JP2004298040A - 田植機 - Google Patents

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JP2004298040A
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Yoshiaki Sonoda
義昭 園田
Tetsuya Matsumura
哲也 松村
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Abstract

【課題】肥料繰り出し装置からの肥料をブロワ54からの搬送風によって作溝施肥具に供給するように構成した田植機において、エンジン排熱を利用して温度上昇させた搬送風を、肥料供給管路に熱変形を起こすなどの温度障害が発生しない状態にして構造簡単に供給できるようにし、かつ、吸気ダクトの浸水を回避しやすいようにする。
【解決手段】ブロワ54の吸気部54aに接続している吸気ダクト55の吸気口55aを、エンジン排気マフラー11aの近くに配置するとともに車体内向きに開口させてある。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自走車体に肥料繰り出し装置を設けるとともに、前記肥料繰り出し装置からの肥料をブロワからの搬送風によって作溝施肥具に供給するように構成した田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記田植機にあっては、肥料繰出し装置から作溝施肥具に肥料供給する経路であるとか肥料が湿気ると、肥料が付着して搬送不良や詰まりが発生しやすくなる。
このため、従来、たとえば特許文献1に示されるように、エンジン排気マフラー5の外周に設けた高温空気取り込みカバー6aを高温空気吸引管6によってブロワ3の空気取込口3bに接続し、排気マフラー5の周囲の高温空気をブロワ3によって吸引させて肥料搬送風を発生させるようになったものがあった。すなわち、外気より温度の高い肥料搬送風が供給され、肥料搬送風によって肥料や肥料供給路の乾燥を図れるものがあった。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−45017号公報 ( 段落番号〔0007〕、〔0009〕、図2、図4 )
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した田植機にあっては、作溝施肥具に至る肥料供給路を屈曲が可能なように樹脂ホースで構成されることがあり、供給される肥料搬送風があまり高温であると、肥料供給路が軟弱化するとか変形するなどのトラブルが発生しやすくなる。
このため、上記した従来の送風構成を採用して田植機を構成した場合、高温空気取り込みカバーに流量調整弁を備えた外気取込管を接続して外気を高温空気に混入させるなど、ブロワに吸引される空気を高温になり過ぎないように温度調節する手段を設ける必要があり、構造面やコスト面で不利になっていた。また、設置スペースの関係から空気取り込みカバーをあまり大きくできず、殊に植付け条数が多い場合、肥料搬送風の供給量不足が発生しやすくなっていた。
【0005】
本発明の目的は、エンジン排熱を利用して温度上昇させた肥料搬送風を、温度によるトラブルや供給量不足が発生しにくいようにして供給できながら構造面やコスト面で有利に得られ、さらには、吸気ダクトの入水トラブルも回避しやすい田植機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0007】
〔構成〕
自走車体に肥料繰り出し装置を設けるとともに、前記肥料繰り出し装置からの肥料をブロワからの搬送風によって作溝施肥具に供給するように構成した田植機において、前記ブロワの吸気部に連通している吸気ダクトの吸気口を、エンジン排気マフラーの近くに配置するとともに車体内向きに開口させてある。
【0008】
〔作用〕
