JP2004303018A - カード処理装置におけるシャッタ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減するとともに、装置の小型化を図る。
【解決手段】カード挿入口15から挿入されたカードの前端に係合して移動板22がA方向に移動し、遅れて差動板25もA方向に移動する。差動板25とシャッタ27とは遊びを有して連結され、引張りコイルばね32が介装されている。シャッタ27のシャッタ部29がカードの後端を係止して、カードをカード処理領域に取込み、その状態で引張りコイルばね32に引張力が蓄積される。カードを返却するときに、引張りコイルばね32に蓄積された引張力が、カード返却の補助ばねとして機能する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード挿入口から1枚目のカードが挿入された後、2枚目のカードがカード挿入口からカード取込み通路内に挿入されるのを阻止するカード処理装置におけるシャッタ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカード処理装置におけるシャッタ構造は、カード挿入口を有する押し込み部材と、この押し込み部材の移動に連動して移動量が増大される移動部材と、この移動部材に遊びを有して連結されたカード排出部材およびカード取込み部材とを備え、前記カード排出部材にはカードの前端と係合する係合爪が設けられ、前記カード取込み部材にはカードの後端と係合する係合部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見付け出すことはできなかった。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−291062号公報(段落「0011」「0018」、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のカード処理装置におけるシャッタ構造においては、移動部材を移動させるためにカード挿入口を有する押し込み部材を必要とするばかりではなく、カードを排出するためのカード排出部材も必要とするために、部品点数が増加するとともに、装置が大型化するという問題もあった。
【0005】
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、第1の目的は部品点数を削減することにある。また、第2の目的は装置の小型化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、カード挿入口から挿入されたカードをカード取込み通路内に取込み、カード処理部によってカードのデータを処理した後に、カード挿入口から排出するカード処理装置におけるシャッタ構造において、カード挿入口から挿入されたカードの前端と係合する係合部を有しカードの挿入に追従して移動し、カード取込み通路内に取り込まれたカードを処理した後にカード挿入口から返却する移動子と、この移動子と遊びを有して連結され、カード挿入方向に移動することによりカード取込み通路内に進出しカードの後端を係止しカードをカード取込み通路内に取り込むシャッタとを備えたものである。
したがって、カードによって直接移動子を移動させ、この移動子の移動よりも遅れてシャッタが移動しカード取込み通路内に進出しカードの後端を係止してカードをカード取込み通路内に取り込む。カードの処理が終了したら、移動子によってカードがカード挿入口から返却される。
【0007】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記シャッタと前記移動子との間に中間部材を介装し、この中間部材とシャッタとを付勢手段によって連結したものである。
したがって、シャッタによって取り込まれたカードは付勢手段によって弾持される。また、カードを返却するときに付勢手段に蓄積された付勢力によって返却が開始される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係るカード処理装置の左カバーを取り除いた状態の外観を示す斜視図、図2は同じく正面図、図3は同じく底面図、図4(a)は図2における IV(a)−IV(a)線断面図、同図(b)は図2における IV(b)−IV(b)線断面図、図5は同じくカード処理通路のカード処理領域とカード回収可能領域を説明するために、図4においてV−V 線で断面したモデル図、図6は同じくタンブラー装置、タンブラー装置解除手段、係止解除手段を抜粋して示した斜視図、図7は同じくタンブラー装置、タンブラー装置解除手段、係止解除手段を抜粋し、これらとカード処理通路との位置関係を説明するための正面図である。
