JP5152564B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、湯水や熱媒体の液体を加熱可能な給湯装置に関するものであり、一次熱交換器に加えて二次熱交換器を備えたものに関する。
従来より、下記特許文献1,2に開示されているような、いわゆる潜熱回収型の給湯装置が提供されている。この種の給湯装置は、燃料を燃焼するための燃焼手段と、これにおいて発生した燃焼ガスに含まれている顕熱を主として回収するための一次熱交換器と、潜熱を主として回収するための二次熱交換器とを備えている。
上記した潜熱回収型の給湯装置では、二次熱交換器において潜熱が回収されるのに伴ってドレンが発生するため、二次熱交換器や、これが設置されている領域がドレンによって濡れた状態になったり、当該領域内の湿度が上昇する。
特開2006−207902号公報 特開2006−275367号公報
上記特許文献1,2に開示されているような給湯装置では、二次熱交換器として受熱管の表面にフィンが取り付けられた熱交換器が採用されている。そのため、上記した従来技術の給湯装置では、フィン同士の間や受熱管の表面にドレンが付着しやすく、ひとたび付着すると容易に脱落しない。また、二次熱交換器にドレンが付着すると、これが凝集する等してさらに大きな塊となる。そのため、従来技術の給湯装置では、二次熱交換器に付着したドレンが大きな伝熱抵抗となったり、通気抵抗となってしまう。従って、従来技術の給湯装置では、ドレンの付着により、二次熱交換器における熱効率が低下したり、通気不良による燃焼不良を招来する可能性があった。
また、従来技術の給湯装置では、二次熱交換器に付着したドレンが脱落しにくいため、当該ドレンが長期にわたって燃焼ガスにさらされることとなる。一方、二次熱交換器等に付着したドレンは、強酸性であり、二次熱交換器やこれが設置されている部分を腐食させる可能性がある。そのため、二次熱交換器や、これを設置する部分については、例えば防錆特性の高い材質によって製作するといったような方策を施さねばならなかった。
さらに、従来技術の給湯装置では、二次熱交換器でドレンが発生し、二次熱交換器が常に濡れた状態になる傾向にあった。また、従来技術の給湯装置では、二次熱交換器において発生したドレンが凝集したり、凝集したドレンが高温の燃焼ガスに接触することにより再度蒸発する等して、二次熱交換器が配された部分の湿度が上昇する傾向にあった。そのため、ドレンにより濡れる等すると不都合な部分に二次熱交換器を配置できないという問題があった。
さらに具体的には、例えば、従来技術の給湯装置では、排気すべき燃焼ガスが通過する排気部にグラスウール等からなる消音材を配した構成とされているが、当該消音材はドレン等で濡れると十分な消音効果を発揮できないという特性を有する。また、恒常的にドレンが消音材に付着した状態となると、消音材が劣化しやすくなる可能性が高い。そのため、従来技術の給湯装置では、二次熱交換器を排気部に配することができなかった。
また、上記したように、二次熱交換器において発生したドレンが凝集した後、高温の燃焼ガスに接触することにより再度蒸発すると、排気される燃焼ガスの湿度が高くなる傾向にあった。このような状態になると、排気通路内や、排気出口のように、燃焼ガスが排気されるまでに接触する部分において燃焼ガス中に水蒸気の状態で含まれている酸性度の高い水分が再液化して付着することとなり、当該部位が腐食を起こす可能性があった。このような不具合を回避すべく、従来技術の給湯装置では、特許文献1のように二次熱交換器を配置するためのスペースを別途設ける等しなければならなかった。
また、特許文献1のように別途スペースを設ける代わりに、特許文献2の給湯装置のように燃焼ガス通路の折り返し部分に二次熱交換器を配する場合は、省スペース化を図ることはできるが、排気抵抗や伝熱抵抗が上昇し、燃焼状態が不安定になったり、伝熱不良が起こる可能性があった。
具体的には、特許文献2に開示されているような配置で二次熱交換器を配した場合は、二次熱交換器の受熱管が水平方向に向くように配することとなるため、受熱管に付着したドレンが落下しにくい。また、特許文献2の給湯装置で採用されている二次熱交換器のように、受熱管にフィンを取り付けた構成とすると、ドレンがさらに脱落しにくくなり、凝集等を起こして大きな伝熱抵抗になってしまう。また、特許文献2の構成では、二次熱交換器が燃焼ガスが集合する部分に配されているため、これが大きな通気抵抗となってしまう。そのため、特許文献2のような構成とした場合は、熱効率が低下したり燃焼状態が不安定になるといったような問題が起こってしまうという問題があった。
そこで、かかる問題を解消すべく、本発明は主として潜熱を回収するための二次熱交換器を備えた給湯装置であって、二次熱交換器において発生するドレンによる熱効率の低下や腐食が起こりにくく、コンパクトな構成の給湯装置の提供を目的とした。
