JP2839242B1 - Icカード用コネクタ装置 - Google Patents
Icカード用コネクタ装置Info
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- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/0013—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
- G06K7/0047—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers for reading/sensing record carriers having edge contacts
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Abstract
【要約】
【課題】 ICカードの接続中はプッシュロッドを押し
込み位置に保持できるICカード用コネクタ装置におい
て、接続中のICカードが意に反して排出されることを
禁止し、かつ、イジェクト機構を小型化すること。 【解決手段】 内側面にICカード1の挿抜用ガイド溝
3aを有するフレーム3の外側面に、伝達ピン12と協
働してプッシュロッド4を押込み位置と突出位置の2位
置に保持可能なハート型カム溝10を形成し、プッシュ
ロッド4の先端の摘み4aにロックレバー16を保持す
ることにより、ICカード1の接続中はロックレバー1
6によってプッシュロッド4を押込み位置にロックす
る。一方、ICカード1を排出させる場合は、ロックレ
バー16を操作してロック解除した後、摘み4aを押圧
してプッシュロッド4を押込み位置から突出位置まで移
動させ、プッシュロッド4を突出位置から再び押込み位
置へ移動する過程で、伝達ピン12によって駆動板15
を押圧することにより、イジェクトアーム5を回転させ
てICカード1を排出させる。
込み位置に保持できるICカード用コネクタ装置におい
て、接続中のICカードが意に反して排出されることを
禁止し、かつ、イジェクト機構を小型化すること。 【解決手段】 内側面にICカード1の挿抜用ガイド溝
3aを有するフレーム3の外側面に、伝達ピン12と協
働してプッシュロッド4を押込み位置と突出位置の2位
置に保持可能なハート型カム溝10を形成し、プッシュ
ロッド4の先端の摘み4aにロックレバー16を保持す
ることにより、ICカード1の接続中はロックレバー1
6によってプッシュロッド4を押込み位置にロックす
る。一方、ICカード1を排出させる場合は、ロックレ
バー16を操作してロック解除した後、摘み4aを押圧
してプッシュロッド4を押込み位置から突出位置まで移
動させ、プッシュロッド4を突出位置から再び押込み位
置へ移動する過程で、伝達ピン12によって駆動板15
を押圧することにより、イジェクトアーム5を回転させ
てICカード1を排出させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードを挿抜
して使用される機器に装備されるICカード用コネクタ
装置に係り、特に、挿着状態にあるICカードを排出さ
せるためのイジェクト機構に関する。
して使用される機器に装備されるICカード用コネクタ
装置に係り、特に、挿着状態にあるICカードを排出さ
せるためのイジェクト機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカード用コネクタ装置は通常、IC
カード内のソケットコンタクトに接続させるための多数
本のピンコンタクトをピンハウジングに配設してなるピ
ンヘッダ部や、挿抜時のICカードをガイドするフレー
ムや、挿着状態のICカードをピンコンタクトから離脱
させるためのイジェクト機構部等を備えて概略構成され
ており、ピンハウジングとフレームを一体成形品とした
ものも知られている。
カード内のソケットコンタクトに接続させるための多数
本のピンコンタクトをピンハウジングに配設してなるピ
ンヘッダ部や、挿抜時のICカードをガイドするフレー
ムや、挿着状態のICカードをピンコンタクトから離脱
させるためのイジェクト機構部等を備えて概略構成され
ており、ピンハウジングとフレームを一体成形品とした
ものも知られている。
【0003】従来より、前記イジェクト機構部を、フレ
ームの外側面にICカードの挿抜方向に沿って往復動可
能に保持されたプッシュロッドと、フレームもしくはピ
ンハウジングに回動自在に支承されたイジェクトレバー
とで構成し、該イジェクトレバーの一端部をプッシュロ
ッドに係合させたものが広く採用されている。このよう
なイジェクト機構部を備えたICカード用コネクタ装置
にあっては、ICカードの挿着状態でプッシュロッドを
押し込むと、このプッシュロッドに連動して回転するイ
ジェクトレバーの爪部がICカードを手前へ押圧するこ
とにより、ICカードを手指で簡単に抜き取ることがで
きるが、ICカードの挿着状態においてプッシュロッド
が手前側に突出しているため、突出状態のプッシュロッ
ドの誤操作により接続中のICカードが意に反して排出
されてしまうという難点がある。これに対し、実開平6
−13072号公報に開示されたICカード用コネクタ
装置は、プッシュロッドとスライドプレート間をリンク
結合する第1および第2の伝達レバーと、第1の伝達レ
バーに軸支されて第2の伝達レバーと係脱可能な第3の
伝達レバーと、該プッシュロッドを押込み位置と第1の
突出位置に保持可能なハート型カム機構とを備えてお
り、プッシュロッドの突出量に応じて該プッシュロッド
の押し込み力がスライドプレートへ選択的に伝達される
ように構成されている。すなわち、ICカードの挿着状
態において、プッシュロッドは押込み位置に保持されて
おり、第3の伝達レバーは第2の伝達レバーと係合して
いないが、プッシュロッドをハート型カム機構によって
第1の突出位置まで突出させた後さらに手前の第2の突
出位置に引くと、その第2の突出位置で第3の伝達レバ
ーが第2の伝達レバーに係合するため、この状態でプッ
シュロッドを押込み位置方向へ押圧すると、その押圧力
が各伝達レバーを介してスライドプレートに伝達され、
スライドプレートがICカードを手前側に押圧する。し
たがって、ICカードの接続中はプッシュロッドを押し
込み位置に保持し、ICカードの排出時のみにプッシュ
ロッドを第2の突出位置まで突出させることにより、I
Cカードが意に反して排出されることを防止できる。
ームの外側面にICカードの挿抜方向に沿って往復動可
能に保持されたプッシュロッドと、フレームもしくはピ
