JP2004308389A - セーフティボックス - Google Patents

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Masayuki Kaji
昌幸 梶
Morishiro Miyashita
守代 宮下
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Circle Tekko Co Ltd
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Abstract

【課題】従来のセーフティボックスは、ロック爪が収納室側に突出し、収納室部側で施錠していたため、外部から上部カバーをこじり、ロック爪を操作してこじ開けられた。そこで、外部からロック爪を操作解錠できないようにし、施錠箇所を複数個設けて、盗難をより困難にする。
【解決手段】ボックス本体1を仕切板9により収納室部Sと施錠装置室部Kとに分け、施錠装置室部Kには施錠フレーム14を設け、施錠フレーム14の両側にロック爪7,7’を仕切板9より収納室S側に出ないように配設し、施錠を施錠室部内で行い、ロック爪を複数設けたことにより施錠の信頼性を高めた。
【選択図】図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、施錠の信頼性向上を図った貴重品を保管する施錠装置付き貴重品箱に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のセーフティボックスはボックス本体の施錠装置側にロック爪を設け、該ロック爪を開閉蓋に貫入させ、開閉蓋に設けた施錠係合部材と係合させて施錠していた(例えば、参考文献として特願平10−314064,特願平10−351404,特願平11−61014,特願2000−352813がある)。
【0003】
以下、図1〜図7により従来のセーフティボックスついて説明する。図1において、上フレーム101側を前とする。ボックス本体100にガイドレール溝102を設け、開閉蓋103の両側に軸104を設け、該軸部104にはローラー105を自在に回転するように設け、該ローラー105が上記ガイドレール溝102を転動走行できるようにし、開閉蓋103はローラー105を介してボックス本体100上を前後方向にスライド自在になるよう配設されている。
【0004】
また、開閉蓋103が閉じた状態では、図1,図3で示すように開閉蓋103の前部が上フレーム101の下方に入り、上フレームが開閉蓋103の前部を覆うようになっている。
【0005】
図2は図1のA−A断面を示し、開閉蓋103には施錠孔103aを設け、仕切板111にはロック爪107を突出させるための孔111aを設ける。
【0006】
図3はセーフティボックスの施錠部内部を示す。
施錠フレーム108は仕切板111を介してボックス本体100に固定されており、施錠フレーム108にはロック爪107,ロック爪支点ピン110,スプリング109およびカード式錠106を設ける。カード式錠106はロック爪107を操作して解錠させるものであるが、その作用については省略する。
【0007】
図3,図4において、ロック爪107はピン110を支点に回動可能になっており、スプリング109によって常に施錠係合方向(図4矢印方向)へ押しつけられている。
【0008】
図4〜図6は、開閉蓋103が開状態から閉じて施錠されるまでの開閉蓋103とロック爪107の作用を表したものである。図4は開閉蓋103が開いた状態である。図5において、開閉蓋103を閉じようとすると、開閉蓋103に設けた施錠孔103aにロック爪107が貫入し、施錠孔103aの施錠孔側壁103a’がロック爪107を矢印方向へ押し戻し、施錠孔側壁103a’がロック爪107の施錠切り欠き107aを過ぎると、図6に示す通りロック爪107が図6矢印方向へ戻され、ロック爪107と開閉蓋103が係合し、施錠される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記説明の通り、開閉蓋103が閉じた施錠状態では、仕切板111と開閉蓋103前方端の隙間からロック爪107を操作して開閉蓋103が開けられないよう、その部分を上フレーム101で覆うなどして、従来のセーフティボックスにおいても外部から解錠操作されないような工夫が施されている。