上記した課題を解決すべく提供される請求項1に記載の発明は、燃料を燃焼する燃焼手段と、当該燃焼手段における燃焼作動に伴って発生した燃焼ガスが下方に向けて流れる燃焼ガス通路と、当該燃焼ガス通路に対して燃焼ガスの流れ方向下流側に存在し、燃焼ガス通路を通過してきた燃焼ガスを上方に向けて流して排気する排気部と、燃焼ガス通路を流れる燃焼ガスとの熱交換により湯水を加熱可能な一次熱交換器と、当該一次熱交換器に対して、燃焼ガスの流れ方向下流側に配された二次熱交換器とを有し、当該二次熱交換器が、受熱管を有し、当該受熱管内を流れる湯水を熱交換加熱できるものであり、当該受熱管が、排気部内において上方側から下方側に向けて湯水を流すことが可能なように配されており、前記二次熱交換器に供給された湯水が、排気部内における燃焼ガスの流れ方向に対して逆方向に流れるものであり、受熱管が、排気部内を横断する横断部を複数有し、湯水の流れ方向上流側に位置する横断部と下流側に位置する横断部との間に折返部が設けられており、当該折返部において上流側の横断部から供給されてきた湯水の流れを折り返し、下流側の横断部に供給できるものであり、横断部が、下り勾配を付けて配されていることを特徴とする給湯装置である。
本発明の給湯装置では、排気部内において二次熱交換器の受熱管が上方側から下方側に向けて湯水を流すことができるように配されているため、受熱管に付着したドレンが下方に向けて落下しやすい。そのため、本発明の給湯装置では、受熱管にドレンが付着することによる伝熱効率の低下が起こりにくい。さらに、排気部内において、燃焼ガスは、受熱管における湯水の流れ方向に対して逆方向に流れる。そのため、本発明の給湯装置では、二次熱交換器における熱交換効率が高くなる。従って、本発明の給湯装置では、排気部を流れる燃焼ガスが持つ熱エネルギーを有効に利用できる。また、本発明の給湯装置は、二次熱交換器における伝熱効率が高く、二次熱交換器を必要以上に大型化する必要がないため、装置構成をコンパクト化することができる。
さらに、本発明の給湯装置で採用されている受熱管は、横断部が下り勾配を付けて配されている。そのため、熱交換に伴って受熱管の表面にドレンが付着しても、これが凝集することなく横断部の表面に沿ってスムーズに落下することとなる。従って、本発明の給湯装置では、燃焼作動に伴ってドレンが発生しても、二次熱交換器における熱交換効率を高効率に維持することができる。
請求項2に記載の発明は、燃料を燃焼する燃焼手段と、当該燃焼手段における燃焼作動に伴って発生した燃焼ガスが下方に向けて流れる燃焼ガス通路と、当該燃焼ガス通路に対して燃焼ガスの流れ方向下流側に存在し、燃焼ガス通路を通過してきた燃焼ガスを上方に向けて流して排気する排気部と、燃焼ガス通路を流れる燃焼ガスとの熱交換により湯水を加熱可能な一次熱交換器と、当該一次熱交換器に対して、燃焼ガスの流れ方向下流側に配された二次熱交換器とを有し、当該二次熱交換器が、受熱管を有し、当該受熱管内を流れる湯水を熱交換加熱できるものであり、当該受熱管が、排気部内において上方側から下方側に向けて湯水を流すことが可能なように配されており、前記二次熱交換器に供給された湯水が、排気部内における燃焼ガスの流れ方向に対して逆方向に流れるものであり、受熱管が、排気部内を横断する横断部を複数有し、湯水の流れ方向上流側に位置する横断部と下流側に位置する横断部との間に折返部が設けられており、当該折返部において上流側の横断部から供給されてきた湯水の流れを折り返し、下流側の横断部に供給できるものであり、複数設けられた横断部のうちの一部又は全部の下方に仕切板が設けられていることを特徴とする給湯装置である。
請求項3に記載の発明は、複数設けられた横断部のうちの一部又は全部の下方に仕切板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置である。
本発明の給湯装置では、上記請求項2に記載の給湯装置と同様に受熱管の横断部が下り勾配を付けて配されているため、ドレンがスムーズに落下する。さらに、本発明の給湯装置では、前記した横断部の下方に仕切板が設けられているため、横断部に付着したドレンが落下しても、これが下方に位置する横断部等に付着することなく回収される。従って、本発明によれば、上方に配された横断部から落下してきたドレンが下方に配された横断部に再付着するのを防止でき、より一層二次熱交換器における熱交換効率を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、仕切板が、排気部の内壁側に向けて下り勾配を付けた状態で配されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の給湯装置である。
