JP2004302059A - 単焦点レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】少ないレンズ枚数でローコスト化を図りながら、非球面を有効に用いることにより、高性能、かつコンパクトな構成の単焦点レンズを提供する。
【解決手段】物体側より順に、ガラス材料よりなり、かつ物体側の面を凸面形状とした正のパワーを有する第1レンズG1と、絞りStと、プラスチック材料よりなり、少なくとも1面を非球面形状とし、かつ物体側に凹面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズG2と、プラスチック材料よりなり、両面を非球面形状とし、かつ物体側に凸面を向けた正または負のパワーを有するメニスカス形状の第3レンズG3とを備え、かつ、第1,第3レンズG1,G3の焦点距離や形状などに関する所定の条件式(1)〜(6)を満たして各レンズの形状、パワー配分などを適切なものにしている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に小型の撮像装置への搭載に適した単焦点レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータの一般家庭等への普及に伴い、撮影した風景や人物像等の画像情報をパーソナルコンピュータに入力することができるデジタルスチルカメラ(以下、単にデジタルカメラという。)が急速に普及しつつある。また携帯電話の高機能化に伴い、携帯電話に画像入力用のモジュールカメラ(携帯用モジュールカメラ)が搭載されることも多くなってきている。
【0003】
これらの撮像装置では、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子が用いられている。このような撮像装置は、近年、撮像素子の小型化が進んでいることから、装置全体としても非常に小型化が図られてきている。また、撮像素子の高画素化も進んでおり、高解像、高性能化が図られてきている。
【0004】
このような撮像装置に用いられる撮像レンズとしては、例えば以下の特許文献記載のものがある。特許文献1〜3には、3枚構成の撮像レンズが記載されている。特許文献4には、4枚構成の撮像レンズが記載されている。特許文献1記載の撮像レンズでは、物体側から2番目のレンズと3番目のレンズとの間に、絞りの位置がある。特許文献2記載の撮像レンズでは、物体側から1番目のレンズと2番目のレンズとの間に、絞りの位置がある。特許文献3記載の撮像レンズでは、レンズ系の最も物体側に絞りの位置がある。各特許文献記載の撮像レンズにおいて、最も物体側のレンズは、いずれもメニスカス形状となっている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−48516号公報
【特許文献2】
特開2002−221659号公報
【特許文献3】
米国特許第6441971号公報
【特許文献4】
特表2002−517773号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように近年の撮像素子は、小型化および高画素化が進んでおり、それに伴って、特にデジタルカメラ用の撮像レンズには、高い解像性能と構成のコンパクト化が求められている。一方、携帯用モジュールカメラの撮像レンズには従来、コスト面とコンパクト性が主に要求されていたが、最近では携帯用モジュールカメラにおいても撮像素子の高画素化が進む傾向にあり、性能面に対する要求も高くなってきている。特に、次世代の携帯用モジュールカメラは、高画素化がより進み、より高性能になると思われる。
【0007】
このため、コスト面、性能面、およびコンパクト性を総合的に考慮した多種多様なレンズの開発が望まれている。例えば、現状の携帯用モジュールカメラにも搭載可能なコンパクト性を満足しつつ、次世代の携帯用モジュールカメラへの搭載をも視野に入れた、ローコストで高性能な撮像レンズの開発が望まれている。
【0008】
このような要求に対しては、例えば、コンパクト化およびローコスト化を図るためにレンズ枚数を3枚または4枚構成とし、高性能化を図るために、非球面を積極的に用いることが考えられる。この場合、非球面はコンパクト化および高性能化に寄与するが、製造性の点で不利でありコスト高になり易いので、その使用は製造性を十分考慮したものとすることが望ましい。上記各特許文献記載のレンズは、3枚または4枚構成で非球面を用いた構成となっているが、上記した総合的な性能が不十分であり、例えば性能面は良くても、コンパクト性に欠けたりしている。一般に、3枚構成のレンズでは、性能面では携帯用モジュールカメラには十分であっても、次世代の携帯用モジュールカメラやデジタルカメラ用としては性能面で不十分になり易い。また、4枚構成のレンズでは、3枚構成に比べて性能を向上させることはできるものの、コスト面およびコンパクト性の点で不利になり易い。
