JP2004302120A - 光コネクタプラグ、光コネクタレセプタクル - Google Patents

光コネクタプラグ、光コネクタレセプタクル Download PDF

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Abstract

【課題】光ファイバの先端面を光素子に極力近接させるためのスプリングを具備した光コネクタにおいて、光ファイバの先端の防護率を向上させる。
【解決手段】フェルールの先端面をプラグボディに形成した貫通孔に向って弾性偏倚させるスプリングと、プラグボディがレセプタクルに対して非挿入状態でスプリングによって発生する偏倚力を受け止め、フェルールが貫通孔に向って、移動する動作を阻止し、フェルールの先端面をプラグボディの内部位置に係止する係止具と、この係止具に形成されプラグボディがレセプタクルに装着される際にレセプタクル側の部材と係合し、この係合によって係止具の係止状態を解放させる解放手段とを付加した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は光ファイバの端部を光素子に光学的に結合する場合に用いる光コネクタプラグ及び光コネクタレセプタクルに関し、特に光コネクタプラグに装着されるフェルールの先端面にゴミの付着が少なく、また傷を受ける率を低減することができ、更にプラグをレセプタクルに嵌合させるとフェルールが弾性偏倚力によってレセプタクルに向かって前進し、光ファイバの先端を光素子のレンズ方向に圧接させ、光ファイバの先端と光素子のレンズ間の結合特性を向上させることができる光コネクタプラグ及び光コネクタレセプタクルを提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
図7乃至図12を用いて従来の光コネクタについて説明する。光コネクタは既によく知られているように光コネクタプラグ10と光コネクタレセプタクル30との対によって構成される。光コネクタプラグ10は図7及び図8に示す例ではプラグボディ11と、このプラグボディ11の内部に格納したフェルール12によって構成される。フェルール12は筒状体で構成され、この筒状のフェルール12の中空部分に光ファイバ40の一端を挿入し、光ファイバ40の先端部分がフェルール12によって補強される。
【0003】
光コネクタレセプタクル30はプラグボディ11を迎え入れる挿入ガイドGIを兼ねるレセプタクルボディ31と、このレセプタクルボディ31によってガイドされて挿入されるフェルール12の軸心と一致する位置に設けられた受承筒32と、この受承筒32の端部に装着された光素子33とを具備して構成される。
この種の光コネクタ100は光コネクタレセプタクル30を構成するレセプタクルボディ31の中空部分にプラグボディ11を差し込み、プラグボディ11の先端面に形成した貫通孔13にレセプタクルを構成する受承筒32を挿入させ、受承筒32の中空部にフェルール12を挿入し、フェルール12に保持した光ファイバ40の光軸を光素子33の受光軸又は出射軸に合致させ、フェルール12の先端面を限りなく素子33に近づけた状態に維持して光素子33と光ファイバ40とを光学的に結合させ、また引き外すことができる構造とされる。
【0004】
図7及び図8に示す光コネクタ100はフェルール12がプラグボディ11に固定された構造の光コネクタを示す。この構造の場合、フェルール12の長さ、及び光素子33の装着位置のバラツキ等によりフェルール12の先端と光素子33のレンズ部分33Aとの間に間隙g(図8)が発生する欠点がある。間隙gが発生した場合、光ファイバ40から光素子33に伝送される光又は光素子33から光ファイバ40に伝送される光に損失が発生し、伝送損失が増加する傾向が見られる。
【0005】
図9及び図10はこの欠点を解消する構造とした光コネクタ100の構造を示す。この光コネクタ100はフェルール12をスプリング14で貫通孔13に向って弾性的に偏倚させ、この弾性偏倚力によってフェルールl2の先端を予め距離Dだけ外側に向かって突出させ、光コネクタプラグ10を光コネクタレセプタクル30に嵌合させた場合(図10)にフェルールl2の先端を必ず光素子33のレンズ33Aに極力近接させ、近接後に更に光コネクタプラグ10を差し込むことにより、フェルール12と光素子33とに間に弾性的な圧接力を発生させ、この弾性的な圧接力を与えた状態で光学的な結合状態を維持する構造とされる(特許文献1、特許文献2、特許文献3)。
