JP2008249313A - 湯水加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】主として潜熱を回収するための二次熱交換器を備えた湯水加熱装置であって、二次熱交換器において発生するドレンによる熱効率の低下や腐食が起こりにくく、コンパクトな構成の湯水加熱装置の提供を目的とした。
【解決手段】給湯装置1は、燃焼ガスが通過する消音部6を有し、この内部に二次熱交換器30を有する。二次熱交換器30は、略「U」字型に折り曲げられた受熱管31を有し、この両端に入水側ヘッダと出水側ヘッダ33とが接続された構造となっている。受熱管31は、表面が平滑であり、上下方向に伸びるように立設されている。
【選択図】図1
【解決手段】給湯装置1は、燃焼ガスが通過する消音部6を有し、この内部に二次熱交換器30を有する。二次熱交換器30は、略「U」字型に折り曲げられた受熱管31を有し、この両端に入水側ヘッダと出水側ヘッダ33とが接続された構造となっている。受熱管31は、表面が平滑であり、上下方向に伸びるように立設されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料の燃焼により発生した燃焼ガスとの熱交換により湯水を加熱する湯水加熱装置に関するものであり、特に主として顕熱を回収するための熱交換器と、主として潜熱を回収するための熱交換器とを備えたものに関する。
従来より、下記特許文献1,2に開示されているような、いわゆる潜熱回収型の湯水加熱装置が提供されている。この種の湯水加熱装置は、燃料を燃焼するための燃焼手段と、これにおいて発生した燃焼ガスに含まれている顕熱を主として回収するための一次熱交換器と、潜熱を主として回収するための二次熱交換器とを備えている。
上記した潜熱回収型の湯水加熱装置では、二次熱交換器において潜熱が回収されるのに伴ってドレンが発生するため、二次熱交換器や、これが設置されている領域がドレンによって濡れた状態になったり、当該領域内の湿度が上昇する。
特開2006−207902号公報
特開2006−275367号公報
上記特許文献1,2に開示されているような湯水加熱装置では、二次熱交換器として受熱管の表面にフィンが取り付けられた熱交換器が採用されている。そのため、上記した従来技術の湯水加熱装置では、フィン同士の間や受熱管の表面にドレンが付着しやすく、ひとたび付着すると容易に脱落しない。また、二次熱交換器にドレンが付着すると、これが凝集する等してさらに大きな塊となる。そのため、従来技術の湯水加熱装置では、二次熱交換器に付着したドレンが大きな伝熱抵抗となったり、通気抵抗となってしまう。従って、従来技術の湯水加熱装置では、ドレンの付着により、二次熱交換器における熱効率が低下したり、通気不良による燃焼不良を招来する可能性があった。
また、従来技術の湯水加熱装置では、二次熱交換器に付着したドレンが脱落しにくいため、当該ドレンが長期にわたって燃焼ガスにさらされることとなる。一方、二次熱交換器等に付着したドレンは、強酸性であり、二次熱交換器やこれが設置されている部分を腐食させる可能性がある。そのため、二次熱交換器や、これを設置する部分については、例えば防錆特性の高い材質によって製作するといったような方策を施さねばならなかった。
さらに、従来技術の湯水加熱装置では、二次熱交換器でドレンが発生し、二次熱交換器が常に濡れた状態になる傾向にあった。また、従来技術の湯水加熱装置では、二次熱交換器において発生したドレンが凝集したり、凝集したドレンが高温の燃焼ガスに接触することにより再度蒸発する等して、二次熱交換器が配された部分の湿度が上昇する傾向にあった。そのため、ドレンにより濡れる等すると不都合な部分に二次熱交換器を配置できないという問題があった。
さらに具体的には、例えば、従来技術の湯水加熱装置では、排気すべき燃焼ガスが通過する排気部にグラスウール等からなる消音材を配した構成とされているが、当該消音材はドレン等で濡れると十分な消音効果を発揮できないという特性を有する。また、恒常的にドレンが消音材に付着した状態となると、消音材が劣化しやすくなる可能性が高い。そのため、従来技術の湯水加熱装置では、二次熱交換器を排気部に配することができなかった。
また、上記したように、二次熱交換器において発生したドレンが凝集した後、高温の燃焼ガスに接触することにより再度蒸発すると、排気される燃焼ガスの湿度が高くなる傾向にあった。このような状態になると、排気通路内や、排気出口のように、燃焼ガスが排気されるまでに接触する部分において燃焼ガス中に水蒸気の状態で含まれている酸性度の高い水分が再液化して付着することとなり、当該部位が腐食を起こす可能性があった。このような不具合を回避すべく、従来技術の湯水加熱装置では、特許文献1のように二次熱交換器を配置するためのスペースを別途設ける等しなければならなかった。
