動的に全ユーザにとって未読文書になる。これらの指定操作は、クライアント200を用いて行うことができる。
【0026】
既読状況取得部40は、文書の既読状況の確認が要求された際に、既読者管理記憶部35を参照してサーバオペレータまたはユーザから指定された文書の既読状態を取得する。この状態は送信部50を経て要求元のクライアント200へ戻される。
【0027】
送信部50は、各処理部で作成された結果をネットワーク9を介して要求元のクライアント200へ戻し、また、既読確認通知を送信したユーザの電子メールアドレス宛に更新文書情報を配信する旨の指示をメールサーバ300へ送信する。
【0028】
受信部60は、ネットワーク9を介してクライアント200からの種々の要求を受信する。受信した要求は制御部が各要求を処理部(文書登録部20、文書更新部30、既読状況取得部40)で遂行させる。
【0029】
クライアント200は、制御部110、入力部120、表示部130、送信部140、受信部150の機能を備えて構成されており、これらはコンピュータプログラムとして記憶装置5に記憶され、メモリ4へロードされ、CPU3により実行する。また、送信部140、受信部150は、ネットワークインタフェース7を通じて、ネットワーク9へ接続し、サーバ100と対話する。
【0030】
制御部110は、ユーザからの入力、処理結果の表示、ネットワーク9を介してサーバ100およびメールサーバ300との送受信等の全体を制御する。
【0031】
入力部120は、文書管理システムへのログイン、文書管理システムのサーバ100へ接続した後にサーバオペレータがこの文書情報記憶部25に保持された文書に関して更新をしたり、ユーザが既存の文書を閲覧したりする操作の入力の処理を行う。また、ここから入力されたサーバ100への種々の要求は、送信部140を通じて送られる。
【0032】
表示部130は、クライアント200における種々の入力や結果について表示する。
【0033】
送信部140は、入力部120で入力されたサーバオペレータ及びユーザからの要求をクライアント200からサーバ100へネットワーク9を介して送信する。また、送信部140は、ユーザが文書の閲覧時にサーバ100に対して送る、文書情報を閲覧した旨の既読確認通知を送信する。
【0034】
受信部150は、クライアント200からの要求に対して、サーバ100が処理した結果およびメールサーバ300からの電子メールを受信して、制御部110を通じて表示部130により表示装置2へ表示させる。
【0035】
メールサーバ300は、制御部210、送信部220、受信部230の機能を備えて構成されており、これらはコンピュータプログラムとして記憶装置5に記憶され、メモリ4へロードされ、CPU3により実行する。
【0036】
制御部210は、ネットワーク9を介してサーバ100およびクライアント200との送受信等の全体を制御する。そして、サーバ100からの指示に従って、既読者の電子メールアドレス宛に更新文書情報を自動配信する。更新文書情報の自動配信は、送信部220を通じてクライアント200へネットワーク9を介して送信される。
【0037】
送信部220は、更新文書情報の自動配信をクライアント200へネットワーク9を介して送信する。
【0038】
受信部230は、サーバ100から送信される更新文書情報を既読確認通知を送信したユーザの電子メールアドレス宛に配信する旨の指示を受信する。
【0039】
図4は、本実施の形態において実行される処理のフローチャートを示す図である。
【0040】
まず、サーバオペレータの指示に基づき、文書(以下、この最初に登録した文書を原文書と称する場合がある。)を登録する(ステップS101)。文書の登録においては、該文書の内容および文書の書誌事項などの情報が文書情報記憶部25へ格納される。この場合、すべてのユーザにとって、この文書は未読文書となる。登録のため指定操作は、クライアント200を用いて行われる。
【0041】
なお、サーバオペレータは文書の登録に際して、クライアント200の入力部120でユーザIDやパスワード等を入力して、文書管理システムのサーバ100へ接続を行う。サーバ100は、ユーザ管理記憶部45を調べ、接続の可能性を検査する。その結果、サーバ100により利用可能と判断された者のみが文書登録を行うことができる。すなわち、部外者が自由に文書管理システムにアクセスできないようにセキュリティーチェックが設けられている。
【0042】