【0006】
この構造の光コネクタによれば光ファイバ40と光素子33との間で発生する光の伝送損失が小さい光コネクタを安定して製造することができ、この点で優れている。
然し乍ら、この構造の光コネクタは上述したように光コネクタプラグ10が光コネクタレセプタクル30に非装着の状態ではフェルール12の先端が予め距離Dだけ外側に向って突出していることから、フェルール12の先端面が貫通孔13に近い位置に配置されるため、貫通孔13からゴミ等が侵入するとフェルール2の先端面(光ファイバ40の端面)に付着し易い状態となる。また、外部から異物が侵入して光ファイバ40の先端面に傷を付けてしまう事故も起き易い状態となる。
【0007】
この欠点を解消するために、図11及び図12に示す光コネクタが提案されている(特許文献4)。この特許文献4に記載された光コネクタは図11及び図12に示すようにプラグボディ11の開口部にフェルール12の軸方向と同一方向に移動可能なスライド部材15を設けた構造を特徴とするものである。
スライド部材15は光コネクタプラグ10を光コネクタレセプタクル30に非装着の状態ではプラグボディ11から外向に延伸され(図11の状態)、このスライド部材15の延伸により、プラグボディ11の貫通孔13をフェルール12の先端面から離した状況に維持させ、これにより貫通孔13から侵入したゴミ等が光ファイバ40の先端面に付着する事故或は異物によって光ファイバ40の先端面に傷がつけられる事故の発生率を低減している。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−305070号公報
【特許文献2】
特開2000−81541号公報
【特許文献3】
特開2001−51156号公報
【特許文献4】
特開2002−90577号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図11及び図12に示した光コネクタの構造によれば光コネクタプラグ10を光コネクタレセプタクル30に非装着の状況では確かに光ファイバ40の先端面をプラグボディ11の奥に位置させることができ、光ファイバ40の端面へのゴミの付着或は異物による光ファイバ40の先端面への干渉を阻止する効果を得ることができる。然し乍らこの構造の光コネクタではフェルール12がプラグボディ11に固定されているため、フェルール12の寸法(長さ)と光素子33の取付位置にバラツキが有ると、各製品毎に光素子33のレンズ33Aと光ファイバ40の端面との間の間隙を極力近接した(或いは、ほぼゼロの)状態に維持させることはむずかしい。
【0010】
また、スライド部材15を設けるためには、プラグボディ11にスライド部材15をスライド自在に装着する構造も付加しなければならないため、構造が複雑になる不都合が生じる。
この発明の目的は光コネクタプラグでの光ファイバ先端面の保護機能を有し、然も構造が簡素な光コネクタプラグ及び光コネクタレセプタクルの構造、またプラグとレセプタクルを嵌合すると、フェルールの係止状態が解かれ、スプリングの付勢によってフェルールを光素子のレンズ方向に圧接させ、光ファイバの先端と光素子のレンズ間の結合特性を向上させることができる光コネクタプラグ及び光コネクタレセプタクルの構造を提案しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1では光ファイバの端部に筒状のフェルールが装着され、このフェルールの装着部分をプラグボディで覆い、フェルールの先端面と対向してプラグボディに形成された貫通孔にレセプタクルに装着された受承筒が挿入され、受承筒の中空部分に上部フェルールが挿入され、受承筒の端部に装着された光素子と光ファイバを光学的に結合させる光コネクタに用いる光コネクタプラグにおいて、フェルールの先端面を貫通孔に向って弾性偏倚させるスプリングと、スプリングによって発生する偏倚力を受け止め、フェルールが貫通孔に向って移動する動作を阻止し、フェルールの先端面をプラグボディの内部位置に係止する係止具と、この係止具に形成され、プラグボディがレセプタクルに装着される際にレセプタクル側の部材と係合し、この係合によって係止具の係止状態を解放させる解放手段とを付加した光コネクタプラグを提案する。