エンジン排気マフラーの周囲で加熱されて昇温した空気が排気マフラーの近くで吸気ダクトに流入してブロワに吸引されて肥料搬送風を発生させるものである。これにより、マフラーによる加熱で高温になった空気が吸気ダクトの吸気口周辺で充分な量の空気と混合して吸引されて肥料搬送風になり、肥料供給路が軟弱化するなどの悪影響を及ぼしにくい温度になって、植付け条数が多くても供給不足が生じにくい風量で供給される。
【0009】
吸気ダクトの吸気口が車体内向きに開口しているものだから、洗車時など水が車体の外側から内向きに飛散しても吸気ダクトの内部には入りにくくなる。
【0010】
〔効果〕
従って、エンジン排熱を利用して温度上昇させた肥料搬送風を供給して肥料供給路などの乾燥を図りながら、かつ、肥料搬送風が高温になり過ぎるとか不足することを回避し、肥料供給路が軟弱化するとか肥料が作溝施肥具に届きにくくなるなどのトラブルを発生しにくくしながら施肥作業できる。さらには、吸気ダクトに水が入りこみにくくて吸気ダクトやブロワが傷むとか故障しにくいように耐久性の富んだものになる。しかも、吸気ダクトの吸気口をマフラーの近くに車体内向きに開口させて配置するだけで済んで構造簡単かつ安価に得られる。
【0011】
請求項2による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0012】
〔構成〕
請求項1による発明の構成において、前記吸気口が、エンジン出力を変速して走行車輪に伝達する静油圧式無段変速装置に向かっている。
【0013】
〔作用〕
吸気口が静油圧式無段変速装置に向かっているものだから、静油圧式無段変速装置の周囲の空気が吸気ダクトに吸引され、無段変速装置のために温度上昇した空気がブロワに吸引されるとか、無段変速装置の周囲の空気が流動しやすくなって無段変速装置の空冷が行なわれやすくなる。
【0014】
〔効果〕
従って、エンジン排熱によって温度上昇した肥料搬送風を発生させる構成を無段変速装置の空冷を促進させる手段に利用して無段変速装置の昇温防止を安価にできる。無段変速装置で発生した熱も利用して温度上昇した肥料搬送風を供給できる。
【0015】
請求項3による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0016】
〔構成〕
請求項2による発明の構成において、前記吸気口を、前記静油圧式無段変速装置が備えている冷却ファンの風下側に配置してある。
【0017】
〔作用〕
無段変速装置を冷却した空気が、冷却ファンによる送風のために冷却ファンから流動しながら吸気口に至り、吸気口から吸気ダクトに吸引されるものだから、無段変速装置を冷却して温度上昇した空気が吸気ダクトに効率よく取り込まれ、無段変速装置のために温度上昇した空気が搬送風に効率よく使用されやすくなり、かつ、無段変速装置の冷却風が流れやくすくなって無段変速装置の冷却が効率よく行なわれやすくなる。
【0018】
〔効果〕
従って、無段変速装置のために温度上昇した空気も有効に利用して温度上昇した肥料搬送風を得られ、かつ、エンジン排熱を利用して温度上昇した肥料搬送風を得る構成を無段変速装置の冷却促進手段に利用して無段変速装置の効率より昇温防止を安価にできる。
【0019】
請求項4による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0020】
〔構成〕
請求項1〜3のいずれか1項による発明の構成において、前記ブロワの吸気部と前記吸気ダクトが、吸気ダクトより軟質の接続ダクトで接続されている。
【0021】
〔作用〕
吸気ダクトを走行振動に起因する歪みなどが発生しにくいように比較的硬質なダクトにしても、吸気ダクトやブロワの製作や組み付け誤差に起因して吸気ダクトとブロワの位置関係に変化や歪みがあっても、接続ダクトの屈曲や弾性変形によって吸収させて接続できる。
【0022】
〔効果〕
従って、吸気ダクトの歪みなどを回避しやすい割には、吸気ダクトとブロワの位置関係に変化や歪みがあっても、接続ダクトの屈曲や弾性変形によって吸収させて確実に接続するとか容易に接続作業できる。
【0023】
