JP2004308359A - 既製コンクリート杭の杭頭接合構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】現場での接続鉄筋の接合時、端板の表面形状等によって接続鉄筋を接合する位置が制約を受けることのない既製コンクリート杭の杭頭接合構造を提供する。
【解決手段】既製コンクリート杭1の杭頭に突設する接続鉄筋4を、既製コンクリート杭1の杭頭端面に配設する端板3と、既製コンクリート杭1の外周面を覆う側板2との接合位置において、端板3と側板2との間に掛け渡すようにして接続する。
【選択図】 図1
【解決手段】既製コンクリート杭1の杭頭に突設する接続鉄筋4を、既製コンクリート杭1の杭頭端面に配設する端板3と、既製コンクリート杭1の外周面を覆う側板2との接合位置において、端板3と側板2との間に掛け渡すようにして接続する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、既製コンクリート杭の杭頭接合構造に関し、特に、既製コンクリート杭の端板が剥がれないようにして接続鉄筋を接合することができる既製コンクリート杭の杭頭接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、既製コンクリート杭の杭頭上に、建造物の荷重を支持する柱等を築造する場合、所定の地耐力を備えた杭頭部に鉄筋を接合し、コンクリートを打設して所要の基礎スラブとしている。この杭頭部の接合構造として、現場に施工した既製コンクリート杭の杭頭の端板上に、鉄筋を直接溶着して形成する方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の既製コンクリート杭の杭頭接合構造においては、既製コンクリート杭の杭頭の端板が、コンクリート杭、例えばSC杭内に緊張して埋設した鉄筋と接合するようにして既製コンクリート杭頭部に配設されているため、端板の表面形状等によって接続鉄筋を接合する位置が制約を受けるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来の既製コンクリート杭の杭頭接合構造の有する問題点に鑑み、現場での接続鉄筋の接合時、端板の表面形状等によって、接続鉄筋を接合する位置が制約を受けることのない既製コンクリート杭の杭頭接合構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の既製コンクリート杭の杭頭接合構造は、既製コンクリート杭の杭頭に突設する接続鉄筋を、既製コンクリート杭の杭頭端面に配設する端板と、既製コンクリート杭の外周面を覆う側板との接合位置において、端板と側板との間に掛け渡すようにして接続したことを特徴とする。
【0006】
この既製コンクリート杭の杭頭接合構造は、既製コンクリート杭の杭頭部の外周部に突設する接続鉄筋を、端板と側板間の接合位置にて接続するようにしているから、端板の表面形状等によって接続鉄筋を接合する位置が制約を受けることがなく、任意の位置に接続鉄筋を接合することができる。
【0007】
この場合、接続鉄筋を、スタッド鉄筋とし、該鉄筋の下端を端板、側板間にスタッド溶着するようにすることができる。
【0008】
これにより、接続鉄筋を溶着することにより端板と側板間が一体に結合されるため、端板の固定を簡単に行うことができる。
【0009】
また、この場合、端板、側板間に掛け渡すようにしてスタッド溶着したスタッドねじに接続金具を固定し、この接続金具に接続鉄筋の下端を螺合するようにすることができる。
【0010】
これにより、溶接作業をなくして接続鉄筋の接続を、現場においてもスパナ等の工具だけを用いて簡単に行うことができ、接続強度を均一とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の既製コンクリート杭の杭頭接合構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1に、本発明の既製コンクリート杭の杭頭接合構造の第1実施例を示す。
この既製コンクリート杭の杭頭接合構造は、SC杭等の既製コンクリート杭1の外周部を囲むように、既製コンクリート杭1を補強する側板2を配設するとともに、さらに既製コンクリート杭の天面には金属製の端板3を添うように配設し、この端板3、側板2を既製コンクリート杭の本体と一体とする。
この既製コンクリート杭1は、従来と同じ様な構造を有するようにして製造し、かつ現場にて従来の方法で施工するものとする。
【0013】
また、この既製コンクリート杭1の杭頭部には、基礎スラブ用の接続鉄筋4を一体に形成する。この接続鉄筋4をスタッド鉄筋とし、かつ下端をL字形に屈曲形成し、このL字形屈曲端部41を既製コンクリート杭1の杭頭外周面に当接し、スタッド溶着にて一体とする。
この接続鉄筋4の配設は、特に限定されることはないが、既製コンクリート杭1の周回方向に沿うようにし、所定間隔で複数本を配列するが、この接続鉄筋4の配設数は、既製コンクリート杭1の杭径等により設定される。
また、このスタッド鉄筋としては、その直径が13〜30mm、長さ500から1000mm程度のものを一般的に採用され、これは、既製コンクリート杭の径、基礎スラブの地耐力等により設定される。
【0014】
また、この接続鉄筋4のL字形屈曲端部41を既製コンクリート杭1と溶着するスタッド溶着部42は、図1に示すように、端板3と側板2との接合面において、端板3、側板2間に掛け渡すようにして溶着する。これにより、L字形屈曲端部41のスタッド溶着部42にて、端板3と側板2との間が一体となり、端板が既製コンクリート杭1と一体となる。