【0009】
図8は本発明に係るカード処理装置におけるシャッタ片の動作を説明するための要部の平面図で、同図(a)はカードの前端が移動板の被係合部に係合した状態を示し、同図(b)は移動板の係合突片が差動板の被係合部に係合した状態を示す、同図(c)はシャッタ片のシャッタ部がカード処理通路に臨んだ状態を示す、同図(d)はカードの前、後端がストッパピンとシャッタ部とによって弾持された状態を示す。図9(a)は図2におけるIX(a)−IX(a) 線断面図、同図(b)は図2におけるIX(b)−IX(b) 線断面図である。
【0010】
図10ないし図14は本発明に係るカード処理装置におけるカードの処理動作を説明するための正面図で、図10はカード挿入口から挿入されたカードの前端が移動板の被係合部に係合した状態を示し、図11はタンブラー装置が中立の位置にある状態を示し、図12はカードがカード処理領域に位置付けられた状態を示し、図13はカード処理領域に位置付けられた状態のカードがカード挿入口から返却される状態を示し、図14はカードがカード回収可能領域に取り込まれカード回収口から回収される状態を示し、図15は本発明の要部を一部破断して示す平面図である。
なお、本装置が最も多く使用される態様から、図1において、図中右側、すなわちカード挿入口15側を前側とし、正面側、すなわち図4において下側を左側とし、図1において背面側、すなわち図4において上側を右側として説明する。
【0011】
図1で全体を符号1で示すカード処理装置は、左側方が開口した左ガイド板2と、右側方が開口した右ガイド板3と、左ガイド板2の開口を覆う左カバー4と、右ガイド板3の開口を覆う右カバー5とによって概ね構成されている。
【0012】
左ガイド板2の前側には、中央部が窪むように湾曲形成された表面板6が一体に設けられている。同様に右ガイド板3の前側にも、中央部が窪むように湾曲形成された表面板7が一体に設けられているとともに、この右ガイド板3と左ガイド板2とを囲む囲い壁8が一体に設けられている。
【0013】
右ガイド板3には、図5に示すように、矢印A−B方向に互いに平行となるように延在する上下2本のガイドリブ12,13が一体に突設されている。これら2本のガイドリブ12,13の間隔は、このカード処理装置1によって情報が処理される非接触ICカード(以下、単にカードと略称する)Pの幅よりも僅かに大きく形成され、これらガイドリブ12,13の突出量はカードPの厚みよりも僅かに大きく形成されている。
【0014】
したがって、左ガイド板2と右ガイド板3とが互いに対向することにより、これら左ガイド板2および右ガイド板3と上下のガイドリブ12,13とによって、図4(a)に示すように、カードPが矢印A−B方向に移動可能なカード取込み通路としてのカード処理通路11が形成される。このカード処理通路11の矢印B方向の端部には、左ガイド板2の表面板6と右ガイド板3の表面板7によって形成され、このカード処理通路11と連通するカード挿入口15が設けられている。
【0015】
カード処理通路11は、カード挿入口15側に設けられたカード処理領域11Aと、このカード処理領域11Aよりも矢印A方向側に設けられたカード回収可能領域11Bとによって形成されている。カード処理領域11Aに対応して、右ガイド板3の右側方の表面には、図4に示すように、カード処理部としてのアンテナ基板16が取り付けられている。
【0016】
また、右ガイド板3には、図5に示すように、カード処理領域11Aの矢印A側の一端に対応して、後述するストッパピン66が臨む一対の貫通孔17,17が穿孔されている。したがって、カードPがカード挿入口15から挿入され、後述するタンブラー装置35によってカード処理領域11Aに取り込まれ、ストッパピン66によって前端が係止されると、カードPに記録されている情報が無線によりアンテナ基板16によって処理される。
【0017】
カード回収可能領域11Bに対応して、下方のガイドリブ13には細長い切欠き13aが設けられており、上記した右ガイド板3の囲い壁8の底部には、図3に示すように、スリット状に形成されたカード回収口18が設けられている。したがって、カード挿入口15から挿入され、タンブラー装置35によってカード回収可能領域11Bに取り込まれたカードPは、自重によって切欠き13aを通過してカード回収口18から落下し、図示を省略したカード回収部に回収される。
