JP2008298314A - ボイラ給水制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 二つのブロックから成る節炭器を用いた廃熱ボイラのボイラ給水制装置において、ボイラ給水ポンプから各ブロックへ供給する給水流量に差が出ないようにし、万一流量差が生じた場合には、自動的にしかも簡単に流量差を修正でいるようにしたボイラ給水制御装置を提供する。
【解決手段】 燃焼排ガスの流通方向と直交方向に並列状に配置した二つのブロックから成る節炭器を備えた廃熱ボイラのボイラ給水制御装置において、前記二つのフロックの各給水入口側へ発信器付き流量計と給水制御弁を通してボイラ給水ポンプからのボイラ給水を供給する二つの給水供給路と,前記両給水供給路の発信器付き流量計から流量計測信号が入力されると共に当該入力された両流量計側信号に基づいて両給水供給路の給水制御弁へ開度制御信号を発信する流量コントローラとから成り、流量コントローラによる両給水制御弁の開度調整により、前記各ブロックへ供給するボイラ給水に流量差が生じないようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、並列状に設けた二つのブロックから成る構造の節炭器を備えたボイラのボイラ給水制御装置に関するものであり、立上げ時などに何れか一方のブロック内の給水が蒸発を始めてその流路抵抗が増大(即ち給水流量が減少)しても、両ブロック間の給水流量差を零とするように給水流量を自動制御することにより、両ブロックへ常に安定して設定流量の給水が行え、節炭器出口側の給水温度にも差を生じないようにしたボイラ給水制御装置に関するものである。
近年、ごみ焼却炉の廃熱ボイラには、焼却炉の上部にボイラを設け、その熱回収用伝熱部を縦方向に配置するようにした従前の縦型ボイラに替えて、熱回収用の伝熱部(熱交換器)を排ガスが水平方向に流れる箇所に設置すると共に、熱交換器の伝熱管を縦方向に配置するようにした横型ボイラ(テールエンド型ボイラ)が多く利用されている。
上記テールエンドボイラには、縦型ボイラに比較して設置スペースが増大すると云う難点があるものの、ボイラを含めた焼却炉設備の高さ寸法を大幅に減少させることができるという利点があるうえ、テールエンド型ボイラでは熱交換器の伝熱管が縦方向に配列されているため、ハンマーリング装置を用いて伝熱管に付着した燃焼排ガス中の飛灰を容易に下方のホッパー内へ落下させることができ、熱回収率の低下や付着飛灰に起因する伝熱管の腐食を確実に防止することが出来るからである。
一方、大型ごみ焼却炉に付設する廃熱ボイラでは、熱交換量(回収熱量)の増加に伴って必然的に焼却炉本体やボイラ本体が大型化し、結果としてボイラ本体の横幅寸法が大きくなって来ている。また、ボイラ本体の横幅寸法が大きくなると、ボイラ本体の排ガスが水平方向に流通する部分に配置する過熱器や蒸発器、節炭器等の横幅寸法も大きくなることとなる。
ところが、過熱器や蒸発器、節炭器等の横幅寸法が大きくなると、伝熱部を形成する伝熱管外表面の効率的な清掃が困難となり、例えば、ハンマーリング装置により伝熱管の下端部をラッピング(槌打)してダストを払い落とす場合でも、ダストの剥離除去率が大幅に低下することとなる。
また、ハンマーリング装置によるダストの除去率が低下して飛灰等が伝熱管の外表面に残ると、熱回収率の低下や付着飛灰の溶融による高温腐食が生じ、様々な不都合が発生する。
そのため、前記ハンマーリング装置のダスト除去性能の低下は極力避ける必要があり、その対応として、図3に示すように節炭器等の伝熱部を二つのブロックに分割し、各ブロック毎にハンマーリング装置を設けるような工夫が採用されている。