【0015】
図2に、本発明の既製コンクリート杭の杭頭接合構造の第2実施例を示す。
この既製コンクリート杭の杭頭接合構造は、既製コンクリート杭1の杭頭部に、接続金具5を固定できるように、その周回方向に所定間隔で複数本のスタッドねじ6,6を溶着するようにしたものである。
スタッドねじ6は、これにナットを螺合することにより、接続金具5を既製コンクリート杭1に確固に固定するもので、特に限定されるものではないが、1つの接続金具に少なくとも1本以上、例えば図示の実施例では上下に2本、左右に2本の計4本のスタッドねじ6,6,6,6を突設し、これらのスタッドねじ6,6により接続金具5を固定する。この場合、少なくとも上側のスタッドねじ6を、端板3と側板2との接合面において両板間を掛け渡すようにして溶着する。
これにより、スタッドねじ6の溶着部にて、既製コンクリート杭1の杭頭部に固定された端板3が、さらに側板2とも一体となる。
【0016】
このように、既製コンクリート杭1の杭頭部において、その水平方向に突設したスタッドねじ6,6,6,6を利用して接続金具5を固定する。
この接続金具5は、図2に示すように、既製コンクリート杭1の外周面に添うよう既製コンクリート杭1の径に合わせた円弧形とし、下部位置にスタッドねじ6を貫通するためのスタッドねじ挿通孔51,51を穿孔するとともに、このスタッドねじ挿通孔51の既製コンクリート杭1との当接面側に、このスタッドねじ挿通孔径より大なる座刳り部53を形成する。この座刳り部53により既製コンクリート杭1の杭頭外周面に突設したスタッドねじ6にナット7を螺合締結する際、スタッドねじ6の一部が太径に盛り上がったスタッド溶着部62を嵌合するようにし、接続金具5を既製コンクリート杭1の杭頭外周面に密着できるようにする。
【0017】
また、接続金具5の上部には、接続鉄筋8を螺合することにより接続できるように、縦方向にねじ孔52を形成する。この接続金具5の上部で、ねじ孔形成部を図示の実施例のように下部の板厚よりも厚くするようにし、ねじ孔形成を容易にすることができる。
このねじ孔52に、接続鉄筋8の下端部に形成したねじ部81を螺合することにより接続鉄筋8に固定し、かつ該接続金具5を介して既製コンクリート杭の杭頭部に接続固定するものとする。
なお、既製コンクリート杭1へのスタッドねじ6の溶着は、工場にて行い、これに接続金具5を締結し、現場まで輸送するようにすることもできるが、現場ですべての作業を行うこともできる。
【0018】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、既製コンクリート杭の杭頭部の外周部に突設する接続鉄筋を、端板と側板間の接合位置にて接続するようにしているから、端板の表面形状等によって接続鉄筋を接合する位置が制約を受けることがなく、任意の位置に接続鉄筋を接合することができる。
【0019】
また、請求項2記載の発明によれば、接続鉄筋を、スタッド鉄筋とし、該鉄筋の下端を端板、側板間にスタッド溶着するようにしているので、接続鉄筋を溶着することにより端板と側板間がさらに一体に結合されるため、端板の固定を簡単に行うことができる。
【0020】
また、請求項3記載の発明によれば、端板、側板間に掛け渡すようにしてスタッド溶着したスタッドねじに接続金具を固定し、この接続金具に接続鉄筋の下端を螺合するようにしているから、溶接作業をなくして接続鉄筋の接続を、現場においてもスパナ等の工具だけを用いて簡単に行うことができ、接続強度を均一とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の既製コンクリート杭の杭頭接合構造の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の既製コンクリート杭の杭頭接合構造の第2実施例を示し、(A)は一部破断した側面図、(B)は正面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート杭(SC杭)
2 側板
3 端板
4 接続鉄筋
41 L字形屈曲端部
42 スタッド溶着部
5 接続金具
51 スタッドねじ挿通孔
52 ねじ孔
53 座刳り部
6 スタッドねじ
7 ナット
8 接続鉄筋
81 ねじ部
【発明の属する技術分野】
本発明は、既製コンクリート杭の杭頭接合構造に関し、特に、既製コンクリート杭の端板が剥がれないようにして接続鉄筋を接合することができる既製コンクリート杭の杭頭接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、既製コンクリート杭の杭頭上に、建造物の荷重を支持する柱等を築造する場合、所定の地耐力を備えた杭頭部に鉄筋を接合し、コンクリートを打設して所要の基礎スラブとしている。この杭頭部の接合構造として、現場に施工した既製コンクリート杭の杭頭の端板上に、鉄筋を直接溶着して形成する方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の既製コンクリート杭の杭頭接合構造においては、既製コンクリート杭の杭頭の端板が、コンクリート杭、例えばSC杭内に緊張して埋設した鉄筋と接合するようにして既製コンクリート杭頭部に配設されているため、端板の表面形状等によって接続鉄筋を接合する位置が制約を受けるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来の既製コンクリート杭の杭頭接合構造の有する問題点に鑑み、現場での接続鉄筋の接合時、端板の表面形状等によって、接続鉄筋を接合する位置が制約を受けることのない既製コンクリート杭の杭頭接合構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の既製コンクリート杭の杭頭接合構造は、既製コンクリート杭の杭頭に突設する接続鉄筋を、既製コンクリート杭の杭頭端面に配設する端板と、既製コンクリート杭の外周面を覆う側板との接合位置において、端板と側板との間に掛け渡すようにして接続したことを特徴とする。