【0018】
左ガイド板2および右ガイド板3のそれぞれには、図4(a)に示すように、カード処理通路11の略中央部から矢印A側の端部まで延設された細長い長方形に形成されたガイド孔20,21が穿設されている。22は細長い長方形に形成された移動子としての移動板であって、矢印A方向の端部には直角に折り曲げるように形成した被係合部22aが設けられている。
【0019】
この移動板22は、左ガイド板2の左側方の表面に対接するようにして、ガイド孔20,21に沿って矢印A−B方向に移動自在に支持されており、カード挿入口15から挿入されたカードPの前端が被係合部22aに係合するように、被係合部22aがガイド孔20からカード処理通路11に臨んでいる。
【0020】
また、この移動板22の上端の略中央部には、図7に示すように、後述する差動板25の被係合部25aに係合して差動板25を矢印A方向に移動させる係合突片22bが突設されており、移動板22の矢印B方向側には、上下方向に延在する長孔22cが穿孔されている。
【0021】
中間部材としての差動板25は、図7に示すように、細長い長方形に形成され、矢印A方向の端部には右側方に向かって突設された被係合部25aが設けられており、矢印B方向の端部には、図15に示すように係合ピン25bが一体に突設されている。この差動板25は、左ガイド板2の左側方の表面に被係合部25aの突設量だけ離間するようにして対向し、上記した移動板22の上端に沿って矢印A−B方向に移動自在に支持されている。この差動板25の被係合部25aと、上記した移動板22の係合突片22bとの間は、図7に示すように間隔Lだけ離間している。
【0022】
図9(a)において、27は細長い長方形に形成されたシャッタ片であって、矢印B方向の端部には、右側方に折り曲げられるようにして形成されたシャッタ部29が設けられており、両側部には同図(b)に示すようにボス27a,27aが突設されている。シャッタ片27の矢印A方向の端部には、図15に示すように、断面がU字状に形成された保持部28が一体に設けられている。この保持部28の先端には、この保持部28の開口に臨む係合部28aが一体に突設され、保持部28の基端部には、係合部28aに対向するように舌片28bが一体に突設されている。
【0023】
シャッタ部29のカード挿入口15側の側面29aは、図15に示すように、カード処理通路11に進出した状態で鉛直方向から角度αだけカード挿入口15側に傾斜し、係止面29aを形成している。また、この係止面29aとカード挿入口15と反対側の側面29bには、係止リブ30が一体に突設されている。この係止リブ30のカード挿入口15と反対側の側面30aは、図15に示すように、カード処理通路11に進出した状態で鉛直方向から角度αだけカード挿入口15と反対側に傾斜し、係止面30aを形成している。
【0024】
このシャッタ片27の保持部28に、差動板25の係合ピン25bが係入されることにより、シャッタ片27が差動板25の端部に、矢印A−B方向に僅かな遊びlを有して枢着され、かつ差動板25との間には、後述するストッパピン66とともにカードPを保持する機能と、カード返却時にカード返却を補助する機能を併せもつ引張りばね32が懸架されている。
【0025】
左カバー4の矢印B方向側には、図9(b)に示すように、左ガイド板2側に向かって立設されたカム片31が一体形成され、このカム片31には、傾斜案内部31aと、これと連設され左ガイド板2に対向する水平案内部31bとが形成されている。
【0026】
差動板25に連結されたシャッタ片27は、後述するようにカードPがカード挿入口15から挿入されていない初期の状態において、図9(b)に示すように、ボス27aが引張りコイルばね32の引張力によって、カム片31の傾斜案内部31aに係合するため、同図(a)に示すように、シャッタ部29がカード処理通路11から退避している。
【0027】
一方、後述するように、差動板25が矢印A方向に移動することにより、シャッタ片27が矢印A方向に移動すると、ボス27aが傾斜案内部31aから水平案内部31bに係合するため、シャッタ部29が、同図(a)において、左ガイド板2に形成した切欠き33からカード処理通路11内に進出する。
【0028】