また、特許文献1のように別途スペースを設ける代わりに、特許文献2の湯水加熱装置のように燃焼ガス通路の折り返し部分に二次熱交換器を配する場合は、省スペース化を図ることはできるが、排気抵抗や伝熱抵抗が上昇し、燃焼状態が不安定になったり、伝熱不良が起こる可能性があった。
具体的には、特許文献2に開示されているような配置で二次熱交換器を配した場合は、二次熱交換器の受熱管が水平方向に向くように配することとなるため、受熱管に付着したドレンが落下しにくい。また、特許文献2の湯水加熱装置で採用されている二次熱交換器のように、受熱管にフィンを取り付けた構成とすると、ドレンがさらに脱落しにくくなり、凝集等を起こして大きな伝熱抵抗になってしまう。また、特許文献2の構成では、二次熱交換器が燃焼ガスが集合する部分に配されているため、これが大きな通気抵抗となってしまう。そのため、特許文献2のような構成とした場合は、熱効率が低下したり燃焼状態が不安定になるといったような問題が起こってしまうという問題があった。
そこで、かかる問題を解消すべく、本発明は主として潜熱を回収するための二次熱交換器を備えた湯水加熱装置であって、二次熱交換器において発生するドレンによる熱効率の低下や腐食が起こりにくく、コンパクトな構成の湯水加熱装置の提供を目的とした。
上記した課題を解決すべく提供される請求項1に記載の発明は、燃料を燃焼する燃焼手段と、当該燃焼手段における燃焼作動に伴って発生した燃焼ガスが下方に向けて流れる燃焼ガス通路と、当該燃焼ガス通路に対して燃焼ガスの流れ方向下流側に存在し、燃焼ガスを通過してきた燃焼ガスを上方に向けて流して排気する排気部と、燃焼ガス通路を流れる燃焼ガスとの熱交換により湯水を加熱可能な一次熱交換器と、当該一次熱交換器に対して、燃焼ガスの流れ方向下流側に配された二次熱交換器とを有し、当該二次熱交換器が、表面が平滑な管によって構成される受熱管を有し、当該受熱管内を流れる湯水を熱交換加熱できるものであり、当該受熱管が、排気部内において上下方向に向けて伸びるように配されており、排気部の内壁に吸音材が装着されていることを特徴とする湯水加熱装置である。
本発明の湯水加熱装置で採用されている二次熱交換器は、受熱管の表面が平滑である。ここで、本明細書において、「表面が平滑な管」とは、いわゆる裸管のように表面にフィン等を有さず、表面に沿ってドレンが流れるのを阻害することとなる不連続部分が存在しないものを総称するものである。すなわち、「表面が平滑な管」とは、いわゆるコルゲート管のように表面に多少の起伏があるようなものであってもよく、上下に伸びるように立設された状態において表面に沿ってドレンがスムーズに落下可能なものであればよい。
本発明の湯水加熱装置において二次熱交換器で採用されている受熱管は、表面が平滑であると共に、上下方向に向けて伸びるように配されている。そのため、熱交換により発生したドレンが受熱管の表面に付着しても、これが凝集することなく受熱管に沿ってスムーズに滑り落ちる。従って、本発明の湯水加熱装置では、二次熱交換器にドレンが付着することによる熱効率の低下が起こりにくい。
また、本発明の湯水加熱装置では、受熱管の表面でドレンが凝集することなく落下していく。そのため、本発明の湯水加熱装置では、ドレンが燃焼ガスに長期にわたってさらされることがないため、湿度の高い排気ガスとならない。従って、本発明の湯水加熱装置では、二次熱交換器やこれが設置されている排気部での排気ガスの再凝集により発生するドレンの影響で腐食する可能性が低い。
本発明の湯水加熱装置は、二次熱交換器の受熱管にドレンが付着しても、これが次々と受熱管に沿って落下することとなるため、二次熱交換器が配されている排気部内がドレンで濡れた状態になったり、排気部内が高湿度な状態になりにくい。そのため、本発明によれば、排気部内に二次熱交換器の受熱管を配することにより湯水加熱装置のコンパクト化を図ると共に、排気部がドレンで濡れる等することによる不具合の発生を抑制することができる。
本発明の湯水加熱装置では、ドレンの凝集が起こりにくい。そのため、本発明の湯水加熱装置では、凝集したドレンが再度蒸発しにくいため、排気される燃焼ガスの湿度が上昇したり、燃焼ガスが排気されるまでに接触する部分が腐食を起こす可能性を最小限に抑制することができる。
本発明の湯水加熱装置では、受熱管の表面にドレンが付着してもこれが直ちに落下するため、ドレンの付着に伴って排気抵抗が上昇したり、ドレンの付着量が経時的に変化し、排気抵抗が不安定になるといったような不具合が起こりにくい。そのため、本発明の湯水加熱装置は、燃焼手段における燃焼性が安定している。