【0012】
この発明の請求項2では一端に光素子が装着された受承筒と、この受承筒の軸心と平行する軸心に沿ってプラグボディを迎え入れる挿入ガイドを構成するレセプタクルボディとを具備して構成される光コネクタレセプタクルにおいて、レセプタクルボディにプラグボディを挿入する際にプラグボディに設けた係止具に係合し、係止具の係止状態を解放させる解放部材を設けた構成とした光コネクタレセプタクルを提案する。
この発明の請求項3では請求項2記載の光コネクタレセプタクルにおいて、解放部材を受承筒で兼用する構造とした光コネクタレセプタクルを提案する。
【0013】
作用
この発明の構成によればプラグボディの内部に格納されているフェルールはスプリングによって外向に弾性偏倚力を受け、この弾性偏倚力によって光コネクタレセプタクルへ装着した場合にはフェルールの先端は光素子に対して弾性的に圧接される。この結果光コネクタプラグと光コネクタレセプタクルとを嵌合させた状態では光素子のレンズと光ファイバの先端面との間の間隙を最小限に設定することができ、伝送損失の発生を小さく抑えることができる。
【0014】
一方、光コネクタプラグを光コネクタレセプタクルへ非装着の状態では、この発明によればフェルールに外向の弾性偏倚を与えているスプリングの偏倚力に対して、フェルールが貫通孔に向って移動することを阻止する係止具を設けた構造としたから、この係止具の係止作用によってフェルールの先端面はプラグボディの内部位置に維持される。この結果、プラグボディがレセプタクルボディに非装着の状態で光ファイバの先端面にゴミが付着する事故の発生率を下げることができる。また貫通孔を通じて侵入する異物によって光ファイバの先端に傷が付けられる事故の発生率を低下させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3にこの発明による光コネクタプラグ及び光コネクタレセプタクルの一実施例を示す。図7乃至図12と対応する部分には同一符号を付して示す。図1は光コネクタプラグ10が光コネクタレセプタクル30へ非装着の状態を、図2は装着状態、図3はこの発明による光コネクタプラグの具体的な構造の分解斜視図をそれぞれ示す。
この発明による光コネクタプラグ10ではスプリング14によりフェルール12を貫通孔13に向って移動させる弾性偏倚力を与えると共に、プラグボディ11がレセプタクルボディ31に非装着の状態でフェルール12が貫通孔13に近づく方向へ移動することを阻止する係止具16(図1参照)を設けた構造を特徴とするものである。
【0016】
図1及び図2に示す実施例ではプラグボディ11と一体にフェルール12の軸心と平行する方向に突出して形成した片持梁16Aと、この片持梁16Aの遊端側に形成した傾斜面16Bとによって係止具16を構成した場合を示す。係止具16を構成する傾斜面16Bは片持梁16Aの基部側から遊端に向うに従って係止すべきフェルール12に漸次近づく向の傾斜面とされ、この傾斜面16Bをフェルール12の段部12Aに結合させ、片持梁16Aの弾性偏倚力によってフェルール12の位置をスプリング14の偏倚力に抗して後退させ、フェルール12の先端の位置をプラグボディ11に形成した貫通孔13から遠ざけ、プラグボディ11の内部位置に維持させる。
【0017】
図1及び図2に示す寸法Dは係止具16によってフェルール12が後退している距離を示す。この後退距離Dは傾斜面16Bの長さでほぼ決定される。
一方、この発明ではプラグボディ11をレセプタクルボディ31に装着すると、係止具16による係止状態を解放させる解放手段17(図2参照)を設ける。図1及び図2に示す例ではこの解放手段17を片持梁16Aと、この片持梁16Aの先端側に形成した傾斜面16Cによって構成した場合を示す。解放手段17を構成する傾斜面16Cは片持梁16Aを基部側から遊端に向うに従って、係止状態から解放させるべきフェルール12から漸次離れる方向の傾斜面とされる。