【0006】
この既製コンクリート杭の杭頭接合構造は、既製コンクリート杭の杭頭部の外周部に突設する接続鉄筋を、端板と側板間の接合位置にて接続するようにしているから、端板の表面形状等によって接続鉄筋を接合する位置が制約を受けることがなく、任意の位置に接続鉄筋を接合することができる。
【0007】
この場合、接続鉄筋を、スタッド鉄筋とし、該鉄筋の下端を端板、側板間にスタッド溶着するようにすることができる。
【0008】
これにより、接続鉄筋を溶着することにより端板と側板間が一体に結合されるため、端板の固定を簡単に行うことができる。
【0009】
また、この場合、端板、側板間に掛け渡すようにしてスタッド溶着したスタッドねじに接続金具を固定し、この接続金具に接続鉄筋の下端を螺合するようにすることができる。
【0010】
これにより、溶接作業をなくして接続鉄筋の接続を、現場においてもスパナ等の工具だけを用いて簡単に行うことができ、接続強度を均一とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の既製コンクリート杭の杭頭接合構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1に、本発明の既製コンクリート杭の杭頭接合構造の第1実施例を示す。
この既製コンクリート杭の杭頭接合構造は、SC杭等の既製コンクリート杭1の外周部を囲むように、既製コンクリート杭1を補強する側板2を配設するとともに、さらに既製コンクリート杭の天面には金属製の端板3を添うように配設し、この端板3、側板2を既製コンクリート杭の本体と一体とする。
この既製コンクリート杭1は、従来と同じ様な構造を有するようにして製造し、かつ現場にて従来の方法で施工するものとする。
【0013】
また、この既製コンクリート杭1の杭頭部には、基礎スラブ用の接続鉄筋4を一体に形成する。この接続鉄筋4をスタッド鉄筋とし、かつ下端をL字形に屈曲形成し、このL字形屈曲端部41を既製コンクリート杭1の杭頭外周面に当接し、スタッド溶着にて一体とする。
この接続鉄筋4の配設は、特に限定されることはないが、既製コンクリート杭1の周回方向に沿うようにし、所定間隔で複数本を配列するが、この接続鉄筋4の配設数は、既製コンクリート杭1の杭径等により設定される。
また、このスタッド鉄筋としては、その直径が13〜30mm、長さ500から1000mm程度のものを一般的に採用され、これは、既製コンクリート杭の径、基礎スラブの地耐力等により設定される。
【0014】
また、この接続鉄筋4のL字形屈曲端部41を既製コンクリート杭1と溶着するスタッド溶着部42は、図1に示すように、端板3と側板2との接合面において、端板3、側板2間に掛け渡すようにして溶着する。これにより、L字形屈曲端部41のスタッド溶着部42にて、端板3と側板2との間が一体となり、端板が既製コンクリート杭1と一体となる。
【0015】
図2に、本発明の既製コンクリート杭の杭頭接合構造の第2実施例を示す。
この既製コンクリート杭の杭頭接合構造は、既製コンクリート杭1の杭頭部に、接続金具5を固定できるように、その周回方向に所定間隔で複数本のスタッドねじ6,6を溶着するようにしたものである。
スタッドねじ6は、これにナットを螺合することにより、接続金具5を既製コンクリート杭1に確固に固定するもので、特に限定されるものではないが、1つの接続金具に少なくとも1本以上、例えば図示の実施例では上下に2本、左右に2本の計4本のスタッドねじ6,6,6,6を突設し、これらのスタッドねじ6,6により接続金具5を固定する。この場合、少なくとも上側のスタッドねじ6を、端板3と側板2との接合面において両板間を掛け渡すようにして溶着する。
これにより、スタッドねじ6の溶着部にて、既製コンクリート杭1の杭頭部に固定された端板3が、さらに側板2とも一体となる。
【0016】
このように、既製コンクリート杭1の杭頭部において、その水平方向に突設したスタッドねじ6,6,6,6を利用して接続金具5を固定する。
この接続金具5は、図2に示すように、既製コンクリート杭1の外周面に添うよう既製コンクリート杭1の径に合わせた円弧形とし、下部位置にスタッドねじ6を貫通するためのスタッドねじ挿通孔51,51を穿孔するとともに、このスタッドねじ挿通孔51の既製コンクリート杭1との当接面側に、このスタッドねじ挿通孔径より大なる座刳り部53を形成する。この座刳り部53により既製コンクリート杭1の杭頭外周面に突設したスタッドねじ6にナット7を螺合締結する際、スタッドねじ6の一部が太径に盛り上がったスタッド溶着部62を嵌合するようにし、接続金具5を既製コンクリート杭1の杭頭外周面に密着できるようにする。
【0017】
また、接続金具5の上部には、接続鉄筋8を螺合することにより接続できるように、縦方向にねじ孔52を形成する。この接続金具5の上部で、ねじ孔形成部を図示の実施例のように下部の板厚よりも厚くするようにし、ねじ孔形成を容易にすることができる。