【0009】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、少ないレンズ枚数でローコスト化を図りながら、非球面を有効に用いることにより、高性能、かつコンパクトな構成を実現できる単焦点レンズを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による単焦点レンズは、物体側より順に、ガラス材料よりなり、かつ物体側の面を凸面形状とした正のパワーを有する第1レンズと、絞りと、プラスチック材料よりなり、少なくとも1面を非球面形状とし、かつ物体側に凹面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズと、プラスチック材料よりなり、両面を非球面形状とし、かつ物体側に凸面を向けた正または負のパワーを有するメニスカス形状の第3レンズとを備え、かつ、以下の条件式(1)〜(6)を満足するように構成されているものである。
【0011】
1.0<f1/f<2.5 ……(1)
R1/f<3.0 ……(2)
1.0<ΔZF/ΔZR<2.0 ……(3)
0.3<ΔZRA/ΔZR<0.6 ……(4)
0.7<(Bf−ΔZR)/D ……(5)
0.6<(|R2|−R1)/(R1+|R2|) ……(6)
ただし、
fは全体の焦点距離、f1は第1レンズの焦点距離、Bfは第3レンズから結像面までの空気換算によるバックフォーカス長、R1は第1レンズの物体側の面の曲率半径、R2は第1レンズの像側の面の曲率半径を示す。
また、ΔZFは第3レンズの物体側の面における高さHでの光軸方向の形状変位量、ΔZRは第3レンズの像側の面における高さHでの光軸方向の形状変位量、ΔZRAは第3レンズの像側の面における高さH/2での光軸方向の形状変位量、Dは最大像高を示す(ただし、Hは、第3レンズの像側の面を有効光線が通過する最大高さとする。)。
【0012】
本発明による単焦点レンズでは、ガラス材料よりなる正のパワーの第1レンズと、プラスチック材料よりなる正のパワーの非球面形状の第2レンズと、プラスチック材料よりなり正または負のパワーを有する両面非球面形状の第3レンズとを物体側から順に配設し、かつ、絞りを第1レンズと第2レンズとの間に配設し、第1,第3レンズの焦点距離や形状などに関する所定の条件式(1)〜(6)を満たして各レンズの形状、パワー配分などを適切なものにすることで、3枚という少ないレンズ枚数でローコスト化を図りながら、非球面を有効に用い、現状の携帯用モジュールカメラのみならず、次世代の携帯用モジュールカメラにまで対応可能な高い光学性能が得られる。
【0013】
この単焦点レンズにおいて、第1レンズは、像側の面を平面とした凸平レンズであることが好ましい。凸平形状にすることで、製造コストの低減、および製造安定性の向上に有利となる。また、第2レンズは、両面が非球面形状であることが好ましい。
【0014】
これらの好ましい構成を必要に応じて適宜採用することで、よりローコストで高性能、かつコンパクトなレンズ系が実現される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施の形態に係る単焦点レンズの構成例を示している。この構成例は、後述の第1の数値実施例(図4,図5)のレンズ構成に対応している。また、図2は、本実施の形態に係る単焦点レンズの他の構成例を示している。図2の構成例は、後述の第2の数値実施例(図6,図7)のレンズ構成に対応している。なお、図1,図2において、符号Riは、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜8)の面の曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。なお、各構成例共に基本的な構成は同じなので、以下では、図1に示した単焦点レンズの構成を基本にして説明する。
【0017】
この単焦点レンズは、例えば、CCDやCMOSなどの撮像素子を用いた携帯用モジュールカメラやデジタルカメラ等に搭載されて使用されるものである。この単焦点レンズは、光軸Z1に沿って、第1レンズG1、絞りSt、第2レンズG2、および第3レンズG3が、物体側より順に配設された構成となっている。この単焦点レンズの結像面(撮像面)には、図示しないCCDなどの撮像素子が配置される。CCDの撮像面付近には、撮像面を保護するためのカバーガラスCGが配置されている。第3レンズG3と結像面(撮像面)との間には、カバーガラスCGのほか、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの他の光学部材が配置されていても良い。
【0018】
第1レンズG1は、物体側の面を凸面形状とし、正のパワーを有している。第1レンズG1は、メニスカス形状(図1の構成)であっても良いし、像側の面を平面とした凸平形状(図2の構成)としても良い。
【0019】
第2レンズG2は、少なくとも1面が非球面形状であり、かつ物体側に凹面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状となっている。ただし、第2レンズG2を、負のパワーとしても良い。また、第2レンズG2を両面共に非球面形状にすれば、収差補正がし易くなるので好ましい。