【0018】
この傾斜面16Cがレセプタクルボディ31に挿入された際にレセプタクルボディ31の部材に係合し、傾斜面16Cの傾斜に従って片持梁16Aの先端を係止状態にあるフェルール12から離れる方向に移動させる。図2にその様子を示す。図1及び図2に示す実施例では解放手段17を動作させる部材を(以下ここでは解放部材35と称す)受承筒32で兼用した場合を示す。つまり、プラグボディ11をレセプタクルボディ31に挿入する際に、傾斜面16Cが解放部材35に乗り上げる方向に移動する。この結果、片持梁16Aの先端部分が係止状態にあるフェルール12から離れる方向に移動し、この移動によりフェルール12は傾斜面16Bとの係合状態、つまり係止具16の係止状態から解放され、フェルール12はスプリング14の偏倚力に従って、前方に押し出され、フェルール12の先端面(光ファイバ40の先端面)が光素子33のレンズ33Aの方向に弾性的に圧接される(図2参照)。現実には光ファイバ40の先端面を光素子33のレンズ33Aに接触させると傷を受けることが考えられるから、一般にはわずかな間隔(0.1mm程度)を保持して近接させる。
【0019】
尚、上述の実施例では解放部材35を受承筒32で兼用した場合を説明したが、受承筒32を用いることなく、受承筒32とは別に解放部材35を設ける構造としてもよい。また、図1乃至図2では2本の光ファイバ40を2個の光素子33に結合させる光コネクタの構造を示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
図3に図1及び図2に示した光コネクタプラグの具体的な構造の一例を示す。この例ではプラグボディ11をプラグボディ本体11Aとプラグボディカバー11Bとによって構成した場合を示す。プラグボディ本体11Aは光ファイバ40を貫通させて支持する基板11A−1と、この基板11A−1から光ファイバ40の軸線と平行する向に突出形成した突片11A−2を有し、この突片11A−2の先端から一対の片持梁16Aを二股に突出させて形成した場合を示す。
【0020】
一対の片持梁16Aにはそれぞれに係止具16を構成するための斜視面16Bと、解放手段17を構成するための傾斜面16Cが形成される。フェルール12には片持梁16Aと対向して平垣面12Bを形成し、この平垣面12Bの端部で直線状の段部12Aを形成し、この直線状の段部12Aを傾斜面16Bに結合させるように構成した場合を示す。
図4乃至図6にこの発明の変形実施例を示す。この実施例ではフェルール12を前方に押し出すためのスプリング14をプラグボディ11と一体形成したバネ片14A、14Bで構成した場合を示す。バネ片14Aと14Bには互に向き合う先端の面に先拡がりとなるテーパ面TPが付される。係止具16がフェルール12を後退させている状態ではバネ片14A、14Bの先端に形成したテーパ面TPがフェルール12の外縁に乗り上げた状態で直径方向に押し広げられる向に弾性変形され、この弾性変形によりフェルール12を前方に押し出す偏倚力を発生する。プラグボディ11をレセプタクルボディ31に押し込むと、解放手段17が作動し、片持梁16Aがそれぞれフェルール12から離れる方向に変位する。この片持梁16Aの変位により係止具16の係止状態が解除され、これによりフェルール12は距離Dだけ前進する。この前進中又は前進の開始時点からフェルール12の先端が光素子33のレンズ33Aに接触していることにより、光素子33と光ファイバ40との間の間隔を最小限に設定することができる。
【0021】
