JP2004301479A - 排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラ - Google Patents

排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラ Download PDF

Info

Publication number
JP2004301479A
JP2004301479A JP2003098097A JP2003098097A JP2004301479A JP 2004301479 A JP2004301479 A JP 2004301479A JP 2003098097 A JP2003098097 A JP 2003098097A JP 2003098097 A JP2003098097 A JP 2003098097A JP 2004301479 A JP2004301479 A JP 2004301479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
baffle
transfer tube
tube panel
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003098097A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunobu Kamihiro
勝信 上廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP2003098097A priority Critical patent/JP2004301479A/ja
Publication of JP2004301479A publication Critical patent/JP2004301479A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/005Other auxiliary members within casings, e.g. internal filling means or sealing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D21/00Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
    • F28D21/0001Recuperative heat exchangers
    • F28D21/0003Recuperative heat exchangers the heat being recuperated from exhaust gases

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Abstract

【課題】部品点数の増加を最小限に抑え、建設時の伝熱管パネルの据付けを容易に行うことができ、確実にボイラ運転中のケーシング内壁と伝熱管パネルとの間にできる隙間に排ガスがバイパスしない構造を有する排熱回収ボイラを提供すること。
【解決手段】ケーシング側バッフル14と伝熱管側バッフル15との間に新たに中間バッフル16を追加することでケーシング1の内壁と伝熱管パネル9との間の間隔を塞ぎ、この間を流れる排ガスバイパス流れの発生を防止する。このとき中間バッフル16をケーシング内壁側バッフルと伝熱管パネル側バッフルとの間にできる隙間を塞ぐ位置に取り付け、これ以降の中間バッフルの取り付け位置が排熱回収ボイラの運転中にケーシング内壁と伝熱管パネルとの間にできる隙間を完全に塞ぐ位置を維持することができるように追加された中間バッフル接合部17は完全固定とせず、最初の運転で伝熱管パネル9の変位により中間バッフル16がスライドするような構造とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、排熱回収ボイラに係り、排熱回収ボイラ内におけるケーシング内壁と伝熱管パネルとの隙間を排ガスがバイパスすることを防止するための排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラに関する。
【0002】
【従来の技術】
排熱回収ボイラの概略系統の例を図3に示す。図示しないガスタービンから排出された排ガスG1が矢印に示されるように、排熱回収ボイラケーシング1で構成される煙道を上流から下流へ流れる。排熱回収ボイラの煙道中には、上流側から順に過熱器2、蒸発器3及び節炭器4の伝熱管パネルが設置されており、それぞれの伝熱管パネルで排ガスG1と接触して熱交換が行われる。給水Wは節炭器4に流入して、蒸気ドラム5内で水の飽和温度近くまで加熱される。蒸気ドラム5に流入した給水Wは、蒸発器3で沸騰した後に再び蒸気ドラム5に戻り、飽和蒸気と飽和水に分離される。蒸気ドラム5で分離された飽和蒸気は過熱器2に流入し、ここで過熱蒸気Sとなって図示しない蒸気タービン側に送られる。
【0003】
過熱器2、蒸発器3及び節炭器4の伝熱管パネル9は図4に示されるように、上部ヘッダ6、下部ヘッダ7および多数の伝熱管8で構成されており、図3における排ガスG1との熱交換は伝熱管8の外面において行われる。これらの伝熱管パネル9は図5に示されるように、排熱回収ボイラケーシング1の中に配置されている。排ガスG1が伝熱管8と効率よく熱交換させるために、伝熱管パネル9と排熱回収ボイラケーシング1の内壁との隙間を排ガスG1がバイパスしないように、上部ヘッダ6および下部ヘッダ7のまわりには上部バッフル10および下部バッフル11、2つの伝熱管パネル9の間にはそれぞれ伝熱管パネル間バッフル12がそれぞれ設置されている。一方、伝熱管パネル9の側面隙間13は、図5のA−A矢視図を表わす図6のような構造となっている。
【0004】
