JP2004309085A - 加湿器及びこれを用いた加湿庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】水の補給なしで衛生的な加湿が行える加湿器を実現すること。
【解決手段】窒素より酸素、酸素より水蒸気を良く通す気体分離膜で仕切られた空気通路と、この通路に気体分離膜を通過する気流を流すポンプ29などの流体機械とを備え、通路の上流側の吸気口26付近に比べ下流側の排気口19付近が高湿度になる加湿器とすることにより、水の補給の必要がない、しかも衛生的な加湿を行う加湿器が実現できるようになる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、気体分離膜を利用した加湿器、吸入器、加湿庫等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に使用されている加湿器、吸入器は、水をヒータで加熱する方法や、超音波振動子を用いて水を霧化する方法によるものが多い。
【0003】
また従来から、透湿膜を利用した加湿装置に関するもの(例えば、特許文献1参照)や、気体分離膜を利用した保存庫に関するもの(例えば、特許文献2参照)がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−327101号公報
【特許文献2】
特開2002−263433号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の加湿器、吸入器は、加湿するために水を補給する必要があり、水を補給するなどメンテナンスの手間がかかり、又貯水時の水に菌が繁殖する課題を有していた。
【0006】
また、前記特許文献1に記載の加湿装置では、水を利用しない構成では装置が複雑になりポンプなどの流体機械を使用しない構成のため、室内の加湿には大型化するといった課題を有していた。又、細菌などが加湿空気に混入する可能性もあった。また前記特許文献2に記載の保存庫は、積極的に湿度を加える構成ではないため、湿度の制御が容易ではなく、また内部に細菌が混入する可能性があった。
【0007】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、水を補給する必要の無い、衛生的な加湿器等を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の加湿器は、窒素より酸素、酸素より水蒸気をよりよく透過し細菌などを透過しない気体分離膜を利用する構成とした。これにより、水を補給する必要の無い、衛生的な加湿器が実現できる
【0009】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、窒素より酸素、酸素より水蒸気を良く通す気体分離膜で仕切られた空気通路と、この通路に気体分離膜を通過する気流を流すポンプなどの流体機械とを備え、通路の上流側の吸気口付近に比べ下流側の排気口付近が高湿度になる加湿器とすることにより、水の補給する必要の無い、しかも衛生的な加湿が可能になる。
【0010】
請求項2記載の発明は、窒素より酸素、酸素より水蒸気を良く通す気体分離膜で仕切られた空気通路と、この通路に気体分離膜を通過する気流を流すポンプなどの流体機械とを備え、通路の上流側が室外に開口し、下流側が室内に開口した加湿器とすることにより、暖房などで湿度が低くなった室内の加湿が、衛生的に行える。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の加湿器の下流側を庫内に錬通させた加湿庫とすることにより、木、紙製品、食品など乾燥を嫌う物を衛生的に保存することができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の加湿庫で、排気口に水蒸気より空気を良く通す水蒸気分離膜を設置した加湿庫とすることにより更に加湿能力を上げることが可能になる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項3記載の加湿庫の排気を気体分離膜の上流側に還流させた加湿庫とすることにより、更に加湿能力を向上させることができる。
