JP2004297570A - 風呂リモコン - Google Patents
風呂リモコン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004297570A JP2004297570A JP2003088656A JP2003088656A JP2004297570A JP 2004297570 A JP2004297570 A JP 2004297570A JP 2003088656 A JP2003088656 A JP 2003088656A JP 2003088656 A JP2003088656 A JP 2003088656A JP 2004297570 A JP2004297570 A JP 2004297570A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- remote controller
- television
- entrance
- bath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
Abstract
【課題】風呂リモコン３には玄関子機４２での撮像画像が浴室子機５を介して送られてくると風呂リモコン３の液晶モニターの表示は強制的に玄関からの画像に切り替わる。玄関子機４２との応答の必要がない場合には所定時間経過後に玄関の画像は液晶モニターから消えるが、それまでの間、離婚画像やテレビ画像を表示させることができない。
【解決手段】風呂リモコン３に設けられているテレビ部用の電源スイッチやリモコン部用の電源スイッチが押されると、風呂リモコンのモニターの表示が玄関の撮像画像から強制的にリモコン画像やテレビ画像に切り替わるようにした。
【選択図】 図１
【解決手段】風呂リモコン３に設けられているテレビ部用の電源スイッチやリモコン部用の電源スイッチが押されると、風呂リモコンのモニターの表示が玄関の撮像画像から強制的にリモコン画像やテレビ画像に切り替わるようにした。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リモコン機能とテレビ機能とを備え、かつインターホンの玄関子機で撮像された画像を表示することのできる風呂リモコンに関する。
【０００２】
【従来の技術】
浴室には給湯装置の作動を制御するためのリモコンが設置されている。また、近年入浴中にテレビ画像を見ることについての要求が高まっており、浴室内にテレビ装置を設置する例が増加している。さらに、上記の風呂リモコンとテレビ装置を別個に設置するのではなく、リモコンとしての機能とテレビ装置としての機能を併せ持った風呂リモコンが知られている。
【０００３】
この風呂リモコンでは、前面に液晶モニターを備えており、内部にはリモコン機能を発揮するリモコン部とテレビ装置としての機能を発揮するテレビ部とが配置されている。また、リモコン機能とテレビ機能とは必ずしもリンクさせて使用する必要がないので、リモコン部を作動させるための電源スイッチと、テレビ部を作動させるための電源スイッチとが別個に設けられている場合がある。
【０００４】
一方、玄関にテレビカメラを備えた玄関子機を設置し、室内のインターホンの親機で訪問者を画像でチェックするインターホンが知られている。このインターホンを用いて訪問者を確認し、家族や友人であれば室内から玄関のロックを解除するロック解除機能を備えている場合がある。
【０００５】
ただし、訪問者が来訪したときに家人が誰もおらず入浴中であれば来訪者を確認することができない。そのため、浴室に浴室子機を設置し、玄関子機で撮像された画像をこの浴室子機を介して風呂リモコンが受信し、風呂リモコンの液晶モニターにこの玄関子機で撮像された画像を表示するようにしたシステムが知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００６】
【特許文献１】
特開２０００−２９２００１号公報（段落番号００１１、図１）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
上述の風呂リモコンでは、例えばテレビ部を作動させて液晶モニターにテレビ部からの画像であるテレビ画像を表示させている状態やリモコン部からの画像を表示させているときに玄関子機の呼出スイッチが押されると、玄関子機で撮像された画像が優先的にモニターに表示され、その表示された画像を見ながら浴室子機を用いて来訪者を会話をすることができる状態になる。