尚、ハンマーリング効果の低下を避けるため、横幅の長い一基の節炭器の熱交換管の下端部の両側部に夫々ハンマーリング装置を設ける方法も考えられるが、節炭器の横幅寸法が長くなると、2基のハンマーリング装置を設けても総合的なハンマーリング効果が1基の効果の2倍にならないため、複数のハンマーリング装置を設ける方法は、経済性に欠けることとなる。
そのため、従前のテールエンド型の大容量廃熱ボイラにあっては、前記図3に示す如く、燃焼排ガスGが水平方向に流動する部分に配設する過熱器3や節炭器4を横幅方向に二つのブロック3a、3b、4a、4bに夫々分割し、燃焼排ガスGの流れ方向に対して直交方向に二つのブロック3a、3b又は二つのブロック4a、4bを並列状に配置すると共に、両ブロック3a、3b又は両ブロック4a、4bを管路を介して並列に接続するようにした構成が採用されている。
尚、図3に於いて、1は汽水ドラム、2はごみ焼却炉等の燃焼室、5は給水制御弁、6はボイラ給水ポンプ、7は主蒸気管、8a、8bは給水用ヘッダ、9a、9bは蒸気ヘッダである。
前記、図3に於いては、廃ガスボイラBの過熱器3と節炭器4の配置構成のみが示されているが、現実には図4に示す如くごみ焼却炉Aと廃熱ボイラBとから廃熱ボイラ付きごみ焼却炉が形成されており、燃焼排ガスGを水平方向に流すガス通路部10に蒸発器11、過熱器3、節炭器4等が設けられている。
尚、図4に於いて、10は水平ガス通路部、11は蒸発器、12は空気予熱器、13は水冷管壁、14はハンマリング装置、15は蒸気タービン発電機である。
図3を参照して、テールエンド型廃熱ボイラBのボイラ給水Wは節炭器4を通って汽水ドラム1へ流入する。又、節炭器4は燃焼室2及び過熱器3を通過した燃焼排ガスGから熱を吸収する。ボイラBの立上時(運転開始時)には、ボイラBは徐々に温められる。また、節炭器4の内部の給水Wも同様に温められる。更に、ボイラー立上時には、ボイラ給水Wは殆ど蒸発しない為、ボイラBから主蒸気配管7を通って排出される蒸気Sはない。その為、ボイラ給水ポンプ6による給水Wの必要は無い。また、このときは、節炭器4内の水Wが流れないため、水Wの温度は燃焼排ガスGから熱を吸収して上昇する。節炭器4内の水Wの温度が上昇してその温度が沸点に達すると、節炭器4内の水Wは蒸発をはじめる。これにより、節炭器4内の水Wには蒸気が混入した状態となる。
ボイラBの全体の温度が上昇して通常運転状態になると、蒸気Sが発生し、主蒸気配管7を通って排出される。そのため、ボイラ給水ポンプ6による給水が必要になる。このとき、節炭器4内の給水Wは蒸気を含んだ状態下にあるので、給水管ヘッダ8a内に水を流すと、前記蒸気Sを含んだ給水が大きな抵抗となる。
従って、いま節炭器4が図のように複数のブロック4a、4bに分かれているとすると、給水Wは流れ易い何れか一方のブロックに流れ、蒸気Sを含んだ給水の存在する他方のブロックへは給水が流れ込み難くなるため(或いは流れ込む量が極端に少なくなるため)発生した蒸気が消滅されないこととなり、流路抵抗が減少しないことになる。
その結果、節炭器4の各ブロック4a、4bに流れるボイラ給水Wの流量が、流路抵抗の差に応じて異なることとなり、所謂ボイラ給水Wの偏流を生じることとなる。
また、このボイラ給水Wの偏流が一旦生じると、この偏流が自動的に修正されることは無く、偏流状態は拡大しつつ持続されることになり、結果として節炭器4での排熱吸収が低下して、ボイラ全体の熱効率の低下を招くことになる。
尚、節炭器内部のボイラ給水W内に蒸気が含まれることにより、節炭器を流通するボイラ給水量が低下するのを防止する方策として、節炭器の熱交換管にバイパス通路を設け、熱交換管内での蒸気の発生を防止しつつ所定流量のボイラ給水を行うようにした技術が開発されている(特開平8−327001号等)。