ンハウジングに回動自在に支承されたイジェクトレバー
とで構成し、該イジェクトレバーの一端部をプッシュロ
ッドに係合させたものが広く採用されている。このよう
なイジェクト機構部を備えたICカード用コネクタ装置
にあっては、ICカードの挿着状態でプッシュロッドを
押し込むと、このプッシュロッドに連動して回転するイ
ジェクトレバーの爪部がICカードを手前へ押圧するこ
とにより、ICカードを手指で簡単に抜き取ることがで
きるが、ICカードの挿着状態においてプッシュロッド
が手前側に突出しているため、突出状態のプッシュロッ
ドの誤操作により接続中のICカードが意に反して排出
されてしまうという難点がある。これに対し、実開平6
−13072号公報に開示されたICカード用コネクタ
装置は、プッシュロッドとスライドプレート間をリンク
結合する第1および第2の伝達レバーと、第1の伝達レ
バーに軸支されて第2の伝達レバーと係脱可能な第3の
伝達レバーと、該プッシュロッドを押込み位置と第1の
突出位置に保持可能なハート型カム機構とを備えてお
り、プッシュロッドの突出量に応じて該プッシュロッド
の押し込み力がスライドプレートへ選択的に伝達される
ように構成されている。すなわち、ICカードの挿着状
態において、プッシュロッドは押込み位置に保持されて
おり、第3の伝達レバーは第2の伝達レバーと係合して
いないが、プッシュロッドをハート型カム機構によって
第1の突出位置まで突出させた後さらに手前の第2の突
出位置に引くと、その第2の突出位置で第3の伝達レバ
ーが第2の伝達レバーに係合するため、この状態でプッ
シュロッドを押込み位置方向へ押圧すると、その押圧力
が各伝達レバーを介してスライドプレートに伝達され、
スライドプレートがICカードを手前側に押圧する。し
たがって、ICカードの接続中はプッシュロッドを押し
込み位置に保持し、ICカードの排出時のみにプッシュ
ロッドを第2の突出位置まで突出させることにより、I
Cカードが意に反して排出されることを防止できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記公報
に開示されたICカード用コネクタ装置によれば、IC
カードの接続中はプッシュロッドを押し込み位置に保持
し、ICカードの排出時のみにプッシュロッドを突出さ
せるように構成されているため、ICカードが意に反し
て排出されることを防止でき、また、ICカードの排出
を要望していないのに拘らずプッシュロッドを誤って突
出させてしまった場合は、プッシュロッドを第2の突出
位置まで引かずに第1の突出位置から押込むと、ICカ
ードを排出させることなくプッシュロッドが再び押込み
位置に保持されるため、イジェクト動作の操作性を向上
させることができる。
に開示されたICカード用コネクタ装置によれば、IC
カードの接続中はプッシュロッドを押し込み位置に保持
し、ICカードの排出時のみにプッシュロッドを突出さ
せるように構成されているため、ICカードが意に反し
て排出されることを防止でき、また、ICカードの排出
を要望していないのに拘らずプッシュロッドを誤って突
出させてしまった場合は、プッシュロッドを第2の突出
位置まで引かずに第1の突出位置から押込むと、ICカ
ードを排出させることなくプッシュロッドが再び押込み
位置に保持されるため、イジェクト動作の操作性を向上
させることができる。
【0005】しかしながら、プッシュロッドとスライド
プレートとの間にリンク結合された3つの伝達レバーを
介設し、これら各伝達レバーの姿勢によってプッシュロ
ッドの押圧力をスライドプレートへ伝達または遮断する
ようになっているため、各伝達レバーを回動させる広い
スペースが必要となり、ICカード用コネクタ装置の小
型化が妨げられるという問題がある。また、このような
理由から各伝達レバーは必然的にICカード挿入口の天
面または底面側に配置せざるを得ず、特に、2枚以上の
ICカードを挿抜可能なICカード用コネクタ装置の場
合、複数組の各伝達レバーを十分なスペースを確保して
上下方向に積層しなければならないため、ICカード用
コネクタ装置が高さ方向にも大型化するという問題が発
生する。さらに、通常のイジェクト動作時に、押込み位
置に保持されたプッシュロッドを第1の突出位置まで突
出させる操作と、第1の突出位置にあるプッシュロッド
を第2の突出位置まで引き出す操作と、第2の突出位置
まで突出させたプッシュロッドを押込み位置に押し込む
操作という3回の操作を必要とするため、イジェクト動
作が煩雑になるという問題がある。さらにまた、プッシ
ュロッドを第2の突出位置まで誤って突出させてしまっ
た場合、意に反してICカードを排出してしまうという
問題が残る。
プレートとの間にリンク結合された3つの伝達レバーを
介設し、これら各伝達レバーの姿勢によってプッシュロ
ッドの押圧力をスライドプレートへ伝達または遮断する
ようになっているため、各伝達レバーを回動させる広い
スペースが必要となり、ICカード用コネクタ装置の小
型化が妨げられるという問題がある。また、このような
理由から各伝達レバーは必然的にICカード挿入口の天
面または底面側に配置せざるを得ず、特に、2枚以上の
ICカードを挿抜可能なICカード用コネクタ装置の場
合、複数組の各伝達レバーを十分なスペースを確保して
上下方向に積層しなければならないため、ICカード用
コネクタ装置が高さ方向にも大型化するという問題が発
生する。さらに、通常のイジェクト動作時に、押込み位
置に保持されたプッシュロッドを第1の突出位置まで突
出させる操作と、第1の突出位置にあるプッシュロッド
を第2の突出位置まで引き出す操作と、第2の突出位置
まで突出させたプッシュロッドを押込み位置に押し込む
操作という3回の操作を必要とするため、イジェクト動
作が煩雑になるという問題がある。さらにまた、プッシ
ュロッドを第2の突出位置まで誤って突出させてしまっ
た場合、意に反してICカードを排出してしまうという
問題が残る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、押し込み位置
と突出位置に往復動作可能なプッシュロッドに対し、該
プッシュロッドを押込み位置にロックまたはロック解除
可能な阻止手段を設け、阻止手段をロック解除してプッ
シュロッドを押込み位置から突出位置まで突出させた
後、プッシュロッドを突出位置から再び押込み位置へ移
動する過程でICカードを排出することとする。このよ
うに構成すると、挿着状態にあるICカードの排出を要
望しない場合は、阻止手段によってプッシュロッドを押
込み位置にロックしておけば、ICカードの排出動作が
禁止されるため、意に反してICカードを排出してしま