【0014】
請求項6に記載の発明は、請求項1または2記載の加湿機で、気体分離膜の上流の空気に水蒸気又は霧化された水分等を加えるミスト発生装置を設けた加湿器とすることにより、より能力の高い加湿器が実現でき、又湿度の制御も簡単になる。
【0015】
請求項7に記載の発明は、請求項6記載の加湿機で、気体分離膜を通過しなかった気流を、気体分離膜の上流側に環流させることにより、より能力の高い制御性のよい加湿器を実現できる。
【0016】
請求項8に記載の発明は、水蒸気及び霧化された水分を発生する加湿装置と、窒素より酸素、酸素より水蒸気を良く通す気体分離膜を使用した酸素発生装置を設けた加湿器とすることにより、酸素を富化した、加湿空気が実現でき、より快適な加湿器が実現できる。
【0017】
請求項9に記載の発明は、窒素より酸素、酸素より水蒸気を良く通す気体分離膜で仕切られた空気通路と、気体分離膜を通過する気流を流す気体分離膜の下流側に設置したポンプと、ポンプの排気口に結露水を回収する構成とを備えた加湿器とすることにより、衛生的な水を得ることができ、多目的に利用することができる。
【0018】
請求項10に記載の発明は、請求項9記載の結露水を、再霧化することより加湿を行う加湿器とすることにより、非常に安全でかつ、能力に高い加湿器が実現できる。
【0019】
【実施例】
(実施例1)
図1に、本発明の第一の実施例における加湿器を示す。11は気体分離膜モジュールであり図2に詳細な構成を示す。図2(a)は気体分離膜モジュール11の平面断面図、図2(b)は同、正面図を示す。10は気体分離膜を示す。気体分離膜10は空気中の窒素よりは酸素、酸素よりは水蒸気をよく透過する性質を有している。複数の矩形の気体分離膜10を仕切り板21と交互に並べることにより、上流側面12と下流側面13を分離し、気体分離膜10の上流側面12と仕切り板21に挟まれた上流気流路14を大気に開口し、下流側面13と仕切り板21に挟まれた下流気流路17は下流側ダクト18に連通させ下流出口、すなわち排気口19から真空ポンプなどで吸引する構成を有している。通常上流気流路14には矢印16で示すように送風機で気流を流し、上流側面の空気を常に新鮮な状態に保っている。
【0020】
以上の構成を有する気体分離膜モジュール11の排気口からは大気空間に比べ酸素、水蒸気の濃度の濃い空気気流が得られる。矢印16は下流側の酸素、水蒸気濃度の濃い気流の流れを示す。
【0021】
図1において、25は気体分離膜モジュール11の上流側に気流を流す上流側送風機を示し、上流側の気流は、上流側吸気口26から矢印32で示すように流れ込み気体分離モジュール11を通過し上流側排気ダクト28を通過し矢印33で示すように上流側排気口27から流出する。気体分離膜モジュール11の下流側の排気口19は下流吸引ダクトを介して下流側吸引ポンプ29のポンプ入り口29aに接続されている。下流側吸引ポンプ29の出口29bは排気消音器30を介して大気空間に開放されている。29cは下流側吸引ポンプ29を駆動する駆動モータを示す。
【0022】
次に、動作について述べる。下流側の排気口19から排気消音器30を経由して排気される気流は大気に比べ、酸素、水蒸気濃度が高く室内の加湿を行うことができる。この加湿空気は、大気が気体分離膜10を通過することによって得られ、菌類などは気体分離膜10を通過することができないため、この加湿空気は非常に衛生的である。又水の補給無しで加湿空気が得られる。気体分離膜モジュール11の下流側は大気に比べ圧力が低く、飽和水蒸気量が大気空間に比べ大きく、ポンプ出口29cから排気された空気は結露する可能性もあるため排気消音器30にヒータを設置し加熱することにより、湿度を調整することも可能である。このような非常に衛生的な加湿空気は、直接、人が吸引する目的の吸入器などに類似した使用方法に適している。吸入器として使用する場合は加湿空気すなわち下流側の気流に薬液成分を含ませることも簡単にできる。
【0023】