しかし、当該特開平8−327001号の技術は、単一回路方式の節炭器を対象とするものであり、本願発明の対象とする「並列状に配置した二つのブロックから成る構造の節炭器4」へ当該技術を適用することはできない。
特開2002−310594号 特開2002−147702号 特開平8−327001号
本発明は、従前の並列状に配設した二つのブロックから成る節炭器へボイラ給水を行う場合に於ける上述の如き問題、即ち節炭器内の給水に蒸気が含まれると、節炭器の熱交換管内の流路抵抗が増大し、各ブロックへのボイラ給水の流量に差が生じると共に、両ブロック間の給水流量に差が一旦生じると、当該流量差が修正されることなしに拡大する方向で維持されることになり、結果として節炭器4での排熱吸収量が低下してボイラ全体の熱効率が低下すると云う問題を解決せんとするものであり、並列状に配設した二つのブロックから成る節炭器の各ブロックへの給水の流量差を常に自動的に零の状態に保持することにより、両ブロックの出口側に於けるボイラ給水の温度差をほぼ零とし、より高いボイラ効率の達成を可能にしたボイラ給水制御装置を提供することを発明の主目的とするものである。
本願請求項1の発明は、燃焼排ガスの流通方向と直交方向に並列状に配置した二つのブロックから成る節炭器を備えた廃熱ボイラのボイラ給水制御装置において、前記二つのブロックの各給水入口側へ発信器付き流量計と給水制御弁を通してボイラ給水ポンプからのボイラ給水を供給する二つの給水供給路と,前記両給水供給路の発信器付き流量計から流量計測信号が入力されると共に当該入力された両流量計側信号に基づいて両給水供給路の給水制御弁へ開度制御信号を発信する流量コントローラとから成り、流量コントローラによる両給水制御弁の開度調整により、前記各ブロックへ供給するボイラ給水に流量差が生じないようにしたことを発明の基本構成とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、廃熱ボイラをテールエンド型廃熱ボイラとすると共に、節炭器を構成する各ブロックに飛灰除去用のハンマーリング装置を夫々設ける構成としたものである。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、流量コントローラにより両給水供給路に設けた給水制御弁が同時に全閉されないようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、流量コントローラにより両給水供給路の給水流量を比較し、給水流量の少ない方の給水供給路の給水流量制御弁が全開でない場合にはこれを開放方向に作動させ、また、全開の場合には給水流量の多い方の給水供給路の給水流量制御弁を閉鎖方向に作動させる構成としたものである。
本願発明では、二つのブロックから成る節炭器を使用する廃熱ボイラであっても、各ブロックへ供給されるボイラ給水ポンプからのボイラ給水が常に等流量に制御されることになり、所謂両ブロックの入口側へ流入するボイラ給水Wに偏流が生じない。
その結果、両ブロックの出口側におけるボイラ給水の温度差がほぼ零となり、両ブロックでの吸収熱量に差が生じることにより、熱吸収効率が低下すると云うことが皆無となる。