請求項5による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0024】
〔構成〕
請求項1〜4のいずれか1項による発明の構成において、前記吸気ダクトの吸気口を、前記ブロワの吸気部より低い配置レベルに配置してある。
【0025】
〔作用〕
吸気ダクトの吸気口に水が入り込むことがあっても、その吸気口をブロワの吸気部より低い配置レベルに位置していることによってブロワに流入しにくくなる。
【0026】
〔効果〕
従って、吸気ダクトの吸気口に水が入ったとしても、ブロワには流入しにくくて故障が発生しにくくなる。
【0027】
請求項6による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0028】
〔構成〕
請求項1〜5のいずれか1項による発明の構成において、前記ブロワからの肥料搬送風を車体横方向に並ぶ複数の肥料繰り出し装置に分配供給する送風管を、前記複数の肥料繰り出し装置のうちの車体左側に位置する複数の肥料繰り出し装置それぞれの搬送風供給口に接続するとともに単一管材で成る一本の分割送風管と、前記複数の肥料繰り出し装置のうちの車体右側に位置する複数の肥料繰り出し装置それぞれの搬送風供給口に接続するとともに単一管材で成る一本の分割送風管と、前記左右一対の分割送風管の一端部どうしにわたって連結してブロワからの肥料搬送風を左右一対の分割送風管に分配する分配供給管に分割自在に構成してある。
【0029】
〔作用〕
送風管の清掃などのメンテナンスを行なう際、左右の分割送風管と分配供給管に分解し脱着するとか清掃する方法を採用し、各分割送風管と分配供給管が接続し合った長尺状態のままにして行なうよりも、容易に取り扱いながら行なえる。
【0030】
〔効果〕
送風管を清掃するなどのメンテナンス作業を行なうに当たり、左右の分割送風管と分配供給管に分解して脱着するとか清掃する方法を採用し、それらを容易に取り扱って能率よくかつ仕上がりの良い状態にできる。
【0031】
請求項7による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0032】
〔構成〕
請求項6による発明の構成において、前記左右一対の分割送風管に、前記分配供給管からの肥料搬送風を前記搬送風供給口に流入するように案内する整流部を一体成形してある。
【0033】
〔作用〕
分配供給管から分割送風管に流入した肥料搬送風が整流部によって搬送風供給口に案内され、複数の搬送風供給口が分割送風管の長手方向に並んでいる割には、肥料搬送風が流入しない搬送風供給口ができるとか、搬送風供給口によって流入風量が大きく異なる事態が発生しないように、肥料搬送風が複数の肥料供給口に対して適切に分散して極力均等に流入しやすくなるものである。
しかも、分割送風管に整流部を一体成形したものだから、分割送風管は整流部が一体部品になった簡素な送風管になる。
【0034】
〔効果〕
従って、肥料搬送風が複数の搬送風供給口に対して極力均等に供給され、施肥箇所によって肥料が届きにくくなるなどの施肥不良が発生しにくくなる。しかも、分割送風管を整流部が一体部品になった簡素な送風管にして重量面や経済面で有利に得られる。
【0035】
請求項8による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0036】
〔構成〕
請求項6又は7による発明の構成において、前記左右一対の分割送風管を、入れ替え可能なように同一仕様に構成してある。
【0037】
〔作用〕
左用と右用の2種類の分割送風管を作製しなくとも、1種類の分割送風管を作製して2本を組み付けることにより、全ての肥料繰り出し装置に肥料搬送風を適切に供給できるものである。
【0038】
〔効果〕
従って、1種類の分割送風管を作製するだけで済んで安価に得られる。
【0039】
請求項9による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0040】
〔構成〕
請求項1〜8のいずれか1項による発明の構成において、前記左右一対の分割送風管を、前記搬送風供給口の脱着に伴って弾性変形するように軟質管で構成してある。