図6中の伝熱管パネル9は運転中の温度上昇によりケーシング幅方向に熱伸び変位D1が生じると同時に、排ガスの動圧により排ガス流れ方向にたわみ変位D2が生じるため、伝熱管パネル9は排熱回収ボイラケーシング1の内壁に対して固定できない。従って、伝熱管パネル9と排熱回収ボイラケーシング1の内壁との間には隙間があり、排ガスG1のバイパス流れG2が生じる。この排ガスバイパス流れG2を低減するために排熱回収ボイラケーシング1の内壁にケーシング側バッフル14、伝熱管パネル9に伝熱管側バッフル15を設置している。ケーシング側バッフル14と伝熱管パネル側バッフル15との隙間L1は、伝熱管パネル9のケーシング幅方向熱伸び変位D1以上の間隔となるようにしなければならない。またケーシング側バッフル14のガス流れ方向の長さL2は、伝熱管パネル9のたわみ変位D2以上の長さを必要とする。このため、結果的にはケーシング側バッフル14と伝熱管側バッフル15との間には全体変位D3以上の間隔が必要となる。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−35493号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2001−235137号公報
【0007】
【特許文献3】
特開2002−168403号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
排熱回収ボイラ運転中の伝熱管パネル9の熱伸び量および排ガス動圧によるたわみ量は予想値に対してある程度の誤差を含む。上記従来技術ではこれらの誤差が大きいと運転中の規定の隙間が予想より大きくなってバイパス量が増加し、排熱回収ボイラは要求される性能を満足しなくなるか、あるいは伝熱管パネル9がケーシング1の内面と接触し、機器の破損につながるおそれがある。
【0009】
また、20m程度の長尺の伝熱管パネルをケーシング1の天井部に吊り下げることから、上下方向の伝熱管パネル9の伸び差に応じて隙間を調整しなければならず、ボイラ建設時において伝熱管パネル9を据付ける際、高い据付精度が要求される。
【0010】
本発明の課題は、部品点数の増加を最小限に抑えた簡易な構造で、建設時の伝熱管パネルの据付けを容易に行うことができ、確実にボイラ運転中のケーシング内壁と伝熱管パネルとの隙間を排ガスがバイパスすることを防止できる構造を有する排熱回収ボイラを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記本発明の課題は、次の解決手段により達成される。
すなわち、請求項1記載の発明は、煙道を形成するケーシングと、該ケーシング内に導入されるガスの熱を回収するためにケーシング内に配置される伝熱管群からなる伝熱管パネルを備えた排熱回収ボイラにおいて、前記ケーシング内壁と伝熱管パネルの間隔を塞ぐようにケーシング内壁と伝熱管パネルにそれぞれ設置されるバッフルと、該両バッフルの間にできる隙間を塞ぐ位置に、スライド自在に前記バッフルのいずれか一方に取り付けられる中間バッフルとを設けた排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラである。
【0012】
請求項2記載の発明は、前記スライド自在の中間バッフルは、ケーシング及び伝熱管パネルの熱伸びおよび排ガス動圧によるたわみの変位に伴うケーシング内壁と伝熱管パネルとの間隔の変動に伴って伸縮可能に構成される請求項1記載の排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラである。
【0013】
請求項3記載の発明は、中間バッフルはガス流れに直交する方向に複数に分割され、分割されたそれぞれのバッフル片がケーシング内壁と伝熱管パネルとの間隔の変動に伴って独立して伸縮可能に構成される請求項1又は2記載の排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラである。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラのケーシング内壁側バッフル又は伝熱管パネル側バッフルへの中間バッフルの取り付け時に、中間バッフルをケーシング内壁側バッフルと伝熱管パネル側バッフルとの間にできる隙間を塞ぐ位置に設置し、最初の排熱回収ボイラの起動時に伝熱管パネルの熱伸びおよび排ガス動圧によるたわみの変位により、中間バッフルがケーシング内壁側バッフルと伝熱管パネル側バッフルとの間にできる隙間を塞いだままスライドし、これ以降の中間バッフルの取り付け位置が排熱回収ボイラの運転中にケーシング内壁と伝熱管パネルとの間にできる隙間を完全に塞ぐ位置を維持することができるように中間バッフルを完全固定しない排熱回収ボイラの排ガスバイパス流れ防止構造の設置方法である。
【0015】
【作用】
請求項1、2、4記載の発明により、煙道を形成するボイラケーシング側に取り付けられたバッフルと伝熱管パネル側に取り付けられたバッフルとの間にできる隙間に新たに中間バッフルを追加することでボイラケーシング内壁と伝熱管パネルとの間を塞ぎ、この間を流れる排ガスのバイパス流れが生じるのを防止する。このとき、追加された中間バッフルの接合部を完全固定とせず、中間バッフルの据付時に中間バッフルがボイラケーシング内壁側バッフルと伝熱管パネル側バッフルとの間にできる隙間を塞ぐ位置に設置する。そして最初の排熱回収ボイラの起動時に伝熱管パネルの熱伸びおよび排ガス動圧によるたわみの変位により、中間バッフルはケーシング内壁側バッフルと伝熱管パネル側バッフルとの間にできる隙間を塞いだままスライドする。これ以降の中間バッフルの位置は排熱回収ボイラの運転中にケーシング内壁と伝熱管パネルとの間にできる隙間を完全に塞ぐ位置を維持することができる。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、中間バッフルはガス流れに直交する方向に複数に分割され、分割されたそれぞれのバッフル片がケーシング内壁と伝熱管パネルとの間隔の変動に伴って独立して伸縮可能に構成されるので、ボイラ運転中に伝熱管パネル内を流れる流体温度によりバッフル片毎の伸縮率がガス流れに直交する方向で異なっていても中間バッフルのスライド量を伝熱管パネルの熱伸びD1(図2)のガス流れに直交する方向の偏差に合わせることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
