JP3530297B2 - 加湿器 - Google Patents
加湿器Info
- Publication number
- JP3530297B2 JP3530297B2 JP33758895A JP33758895A JP3530297B2 JP 3530297 B2 JP3530297 B2 JP 3530297B2 JP 33758895 A JP33758895 A JP 33758895A JP 33758895 A JP33758895 A JP 33758895A JP 3530297 B2 JP3530297 B2 JP 3530297B2
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- Japan
- Prior art keywords
- air
- steam
- evaporating dish
- body case
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭において使用
される暖房器具の使用に伴う室内の乾燥を防止する電熱
式等よりなる加湿器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の一般的な加湿器は、例えば、図2
に示すように本体ケース1内にヒーター2を備えた蒸気
皿3と水タンク4及び蒸気皿3に連結管5を介して、一
定レベルの水を供給する水受け部6を備え、本体ケース
1内に設置した送風機7により、本体ケース1外から吸
引した空気を蒸気皿3上方の蒸気ガイド10へ導入し、
蒸発皿3で発生した蒸気とともに、本体ケース1外へ排
出し、部屋を加湿する。 【0003】一方、送風機7が本体ケース1外より空気
を吸引する際、空気取入口にフィルター8などを設け、
吸引空気中のほこりなどを除去し、送風機7および本体
ケース1内へのほこりの付着を防止する構造が一般的で
ある。 【0004】(例えば、実開昭63−175736号公
報及び実開平4−1334号公報等参照のこと。) 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成による
加湿器は、部屋の加湿を目的としており、空気取入口の
フィルター8により、ほこりを除去した空気を蒸発皿3
と連通した蒸気ガイド10に導入し、高温蒸気と混合
し、70℃前後に冷却し部屋に放散するもので、導入空
気を多くすると過冷却され蒸気ガイド10内で結露し放
散量が減少するため、多量の空気は必要としない。 【0006】よって、従来の加湿器においては、具備し
たフィルターにより塵埃を除去し、それによって発生し
た空気で部屋全体の清浄化を図ることは不可能である。 【0007】また、少量の空気により蒸気を放散せざる
を得ないため、部屋全体への蒸気拡散効果が少ない。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、本体ケース内にヒ
ーターを具備する蒸発皿を固定するとともに、本体ケー
ス内に設置した水タンクより蒸発皿に連結管を介して一
定レベルの水位で水を供給する水受け部を設け、ヒータ
ーにより蒸発皿を加熱し蒸気を発生させ、本体ケースに
送風機と塵埃捕集部からなる空気清浄装置を設け、外部
より吸引した空気を空気清浄装置を介して清浄化し、蒸
発皿上方に設けた蒸気ガイドに導き蒸気とともに蒸気放
出口より放出する一方、蒸気ガイドを介さず、本体ケー
スに設けた清浄空気放出口に連通した風路に清浄空気を
導き清浄空気を放出するように構成し、この清涼空気放
出口を前記蒸気放出口の近傍に設け、清涼空気の吹出流
速で蒸気流を加速し拡散するようにした。 【0009】 【0010】 【作用】本発明は上記の如く構成したことにより、部屋
の加湿のみならず、空気清浄を行うことができる。 【0011】さらに、蒸気放出口近傍に清浄空気放出口
を隣接させることにより、蒸気放出口から放出した蒸気
が清浄空気の吹出し流れにより加速、拡散され、遠方へ
放出拡散する。 【0012】 【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図面に従って
説明する。 【0013】図において、前記従来と同一構成は省略
し、相違点のみ説明する。 【0014】9は空気清浄装置であり、送風機7とその
送風機7前方に設けた塵埃捕集部8とから構成し、本体
ケース1の一部に外気が導入できるように配設されてい
る。 【0015】10は蒸発皿3上方に設けた蒸気ガイドで
あり、空気導入口10−1を側部に開口し、上方に開口
する蒸気放出口11に連通している。 【0016】12は本体ケース1上部に設けた清浄空気
放出口であり、蒸気放出口11の近傍に隣接させ、下方
は送風機7の風路14に連通している。 【0017】13は空気吸込口であり、本体ケース1の
一部に外気が導入できるように構成し、前記空気清浄装
置9の空気入り口側に配設されている。 【0018】次に、前記構成における作用を説明する。 【0019】送風機7の運転時の吸引により、空気吸込
口13より入った空気は前記空気清浄装置9の塵埃捕集
部8により清浄化され、送風機7を経て一部は、蒸気ガ
イド10へ送られ蒸気と混合され蒸気放出口11より放
散される。 【0020】また、清浄空気放出口12を蒸気放出口1
1の近傍に設けてあることにより、蒸気は清浄空気の吹
出し流れにより加速され、遠方に拡散される。 【0021】 【発明の効果】以上、前述したように本発明によれば、
本体ケース内にヒーターを具備する蒸発皿を固定すると
ともに、本体ケース内に設置した水タンクより蒸発皿に
