JP2004297855A - 駆動装置およびこの駆動装置を備えた電子機器 - Google Patents

駆動装置およびこの駆動装置を備えた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】省スペース化を促進できる駆動装置およびこの駆動装置を備えた電子機器を提供すること。
【解決手段】ロータ3が配置されるステータ孔41を有するステータ部材42と、コイル5を有するコイル部材43を溶接で接合する。ステータ部材42およびコイル部材43からなるステータ4と、ロータ3とで形成される磁路の内側に作動スペース1Aを配置する。ロータ3の回動で作動部材34を回動させると、作動スペース1A内に設けられた貫通孔103を開放、遮断する。作動スペース1Aの周囲の外縁に沿ってロータ3、ステータ4、およびコイル5を分散して配置したので、スペース効率を向上させることができ、省スペース化を促進できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロータ、ステータおよびコイルを備え、ロータの回動によって被駆動体を作動する駆動装置およびこの駆動装置を備えた電子機器に関する。
【0002】
【背景技術】
ロータ、ステータ、およびコイルを備えた、いわゆる電磁モータとしては、例えばカメラのシャッタに用いられ、ロータの回動でシャッタ開口を開閉するものがある(例えば特許文献1)。このシャッタには、シャッタ基板のシャッタ開口を開放、遮蔽する板状のセクタが設けられている。セクタは、ロータの回動軸に作動部材を介して接続されており、シャッタ開口の周囲で回動軸に回動可能に支持されている。このような電磁モータのコイルに電流を流してロータを回動させると、作動部材を介してセクタが回動し、シャッタ開口上をスライドすることによって当該シャッタ開口を開放または遮断する。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−277927号公報 (第1図、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような電磁モータを利用したシャッタでは、電磁モータのロータ、ステータ、およびコイルは、シャッタ開口の外側に配置される。この時、ロータ、ステータ、およびコイルはシャッタ開口周囲の一箇所に固まって配置されており、したがって、これらの構成部品がシャッタ開口の外側で大きなスペースを占めてしまい、シャッタ全体の小型化を図ることができないという問題がある。このような問題は、シャッタに限らず、電磁モータを利用した駆動装置に共通する問題である。
【0005】
本発明の目的は、省スペース化を促進できる駆動装置およびこの駆動装置を備えた電子機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の駆動装置は、ベース部材に回動可能に支持されるロータと、ロータが配置されるステータ孔を有するステータと、このステータに設けられた磁心に巻き付けられるコイルとを備え、ロータの回動によって被駆動体が作動される作動スペースは、ステータおよびロータによって形成される環状の磁路の内側に配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、作動スペースが、ステータおよびロータで形成される環状の磁路の内側に配置されているので、ロータ、およびコイルが作動スペース外側の一箇所に固まらず、作動スペースの周囲に分散して配置可能となる。したがって、作動スペース周囲の領域が有効に活用され、駆動装置の省スペース化が促進される。
【0007】
ここで、ロータの回動は、ロータが所定角度一方向に回動するものや、所定角度を往復回動するものを含む。また、ロータが連続して一方向に回動する、いわゆる回転も本発明の回動に含まれる。
ステータは、環状に一体で形成されているものに限らず、例えばステータ孔部分で分離されたステータのように、ステータに不連続部分があってもよい。要するに、ステータは、ロータおよびステータによって環状の磁路が形成される形状であればよい。
【0008】
本発明では、ステータは、コイルが巻き付けられた磁心を有するコイル部材と、ステータ孔を有するステータ部材とを備え、コイル部材およびステータ部材は、別体に構成されていることが望ましい。
ステータは、作動スペースを囲んで配置されているので、例えばステータが一体で環状に形成されている場合には、ステータの磁心にコイルを巻き付けることが困難である。
この発明によれば、コイル部材とステータ部材とが別体で構成されているので、コイル部材の磁心へのコイルの巻付が容易となり、駆動装置の製造工程が簡略化する。
【0009】
本発明では、コイル部材の端部間の距離は、磁心の端部間の寸法より大きく、かつ磁心の端部は、コイル部材の端部間内側に配置されていることが望ましい。