また、二つのブロックから成る節炭器を用いることにより、所謂ハンマーリング効率の低下が起らず、伝熱効率の低下や高温腐食の発生をより確実に防止することが出来る。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明に係るボイラ給水制御装置を適用したボイラの構成を示す系統図であり、図1において、1は汽水ドラム、2はごみ焼却炉の燃焼室、3は過熱器、3aは過熱器の第1ブロック、3bは過熱器の第2ブロック、4は節炭器、4aは節炭器の第1ブロック、4bは節炭器の第2ブロック、5aは第1給水制御弁、5bは第2給水制御弁、6はボイラ給水ポンプ、7は主蒸気配管、8a1は第1ブロックの入口側給水ヘッド8a2は第2ブロックの入口側給水ヘッダ、8bは節炭器出口側給水ヘッダ、9a,9bは蒸気ヘッダ、16aは第1発信器付流量計、16bは第2発信器付流量計、17は流量コントローラ、Wはボイラ給水、Gは燃焼排ガス、Sは蒸気、Bは廃熱ボイラである。
また、図1において、廃熱ボイラBの主たる構成は、節炭器4の入口側ヘッダが、節炭器の第1ブロックの入口側吸水ヘッダ8a1と第2ブロックの入口側給水ヘッダ8a2の二つに分割されている点、及び給水制御装置Cが、第1給水制御弁5a及び第2給水制御弁5bと、第1発信器付き流量計16a及び第2発信器付き流量計16bと、流量コントローラ17とから形成されている点を除いて、その他の構成は前記図3に示した従前の廃熱ボイラBの場合と同一である。
本発明に係るボイラ給水制御装置Cは、図1に示すように、ボイラ給水ポンプ6の吐出口側に分岐状に接続した第1発信器付き流量計16a及び第2発信器付き流量計16bと、第1発信器付き流量計16aの出口側と節炭器の第1ブロックの入口側給水ヘッド8a1との間の給水流路に介設した第1給水制御弁5aと、第2発信器付き流量計16bの出口側と節炭器の第2ブロックの入口側給水ヘッド8a1との間の給水流路に介設した第2給水制御弁5bと、前記両発信器付き流量計16a,16bからの流量測定信号g1,g2が入力されると共に、当該流量信号g1,g2に基づいて前記第1給水制御弁5a及び第2給水制御弁5bの開度を開度制御信号v1,v2を介して調整して、節炭器入口側の第1ブロックの入口側給水ヘッダ8a1と第2ブロック入口側給水ヘッダ8a2へのボイラ給水Wの流入量を同じ流量に制御する流量コントローラ17とから構成されている。
図2は、本発明に係るボイラ給水制御装置の流量コントローラ17における流量制御の説明図であり、図2に於いて、Faは節炭器4の第1ブロック4a側の給水流量(即ち、第1発信器付き流量計16aの流量測定値)であり、Fbは節炭器4の第2ブロック4b側の給水流量(即ち、第2発信器付き流量計16bの流量測定値)である。
また、Vaは第1給水制御弁5aの弁開度であり、Vbは第2給水制御弁5bの弁開度である。
図2を参照して、先ず、両発信器付き流量計16a,16bから給水流量Fa、Fbの検出信号g1,g2が流量コントローラ17へ入力され、ステップS1で両者が比較される。
そして両流量計16a,16bの計測値がFa<Fbの関係にあれば、プロセスはステップS3へ移行し、逆にFa<Fbの関係になければ、ステップS2へ移行し、Fa>Fbの関係が成立するか否かが判断される。
前記ステップS3では、第1給水制御弁5aの弁開度Vaが判定され、弁開度Vaが100%でないときは開度制御信号v1を介して第1給水制御弁5aを開方向に作動させ、その弁開度Vaを上昇させる。
また、逆に、弁開度Vaが100%(全開)のときには、開度制御信号v2を介して第2給水制御弁5bを閉方向に作動させ、その弁開度Vbを下げる。
上記の弁開度制御により、Fa<Fbの関係がFa=Fbの方向に修正される。
ステップS2に於いてFa>Fbの関係が成立している制御はステップS4へ移行し、第2給水制御弁5bの弁開度Vbが100%か否かが判断される。
そして、第2給水制御弁5bの弁開度Vbが100%(全開状態)であれば、第1給水制御弁5aを閉方向に作動させ、その弁開度Vaを下げる。また、逆に弁開度が100%でないときは、第2給水制御弁5bを開方向に作動させ、その弁開度Vbを上げる。