【0020】
第3レンズG3は、両面が非球面形状であり、かつ物体側に凸面を向けた正または負のパワーを有するメニスカス形状となっている。第3レンズG3は、後述の式(3),(4)を満たすことで、近軸から周辺部に至るまで、肉厚の変化の少ない非球面形状となっている。
【0021】
なお、本実施の形態において、近軸近傍におけるレンズ形状は、例えば後述の非球面式(A)において、係数Kに係る部分(係数Aに係る多項式部分を除いた部分)によって表される。
【0022】
この単焦点レンズは、以下の条件式(1)〜(6)を満足するように構成されている。ただし、式(1)〜(6)において、fは全体の焦点距離、f1は第1レンズG1の焦点距離、Bfはバックフォーカス長、R1は第1レンズG1の物体側の面の曲率半径、R2は第1レンズG1の像側の面の曲率半径を示している。Bfは、カバーガラスCGなどの他の光学部材がある場合には、その部分を空気換算長とした、第3レンズG3から結像面までの空気換算による全体のバックフォーカス長を示す。
1.0<f1/f<2.5 ……(1)
R1/f<3.0 ……(2)
1.0<ΔZF/ΔZR<2.0 ……(3)
0.3<ΔZRA/ΔZR<0.6 ……(4)
0.7<(Bf−ΔZR)/D ……(5)
0.6<(|R2|−R1)/(R1+|R2|) ……(6)
【0023】
ここで、図3に示したように、式(3)〜(5)において、ΔZFは第3レンズG3の物体側の面における高さHでの光軸方向の形状変位量、ΔZRは第3レンズG3の像側の面における高さHでの光軸方向の形状変位量、ΔZRAは第3レンズG3の像側の面における高さH/2での光軸方向の形状変位量、Dは最大像高を示す。Hは、第3レンズG3の像側の面を有効光線が通過する最大高さとする。
【0024】
この単焦点レンズにおいて、第1レンズG1のレンズ材は、主に加工性および製造コストの点を考慮して、ガラス材料であることが好ましい。特に、第1レンズG1を、研磨加工可能なガラスの球面レンズとすることで、ローコスト化を図ることができる。さらに第1レンズG1を凸平レンズにすれば、さらなる製造コストの低減、および製造安定性の向上を図ることができる。一方、第2レンズG2および第3レンズG3のレンズ材は、特殊な非球面形状加工を行うため、光学樹脂材料(プラスチックレンズ)で構成されていることが好ましい。
【0025】
次に、以上のように構成された単焦点レンズの作用および効果を説明する。
【0026】
この単焦点レンズでは、ガラス材料よりなる正のパワーの第1レンズG1と、プラスチック材料よりなる正のパワーの非球面形状の第2レンズG2と、プラスチック材料よりなり正または負のパワーを有する両面非球面形状の第3レンズG3とを物体側から順に配設し、かつ、絞りStを第1レンズと第2レンズとの間に配設し、第1,第3レンズG1,G3の焦点距離や形状などに関する所定の条件式(1)〜(6)を満たして各レンズの形状、パワー配分などを適切なものにすることで、3枚という少ないレンズ枚数でローコスト化を図りながら、高い性能とコンパクトなレンズ系を実現している。
【0027】
この単焦点レンズでは、主に軸上の性能を向上させるために、絞りStを第1レンズG1と第2レンズG2との間に配設し、第1レンズG1の物体側の面を凸面形状としている。
【0028】
またこの単焦点レンズでは、第2レンズG2および第3レンズG3に非球面を用いることで、大きな収差補正効果が得られる。特に、第3レンズG3の形状を条件式(3),(4)を満たした非球面形状とすることで、軸上収差の補正をし易くなる。
【0029】
条件式(1)は、第1レンズG1の焦点距離に関するものである。条件式(1)の数値範囲を上回ると、第1レンズG1のパワーが小さくなり過ぎて像面湾曲の補正が困難となる。ところで一般に、デジタルカメラ等においては、CCD等の撮像素子の特性上、光線が撮像面に垂直に近い状態で入射することが望ましい。従って、デジタルカメラ等に搭載される単焦点レンズでは、テレセントリック性が確保されていることが望ましい。条件式(1)の数値範囲を下回ると、射出光線角度が大きくなり、テレセントリック性が悪化するため好ましくない。
【0030】
条件式(2)は、第1レンズG1の物体側の面の曲率半径に関するものであり、この数値範囲を外れると、主に像面湾曲および非点収差の補正が困難となる。
【0031】
条件式(3),(4)は、第3レンズG3の形状に関するものであり、第3レンズG3の最大有効径Hとその1/2の高さとにおける形状変位量を規定している。これらの数値範囲を外れると、第3レンズG3はプラスチック材料のため、温度特性が劣化する。また、肉厚の均一性が崩れ製造性も悪化するので、好ましくない。
【0032】