ここで、上記したように、排気部内に吸音材が配されている場合は、これがドレンによって濡れると十分な吸音特性を発揮できなかったり、吸音材が劣化するといった問題が発生するおそれがある。しかし、本発明の湯水加熱装置では、排気部内に配された二次熱交換器の受熱管にドレンが付着しても、これが凝集することなくスムーズに下方に向けて落下する構成とされている。そのため、本発明の湯水加熱装置では、二次熱交換器の受熱管に付着したドレンの影響により排気部内に配された吸音材が濡れることにより、吸音材が十分な吸音特性を発揮できなかったり、吸音材が劣化するといったような不具合が発生しにくい。
請求項2に記載の発明は、吸音材が、空隙を内包する材質によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の湯水加熱装置である。
本発明の湯水加熱装置では、吸音材として空隙を内包する材質によって形成されたものが採用されている。ここで、「空隙を内包する材質」とは、いわゆるグラスウールやロックウール、セラミックファイバーのような繊維をバインダーで結着することにより内部に空隙を有するものや、いわゆるシリコンスポンジのようにスポンジ状に多数の孔を有する多孔体等を総称するものである。
上記したように、本発明で採用されている吸音材は、空隙を内包した材質によって構成されているため、これがドレン等によって濡れた状態になると十分な吸音性能を発揮できない可能性がある。また、グラスウール等の繊維をバインダーで結着したものを採用した場合は、ドレンによって濡れた状態になる排気部内に取り付けた際の形状を維持できなくなってしまう可能性がある。しかし、本発明の湯水加熱装置では、熱交換により発生したドレンが受熱管に沿ってスムーズに落下する構造となっている。そのため、本発明によれば、ドレンの発生が見込まれる二次熱交換器を排気部内に配しつつ、排気部内に装着された吸音材が濡れることによる不具合が起こりにくい湯水加熱装置を提供できる。
請求項3に記載の発明は、燃焼ガスの流れ方向を受熱管に対して交差する方向に偏向可能な偏向部材を一又は複数有し、当該偏向部材が、排気部内に配されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の湯水加熱装置である。
本発明の湯水加熱装置では、排気部内に偏向部材が配されているため、燃焼ガスが流れ方向を排気部内を受熱管に対して交差する方向に変えながら流れていく。そのため、本発明の湯水加熱装置では、排気部における燃焼ガスの滞留時間が長く、二次熱交換器における熱効率が高くなる。また、上記した構成によれば、排気部において燃焼ガスが流れる通路が長くなり、かつ、排気ガスが吸音材に衝突するように流れるため、吸音効果が高くなり、排気騒音も小さくすることができる。
請求項4に記載の発明は、燃焼ガスの流れ方向を受熱管に対して交差する方向に偏向可能な偏向部材を一又は複数有し、当該偏向部材の一又は全部が、排気部の内壁側に固定された固定端と、排気部の内壁に装着された吸音材から離れた位置に存在する自由端とを有し、固定端側から自由端側に向けて下方に傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の湯水加熱装置である。
かかる構成とした場合は、偏向部材にドレンが付着した場合に、これが固定端側から自由端側に向けて流れた後、落下することとなる。また、本発明の湯水加熱装置では、偏向部材の自由端側が排気部の内壁に装着された吸音材から離れた位置にある。そのため、偏向部材に沿ってドレンが流れ、落下することがあっても、吸音材がドレンによって濡れる可能性が極めて低い。
また、上記した構成とすれば、排気部内における燃焼ガスの滞留時間が長くなる。そのため、上記した構成によれば、二次熱交換器における熱効率が高く、排気騒音が小さな湯水加熱装置を提供できる。
上記した構成によれば、偏向部材にドレンが付着したとしても、これを下方に向けてスムーズに落下させ、回収することができる。よって、本発明の湯水加熱装置では、偏向部材に付着したドレンが凝集したり、ドレンが再度蒸発することによって排気部内が高湿度になったり、燃焼ガスが排気されるまでに流れる部分が腐食するといったような不具合が発生するのを防止できる。
また、受熱管に対して偏向部材を傾斜させた構成とすれば、偏向部材を受熱管に対して直交させた場合よりも燃焼ガスが整流されることとなるため、燃焼ガスの流れ抵抗が小さくなる。