【0041】
〔作用〕
分割送風管と搬送風供給口が接続し合うと、シールの良い状態で接続し合って肥料搬送風が外部に漏れで出なくて搬送風供給口に流入する状態になるようにしても、清掃などのために分割送風管と搬送風供給口を分離させるとか接続し直す際、分割送風管が弾性変形しながら分離するとか接続し、シールを解除するとか施す特別な手間を掛けなくとも分離するとか、シールのよい接続状態に戻るものである。
【0042】
〔効果〕
従って、肥料搬送風が外部に漏れ出にくいように搬送風供給口に供給されて肥料供給を精度よく行なえるものを、清掃などを行なうに当たり、シールを解除するとか施す手間を掛けないで容易に分割送風管と搬送風供給口を脱着させて、能率よくできる状態に得られる。
【0043】
請求項10による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0044】
〔構成〕
請求項1〜9のいずれか1項による発明の構成において、前記肥料繰り出し装置の肥料送出筒の内周面形状を、直筒外周面形状にしてある。
【0045】
〔作用〕
肥料繰り出し装置にあっては、肥料送出筒に肥料搬送風が供給され、この肥料搬送風と共に肥料を肥料送出筒から送出す。肥料送出筒の内周面形状を直筒外周面形状にしてあるものだから、肥料搬送風は、肥料送出筒による流動抵抗を受けにくくて肥料送出筒の内部をスムーズに流動して肥料を肥料送出筒に滞留しないように円滑に送り出していく。
【0046】
〔効果〕
従って、肥料繰り出し装置での肥料搬送風による肥料の送り出しがスムーズに行なわれ、肥料が作溝施肥具にスムーズに供給されて詰まりや施肥ムラが発生しにくくなる。
【0047】
請求項11による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0048】
〔構成〕
請求項1〜10のいずれか1項による発明の構成において、前記作溝施肥具に接続している肥料供給管の吐出口を、作溝施肥具内の肥料詰まりセンサーに向けて肥料吐出するように開口させてある。
【0049】
〔作用〕
肥料供給管から作溝施肥具に吐出される肥料が、肥料詰まりセンサーに向けて吐出され、詰まりセンサーに肥料が付着していても、付着力の強さによっては、詰まりセンサーから分離させてしまう。
【0050】
〔効果〕
従って、詰まりセンサーに肥料が付着したことに起因して詰まりが発生することを極力回避し、詰まり発生に起因する作業の中断を回避して能率よく作業できる。
【0051】
【発明の実施の形態】
図1,2に示すように、左右一対の操向操作および駆動自在な前車輪1、左右一対の駆動自在な後車輪2、エンジン11を有した原動部10の両横側方に位置する予備苗収容装置3、運転座席4を有した運転部を備えた自走車体の車体フレーム5の後部に、リフトシリンダ7を備えたリンク機構6を介して苗植付装置20を連結するとともに、前記エンジン11からの駆動力を、回転軸8を介して苗植付装置20に伝達するように構成し、自走車体の運転座席4の後側近くに、肥料タンク31が付いている施肥装置30を設けて、施肥装置付きの乗用型田植機を構成してある。
【0052】
すなわち、リフトシリンダ7を操作すると、このリフトシリンダ7がリンク機構6を車体フレーム5に対して上下に揺動操作することにより、苗植付装置20を接地フロート21が圃場面上に接地した下降作業状態と、接地フロート21が圃場面から上方に高く上昇した非作業状態とに昇降操作する。苗植付装置20を下降作業状態にして自走車体を走行させると、苗植付装置20の機体横方向に並んでいる複数個の苗植付機構22が、この苗植付機構22の苗植え運動に連動して機体横方向に往復移送される苗載せ台25に載置されているマット状苗の下端部から一株分のブロック苗を切断して取り出し、圃場面に下降して植付けていく。これとともに、施肥装置30により、肥料タンク31に貯留されている粒状の肥料を各苗植付機構22による植付け苗の横側近くで圃場に供給していくようになっている。
【0053】