この発明によれば、磁心がコイル部材の端部間内側に配置されているので、磁心にコイルを巻き付ける際にコイルがコイル部材の端部に当たることなく巻き付けられ、コイルの巻付がより一層簡単となり、駆動装置の製造工程がより一層簡略化する。
【0010】
本発明では、ステータは、外形形状が略矩形に形成され、その中心部分に形成された略円形の貫通孔部分によって作動スペースが形成されるとともに、コイルは、ステータ外形の一辺に沿って配置され、ロータは、コイルが配置された一辺を除く他の二辺が交差する角部に配置されていることが望ましい。
この発明によれば、略矩形状のステータの一辺にコイルが配置され、他の二辺が交差する角部にロータが配置されているので、コイルおよびロータが作動スペースの周囲に分散して配置され、駆動装置のスペース効率が向上する。また、ロータが、ステータにおいて矩形のステータの外周形状と作動スペースに沿った円形の内周形状との間で、比較的スペースに余裕のある角部に配置されているので、これによっても駆動装置のスペース効率が向上し、省スペース化が促進される。
【0011】
本発明では、作動スペースには、ベース部材を貫通する貫通孔が設けられ、ロータには、ロータの回動によって貫通孔を開放、遮断する作動部材が設けられていることが望ましい。
この発明によれば、作動部材によって貫通孔を開放、遮断するので、弁の役割を果たしたり、その他様々な用途に適用可能となる。
【0012】
本発明では、作動スペースには、ベース部材を貫通する貫通孔が設けられるとともに、貫通孔に光路が形成され、ロータには、ロータの回動によって光路の少なくとも一部を開放、遮断する作動部材が設けられていることが望ましい。
この発明によれば、作動部材が光路を開放、遮断するので、例えばカメラのシャッタや、光路の開放、遮断によってレーザー光線等の出射を判断する装置など、様々な用途に適用可能となる。また、これらの用途においてもそれぞれ省スペース化、小型化が促進される。
【0013】
本発明では、貫通孔には、レンズが取り付けられていることが望ましい。
この発明によれば、レンズによって貫通孔を貫通する光が屈折されるので、例えばカメラや顕微鏡など様々な用途に適用可能となる。この時、作動部材が光路を開放、遮断するので、シャッタの役割を果たすことが可能となる。
また、貫通孔にレンズが予め取り付けられているので、例えばカメラに適用する場合でも、駆動装置にレンズユニットなどを別途取り付ける必要がなく、カメラ全体の薄型化、小型化が促進される。
【0014】
本発明では、作動スペースには、ベース部材を貫通する貫通孔が設けられるとともに、ロータには、ロータの回動によって貫通孔の少なくとも一部を開放、遮断する作動部材が設けられ、この作動部材には、貫通孔よりも径の小さい孔が形成されていることが望ましい。
この発明によれば、作動部材に貫通孔よりも径の小さい孔が形成されているので、作動部材が貫通孔の少なくとも一部を開放、遮断することにより、貫通孔の開口面積が可変となる。これは、例えば貫通孔に光路が形成されている場合では、作動部材を作動させることによって光路の絞りを実現でき、これにより光量を調節したり、収差を減らしたり、焦点深度を増したりすることが可能となる。
【0015】
本発明では、作動部材は、フィルタを備えていることが望ましい。
この発明によれば、貫通孔を通過するものに対して、フィルタ効果が付加される。ここで、フィルタとしては、貫通孔に光路が形成されている場合では、所定の波長の光のみを吸収または透過するものや、また貫通孔に流体や粉体が流通する場合では、所定の粒度以上の流体、粉体、またはその他の物質の流通を遮断するものなどが採用できる。これにより、貫通孔に光路が形成されている場合では、例えばセピア色の色調を得ることができるなどのフィルタ効果が付加される。また、貫通孔に流体や粉体が流通する場合では、流体や粉体の粒度を整えることが可能となる。このように作動部材にフィルタが設けられていることにより、様々な効果を奏することができ、駆動装置の汎用性が向上する。
【0016】
本発明では、作動部材は、二つ設けられ、貫通孔の両側から当該貫通孔を開放、遮断可能に設けられていることが望ましい。
この発明によれば、両側から貫通孔を開放、遮断するので、開放、遮断の応答性が向上する。また、作動部材が両側から貫通孔を開放、遮断するので、貫通孔の両側において開放、遮断タイミングが均一となる。例えばこの駆動装置をカメラのシャッタに用いる場合では、貫通孔の開放、遮断を応答性よくできるので、良好な画像が得られる。また、貫通孔の開口両側において露出時間が同じになるので、均一な画質が得られる。
【0017】
本発明では、ロータの極数は、2であることが望ましい。