請求項5に記載の発明は、受熱管が、一端側に湯水を流入させるための入水口を有し、他端側に湯水を流出させるための出水口を有する管を中途において湾曲させ折り返したものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の湯水加熱装置である。
本発明の湯水加熱装置で採用されている二次熱交換器の受熱管は、入水口側から出水口側に至る管の中途において湾曲させ折り返した構成とされている。そのため、前記二次熱交換器は、燃焼ガスにさらされ高温になって、受熱管が膨張しても、これに伴うひずみが起こりにくい。
また、本発明で採用されている受熱管は、入水口から出水口に至る一連の管路が屈曲して形成されているため、伝熱面積を大きくとることができる。そのため、本発明の湯水加熱装置は、二次熱交換器における伝熱効率が高い。
また、請求項6に記載の発明は、受熱管が、一端側に湯水を流入させるための入水口を有し、他端側に湯水を流出させるための出水口を有し、中途に湯水の流れ方向が切り替わる折り返し部分が一又は複数設けられたものであり、前記折り返し部分のうち少なくとも一つの折り返し部分に対して前記入水口および出水口が存在していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の湯水加熱装置である。
本発明の湯水加熱装置で採用されている受熱管は、中途に湾曲させ折り返した部分があるため、高温の燃焼ガスにさらされても、これに伴うひずみが起こりにくい。また、本発明の湯水加熱装置では、受熱管に設けられた一の折り返し部分に対して入水口および出水口が同じ側に存在するように受熱管が折り曲げられているため、入水口から出水口に至るまでの長さが長く、伝熱面積が大きい。そのため、本発明の湯水加熱装置は、二次熱交換器における伝熱効率が高い。
本発明によれば、二次熱交換器において発生するドレンによる熱効率の低下や腐食が起こりにくく、コンパクトな構成の湯水加熱装置を提供することができる。
続いて、本発明の一実施形態にかかる給湯装置1(湯水加熱装置)について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、上下左右の位置関係は、特に断りのない限り、通常の設置状態を基準として説明する。
給湯装置1は、燃焼部2(燃焼手段)と、一次熱交換器20と、二次熱交換器30とを備えた、いわゆる潜熱回収型の湯水加熱装置である。給湯装置1は、燃焼部2の下方に燃焼ケース3と、排気集合部5とを有する。また、燃焼部2の側方には、消音部6が設けられている。燃焼ケース3および消音部6は、それぞれ給湯装置1の底側に設けられた排気集合部5に連通している。これにより、給湯装置1には、燃焼ケース3から排気集合部5を経て消音部6に至る、断面形状が略「U」字型となるように連通した空間が形成されている。
図1に示すように、燃焼部2は、空気ケース8や燃料噴霧ノズル10、送風機11、燃焼筒12等を備えている。燃焼部2は、いわゆる逆燃焼式の燃焼装置により構成されており、下方に向けて火炎を形成可能とされている。すなわち、燃焼部2は、送風機11を作動させることによって空気ケース8内に燃焼用の空気を導入すると共に、図示しない燃料供給源から供給されてきた液体燃料を燃料噴霧ノズル10から下方に向けて噴霧し、燃焼筒12内において燃焼できる構成とされている。
燃焼ケース3は、燃焼部2に対して下方側に位置しており、燃焼部2における燃焼動作に伴って発生する高温の燃焼ガスが流れる部分(燃焼ガス通路)である。燃焼ケース3の周囲には、内部を流れる高温の燃焼ガスにより過度に高温となるのを防止すべく、水管15が巻き付けられている。
燃焼ケース3の下端側の部分には、一次熱交換器20が設けられている。一次熱交換器20は、燃焼ケース3を流れてきた燃焼ガス中に含まれている顕熱を主として回収するためのものである。一次熱交換器20は、いわゆるフィンアンドチューブ型の熱交換器によって構成されている。すなわち、一次熱交換器20は、屈曲した一連の水管21を有し、この水管21が燃焼ケース3を横断するように挿通すると共に、水管21に対して多数のフィン22を装着したものである。一次熱交換器20は、燃焼ケース3内を流れる高温の燃焼ガスとの熱交換により、水管21内を流れる湯水を熱交換加熱することができる。
水管21は、その一端側に一次側出水口23を有し、他端側に一次側入水口25を有する。一次側出水口23は、図示しない配管等を介してカラン等の湯水の供給先に接続されている。一方、一次側入水口25は、配管38を介して後に詳述する二次熱交換器30の二次側出水口37に接続されている。