条件式(5)は、レンズ系のフランジバックに関するものである。一般に、撮像素子を用いた光学系では、レンズの最終面と撮像素子との間に赤外線カットフィルタやカバーガラスなどの光学部材を配置することが多い。そのため、これらの光学部材を配置するために、ある程度の長さのフランジバックが必要となってくる。この数値範囲を下回ると、第3レンズG3が結像位置に近づき過ぎフィルタ類の入るスペースが確保できなくなるため好ましくない。
【0033】
条件式(6)は、第1レンズG1の形状に関するものである。条件式(6)の数値範囲を外れると像面湾曲の補正が困難となるため好ましくない。
【0034】
このように、本実施の形態に係る単焦点レンズによれば、3枚という少ないレンズ枚数で非球面を有効に用いることにより、現状の携帯用モジュールカメラにも搭載可能なコンパクト性を満足しつつ、性能面では次世代の携帯用モジュールカメラへの搭載をも視野に入れた、ローコストで高性能な撮像レンズが実現できる。
【0035】
【実施例】
次に、本実施の形態に係る単焦点レンズの具体的な数値実施例について説明する。以下では、第1および第2の数値実施例(実施例1,2)をまとめて説明する。図4,図5は、図1に示した単焦点レンズの構成に対応する具体的なレンズデータ(実施例1)を示している。また、図6,図7は、図2に示した単焦点レンズの構成に対応する具体的なレンズデータ(実施例2)を示している。図4および図6には、その実施例のレンズデータのうち基本的なデータ部分を示し、図5および図7には、その実施例のレンズデータのうち非球面形状に関するデータ部分を示す。
【0036】
各図に示したレンズデータにおける面番号Siの欄には、各実施例の単焦点レンズについて、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜8)の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図1,図2で付した符号Riに対応させて、物体側からi番目の面の曲率半径の値を示す。面間隔Diの欄についても、図1,図2で付した符号に対応させて、物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔を示す。曲率半径Riおよび面間隔Diの値の単位はミリメートル(mm)である。Ndj,νdjの欄には、それぞれ、カバーガラスCGも含めて、物体側からj番目(j=1〜4)のレンズ要素のd線(587.6nm)に対する屈折率およびアッベ数の値を示す。なお、曲率半径Riの値が0(ゼロ)となっている部分は、平面であることを示す。図4および図6にはまた、諸データとして、全系の焦点距離f(mm)、Fナンバー(FNO.)、画角2ω(ω:半画角)の値を同時に示す。
【0037】
図4および図6の各レンズデータにおいて、面番号の左側に付された記号「*」は、そのレンズ面が非球面形状であることを示す。各実施例共に、第2レンズG2の両面S3,S4および第3レンズG3の両面S5,S6が非球面形状となっている。基本レンズデータには、これらの非球面の曲率半径として、光軸近傍(近軸近傍)の曲率半径の数値を示している。
【0038】
図5および図7の各非球面データの数値において、記号“E”は、その次に続く数値が10を底とした“べき指数”であることを示し、その10を底とした指数関数で表される数値が“E”の前の数値に乗算されることを示す。例えば、「1.0E−02」であれば、「1.0×10−2」であることを示す。
【0039】
各非球面データには、以下の式(A)によって表される非球面形状の式における各係数A,Kの値を記す。Zは、より詳しくは、光軸から高さhの位置にある非球面上の点から、非球面の頂点の接平面(光軸に垂直な平面)に下ろした垂線の長さ(mm)を示す。
【0040】
Z=C・h/{1+(1−K・C・h1/2}+A・h+A・h+A・h+A・h+A・h+A・h+A・h+A10・h10 ……(A)
ただし、
Z:非球面の深さ(mm)
h:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
K:離心率
C:近軸曲率=1/R
(R:近軸曲率半径)
:第i次(i=3〜10)の非球面係数
【0041】
各実施例共に、第2レンズG2の両面S3,S4の非球面形状は、非球面係数として、偶数次の係数A,A,A,A10のみを有効に用いて表されている。第3レンズG3の両面S5,S6の非球面形状は、さらに奇数次の非球面係数A,A,Aをも有効に用いている。
【0042】
図8は、上述の条件式(1)〜(6)に対応する値を、各実施例についてまとめて示したものである。図8に示したように、各実施例の値が、条件式(1)〜(6)の数値範囲内となっている。
【0043】
図9(A)〜(C)は、実施例1の単焦点レンズにおける球面収差、非点収差、およびディストーション(歪曲収差)を示している。各収差図には、d線を基準波長とした収差を示すが、球面収差図には、g線(波長435.8nm),C線(波長656.3nm)についての収差も示す。非点収差図において、実線はサジタル方向、破線はタンジェンシャル方向の収差を示す。同様に、実施例2についての諸収差を図10(A)〜(C)に示す。
【0044】