図3,5に示すように、施肥装置30は、車体フレーム5の左右一対のメインフレーム5aに左右一対のブロワ支持板12、支柱13などを介して連結している施肥フレーム14の車体横方向での複数箇所に取付けた肥料繰り出し装置40、この複数個の肥料繰り出し装置40の上端部に対して複数の漏斗型底部が各別に連通している前記肥料タンク31、前記複数個の肥料繰り出し装置40それぞれの下部に位置する左右一対の車体後方向きの肥料送出筒41の両方又は一方から苗植付装置20まで延出している図1の如き肥料供給管路32、エンジン11からの駆動力を後輪伝動ケース9に伝達するように自走車体に設けた回転軸15の駆動力を各肥料繰り出し装置40を駆動する繰り出し駆動装置Dを備えて構成してある。
【0054】
図1に示すように、前記複数の肥料供給管路32の苗植付装置20に至っている端部は、各苗植付機構22による苗植付け箇所の横側付近に一個ずつ位置するように配置して接地フロート21に取付けた複数個の作溝施肥具26に各別に連通させてある。各肥料供給管路32は、苗植付装置20が昇降されるに伴って屈曲して苗植付装置20の昇降を可能にするように可撓性を備えた樹脂ホース32a、この樹脂ホース32aを作溝施肥具26に接続している樹脂管で成る肥料供給管32bを備えて構成してある。
【0055】
図3,4,6に示すように、前記複数の肥料繰り出し装置40それぞれの下部に位置する左右一対の車体前方向きの搬送風供給口48に対して連通している車体横向きの1本の送風管50、この送風管50の長手方向での中央部に吐出部54bが連通するように構成して前記左右一対のブロワ支持板12にわたって支持させた電動ブロワ54、この電動ブロワ54の車体横外向きの吸気部54aに対して接続ダクト56によって基端側が接続し、先端側が原動部11に位置している吸気ダクト55を備えて搬送風供給装置を構成してある。
【0056】
図1,4に示すように、吸気ダクト55は、車体側面視で先端側がほぼ水平になり、基端側が車体後方側に至るほど高レベルに位置する後上がり傾斜になるように、かつ、車体上下方向視で基端側が車体前後方向に沿い、先端側が車体前方側に至るほど車体横外側に位置する前横外向き傾斜になるように屈曲成形した樹脂製の円形管で構成し、運転部床の下方を車体前後方向に通るように配置して、かつ、基端側の開口が前記接続ダクト56によって前記ブロワ54の吸気部54aに連通されるようにして、さらに、先端側の吸気口55aがブロワ54の吸気部54aの配置レベルより低い配置レベルに位置するようにして車体フレーム5に組み付けてある。吸気ダクト55の前記吸気口55aは、原動部11に位置するエンジン排気マフラー11aの車体後側の近くに車体内向きに開口するようにして配置してある。この吸気ダクト55の吸気口55aは、さらに、エンジン11の後方に位置している静油圧式無段変速装置16が備えている冷却ファン17の風下側にその静油圧式無段変速装置16に向かって開口するようにして配置してある。
【0057】
前記静油圧式無段変速装置16は、エンジン11の出力軸に対して伝動ベルト18を介して入力軸16aが連動している可変容量形のアキシャルプランジャ形油圧ポンプ(図示せず)、および、この油圧ポンプからの圧油によって駆動される油圧モータ(図示せず)を備えて成り、エンジン11からの駆動力を前進側と後進側に切り換えて、前進側においても後進側においても無段階に変速してミッションケース19の内部に位置する走行用ミッション(図示せず)に伝達してこの走行用ミッションから前後輪1,2に伝達するようになっている。また、前記入力軸16aに一体回動自在に付いている前記冷却ファン17は、無段変速装置16のケーシングを車体横方向に沿って吸気ダクト55の前記吸気口55aの方に向けて流れる冷却風を発生させることにより、無段変速装置16の空冷を図るようになっている。
