JP2004303690A - 水平軸方向回転位置決め複数種類端子及びアプリケータ切換圧着及び圧接システム - Google Patents

水平軸方向回転位置決め複数種類端子及びアプリケータ切換圧着及び圧接システム Download PDF

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祐亮 片倉
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Abstract

【課題】複数種類端子及びアプリケータ切換圧着及び圧接システムにおいて、他品種少量生産による生産コストを軽減する為に、従来機より、より短い切換時間のシステムを提供する。
【解決手段】水平軸周りに複数種類の端子及びアプリケータとそれらの取り付け用の構造物をなるべく軸の近くに配置し慣性を小さくし、この水平軸の回転により切換を行う。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続な圧着及び圧接端子の複数種類端子及びアプリケータ切換圧着システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の複数種類端子及びアプリケータ切換圧着システムは、複数種類の端子リール及びアプリケータを横方向1列に並べ、随時、その中から所定の端子リールとアプリケータを呼び出し、圧着機位置まで横方向に移動し、端子リール及びアプリケータの切換を行うシステムが知られている。
【0003】
また、複数種類の端子リール及びアプリケータを水平方向に円形に配置させ、所定の端子を呼び出し、圧着機位置まで垂直軸方向に回転させ、端子リールとアプリケータの切換を行うシステムが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法の横方向への移動による切換では、切換時間が掛かってしまい、切換の多い多品種少量生産では、ロス時間が多い。
【0005】
また、水平方向に円形に配置させた場合には、外側にアプリケータ等の重量物が配置される為、その慣性が大きくなり、やはり切換時間が掛かっている。
【0006】
いずれの場合も、高速切換には不向きである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
切換時間を8種類の端子の切換時間を全て1秒以内にする。この為には、回転による切換を行い、且つ慣性モーメントの小さい回転体にする必要がある。回転運動とする理由は、余分な移動時間をより少なくする為である。また、高速回転となる為、回転体の回転により作業者に危険が生じない構造にする必要がある。尚、8種類の端子の切換時間1秒以内は、あくまでも開発時の目標値であり、本発明の端子の種類数と切換時間については、いずれもこれらの数値に限定されるものでは無い。
【0008】
これらの事を解決する方法として、回転体を水平軸中心にして、極力軸中心から離れない位置にアプリケータ及び構造物を配置する。水平軸にする理由は、アプリケータ及び構造物を堅牢な水平軸周りに固定し、慣性モーメントをより小さくする為である。回転軸の上方に圧着機を配置する。また、危険防止の為、高速回転する回転体と作業者を遮る安全カバーを具備する。
【0009】
これらの構造にした上で、水平軸を位置制御可能なモータにより、減速機を介して圧着機の圧着位置まで回転、位置決めを行う。8種類の端子を1秒間に切換する為に、正転逆転により、より近い方向に回転する早戻り制御を行う。しかし、場合により早戻り制御は必ずしも必要では無い。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる水平軸回転位置決め圧着システムの実施の形態について図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態を示した正面図である。以下、図を用いて説明する。又、本件について説明する端子リール部とは、端子をリール上に巻き取った物(いわゆる端子リール)と、端子と端子の間にある層間紙を巻取る層間紙巻取り装置、端子を端子リールからアプリケータまでガイドする端子ガイド等を表わしている。また、アプリケータ部とは、端子を圧着(圧接)、切断する部分と圧着(圧接)を行う為に必要なガイド部等を表わしている。
【0011】
図2より回転軸5は、ベアリング1とベアリング2を介して、フレーム3とフレーム4に回転自由に支持固定されている。また、図10の様に回転軸5とベアリング2の間に、外周に端子通過用の8等配で穿孔されたリング6が有り、回転軸5はリング中心を通過して、8角形のアプリケータ固定ブロック7に挿入され固定されている。アプリケータ固定ブロック7の他端は、ベアリング8を介してフレーム9に支持固定されている。
【0012】
アプリケータ固定ブロック7は、圧着機28の上下運動に垂直に設置され、サーボモータ10の保持ブレーキにより位置保持している。また、図3の様にアプリケータ11下型は、圧着機28のラム12の圧着中心に配置されている。
【0013】
図4より端子リール13は、リールスタンド14にリールスタンドボス15により、スプリング16を介して固定する。端子リール13は各々、右または左に着脱可能である。リールスタンド14は、回転軸5に固定された8角形のリールスタンド固定ブロック17に固定してある。この時、各々の端子リールとアプリケータは圧着機に対して同じ角度を成し固定されている。
【0014】
図5より端子18は、端子リール13から端子ガイド19、穿孔されたリング6、端子ガイド20を通ってアプリケータ11に挿入されている。挿入された端子18は、送り爪26aにより、刃型21中心にセットされている。
【0015】
圧着時、図6のように層間紙巻取り装置のドラム22は、巻取り円板24a外周にエアシリンダ23により押し付けられ、モータ24により回転し巻取りが行われる。層間紙の張力が高まるとドラム22がスリップして巻取りが行われない構造となっている。
【0016】
以下、図7について説明する。サーボモータ10により、指定端子リール13aが呼び出される。この時、指定端子リール13aは正規の位置に、より早い回転方向を選んで到達する。また、端子は予め送り装置により圧着機の上型中心位置である圧着位置にセットされている。
【0017】
層間紙巻取りが行われ、電線供給状態でフットスイッチ25を踏むと圧着を行う。但し、自動機では、圧着準備完了信号にて、圧着動作が行われる。
【0018】
図8で送り用エアシリンダ26はストッパボルト26cにストッパ26bが当たって止り、送り位置で送り爪26aが停止する。送り爪上下エアシリンダ27で送り装置が上昇する。送り用エアシリンダ26が戻り、図9の位置の待機状態となる。層間紙巻取り装置は、エアシリンダ23が戻り、ドラム22が巻取り円板24aから離される。
【0019】
送り機構が上昇して、層間紙巻取り装置が離れた時点で回転軸5を回転して、アプリケータ固定ブロック7とリールスタンド固定ブロック17を次の圧着作業の物に切換を行う。この時、圧着機の上型も回転移動、若しくはスライド移動により、次の圧着作業の準備を行う。
【0020】
この時、前述の通り図9の様に送り機構部の送り爪26aの位置を元の位置に戻っているので、圧着後位置決め回転が可能である。
【0021】
以降、上述の動作を繰り返す。
【0022】
上記は端子リールを左に配置し、端子を左から右に供給した例であるが本発明では端子を同様に圧着機後方から圧着位置への供給も可能である。また、本発明は、上型、下型を分離しない通常のアプリケータにおいても、実施可能である。
【発明の効果】
【0023】
本発明により次の効果が得られる。今までの複数端子切換圧着システムに比べ、現生産端子から次生産端子への高速切換が可能となる。この事により、多品種少量生産のハーネス生産において、生産コストを軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図である。
【図2】水平軸の構成を表した部分断面図である。
【図3】圧着装置部の正面図である。
【図4】端子リール固定部と回転軸の関係図である。
【図5】端子の位置関係図である。
【図6】層間紙巻取り装置の構成図である。
【図7】回転動作の1例を表した図である。
【図8】送り機構部の動作を表した図である。
【図9】送り機構部の送り爪の原点位置を表した図である。
【図10】穿孔したリングの断面図である。
【図11】端子送り実施時の図である。
【符号の説明】
1 ベアリング
2 ベアリング
3 ベアリング
4 フレーム
5 回転軸
6 リング
7 アプリケータ固定ブロック
8 ベアリング
9 フレーム
10 サーボモータ
11 アプリケータ
12 ラム
13 端子リール
13a 指定端子リール
14 リールスタンド
15 リールスタンドボス
16 スプリング
17 リールスタンド固定ブロック
18 端子
19 端子ガイド
20 端子ガイド
21 刃型
22 ドラム
23 エアシリンダ
24 モータ
24a 巻取り円板
25 フットスイッチ
26 送り用エアシリンダ
26a 送り爪
26b ストッパ
26c ストッパボルト
27 送り爪上下エアシリンダ
28 圧着機
29 減速機
30 サーボモータ