次に、ユーザは文書管理システムに接続し、サーバ100に対して所定の文書の閲覧要求をする(S201)。ここで、ユーザもサーバオペレータと同様にクライアント200の入力部120でユーザIDやパスワード等を入力して、文書管理システムのサーバ100へ接続を行う。そして、サーバ100は、ユーザ管理記憶部45を調べて接続の可能性を検査し、サーバ100により利用可能と判断された者のみがその後の操作を行うことができる。したがって、サーバ100により利用可能と判断された者であれば、所定の文書の閲覧要求をすることができる。
【0043】
次に、サーバ100では、クライアント200からの文書の閲覧要求に応じて所定の文書を閲覧可能とする(S102)。これにより、クライアント200においては、文書管理システムの画面上で所定の文書を開いて閲覧することが可能となる(S202)。
【0044】
ここで、ユーザは、文書の閲覧時に該文書を閲覧した旨の既読確認通知をクライアント200から送信する(S203)。例えば、図5の文書画面を参照すると、「既読登録」ボタンを押下すると、この登録文書の既読確認通知がサーバ100に送信される。送信された既読確認通知は、受信部60で受信されて(S103)、既読者管理記憶部35に格納、記憶される(S104)。この既読確認通知は、登録された文書毎に個別に格納される。
【0045】
これにより、誰がこの文書を閲覧したかという既読情報が、既読者管理記憶部35において管理される。したがって、文書の既読情報を確実に把握、管理することができる。
【0046】
また、この文書管理システムでは、既読情報、すなわち既読状況の確認を行うことができる(S105)。例えば、図5の文書画面を参照すると、「既読確認」ボタンを押下すると、図6に示すように既読者ログ画面が表示され、既読情報、すなわち文書を閲覧した日時、氏名、所属などを確認することができる。これにより、例えば文書を登録したサーバオペレータは、上長、または業務における関係者が自分の登録した文書を読んだか否かを容易に確認することができる。
【0047】
また、既読確認通知が既読者管理記憶部35に格納されるとともに、該既読者管理記憶部35とユーザ管理記憶部45とを参照して既読者の電子メールアドレス情報が既読者管理記憶部35に格納、記憶される。すなわち、既読確認通知により既読者が特定でき、ユーザ管理記憶部45のユーザデータを参照することにより該既読者の電子メールアドレスを抽出することができる。この既読者の電子メールアドレス情報は、後述する更新文書の自動配信の際に用いられる。
【0048】
次に、このように閲覧された文書が変更、追加等され、文書の更新がなされるとする(S106)。この場合、サーバオペレータが、更新する新たな文書(更新文書)を登録する。文書の更新は、制御部10が文書更新部30を制御することにより行われ、該更新文書の内容、更新日時、更新者などの書誌事項などの情報が文書情報記憶部25へ格納される。
【0049】
また、文書の更新操作ができるのは、サーバオペレータに限られず、例えば先だって閲覧された文書に業務上の関連がある者など、基本的には文書管理システムに接続可能な者であれば何人も文書更新の操作が可能である。
【0050】
そして、例えば、図5の文書画面を参照すると、原文書の作成者(原文書の登録者)及び更新文書の編集者(文書の更新者)の情報が、文書画面の右上に表示される。これにより、文書の登録者、文書の更新者、更新回数の履歴を確認することができる。なお、更新文書は、すべてのユーザにとって未読文書となる。
【0051】
そして、文書の更新操作が行われると、サーバ100からは、既読者管理記憶部35に記憶された既読者の電子メールアドレス情報を参照して既読者の電子メールアドレス宛に更新文書を自動配信する旨の指示がメールサーバ300へ送信される(S107)。この指示の送信は、制御部10が送信部50を制御することにより行われる。また、この送信に際しては、文書更新終了後の更新画面上に例えば図7に示すように「更新文書の電子メール送信を行いますか?」などのメッセージが表示され、送信意思の確認がなされるようになっている。
【0052】
メールサーバ300では、サーバ100から送信された更新文書を自動配信する旨の指示を受信部230において受信する(S301)。そして、該指示に従って更新文書を既読者の電子メールアドレス宛に電子メールにて自動配信する(S302)。この更新文書の自動配信は、制御部210が送信部220を制御することにより行われる。
【0053】
更新文書の自動配信が行われると、クライアント200では、自動配信された電子メールを受信部150において受信し(S204)、制御部110を通じて表示部130により表示装置2へ表示させることで、更新された新たな文書を閲覧することができる。ここで、電子メールでは、文書管理システムのWEB上における更新文書の表示画面のURLが送信される。したがって、電子メールを受け取った既読者は、文書管理システムに登録された更新文書の画面を開いて更新文書を閲覧することができる(S205)。