図3に示す加湿器は、上流側吸気口26、上流側排気口27を室外43側に開放し、室外の気流を気体分離膜モジュール11の上流側に流し、室内42側に気体分離膜モジュール11の下流側の加湿された空気を排気する構成を示している。この構成によって、冬季、暖房などで室内が乾燥した場合、室外の湿度を衛生的に取り入れることが可能となる。
【0024】
(実施例2)
図4を用いて、本発明の第2の実施例の加湿器を説明する。気体分離膜モジュール11の下流側の排気口19を下流側吸引ポンプ29の入り口29aに接続し、出口29bを連通管51を介して加湿庫50の下部の吸気部50aに接続し、加湿された気流を加湿庫50に供給している。加湿庫50は内部を金網52で仕切られ、上部が保管物54を収納する保管部50bを構成し、下部が前記吸気部50aを構成する。保管部50bの上面に構成した加湿庫排気部59には水蒸気分離膜が設置されている。50Cは保管物54の出し入れをするための扉を示す。60は結露水を排出するための排出口で弁60aを有している。保管物54は、適当な湿度が必要な木製品、紙製品、絵画、パン、果物などの食物などがある。
【0025】
気体分離膜モジュール11から生じる加湿された空気は、下流側吸引ポンプ29によって吸引され、矢印57に示すように保管庫50内に流入する。その後、矢印58で示すように保管部を通過し、水蒸気分離膜53を通過し外部に排気される。水蒸気分離膜53は水蒸気を通過させにくい性質を有しており、結果として保管部50bの内部は高湿度になり乾燥を嫌う木製品、紙製品などの保管に適した環境が得られる。
【0026】
前述したように矢印57で示す加湿空気には菌類が含まれず、保管物54にカビなどが生じることは無い。湿度を制御するためには、加湿空気の量、矢印32で示す上流側の気流量などを調整すればよく、適当なセンサと組み合わせ簡単に庫内の湿度制御が行える。ヒータなどを利用すれば温度の制御も容易であり、水を補給することなく、衛生的な保管庫が実現できる。
【0027】
なお、通常の大気状態であれば水蒸気分離膜53を用いなくても、高湿度な庫内環境を得ることができる。
【0028】
図5に示す実施例は、加湿庫排気部59に還流路70の一端を接続し、還流路70の他端を上流側吸気ダクト40内に開口する還流路連結口71に接続されている。この構成では湿度の高い庫内からの排気が矢印72で示すように気体分離膜モジュール11の上流側に還流し、気体分離膜モジュール11の上流側の湿度を高くでき、結果として矢印57で示す加湿空気の湿度高める事ができる。
【0029】
図6に示す実施例は、加湿庫50の吸気部50aに設けた吸気部空気入り口112と保管部50bの保管部空気出口113を、環流用送風機111を内蔵した加湿庫環流路110で接続し、矢印116に示すような環流を流す構成を有している。下流側吸引ポンプ29を介して気体分離膜モジュール11に接続された下流吸引管38が加湿庫環流路110に連通し、高湿度の空気流が保管庫50内に供給される。114は排気口であり、余分な空気が矢印117に示すように排気される。この構成では高湿度の気流が保管庫50内を十分に撹拌し均一な湿度が得られ、保管物54の一部に結露することも無い。
【0030】
(実施例3)
図7を用いて、本発明の第3の実施例を説明する。80は水を霧化することによってミストを生成するミスト発生装置である。水タンク80aから水を超音波振動子、ボイラなどを利用した霧化部80bに供給し、ミスト化する。80cは霧化部80bを駆動するための制御回路やミストを排出するための送風機などを内蔵した電源部を示す。80dは電源部80c内の送風機の吸気口を示す。発生したミストはミスト通路81が接続された、気体分離膜モジュール11の上流側吸気ダクト40の内部に開口したミスト通路連結口82を通り、気体分離膜モジュール11の上流側気流に加えられる。矢印33で示す上流側の排気は上流側排気ダクト28、還流路85通り、上流側吸気口26に対じして設置された上流側排気口27から、矢印32で示す上流側吸気流に還流される。
【0031】