排気集合部5は、燃焼ケース3の下方に配置され、燃焼ケース3に直接連通した部分である。排気集合部5は、給湯装置1の底側において給湯装置1の幅方向(図1において左右方向)に伸びる内部空間を有する。また、排気集合部5は、燃焼ケース3の側方に配された消音部6とも連通している。そのため、排気集合部5は、燃焼ケース3を下方に向けて流れる燃焼ガスを流入させるとともに、当該燃焼ガスが消音部6に向けて流出させる部分として機能する。すなわち、排気集合部5は、下方に向けて流れる燃焼ガスの流れ方向を上方に向けて折り返すための部分として機能する。
排気集合部5の底部には、ドレン排出口27が設けられている。ドレン排出口27は、消音部6の直下に相当する位置に存在しており、消音部6側から落下してくるドレンを外部に排出することができる。
図1に示すように、消音部6は、外壁部材6aによって四方を囲まれた、上下方向に連通した空間6bを有する。外壁部材6aの内面には、吸音材6cが装着されている。吸音材6cは、空隙を内包した材質によって構成されている。具体的には、吸音材6cは、いわゆるグラスウールやロックウール、セラミックファイバーのような繊維をバインダーで結着することにより内部に空隙を有するものや、いわゆるシリコンスポンジのようにスポンジ状に多数の孔を有する多孔体等によって構成されている。本実施形態では、グラスウールをバインダーで結着したものを外壁部材6aの内部形状に合うように形状を調整したものが装着されている。
消音部6内の空間6bは、下端側において排気集合部5と連通している。また、消音部6は、上端側に排気口6dを有し、これを介して空間6bが外部雰囲気と連通している。
図1〜図3に示すように、消音部6の空間6b内には、二次熱交換器30が配されている。二次熱交換器30は、複数の受熱管31に加え、入水側ヘッダ32や出水側ヘッダ33を有する。図2や図3に示すように、受熱管31は、その中間部分において正面視が略「U」字型となるように折り曲げたものである。すなわち、受熱管31は、一端側に湯水を流入させるための流入口となる開口があり、他端側に湯水を流出させるための流出口となる開口がある。
また、受熱管31は、流入口から流出口に至る流路の略中央部に折り曲げ部31aを有する。受熱管31は、折り曲げ部31aを境として流入口側に位置する流入側流路部31bと、折り曲げ部31aを境として流出口側に位置する流出側流路部31cとを有する。受熱管31は、折り曲げ部31aを頂部として、流入側流路部31bと流出側流路部31cとが所定の間隔d1をあけて略平行となっている。受熱管31は、図2(b)や図3に示すように複数並べて配されている。隣接する受熱管31,31同士の間隔d2は、上記した間隔d1よりも十分小さい。
各受熱管31の流入側流路部31bは、それぞれ入水側ヘッダ32に接続されている。入水側ヘッダ32には、二次入水口35が設けられている。また、二次入水口35は、配管36を介して図示しない給水源に接続されている。一方、各受熱管31の流出側流路部31cは、それぞれ出水側ヘッダ33に接続されている。出水側ヘッダ33には、二次出水口37が設けられている。二次出水口37は、配管38を介して上記した一次熱交換器20の一次入水口25に接続されている。
また、図2や図3に示すように、消音部6内には、2枚の偏向板40,41が取り付けられており、空間6bがいわゆるラビリンス構造となっている。偏向板40,41は、それぞれ上下方向に伸びる消音部6内の空間6bを横断するように取り付けられている。偏向板40は、消音部6内において下方側に配されており、偏向板41は、上方側に配されている。
図2や図3に示すように、偏向板40,41は、それぞれ上下方向に伸びる各受熱管31に対して交差する方向に拡がるように片持ち状に取り付けられている。具体的には、偏向板40は、固定端側から自由端側に向かうにつれて下方に傾斜するように取り付けられている。また、偏向板41は、略水平となるように取り付けられている。
図2に示すように、偏向板41の固定端は、給湯装置1の正面側(図中左側)の位置に取り付けられており、背面側(図中右側)に自由端が位置している。また、偏向板40の固定端は、給湯装置1の背面側(図中右側)の位置に取り付けられており、正面側(図中左側)に自由端が位置している。偏向板40,41は、それぞれ自由端側の部分において、外壁部材6aの内側に装着された吸音材6cとの間に隙間を有する。そのため、図2に矢印で示すように、消音部6内の空間6bに下方から上方に向けて流入してきた燃焼ガスは、偏向板40,41が設けられた部分においてその流れ方向を変えながらジグザグ状に流れて上昇していくこととなる。