しかしながら、近年、図7に示すように開閉蓋103と上部フレーム101との隙間にドライバーあるいはバールのようなものを差し込んで上部フレーム101を捲り曲げ、隙間から器物を差し込んでロック爪107を操作解錠して貴重品を盗み出すと云う事件が発生している。また、施錠箇所が1カ所であるためさらに盗難を容易にしている。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するしようとするものであり、第一の目的は外部からロック爪を操作解錠できないようにするものであり、第二の目的は施錠箇所を複数個設けて、盗難をより困難にすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題を解決するために請求項1ではロック爪と施錠係合部材との施錠係合部を開閉蓋閉塞端より前方に配置した。
【0012】
請求項2に関わる発明では、開閉蓋に設けた施錠係合部を貴重品収納室部と施錠装置室部を仕切る仕切り板に貫入させ、施錠装置室部内で係合施錠するようにした。
【0013】
請求項3に関わる発明では、施錠箇所を複数個設けた。
【0014】
請求項4に関わる発明では、ボックス本体を仕切り板で貴重品収納室部と施錠装置室部とに分け、ロック爪を施錠装置室部内の両側に設け、また、開閉蓋両側にはロック爪と対応するように施錠部材を開閉蓋閉塞端より前方に設け、それぞれ施錠装置室部内で施錠可能にした。
【0015】
請求項5に関わる発明では、ボックス本体を仕切り板で貴重品収納室部と施錠装置室部とに分け、ロック爪を該仕切り板より貴重品収納室部側に出ないように施錠装置室部内の両側に設け、また、開閉蓋両側にはロック爪と対応するように施錠部材を開閉蓋閉塞端より前方に設け、それぞれ施錠装置室部内で施錠可能にした。
【0016】
請求項6に関わる発明では、上記一対設けたロック爪を連結部材で連結し、該連結部材を操作することによって互いに離れた一対のロック爪が共に作動するようにし、解錠構造を簡略化にした。
【0017】
請求項7に関わる発明では、前記一対のロック爪を連結部材でピン連結し、該ロック爪と該連結部材とを自在に可動出来るようにし、一方のロック爪を操作しても他方のロック爪は作動しないようにし、且つ、該連結部材を操作することによって互いに離れた一対のロック爪が共に作動して施錠あるいは解錠可能にした。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図8〜図18に基づいて説明する。
【0019】
図8,図9はそれぞれセーフティボックスの平面図,側面図を示す。
1は貴重品の収納及び施錠装置を配設するボックス本体で、ボックス本体1にはガイドレール溝1a、開閉蓋4の両側にはそれぞれ2箇所づつ軸5、該軸5にはローラー6を自在に回転するように設け、該ローラー6が上記ガイドレール溝1aを転動走行できるようにし、開閉蓋4はローラー6を介してボックス本体1上を前後方向にスライドし、開閉できるになるよう配設されている。
【0020】
また、図10で示すように開閉蓋4前部の両側壁を開閉蓋閉塞端Eより前方に突き出させ、施錠係合部材8,8’を設ける。
【0021】
図11,図12,図13において、ボックス本体1を仕切板9によって収納室部Sと図17で示すように施錠装置室部Kとに分け、該施錠装置室部Kには施錠フレーム14を設け、該施錠フレーム14の両側にはロック爪7,7’を仕切板9より収納部S側に出ない様に配設するとともにカード式錠13を設ける。
【0022】
図11,図13において、ロック爪7,7’はそれぞれピン11,11’を支点に回動可能になっており、スプリング12,12’によって常に係合方向(図13失印Ya方向)へ押しつけられている。
【0023】