図6および図7に符号35で示すタンブラー装置は、扇形状に形成された第1のリンク36と、上部37aが扇形状に形成され下部37bが角柱状に形成された第2のリンク37と、この第2のリンク37を矢印C方向に付勢する付勢手段としての圧縮コイルばね(カード取込み用付勢手段)38とによって概ね構成されている。
【0029】
ここで、「C方向」とは、説明の便宜上、第2のリンク37の下部37bの軸線に沿った上方の方向を意味するもので、この後、動作の説明において、第2のリンク37の傾きに変化するのに追従して、「C方向」の指向方向も変化する。
【0030】
第1のリンク36は、基端部が軸40を介して左カバー4に回動自在に支持されており、回動端部である周端部の中央部にピン41が植設されている。このピン41と左カバー4との間にカード返却用付勢手段としての引張りコイルばね42が介装されており、この引張りコイルばね42の引張力によって、第1のリンク36は軸40を回動中心として図7中反時計方向に付勢されている。
【0031】
第2のリンク37の中央部はピン41に枢着され、上部37aの周端部の中央部にはピン43が植設されており、このピン43が上記した移動板22の長孔22c内に臨んでいる。このピン43は、このピン43と前記ピン41とを結んだ結線が下部37bの軸線と一致する位置に位置付けられているとともに、このピン43と軸40とを結ぶ結線が矢印A−B方向と一致するように位置付けられている。
【0032】
44は有底角筒状に形成されたホルダーであって、両側部に小軸45,45が一体に突設されており、これら小軸45,45が後述する長孔52内に臨み、かつ保持レバー51によって保持されることによって小軸45,45を回動中心として回動自在に支持される。このホルダー44内には、第2のリンク37の下部37bが係入され、この下部37bがホルダー44によって下部37bの軸線方向に摺動自在に支持されている。
【0033】
したがって、後述するようにピン43を介して第2のリンク37が矢印A方向に押圧され、ピン41を介して下部37bがホルダー44内を移動することにより、矢印A方向に移動するピン43は、スコット・ラッセル近似平行運動によって矢印A方向に直線運動を行う。第2のリンク37の下部37bの下端とホルダー44の底部との間には、圧縮コイルばねであるカード取込み用ばね38が弾装されており、このカード取込み用ばね38の弾発力によって、第2のリンク37は矢印C方向、すなわち下部37bの軸線方向に付勢されている。
【0034】
このような構造を採ることにより、ピン43が矢印A方向に押圧されると、動支点としてのピン43が、第2のリンク37の回動支点である小軸45と定支点としての軸40を結んだ境界線Gに達するまでは、カード取込み用ばね38の弾発力がピン43を矢印B方向へ付勢する方向に作用する。
【0035】
ピン43が境界線G上に達すると、カード取込み用ばね38の弾発力が最大となるが、ピン43は矢印A、Bのいずれの方向にも移動しない中立の位置に位置付けられる。この状態からピン43が境界線Gを越え矢印A方向に押圧されると、カード取込み用ばね38の弾発力がピン43を矢印A方向に付勢する方向に作用する。
【0036】
次に、図6および図7を用いて、タンブラー装置35を解除するタンブラー装置解除手段50について説明する。
【0037】
タンブラー装置解除手段50は、ホルダー44の小軸45を保持する保持レバー51と、小軸45を移動可能とする長孔52と、保持レバー51の基端部に固定された係合部材53と、この係合部材53に係合するロッド56を備えたソレノイド55とによって概ね構成されている。
【0038】
保持レバー51の基端部は、左カバー4と左ガイド板2との間に横架された軸57に回動自在に支持されており、左ガイド板2との間に懸架した引張りコイルばね58によって軸57を回動中心として図中反時計方向に付勢されている。長孔52は、上下方向に延在するように、左カバー4と左ガイド板2とに互いに対向して設けられており、これら長孔52,52に、上記したホルダー44の小軸45,45が臨んでいる。
【0039】
係合部材53には、ロッド56が係合する係合部59が設けられており、ロッド56が前進して係合部59に係合することにより、ホルダー44の小軸45が長孔52の上端に位置付けられて、保持レバー51が水平状態に保持される。
【0040】