上記構成では、気体分離膜モジュール11の上流側を高湿度にすることができる。すなわち大気空間の湿度が低くても、上流側吸気流にミストにより水分を供給することにより湿度を高くし、気体分離膜によって吸収できなかった水分も、再び上流側気流へと還流できるため上流側の湿度を高くすることができる。
【0032】
このような構成を用いれば、湿度の極端に低い大気の下でも衛生的な高湿度の気流を得ることができる。
【0033】
(実施例4)
図8を用いて本発明の第4の実施例を説明する。90はミスト発生装置を示す。91は給水管92を下部に有し内部に水を貯えた水タンクを示し、霧化室89の上部に設置されている。霧化室89は霧化水タンク96と前室96aに分かれその間には連通路98によってつながれている。前室96aには水タンク91から給水管92を通して霧化水94が水面94aが給水管92の端部に接するまで供給される。すなわち前室96a、霧化水タンク96内の霧化水94の水面94aは常に一定の高さに保たれる。95は霧化室タンク96の底部に設けられた超音波振動子を示す。超音波振動子95を駆動すると霧化水94の水面94aに水柱94bが生じその周囲から微細なミスト97が生じる。このミスト97はミスト送風機101によってミストダクト99を通ってミストダクト出口99aから空中に排気され、室内の加湿など様々な目的に使用される。矢印102はミスト送風機101の吸気流を示し、矢印100はミストを運ぶミスト送風機101の排気流を示す。気体分離膜モジュール11によって得られる酸素を豊富に含んだ加湿空気流を排出する下流側吸引ポンプ29の出口に接続された下流排気管38はその他端がミストダクト99内に連通されている。気体分離膜モジュール11によって生じた酸素を豊富に含んだ加湿空気流は下流排気管38を通ってミストダクト内に排出される。これによりミストダクト出口からは、酸素を豊富に含んだミストが排出され、室内の湿度、酸素濃度を高くでき快適な環境が実現できる。
【0034】
又、喉、鼻などの治療、にもちいるミスト吸入器としても酸素が付加され疲労の回復になると共に酸素の吸収が楽に行える。又、下流吸引側ポンプ29、駆動用モータ29cはミスト送風機101の吸気側近くに設置され、矢印102で示す吸気流によって下流側吸引ポンプ29、駆動モータ20cが冷却される。
【0035】
(実施例5)
図9を用いて本発明の第5の実施例を説明する。120は気体分離膜モジュール11の下部に設けられた上流側排気ダクト28の下部に設置された結露室を示す。高湿度の気流が流れる下流排気管38の一端は結露室120の入り口120cに接続され、結露室120の内部に開口し、矢印128で示す高湿度な空気流が結露室120内部に供給される。傾斜した結露室120の底面120aの最下端には結露水出口121が設けられその下部には着脱可能な水容器122が設置される。123は水容器122の蓋部を示し、結露水出口121と対向する部分に連通口123aを有している。この蓋部123は水容器122に外部から異物が進入するのを防いでいる。126は結露室120、気体分離膜モジュール11、下流側吸引ポンプ29、駆動モータ29cなどを設置支持し、水容器122が置かれた設置台を示す。
【0036】
上流側排気流33によって冷却された結露室120に供給された高湿度の気流は排気口120bから矢印127に示すように排気される間に結露が生じ水滴125として壁面を通って底面120aに結露水124を生み出す。この結露水124は結露水出口121、蓋部123の連通口123aを通って矢印129のように落下し水容器122に蓄えられる。この結露水124は細菌などを含まず非常に衛生的であり、飲用、皮膚洗浄用、ペット飼育用、料理など他用途な目的で利用する事が可能である。結露室120を冷却用送風機、ペルチエ素子などを利用した冷却デバイスを用いて冷却すればより効果的に結露水を得ることが可能になる。
【0037】
(実施例6)
図10を用いて、本発明の第10の実施例を説明する。図10(a)は本実施例の加湿器の要部断面図であり、図10(b)は同、ミスト発生装置部分の詳細図を示す。
【0038】