うという不都合を解消できる。
と突出位置に往復動作可能なプッシュロッドに対し、該
プッシュロッドを押込み位置にロックまたはロック解除
可能な阻止手段を設け、阻止手段をロック解除してプッ
シュロッドを押込み位置から突出位置まで突出させた
後、プッシュロッドを突出位置から再び押込み位置へ移
動する過程でICカードを排出することとする。このよ
うに構成すると、挿着状態にあるICカードの排出を要
望しない場合は、阻止手段によってプッシュロッドを押
込み位置にロックしておけば、ICカードの排出動作が
禁止されるため、意に反してICカードを排出してしま
うという不都合を解消できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のICカード用コネクタ装
置では、ICカードを抜き差し可能に支持するフレーム
と、押し込み位置と突出位置に往復動作可能なプッシュ
ロッドとを有し、ICカードが差し込み時は、前記プッ
シュロッドが押し込み位置にあって、この状態で、プッ
シュロッドの第1のプッシュ動作で、プッシュロッドが
突出位置に移動し、この突出位置で、プッシュロッドの
第2のプッシュ動作で、ICカードを排出するようにし
たICカード用コネクタ装置において、前記プッシュロ
ッドの押し込み位置において、前記プッシュロッドの移
動をロック、又はロック解除可能な阻止手段を設けた。
このように構成すると、差し込み状態にあるICカード
の排出を要望しない場合は、阻止手段によってプッシュ
ロッドを押込み位置にロックしておけば、ICカードの
排出動作が禁止されるため、意に反してICカードを排
出してしまうという不都合を解消できる。
置では、ICカードを抜き差し可能に支持するフレーム
と、押し込み位置と突出位置に往復動作可能なプッシュ
ロッドとを有し、ICカードが差し込み時は、前記プッ
シュロッドが押し込み位置にあって、この状態で、プッ
シュロッドの第1のプッシュ動作で、プッシュロッドが
突出位置に移動し、この突出位置で、プッシュロッドの
第2のプッシュ動作で、ICカードを排出するようにし
たICカード用コネクタ装置において、前記プッシュロ
ッドの押し込み位置において、前記プッシュロッドの移
動をロック、又はロック解除可能な阻止手段を設けた。
このように構成すると、差し込み状態にあるICカード
の排出を要望しない場合は、阻止手段によってプッシュ
ロッドを押込み位置にロックしておけば、ICカードの
排出動作が禁止されるため、意に反してICカードを排
出してしまうという不都合を解消できる。
【0008】前記プッシュロッドを押し込み位置と突出
位置の2位置に保持可能な伝達ピンおよびハート型カム
溝からなるハート型カム機構を設けると、阻止手段によ
ってプッシュロッドを押込み位置にロックしておけば、
ICカードが意に反して排出されることを防止でき、一
方、阻止手段による押込み位置でのロック動作を解除し
た状態で、プッシュロッドの第1のプッシュ動作で伝達
ピンがハート型カム溝内を一方向へトレースして、該プ
ッシュロッドが押込み位置と突出位置との間で往復移動
可能となるため、該プッシュロッドの突出位置から押込
み位置への第2のプッシュ動作で差し込み状態にあるI
Cカードを排出させることができる。しかも、かかるイ
ジェクト機構をフレームの外側面とプッシュロッドに集
約的に配設することができるため、イジェクト機構を小
型化することができ、特に、複数枚対応のICカード用
コネクタ装置に適用した場合に好適となる。
位置の2位置に保持可能な伝達ピンおよびハート型カム
溝からなるハート型カム機構を設けると、阻止手段によ
ってプッシュロッドを押込み位置にロックしておけば、
ICカードが意に反して排出されることを防止でき、一
方、阻止手段による押込み位置でのロック動作を解除し
た状態で、プッシュロッドの第1のプッシュ動作で伝達
ピンがハート型カム溝内を一方向へトレースして、該プ
ッシュロッドが押込み位置と突出位置との間で往復移動
可能となるため、該プッシュロッドの突出位置から押込
み位置への第2のプッシュ動作で差し込み状態にあるI
Cカードを排出させることができる。しかも、かかるイ
ジェクト機構をフレームの外側面とプッシュロッドに集
約的に配設することができるため、イジェクト機構を小
型化することができ、特に、複数枚対応のICカード用
コネクタ装置に適用した場合に好適となる。
【0009】前記阻止手段は、押込み位置にあるプッシ
ュロッドの第1のプッシュ動作を選択的に許容できれば
どのようなものでも良く、例えば、パソコン本体等のI
Cカード用コネクタ装置が取り付けられる機器側に設け
ることも可能である。
ュロッドの第1のプッシュ動作を選択的に許容できれば
どのようなものでも良く、例えば、パソコン本体等のI
Cカード用コネクタ装置が取り付けられる機器側に設け
ることも可能である。
【0010】また、前記阻止手段は手動操作によってプ
ッシュロッドをロックまたはロック解除することがで
き、この場合、プッシュロッドの押し込み時に、阻止手
段が自動的に可動してプッシュロッドを押し込み位置に
ロックするように構成すると、ICカードの誤排出をよ
り確実に防止することができる。
ッシュロッドをロックまたはロック解除することがで
き、この場合、プッシュロッドの押し込み時に、阻止手
段が自動的に可動してプッシュロッドを押し込み位置に
ロックするように構成すると、ICカードの誤排出をよ
り確実に防止することができる。
【0011】また、前記阻止手段をスライドあるいは回
動動作されるロックレバーで構成することができ、その
際、該ロックレバーをプッシュロッドに取り付けると、
阻止手段をプッシュロッドに一体化させて小型化が図れ
る。特に、プッシュロッドに摘みを取付け、該摘み内に
ロックレバーを配設すると、阻止手段をロックまたはロ
ック解除する操作性を高めることができる。
動動作されるロックレバーで構成することができ、その
際、該ロックレバーをプッシュロッドに取り付けると、
阻止手段をプッシュロッドに一体化させて小型化が図れ
る。特に、プッシュロッドに摘みを取付け、該摘み内に
ロックレバーを配設すると、阻止手段をロックまたはロ
ック解除する操作性を高めることができる。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は実施例に係るICカード用コネクタ装置にICカ
ードが挿着された状態を示す平面図、図2は該コネクタ
装置からICカードを離脱させた状態を示す平面図、図
3はイジェクト機構の平面図、図4は該イジェクト機構
の分解斜視図、図5はハート型カム溝の説明図、図6は
該ハート型カム溝のカム面を示す展開図、図7はイジェ