従って、この実施例によっても光ファイバ40と光素子33との間の結合損失が小さく、然もプラグがレセプタクルに非嵌合状態ではフェルール12の先端はプラグボディ11の内部の奥に格納されるから貫通孔13から侵入するゴミ等が光ファイバ40の先端面に付着する率を下げることができる。更に、貫通孔13から侵入する異物によって光ファイバ40の先端面に傷が付けられる事故の発生率を低減し光ファイバ先端面の防護率を向上できる利点が得られる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば光ファイバ40と光素子33との間の間隔を最小限に設定することができ、これらを光学的に結合させることができる。この結果伝送損失の小さい光コネクタを提供することができる。更に、この発明によればプラグをレセプタクルに嵌合させない状態では光ファイバ40の先端はプラグボディ11の内部の奥の位置に収納されるから、貫通孔13から侵入したゴミ等が光ファイバ40の先端に付着する率を下げることができる。更に、光ファイバ40の先端を貫通孔13の位置から離すことができるから、貫通孔13を通じて異物が侵入しても光ファイバ40の先端面に傷を受ける事故の発生も低減できる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による光コネクタプラグと光コネクタレセプタクルの一実施例を説明するための断面図。
【図2】図1に示した実施例の光コネクタプラグと光コネクタレセプタクルの嵌合状態を説明するための断面図。
【図3】図1及び図2に示した実施例で用いた光コネクタの具体的な構造を説明するための斜視図。
【図4】この発明の変形実施例を説明するための断面図。
【図5】図4に示した実施例の光コネクタプラグと光コネクタレセプタクルの嵌合状態を説明するための断面図。
【図6】図4及び図5に示した実施例に用いた光コネクタプラグの具体的な構造を説明するための斜視図。
【図7】従来の技術を説明するための断面図。
【図8】図7で説明した光コネクタプラグと光コネクタレセプタクルを嵌合させた状態を説明するための断面図。
【図9】従来の技術の他の例を説明するための断面図。
【図10】図9に示した光コネクタプラグと光コネクタレセプタクルを嵌合させた状態を説明するための断面図。
【図11】従来の技術の更に他の例を説明するための断面図。
【図12】図11で説明した光コネクタプラグと光コネクタレセプタクルの嵌合状態を説明するための断面図。
【符号の説明】
100 光コネクタ 15 スライド部材
10 光コネクタプラグ 16 係止具
11 プラグボディ 17 解放手段
11A プラグボディ本体 30 光コネクタレセプタクル
11B プラグボディカバー 31 レセプタクルボディ
12 フェルール 32 受承筒
13 貫通孔 33 光素子
14 スプリング 40 光ファイバ

Claims (3)

  1. 光ファイバの端部に筒状のフェルールが装着され、このフェルールの装着部分をプラグボディで覆い、フェルールの先端面と対向してプラグボディに形成された貫通孔にレセプタクルに装着された受承筒が挿入され、受承筒の中空部分に上部フェルールが挿入され、受承筒の端部に装着された光素子と上記光ファイバを光学的に結合させる光コネクタに用いる光コネクタプラグにおいて、
    上記フェルールの先端面を上記貫通孔に向って弾性偏倚させるスプリングと、
    上記スプリングによって発生する偏倚力を受け止め、上記フェルールが上記貫通孔に向って移動する動作を阻止し、上記フェルールの先端面を上記プラグボディの内部位置に係止する係止具と、
    この係止具に形成され、上記プラグボディが上記レセプタクルに装着される際にレセプタクル側の部材と係合し、この係合によって上記係止具の係止状態を解放させる解放手段と、
    を付加したことを特徴とする光コネクタプラグ。
  2. 一端に光素子が装着された受承筒と、この受承筒の軸心と平行する軸心に沿ってプラグボディを迎え入れる挿入ガイドを構成するレセプタクルボディとを具備して構成される光コネクタレセプタクルにおいて、
    上記レセプタクルボディに上記プラグボディを挿入する際にプラグボディに設けた係止具に係合し、係止具の係止状態を解放させる解放部材を設けた構成としたことを特徴とする光コネクタレセプタクル。
  3. 請求項2記載の光コネクタレセプタクルにおいて、上記解放部材を上記受承筒で兼用する構造としたことを特徴とする光コネクタレセプタクル。
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