JP2506989B2 - 熱交換形換気装置 - Google Patents
熱交換形換気装置Info
- Publication number
- JP2506989B2 JP2506989B2 JP63233051A JP23305188A JP2506989B2 JP 2506989 B2 JP2506989 B2 JP 2506989B2 JP 63233051 A JP63233051 A JP 63233051A JP 23305188 A JP23305188 A JP 23305188A JP 2506989 B2 JP2506989 B2 JP 2506989B2
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- Japan
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- air
- humidifier
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- indoor
- heat exchange
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、換気によって室外へ排出する室内の熱エネ
ルギーを回収する熱交換形換気装置に関するものであ
る。
ルギーを回収する熱交換形換気装置に関するものであ
る。
従来の技術 近年、冷暖房を行なっている室内を換気する手段とし
て、室内の汚れた空気を室外へ排出し、室外の新鮮な空
気を取入れ、室内の空気と室外の空気との間で熱交換器
を介して熱交換を行ない、排出する室内空気の熱エネル
ギーを室外吸入空気に移し、さらに暖房時には加湿器で
加湿させ、室内へ回収する熱交換形換気装置が使用され
るようになってきた。
て、室内の汚れた空気を室外へ排出し、室外の新鮮な空
気を取入れ、室内の空気と室外の空気との間で熱交換器
を介して熱交換を行ない、排出する室内空気の熱エネル
ギーを室外吸入空気に移し、さらに暖房時には加湿器で
加湿させ、室内へ回収する熱交換形換気装置が使用され
るようになってきた。
このような、従来の熱交換形換気装置は、たとえば第
４図および第５図に示すように、構成されている。すな
わち本体内101に、室内空気排出用の排気通路102と外気
吸入用の給気通路105の交叉する部分に熱交換器103を設
け、排気通路102における熱交換器103の下流側に排気用
送風機104を設け、外気吸入用の給気通路105における熱
交換器103下流側に給気用送風機106を設け、さらに下流
側には背面に遮へい板107を取付けた加湿器108を設けて
いた。図中の109は加湿器108の風入口、110は加湿器108
の霧化水槽、111は加湿器108の霧出口である。
４図および第５図に示すように、構成されている。すな
わち本体内101に、室内空気排出用の排気通路102と外気
吸入用の給気通路105の交叉する部分に熱交換器103を設
け、排気通路102における熱交換器103の下流側に排気用
送風機104を設け、外気吸入用の給気通路105における熱
交換器103下流側に給気用送風機106を設け、さらに下流
側には背面に遮へい板107を取付けた加湿器108を設けて
いた。図中の109は加湿器108の風入口、110は加湿器108
の霧化水槽、111は加湿器108の霧出口である。
発明が解決しようとする課題 このような従来の熱交換形換気装置では、給気用送風
機106の出口付近に加湿器108がある場合、加湿器108の
風入口109に必要以上の風速が流れ、霧化しきれずに水
滴となり霧化水槽110内に戻ってしまったり、加湿器108
の横また遮へい板107の上から霧出口111に風が巻き込
み、発生した霧が給気用送風機106の風によって空気中
に誘引されず押えつけられることとなり、効率の良い加
湿が行なわれないという課題があった。
機106の出口付近に加湿器108がある場合、加湿器108の
風入口109に必要以上の風速が流れ、霧化しきれずに水
滴となり霧化水槽110内に戻ってしまったり、加湿器108
の横また遮へい板107の上から霧出口111に風が巻き込
み、発生した霧が給気用送風機106の風によって空気中
に誘引されず押えつけられることとなり、効率の良い加
湿が行なわれないという課題があった。
本発明は前記従来の課題に留意し、加湿器への風の流
れを良くし、効率の良い加湿を行なうことを目的とする
ものである。
れを良くし、効率の良い加湿を行なうことを目的とする
ものである。
課題を解決するための手段 この課題は解決するため本発明は、室内と連通する室
内側吸入口および室内側吐出口と、室外と連通する室外
側吸込口および室外側吐出口とを設けた本体内部に、風
路面を水平面に対し45°傾け、かつ四角柱形状で室外空
気と室内空気とを熱交換させる熱交換器を設け、室内の
空気を室外へ排出する排気通路における前記熱交換器の
下流側へ排気用送風機を設け、室外の空気を室内へ給気