図1に図5のA−A矢視図に相当する排ガスバイパス流れ防止構造の平面図(図1(a))と図1(a)のA視矢視図(図1(b))を示す。
【0018】
図4に示す上部ヘッダ6と下部ヘッダ7と複数の伝熱管8からなる伝熱管パネル9は、排熱回収ボイラケーシング1の内壁との間に間隔があり、この間隔を排ガスの一部がバイパスしないように、排熱回収ボイラケーシング1の内壁にケーシング側バッフル14、伝熱管パネル9に伝熱管側バッフル15をそれぞれ設置する。さらにケーシング側バッフル14と伝熱管側バッフル15の間に中間バッフル16を追加することにより、伝熱管パネル9と排熱回収ボイラケーシング1の内壁との隙間を流れる排ガスバイパスの流路を塞ぐ。
【0019】
このとき中間バッフル16は、バネ固定ピン17により伝熱管パネル側バッフル15に接合する。バネ固定ピン17のバネ固定強さは中間バッフル16が脱落しないだけの強さとし、伝熱管パネル9の熱伸びによる変位で中間バッフル16が伝熱管パネル側バッフル15に対してスライドする動きを妨げない強さとする。中間バッフル16のバネ固定ピン穴18は、中間バッフル16がスライドできるだけの長さを持った長穴とする。また中間バッフル16は、据付時においてケーシング側バッフル14と伝熱管パネル側バッフル15との間の隙間を完全に塞ぐ位置で設置する。
【0020】
排熱回収ボイラの最初の運転で伝熱管パネル9は熱伸びおよび排ガス動圧により変位するが、これに従って中間バッフル16はケーシング側バッフル14に接触しながらスライドし、伝熱管パネル9の変位が最大になった位置で中間バッフル16のスライドも止まる。これ以降、中間バッフル16はこの位置に維持され、この位置は排熱回収ボイラの運転中にのみケーシング側バッフル14と伝熱管パネル側バッフル15との間の隙間を完全に塞ぐ位置となり、排ガスバイパス流れを最小限にすることができる。
【0021】
本実施例においてケーシング側バッフル14は、中間バッフル16との接触により負荷がかかるため、これによる変形によって中間バッフル16のスライドが妨げられないように、図1の例では断面が門型の構造としている。
【0022】
また図1の実施例では、中間バッフル16は伝熱管パネル側バッフル15に固定されているが、ケーシング側バッフル14に固定した構造としても良く、この場合にも同様の効果が得られる。
【0023】
本実施例の構成によれば、中間バッフル16は、一方のバッフル14又は15にのみ保持される構造であるため、部品点数の増加が少なくて済む。また、中間バッフル16は、その熱伸び方向の先端が当接する側のバッフル14又は15を拘束しないから、ボイラ建設時に伝熱管パネル9の据付精度を高める必要性が小さく、据付作業が容易かつ迅速に行える。
【0024】
一方、ボイラ運転中の伝熱管パネル9の熱伸びD1(図2参照)は、伝熱管パネル9内を流れる流体温度によりガス流れに直交する方向で異なる。図2には図3に示す排熱回収ボイラの縦断面図(図2(a)は運転停止中、図2(b)は運転中)を示すが、中間バッフル16をガス流れに直交する方向に分割して設置することによって、中間バッフル16のスライド量を伝熱管パネル9の熱伸びD1のガス流れに直交する方向の偏差に合わせることができ、これにより排熱回収ボイラの運転中のケーシング側バッフル14との隙間も、ガス流れに直交する方向全域に沿って最小限にすることができる。
【0025】
【発明の効果】
請求項1、2、4記載の発明によれば、簡易な構造で、建設時の伝熱管パネルの据付けを容易に行うことができ、据付時のボイラケーシング内壁と伝熱管パネルとの隙間設定精度、および伝熱管パネルの熱伸びと排ガス動圧たわみによる変位誤差によって運転中のケーシング内壁と伝熱管パネルとの間に隙間が生じて排ガスがバイパスしたり、バッフルの干渉による応力の発生に起因する機器の損傷を防止できる。
【0026】
請求項3記載の発明によれば、請求項1、2記載の発明の効果に加えてボイラ運転中に伝熱管パネル内を流れる流体温度によりガス流れに直交する方向で異なっていても中間バッフルのスライド量を伝熱管パネルの熱伸びD1(図2)のガス流れに直交する方向の偏差に合わせることができ、これにより排熱回収ボイラの運転中のケーシング側バッフルとの隙間も、ガス流れに直交する方向全域に沿って最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の排熱回収ボイラの排ガスバイパス流れ防止構造の平面図(図1(a):図5のA−A線矢視図)と図1(a)のA視矢視図(図1(b))である。
【図2】本発明の実施例の排熱回収ボイラの中間バッフルの垂直方向分割設置した実施例のボイラ断面図(停止中:図2(a)、運転中:図2(b))である。
【図3】排熱回収ボイラの概略系統図である。
【図4】排熱回収ボイラの伝熱管パネルの概略斜視図である。
【図5】従来技術における排熱回収ボイラの断面図である。
【図6】従来技術における排ガスバイパス流れ防止構造の平面図(図5のA−A線矢視図)である。
【符号の説明】
1 排熱回収ボイラケーシング 2 過熱器
3 蒸発器 4 節炭器
5 蒸気ドラム 6 上部ヘッダ
7 下部ヘッダ 8 伝熱管
9 伝熱管パネル 10 上部バッフル
11 下部バッフル 12 伝熱管パネル間バッフル
13 側面隙間 14 ケーシング側バッフル
15 伝熱管パネル側バッフル 16 中間バッフル
17 バネ固定ピン 18 バネ固定ピン穴
D1 熱伸び変位 D2 たわみ変位
D3 全体変位
G1 排ガス G2 排ガスバイパス流れ
L1 側面バッフル隙間 L2 ケーシング側バッフル長さ
S 過熱蒸気 W 給水