図13,図14,図15は開閉蓋4が閉じるときの作用を示しており、図13は開閉蓋4が開いている状態を示している。図14において、開閉蓋4を閉じるときには開閉蓋前部に配設された施錠係合部材8,8’が仕切板孔9a(図12,図13参照)を通じて仕切板9に設けた貫入孔9aを貫入し、その進行に従って施錠係合部材8,8’がロック爪7,7’を押し上げ、ロック爪7,7’の切り欠き部7a,7’aが施錠係合部材8,8’を超えたところでロック爪7,7’はスプリング12,12’によって押し戻され施錠係合部材8,8’と係合し、図15に示すとおり開閉蓋4を施錠する。
【0024】
図13において、カード式錠13上面にはカードキー挿入孔13aが存在し、図16,図17に示すとおり、カードキー13bを該カードキー挿入孔13aに挿入し、押し込むことによってカード式錠のスライド片15が下方へ押し下げられ、同時にスライド片15によって連結部材10を下方へ押し下げ、両ロック爪7,7’を解錠操作する。
【0025】
また、図18で示すように、上記両方のロック爪7,7’は連結部材10で連結されているが、ロック爪7,7’と連結部材10との連結はピン16,16’を介して成されており、連結部材10に対してロック爪7,7’がそれぞれ自由に可動できるようにし、一方のロック爪を外部から操作しても他方にその影響を与えないようになっている。
【0026】
【発明の効果】
上述したように本発明のセーフティボックスは、施錠係合部を施錠装置室部内に設けことによって、外部からの解錠操作を不可能にするとともに、施錠部を複数にすることで盗難防止に対する信頼性を高めた。
【図面の簡単な説明】
【図1】〜
【図7】従来技術の説明図
【図8】平面図
【図9】側面図
【図10】開閉蓋立体図
【図11】施錠装置室部Kの詳細図
【図12】仕切板9の貫入孔9aの指示図
【図13】〜
【図15】開閉蓋4が閉じるときの作用図
【図16】解錠操作図
【図17】解錠操作内部詳細図
【図18】ロック爪7,7’の連結図
【符号の説明】
1 ボックス本体
2 カバーフレーム前
4 開閉蓋
7,7’ ロック爪
8,8’ 施錠係合部材
9 仕切板
9a 貫入孔
10 連結部材
16,16’ピン
E 開閉蓋閉塞端
K 施錠装置室部
S 収納室部

Claims (7)

  1. 貴重品を収納する本体と該貴重品を投入する開閉蓋及び本体と開閉蓋との施錠解錠を可能にする施錠装置を有するセーフティボックスにおいて、揺動可能なロック爪と該ロック爪と係合して施錠を可能にする施錠係合部材を設け、該施錠係合部が開閉蓋の閉塞端より前方に位置するようにしたことを特徴とするセーフティボックス。
  2. 貴重品を収納する収納部と施錠装置を配置する施錠装置部の間に仕切り板を設け、開閉蓋には施錠係合部が開閉蓋閉塞端より前方になるように施錠係合部材を設け、開閉蓋の閉塞時には該係合部材が仕切り板を貫入し、施錠係合が仕切り板を超えた施錠装置室部内で行われるようにしたことを特徴とする請求項1記載のセーフティボックス。
  3. ロック爪と施錠係合部材をそれぞれ一対設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のセーフティボックス。
  4. 請求項2記載の仕切り板によって分割された収納室部と施錠装置室部のうち施錠装置室部内の両側に一対のロック爪を揺動可能に設け、開閉蓋両側には一対の施錠部材を開閉蓋閉塞端より前方に設け、それぞれ施錠装置室部内で施錠可能にしたことを特徴とする請求項2及び請求項3記載のセーフティボックス。
  5. 請求項2記載の仕切り板によって分割された収納室部と施錠装置室部のうち施錠装置室部内の両側に一対のロック爪を該仕切り板の収納部側面より収納部側に該ロック爪の一部が突出しないように、且つ、揺動可能に設け、開閉蓋両側には一対の施錠部材を開閉蓋閉塞端より前方に設けて、それぞれ施錠装置室部内で施錠可能にしたことを特徴とする請求項4記載のセーフティボックス。
  6. 一対のロック爪を連結部材で連結したことを特徴とする請求項4または請求項5記載のセーフティボックス。
  7. 一対のロック爪を連結部材で連結するとともに、該ロック爪と連結部材との連結をピン連結とし、該ロック爪と該連結部材とを自在に可動出来るようにしことを特徴とする請求項6記載のセーフティボックス。
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