一方、ソレノイド55が作動しロッド56が後退して係合部59との係合が解除されると、保持レバー51は軸57を回動中心として回動可能な状態になる。したがって、この状態で仮に、カード取込み用ばね38に弾発力が蓄積されていると、その弾発力によって保持レバー51は軸57を回動中心として図中時計方向に回動し、小軸45が長孔52内を下降する。
【0041】
次に、図6および図7を用いて、タンブラー装置35によって取り込まれたカードPの前端を係止しカードPをカード処理領域11Aに位置付ける第2の係止手段66と、この第2の係止手段による係止を解除する係止解除手段70について説明する。
【0042】
図6において、60は側面視L字状に形成されたレバーであって、基端部61とこれと直交する回動端部62とによって形成されており、右ガイド板3に設けた軸受部64,64間に横架された軸65に基端部61が回動自在に支持されている。
【0043】
回動端部62には一対の第2の係止手段としてのストッパピン66,66が一体に突設されており、これらストッパピン66,66は、レバー60が回動することにより、右ガイド板3の貫通孔17,17からカード処理通路11に臨むように構成されている。
【0044】
係止解除手段としてのソレノイド70は、右ガイド板3の囲い壁8に固定されており、ロッド71がピン72を介してレバー60の基端部61に枢着されている。このソレノイド70の非励磁によりロッド71が前進すると、レバー60が回動してストッパピン66,66が右ガイド板3の貫通孔17,17からカード処理通路11に臨み、励磁によりロッド71が後退すると、ストッパピン66,66がカード処理通路11から退避する。
【0045】
次に、図7および図8ならびに図10ないし図14を用いて、このように構成されたカード処理装置におけるカードの処理動作を説明する。
【0046】
図7に示すように、予めソレノイド55のロッド56が前進し係合部材53の係合部59に係合しており、保持レバー51によって小軸45が長孔52の上端に位置付けられている。また、レバー60のストッパピン66が貫通孔17,17からカード処理通路11内に臨んでいる。また、シャッタ片27のシャッタ部29が、図8(a)に示すように、カード処理通路11から退避している。
【0047】
この状態で、カードPをカード挿入口15からカード処理通路11内に矢印A方向に挿入すると、カードPの前端が移動板22の被係合部22aに当接する。さらにカードPを矢印A方向に挿入するとカードPの前端が移動板22の被係合部22aを矢印A方向に押圧するから、図10に示すように、移動板22が矢印A方向への移動を開始し、ピン43を介して第2のリンク37の下部37bがホルダー44内を下降するため、カード取込み用ばね38が圧縮される。同時に、ピン41を介して第1のリンク36が軸40を回動中心として図中時計方向に回動するから、カード返却用付勢手段である引張りコイルばね42が伸長する。
【0048】
さらに、カードPを矢印A方向に挿入すると、移動板22の長孔22cに臨むピン43は、いわゆるスコット・ラッセル近似平行運動によって矢印A方向に移動し、図11に示すように、軸40に重なるようにして境界線G上に位置して中立の状態が維持される。このとき、第1のリンク36が軸40を回動中心として図中時計方向に回動しているため、引張りコイルばね42には引張力が蓄積される。
【0049】
また、ピン43が矢印A方向に直線運動し、ホルダー44の小軸45が保持レバー51によって矢印D方向への移動を規制されていることにより、第2のリンク37が矢印D方向に移動するため、圧縮コイルばね38が圧縮されて圧縮コイルばね38に弾発力が蓄積される。また、この状態のとき移動板22の係合突片22bが差動板25の被係合部25aに係合する。
【0050】
この中立の状態から、さらにカードPを矢印A方向に挿入すると、タンブラー装置35の圧縮コイルばね38に蓄積された弾発力によって第2のリンク37が矢印C方向に移動するから、矢印A方向に移動するピン43を介して移動板22が矢印A方向に移動する。
【0051】
このとき、移動板22の係合突片22bが係合している被係合部25aの差動板25が矢印A方向に移動するから、図8(c)に示すように、シャッタ片27のボス27aが傾斜案内部31aから水平案内部31bに案内されるためシャッタ部29がカード処理通路11に臨む。
【0052】