この発明によれば、ロータ極数が2なので、ロータの回動が半回転毎に安定する。よって、ロータの半回転分を作動単位に割り当てれば、駆動装置が作動単位毎に安定して駆動する。これは例えば前述のように作動部材で貫通孔を開放、遮断する場合などでは、半回転毎に作動部材が安定するので、半回転で開放、残りの半回転で遮断の作動を割り当てるように構成すれば、開放、遮断の動作が安定して行える。このように、ロータ極数が2であると、2位置制御が簡単に実現される。また、例えばステータ孔にノッチを設けるなどすれば、ロータの極数が2なので、駆動装置の電源を切った状態でも、二位置のどちらかの位置でロータ位置が安定して固定される。
【0018】
本発明では、コイル部材とステータ部材とは、溶接で接合されていることが望ましい。
この発明によれば、コイル部材とステータ部材とが溶接で接合されているので、両者間に確実に磁路が形成される。また、ねじやピンなどの接合部材が不要となるので、駆動装置の薄型化、省スペース化がより一層促進される。
【0019】
本発明の電子機器は、前述の駆動装置を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、前述の効果が得られ、電子機器の省スペース化が促進される。電子機器としては、例えば携帯電話や、PCカメラモジュール、デジタルカメラ、カメラなどのシャッタ、フィルタ、絞りや、その他例えば双眼鏡や顕微鏡、流体の流通を開放、遮断する弁、流体の流量を調整する弁、作動スペース内で歯車などによって回転運動を伝達する装置などが採用できる。このように、本発明の電子機器は、様々な用途に適用可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、後述する第二実施形態以降で、以下に説明する第一実施形態での構成部品と同じ部品および同様な機能を有する部品には同一符号を付し、説明を簡単にあるいは省略する。
【0021】
〔第一実施形態〕
図1には、第一実施形態にかかる駆動装置1の平面図が、また図2には、駆動装置1の側断面図が示されている。これらの図1および図2において、駆動装置1は、基部材(ベース部材)2に回動可能に支持されたロータ3と、このロータ3が配置されるステータ孔41を有するステータ4と、このステータ4に設けられた磁心51に巻き付けられるコイル5とを備えている。なお、第一実施形態において、図2の上側を「上側」、下側を「下側」という。
【0022】
基部材2は、上基部21および下基部22を備え、外形形状がともに略矩形に形成されている。前述のロータ3、ステータ4、およびコイル5は、これらの上基部21および下基部22の間に挟持されている。上基部21および下基部22の略中央には、略円形の孔211,221がそれぞれ設けられ、これらの孔211,221の内側の領域は、ロータ3の回動によって被駆動体が作動される作動スペース1Aとなっている。
作動スペース1Aには、外部から撮像素子モジュール100が取り付けられている。撮像素子モジュール100は、基部材2の外形形状と略同形状の矩形状部101と、この矩形状部101の略中央に突出して形成された円柱状部102とを備えている。駆動装置1は、撮像素子モジュール100の矩形状部101上に載置され、この時円柱状部102は、上基部21および下基部22の孔211,221を貫通して上基部21の孔211から露出している。円柱状部102の略中央には、撮像素子モジュール100の厚み方向に貫通した貫通孔103が設けられており、この貫通孔103には、光路が形成されている。
【0023】
ロータ3は、その極数が2極に形成された円盤状部材で、作動スペース1A周囲でかつ基部材2の矩形状の角部に配置されている。
上基部21においてロータ3が配置される部分には、下側に凹状の段差部23が形成されており、この段差部23と下基部22との距離は、他の部分よりも小さくなっている。ロータ3の回動軸31は、段差部23および下基部22に形成された軸孔212,222に回動可能に支持されている。回動軸31は、段差部23を貫通して上側に突出し、当該上側において円盤状のカム32を固定している。カム32の回動軸から所定距離離れた位置には、上方に突出するピン321が固定されている。
【0024】
段差部23には、孔211外縁から上側に段差を有し、かつ作動スペース1A内に突出した取付部24が設けられている。取付部24は、撮像素子モジュール100の円柱状部102上面と略平行に形成されており、撮像素子モジュール100はこの取付部24に干渉しないように、取付部24の外形形状に沿って下側に切欠かれている。
取付部24には、ロータ3の回動によって作動スペース1A内で作動する作動部材(被駆動体)34が取り付けられている。作動部材34は、略三角形状の板状部材で、略中央がねじ25によって取付部24に回動可能に支持されている。これにより、作動部材34は、取付部24を中心に撮像素子モジュール100上面に略平行な平面内で回動可能となっている。作動部材34の先端側は、作動スペース1A内に突出し、その回動軌跡内で貫通孔103を覆うことができる長さ寸法に設定されている。
