JP2004299413A - 印刷用ポンプ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 印刷用ポンプ装置のステッピングモータSPの回転を制御することにより印刷用ポンプIPからのインキ供給量又は湿し水供給量をそれぞれ制御する印刷用ポンプ制御装置であって、印刷用ポンプ装置SP,IPが複数集まってなるグループ毎に設けられたローカルCPU24をそなえ、ローカルCPU24は、印刷速度に関するポンプ速度データと画線率データに基づくカラム調整データとを通信データとして受信して、この通信データに基づいて上記の各ステッピングモータSPの回転を制御する。
【選択図】 図1
Description
図7は輪転印刷機の代表的な例である新聞輪転機の全体配置の例を示す。この新聞輪転機1では、給紙装置5から供給されるウエブ8が、印刷装置2,3,4を通って印刷を施された後、折機7に導入され折り・断裁を行なわれ、計数・梱包システムへ排出されるようになっている。
しかし、後者のように、折機にパルス出力部18を設ける場合、複数の印刷装置と複数の折機との間に切換装置を設けてこの切換装置によって各印刷装置をどの折機(7a,7b,・・7f)と接続するかを切り換える必要があり、このように切換装置を経由させると制御系の信号にノイズが入り込む原因になる。
また、同じ画線率であっても機械速度変化度合い(印刷速度の変化度合い)に応じて出力パルス数を変えるような制御をすることは困難であり、機械速度の増速時はインキが不足気味となる状態を招き、減速時はインキが余り気味になる状態を招いてしまう。
本発明は、上述の課題に鑑み創案されたもので、コスト増を抑えながら制御系の信号へノイズが極力入りこまないようにするとともに、機械速度の変動に対してもインキ供給量や湿し水供給量を適切に制御することができるようにした、印刷用ポンプ制御装置を提供することを目的とする。
まず、本発明の第1実施形態について説明すると、図1〜図5は本発明の第1実施形態としてのインキポンプ制御装置(印刷用ポンプ制御装置)を示すもので、図1はそのシステム構成図、図2はその要部システム構成図、図3はその制御にかかるデータ構成図、図4はその制御にかかる印刷速度に対するポンプ速度の関係を示す図、図5はその制御を説明するフローチャートである。
また、外部から入力する折機の速度データ(印刷速度データ)Vは、各折機7に指示される速度値(デジタル値又はアナログ値)をマスタCPU21でデータ化して輪転印刷機の各種制御に使用するものを、各リモートCPU23にも送るようにしているものである。
ここで、各インキポンプブロックIPBの構成を説明すると、図2に示すように、インキポンプブロックIPBには、印刷する頁(ここでは、1頁〜k頁あるものとする)に対応するようにして複数(k個)のローカルコントロールユニットLCU1 〜LCUk (各ローカルコントロールユニットを区別しない場合はLCUと表記する)がそなえられる。
なお、アドレスは、図3(A)に示すように各印刷胴の各頁毎に親アドレスを取り、頁内の各インクポンプに対して図3(B)に示すように子アドレスを取っている。また、各アドレスのデータ(フレーム)には、各印刷胴1〜nのポンプ速度v1 〜vn が入っているが、カラム調整データAについては該当アドレスのデータのみが入っていて他のアドレスのデータは入っていない。
まず、リモートCPUでは、データ作成を行なう(ステップS10)。つまり、リモートCPUでは、各印刷胴1〜nを接続する折機7に応じた指定のデータと、印刷速度データ(V1 ,V2 ,・・,Vf )と、画線率データに基づくカラム調整プリセットデータと、オペレータの操作によるカラム微調データとを外部から取り込み、印刷速度データ(V1 ,V2 ,・・,Vf )は印刷速度に対応させるポンプ速度データ(v1 ,v2 ,・・,vf )に変換し、カラム調整プリセットデータとカラム微調データとは両方の値を加減算したカラム調整データ(A111,A112,・・,AnkN)に変換する。
ここで、vはポンプ速度データ、vMAX はポンプ速度データの最大値、Aはカラム調整データ、AMAX はカラム調整データの最大値、Cはステッピングモータの必要最大回転速度である。ローカルCPUは自アドレスのデータを受信完了すると受信応答を通信バスに送出する(ステップS110)。
なお、ローカルコントロールユニットLCUでは、次の受信データが自アドレスのものでない場合には、自胴のポンプ速度データvのみ取り込み、式(1)中の(A/AMAX )の値は自アドレス用として受信したカラム調整データの最新値を保持したままで、(1)式により回転速度Pを求め、この回転速度Pに基づいてステッピングモータSPを駆動する。即ち、速度修正は常に行なうが、カラム調整は自アドレスのデータが来た時だけ行なう。
そして、リモートCPUはデータの送信が進み、応答受信(ステップS30)に基づいて、全てのアドレスのデータ送信を確認できたら(ステップS40)、再び最初のアドレスのデータから送信を始め、これを繰り返す。受信応答が無い場合はアラームを出しつつ、データ送信を繰り返す。なお、通信異常が有ったら(ステップS50)、異常アラームを発生させる(ステップS60)。
加えて、全てのデータに各度胴のポンプ速度(v1 〜vf )が有り、外部からの選択指定によって印刷胴毎に異なる速度で運転することも容易にできるので、シャフトレス輪転機への対応が容易である効果がある。