する給気通路における前記熱交換器の下流側へ給気用送
風機、さらに下流側に加湿器を設け、この加湿器の背
面，天面，横面を板で囲い、この背面の板を多孔板とし
たものである。
内側吸入口および室内側吐出口と、室外と連通する室外
側吸込口および室外側吐出口とを設けた本体内部に、風
路面を水平面に対し45°傾け、かつ四角柱形状で室外空
気と室内空気とを熱交換させる熱交換器を設け、室内の
空気を室外へ排出する排気通路における前記熱交換器の
下流側へ排気用送風機を設け、室外の空気を室内へ給気
する給気通路における前記熱交換器の下流側へ給気用送
風機、さらに下流側に加湿器を設け、この加湿器の背
面，天面，横面を板で囲い、この背面の板を多孔板とし
たものである。
作用 この構成により、給気用送風機から出る風は加湿器背
面の多孔板で拡散されるため、加湿器の風入口の必要風
速にダウンでき、また天面，横面の板で霧出口への風巻
き込みがなく効率の良い加湿ができることとなる。
面の多孔板で拡散されるため、加湿器の風入口の必要風
速にダウンでき、また天面，横面の板で霧出口への風巻
き込みがなく効率の良い加湿ができることとなる。
実施例 以下本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづいて
説明する。
説明する。
図において、１は熱交換形換気装置の本体であり、一
側に室内と連通する室内側吸入口２および室内側吐出口
３を設けるとともに、他側に室外と連通する室外側吸込
口４および室外側吐出口５を設けている。本体１の内部
においては風路面６を水平面に対して45°傾けた四角柱
形状の熱交換器７を設けている。室内の空気を室外へ排
出する排気通路８における熱交換器７の上流側には粗塵
用フィルタ９を、また下流側には排気用送風機10を設け
ている。また、室外の空気を室内へ給気する給気通路11
における熱交換器７の上流側には中性能フィルタ12を、
また下流側には給気用送風機13、さらに下流側には、背
面，天面，横面を板14a,14b,14cで囲い、背面14aを多孔
板とした加湿器15,さらに下流側には水切フィルタ16を
設けている。図中の17は加湿器15の風入口、18は加湿器
15の霧化水槽、19は加湿器15の霧出口である。
側に室内と連通する室内側吸入口２および室内側吐出口
３を設けるとともに、他側に室外と連通する室外側吸込
口４および室外側吐出口５を設けている。本体１の内部
においては風路面６を水平面に対して45°傾けた四角柱
形状の熱交換器７を設けている。室内の空気を室外へ排
出する排気通路８における熱交換器７の上流側には粗塵
用フィルタ９を、また下流側には排気用送風機10を設け
ている。また、室外の空気を室内へ給気する給気通路11
における熱交換器７の上流側には中性能フィルタ12を、
また下流側には給気用送風機13、さらに下流側には、背
面，天面，横面を板14a,14b,14cで囲い、背面14aを多孔
板とした加湿器15,さらに下流側には水切フィルタ16を
設けている。図中の17は加湿器15の風入口、18は加湿器
15の霧化水槽、19は加湿器15の霧出口である。
上記構成において、室外の空気は給気用送風機13によ
り室外側吸込口４から吸込まれ、中性能フィルタ12を通
り熱交換器７で熱交換された後、加湿器15背面に設けた
多孔板14aで風が拡散され加湿器15で加湿され、水切フ
ィルタ16を経て室内側吐出口３より室内へ吸入される。
一方室内の空気は排気用送風機10により室内側吸込口２
から吸込まれ、粗塵用フィルター９を通り熱交換器７を
経て室外側吐出口５より室外へ排出される。
り室外側吸込口４から吸込まれ、中性能フィルタ12を通
り熱交換器７で熱交換された後、加湿器15背面に設けた
多孔板14aで風が拡散され加湿器15で加湿され、水切フ
ィルタ16を経て室内側吐出口３より室内へ吸入される。
一方室内の空気は排気用送風機10により室内側吸込口２
から吸込まれ、粗塵用フィルター９を通り熱交換器７を
経て室外側吐出口５より室外へ排出される。
以上のように本実施例によれば、加湿器15が給気用送
風機13の出口付近にある場合でも加湿器15背面の多孔板
14aで風が拡散されるため、加湿器15の風入口17への必
要風速までダウンでき、ほぼ均等な風速が流れ、また、
加湿器15の天面，横面の板14b,14cのため、加湿器15の
霧出口19への風巻き込みがなく発生した霧を有効に誘引
でき効率よく加湿できる。
風機13の出口付近にある場合でも加湿器15背面の多孔板
14aで風が拡散されるため、加湿器15の風入口17への必
要風速までダウンでき、ほぼ均等な風速が流れ、また、
加湿器15の天面，横面の板14b,14cのため、加湿器15の
霧出口19への風巻き込みがなく発生した霧を有効に誘引
でき効率よく加湿できる。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によ
れば、加湿器の背面，天面，横面を囲み、背面を多孔板