また、作動部材34の基端側には長孔341が形成され、この長孔341にはロータ3のカム32に固定されたピン321が摺動可能に配置されている。
なお、取付部24の高さや厚みは、ねじ25の天面が上基部21から突出しないように適宜設定されている。
【0025】
ステータ4は、基部材2と同様に略矩形の外形形状に形成され、ステータ孔41を有するステータ部材42と、このステータ部材42に連結するとともに、コイル5が巻き付けられた磁心51を有するコイル部材43とに分割されている。
ステータ部材42は、ステータ孔41が、上基部21下面から下側に突出する円筒状の位置決め部材26外周に当接されることで、ロータ3に対して位置決めされている。また、ステータ部材42には作動スペース1Aの外縁に沿って略半円形の切欠421が形成されている。
一方、コイル部材43は、ステータ4の一辺の略中央に、一体的に形成された磁心51を有し、この磁心51にコイル5が巻き付けられている。コイル5の端部は、絶縁性および柔軟性を有する基板6上に形成された導通パターンに、はんだなどで接合されている。この基板6は、外部に延設され、コイル5に所定の電流を流す電流発生装置(図示せず)に接続されている。また、このコイル部材43にも、作動スペース1Aの外縁に沿って略半円形の切欠431が形成されている。
【0026】
ステータ部材42およびコイル部材43の互いに隣接する端部には、それぞれ互いに重なる接合部422,432が設けられており、これらの接合部422,432は溶接で接合されている。これにより、ステータ4は、切欠421,431で略中央に略円形の孔を形成し、この孔の内側に作動スペース1Aが配置されている。この時、ステータ4は、ロータ3とともに作動スペース1A周囲に環状の磁路を形成する。つまり、作動スペース1Aは、ステータ4およびロータ3によって形成される環状の磁路の内側に配置されている。
ここで、ステータ部材42およびコイル部材43の分割位置は、磁心51の長さ方向両端から幅方向への延長線を考えた時、コイル部材43の端部が、これらの延長線で挟まれた領域に干渉しない位置に設定されている。つまり、コイル部材43の端部間の距離Dは、磁心51の端部間の長さLよりも大きく設定され、かつ、磁心51の端部は、コイル部材43の端部間内側に配置されている。
【0027】
図3には、駆動装置1の一部を示す拡大側断面図が示されている。この図3および前述の図1に示されるように、上基部21においてロータ3が配置された角部を含む対角線上両端には、下側に突出する円柱状のかしめ部213が設けられている。また、下基部22においてかしめ部213に対応する位置にはかしめ部213が貫通する孔223が形成されている。このかしめ部213を孔223に貫通させた後、熱でかしめることによって上基部21および下基部22が互いに固定されており、同時に上基部21および下基部22によって、ロータ3、ステータ4、およびコイル5が挟持されている。また、この時、かしめ部213のうちロータ3から遠い側の一方は、基板6およびコイル部材43をも貫通して固定している。
【0028】
上基部21においてかしめ部213が設けられていない対角線上両端には、下側に突出する円筒状の位置決め部214が形成されている。そして、下基部22において位置決め部214に対応する位置には、位置決め部214が貫通する孔224が形成されている。位置決め部214は、かしめ部213と同様に孔224を貫通して熱でかしめることによって上基部21および下基部22を固定している。この時、二つの位置決め部214のうち一方がステータ部材42を貫通して固定し、他方がコイル部材43を貫通して固定することにより、これらステータ部材42およびコイル部材43は基部材2に対して位置決め、固定されている。また、位置決め部214の内周には、撮像素子モジュール100から上側に突出したピン104が挿通され、上側において熱でかしめることによって撮像素子モジュール100が基部材2に位置決めされて固定されている。ここで、略矩形の外形形状に対して略円形の切欠211,221が形成されている場合に、位置決め部214が比較的スペースに余裕がある角部に配置されているので、これによっても駆動装置1のスペース効率を向上させることができる。また、ステータ4において、位置決め部214が貫通する貫通孔周囲の部材寸法を大きく取ることができるので、ステータ4全体の剛性低下を最小限に抑制できる。
さらに、上基部21および下基部22において、接合部422,432に対応する位置には、組付用孔215,225が形成されている。
【0029】