これにより、搬送風供給装置は、エンジン排気マフラー11aのために温度上昇した空気、静油圧式無段変速装置16のために温度上昇した空気を、冷却ファン17による送風力を送り込みに利用して、この送り込みと、ブロワ54による吸引力とによって、吸気ダクト55の吸気口55aの付近に位置する空気と混合させながら吸気ダクト55に取り込んでこの吸気ダクト55からブロワ54に吸引させ、このブロワ54によって常温の空気よりも温度が高い肥料搬送風を発生させ、この肥料搬送風を吐出部から送風管50に供給し、この送風管50によって各肥料繰り出し装置40の搬送風供給口48に分配して供給し、各搬送風供給口48からこれに連通している前記肥料送出筒41に送り込むようになっている。
【0058】
つまり、施肥装置30は、次の如く施肥作業するようになっている。
すなわち、前記繰り出し駆動装置Dによって前記回転軸15からの駆動力で全ての肥料繰り出し装置40の肥料繰り出しロール42を駆動する。そして、各肥料繰り出し装置40において、肥料繰り出しロール42により、この肥料繰り出しロール42の周面に設けてある繰り出し凹部(図示せず)の容積と、肥料繰り出しロール42の駆動回転数によって決まる単位時間当たりの設定繰り出し量で粒状肥料を肥料タンク31から各肥料送出筒41に繰り出し、この繰り出し肥料を、前記搬送風供給装置の送風管50からの肥料搬送風によって肥料送出筒41から肥料供給管路32を通して作溝施肥具26に供給し、この作溝施肥具26が圃場の泥土部の植付け苗の横側に作成した溝内に肥料を落下させるようになっている。そして、常温の空気より温度が高い肥料搬送風によって肥料や肥料供給路32の乾燥を図りながら施肥するようになっている。
【0059】
前記吸気ダクト55の基端側をブロワ54に接続している前記接続ダクト56は、吸気ダクト55より軟質のダクトに構成してある。すなわち、吸気ダクト55とブロワの位置関係に変化や歪みがあっても、接続ダクト56の屈曲や弾性変形によって吸収させて接続できるようになっている。
【0060】
図3に示すように、前記送風管50は、この送風管50の一端側を構成する分割送風管60、送風管50の他端側を構成する分割送風管60、この左右一対の分割送風管60とは別部品に作製した分配供給管70を備えて構成してある。
【0061】
前記一対の分割送風管60の一方60は、この分割送風管60の長手方向に並んでいる図7の如き複数個の接続孔61で、前記複数の肥料繰り出し装置40のうちの半数の複数の肥料繰り出し装置40であって、車体左側に位置する方の複数の肥料繰り出し装置40それぞれの前記搬送風供給口48に各別に接続している。一対の分割送風管60の他方60は、この分割送風管60の長手方向に並んでいる複数個の接続孔61で、前記複数の肥料繰り出し装置40のうちの半数の複数の肥料繰り出し装置40であって、車体右側に位置する方の複数の肥料繰り出し装置40それぞれの前記搬送風供給口48に各別に接続している。図7に示すように、左右一対の分割送風管60のそれぞれは、一端側に導入口62を備えた合成樹脂製の単一の管材で構成してある。左右一対の分割送風管60それぞれの前記接続孔61が位置する部分に、風下側ほど分割送風管60の軸芯に近づく状態に傾斜した整流面63aが管内側に有した整流部63を分割送風管60の成形時に同時に成形することによって一体成形してある。
【0062】
図7に示すように、分配供給管70は、両端側に吐出口71を備えた車体横向きの吐出管部72と、この吐出管部72の中央部から車体前方向きに延出し、延出端に導入口73を備えた導入筒部74を備えて成り、吐出筒部72で前記左右一対の分割送風管60の車体内側の端部どうしにわたって連結して、一対の吐出口71によって左右一対の分割送風管60に対して各別に連通しており、導入筒部74でブロワ54の吐出部54bに対して連結していて、導入口73によってブロワ54の吐出口に連通している。分配供給管70の吐出管部72の中央部の内部に、左右一対の傾斜ガイド面75aが付いている分流ガイド75を設けてある。
【0063】