クト機構の動作説明図である。
図1は実施例に係るICカード用コネクタ装置にICカ
ードが挿着された状態を示す平面図、図2は該コネクタ
装置からICカードを離脱させた状態を示す平面図、図
3はイジェクト機構の平面図、図4は該イジェクト機構
の分解斜視図、図5はハート型カム溝の説明図、図6は
該ハート型カム溝のカム面を示す展開図、図7はイジェ
クト機構の動作説明図である。
【0013】図1と図2に示すように、実施例に係るI
Cカード用コネクタ装置は、ICカード1内のソケット
コンタクトに接続させるための多数本のピンコンタクト
(いずれも図示せず)を所定の配列で圧入固定してなる
ピンハウジング2と、このピンハウジング2の左右両側
に固定され、挿抜時のICカード1を幅方向両側からガ
イドする一対のフレーム3と、一方のフレーム3に取着
されたプッシュロッド4と、ピンハウジング2に軸支さ
れたイジェクトアーム5と第1および第2の回動アーム
6,7等によって主に構成されており、プッシュロッド
4とイジェクトアーム5間に後述するイジェクト機構が
介設されている。
Cカード用コネクタ装置は、ICカード1内のソケット
コンタクトに接続させるための多数本のピンコンタクト
(いずれも図示せず)を所定の配列で圧入固定してなる
ピンハウジング2と、このピンハウジング2の左右両側
に固定され、挿抜時のICカード1を幅方向両側からガ
イドする一対のフレーム3と、一方のフレーム3に取着
されたプッシュロッド4と、ピンハウジング2に軸支さ
れたイジェクトアーム5と第1および第2の回動アーム
6,7等によって主に構成されており、プッシュロッド
4とイジェクトアーム5間に後述するイジェクト機構が
介設されている。
【0014】前記ピンハウジング2には所定の間隔を存
して第1の支軸8と第2の支軸9が設けられており、第
1の支軸8にイジェクトアーム5の一端が回転自在に支
承されている。このイジェクトアーム5には連結孔5a
と係合部5bが形成されており、係合部5bはフレーム
3の外方へ突出している。第1の回動アーム6も第1の
支軸8に回転自在に支承されており、ICカード1を押
し出すための爪片6aと、イジェクトアーム5の連結孔
5a内に突出する舌片6bとが形成されている。第2の
回動アーム7は第2の支軸9に回転自在に支承されてお
り、ICカード1を押し出すための爪片7aと、イジェ
クトアーム5の連結孔5a内に突出する舌片7bとが形
成されている。
して第1の支軸8と第2の支軸9が設けられており、第
1の支軸8にイジェクトアーム5の一端が回転自在に支
承されている。このイジェクトアーム5には連結孔5a
と係合部5bが形成されており、係合部5bはフレーム
3の外方へ突出している。第1の回動アーム6も第1の
支軸8に回転自在に支承されており、ICカード1を押
し出すための爪片6aと、イジェクトアーム5の連結孔
5a内に突出する舌片6bとが形成されている。第2の
回動アーム7は第2の支軸9に回転自在に支承されてお
り、ICカード1を押し出すための爪片7aと、イジェ
クトアーム5の連結孔5a内に突出する舌片7bとが形
成されている。
【0015】前記イジェクト機構の構成を図3〜図6に
基づいて詳述すると、実施例に示すICカード用コネク
タ装置は、両フレーム3の内側面に形成された上下2段
のガイド溝3aに沿って2枚のICカード1を挿着可能
で、これら両ICカード1を排出する2本のプッシュロ
ッド4を具備しているが、両プッシュロッド4の機能や
構成は基本的に同じであるため、以下、一方のプッシュ
ロッド4とそのイジェクト機構について説明する(図4
も一方のみを図示している)。
基づいて詳述すると、実施例に示すICカード用コネク
タ装置は、両フレーム3の内側面に形成された上下2段
のガイド溝3aに沿って2枚のICカード1を挿着可能
で、これら両ICカード1を排出する2本のプッシュロ
ッド4を具備しているが、両プッシュロッド4の機能や
構成は基本的に同じであるため、以下、一方のプッシュ
ロッド4とそのイジェクト機構について説明する(図4
も一方のみを図示している)。
【0016】前記プッシュロッド4は一端に摘み4aを
有し、一方のフレーム3の外側面に設けられた突部3b
により、ICカード1の挿抜方向(図3の矢印イ,ロ方
向)に沿って往復移動できるように保持されている。摘
み4aの内部に阻止手段としてのロックレバー16が図
3の矢印ハ,ニ方向へスライド可能に保持されており、
このロックレバー16はL字状に形成され、その一端1
6aは摘み4aの前面に露出している。プッシュロッド
4はコイルばね10によってICカード1の抜き取り方
向(図3の矢印ロ方向)へ常時付勢されているが、スト
ッパ片4bがフレーム3に固定された取付金具11と当
接することにより、同方向への移動量は図3の突出位置
に規制されている。先端にL字状の作動部12aを有す
る伝達ピン12の他端がプッシュロッド4の孔4cに揺
動可能に軸支されており、この伝達ピン12はプッシュ
ロッド4に係止された板ばね13によってフレーム3の
外側面方向へ付勢されている。
有し、一方のフレーム3の外側面に設けられた突部3b
により、ICカード1の挿抜方向(図3の矢印イ,ロ方
向)に沿って往復移動できるように保持されている。摘
み4aの内部に阻止手段としてのロックレバー16が図
3の矢印ハ,ニ方向へスライド可能に保持されており、
このロックレバー16はL字状に形成され、その一端1
6aは摘み4aの前面に露出している。プッシュロッド
4はコイルばね10によってICカード1の抜き取り方
向(図3の矢印ロ方向)へ常時付勢されているが、スト
ッパ片4bがフレーム3に固定された取付金具11と当
接することにより、同方向への移動量は図3の突出位置
に規制されている。先端にL字状の作動部12aを有す
る伝達ピン12の他端がプッシュロッド4の孔4cに揺
動可能に軸支されており、この伝達ピン12はプッシュ
ロッド4に係止された板ばね13によってフレーム3の
外側面方向へ付勢されている。
【0017】前記フレーム3の外側面にはハート型カム
溝14が刻設されており、伝達ピン12の作動部12a
はこのカム溝14と係合している。図5と図6に示すよ
うに、このカム溝14は高さの異なる複数のカム面A〜
Eを有し、伝達ピン12の作動部12aはこれらカム面
A〜E上を図5の矢印方向へトレースする。また、フレ
ーム3の外側面には駆動板15がICカード1の挿抜方
向に沿って往復移動できるように保持されており、この
駆動板15に折曲形成された受部15aはフレーム3の
外側面に刻設された長溝3cに挿入されている。この長
溝3cとカム溝14のカム面Dとは直線的に連続してお