【０００８】
ところが、居間や台所に家人がおり、その家人が来訪者との応対をすれば浴室で入浴しているものは来訪者に応答する必要はない。したがって、入浴者が何ら応答しなければ所定時間経過後に、風呂リモコンに表示されている撮像画像を停止するように構成することが考えられるが、その所定時間が経過するまではリモコン操作ができず、またテレビ画像を見ることができないという不具合が生じる。
【０００９】
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、上述のような不具合の生じない風呂リモコンを提供することを課題とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明による風呂リモコンは、浴室内に取り付けられ、給湯装置の作動を制御するリモコン部と、このリモコン部からの画像を表示するモニターとを備えると共に、インターホンの玄関子機に付設されたカメラの撮像画像を、浴室に設置された浴室子機を介して受信することができ、この撮像画像を受信すると上記モニターの表示をこの撮像画像に強制的に切り替える風呂リモコンにおいて、モニターに上記撮像画像が表示されると、この撮像画像の表示を強制的に停止させる画像停止手段を設けたことを特徴とする。
【００１１】
玄関子機の呼出スイッチを来訪者が押すと室内の親機やその他の子機には玄関子機に付設されたカメラが撮像した画像が表示される。親機やその他の子機で応答しなければ一般的に所定時間が経過するとその画像は消える。本発明では浴室子機の画像を風呂リモコンのモニターを利用して表示させるので、所定時間経過する前に風呂リモコン側の機能を使用したい場合が生じると強制的にインターホン側の画像を停止させる画像停止手段を風呂リモコン側に設けた。
【００１２】
なお、上記リモコン部の作動を開始させる電源スイッチを設け、この電源スイッチを上記画像停止手段としてもよい。
【００１３】
また、上記モニターにテレビ画像を出力するテレビ部を設けると共に、このテレビ部の作動を開始させる電源スイッチを設け、この電源スイッチを上記画像停止手段としてもよい。
【００１４】
【発明の実施の形態】
図１を参照して、１は戸建ての家屋である。この家屋には給湯装置２１を中心に構成された給湯装置制御系統２と、インターホン親機４１を中心に構成されたインターホン系統４とが設置されている。
【００１５】
家屋１には浴室１１、台所兼居間１２、個室１３が設けられている。浴室１１には本発明による風呂リモコン３が設置されており、この風呂リモコン３は通信線３１を介して給湯装置２１に接続されている。また、給湯装置２１には台所兼居間１２に設置された台所リモコン２２が接続されている。
【００１６】
一方、インターホン親機４１にはテレビカメラを備えた玄関子機４２が接続されている。また、個室１３に設置された子機４３，４４がインターホン親機４１に接続されている。このインターホン親機４１にはさらに浴室子機５が通信線５１を介して接続されている。
【００１７】
なお、図１では戸建ての家屋に給湯装置制御系統２とインターホン系統４とを設けた実施の形態を示したが、マンション等の集合住宅に設置してもよい。その際には、玄関子機４２はマンションの玄関部分に設置される。
【００１８】
図２を参照して、風呂リモコン３には液晶モニター３２が取り付けられている。また、この風呂リモコン３内には上記給湯装置２１の作動を制御するためのリモコン部が内蔵されている。さらに、液晶モニター３２にテレビ画像を表示させるためのテレビ部が内蔵されている。
【００１９】
テレビ部を作動させるための電源スイッチ３３が設けられており、この電源スイッチ３３を押すと液晶モニター３２のバックライトが点灯し、さらにテレビ部から出力されるテレビ画像が液晶モニター３２に映し出される。
【００２０】
一方、リモコン部を作動させるための電源スイッチ３４が設けられており、この電源スイッチ３４を押すとリモコン部の作動が開始される。ところで、上記台所リモコン２２にも電源スイッチ２２ａ（図１参照）が設けられており、電源スイッチ３４および電源スイッチ２２ａのいずれを押しても、風呂リモコン３のリモコン部と台所リモコン２２との双方の電源が入り、リモコンとしての作動が開始される。
【００２１】