図6に示すように、前記複数の肥料繰り出し装置40それぞれにおいて、肥料繰り出しケースのうちの肥料繰り出しロール42が収容されており、かつ、前記搬送風供給口48が備えられているロール側ケース部43を、肥料タンク31に連結しているタンク側ケース部44とは別部品に作製し、このロール側ケース部43の上端部の車体後方側に配置した取付け部43aを、タンク側ケース部44に対して車体横向きの軸芯Xまわりで回動自在に連結してあり、ロール側ケース部43は、前記軸芯Xまわりでタンク側ケース部44に対して上下に揺動開閉できるようになっている。
【0064】
前記左右一対の分割送風管60のそれぞれは、軟質管で構成してある。すなわち、各肥料繰り出し装置40の前記ロール側ケース部43が前記軸芯Xまわりでタンク側ケース部44に対して揺動開閉する際、ロール側ケース部43に付いている前記搬送風供給口48が、前記軸芯Xを中心にした円弧形の移動軌跡に沿って分割送風管60に対して車体前後方向に相対移動し、この相対移動のために分割送風管60の前記接続孔61の周辺に位置する部分に対して及ぼす操作力のために、この分割送風管60の接続孔周辺部分を弾性変形させながら接続孔61から抜け出たり、この接続孔61に入り込んだりするようになっている。
【0065】
これにより、送風管50は、ブロワ54の吐出部54bからの肥料搬送風を、分配供給管70に導入して分流ガイド部75の左右一対の傾斜ガイド面75aによって車体左側と右側に分流させるとともに向き変更させ、車体左側に分流した肥料搬送風を、左側の吐出口71から左側の分割送風管60に送り込み、車体右側に分流した肥料搬送風を、右側の吐出口71から右側の分割送風管60に送り込む。そして、左側の分割送風管60においても、右側の分割送風管60においても、分配供給管70からの肥料搬送風を複数個の搬送風供給口48に分配して供給する。このとき、分割送風管60の導入口62が位置している方から他端側に向けて分割送風管60の軸芯に沿う方向に流動してくる肥料搬送風を、整流部63の傾斜整流面63aによって車体後方向きに向き変更して搬送風供給口48に入り込むように、かつ、複数個の搬送風供給口48に極力均等に分散して流入するように案内および整流しながら各搬送風供給口48に供給する
【0066】
また、送風管50は、左右一対の分割送風管60と、分配供給管70の3つの管に分割して肥料繰り出し装置40に対して脱着できるようになっている。分割送風管60を脱着するとか、肥料繰り出し装置40の肥料繰り出しロール42を清掃や交換するなどの際、ロール側ケース部43を軸芯Xまわりでタンク側ケース部44に対して下降揺動させて開放することにより、肥料繰り出し装置44の搬送風供給口48が分割送風管60の接続孔周辺部分を弾性変形させながら分割送風管60から抜け外れて、分割送風管60を肥料繰り出し装置40から分離させるとか、肥料繰り出し装置40のロール側ケース部43の内部を開放できる。また、搬送風供給口48が分割送風管60の接続孔周辺部分を弾性変形させながら接続孔61に入り込み、分割送風管60と肥料繰り出し装置40を接続できる。このとき、分割送風管60の接続孔周辺部分が弾性復元し、分割送風管60と搬送風供給口48が密着し合った状態になり、肥料搬送風が漏れ出にくいように分割送風管60が肥料繰り出し装置40に接続した状態になる。
【0067】
前記左右一対の分割送風管60の一方の分割送風管60における前記導入口62側の端から各接続孔61までの距離、各整流部63の整流作用と、他方の分割送風管60におけるその距離および整流作用が同一になるように両分割送風管60を構成してある。すなわち、左側の分割送風管60と右側の分割送風管60を互いに入れ替えて分配供給管70に接続しても、左右側のいずれの肥料繰り出し装置40に対して、入れ替え前と同様に肥料搬送風が供給される状態で装着できるように一方の分割送風管60の仕様と、他方の分割送風管60の仕様を同一にして左右一対の分割送風管60を作製してある。
【0068】
図6に示すように、前記各肥料繰り出し装置40の前記各肥料送出筒41の内周面形状を、直筒の外周面形状にしてある。これにより、搬送風供給口48から供給された肥料搬送風は、肥料送出筒41による流動抵抗を受けにくくて肥料送出筒41の内部をスムーズに流動して肥料を肥料送出筒41に滞留しないように円滑に送り出していく。
【0069】