続いて、給湯装置1の動作について、詳細に説明する。給湯装置1は、図示しない流量センサ等により外部の給水源から二次熱交換器30に向けて湯水が供給されてきたことが検知されると、燃焼部2が燃焼作動を開始する。燃焼部2における燃焼作動に伴って燃焼筒12内で発生した燃焼ガスは、燃焼ケース3内を下方に向けて流れる。その後、燃焼ガスは、給湯装置1の底側に設けられた排気集合部5内に流入する。
排気集合部5内に流入した燃焼ガスは、排気集合部5内を横方向、すなわち消音部6と接続されている側(図1において右方向)に向けて流れる。その後、燃焼ガスは、排気集合部5の上方に接続されている消音部6に向けて流れる。すなわち、燃焼部2で発生し、燃焼ケース3内を下方に向けて流れていた燃焼ガスは、排気集合部5においてその流れ方向を変換し、消音部6を上方に向けて流れる。消音部6内において、燃焼ガスは、偏向板40,41によって偏向されながら、空間6b内をジグザグ状に流れながら上昇していく。
一方、外部から供給されてきた湯水は、二次熱交換器30の入水側ヘッダ32を介して、これに接続されている複数(図示状態では6本)の受熱管31のそれぞれに、流入側流路部31b側の開口から流入する。
各受熱管31に外部から供給された湯水が流入すると、当該湯水は、流入側流路部31bを上方に向けて流れた後、折り曲げ部31aで下方に向けて折り返す。その後、各受熱管31を流れる湯水は、流出側流路部31cを下方に向けて流れ、出水側ヘッダ33に集合した後、二次出水口37を介して一次熱交換器20側に向けて流出する。
外部の給水源から二次熱交換器30に供給された湯水は、各受熱管31を流れる間に消音部6内の空間6bをジグザグ状に流れる燃焼ガスとの熱交換により加熱される。すなわち、二次熱交換器30において、各受熱管31を流れる低温の湯水に、消音部6内を流れる燃焼ガス中に含まれている潜熱が回収される。これに伴い、燃焼ガス中に含まれている水分が凝集され、二次熱交換器30の受熱管31の表面にドレンが付着する。
受熱管31の表面に付着したドレンは、受熱管31の表面に沿って排気集合部5側に落下する。その後、ドレンは、排気集合部5の底部に設けられたドレン排出口27から外部に排出される。
上記したようにして二次熱交換器30において加熱された湯水は、出水側ヘッダ33に設けられた二次出水口37から流出する。二次出水口37から流出した湯水は、これに接続された配管38を介して一次熱交換器20に一次入水口25から流入する。一次熱交換器20に流入した湯水は、燃焼ケース3内を下方に向けて流れる高温の燃焼ガスとの熱交換により加熱された後、一次出水口23から流出する。一次出水口23から流出した高温の湯水は、これに配管(図示せず)等を介して接続されたカランや浴槽等の湯水の供給先に供給される。
本実施形態の給湯装置1で採用されている二次熱交換器30は、受熱管31の表面が平滑である。さらに、受熱管31は、その主要部をなす流入側流路部31bや流出側流路部31cが上下方向に向けて伸びるように配されている。そのため、給湯装置1では、燃焼ガスに含まれている潜熱の回収に伴って発生したドレンが受熱管31の表面に付着しても、これが凝集することなく受熱管31に沿ってスムーズに滑り落ちることとなる。よって、給湯装置1では、二次熱交換器30にドレンが付着することによる熱効率の低下が殆ど起こらない。
また、給湯装置1では、受熱管31の表面でドレンが凝集することなく落下していく。すなわち、給湯装置1では、熱交換により発生したドレンが燃焼ガスにさらされる期間がごく短期間であるため、排気される燃焼ガスの湿度が高くならない。従って、本実施形態の給湯装置1では、二次熱交換器30やこれが設置されている消音部6が再凝縮したドレンの影響で腐食するといった不具合が起こりにくい。
また、給湯装置1では、消音部6で発生したドレンがよどみなくスムーズに排出されるため、消音部6内がドレンで濡れた状態になったり、消音部6内が高湿度な状態になりにくい。そのため、給湯装置1では、消音部6内に配されたグラスウール製の吸音材6cが濡れて十分な吸音性能を発揮できない状態になったり、吸音材6cがドレンの影響で劣化するといったような不具合の発生を最小限に抑制することができる。
なお、上記実施形態では、消音部6にグラスウール製の吸音材6cを装着した構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばロックウール、セラミックファイバーのような繊維をバインダーで結着することにより内部に空隙を有するものや、いわゆるシリコンスポンジのようにスポンジ状に多数の孔を有する多孔体等のように空隙を内包した材質によって形成されていてもよい。