Claims (4)

  1. 煙道を形成するケーシングと、該ケーシング内に導入されるガスの熱を回収するためにケーシング内に配置される伝熱管群からなる伝熱管パネルを備えた排熱回収ボイラにおいて、
    前記ケーシング内壁と伝熱管パネルの間隔を塞ぐようにケーシング内壁と伝熱管パネルにそれぞれ設置されるバッフルと、
    該両バッフルの間にできる隙間を塞ぐ位置に、スライド自在に前記バッフルのいずれか一方に取り付けられる中間バッフルと、
    を設けたことを特徴とする排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラ。
  2. スライド自在の中間バッフルは、ケーシング及び伝熱管パネルの熱伸びに伴うケーシング内壁と伝熱管パネルとの間隔の変動に伴って伸縮可能に構成されることを特徴とする請求項1記載の排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラ。
  3. 中間バッフルはガス流れに直交する方向に複数に分割され、分割されたそれぞれのバッフル片がケーシング内壁と伝熱管パネルとの間隔の変動に伴って独立して伸縮可能に構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラ。
  4. 請求項1記載の排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラのケーシング内壁側バッフル又は伝熱管パネル側バッフルへの中間バッフルの取り付け時に、中間バッフルをケーシング内壁側バッフルと伝熱管パネル側バッフルとの間にできる隙間を塞ぐ位置に設置し、最初の排熱回収ボイラの起動時に伝熱管パネルの熱伸びおよび排ガス動圧によるたわみの変位により、中間バッフルがケーシング内壁側バッフルと伝熱管パネル側バッフルとの間にできる隙間を塞いだままスライドし、これ以降の中間バッフルの取り付け位置が排熱回収ボイラの運転中にケーシング内壁と伝熱管パネルとの間にできる隙間を完全に塞ぐ位置を維持することができるように中間バッフルを完全固定しないことを特徴とする排熱回収ボイラの排ガスバイパス流れ防止構造の設置方法。
JP2003098097A 2003-04-01 2003-04-01 排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラ Withdrawn JP2004301479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003098097A JP2004301479A (ja) 2003-04-01 2003-04-01 排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003098097A JP2004301479A (ja) 2003-04-01 2003-04-01 排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004301479A true JP2004301479A (ja) 2004-10-28