駆動装置1を組み立てる際には、ロータ3をステータ孔41に配置し、下基部22にステータ部材42およびコイル部材43を配置する。そして位置決め部材26でステータ孔41を位置決めしながら上基部21を取り付ける。組付用孔215,225から治具などで接合部422,432を一時的に挟持し、この状態でロータ3の動作性能などを確認する。その後、かしめ部213および位置決め部214を熱でかしめて上基部21および下基部22を固定し、また接合部422,432を組付用孔215,225から溶接すればよい。そして、撮像素子モジュール100のピン104を位置決め部214に貫通させて熱でかしめることによって駆動装置1を撮像素子モジュール100に組み付ける。
【0030】
このような駆動装置1では、コイル5に電流を流してステータ部材42およびコイル部材43によって作動スペース1Aの周囲に磁路を形成すると、形成された磁力にしたがってロータ3が回動する。この時、ロータ3は極数が2極となっているので、半回転して安定する。ロータ3の回動に伴って、カム32も半回転し、ピン321が長孔341をスライドしながら作動部材34を取付部24中心に回動させる。この作動部材34の回動により、作動部材34の先端側が作動スペース1Aの中心側から外周側へ回動して、撮像素子モジュール100の貫通孔103を開放する。また、ロータ3をさらに半回転させれば、作動部材34が外周側から中心側へ回動して貫通孔103を遮断する。この開放、遮断の動作を所定の速度で行えば、カメラのシャッタなどとして利用でき、撮像できる。
【0031】
このような第一実施形態によれば、以下のような効果が得られる。
(1) ステータ部材42およびコイル部材43によって形成されるステータ4が、作動スペース1A周囲の外縁を略囲むように配置されている。つまり、作動スペース1Aが、ステータ4およびロータ3で形成される環状の磁路の内側に配置されているので、従来とは異なり作動スペース1A周囲にロータ3およびコイル5を分散して配置することができ、駆動装置1のスペース効率を向上させることができ、省スペース化を促進できる。これにより、この駆動装置1を備えた電子機器の小型化を促進できる。
また、ステータ4の外周形状が矩形で、内周形状が作動スペース1Aが配置される円形となっており、この時コイル5がステータ4の外周形状の一辺に配置され、かつロータ3がコイル5が配置された一辺を除いた他の二辺が交差する角部に配置されているので、コイル5およびロータ3を作動スペース1A周囲に分散して配置でき、スペース効率を向上させることができる。そして、ロータ3が比較的スペースに余裕がある角部に配置されているので、これによっても、駆動装置1のスペース効率を向上させることができる。
【0032】
(2) ステータ4が、ステータ部材42およびコイル部材43に分割されて別体に設けられているので、コイル5を磁心51巻き付ける際に、ステータ部材42を外しておくことができ、簡単にコイル5を巻き付けられる。したがって、駆動装置1の製造工程を簡略化できる。また、この時コイル部材43の端部が、磁心51の長さ方向両端から幅方向への延長線によって挟まれた領域に干渉しないので、より一層簡単にコイル5を巻き付けられる。
【0033】
また、ステータ部材42およびコイル部材43が別体となっているので、ステータ部材42を小さく形成することができる。したがって、ステータ部材42の製造誤差や、位置決め精度の誤差、変形などによるステータ孔41の位置決めへの影響を最小限に抑制することができる。したがって、ステータ4が安定した磁路を形成できる。また、これにより、接合部422からステータ41までの距離を短くできるので、ステータ孔41にかかる応力を最小限に抑制でき、ステータ孔41の変形や、ステータ孔41の変形によるロータ3の回動軸31の傾きを良好に防止でき、ロータ3の回動効率を良好にできる。
さらに、基部材2の位置決め部材26やかしめ部213および孔223、位置決め部214および孔224などに、製造誤差による位置ずれがあった場合でも、接合部422,432がこれらの誤差を吸収して、良好に接合できる。したがって、これによってもステータ部材42にかかる応力を最小限に抑制でき、ロータ3の傾きを防止して、良好な回動効率を得ることができる。
【0034】
(3) ステータ部材42およびコイル部材43が溶接で接合されているので、接合部422,432を薄く接合することができ、ステータ4の薄型化を促進できる。
また、この時、上基部21および下基部22には接合部422,432に対応する位置に孔215,225が設けられているので、この孔215,225から接合部422,432を仮止めして、溶接する前に動作確認を行うことができ、製造工程の歩留まりを向上させることができる。また、溶接する際には孔215,225から作業できるので、作業性を向上させることができる。
【0035】
(4) 駆動装置1には基部材2を貫通する孔211,221が形成されており、この作動スペース1A内に設けられた撮像素子モジュール100の貫通孔103を作動部材34によって開放、遮断できる。本実施形態では、貫通孔103に光路が形成されており、この光路を開放、遮断できるので、例えばカメラのシャッタなどに適用できる。
【0036】