風呂リモコン３のリモコン部およびテレビ部の双方とも電源が入っていない状態で、電源スイッチ３３を押せば上記のように液晶モニター３２にはテレビ画像が表示され、電源スイッチ３４または電源スイッチ２２ａを押せば液晶モニター３２にはリモコン用の表示がされる。
【００２２】
次に、液晶モニター３２にテレビ画像が表示されている状態で、かつリモコン部に電源が入っていない状態で電源スイッチ３４が押されると、リモコン部の電源が入ると共に液晶モニター３２の表示はリモコン用の表示に切り変わる。
【００２３】
このように、リモコン部とテレビ部との双方とも電源が入っていると、次に電源スイッチ３３が押されると液晶モニター３２の表示はテレビ画像に戻り、その後電源スイッチ３４が押されるとリモコン用に表示に戻るように構成されている。なお、その状態で続けて電源スイッチ３４を押せばリモコン部の電源が切れるようにした。同じくテレビ画像が表示されている状態で電源スイッチ３３を押せばテレビ部の電源が切れるようにした。３５は左右１対のスピーカであり、３６は各種設定用の十字キーである。
【００２４】
浴室子機５が外部から呼ばれると、ブザー音がスピーカ５４から発音される。すると、通話スイッチ５２を押しながらしゃべった内容がマイク５３で電気信号に変換され、他の子機もしくは親機４１に送信される。なお、５６は呼出スイッチであり、浴室子機５から例えばインターホン親機４１や子機４３，４４を呼び出す際に押すと相手側に呼び出し音が発音される。
【００２５】
ところで、風呂リモコン３と浴室子機５とは、３本のラインで接続されている。６１は玄関子機４２のカメラで撮像された画像を浴室子機５から風呂リモコン３へ送信するためのラインである。また、６２は給湯装置２１の作動状態を示す音声信号を風呂リモコン３側から浴室子機５へと送信するためのラインである。そして、６３は相互に制御信号を送受信するためのラインである。
【００２６】
５５はモニタースイッチであり、このモニタースイッチ５５を押すと玄関子機４２で撮像された画像が風呂リモコン３に出力されると共にその画像を液晶モニター３２に表示させる制御信号が風呂リモコン３に送信され、玄関の画像が液晶モニター３２に映し出される。なお、５７は玄関のロックを開錠および施錠するための施開錠スイッチである。
【００２７】
図２では風呂リモコン３と浴室子機５とを上下に離間して示したが、実際には両者の間に隙間を設けないように設置することによりデザイン上の一体感を出すように両者を設置することが望ましい。
【００２８】
ところで、テレビ部からの画像をモニター３２に表示させている状態で、玄関子機４２の呼出スイッチを来訪者が押すと、インターホン親機４１は玄関子機４２のカメラが撮像した来訪者の画像を浴室子機５に送る。すると、浴室子機５はその画像データを風呂リモコン３に転送すると共に、画像を切り替える制御信号を風呂リモコン３に送信する。この制御信号を風呂リモコン３が受信すると、液晶モニター３２の表示がリモコン用の画像やテレビ画像であっても優先的にリモコン側の画像を表示させるように構成されている。
【００２９】
この状態では玄関子機４２で撮像された画像が液晶モニター３２に表示されているだけで、浴室側からの音声は玄関子機４２に送られることはない。入浴者が来訪者に応答する際には通話スイッチ５２押すことにより玄関子機４２と浴室子機５との間で双方向の会話が可能になる。
【００３０】
一方、他の子機４３，４４もしくはインターホン親機４１を用いて家人が来訪者に応答した場合や、来訪者に応答する必要がないと判断した場合には、浴室子機５に何らの操作をしないと所定時間経過後に液晶モニター３２に表示されている玄関子機４２からの画像が消えるように構成されている。
【００３１】
玄関子機４２からの画像が消えると、玄関子機４２からの画像が表示される前にテレビ画像が表示されておればテレビ画像が表示され、リモコン画像が表示されていたのならリモコン画像が表示される。
【００３２】
このように所定時間が経過すると自動的に玄関子機４２からの画像が消えるが、所定時間経過するまでに玄関子機４２に応答する必要がないと判断した場合には、強制的に玄関子機４２からの画像を消すようにした。例えば玄関子機４２からの画像が表示されている状態で電源ボタン３３を押せば液晶モニター３２の表示は玄関子機４２からの画像からテレビ画像に切り替わる。また、玄関子機４２からの画像が表示されている状態で電源ボタン３４を押すと、液晶モニター３２の表示が玄関子機４２からの画像からリモコン画像に切り替わるようにした。