としたことにより給気用送風機から出た風は背面の多孔
板に当たり拡散するため、加湿器の風入口への均等な必
要風速までダウンでき、また霧出口へも風が流れるた
め、さらに加湿器の天面，横面の板により風巻き込みも
防げるため、霧出口で発生した霧が十分に霧化し、給気
送風機の風によって空気中に誘引され、効率の良い加湿
ができるという効果がある。
れば、加湿器の背面，天面，横面を囲み、背面を多孔板
としたことにより給気用送風機から出た風は背面の多孔
板に当たり拡散するため、加湿器の風入口への均等な必
要風速までダウンでき、また霧出口へも風が流れるた
め、さらに加湿器の天面，横面の板により風巻き込みも
防げるため、霧出口で発生した霧が十分に霧化し、給気
送風機の風によって空気中に誘引され、効率の良い加湿
ができるという効果がある。
第１図は本発明の一実施例の熱交換形換気装置の平面断
面図、第２図は同熱交換形換気装置のＡ−Ａ断面図、第
３図は同熱交換形換気装置の加湿器の加湿状態図、第４
図は従来の熱交換形換気装置の平面断面図、第５図は同
熱交換形換気装置のＢ−Ｂ断面図である。 １……本体、２……室内側吸込口、３……室内側吐出
口、４……室外側吸込口、５……室外側吐出口、６……
風路面、７……熱交換器、８……排気通路、10……排気
用送風機、11……給気通路、13……給気用送風機、14a,
14b,14c……背面，天面，横面の板、15……加湿器。
面図、第２図は同熱交換形換気装置のＡ−Ａ断面図、第
３図は同熱交換形換気装置の加湿器の加湿状態図、第４
図は従来の熱交換形換気装置の平面断面図、第５図は同
熱交換形換気装置のＢ−Ｂ断面図である。 １……本体、２……室内側吸込口、３……室内側吐出
口、４……室外側吸込口、５……室外側吐出口、６……
風路面、７……熱交換器、８……排気通路、10……排気
用送風機、11……給気通路、13……給気用送風機、14a,
14b,14c……背面，天面，横面の板、15……加湿器。
Claims (1)
- 【請求項１】室内と連通する室内側吸込口および室内側
吐出口と、室外と連通する室外側吸込口および室外側吐
出口とを設けた本体内部に、風路面を水平面に対し45°
傾け、かつ四角柱形状で室外空気と室内空気とを熱交換
させる熱交換器を設け、室内の空気を室外へ排出する排
気通路における、前記熱交換器の下流側へ排気用送風機
を設け、室外の空気を室内へ給気する給気通路における
前記熱交換器の下流側へ給気用送風機、さらに下流側に
加湿器を設け、この加湿器の背面，天面，横面を板で囲
い、この背面を多孔板とした加湿器を組み込んだ熱交換
形換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63233051A JP2506989B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 熱交換形換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63233051A JP2506989B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 熱交換形換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0282041A JPH0282041A (ja) | 1990-03-22 |
| JP2506989B2 true JP2506989B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=16949029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63233051A Expired - Lifetime JP2506989B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 熱交換形換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506989B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7281616B2 (ja) * | 2019-03-22 | 2023-05-26 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 換気システム |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP63233051A patent/JP2506989B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0282041A (ja) | 1990-03-22 |
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