(5) ロータ3の極数が2となっているので、コイル5に電流を流してステータ4に磁路を形成すると、ロータ3は半回転で安定する。この時、ロータ3が安定する位置をそれぞれ作動部材34の開放位置および遮断位置に設定しているので、ロータ3が安定する位置において作動部材34の動作を完了させることができる。したがって、作動部材34を安定して駆動できる。このように、ロータ3の半回転分を作動部材34の動作単位に割り当てれば、簡単かつ確実に二位置制御をできる。
【0037】
〔第二実施形態〕
次に、本発明の第二実施形態について説明する。第二実施形態は、第一実施形態におけるステータ部材42およびコイル部材43の固定方法が異なるものである。
図4には、第二実施形態にかかる駆動装置1の平面図が、また図5には、駆動装置1の一部を拡大した側断面図が示されている。なお、第二実施形態においては、図5中の上側を「上側」、下側を「下側」という。
図4および図5において、ステータ部材42およびコイル部材43の接合部422,432は、基部材2の略矩形の外形形状の対角線上両端に設けられ、これらの接合部422,432には、孔423,433が穿設されている。上基部21および下基部22において、この孔423,433に対応する位置には、それぞれ孔216,226が形成されており、これらの孔423,433,216,226を貫通するねじピン27が下基部22側から挿通されている。そして上基部21側からねじ28がねじピン27に螺合されることにより、上基部21、下基部22、ステータ部材42、およびコイル部材43が厚み方向に押圧されて固定されている。
また、基部材2と撮像素子モジュール100との位置決めは、下基部22に設けられた孔227にピン104が挿通され、接着などで固定されることによって行われている。
【0038】
このような第二実施形態によれば、第一実施形態の(1)、(2)、(4)および(5)の効果と同様の効果が得られる他、次のような効果が得られる。
(6) 第一実施形態の溶接とは異なり、ねじ28で基部材2、ステータ部材42、およびコイル部材43を固定するので、組立工程を簡略化できる。したがって駆動装置1の製造コストを削減できる。また、ねじ28による固定なので、ねじ28で仮止めすることもでき、駆動装置1の組立直しも簡単に行える。
また、この時、略矩形状の基部材2において、略円形の作動スペース1Aとの間で比較的スペースの余裕がある角にねじ28を配置しているので、駆動装置1のスペース効率を向上させることができる。また、当該部分は比較的スペースに余裕があるので、ステータ部材42およびコイル部材43の断面積を十分に確保でき、飽和磁束となることなく磁路を確保できる。
【0039】
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、作動スペース1Aは、円形に限らず矩形や、楕円形など、任意の形状を採用できる。また、基部材2およびステータ4の外形形状も矩形に限らず、円形など任意の形状であってよい。
【0040】
作動スペース1Aには、撮像素子モジュール100の貫通孔103が設けられていたが、この貫通孔103に例えばレンズが設けられていてもよい。この場合には、レンズに対して作動部材34が光路を開放、遮断すると同時に、レンズが光の屈折によって光線束を収束させ、像を結ぶことができるので、駆動装置1を例えばカメラとして適用できる。
または、貫通孔103にフィルタが設けられていてもよい。駆動装置1を例えばカメラとして使用した場合では、フィルタが所定の波長の光のみを吸収または透過するので、例えば実像をセピア調の色調に変更するなどのフィルタ効果を付加することができるので、有用である。
【0041】
作動部材には、貫通孔に対応する位置に孔を設けて、前述のようなフィルタやレンズを取り付けてもよい。例えば各実施形態の作動部材34にレンズを取り付けた場合には、撮像素子モジュール100にもレンズを取り付ける、あるいはレンズを備えた装置にこの駆動装置1を装着することで、作動部材34を回動させてレンズの倍率を変更できる。
あるいは、作動部材に貫通孔よりも小さい孔を設ければ、作動部材を開放、遮断することによって貫通孔の径を変更できる。つまり、例えばこの駆動装置1をカメラに適用する場合では、作動部材34を開放、遮断することによって絞りに利用できる。
ここで、作動部材は、貫通孔の全部を開放、遮断するものに限らず、貫通孔の少なくとも一部を開放、遮断できるものであればよい。したがって、作動部材にレンズや孔を設けた場合には、貫通孔を遮断した時、貫通孔の一部にレンズや孔が配置されるような構成であってもよい。
【0042】
または、作動部材34を二枚設けて、貫通孔103の両側からスライドすることにより、貫通孔103を開放、遮断してもよい。このような構成を例えばカメラのシャッタとして利用する場合では、貫通孔103の開放、遮断速度を速くすることができ、シャープな像を結ぶことができる。また、この時貫通孔103開口の両端において開放、遮断のタイミングが同時となるので、露出時間を均一にできる。