このねじ孔52に、接続鉄筋8の下端部に形成したねじ部81を螺合することにより接続鉄筋8に固定し、かつ該接続金具5を介して既製コンクリート杭の杭頭部に接続固定するものとする。
なお、既製コンクリート杭1へのスタッドねじ6の溶着は、工場にて行い、これに接続金具5を締結し、現場まで輸送するようにすることもできるが、現場ですべての作業を行うこともできる。
【0018】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、既製コンクリート杭の杭頭部の外周部に突設する接続鉄筋を、端板と側板間の接合位置にて接続するようにしているから、端板の表面形状等によって接続鉄筋を接合する位置が制約を受けることがなく、任意の位置に接続鉄筋を接合することができる。
【0019】
また、請求項2記載の発明によれば、接続鉄筋を、スタッド鉄筋とし、該鉄筋の下端を端板、側板間にスタッド溶着するようにしているので、接続鉄筋を溶着することにより端板と側板間がさらに一体に結合されるため、端板の固定を簡単に行うことができる。
【0020】
また、請求項3記載の発明によれば、端板、側板間に掛け渡すようにしてスタッド溶着したスタッドねじに接続金具を固定し、この接続金具に接続鉄筋の下端を螺合するようにしているから、溶接作業をなくして接続鉄筋の接続を、現場においてもスパナ等の工具だけを用いて簡単に行うことができ、接続強度を均一とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の既製コンクリート杭の杭頭接合構造の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の既製コンクリート杭の杭頭接合構造の第2実施例を示し、(A)は一部破断した側面図、(B)は正面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート杭(SC杭)
2 側板
3 端板
4 接続鉄筋
41 L字形屈曲端部
42 スタッド溶着部
5 接続金具
51 スタッドねじ挿通孔
52 ねじ孔
53 座刳り部
6 スタッドねじ
7 ナット
8 接続鉄筋
81 ねじ部
Claims (3)
- 既製コンクリート杭の杭頭に突設する接続鉄筋を、既製コンクリート杭の杭頭端面に配設する端板と、既製コンクリート杭の外周面を覆う側板との接合位置において、端板と側板との間に掛け渡すようにして接続したことを特徴とする既製コンクリート杭の杭頭接合構造。
- 接続鉄筋を、スタッド鉄筋とし、該鉄筋の下端を端板、側板間にスタッド溶着するようにしたことを特徴とする請求項1記載の既製コンクリート杭の杭頭接合構造。
- 端板、側板間に掛け渡すようにしてスタッド溶着したスタッドねじに接続金具を固定し、この接続金具に接続鉄筋の下端を螺合するようにしたことを特徴とする請求項1記載の既製コンクリート杭の杭頭接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003106366A JP2004308359A (ja) | 2003-04-10 | 2003-04-10 | 既製コンクリート杭の杭頭接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003106366A JP2004308359A (ja) | 2003-04-10 | 2003-04-10 | 既製コンクリート杭の杭頭接合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004308359A true JP2004308359A (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=33468576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003106366A Pending JP2004308359A (ja) | 2003-04-10 | 2003-04-10 | 既製コンクリート杭の杭頭接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004308359A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011106240A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Okabe Co Ltd | 杭頭接合構造 |
JP2011106241A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Okabe Co Ltd | 杭頭接合構造 |
-
2003
- 2003-04-10 JP JP2003106366A patent/JP2004308359A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011106240A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Okabe Co Ltd | 杭頭接合構造 |
JP2011106241A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Okabe Co Ltd | 杭頭接合構造 |
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