シャッタ片27が移動板22に追従して矢印A方向に移動することにより、シャッタ部29がカードPの後端に係合するから、カードPはこのシャッタ部29によって矢印A方向に移動し、同図(d)に示すように、前端がストッパピン66に係止されることにより、カード処理領域11Aに位置付けられて停止する。したがって、シャッタ片27のシャッタ部29が、カードPの後端を係止する第1の係止手段を構成する。
【0053】
この後も、移動板22は僅かに矢印A方向に移動するため、カードPの後端にシャッタ部29が係合しているシャッタ片27は、差動板25との間の遊びl分だけ矢印B方向に移動する。したがって、差動板25とシャッタ片27との間に懸架された引張りコイルばね32が伸長し、引張りコイルばね32に引張力が蓄積されるため、カードPはストッパピン66とシャッタ部29とによって弾持される。
【0054】
このとき、1枚目のカードP1の後端がシャッタ部29の係止リブ30に係止され、この係止リブ30の係止面30aが鉛直方向から角度αだけカード挿入口15と反対方向に傾斜して形成されているため、係止リブ30がカードP1によって矢印B方向に押圧されると、シャッタ片27をカード処理通路11側に付勢する分力F1が発生する。したがって、シャッタ部29がカード処理通路11から退避する方向すなわちカード処理通路11を開放する方向へ回動するようなことがないから、カードP1がシャッタ部29に確実に弾持されるため、1枚目のカードP1が誤ってカード挿入口15から排出されるようなことがない。
【0055】
ピン43が矢印A方向に移動する間、第2のリンク37の下部37bがホルダー44内を摺動し、このホルダー44が小軸45を回動中心として回動自在に支持されているため、ホルダー44がピン43の移動に追従して第2のリンク37の下部37bの軸線方向と一致した状態を保持しながら回動する。
【0056】
したがって、ホルダー44内に収納された圧縮コイルばね38も、常に第2のリンク37の下部37bの軸線方向と一致した状態が保持されるから、ピン43が移動中に、圧縮コイルばね38によって第2のリンク37を曲げるような分力が発生しない。このため第2のリンク37を破損したりすることがないばかりか、第2のリンク37を付勢するときに荷重損失が発生しない。
【0057】
また、移動板22には、ピン43が臨む孔を長孔22cとしたことにより、タンブラー装置35を構成する各構成部品間に組付け誤差が発生していたとしても、移動板22が矢印A方向に移動するとき、動作不良が発生するようなことがなく円滑に移動する。
【0058】
また、第1のリンク36を扇形に形成し、第2のリンク37の上部37aを扇形に形成し、移動中に両リンク36,37が常に重なった状態としたことにより、両リンク36,37に反り等が発生し、移動中に両リンク36,37の端面どうしが係合して動作不良となるようなことも防止できる。
【0059】
カードPがカード処理通路11のカード処理領域11Aに取り込まれた状態において、引張りコイルばね42はカードを返却するだけの引張力が蓄積される。一方、圧縮コイルばね38には、この引張りコイルばね42に蓄積された引張力よりも大きなカード取込み用の弾発力が残されている。
【0060】
このようにしてカード処理領域11Aに取り込まれたカードPは、アンテナ基板16によって1枚目のカードP1に記録された情報の処理が行われる。このとき、故意または誤って、2枚目のカードP2がカード挿入口15から挿入されても、図15に示すように、シャッタ片27のシャッタ部29がカード処理通路11内に進出した状態が保持されている。
【0061】
したがって、このシャッタ部29によって2枚目のカードP2のカード処理通路11内への挿入を規制することができるから、1枚目のカードP1のカード処理に支障をきたすようなことがない。しかも、2枚目のカードPの前端が係止されるシャッタ部29の係止面29aが、カード処理通路11と直交する方向からカード挿入口15側に角度αだけ傾斜するように形成されているため、係止面29aがカードP2によって矢印A方向に押圧されると、シャッタ片27をカード処理通路11側に付勢する分力F2が発生する。したがって、シャッタ部29がカード処理通路11から退避することがないから、2枚目のカードP2がカード処理通路11内に挿入されるのを確実に防止できる。
【0062】
また、シャッタ片27のシャッタ部29は、ボス27aがカム片31の水平案内部31bに案内されることにより、カード処理通路11内に確実に進出し、進出した状態が保持されるから、誤って1枚目のカードP1が誤って排出されるようなことがないというだけではなく、2枚目のカードP2が故意または誤って挿入されるようなこともない。