【0054】
これにより、原文書の既読者は、確実に且つ速やかに更新文書を閲覧することが可能である。そして、文書更新が繰り返された場合には、上述したステップ(S106)、(S107)、(S301)、(S302)、(S204)、(S205)が繰り返され、既読者は上記と同様にさらに更新された更新文書を確実に且つ速やかに閲覧することが可能である。
【0055】
ここで、更新文書の既読者が新たな更新文書の配信が不要と考えた場合には、クライアント200からサーバ100に更新文書の配信が不要の旨の更新文書配信停止通知を送信する(S206)。例えば、図5の文書画面で「既読確認」ボタンを押下して表示される図6に示す既読者ログ画面において、既読者情報の先頭部にあるチェックボックス「□」をチェックすることにより、サーバ100に対して更新文書配信停止通知を送信し、更新文書の配信を停止させることができる。
【0056】
サーバ100では、更新文書配信停止通知を受信部60で受信し(S108)、既読者管理記憶部35に記憶された既読者情報の付随情報として格納、記憶することにより該更新文書配信停止通知を送信した既読者を更新文書の配信先から除外する(S109)。これにより、当該既読者には、更新文書の自動配信がなされることがない。
【0057】
また、更新文書の配信停止においては、例えば更新文書の電子メールの開封確認を自動的に行い、5回以上続けて開封していない場合は更新文書の自動配信を停止するなどの設定を行うことも可能である。
【0058】
そして、文書の更新が終了した場合(S110)及び配信先が全て除外された場合に本文書管理システムの一連の処理のフローが終了する。
【0059】
上記においては、最初の登録文書の閲覧者を指定していないが、本文書管理システムにおいては登録文書を閲覧して欲しい人の指定をすることも可能である。閲覧者の指定は、例えば、ユーザ管理記憶部45のユーザデータを参照して特定の閲覧者を指定することができる。これにより、例えばある部署の課長以上を閲覧者に指定する、または部長以上の人を閲覧者に指定することなどの設定も可能である。
【0060】
また、既読者以外の人を、更新文書の配信先に指定することも可能である。この場合、ユーザ管理記憶部45のユーザデータを参照して配信先に追加することが可能である。
【0061】
そして、この文書管理システムでは、更新文書の電子メールの配信基準を別途に設けて既読者管理記憶部35に記憶させておくことも可能である。例えば、更新文書の電子メールの配信基準を以下のように設けた場合の電子メールの配信先の判断方法について図8を参照して説明する。
【0062】
(メール配信基準)
▲1▼既読者が文書の登録者と同一課の所属である場合は、無条件に更新文書の電子メールを配信する。
▲2▼既読者が、文書の登録者と同一部の所属であり且つ異なる課の所属である場合は、既読者の所属課の課長にのみ更新文書の電子メールを配信する。
▲3▼既読者が文書の登録者と異なる部の所属である場合は、既読者の所属部の部長にのみ更新文書の電子メールを配信する。
【0063】
例えば、Aさんが原文書を閲覧して既読確認通知を送信している場合、文書の更新が行われるとサーバ100においては文書情報記憶部25、既読者管理記憶部35及びユーザ管理記憶部45を参照し、上記のメール配信基準に基づいて更新文書の電子メールの配信先を決定する。
【0064】
すなわち、まず、Aさんが更新文書の電子メールを配信する対象か否かを判断する。Aさんが配信対象外である場合には、Aさんには電子メールは配信されない。Aさんが配信対象である場合には、Aさんが文書の登録者と同一課の所属であるか否かを判断する。Aさんが同一課の所属である場合には、Aさんに更新文書の電子メールを配信する。また、Aさんが同一課の所属でない場合には、Aさんが文書の登録者と同一部の所属であるか否かを判断する。Aさんが同一部の所属である場合には、Aさんの所属課の課長に更新文書の電子メールを配信する。Aさんが同一部の所属でない場合には、Aさんの所属部の部長に更新文書の電子メールを配信する。以上のようにして、所定の人に対して更新文書の電子メールを配信することが可能である。
【0065】