Family

ID=33409715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003098097A Withdrawn JP2004301479A (ja) 2003-04-01 2003-04-01 排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004301479A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097801A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ボイラ及びボイラの蒸気温度調整方法
JP2011122808A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排熱回収ボイラ
US20170204773A1 (en) * 2016-01-14 2017-07-20 Denso International America, Inc. Vehicle heat exchanger air guide
US9958217B1 (en) * 2013-06-19 2018-05-01 Nooter/Eriksen, Inc. Baffle system and method for a heat exchanger located within a casing of a heat recovery steam generator

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097801A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ボイラ及びボイラの蒸気温度調整方法
JP2011122808A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排熱回収ボイラ
US9958217B1 (en) * 2013-06-19 2018-05-01 Nooter/Eriksen, Inc. Baffle system and method for a heat exchanger located within a casing of a heat recovery steam generator
US20170204773A1 (en) * 2016-01-14 2017-07-20 Denso International America, Inc. Vehicle heat exchanger air guide
US10107567B2 (en) * 2016-01-14 2018-10-23 Denso International America, Inc. Vehicle heat exchanger air guide
US10677540B2 (en) 2016-01-14 2020-06-09 Denso International America, Inc. Vehicle heat exchanger air guide

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090084327A1 (en) Municipal solid waste fuel steam generator with waterwall furnace platens
FI119332B (fi) Menetelmä kattilassa, erityisesti soodakattilassa
US6269754B1 (en) Steam generator for superheated steam for incineration plants with corrosive flue gases
JP2013011409A (ja) 給湯装置
JP2008249313A (ja) 湯水加熱装置
JP2004301479A (ja) 排ガスバイパス流れ防止構造を有する排熱回収ボイラ
JPS6337879B2 (ja)
JP2013092260A (ja) 廃熱ボイラ
JP4977398B2 (ja) 節炭器ならびにそれを備えた排熱回収ボイラ
JP5374349B2 (ja) 排熱回収ボイラ
JP6552904B2 (ja) 排ガスの潜熱回収装置
JP7288459B2 (ja) 排熱回収ボイラ
JP7272852B2 (ja) ボイラ装置
KR101465047B1 (ko) 배열 회수 보일러 및 그 제조 방법
JP6407518B2 (ja) 伝熱管支持構造物および排熱回収ボイラ
JP7130569B2 (ja) 熱交換器及びボイラ並びに熱交換器の吸熱量調整方法
JPH09137906A (ja) 排熱回収装置
JP2011179704A (ja) 排気トップと熱交換器との組み合わせ構造およびこの構造を備えた温水装置
JP3921766B2 (ja) ボイラの放射形過熱器の湾曲防止構造
JP2008298314A (ja) ボイラ給水制御装置
JP4244483B2 (ja) 炉内配置管寄のサポート構造
JP2020003192A (ja) 排熱回収ボイラ
KR20240079684A (ko) 폐열회수보일러의 연결튜브 지지체 및 이를 포함하는 폐열회수보일러
JPH11264501A (ja) 排熱回収ボイラ
JP2009222304A (ja) 貫流式排熱回収ボイラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060329

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20070604

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761