上記の制御プロセスにより、両給水流量Fa,Fbの関係がFa>Fbのときに、これがFa=Fbの方向に修正させることとなる。
流量コントローラ17では、上記の如き制御プロセスが連続的に行われ、第1給水制御弁5a及び第2給水制御弁5bを流れる給水流量Fa・Fbが、自動的に常にFa=Fbの関係に保持されることとなる。
同一の構成を具備する二つのブロックから成る節炭器を備えた廃熱ボイラBについて、本発明を適用した場合(図1の場合)と本発明を適用しない場合(図2の場合)について、節炭器4の第1ブロック4aと第2ブロック4bの出口側給水Wの温度差を測定した。
その結果、本発明を適用しない場合には、約30℃の温度差が発生する場合があるのに対して、本発明を適用した場合、前記温度差が約0℃となった。
本発明に係るボイラ給水制御装置は、テールエンド型廃熱ボイラを含めて、分割型の節炭器を用いたあらゆる型式のボイラに適用できるものである。
ボイラ給水制御装置を適用したボイラの構成を示す系統図である。 ボイラ給水制御装置の流量コントローラにおける流量制御の説明図である。 従前のテールエンド型廃熱ボイラの基本構成を示す系統図である。 従前のテールエンド型廃熱ボイラの一例を示すものである。
符号の説明
A・・ごみ焼却炉
B・・廃熱ボイラ
G・・燃焼排ガス
W・・ボイラ給水
S・・蒸気
C・・給水制御装置
Fa,Fb・・流量計測値
Va,Vb・・給水制御弁の弁開度
1,g2・・流量計側信号
1,v2・・開度制御信号
1・・汽水ドラム
2・・燃焼室
3・・過熱器
3a・・第1ブロック
3b・・第2ブロック
4・・節炭器
4a・・第1ブロック
4b・・第2ブロック
5・・給水制御弁
5a・・第1給水制御弁
5b・・第2給水制御弁
6・・ボイラ給水ポンプ
7・・主蒸気配管
8a1・・第1ブロックの入口側給水ヘッダ
8a2・・第2ブロックの入口側給水ヘッダ
8a,8b・・節炭器給水ヘッダ
9a,9b・・蒸気ヘッダ
10・・水平ガス通路部
11・・蒸発器
12・・空気予熱器
13・・水冷管壁
14・・ハンマリング装置
15・・蒸気タービン発電機
16a・・第1発信器付き流量計
16b・・第2発信器付き流量計
17・・流量コントローラ

Claims (4)

  1. 燃焼排ガスの流通方向と直交方向に並列状に配置した二つのブロックから成る節炭器を備えた廃熱ボイラのボイラ給水制御装置において、前記二つのフロックの各給水入口側へ発信器付き流量計と給水制御弁を通してボイラ給水ポンプからのボイラ給水を供給する二つの給水供給路と,前記両給水供給路の発信器付き流量計から流量計測信号が入力されると共に当該入力された両流量計側信号に基づいて両給水供給路の給水制御弁へ開度制御信号を発信する流量コントローラとから成り、流量コントローラによる両給水制御弁の開度調整により、前記各ブロックへ供給するボイラ給水に流量差が生じない構成としたことを特徴とするボイラ給水制御装置。
  2. 廃熱ボイラをテールエンド型廃熱ボイラとすると共に、節炭器を構成する各ブロックに飛灰除去用のハンマーリング装置を夫々設ける構成とした請求項1に記載のボイラ給水制御装置。
  3. 流量コントローラにより両給水供給路に設けた給水制御弁が同時に全閉されないようにした請求項1に記載のボイラ給水制御装置。
  4. 流量コントローラにより両給水供給路の給水流量を比較し、給水流量の少ない方の給水供給路の給水流量制御弁が全開でない場合にはこれを開放方向に作動させ、また、全開の場合には給水流量の多い方の給水供給路の給水流量制御弁を閉鎖方向に作動させる構成とした請求項1に記載のボイラ給水制御装置。
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