り、駆動板15の受部15aはこれら長溝3cとカム面
Dとの間を往復移動する。さらに、駆動板15には係合
孔15bが穿設されており、前記イジェクトアーム5の
係合部5bはフレーム3を挿通して駆動板15の係合孔
15bと係合している。
溝14が刻設されており、伝達ピン12の作動部12a
はこのカム溝14と係合している。図5と図6に示すよ
うに、このカム溝14は高さの異なる複数のカム面A〜
Eを有し、伝達ピン12の作動部12aはこれらカム面
A〜E上を図5の矢印方向へトレースする。また、フレ
ーム3の外側面には駆動板15がICカード1の挿抜方
向に沿って往復移動できるように保持されており、この
駆動板15に折曲形成された受部15aはフレーム3の
外側面に刻設された長溝3cに挿入されている。この長
溝3cとカム溝14のカム面Dとは直線的に連続してお
り、駆動板15の受部15aはこれら長溝3cとカム面
Dとの間を往復移動する。さらに、駆動板15には係合
孔15bが穿設されており、前記イジェクトアーム5の
係合部5bはフレーム3を挿通して駆動板15の係合孔
15bと係合している。
【0018】このように構成されたコネクタ装置におい
て、ICカード1が挿着されていない場合、プッシュロ
ッド4は図3の矢印イ方向へ押し込まれて同図の押込み
位置に保持されている。この時、図7の(a)に示すよ
うに、伝達ピン12の作動部12aはカム溝14のカム
面Bと係止しており、プッシュロッド4はコイルばね1
0の引張力とカム面Bに係止する伝達ピン12とにより
押込み位置に安定的に保持される。
て、ICカード1が挿着されていない場合、プッシュロ
ッド4は図3の矢印イ方向へ押し込まれて同図の押込み
位置に保持されている。この時、図7の(a)に示すよ
うに、伝達ピン12の作動部12aはカム溝14のカム
面Bと係止しており、プッシュロッド4はコイルばね1
0の引張力とカム面Bに係止する伝達ピン12とにより
押込み位置に安定的に保持される。
【0019】ICカード1をフレーム3のガイド溝3a
に沿って挿入していくと、ピンハウジング2へ向かうI
Cカード1が第1および第2の回動アーム6,7の爪片
6a,7aを押し込みながら、自身のソケットコンタク
トにピンハウジング2のピンコンタクトを圧入させてい
くので、ICカード1を所定量挿入することにより、該
ICカード1が各ピンコンタクトと確実に接続する挿着
完了状態(図1参照)となる。その際、第1の回動アー
ム6と第2の回動アーム7はそれぞれ第1の支軸8と第
2の支軸9を回転軸として互いに逆向きに回転し、これ
ら回動アーム6,7の回転が舌片6b,7bと連結孔5
aの連結部分を介してイジェクトアーム5へ伝達される
ので、イジェクトアーム5は第1の支軸8を回転軸とし
て回転し、それに連動して駆動板15がフレーム3の手
前へ移動する。これにより、図7の(b)に示すよう
に、駆動板15の受部15aは長溝3cからカム溝14
のカム面Dへと移動するが、伝達ピン12の作動部12
aはカム面Bと係止しているため、受部15aは作動部
12aに当接せず、したがってICカード1の接続中、
プッシュロッド4は押込み位置に保持されたままの状態
が維持される。
に沿って挿入していくと、ピンハウジング2へ向かうI
Cカード1が第1および第2の回動アーム6,7の爪片
6a,7aを押し込みながら、自身のソケットコンタク
トにピンハウジング2のピンコンタクトを圧入させてい
くので、ICカード1を所定量挿入することにより、該
ICカード1が各ピンコンタクトと確実に接続する挿着
完了状態(図1参照)となる。その際、第1の回動アー
ム6と第2の回動アーム7はそれぞれ第1の支軸8と第
2の支軸9を回転軸として互いに逆向きに回転し、これ
ら回動アーム6,7の回転が舌片6b,7bと連結孔5
aの連結部分を介してイジェクトアーム5へ伝達される
ので、イジェクトアーム5は第1の支軸8を回転軸とし
て回転し、それに連動して駆動板15がフレーム3の手
前へ移動する。これにより、図7の(b)に示すよう
に、駆動板15の受部15aは長溝3cからカム溝14
のカム面Dへと移動するが、伝達ピン12の作動部12
aはカム面Bと係止しているため、受部15aは作動部
12aに当接せず、したがってICカード1の接続中、
プッシュロッド4は押込み位置に保持されたままの状態
が維持される。
【0020】このようにICカード1を挿着した後その
状態を維持させる場合は、摘み4aの前面に露出するロ
ックレバー16の一端16aを図3の矢印ハ方向へスラ
イド動作し、該ロックレバー16の他端16bを摘み4
aの側面から突出させる。その結果、図1に示すよう
に、ロックレバー16の他端16bがフレーム3の前面
と摘み4aの後面との間に入り込み、プッシュロッド4
を押込み位置からさらに前方へ押込めないようにロック
するため、誤って摘み4aを押圧したとしてもプッシュ
ロッド4は移動せず、ICカード1の接続状態は維持さ
れる。
状態を維持させる場合は、摘み4aの前面に露出するロ
ックレバー16の一端16aを図3の矢印ハ方向へスラ
イド動作し、該ロックレバー16の他端16bを摘み4
aの側面から突出させる。その結果、図1に示すよう
に、ロックレバー16の他端16bがフレーム3の前面
と摘み4aの後面との間に入り込み、プッシュロッド4
を押込み位置からさらに前方へ押込めないようにロック
するため、誤って摘み4aを押圧したとしてもプッシュ
ロッド4は移動せず、ICカード1の接続状態は維持さ
れる。
【0021】これに対し、ICカード1をコネクタ装置
から排出させる場合、まず、ロックレバー16の一端1
6aを図3の矢印ハ位置から矢印ニ方向へスライド動作
し、該ロックレバー16の他端16bを摘み4aの内部
に引っ込める。これによりロックレバー16がロック解
除状態となるため、摘み4aを図3の矢印イ方向へ押し
込むと、プッシュロッド4が押込み位置からさらに前方
へ移動する。その結果、図7の(c)に示すように、伝
達ピン12の作動部12aがカム溝14のカム面Bから
カム面Aへ移行し、コイルばね10の引張力によりカム
面Aからカム面Eを経てカム面Dへと移行するため、図
7の(d)に示すように、プッシュロッド4は図3の矢
印ロ方向へ移動して図2に示すように突出位置まで突出
する。この時も、伝達ピン12の作動部12aは駆動板
15の受部15aと当接せず、したがって、プッシュロ
ッド4が突出位置に移動すると、作動部12aはカム面
D内で受部15aと対峙することになる。
から排出させる場合、まず、ロックレバー16の一端1
6aを図3の矢印ハ位置から矢印ニ方向へスライド動作
し、該ロックレバー16の他端16bを摘み4aの内部
に引っ込める。これによりロックレバー16がロック解