【００３３】
なお、来訪者が帰ったかどうかを確認するような場合には、浴室子機５のモニタースイッチ５５を押せば、液晶モニター３２の表示をふたたび玄関子機４２からの画像に切り替えることができる。
【００３４】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、浴室子機を介して玄関子機からの撮像画像が送られてくると、風呂リモコンのモニターは強制的に玄関子機からの撮像画面に切り替わるが、玄関子機との応答が必要ないと判断した場合には、モニターに表示されている玄関子機からの撮像画像を強制的に消すことができるようにしたので、すぐにリモコン画像やテレビ画像を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図２】風呂リモコンと浴室子機との関係を示す図
【符号の説明】
１ 家屋
２ 給湯装置制御系統
３ 風呂リモコン
４ インターホン系統
５ 浴室子機
１１ 浴室
１２ 台所兼居間
２１ 給湯装置
２２ 台所リモコン
４１ インターホン親機
４２ 玄関子機
【発明の属する技術分野】
本発明は、リモコン機能とテレビ機能とを備え、かつインターホンの玄関子機で撮像された画像を表示することのできる風呂リモコンに関する。
【０００２】
【従来の技術】
浴室には給湯装置の作動を制御するためのリモコンが設置されている。また、近年入浴中にテレビ画像を見ることについての要求が高まっており、浴室内にテレビ装置を設置する例が増加している。さらに、上記の風呂リモコンとテレビ装置を別個に設置するのではなく、リモコンとしての機能とテレビ装置としての機能を併せ持った風呂リモコンが知られている。
【０００３】
この風呂リモコンでは、前面に液晶モニターを備えており、内部にはリモコン機能を発揮するリモコン部とテレビ装置としての機能を発揮するテレビ部とが配置されている。また、リモコン機能とテレビ機能とは必ずしもリンクさせて使用する必要がないので、リモコン部を作動させるための電源スイッチと、テレビ部を作動させるための電源スイッチとが別個に設けられている場合がある。
【０００４】
一方、玄関にテレビカメラを備えた玄関子機を設置し、室内のインターホンの親機で訪問者を画像でチェックするインターホンが知られている。このインターホンを用いて訪問者を確認し、家族や友人であれば室内から玄関のロックを解除するロック解除機能を備えている場合がある。
【０００５】
ただし、訪問者が来訪したときに家人が誰もおらず入浴中であれば来訪者を確認することができない。そのため、浴室に浴室子機を設置し、玄関子機で撮像された画像をこの浴室子機を介して風呂リモコンが受信し、風呂リモコンの液晶モニターにこの玄関子機で撮像された画像を表示するようにしたシステムが知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００６】
【特許文献１】
特開２０００−２９２００１号公報（段落番号００１１、図１）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
上述の風呂リモコンでは、例えばテレビ部を作動させて液晶モニターにテレビ部からの画像であるテレビ画像を表示させている状態やリモコン部からの画像を表示させているときに玄関子機の呼出スイッチが押されると、玄関子機で撮像された画像が優先的にモニターに表示され、その表示された画像を見ながら浴室子機を用いて来訪者を会話をすることができる状態になる。
【０００８】
ところが、居間や台所に家人がおり、その家人が来訪者との応対をすれば浴室で入浴しているものは来訪者に応答する必要はない。したがって、入浴者が何ら応答しなければ所定時間経過後に、風呂リモコンに表示されている撮像画像を停止するように構成することが考えられるが、その所定時間が経過するまではリモコン操作ができず、またテレビ画像を見ることができないという不具合が生じる。
【０００９】
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、上述のような不具合の生じない風呂リモコンを提供することを課題とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明による風呂リモコンは、浴室内に取り付けられ、給湯装置の作動を制御するリモコン部と、このリモコン部からの画像を表示するモニターとを備えると共に、インターホンの玄関子機に付設されたカメラの撮像画像を、浴室に設置された浴室子機を介して受信することができ、この撮像画像を受信すると上記モニターの表示をこの撮像画像に強制的に切り替える風呂リモコンにおいて、モニターに上記撮像画像が表示されると、この撮像画像の表示を強制的に停止させる画像停止手段を設けたことを特徴とする。