連結管を介して、一定レベルの水位で水供給する水受け
部を設け、ヒーターにより蒸発皿を加熱し蒸気を発生さ
せ、本体ケースに送風機と塵埃捕集部からなる空気清浄
装置を設け、外部より吸引した空気を空気清浄装置を介
して清浄化し、蒸発皿上方に設けた蒸気ガイドに導き蒸
気とともに蒸気放出口より放出する一方、蒸気ガイドを
介さず、本体ケースに設けた清浄空気放出口に連通した
風路に清浄空気を導き清浄空気を放出し、前記蒸気放出
口の近傍に清浄空気放出口を設け、清浄空気の吹出流速
で蒸気流を加速し拡散する構成とすることにより、具備
したフィルターにより塵埃を除去し、それによって発生
した空気で部屋全体の清浄化を図ることが可能となっ
た。 【0022】また、少量の空気により蒸気を放散させる
ことなく、部屋全体への蒸気拡散効果が多くなり、部屋
を加湿するのみならず、室内気の空気清浄を行い、かつ
蒸気の拡散効果を得ることができる。
される暖房器具の使用に伴う室内の乾燥を防止する電熱
式等よりなる加湿器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の一般的な加湿器は、例えば、図2
に示すように本体ケース1内にヒーター2を備えた蒸気
皿3と水タンク4及び蒸気皿3に連結管5を介して、一
定レベルの水を供給する水受け部6を備え、本体ケース
1内に設置した送風機7により、本体ケース1外から吸
引した空気を蒸気皿3上方の蒸気ガイド10へ導入し、
蒸発皿3で発生した蒸気とともに、本体ケース1外へ排
出し、部屋を加湿する。 【0003】一方、送風機7が本体ケース1外より空気
を吸引する際、空気取入口にフィルター8などを設け、
吸引空気中のほこりなどを除去し、送風機7および本体
ケース1内へのほこりの付着を防止する構造が一般的で
ある。 【0004】(例えば、実開昭63−175736号公
報及び実開平4−1334号公報等参照のこと。) 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成による
加湿器は、部屋の加湿を目的としており、空気取入口の
フィルター8により、ほこりを除去した空気を蒸発皿3
と連通した蒸気ガイド10に導入し、高温蒸気と混合
し、70℃前後に冷却し部屋に放散するもので、導入空
気を多くすると過冷却され蒸気ガイド10内で結露し放
散量が減少するため、多量の空気は必要としない。 【0006】よって、従来の加湿器においては、具備し
たフィルターにより塵埃を除去し、それによって発生し
た空気で部屋全体の清浄化を図ることは不可能である。 【0007】また、少量の空気により蒸気を放散せざる
を得ないため、部屋全体への蒸気拡散効果が少ない。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、本体ケース内にヒ
ーターを具備する蒸発皿を固定するとともに、本体ケー
ス内に設置した水タンクより蒸発皿に連結管を介して一
定レベルの水位で水を供給する水受け部を設け、ヒータ
ーにより蒸発皿を加熱し蒸気を発生させ、本体ケースに
送風機と塵埃捕集部からなる空気清浄装置を設け、外部
より吸引した空気を空気清浄装置を介して清浄化し、蒸
発皿上方に設けた蒸気ガイドに導き蒸気とともに蒸気放
出口より放出する一方、蒸気ガイドを介さず、本体ケー
スに設けた清浄空気放出口に連通した風路に清浄空気を
導き清浄空気を放出するように構成し、この清涼空気放
出口を前記蒸気放出口の近傍に設け、清涼空気の吹出流
速で蒸気流を加速し拡散するようにした。 【0009】 【0010】 【作用】本発明は上記の如く構成したことにより、部屋
の加湿のみならず、空気清浄を行うことができる。 【0011】さらに、蒸気放出口近傍に清浄空気放出口
を隣接させることにより、蒸気放出口から放出した蒸気
が清浄空気の吹出し流れにより加速、拡散され、遠方へ
放出拡散する。 【0012】 【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図面に従って
説明する。 【0013】図において、前記従来と同一構成は省略
し、相違点のみ説明する。 【0014】9は空気清浄装置であり、送風機7とその
送風機7前方に設けた塵埃捕集部8とから構成し、本体
ケース1の一部に外気が導入できるように配設されてい
る。 【0015】10は蒸発皿3上方に設けた蒸気ガイドで
あり、空気導入口10−1を側部に開口し、上方に開口
する蒸気放出口11に連通している。 【0016】12は本体ケース1上部に設けた清浄空気
放出口であり、蒸気放出口11の近傍に隣接させ、下方
は送風機7の風路14に連通している。 【0017】13は空気吸込口であり、本体ケース1の
一部に外気が導入できるように構成し、前記空気清浄装
置9の空気入り口側に配設されている。 【0018】次に、前記構成における作用を説明する。 【0019】送風機7の運転時の吸引により、空気吸込
口13より入った空気は前記空気清浄装置9の塵埃捕集
部8により清浄化され、送風機7を経て一部は、蒸気ガ
イド10へ送られ蒸気と混合され蒸気放出口11より放
散される。 【0020】また、清浄空気放出口12を蒸気放出口1
1の近傍に設けてあることにより、蒸気は清浄空気の吹
出し流れにより加速され、遠方に拡散される。 【0021】 【発明の効果】以上、前述したように本発明によれば、
本体ケース内にヒーターを具備する蒸発皿を固定すると
ともに、本体ケース内に設置した水タンクより蒸発皿に
連結管を介して、一定レベルの水位で水供給する水受け
部を設け、ヒーターにより蒸発皿を加熱し蒸気を発生さ