除状態となるため、摘み4aを図3の矢印イ方向へ押し
込むと、プッシュロッド4が押込み位置からさらに前方
へ移動する。その結果、図7の(c)に示すように、伝
達ピン12の作動部12aがカム溝14のカム面Bから
カム面Aへ移行し、コイルばね10の引張力によりカム
面Aからカム面Eを経てカム面Dへと移行するため、図
7の(d)に示すように、プッシュロッド4は図3の矢
印ロ方向へ移動して図2に示すように突出位置まで突出
する。この時も、伝達ピン12の作動部12aは駆動板
15の受部15aと当接せず、したがって、プッシュロ
ッド4が突出位置に移動すると、作動部12aはカム面
D内で受部15aと対峙することになる。
【0022】このようにプッシュロッド4を突出位置ま
で突出させた後、プッシュロッド4の摘み4aを再び図
3の矢印イ方向へ押し込むと、図7の(e)に示すよう
に、伝達ピン12の作動部12aがカム溝14のカム面
Dからカム面Cを経てカム面Bに係止されるため、プッ
シュロッド4は再び押込み位置に保持される。その際、
伝達ピン12の作動部12aがカム面Dを移行する過程
で、作動部12aが駆動板15の受部15aに当接して
これを押圧するため、駆動板15に係合されたイジェク
トアーム5が回転し、この回転に伴って第1および第2
の回動アーム6,7の爪片6a,7がICカード1の前
面両端部を離脱方向へほぼまっすぐに押圧し、図2の2
点鎖線で示すように、ICカード1のソケットコンタク
トとピンハウジング2のピンコンタクトの圧入が解除さ
れる。したがって、この状態でICカード1の手前側を
手指でつまんで引き抜くことにより、ICカード1をコ
ネクタ装置から簡単に排出することができる。
で突出させた後、プッシュロッド4の摘み4aを再び図
3の矢印イ方向へ押し込むと、図7の(e)に示すよう
に、伝達ピン12の作動部12aがカム溝14のカム面
Dからカム面Cを経てカム面Bに係止されるため、プッ
シュロッド4は再び押込み位置に保持される。その際、
伝達ピン12の作動部12aがカム面Dを移行する過程
で、作動部12aが駆動板15の受部15aに当接して
これを押圧するため、駆動板15に係合されたイジェク
トアーム5が回転し、この回転に伴って第1および第2
の回動アーム6,7の爪片6a,7がICカード1の前
面両端部を離脱方向へほぼまっすぐに押圧し、図2の2
点鎖線で示すように、ICカード1のソケットコンタク
トとピンハウジング2のピンコンタクトの圧入が解除さ
れる。したがって、この状態でICカード1の手前側を
手指でつまんで引き抜くことにより、ICカード1をコ
ネクタ装置から簡単に排出することができる。
【0023】図8に示す実施例では、摘み4aにロック
レバー16が支軸17を中心に矢印ホ,ヘ方向へ回転可
能に保持されており、該ロックレバー16はスライド動
作の代わりに回転動作する。また、該ロックレバー16
はばね18によって常時ロック方向(矢印ヘ方向)へ弾
性付勢されており、ロックレバー16をばね18の弾性
付勢力に抗して矢印ホ方向へ回転した時だけロック解除
状態となる。このような構成を採用すると、ロックレバ
ー16をわざわざ操作しなくてもプッシュロッド4は押
込み位置で自動的にロック状態となるため、ICカード
1の誤排出をより確実に防止することができ、かかる構
成をスライド動作するロックレバー16にも適用しても
良い。
レバー16が支軸17を中心に矢印ホ,ヘ方向へ回転可
能に保持されており、該ロックレバー16はスライド動
作の代わりに回転動作する。また、該ロックレバー16
はばね18によって常時ロック方向(矢印ヘ方向)へ弾
性付勢されており、ロックレバー16をばね18の弾性
付勢力に抗して矢印ホ方向へ回転した時だけロック解除
状態となる。このような構成を採用すると、ロックレバ
ー16をわざわざ操作しなくてもプッシュロッド4は押
込み位置で自動的にロック状態となるため、ICカード
1の誤排出をより確実に防止することができ、かかる構
成をスライド動作するロックレバー16にも適用しても
良い。
【0024】なお、上記実施例では、2枚のICカード
が挿着可能なコネクタ装置を例示して説明したが、本発
明は1枚または3枚以上のICカードが挿着可能なコネ
クタ装置にも同様に適用することができる。
が挿着可能なコネクタ装置を例示して説明したが、本発
明は1枚または3枚以上のICカードが挿着可能なコネ
クタ装置にも同様に適用することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0026】ICカードを抜き差し可能に支持するフレ
ームと、押し込み位置と突出位置に往復動作可能なプッ
シュロッドとを有し、ICカードが差し込み時は、前記
プッシュロッドが押し込み位置にあって、この状態で、
プッシュロッドの第1のプッシュ動作で、プッシュロッ
ドが突出位置に移動し、この突出位置で、プッシュロッ
ドの第2のプッシュ動作で、ICカードを排出するよう
にしたICカード用コネクタ装置において、前記プッシ
ュロッドの押し込み位置において、前記プッシュロッド
の移動をロック、又はロック解除可能な阻止手段を設け
ると、差し込み状態にあるICカードの排出を要望しな
い場合は、阻止手段によってプッシュロッドを押込み位
置にロックしておけば、ICカードの排出動作が禁止さ
れるため、意に反してICカードを排出してしまうとい
う不都合を解消できる。
ームと、押し込み位置と突出位置に往復動作可能なプッ
シュロッドとを有し、ICカードが差し込み時は、前記
プッシュロッドが押し込み位置にあって、この状態で、
プッシュロッドの第1のプッシュ動作で、プッシュロッ
ドが突出位置に移動し、この突出位置で、プッシュロッ
ドの第2のプッシュ動作で、ICカードを排出するよう
にしたICカード用コネクタ装置において、前記プッシ
ュロッドの押し込み位置において、前記プッシュロッド
の移動をロック、又はロック解除可能な阻止手段を設け
ると、差し込み状態にあるICカードの排出を要望しな
い場合は、阻止手段によってプッシュロッドを押込み位
置にロックしておけば、ICカードの排出動作が禁止さ
れるため、意に反してICカードを排出してしまうとい
う不都合を解消できる。
【0027】前記プッシュロッドを押し込み位置と突出
位置の2位置に保持可能な伝達ピンおよびハート型カム
溝からなるハート型カム機構を設けると、阻止手段によ
ってプッシュロッドを押込み位置にロックしておけば、
ICカードが意に反して排出されることを防止でき、一
方、阻止手段による押込み位置でのロック動作を解除し
た状態で、プッシュロッドの第1のプッシュ動作で伝達
ピンがハート型カム溝内を一方向へトレースして、該プ