【0063】
カードPに記録された情報の処理が終了したら、カードPをカード挿入口15から返却するかまたはカードPを回収する。カードPをカード挿入口15から返却する場合には、図13に示すように、タンブラー装置解除手段50のソレノイド55を作動させロッド56を後退させることにより、ロッド56と係合部材53の係合部59との係合を解除する。
【0064】
したがって、保持レバー51がピン57を回動中心として回動可能な状態となるため、第2のリンク37を上方に付勢している圧縮コイルばね38に蓄積された弾発力によって、ホルダー44が下方に押圧される。したがって、小軸45が長孔52内を下方に摺動してホルダー44が下方に移動するから、カード取込み用付勢手段としての圧縮コイルばね38に蓄積されていた弾発力が解放される。
【0065】
一方、カード返却用付勢手段としての引張りコイルばね42の引張力は蓄積されているから、この引張りコイルばね42の引張力によって、第1のリンク36が軸40を回動中心として反時計方向に回動する。第1のリンク36とピン41を介して連結された第2のリンク37のピン43が矢印B方向に移動するから、移動板22も矢印B方向に移動し、移動板22の被係合部22aがカードPの前端に係合する。
【0066】
このとき、差動板25とシャッタ片27との間に懸架された引張りコイルばね32に引張力が蓄積されているから、この引張力によって差動板25が矢印B方向に引っ張られる。このため、差動板25の被係合部25aに係合突片22bが係合している移動板22も矢印A方向に移動するから、引張りコイルばね32が引張りコイルばね42によるカード返却動作を補助するカード返却用の補助ばねとして機能する。
【0067】
したがって、カードPは移動板22によって矢印B方向に移動するから、カードPの後端にシャッタ部29が係合しているシャッタ片27もカードPに追従して矢印B方向に移動し、図8(b)に示すように、ボス27aが傾斜案内部31aに臨む。このため、シャッタ部29がカード処理通路11から退避するから、シャッタ部29とカードPの後端との係合が解除するため、カードPはカード挿入口15から排出される。
【0068】
カードPがカード挿入口15から排出されると、タンブラー装置35は、図7に示すような初期の状態に復帰し、保持レバー51も引張りコイルばね58の引張力によって水平状態に復帰して、係合部材53の係合部59がソレノイド55のロッド56と係合可能な状態に位置付けられる。
【0069】
一方、カード処理領域11Aにおいてアンテナ基板16によって情報が処理された結果、カードPを回収する必要が生じたら、係止解除手段としてのソレノイド70を作動させロッド71を後退させることにより、ストッパピン66をカード処理通路11から退避させる。
【0070】
このとき、上述したように、圧縮コイルばね38には、引張りコイルばね42の引張力よりも大きなカード取込み用の弾発力が残されているから、図14に示すように、第2のリンク37が矢印C方向に移動させられるので、ピン41を介して第1のリンク36が軸40を回動中心として時計方向に回動する。
【0071】
したがって、第1のリンク36とピン41を介して連結された第2のリンク37のピン43は矢印A方向に移動するから、移動板22の係合突片22bに被係合部25aが係合している差動板25も矢印A方向に移動する。差動板25と引張りコイルばね32を介して連結されたシャッタ片27も矢印A方向に移動するから、シャッタ部29に後端が係合しているカードPは、矢印A方向に移動してカード回収可能領域11Bに位置付けられる。
【0072】
カード回収可能領域11Bに位置付けられたカードPは、自重によってカード回収口18から落下し図示を省略したカード回収部に回収される。
【0073】
このように、カードPをカード処理領域11Aに取込むための移動板22をカードによって直接移動させるようするととともに、移動板22の被係合部22aをカード排出にも使用できるため、部品点数を削減することができるばかりではなく、装置の小型化を図ることができる。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、部品点数を削減することができるばかりではなく、装置の小型化を図ることができる。
【0075】