さらに、作動部材34を複数枚設けて、ロータ3の回動角度を制御するなどして貫通孔103に選択的に一枚をあるいは複数枚を重ねてもよい。この場合では、例えば複数の作動部材34にそれぞれ径の異なる孔を形成すれば、貫通孔103を貫通する物質の流通量を変更でき、複数段階の絞りを実現できる。また、例えば作動部材34にそれぞれ倍率の異なるレンズを取り付ければ、作動部材34を切り替えたり、複数枚重ねたりすることによって、複数段階の倍率を実現できる。
なお、この際、作動部材34を複数枚設けて絞りや倍率を複数段階に変更できるように構成しなくても、例えば駆動装置1を複数個積層して、同様の機能を実現してもよい。
貫通孔に光路が形成され、作動部材が貫通孔の全部を開放、遮断するものに限らず、少なくとも一部を開放、遮断していればよい。
また、貫通孔に光路が形成されているものに限らず、流体や粉体など任意の物体が流通していてもよい。この場合でも、作動部材が貫通孔の少なくとも一部を開放、遮断することにより、流通量を制御したり、弁の役割を果たしたりすることができる。
【0043】
作動スペース1Aには、必ずしも孔211,221による貫通孔が設けられていなくてもよく、また、作動部材34も回動して貫通孔103を開放、遮断するものでなくてもよい。例えば下基部22に孔221が設けられていず、歯車状の作動部材34が下基部22の上でロータ3の回動によって円盤状部材を回動させるものでもよい。要するに、駆動装置1は、ロータ3の回動によって作動スペース1A内で駆動されて作動するものであれば、構成は任意である。このような場合でも、作動スペース1Aがステータ4およびロータ3で形成される磁路の内側に配置されていれば、駆動装置1のスペース効率を向上させることができる。
【0044】
ロータ3は、その極数が2に限らず、任意の極数を採用できる。つまり、2極よりも多い極数に設定した場合には、ロータ3の回動角度をより細かく設定でき、より柔軟な制御ができる。また、ロータ3は、連続して一方向に回動する、いわゆる回転によって被駆動体を駆動するものに限らず、所定角度一方向に回動するものや、所定角度往復回動するものであってもよい。
ステータ4は、ステータ部材42およびコイル部材43に分割されていたが、これに限らず一体となっていてもよい。また、ステータ孔41は、ロータ3の外周全周を囲む円形のものに限らず、例えばステータ孔がロータ周囲の一部で分割されて不連続となっていてもよい。要するに、ステータおよびロータで形成される磁路が環状となり、その磁路の内側に作動スペースが配置されているものであれば、本発明の目的を達成できるので、本発明に含まれる。
【0045】
本発明の駆動装置は、デジタルカメラやカメラのシャッタ、フィルタ、絞りなどに適用できる。例えば駆動装置をカメラに適用する場合では、図6に示されるように、カメラモジュール200は、駆動装置1にカバー201、絞り202、およびレンズ203を積層し、基板204にCCDなどの撮像素子205を載置し、この撮像素子205およびレンズ203の間に赤外フィルタ206を介装すればよい。この場合でも、駆動装置1の小型化が促進されるので、カメラモジュール200の小型化を促進できる。
また、本発明の駆動装置は、小型化が促進できるので、例えば図7に示されるような携帯電話300のカメラ301に利用するのに好適である。また、この駆動装置は、カメラに限らず、双眼鏡や、顕微鏡等に利用できる。また、駆動装置は、作動スペースに光路が形成されるものに限らず、例えば作動スペースに流通する流体や粉体の流れを開放、遮断する弁や、流量を調整する弁、作動スペース内で歯車などによってロータの回転運動を伝達する装置など、その他様々な電子機器に利用できる。
【0046】
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
したがって、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【0047】
【発明の効果】
このような本発明によれば、ロータの回動によって作動する作動スペースを、ステータおよびロータで形成される磁路の内側に配置したので、ロータおよびコイルを作動スペース周囲に分散して配置することができ、駆動装置の省スペース化、小型化を促進できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態にかかる駆動装置の平面図。
【図2】前記駆動装置の側断面図。
【図3】前記駆動装置の別の側断面図。
【図4】第二実施形態にかかる駆動装置の平面図。
【図5】前記駆動装置の一部断面図。
【図6】本発明の駆動装置の適用例を示す図。
【図7】本発明の駆動装置の別の適用例を示す図。
【符号の説明】