ッシュロッドが押込み位置と突出位置との間で往復移動
可能となるため、該プッシュロッドの突出位置から押込
み位置への第2のプッシュ動作で差し込み状態にあるI
Cカードを排出させることができる。しかも、かかるイ
ジェクト機構をフレームの外側面とプッシュロッドに集
約的に配設することができるため、イジェクト機構を小
型化することができ、特に、複数枚対応のICカード用
コネクタ装置に適用した場合に好適となる。
位置の2位置に保持可能な伝達ピンおよびハート型カム
溝からなるハート型カム機構を設けると、阻止手段によ
ってプッシュロッドを押込み位置にロックしておけば、
ICカードが意に反して排出されることを防止でき、一
方、阻止手段による押込み位置でのロック動作を解除し
た状態で、プッシュロッドの第1のプッシュ動作で伝達
ピンがハート型カム溝内を一方向へトレースして、該プ
ッシュロッドが押込み位置と突出位置との間で往復移動
可能となるため、該プッシュロッドの突出位置から押込
み位置への第2のプッシュ動作で差し込み状態にあるI
Cカードを排出させることができる。しかも、かかるイ
ジェクト機構をフレームの外側面とプッシュロッドに集
約的に配設することができるため、イジェクト機構を小
型化することができ、特に、複数枚対応のICカード用
コネクタ装置に適用した場合に好適となる。
【0028】また、前記阻止手段は手動操作によってプ
ッシュロッドをロックまたはロック解除することがで
き、この場合、プッシュロッドの押し込み時に、阻止手
段が自動的に可動してプッシュロッドを押し込み位置に
ロックするように構成すると、ICカードの誤排出をよ
り確実に防止することができる。
ッシュロッドをロックまたはロック解除することがで
き、この場合、プッシュロッドの押し込み時に、阻止手
段が自動的に可動してプッシュロッドを押し込み位置に
ロックするように構成すると、ICカードの誤排出をよ
り確実に防止することができる。
【0029】また、前記阻止手段をスライドあるいは回
動動作されるロックレバーで構成することができ、その
際、該ロックレバーをプッシュロッドに取り付けると、
阻止手段をプッシュロッドに一体化させて小型化が図れ
る。特に、プッシュロッドに摘みを取付け、該摘み内に
ロックレバーを配設すると、阻止手段をロックまたはロ
ック解除する操作性を高めることができる。
動動作されるロックレバーで構成することができ、その
際、該ロックレバーをプッシュロッドに取り付けると、
阻止手段をプッシュロッドに一体化させて小型化が図れ
る。特に、プッシュロッドに摘みを取付け、該摘み内に
ロックレバーを配設すると、阻止手段をロックまたはロ
ック解除する操作性を高めることができる。
【図1】本発明の一実施例に係るICカード用コネクタ
装置にICカードが挿着された状態を示す平面図であ
る。
装置にICカードが挿着された状態を示す平面図であ
る。
【図2】該コネクタ装置からICカードを離脱させた状
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
【図3】該コネクタ装置に備えられるイジェクト機構の
平面図である。
平面図である。
【図4】該イジェクト機構の分解斜視図である。
【図5】ハート型カム溝の説明図である。
【図6】該ハート型カム溝のカム面を示す展開図であ
る。
る。
【図7】図3のイジェクト機構の動作説明図である。
【図8】ロックレバーの変形例を示す説明図である。
1 ICカード 2 ピンハウジング 3 フレーム 3a ガイド溝 3c 長溝 4 プッシュロッド 5 イジェクトアーム 5a 係合部 6 第1の回動アーム 7 第2の回動アーム 10 コイルばね 12 伝達ピン 12a 作動部 13 板ばね 14 ハート型カム溝 15 駆動板 15a 受部 15b 係合孔 16 ロックレバー 17 支軸 18 ばね
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−96891(JP,A) 特開 平10−106679(JP,A) 特開 平9−274966(JP,A) 特開 平9−283210(JP,A) 特開 平9−326274(JP,A) 特開 平1−255082(JP,A) 実開 平6−13072(JP,U) 実公 平4−18235(JP,Y2) 実公 平5−34048(JP,Y2) 実公 平3−26628(JP,Y2) 特公 平5−52991(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/62 - 13/639 H01R 23/68 G06K 17/00
Claims (7)
- 【請求項1】 ICカードを抜き差し可能に支持するフ
レームと、押し込み位置と突出位置に往復動作可能なプ
ッシュロッドとを有し、ICカードが差し込み時は、前
記プッシュロッドが押し込み位置にあって、この状態
で、プッシュロッドの第1のプッシュ動作で、プッシュ
ロッドが突出位置に移動し、この突出位置で、プッシュ
ロッドの第2のプッシュ動作で、ICカードを排出する
ようにしたICカード用コネクタ装置において、 前記プッシュロッドの押し込み位置において、前記プッ
シュロッドの移動をロック、又はロック解除可能な阻止
手段を設けたことを特徴とするICカード用コネクタ装
置。 - 【請求項2】 前記プッシュロッドを押し込み位置と突
出位置の2位置に保持可能な伝達ピンおよびハート型カ
ム溝からなるハート型カム機構を有することを特徴とす
る請求項1記載のICカード用コネクタ装置。 - 【請求項3】 前記阻止手段を手動で可動して、前記プ
ッシュロッドのロック、又はロック解除を行うようにし
たことを特徴とする請求項1、又は2記載のICカード
用コネクタ装置。 - 【請求項4】 前記プッシュロッドの押し込み時、前記
阻止手段が自動的に可動して、前記プッシュロッドを押
し込み位置にロックするようにしたことを特徴とする請
求項1、又は2記載のICカード用コネクタ装置。 - 【請求項5】 前記阻止手段をロックレバーで構成し、
該ロックレバーをスライド、あるいは回動動作を行うよ
うにしたことを特徴とする請求項1、又は記載のICカ
ード用コネクタ装置。 - 【請求項6】 前記ロックレバーを前記プッシュロッド
に取り付けたことを特徴とする請求項5記載のICカー
ド用コネクタ装置。 - 【請求項7】 前記プッシュロッドに摘みを取付け、該
摘み内に前記ロックレバーを配設したことを特徴とする
請求項6記載のICカード用コネクタ装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10000342A JP2839242B1 (ja) | 1997-09-19 | 1998-01-05 | Icカード用コネクタ装置 |