かかる構成とした場合、仕切板上に落下してきたドレンが排気部の内壁側に案内され、回収されることとなる。そのため、上記した構成によれば、仕切板上に集まったドレンが落下して受熱管に再付着したり、これに伴って熱交換効率が低下するのを防止できる。さらに、上記した構成によれば、仕切板上に集められたドレンをスムーズに回収することができる。
請求項5に記載の発明は、仕切板と排気部の内壁との間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の給湯装置である。
かかる構成によれば、仕切板上に集められたドレンが排気部の内壁に付着するのを防止できる。従って、本発明によれば、ドレンの付着に伴って排気部の内壁が腐食するといったような不具合の発生を最小限に抑制することができる。
請求項6に記載の発明は、排気部の内部空間が、仕切板によって上下方向に連通した複数の領域に仕切られていることを特徴とする請求項〜5のいずれかに記載の給湯装置である。
かかる構成とした場合、排気部に流入した燃焼ガスと受熱管とが接触する機会を増大させたり、排気部における燃焼ガスの滞留時間を長くすることができ、より一層二次熱交換器における熱交換効率を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、表面が平滑な管によって受熱管が構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の給湯装置である。
かかる構成によれば、受熱管の表面に付着したドレンをスムーズに落下させ、回収することができる。そのため、本発明の給湯装置では、受熱管の表面にドレンが付着することによる熱交換効率の低下を最小限に抑制することができる。
本発明によれば、二次熱交換器において発生するドレンによる熱効率の低下や腐食が起こりにくく、コンパクトな構成の給湯装置を提供することができる。
続いて、本発明の一実施形態にかかる給湯装置1について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、上下左右の位置関係は、特に断りのない限り、通常の設置状態を基準として説明する。
給湯装置1は、燃焼部2(燃焼手段)と、一次熱交換器20と、二次熱交換器30とを備えた、いわゆる潜熱回収型の給湯装置である。給湯装置1は、燃焼部2の下方に燃焼ケース3と、排気集合部5とを有する。また、燃焼部2の側方には、排気部6が設けられている。燃焼ケース3および排気部6は、それぞれ給湯装置1の底側に設けられた排気集合部5に連通している。これにより、給湯装置1には、燃焼ケース3から排気集合部5を経て排気部6に至る、断面形状が略「U」字型となるように連通した空間が形成されている。
図1に示すように、燃焼部2は、空気ケース8や燃料噴霧ノズル10、送風機11、燃焼筒12等を備えている。燃焼部2は、いわゆる逆燃焼式の燃焼装置により構成されており、下方に向けて火炎を形成可能とされている。すなわち、燃焼部2は、送風機11を作動させることによって空気ケース8内に燃焼用の空気を導入すると共に、図示しない燃料供給源から供給されてきた液体燃料を燃料噴霧ノズル10から下方に向けて噴霧し、燃焼筒12内において燃焼できる構成とされている。
燃焼ケース3は、燃焼部2に対して下方側に位置しており、燃焼部2における燃焼動作に伴って発生する高温の燃焼ガスが流れる部分(燃焼ガス通路)である。燃焼ケース3の周囲には、内部を流れる高温の燃焼ガスにより過度に高温となるのを防止すべく、水管15が巻き付けられている。水管15の一端側には接続口16が設けられており、これに後に述べる配管38が接続されている。また、水管15の他端側は、後に詳述する一次熱交換器20の一次入水口25に接続されている。
燃焼ケース3の下端側の部分には、一次熱交換器20が設けられている。一次熱交換器20は、燃焼ケース3を流れてきた燃焼ガス中に含まれている顕熱を主として回収するためのものである。一次熱交換器20は、いわゆるフィンアンドチューブ型の熱交換器によって構成されている。すなわち、一次熱交換器20は、略「コ」字型に屈曲した一連の水管21を有し、この水管21が燃焼ケース3を横断するように挿通されている。水管21には、多数のフィン22が装着されている。一次熱交換器20は、燃焼ケース3内を流れる高温の燃焼ガスとの熱交換により、水管21内を流れる湯水を熱交換加熱することができる。
水管21は、その一端側に一次出水口23を有し、他端側に一次入水口25を有する。一次出水口23は、図示しない配管等を介してカラン等の湯水の供給先に接続されている。一方、一次入水口25には、燃焼部2に巻き付けられた水管15が接続されている。