135はミスト発生装置を示す。ミスト発生装置135は図10(b)で示すように、超音波振動子135aの上に置かれた吸水体135bとさらにその上に置かれた多数の微小孔を有するメッシュ135cから構成されており、吸水体135bに吸水された水分が超音波振動子135aで加振されメッシュ135cを通って微小なミスト138になり矢印142のように排出される。137は下流側吸引ポンプ29の出口29bに接続された結露水流路であり、途中に下流排気管136が分岐している。結露水流路137は傾斜しており他端はミスト発生装置135の外容器135に接続され吸水体135bに開口している。下流側吸引ポンプ29の内部、あるいは結露水流路137内部で結露した結露水は吸水体135bに吸水されミスト化される。下流側の排気は矢印141で示すように下流排気管141から大気に排気される。発生するミストは結露水に細菌などを含まないため非常に衛生的であり、人が直接吸引しても全く安全であり、その他多くの目的に利用することができる。結露を起こしやすくするために下流側吸水ポンプ29の出口29bと吸水体135bの間に冷却室を介在させることもできる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、気体分離膜を利用して得られた、細菌を含まない衛生的な高湿度な空気流を用いて室内、加湿庫の加湿を行うことにより、安全な室内加湿、木製品などの保管が可能になる。又水分の補給などが必要でなく、メンテナンスの必要が少ない加湿器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における加湿機の構成を示す概念図
【図2】(a)同、加湿器の気体分離膜モジュールの平面断面図
(b)同、加湿器の気体分離膜モジュールの正面図
【図3】同、他の構成の加湿機の構成を示す概念図
【図4】本発明の実施例2における加湿庫の構成を示す概念図
【図5】同、他の構成の加湿庫の構成を示す概念図
【図6】同、他の構成の加湿庫の構成を示す概念図
【図7】本発明の実施例3における加湿器の構成を示す概念図
【図8】本発明の実施例4における加湿器の構成を示す概念図
【図9】本発明の実施例5における加湿器の構成を示す概念図
【図10】(a)本発明の実施例6における加湿器の構成を示す概念図
(b)同、ミスト発生装置部分の詳細図
【符号の説明】
10 気体分離膜
12 上流側
13 下流側
29 下流側吸引ポンプ
29b ポンプ出口
42 室内
43 室外
50 加湿庫
53 水蒸気分離膜
80、135 ミスト発生装置
122 水容器

Claims (10)

  1. 窒素より酸素、酸素より水蒸気を良く通す気体分離膜で仕切られた空気通路と、この通路に気体分離膜を通過する気流を流すポンプなどの流体機械とを備え、通路の上流側の吸気口付近に比べ下流側の排気口付近が高湿度になる加湿器。
  2. 窒素より酸素、酸素より水蒸気を良く通す気体分離膜で仕切られた空気通路と、この通路に気体分離膜を通過する気流を流すポンプなどの流体機械とを備え、通路の上流側が室外に開口し、下流側が室内に開口した加湿器。
  3. 請求項1に記載の加湿器を備え、前記加湿器の下流側を庫内に連通させた加湿庫。
  4. 加湿庫の排気口に、水蒸気より空気を良く通す水蒸気分離膜を設置した請求項3記載の加湿庫。
  5. 加湿庫の排気を、加湿器の気体分離膜の上流側に還流させた請求項3記載の加湿庫。
  6. 気体分離膜の上流の空気に水蒸気又は霧化された水分等を加えるミスト発生装置を設けた請求項1または2記載の加湿器。
  7. 気体分離膜を通過しなかった気流を、気体分離膜の上流側に環流させた請求項6記載の加湿器。
  8. 水蒸気及び霧化された水分を発生する加湿装置と、窒素より酸素、酸素より水蒸気を良く通す気体分離膜を使用した酸素発生装置を設けた加湿器。
  9. 窒素より酸素、酸素より水蒸気を良く通す気体分離膜で仕切られた空気通路と、気体分離膜を通過する気流を流す気体分離膜の下流側に設置したポンプと、ポンプの排気口に結露水を回収する構成とを備えた加湿器。
  10. 結露水を再霧化することにより加湿を行う請求項9記載の加湿器。
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