給湯装置1では、受熱管31表面に付着したドレンの凝集が起こりにくいため、凝集したドレンの再蒸発による消音部6を通過する燃焼ガスの湿度上昇も起こりにくい。そのため、給湯装置1は、消音部6において熱交換を行った後、燃焼ガスが排気されるまでに接触する部分が腐食を起こす可能性がきわめて低い。
給湯装置1では、受熱管31の表面にドレンが付着してもこれが直ちに落下するため、ドレンの付着に伴って排気抵抗が上昇したり、ドレンの付着量が経時的に変化し、排気抵抗が不安定になるといったような不具合や、これに伴って燃焼状態が不安定になるといったような不具合が起こりにくい。また、給湯装置1では、受熱管31からドレンがスムーズに落下するため、隣接する受熱管31同士の間隔d2を小さくすることも可能である。そのため、上記したような構成によれば、受熱管31を高密度に配置し、二次熱交換器30をコンパクト化することも可能である。
本実施形態の給湯装置1では、消音部6内に偏向部材40,41が配されているため、燃焼ガスが流れ方向を消音部6内を受熱管31に対して交差する方向に変えながらジグザグ状に流れ、上昇していく。そのため、給湯装置1は、消音部6における燃焼ガスの滞留時間が長く、二次熱交換器30における熱効率が高い。また、給湯装置1は、消音部6内を燃焼ガスが偏向しながら上昇するため、消音部6において燃焼ガスが通過する通路が長くなり、かつ、燃焼ガスが吸音材に衝突するように流れることとなるため、吸音効果が高まり、排気騒音が小さい。
また、上記した偏向部材40は、消音部6の内壁側に固定された固定端と、消音部6の内壁に装着された吸音材6cから離れた位置に存在する自由端とを有し、固定端側から自由端側に向けて下方に傾斜するように取り付けられている。そのため、仮に偏向部材40にドレンが付着したとしても、これが下方に向けてスムーズに落下し、回収される。また、偏向部材40に付着したドレンにより、吸音材6cが濡れる可能性が極めて低い。従って、本発明の給湯装置1では、偏向部材40に付着したドレンが落下することにより吸音材6cが濡れる可能性が極めて低い。また、吸音材6cがドレンによって濡れることによる弊害、具体的には吸音材6cの吸音特性の低下や、吸音材6cが形状を維持できなくなるといったような不具合がほとんど起こらない。
上記したように、給湯装置1では、偏向部材40に付着したドレンがスムーズに落下する。そのため、給湯装置1では、偏向部材40に付着したドレンが凝集したり、ドレンが再度蒸発することによって消音部6内が高湿度になるのを防止することができるとともに、燃焼ガスが排気されるまでに接触する部分が腐食するといったような不具合の発生も抑制できる。
上記実施形態では、偏向部材40のみを自由端側が下方に向けて傾くように取り付けた構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、偏向部材41についても同様に自由端側が下方に向いて傾くように取り付けた構成としてもよい。すなわち、上記実施形態では、消音部6において燃焼ガスの流れ方向下流側(上端側)では、ドレンの発生量が少ないことや、偏向部材41の取り付けの容易さを考慮して、偏向部材41を水平に取り付けた構成を例示したが、偏向部材41についても自由端側が下方に向けて傾斜するように取り付けてもよい。また、ドレンの回収等の観点からすると必ずしも好ましい構成ではないが、偏向部材40についても、偏向部材41と同様にほぼ水平となるように取り付けた構成としてもよい。
また、上記したように、二次熱交換器30を構成する各受熱管31は、一端側に湯水を流入させるための入水口を有し、他端側に湯水を流出させるための出水口を有する管を中途にある折り曲げ部31aにおいて湾曲させ、略「U」字型としたものを採用している。そのため、二次熱交換器30は、受熱管31が燃焼ガスにさらされ高温になっても、受熱管31の膨張に伴って発生するひずみが最小限となるように緩和することができる。
また、上記実施形態では、二次熱交換器30の入水側ヘッダ32および出水側ヘッダ33の双方が消音部6の下端側に位置している。すなわち、入水側ヘッダ32および出水側ヘッダ33を繋ぐ受熱管31が、これらから離れた位置で折り返して接続されている。そのため、二次熱交換器30は、例えばまっすぐな管の一端側に入水側ヘッダ32を装着し、他端側に出水側ヘッダ33を装着したような構成とする場合に比べて受熱管31の長さ、すなわち伝熱面積を大きくとることができる。従って、上記実施形態で採用されている二次熱交換器30は、燃焼ガスに含まれている潜熱を効率よく回収することができる。