排気集合部5は、燃焼ケース3の下方に配置され、燃焼ケース3に直接連通した部分である。排気集合部5は、給湯装置1の底側において給湯装置1の幅方向(図1において左右方向)に伸びる内部空間を有する。また、排気集合部5は、燃焼ケース3の側方に配された排気部6とも連通している。そのため、排気集合部5は、燃焼ケース3を下方に向けて流れる燃焼ガスを流入させるとともに、当該燃焼ガスを排気部6に向けて流出させる部分として機能する。すなわち、排気集合部5は、下方に向けて流れる燃焼ガスの流れ方向を上方に向けて折り返すための部分として機能する。
排気集合部5は、内部空間が仕切5a,5bによって4つの領域に仕切られ、ラビリンス構造となっている。具体的には、仕切5aは、排気集合部5内を縦断するように取り付けられている。これにより、排気集合部5内の空間は、仕切5aを境として燃焼部2の直下側の空間と、後に詳述する排気部6側の空間とに分かれている。また、仕切5bは、排気集合部5の高さ方向のほぼ中央部において、排気集合部5の底面に沿ってほぼ水平となるように取り付けられている。これにより、排気集合部5内の空間は、上側にあり燃焼部2や排気部6に近い空間と、排気集合部5の底面側の空間とに分かれている。
ここで、仕切5bは、給湯装置1の背面側に偏在した位置にほぼ矩形の開口5p,5qを有する。開口5pは、燃焼部2の直下にあって、仕切5bよりも上方の空間(以下、第1空間7aとも称す)と、仕切5bよりも下方の空間(以下、第2空間7bとも称す)とを連通している。また、開口5qは、排気部6の直下にあって、仕切5bよりも下方の空間(以下、第3空間7cとも称す)と、仕切5bよりも上方の空間(以下、第4空間7dとも称す)とを連通している。また、仕切5aは、仕切5bよりも下方側であって、給湯装置1の正面側に偏在した位置に開口5rを有する。これにより、上記した第2空間7bと第3空間7cとが給湯装置1の正面側において連通している。そのため、排気集合部5内の空間は、仕切5a,5bによって形成された開口5p〜5rを介して、第1〜4空間7a〜7dがこの順で連通した状態とされている。
また、上記した仕切5a,5bや排気集合部5の天面、底面には、吸音材5cが装着されている。吸音材5cは、空隙を内包した材質によって構成されている。具体的には、吸音材5cは、いわゆるグラスウールやロックウール、セラミックファイバーのような繊維をバインダーで結着することにより内部に空隙を有するものや、いわゆるシリコンスポンジのようにスポンジ状に多数の孔を有する多孔体等によって構成されている。本実施形態では、グラスウールをバインダーで結着したものが採用されている。これにより、燃焼作動に伴って発生した燃焼ガスが、仕切5a,5bや排気集合部5の天面、底面に衝突しても、これに伴う騒音の多くが吸音材5cに吸収されることとなる。
図1に示すように、排気部6は、外壁部材6aによって四方を囲まれ、上下方向に連通した空間6bを有する。また、排気部6には、外壁部材6aの外周を取り囲むように断熱材6cが取り付けられている。排気部6は、上端側に排気口6dを有し、これを介して空間6bが外部雰囲気と連通している。また、排気部6内の空間6bは、下端側に設けられた導入口6eを介して排気集合部5と連通している。導入口6eは、バーリング加工によりその開口縁が空間6b側に向けて突出するように形成されている。これにより、排気部6側から排気集合部5側へのドレンの落下が防止されている。
図1〜図3に示すように、排気部6の空間6b内には、二次熱交換器30が配されている。二次熱交換器30は、複数の受熱管31と、入水側ヘッダ32と出水側ヘッダ33とを備えている。受熱管31は熱伝導性に優れ、表面が平滑な配管によって形成されており、排気部6内において上下方向に伸びるように複数並べて配されている。各受熱管31は、熱交換に伴って発生するドレンDが表面に付着しても、これが隣接する受熱管31,31間にわたって繋がった状態になるのを十分防止可能な程度に十分間隔をあけて配されている。
各受熱管31は、その一端側が排気部6の上端側に設けられた入水側ヘッダ32に接続されており、他端側が排気部6の下端側に設けられた出水側ヘッダ33に接続されている。そのため、二次熱交換器30に供給された湯水は、先ず入水側ヘッダ32に流入した後、これに接続された各受熱管31に分かれて流れ、その後出水側ヘッダ33に集まって外部に流出することとなる。