以上の各レンズデータおよび各収差図から分かるように、各実施例について、良好に収差補正がなされている。また、全長のコンパクト化が図られている。
【0045】
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔および屈折率の値などは、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得る。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の単焦点レンズによれば、ガラス材料よりなる正のパワーの第1レンズと、プラスチック材料よりなる正のパワーの非球面形状の第2レンズと、プラスチック材料よりなり正または負のパワーを有する両面非球面形状の第3レンズとを物体側から順に配設し、かつ、絞りを第1レンズと第2レンズとの間に配設し、第1,第3レンズの焦点距離や形状などに関する所定の条件式(1)〜(6)を満たして各レンズの形状、パワー配分などを最適化するようにしたので、少ないレンズ枚数でローコスト化を図りながら、非球面を有効に用い、高性能、かつコンパクトな構成を実現できる。
【0047】
また、本発明の単焦点レンズにおいて、第1レンズの像側の面を平面とし、凸平レンズにした場合には、製造コストの低減、および製造安定性の向上を図ることができ、よりローコスト化を図ることができる。さらに、第2レンズの両面を非球面形状にすることで、より高性能、かつコンパクトな構成を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る単焦点レンズの構成例を示すものであり、実施例1に対応するレンズ断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る単焦点レンズの他の構成例を示すものであり、実施例2に対応するレンズ断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る単焦点レンズにおける第3レンズの形状を説明するための図である。
【図4】実施例1に係る単焦点レンズの基本レンズデータを示す図である。
【図5】実施例1に係る単焦点レンズの非球面に関するデータを示す図である。
【図6】実施例2に係る単焦点レンズの基本レンズデータを示す図である。
【図7】実施例2に係る単焦点レンズの非球面に関するデータを示す図である。
【図8】各実施例に係る単焦点レンズが満たす条件式の値を示す図である。
【図9】実施例1に係る単焦点レンズの球面収差、非点収差、およびディストーションを示す収差図である。
【図10】実施例2に係る単焦点レンズの球面収差、非点収差、およびディストーションを示す収差図である。
【符号の説明】
CG…カバーガラス、Gj…物体側から第j番目のレンズ、Ri…物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径、Di…物体側から第i番目と第i+1番目のレンズ面との面間隔、Z1…光軸。

Claims (2)

  1. 物体側より順に、
    ガラス材料よりなり、かつ物体側の面を凸面形状とした正のパワーを有する第1レンズと、
    絞りと、
    プラスチック材料よりなり、少なくとも1面を非球面形状とし、かつ物体側に凹面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズと、
    プラスチック材料よりなり、両面を非球面形状とし、かつ物体側に凸面を向けた正または負のパワーを有するメニスカス形状の第3レンズと
    を備え、
    かつ、以下の条件式(1)〜(6)を満足するように構成されている
    ことを特徴とする単焦点レンズ。
    1.0<f1/f<2.5 ……(1)
    R1/f<3.0 ……(2)
    1.0<ΔZF/ΔZR<2.0 ……(3)
    0.3<ΔZRA/ΔZR<0.6 ……(4)
    0.7<(Bf−ΔZR)/D ……(5)
    0.6<(|R2|−R1)/(R1+|R2|) ……(6)
    ただし、
    fは全体の焦点距離、f1は第1レンズの焦点距離、Bfは第3レンズから結像面までの空気換算によるバックフォーカス長、R1は第1レンズの物体側の面の曲率半径、R2は第1レンズの像側の面の曲率半径を示す。
    また、ΔZFは第3レンズの物体側の面における高さHでの光軸方向の形状変位量、ΔZRは第3レンズの像側の面における高さHでの光軸方向の形状変位量、ΔZRAは第3レンズの像側の面における高さH/2での光軸方向の形状変位量、Dは最大像高を示す(ただし、Hは、第3レンズの像側の面を有効光線が通過する最大高さとする。)。
  2. 前記第1レンズは、像側の面を平面とした凸平レンズであり、
    前記第2レンズは、両面が非球面形状である
    ことを特徴とする請求項1に記載の単焦点レンズ。
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