上記実施形態では、入水側ヘッダ32および出水側ヘッダ33の双方が消音部6の下端側に位置し、受熱管31が中途で折り返された構成の二次熱交換器30を採用した例を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、入水側ヘッダ32と出水側ヘッダ33とを上下に対向する位置関係となるように配置し、両者の間を管によって繋いだ構成のものとしてもよい。
上記した給湯装置1は、二次熱交換器30の出水側ヘッダ33と、一次熱交換器20の一次入水口25とが共に給湯装置1の下方側に偏在した位置にあるため、両者を繋ぐ配管38の長さが最小限で済む。そのため、配管38を湯水が流れる際の放熱による熱効率の低下を最小限に抑制できる。また、上記したような構成とすれば、配管38の取り回しも容易となる。
上記実施形態で示した受熱管31は、折り曲げ部31aが一連の管路の中途に一カ所だけ設けられたものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数箇所で折り返されたものとしてもよい。
上記実施形態で示した給湯装置1は、いわゆる逆燃焼方式の燃焼部2を備えたものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば従来公知の気化式の燃焼装置のように、液体燃料を気化したものを燃焼するタイプのもの等、いかなる燃焼形態を採用したものであってもよい。
1 給湯装置(湯水加熱装置)
2 燃焼部(燃焼手段)
3 燃焼ケース(燃焼ガス通路)
6 消音部(排気部)
6c 吸音材
20 一次熱交換器
30 二次熱交換器
31a 折り曲げ部
31b 流入側流路部
31c 流出側流路部
32 入水側ヘッダ
33 出水側ヘッダ
35 二次入水口
37 二次出水口
40,41 偏向板
2 燃焼部(燃焼手段)
3 燃焼ケース(燃焼ガス通路)
6 消音部(排気部)
6c 吸音材
20 一次熱交換器
30 二次熱交換器
31a 折り曲げ部
31b 流入側流路部
31c 流出側流路部
32 入水側ヘッダ
33 出水側ヘッダ
35 二次入水口
37 二次出水口
40,41 偏向板
Claims (6)
- 燃料を燃焼する燃焼手段と、
当該燃焼手段における燃焼作動に伴って発生した燃焼ガスが下方に向けて流れる燃焼ガス通路と、
当該燃焼ガス通路に対して燃焼ガスの流れ方向下流側に存在し、燃焼ガスを通過してきた燃焼ガスを上方に向けて流して排気する排気部と、
燃焼ガス通路を流れる燃焼ガスとの熱交換により湯水を加熱可能な一次熱交換器と、
当該一次熱交換器に対して、燃焼ガスの流れ方向下流側に配された二次熱交換器とを有し、
当該二次熱交換器が、表面が平滑な管によって構成される受熱管を有し、当該受熱管内を流れる湯水を熱交換加熱できるものであり、
当該受熱管が、排気部内において上下方向に向けて伸びるように配されており、
排気部の内壁に吸音材が装着されていることを特徴とする湯水加熱装置。 - 吸音材が、空隙を内包する材質によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の湯水加熱装置。
- 燃焼ガスの流れ方向を受熱管に対して交差する方向に偏向可能な偏向部材を一又は複数有し、
当該偏向部材が、排気部内に配されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の湯水加熱装置。 - 燃焼ガスの流れ方向を受熱管に対して交差する方向に偏向可能な偏向部材を一又は複数有し、
当該偏向部材の一又は全部が、排気部の内壁側に固定された固定端と、排気部の内壁に装着された吸音材から離れた位置に存在する自由端とを有し、固定端側から自由端側に向けて下方に傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の湯水加熱装置。 - 受熱管が、一端側に湯水を流入させるための入水口を有し、他端側に湯水を流出させるための出水口を有する管を中途において湾曲させ折り返したものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の湯水加熱装置。
- 受熱管が、一端側に湯水を流入させるための入水口を有し、他端側に湯水を流出させるための出水口を有し、中途に湯水の流れ方向が切り替わる折り返し部分が一又は複数設けられたものであり、前記折り返し部分のうち少なくとも一つの折り返し部分に対して前記入水口および出水口が存在していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の湯水加熱装置。
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