図2に示すように、受熱管31は、中途においてほぼ「く」の字型に複数回折り返された形状とされている。これにより、受熱管31は、中途に排気部6内を横断する横断部31aが複数形成されており、この横断部31a,31a同士の間に折返部31bを有する。横断部31aは、下り勾配を付けて配されている。また、横断部31aは、上下方向に隣接する位置に配された横断部31aとその下り勾配の方向が異なる。具体的には、図2に示すように、横断部31aのうち受熱管31の最も上方側(上流側)に位置するものは、給湯装置1の正面側(図2において左側)に向かうにつれて下方に傾斜するように下り勾配を付けて配されている。一方、この横断部31aの下方(下流側)に隣接する位置にある横断部31aは、折返部31bを介して横断部31aに繋がっており、給湯装置1の背面側(図2において右側)に向かうにつれて下方に傾斜するように下り勾配を付けて配されている。このように、受熱管31には、横断部31aと折返部31bとが次々と連続して設けられており、一連の流路が形成されている。そのため、受熱管31に湯水が供給されると、この湯水は、給湯装置1の正面側と背面側との間を往復動するように流れながら、徐々に下方側にある出水側ヘッダ33に向かうこととなる。
各受熱管31の一端側は、それぞれ入水側ヘッダ32に接続されている。入水側ヘッダ32には、二次入水口35が設けられている。また、二次入水口35には、図示しない配管を介して図示しない給水源に接続されている。一方、各受熱管31の他端側は、それぞれ出水側ヘッダ33に接続されている。出水側ヘッダ33には、二次出水口37が設けられている。二次出水口37は、配管38を介して上記した一次熱交換器20の接続口16に接続されている。
また、図2や図4に示すように、排気部6内には、仕切板40が複数設けられており、これにより空間6bがいわゆるラビリンス構造となっている。仕切板40は、排気部6において給湯装置1の正面側あるいは背面側に位置する内周壁に対して片持ち状に取り付けられている。仕切板40は、その固定端側、すなわち排気部6の内周壁側に向けて下り勾配が付く姿勢とされている。
図2や図4に示すように、仕切板40は、上記した受熱管31を構成する各横断部31a毎に設けられている。仕切板40は、各横断部31aの下方に配されており、各横断部31aの表面に付着し、下方に向けて落下するドレンDを受けることができる。また、仕切板40の固定端側の端部と排気部6の内壁との間には隙間41が設けられている。そのため、図4に矢印で示すように、各横断部31aに付着しているドレンDがこの下方に配された仕切板40に落下すると、このドレンDは排気部6の内壁側に向けて流れ、隙間41を介して下方に落下することとなる。
一方、仕切板40の自由端側は、各横断部31aの終端部分、具体的には各横断部31aに対して湯水の流れ方向下流側の端部に位置する折返部31bとの境界部分(各横断部31aのうち出水側ヘッダ33に接続されたものについては出水側ヘッダ33との接続部分)よりもやや湯水の流れ方向上流側の位置に相当する部分に至っている。さらに詳細には、仕切板40の自由端は、各横断部31aにおいて湯水の流れ方向上流側の端部が存在する位置を起点として、各横断部31aの全長の2/3程度の長さ分だけ湯水の流れ方向下流側にずれた位置に至っている。そのため、前記した各横断部31aの終端部分(湯水の流れ方向下流側の端部)を起点として、各横断部31aの全長の1/3程度の長さ分だけ湯水の流れ方向上流側の位置に至る部分については、下方に仕切板40が存在せず、仕切板40の自由端側の部分と、外壁部材6aの内面(排気部の内壁)との間に大きな隙間が形成されている。この隙間により、仕切板40よりも下方側の空間と上方側の空間とが連通している。
ここで、上記したように、受熱管31は、中途においてほぼ「く」の字型に複数回折り返された形状とされており、横断部31aが給湯装置1の正面側と背面側との間を行き来するように屈曲している。そのため、排気部6内には、給湯装置1の正面側に位置する内周壁近傍に固定端を有する仕切板40と、背面側の内周壁近傍に固定端を有する仕切板40とが上下方向に交互に存在している。従って、排気部6の空間6b内において燃焼ガスが通過する流路は、図2に示すように仕切板40によって仕切られてジグザグ状とされている。
上記したように、仕切板40は、排気部6の内壁側、すなわち固定端側に近づくに連れて下方に向けて傾斜するように取り付けられている。また、図4に示すように、仕切板40は、自由端側において上方にある横断部31aとの間隔cと、下方にある横断部31aとの間隔cが共に略同一とされている。このように仕切板40を配することにより、図4に矢印Xで示すように横断部31aの下面側と仕切板40の上面側との間を通過する燃焼ガスの流路抵抗と、矢印Yで示すように横断部31aの上面側を通過する燃焼ガスの流路抵抗とが略均一化されている。そのため、排気部6において仕切板40の下方側から流れてきた燃焼ガスは、各横断部31aの下面側および上面側の領域をそれぞれ略均一に流れることとなる。よって、仕切板40をこのように配することにより、各横断部31aにおける熱伝達率が各横断部31aの下面側と上面側とで略等しくなり、各横断部31aにおいて効率的に熱交換を行うことができる。