1…駆動装置、1A…作動スペース、2…ベース部材、3…ロータ、4…ステータ、5…コイル、6…基板、34…作動部材(被駆動体)、41…ステータ孔、42…ステータ部材、43…コイル部材、100…撮像素子モジュール、103…貫通孔、211,221…孔、421、431…切欠、422,432…接合部。

Claims (13)

  1. ベース部材に回動可能に支持されるロータと、前記ロータが配置されるステータ孔を有するステータと、このステータに設けられた磁心に巻き付けられるコイルとを備え、前記ロータの回動によって被駆動体が作動される作動スペースは、前記ステータおよび前記ロータによって形成される環状の磁路の内側に配置されていることを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1に記載の駆動装置において、前記ステータは、前記コイルが巻き付けられた磁心を有するコイル部材と、前記ステータ孔を有するステータ部材とを備え、前記コイル部材および前記ステータ部材は、別体に構成されていることを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項2に記載の駆動装置において、前記コイル部材の端部間の距離は、前記磁心の端部間の寸法より大きく、かつ前記磁心の端部は、前記コイル部材の端部間内側に配置されていることを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の駆動装置において、前記ステータは、外形形状が略矩形に形成され、その中心部分に形成された略円形の貫通孔部分によって前記作動スペースが形成されるとともに、前記コイルは、前記ステータ外形の一辺に沿って配置され、前記ロータは、前記コイルが配置された一辺を除く他の二辺が交差する角部に配置されていることを特徴とする駆動装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の駆動装置において、前記作動スペースには、前記ベース部材を貫通する貫通孔が設けられ、前記ロータには、前記ロータの回動によって前記貫通孔を開放、遮断する作動部材が設けられていることを特徴とする駆動装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の駆動装置において、前記作動スペースには、前記ベース部材を貫通する貫通孔が設けられるとともに、前記貫通孔に光路が形成され、前記ロータには、前記ロータの回動によって前記光路の少なくとも一部を開放、遮断する作動部材が設けられていることを特徴とする駆動装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の駆動装置において、前記貫通孔には、レンズが取り付けられていることを特徴とする駆動装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の駆動装置において、前記作動スペースには、前記ベース部材を貫通する貫通孔が設けられるとともに、前記ロータには、前記ロータの回動によって前記貫通孔の少なくとも一部を開放、遮断する作動部材が設けられ、この作動部材には、前記貫通孔よりも径の小さい孔が形成されていることを特徴とする駆動装置。
  9. 請求項5から請求項8のいずれかに記載の駆動装置において、前記作動部材は、フィルタを備えていることを特徴とする駆動装置。
  10. 請求項5から請求項9のいずれかに記載の駆動装置において、前記作動部材は、二つ設けられ、前記貫通孔の両側から当該貫通孔を開放、遮断可能に設けられていることを特徴とする駆動装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれかに記載の駆動装置において、前記ロータの極数は、2であることを特徴とする駆動装置。
  12. 請求項2に記載の駆動装置において、前記コイル部材と前記ステータ部材とは、溶接で接合されていることを特徴とする駆動装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれかに記載の駆動装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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JP2006284801A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Nidec Copal Corp カメラ用羽根駆動装置
JP2009533704A (ja) * 2006-04-13 2009-09-17 ノキア コーポレイション アクチュエータ機構及びシャッター機構

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