図8に示すように、前記肥料供給管路32の作溝施肥具26に接続している前記肥料供給管32bの開口端を、作溝施肥具26の前方側に至るほど高いレベルに位置する前上がり傾斜の状態に形成することにより、肥料供給管32bの吐出口33がやや前方向きに開口して、肥料繰り出し装置40からの肥料を、作溝施肥具26の内部の前壁に付設されている肥料詰まりセンサー37に向けて吐出し、この詰まりセンサー37に付着した肥料があれば、付着力の強さによって詰まりセンサー37から分離させながら圃場に供給していくようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】施肥装置付き乗用型田植機全体の側面図
【図2】施肥装置付き乗用型田植機全体の平面図
【図3】施肥装置の後面図
【図4】吸気ダクトの配置構造を示す平面図
【図5】施肥装置の側面図
【図6】肥料繰り出し装置の縦断側面図
【図7】送風管の断面図
【図8】作溝施肥具の縦断側面図
【符号の説明】
1,2 走行車輪
11a エンジン排気マフラー
16 静油圧式無段変速装置
17 冷却ファン
26 作溝施肥具
32b 肥料供給管
33 肥料供給管の吐出口
37 肥料詰まりセンサー
40 肥料繰り出し装置
41 肥料送出筒
48 搬送風供給口
50 送風管
54 ブロワ
55 吸気ダクト
55a 吸気ダクトの吸気口
56 接続ダクト
60 分割送風管
63 整流部
70 分配供給管

Claims (11)

  1. 自走車体に肥料繰り出し装置を設けるとともに、前記肥料繰り出し装置からの肥料をブロワからの搬送風によって作溝施肥具に供給するように構成した田植機であって、
    前記ブロワの吸気部に連通している吸気ダクトの吸気口を、エンジン排気マフラーの近くに配置するとともに車体内向きに開口させてある田植機。
  2. 前記吸気口が、エンジン出力を変速して走行車輪に伝達する静油圧式無段変速装置に向かっている請求項1記載の田植機。
  3. 前記吸気口を、前記静油圧式無段変速装置が備えている冷却ファンの風下側に配置してある請求項2記載の田植機。
  4. 前記ブロワの吸気部と前記吸気ダクトが、吸気ダクトより軟質の接続ダクトで接続されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の田植機。
  5. 前記吸気ダクトの吸気口を、前記ブロワの吸気部より低い配置レベルに配置してある請求項1〜4のいずれか1項に記載の田植機。
  6. 前記ブロワからの肥料搬送風を車体横方向に並ぶ複数の肥料繰り出し装置に分配供給する送風管を、前記複数の肥料繰り出し装置のうちの車体左側に位置する複数の肥料繰り出し装置それぞれの搬送風供給口に接続するとともに単一管材で成る一本の分割送風管と、前記複数の肥料繰り出し装置のうちの車体右側に位置する複数の肥料繰り出し装置それぞれの搬送風供給口に接続するとともに単一管材で成る一本の分割送風管と、前記左右一対の分割送風管の一端部どうしにわたって連結してブロワからの肥料搬送風を左右一対の分割送風管に分配する分配供給管に分割自在に構成してある請求項1〜5のいずれか1項に記載の田植機。
  7. 前記左右一対の分割送風管に、前記分配供給管からの肥料搬送風を前記搬送風供給口に流入するように案内する整流部を一体成形してある請求項6記載の田植機。
  8. 前記左右一対の分割送風管を、入れ替え可能なように同一仕様に構成してある請求項6又は7記載の田植機。
  9. 前記左右一対の分割送風管を、前記搬送風供給口の脱着に伴って弾性変形するように軟質管で構成してある請求項6〜8のいずれか1記載の田植機。
  10. 前記肥料繰り出し装置の肥料送出筒の内周面形状を、直筒外周面形状にしてある請求項1〜9のいずれか1項に記載の田植機。
  11. 前記作溝施肥具に接続している肥料供給管の吐出口を、作溝施肥具内の肥料詰まりセンサーに向けて肥料吐出するように開口させてある請求項1〜10のいずれか1項に記載の田植機。
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