SG1998000622A SG72798A1 (en) | 1997-09-19 | 1998-03-25 | Ic card connector device |
DE69824929T DE69824929T2 (de) | 1997-09-19 | 1998-03-30 | Verbindungsvorrichtung für eine IC Karte |
EP98302424A EP0903690B1 (en) | 1997-09-19 | 1998-03-30 | IC card connector device |
KR1019980011291A KR100309044B1 (ko) | 1997-09-19 | 1998-03-31 | Ic카드용 커넥터장치 |
US09/156,990 US6039587A (en) | 1997-09-19 | 1998-09-18 | IC card connector device |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-255393 | 1997-09-19 | ||
JP25539397 | 1997-09-19 | ||
JP10000342A JP2839242B1 (ja) | 1997-09-19 | 1998-01-05 | Icカード用コネクタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2839242B1 true JP2839242B1 (ja) | 1998-12-16 |
JPH11154561A JPH11154561A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=26333307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10000342A Expired - Fee Related JP2839242B1 (ja) | 1997-09-19 | 1998-01-05 | Icカード用コネクタ装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6039587A (ja) |
EP (1) | EP0903690B1 (ja) |
JP (1) | JP2839242B1 (ja) |
KR (1) | KR100309044B1 (ja) |
DE (1) | DE69824929T2 (ja) |
SG (1) | SG72798A1 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3297639B2 (ja) * | 1998-01-28 | 2002-07-02 | ヒロセ電機株式会社 | カード用電気コネクタ |
JP3673395B2 (ja) * | 1998-04-10 | 2005-07-20 | アルプス電気株式会社 | コネクタ装置 |
JP3701792B2 (ja) * | 1998-04-10 | 2005-10-05 | アルプス電気株式会社 | コネクタ装置 |
FR2793921B1 (fr) | 1999-05-17 | 2001-06-29 | Itt Mfg Enterprises Inc | Ensemble compact pour le raccordement d'une carte a circuit(s) integre(s) comportant des moyens d'ejection de la carte |
FR2793923B1 (fr) * | 1999-05-17 | 2001-07-27 | Valeo Securite Habitacle | Agencement perfectionne pour le blocage longitudinal d'un support de donnees rigide dans un dispositif d'echange de donnees |
FR2793922B1 (fr) * | 1999-05-17 | 2001-07-27 | Valeo Securite Habitacle | Agencement perfectionne pour le blocage longitudinal d'un support de donnees rigide dans un dispositif d'echange de donnees |
JP4365977B2 (ja) | 2000-03-10 | 2009-11-18 | モレックス インコーポレイテド | カード用コネクタ |
JP4028231B2 (ja) * | 2001-12-28 | 2007-12-26 | 日本圧着端子製造株式会社 | カード用コネクタのエジェクト機構 |
KR100668915B1 (ko) * | 2002-11-11 | 2007-01-12 | 엘지전자 주식회사 | 컴퓨터용 멀티 베이 |
JP2004055256A (ja) * | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Tyco Electronics Amp Kk | カード用コネクタ |
JP3884343B2 (ja) * | 2002-07-18 | 2007-02-21 | タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 | カード用コネクタ組立体 |
US6881088B2 (en) * | 2003-07-29 | 2005-04-19 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Connector assembly with actuation system |
TW200627724A (en) * | 2005-01-24 | 2006-08-01 | Top Yang Technology Entpr Co | Metallic sliding slot structure for an electrical connector |
EP1830618A1 (en) * | 2005-06-21 | 2007-09-05 | Tyco Electronics AMP K.K. | Card connector |
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