また、上述したユーザ管理記憶部45として、いわゆるディレクトリサービスシステムを利用することも可能である。ディレクトリサービスシステムにおいても、職制、所属、電子メールアドレス、電話番号などのユーザデータをデータベースに保有しておりワークフローの検索ができるため、ユーザ管理記憶部45と同様に利用することができる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、文書情報の閲覧時に既読情報を情報処理サーバに送信することにより、文書の既読者を確実に把握・管理することができ、さらに更新文書情報が該既読者に自動的に配信されるため、既読者に負担をかけることなく、最新の文書情報を確実に且つ速やかに伝達することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る文書管理システムの全体構成を示す構成図である。
【図2】コンピュータ装置のブロック図である。
【図3】文書管理システムにおける機能構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態において実行される処理のフローチャートを示す図である。
【図5】文書管理システムの文書画面の一例を示す図である。
【図6】既読者ログ画面の一例を示す図である。
【図7】送信意思確認メッセージの一例を示す図である。
【図8】更新文書の電子メールの配信基準を別途に設けた場合における配信先の判断方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 入力装置、2 表示装置、3 CPU、4 メモリ、5 記憶装置、6 媒体駆動装置、7 ネットワークインタフェース、8 バス、10 制御部、20 文書登録部、30 文書更新部、40 既読状況取得部、50 送信部、60 受信部、100 情報処理サーバ装置、110 制御部、120 入力部、130 表示部、140 送信部、150 受信部、200 クライアント装置、210 制御部、220 送信部、230 受信部、300 電子メールサーバ装置。

Claims (4)

  1. 情報処理サーバ装置とクライアント装置と電子メールサーバ装置とがネットワークを通じて接続され、前記情報処理サーバ装置に保持された文書情報をクライアント装置において閲覧可能な文書管理システムであって、
    前記クライアント装置は、前記文書情報が閲覧されると該文書情報を閲覧した旨の既読情報を形成して前記情報処理サーバ装置に送信し、
    前記情報処理サーバ装置は、前記既読情報を受信して記憶し、前記文書情報が更新された際には、更新された更新文書情報を前記既読情報に基づいて前記文書情報の既読者に対して電子メールで配信する旨の指示を前記電子メールサーバ装置に送信し、
    前記電子メールサーバ装置は、前記指示を受信するとともに該指示に従って前記更新文書情報を前記文書情報の既読者に対して自動配信すること
    を特徴とする文書管理システム。
  2. 前記情報処理サーバ装置が、
    前記文書情報及び該文書情報を更新した更新文書情報を保持する文書情報記憶手段と、
    前記クライアント装置により文書管理システムにアクセス可能なユーザの電子メールアドレスを管理するユーザ管理記憶手段と、
    前記文書情報へアクセスしたユーザが前記クライアント装置から送信する前記既読情報を記憶する既読情報記憶手段と、
    前記既読情報記憶手段と前記ユーザ管理記憶手段とを参照して前記既読情報を送信したユーザの電子メールアドレスを記憶する既読者管理記憶手段と、
    前記文書情報を更新した際に前記更新文書情報を前記既読者管理記憶手段を参照して前記既読情報を送信したユーザの電子メールアドレス宛に配信する旨の指示を前記電子メールサーバ装置へ送信する送信手段とを備え、
    前記クライアント装置が、前記情報処理サーバ装置に対して前記既読情報を送信する既読情報送信手段を備え、
    前記電子メールサーバ装置が、前記送信手段からの指示を受信して該指示に従って前記更新文書情報を前記既読情報を送信したユーザの電子メールアドレス宛に自動配信する配信手段を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  3. 前記更新文書情報の自動配信の停止が制御可能であることを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  4. 前記ユーザ管理記憶手段として、ディレクトリサービスシステムを用いることを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012181793A (ja) * 2011-03-03 2012-09-20 Hitachi Systems Ltd 電子マニュアル更新通知システム

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