図2に示すように、排気部6の下端側であって、給湯装置1の背面側の位置には、ドレン排出口27が設けられている。ドレン排出口27は、仕切板40と排気部6の内壁をなす外壁部材6aの内面との間に形成された隙間41を介して下方に落下してきたドレンDを排出するためのものであり、図示しないドレン排出用の配管等に接続される。
続いて、給湯装置1の動作について、詳細に説明する。給湯装置1は、図示しない流量センサ等により外部の給水源から二次熱交換器30に向けて湯水が供給されてきたことが検知されると、燃焼部2が燃焼作動を開始する。燃焼部2における燃焼作動に伴って燃焼筒12内で発生した燃焼ガスは、燃焼ケース3内を下方に向けて流れる。その後、燃焼ガスは、給湯装置1の底側に設けられた排気集合部5内の第1空間7aに流入した後、第2〜4空間7b〜7dの順で流れる。具体的には、排気集合部5の第1空間7aに流入した燃焼ガスは、仕切5bにおいて給湯装置1の背面側に設けられた開口5pを介して集合排気部5の底側にある第2空間7bに流入する。
その後、燃焼ガスは、第2空間7b内を給湯装置1の正面側に向けて流れ、仕切5aにおいて給湯装置1の正面側に設けられた開口5rを介して集合排気部5の第3空間7cに流入する。第3空間7cに流入した燃焼ガスは、給湯装置1の背面側に向けて流れ、仕切5bに設けられた開口5qと第4空間7dとを介して排気部6側に抜ける。このようにして集合排気部5内を上下方向および左右方向に方向を変えながら流れ、排気部6内に流入した燃焼ガスは、仕切板40によって区画された空間6b内の空間をジグザグ状に流れながら上昇していく。
一方、外部から供給されてきた湯水は、二次熱交換器30の入水側ヘッダ32を介して、これに接続されている複数(図示状態では4本)の受熱管31のそれぞれに流入する。各受熱管31に流入した湯水は、横断部31aおよび折返部31bとの繰り返しによって給湯装置1の正面側と背面側との間を行き来するように形成されたジグザグ状の流路内を下方側に向けて流れる。受熱管31における湯水の流れは、各仕切板40によって偏向されながら空間6b内を流れてくる燃焼ガスの流れと対向流の関係にある。そのため、各受熱管31を流れる湯水は、燃焼ガスと効率よく熱交換しながら排気部6の下方側に設けられた出水側ヘッダ33に向けて流れる。
ここで、上記したようにして二次熱交換器30において熱交換が行われると、排気部6内を流れる燃焼ガス中に含まれている潜熱が各受熱管31内を流れる湯水に回収される。これに伴い、燃焼ガス中に含まれている水分が凝集され、二次熱交換器30の受熱管31の表面にドレンDが付着する。受熱管31の表面に付着したドレンDは、受熱管31の各部から直下に配された仕切板40に落下する。
さらに詳細に説明すると、図2や図4に示すように、受熱管31を構成する各横断部31aの直下には、仕切板40が配されている。そのため、図4に矢印で示すように、各横断部31aに付着したドレンDの大半は、下方にある仕切板40に向けて落下する。各横断部31aに付着したドレンDの一部については、図4に矢印で示すように各横断部31aの傾斜に沿って折返部31b側に向けて流れ、次第に落下する。
ここで、図2や図4に示すように、仕切板40は、その固定端側の部分と排気部6の内壁をなす外壁部材6aの内面との間に僅かな隙間41をあけて配されている。しかし、この隙間41はドレンDを下方に向けて落下させるのに十分な程度の大きさであり、受熱管31の折返部31bと外壁部材6aの内面との間隔に比べて小さい。そのため、折返部31bの下方には、仕切板40が存在している。従って、上記してきたようにして各横断部31aに沿って流れてきたドレンDや、折返部31bに付着したドレンDについても仕切板40上に落下する。このようにして、各横断部31aや各折返部31bから各仕切板40上に落下したドレンDについては、仕切板40の傾きに沿って排気部6の内壁側に向けて流れる。そして、仕切板40の固定端側と排気部6の内壁(外壁部材6aの内面)との間に形成された隙間41を介して下方に落下する。その後、ドレンDは、排気部6の背面側に設けられたドレン排出口27から外部に排出される。
上記したようにして二次熱交換器30において加熱された湯水は、出水側ヘッダ33に設けられた二次出水口37から流出する。二次出水口37から流出した湯水は、これに接続された配管38を介して一次熱交換器20に一次入水口25から流入する。一次熱交換器20に流入した湯水は、燃焼ケース3内を下方に向けて流れる高温の燃焼ガスとの熱交換により加熱された後、一次出水口23から流出する。一次出水口23から流出した高温の湯水は、これに配管(図示せず)等を介して接続されたカランや浴槽等の湯水の供給先に供給される。