また、外部からの画線率データによるカラム調整プリセットデータを入力するようにしているが、このカラム調整プリセットデータは、印刷開始前にオペレータにより入力されるカラム調整データであってもよい。
つまり、折機の速度データからポンプ速度データへの変換を単純比例でない非線形の関数を用いるようにすることが考えられ、このような構成にすることによっても、ポンプ速度をより適切に制御することができるようになる。
特に、印刷ユニット毎に設けたリモートCPUは、入出力をデジタルデータにしているので、上述したように変換関数を容易に付加できる利点がある。また、上述していないが、カラム調整データも入力データに対し出力データを隣接データとの差の影響を配慮し変換することなどが容易にできる。このように容易に変換関数を設定できるので、上述の効果に加えて、印刷機の特性に応じた関数を設定し、印刷品質の向上や、早期安定化による損紙の低減を行なうこともできる。
リモートCPUでは、データ作成(ステップS10)、データ送信(ステップS20)を行ない、データの送信が進み応答受信(ステップS30)を受けている際、カラム微調値に変動が有ったか否かの判定(ステップS32)に基づいて、カラム微調値に変動が有った場合(途中でカラム微調が行われた場合)には、リモートCPUから送信するデータを送信順序を無視して割り込ませ、カラム微調値に変動が有った親アドレスのデータを送信する(ステップS34)。これ以外は、第1実施形態と同様に動作する。
なお、本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施しうるものである。
また、上記の実施形態の一部のみを利用してもよく、上記の実施形態の各部構成を部分的に組み合わせて構成してもよい。
さらに、各折機に応じた指定のデータ,各印刷装置に関連する折機の速度データ,カラム調整プリセットデータ,カラム微調データをリモートCPUに入力し、リモートCPUによりこれらのデータからポンプ速度データ,カラム調整データを作成し、各印刷装置や各印刷用ポンプ装置のアドレス毎にデータを送信する構成のみを適用してもよい。
2 表裏1色刷ユニット
3 表裏4色刷ユニット
4 表4色,裏2色刷ユニット
5 給紙装置
7 折機
8 ウエブ
9 インキポンプユニット(IPU)
10 インキローラ群
11 版胴
12 ブランケット胴
13 インキレール
14 ホース
15 インキポンプ
16 ステッピングモータ
17 インキ供給配管
18 パルス出力部
21 マスタCPU
22,221 〜22m 印刷ユニット制御装置
23 リモートCPU
24,2411〜241k,・・・,24n1〜24nk ローカルCPU
24A 制御回路
25,251 〜25N インキポンプ装置
EX,EX1 〜EXN 励磁信号出力部
IP,IP1 〜IPN インキポンプ
IPB,IPB1 〜IPBn インキポンプブロック
LCU,LCU1 〜LCUk ローカルコントロールユニット
MD,MD1 〜MDN モータドライバ
SP,SP1 〜SPN ステッピングモータ
Claims (2)
- 印刷機の印刷装置に備えられステッピングモータと該ステッピングモータにより駆動される印刷用ポンプとからなる複数の印刷用ポンプ装置に対して、該ステッピングモータの回転を制御することにより該印刷用ポンプからのインキ供給量又は湿し水供給量をそれぞれ制御する印刷用ポンプ制御装置であって、
上記印刷用ポンプ装置が複数集まってなるグループ毎に設けられたローカルCPUをそなえ、
上記の各ローカルCPUは、いずれも、印刷速度に関するポンプ速度データと画線率データに基づくカラム調整データとを通信データとして受信して、該通信データに基づいて上記の各ステッピングモータの回転を制御する
ことを特徴とする、印刷用ポンプ制御装置。 - 該ローカルCPUは、それぞれアドレスを与えられ、
該アドレス毎に該通信データを送信するリモートCPUをそなえ、
該ローカルCPUは、該リモートCPUから送信されるデータを受信し、送信された該データが自アドレスのデータのときは該当するポンプ速度データと各カラム調整データを取り込み、各ポンプを取り込んだデータに基づいてポンプを回転させ、送信された該データが自アドレスのデータでないときは該当するポンプ速度データのみを取り込み、カラム調整データは前回と同じとみなして各ポンプを回転させるよう制御する
ことを特徴とする、請求項1記載の印刷用ポンプ制御装置。
Priority Applications (1)
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JP2004226075A JP3881993B2 (ja) | 2004-08-02 | 2004-08-02 | 印刷用ポンプ制御装置 |
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JP33643899A Division JP3746649B2 (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 印刷用ポンプ制御装置 |
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JP2009181387A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Seiko Epson Corp | 記録システム、記録装置及び記録装置における記録方法 |
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