せ、本体ケースに送風機と塵埃捕集部からなる空気清浄
装置を設け、外部より吸引した空気を空気清浄装置を介
して清浄化し、蒸発皿上方に設けた蒸気ガイドに導き蒸
気とともに蒸気放出口より放出する一方、蒸気ガイドを
介さず、本体ケースに設けた清浄空気放出口に連通した
風路に清浄空気を導き清浄空気を放出し、前記蒸気放出
口の近傍に清浄空気放出口を設け、清浄空気の吹出流速
で蒸気流を加速し拡散する構成とすることにより、具備
したフィルターにより塵埃を除去し、それによって発生
した空気で部屋全体の清浄化を図ることが可能となっ
た。 【0022】また、少量の空気により蒸気を放散させる
ことなく、部屋全体への蒸気拡散効果が多くなり、部屋
を加湿するのみならず、室内気の空気清浄を行い、かつ
蒸気の拡散効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す加湿器の断面図であ
る。 【図2】従来の一実施例を示す加湿器の断面図である。 【符号の説明】 1 本体ケース 2 ヒーター 3 蒸発皿 4 水タンク 5 連結管 6 水受け部 7 送風機 8 塵埃捕集部 9 空気清浄装置 10 蒸気ガイド 11 蒸気放出口 12 清浄空気放出口 13 空気吸込口 14 風路
る。 【図2】従来の一実施例を示す加湿器の断面図である。 【符号の説明】 1 本体ケース 2 ヒーター 3 蒸発皿 4 水タンク 5 連結管 6 水受け部 7 送風機 8 塵埃捕集部 9 空気清浄装置 10 蒸気ガイド 11 蒸気放出口 12 清浄空気放出口 13 空気吸込口 14 風路
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】本体ケース(1)内にヒーター(2)を具
備する蒸発皿(3)を固定するとともに、本体ケース
(1)内に設置した水タンク(4)より前記蒸発皿
(3)に連結管(5)を介して一定レベルの水位で水を
供給する水受け部(6)を設け、ヒーター(2)により
蒸発皿(3)を加熱し蒸気を発生させ、本体ケース
(1)に送風機(7)と塵埃捕集部(8)からなる空気
清浄装置(9)を設け、外部より吸引した空気を空気清
浄装置(9)を介して清浄化し、蒸発皿(3)上方に設
けた蒸気ガイド(10)に導き蒸気とともに蒸気放出口
(11)より放出する一方、蒸気ガイド(10)を介さ
ず、本体ケース(1)に設けた清浄空気放出口(12)
に連通した風路(14)に清浄空気を導き清浄空気を放
出するように構成し、この清涼空気放出口(12)を前
記蒸気放出口(11)の近傍に設け、清涼空気の吹出流
速で蒸気流を加速し拡散するようにしたことを特徴とす
る加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33758895A JP3530297B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33758895A JP3530297B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 加湿器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09178228A JPH09178228A (ja) | 1997-07-11 |
JP3530297B2 true JP3530297B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=18310067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33758895A Expired - Fee Related JP3530297B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3530297B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006125743A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Daikin Ind Ltd | 加湿装置およびそれを用いた空気清浄機 |
JP5589277B2 (ja) * | 2008-11-17 | 2014-09-17 | パナソニック株式会社 | 加湿機能付空気清浄装置 |
JP6367445B2 (ja) * | 2016-09-07 | 2018-08-01 | アイリスオーヤマ株式会社 | 加湿空気清浄機 |
JP6732642B2 (ja) * | 2016-11-26 | 2020-07-29 | 株式会社コロナ | ミスト発生装置 |
CN109268972A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-25 | 香河东方电子有限公司 | 温差电致冷式空气净化器 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP33758895A patent/JP3530297B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09178228A (ja) | 1997-07-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040203 |
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