本実施形態の給湯装置1では、排気部6内に配された二次熱交換器30の受熱管31において排気部6を横断する方向に往復動しながら上方側から下方側に向けて湯水が流れる。一方、排気部6内に流入した燃焼ガスは、前記した受熱管31における湯水の流れ方向に対して逆方向に流れる。そのため、本実施形態の給湯装置1では、二次熱交換器30における熱交換効率が高い。従って、給湯装置1では、二次熱交換器30を必要以上に大型化しなくても、排気部6を流れる燃焼ガスが持つ熱エネルギーを効率よく回収することができる。また、上記した構成によれば、二次熱交換器30の大きさを最小限に抑制することができる。そのため、給湯装置1は、装置構成がコンパクトである。
上記実施形態で採用した受熱管31は、横断部31aに下り勾配が付けられている。さらに、受熱管31は、表面が平滑な管を屈曲させて形成したものである。そのため、熱交換に伴って受熱管31の表面にドレンDが付着しても、これが横断部31aの表面を伝って流れて落下することとなるため、ドレンDが受熱管31の表面に長期にわたって付着することなく、スムーズに回収することができる。そのため、給湯装置1では、燃焼作動に伴って発生したドレンDが伝熱抵抗となって二次熱交換器30における熱交換効率が低下するのを防止することができる。なお、上記実施形態では、受熱管31として、表面に凹凸がない、いわゆる裸管を採用したものを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばいわゆるフレキシブル管やコルゲート管のように表面に凹凸を有するものであってもよい。また、受熱管31として表面に凹凸を有するものを採用する場合であっても、ドレンDをスムーズに落下させ回収するためには、凹凸の大きさはなるべく小さいものであることが望ましい。
上記したように、本実施形態では、受熱管31において上下に並ぶ各横断部31a,31a同士の間に仕切板40が配されており、仕切板40において上方にある横断部31aや折返部31bから落下してきたドレンDを受けて回収できる構成とされている。そのため、横断部31aに付着したドレンDが落下しても、これが下方に位置する横断部31a等に付着することなく回収される。従って、上記した給湯装置1では、上方に配された横断部31aから落下してきたドレンDが下方に配された横断部31aに再付着することにより熱交換効率が低下するのを防止できる。
さらに、上記実施形態では、仕切板40が、排気部6の内壁側に向けて下り勾配を付けた状態で配されている。そのため、仕切板40上に落下してきたドレンDは、排気部6の内壁側に案内されることとなり、ドレンDをスムーズに回収できる。また、上記した構成によれば、仕切板40上に集まったドレンDが落下して受熱管31に再付着したり、これに伴って熱交換効率が低下するのを防止できる。
上記したように、仕切板40は、排気部6の内壁との間にドレンDを落下させるのに十分な隙間41をあけて取り付けられている。そのため、受熱管31の各部から仕切板40に集まったドレンDは、排気部6の内壁に付着することなく下方に落下することとなる。従って、給湯装置1では、ドレンDの付着に伴って排気部6の内壁が腐食するといったような不具合が起こらない。
上記したように、給湯装置1では、排気部6の内部空間が仕切板40によって上下方向に連通した複数の領域に仕切られており、燃焼ガスが排気部を横断する方向に流れながら徐々に上昇していく。そのため、給湯装置1では、排気部6を燃焼ガスが通過している時間が長く、燃焼ガスと受熱管31との接触機会が多い。従って、給湯装置1は、二次熱交換器30における熱交換効率が高い。
給湯装置1は、受熱管31の表面でドレンDが凝集することなく仕切板40に向けて落下し、その後スムーズに回収されるため、ドレンDが燃焼ガスにさらされる期間がごく短期間である。そのため、給湯装置1は、燃焼作動に伴って排気される燃焼ガスの湿度が高くならない。従って、本実施形態の給湯装置1では、二次熱交換器30やこれが設置されている排気部6が再凝縮したドレンDの影響で腐食するといった不具合が起こりにくい。
上記したように給湯装置1では、受熱管31の表面にドレンDが付着してもこれが直ちに落下する。そのため、給湯装置1は、ドレンDの付着に伴って排気抵抗が上昇したり、ドレンDの付着量が経時的に変化し、排気抵抗が不安定になるといったような不具合や、これに伴って燃焼状態が不安定になるといったような不具合が起こりにくい。また、給湯装置1では、受熱管31からドレンDがスムーズに落下するため、隣接する受熱管31同士の間隔d2を小さくすることも可能である。そのため、上記したような構成によれば、受熱管31を高密度に配置し、二次熱交換器30をコンパクト化することも可能である。
給湯装置1では、二次熱交換器30を構成する各受熱管31として、中途に複数設けられた折返部31bにおいてほぼ「く」字型に折り曲げられたものを採用している。そのため、二次熱交換器30は、受熱管31が燃焼ガスにさらされ高温になっても、受熱管31の膨張に伴って発生するひずみが最小限となるように緩和することができる。