また、請求項2に係る発明によれば、カードを弾持する付勢手段がカード返却用の補助ばねとして機能するからカードの返却不良を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード処理装置の左カバーを取り除いた状態の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るカード処理装置の左カバーを取り除いた状態の外観を示す正面図である。
【図3】本発明に係るカード処理装置の底面図である。
【図4】同図(a)は図2における IV(a)−IV(a)線断面図、同図(b)は図2における IV(b)−IV(b)線断面図である。
【図5】本発明に係るカード処理装置におけるカード処理通路のカード処理領域とカード回収可能領域を説明するために、図4においてV−V 線で断面したモデル図である。
【図6】本発明に係るカード処理装置におけるタンブラー装置、タンブラー装置解除手段、係止解除手段を抜粋して示した斜視図である。
【図7】本発明に係るカード処理装置において、タンブラー装置、タンブラー装置解除手段、係止解除手段を抜粋し、これらとカード処理通路との位置関係を説明するための正面図である。
【図8】本発明に係るカード処理装置におけるシャッタの動作を説明するための要部の平面図で、同図(a)はカードの前端が移動板の被係合部に係合した状態を示し、同図(b)は移動板の係合突片が差動板の係合に係合した状態を示す、同図(c)はシャッタのシャッタ部がカード処理通路に臨んだ状態を示す、同図(d)はカードの前、後端がストッパピンとシャッタ部とによって弾持され他状態を示す。
【図9】図9(a)は図2におけるIX(a)−IX(a) 線断面図、同図(b)は図2におけるIX(b)−IX(b) 線断面図である。
【図10】本発明に係るカード処理装置におけるカードの処理動作を説明するための正面図で、カード挿入口から挿入されたカードの前端が移動板の被係合部に係合した状態を示す。
【図11】本発明に係るカード処理装置におけるカードの処理動作を説明するための正面図で、タンブラー装置が中立の位置にある状態を示す。
【図12】本発明に係るカード処理装置におけるカードの処理動作を説明するための正面図で、カードがカード処理領域に位置付けられた状態を示す。
【図13】本発明に係るカード処理装置におけるカードの処理動作を説明するための正面図で、カード処理領域に位置付けられた状態のカードがカード挿入口から返却される状態を示す。
【図14】本発明に係るカード処理装置におけるカードの処理動作を説明するための正面図で、カードがカード回収可能領域に取り込まれカード回収口から回収される状態を示す。
【図15】本発明の要部を一部破断して示す平面図である。
【符号の説明】
1…カード処理通路、2…左ガイド板、3…右ガイド板、11…カード処理通路、11A…カード処理領域、11B…カード収納可能領域、15…カード挿入口、16…アンテナ基板、22…移動板、25…差動板、25a…被係合部、27…シャッタ片、27a…ボス、28…保持部、29…シャッタ部、29a…係止面、30…係止リブ、30a…係止面、32…カード返却用補助ばね、35…タンブラー装置、38…カード取込み用ばね、42…引張りコイルばね(カード返却用付勢手段)、50…タンブラー装置解除手段、66…ピン(第2の係止手段)、70…ソレノイド(係止解除手段)。

Claims (2)

  1. カード挿入口から挿入されたカードをカード取込み通路内に取込み、カード処理部によってカードのデータを処理した後に、カード挿入口から排出するカード処理装置におけるシャッタ構造において、
    カード挿入口から挿入されたカードの前端と係合する係合部を有しカードの挿入に追従して移動し、カード取込み通路内に取り込まれたカードを処理した後にカード挿入口から返却する移動子と、
    この移動子と遊びを有して連結され、カード挿入方向に移動することによりカード取込み通路内に進出しカードの後端を係止しカードをカード取込み通路内に取り込むシャッタとを備えたことを特徴とするカード処理装置におけるシャッタ構造。
  2. 請求項1記載のカード処理装置におけるシャッタ構造において、
    前記シャッタと前記移動子との間に中間部材を介装し、この中間部材とシャッタとを付勢手段によって連結したことを特徴とするカード処理装置におけるシャッタ構造。
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