Claims (6)

  1. 連続した端子を圧着又は、圧接作業する圧着及び圧接システムにおいて、端子リール部及びアプリケータ部または各々一方を、水平方向に固定した回転軸を中心に回転させることにより、圧着したい端子及びアプリケータまたはどちらか一方を選択して呼び出し、位置決めし、圧着又は圧接作業を可能にした複数種類端子及びアプリケータ切換圧着及び圧接システム。
  2. 端子リールを水平な回転軸中心に等角度で配置し、同回転軸中心に端子リールと同じ角度でアプリケータを配置し、穿孔した円盤を通過させセットした端子を、位置制御可能なモータを使用して圧着可能な回転角度に割り出しし、この角度切換により1台の圧着機(圧接機)で複数の端子を圧着又は圧接可能とした複数種類端子及びアプリケータ切換圧着及び圧接システム。
  3. 端子リール部とアプリケータ部及びそれらの為の構造物を、水平で堅牢な回転軸周りに配置する事で慣性モーメントを小さくし、高速切換が可能となった複数種類端子及びアプリケータ切換圧着及び圧接システム。
  4. 1つのモータにより、端子リールの位置決めとそれに同期する下型の切換を可能にした複数種類端子及びアプリケータ切換圧着及び圧接システム。
  5. 複数の端子リールの1つだけを圧着時に呼び出し、それ以外の端子を常時待機状態として保管できる機能を有した圧着及び圧接システム。
  6. 端子及びアプリケータの呼び出しの際に正規位置までの回転方向をより速く到達する方向に回転する機能を有した複数種類端子及びアプリケータ切換圧着及び圧接システム。
JP2003098018A 2003-04-01 2003-04-01 水平軸方向回転位置決め複数種類端子及びアプリケータ切換圧着及び圧接システム Pending JP2004303690A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016115420A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 矢崎総業株式会社 端子圧着治具セット補助装置および端子圧着システム
CN112928573A (zh) * 2021-02-05 2021-06-08 广东亚泰科技有限公司 端子压着机及线束加工设备

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016115420A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 矢崎総業株式会社 端子圧着治具セット補助装置および端子圧着システム
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