上記実施形態で示した給湯装置1は、いわゆる逆燃焼方式の燃焼部2を備えたものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、燃焼部2は、上方に向けて火炎を形成するタイプのものであってもよい。また、上記した燃焼部2は、液体燃料を噴霧して燃焼するものであったが、これに代わって例えば従来公知の気化式の燃焼装置のように、液体燃料を気化したものを燃焼するタイプのもの等、いかなる燃焼形態を採用したものであってもよい。
本発明の一実施形態にかかる給湯装置の一部を破断した状態を示す正面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 排気部の要部を拡大した断面図である。
1 給湯装置
2 燃焼部(燃焼手段)
3 燃焼ケース(燃焼ガス通路)
6 排気部
20 一次熱交換器
30 二次熱交換器
31 受熱管
31a 横断部
31b 折返部
40 仕切板

Claims (7)

  1. 燃料を燃焼する燃焼手段と、
    当該燃焼手段における燃焼作動に伴って発生した燃焼ガスが下方に向けて流れる燃焼ガス通路と、
    当該燃焼ガス通路に対して燃焼ガスの流れ方向下流側に存在し、燃焼ガス通路を通過してきた燃焼ガスを上方に向けて流して排気する排気部と、
    燃焼ガス通路を流れる燃焼ガスとの熱交換により湯水を加熱可能な一次熱交換器と、
    当該一次熱交換器に対して、燃焼ガスの流れ方向下流側に配された二次熱交換器とを有し、
    当該二次熱交換器が、受熱管を有し、当該受熱管内を流れる湯水を熱交換加熱できるものであり、
    当該受熱管が、排気部内において上方側から下方側に向けて湯水を流すことが可能なように配されており、
    前記二次熱交換器に供給された湯水が、排気部内における燃焼ガスの流れ方向に対して逆方向に流れるものであり、
    受熱管が、排気部内を横断する横断部を複数有し、湯水の流れ方向上流側に位置する横断部と下流側に位置する横断部との間に折返部が設けられており、当該折返部において上流側の横断部から供給されてきた湯水の流れを折り返し、下流側の横断部に供給できるものであり、
    横断部が、下り勾配を付けて配されていることを特徴とする給湯装置。
  2. 燃料を燃焼する燃焼手段と、
    当該燃焼手段における燃焼作動に伴って発生した燃焼ガスが下方に向けて流れる燃焼ガス通路と、
    当該燃焼ガス通路に対して燃焼ガスの流れ方向下流側に存在し、燃焼ガス通路を通過してきた燃焼ガスを上方に向けて流して排気する排気部と、
    燃焼ガス通路を流れる燃焼ガスとの熱交換により湯水を加熱可能な一次熱交換器と、
    当該一次熱交換器に対して、燃焼ガスの流れ方向下流側に配された二次熱交換器とを有し、
    当該二次熱交換器が、受熱管を有し、当該受熱管内を流れる湯水を熱交換加熱できるものであり、
    当該受熱管が、排気部内において上方側から下方側に向けて湯水を流すことが可能なように配されており、
    前記二次熱交換器に供給された湯水が、排気部内における燃焼ガスの流れ方向に対して逆方向に流れるものであり、
    受熱管が、排気部内を横断する横断部を複数有し、湯水の流れ方向上流側に位置する横断部と下流側に位置する横断部との間に折返部が設けられており、当該折返部において上流側の横断部から供給されてきた湯水の流れを折り返し、下流側の横断部に供給できるものであり、
    複数設けられた横断部のうちの一部又は全部の下方に仕切板が設けられていることを特徴とする給湯装置。
  3. 複数設けられた横断部のうちの一部又は全部の下方に仕切板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  4. 仕切板が、排気部の内壁側に向けて下り勾配を付けた状態で配されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の給湯装置。
  5. 仕切板と排気部の内壁との間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の給湯装置。
  6. 排気部の内部空間が、仕切板によって上下方向に連通した複数の領域に仕切られていることを特徴とする請求項〜5のいずれかに記載の給湯装置。
  7. 表面が平滑な管によって受熱管が構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の給湯装置。
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