【００１１】
玄関子機の呼出スイッチを来訪者が押すと室内の親機やその他の子機には玄関子機に付設されたカメラが撮像した画像が表示される。親機やその他の子機で応答しなければ一般的に所定時間が経過するとその画像は消える。本発明では浴室子機の画像を風呂リモコンのモニターを利用して表示させるので、所定時間経過する前に風呂リモコン側の機能を使用したい場合が生じると強制的にインターホン側の画像を停止させる画像停止手段を風呂リモコン側に設けた。
【００１２】
なお、上記リモコン部の作動を開始させる電源スイッチを設け、この電源スイッチを上記画像停止手段としてもよい。
【００１３】
また、上記モニターにテレビ画像を出力するテレビ部を設けると共に、このテレビ部の作動を開始させる電源スイッチを設け、この電源スイッチを上記画像停止手段としてもよい。
【００１４】
【発明の実施の形態】
図１を参照して、１は戸建ての家屋である。この家屋には給湯装置２１を中心に構成された給湯装置制御系統２と、インターホン親機４１を中心に構成されたインターホン系統４とが設置されている。
【００１５】
家屋１には浴室１１、台所兼居間１２、個室１３が設けられている。浴室１１には本発明による風呂リモコン３が設置されており、この風呂リモコン３は通信線３１を介して給湯装置２１に接続されている。また、給湯装置２１には台所兼居間１２に設置された台所リモコン２２が接続されている。
【００１６】
一方、インターホン親機４１にはテレビカメラを備えた玄関子機４２が接続されている。また、個室１３に設置された子機４３，４４がインターホン親機４１に接続されている。このインターホン親機４１にはさらに浴室子機５が通信線５１を介して接続されている。
【００１７】
なお、図１では戸建ての家屋に給湯装置制御系統２とインターホン系統４とを設けた実施の形態を示したが、マンション等の集合住宅に設置してもよい。その際には、玄関子機４２はマンションの玄関部分に設置される。
【００１８】
図２を参照して、風呂リモコン３には液晶モニター３２が取り付けられている。また、この風呂リモコン３内には上記給湯装置２１の作動を制御するためのリモコン部が内蔵されている。さらに、液晶モニター３２にテレビ画像を表示させるためのテレビ部が内蔵されている。
【００１９】
テレビ部を作動させるための電源スイッチ３３が設けられており、この電源スイッチ３３を押すと液晶モニター３２のバックライトが点灯し、さらにテレビ部から出力されるテレビ画像が液晶モニター３２に映し出される。
【００２０】
一方、リモコン部を作動させるための電源スイッチ３４が設けられており、この電源スイッチ３４を押すとリモコン部の作動が開始される。ところで、上記台所リモコン２２にも電源スイッチ２２ａ（図１参照）が設けられており、電源スイッチ３４および電源スイッチ２２ａのいずれを押しても、風呂リモコン３のリモコン部と台所リモコン２２との双方の電源が入り、リモコンとしての作動が開始される。
【００２１】
風呂リモコン３のリモコン部およびテレビ部の双方とも電源が入っていない状態で、電源スイッチ３３を押せば上記のように液晶モニター３２にはテレビ画像が表示され、電源スイッチ３４または電源スイッチ２２ａを押せば液晶モニター３２にはリモコン用の表示がされる。
【００２２】
次に、液晶モニター３２にテレビ画像が表示されている状態で、かつリモコン部に電源が入っていない状態で電源スイッチ３４が押されると、リモコン部の電源が入ると共に液晶モニター３２の表示はリモコン用の表示に切り変わる。
【００２３】
このように、リモコン部とテレビ部との双方とも電源が入っていると、次に電源スイッチ３３が押されると液晶モニター３２の表示はテレビ画像に戻り、その後電源スイッチ３４が押されるとリモコン用に表示に戻るように構成されている。なお、その状態で続けて電源スイッチ３４を押せばリモコン部の電源が切れるようにした。同じくテレビ画像が表示されている状態で電源スイッチ３３を押せばテレビ部の電源が切れるようにした。３５は左右１対のスピーカであり、３６は各種設定用の十字キーである。
【００２４】
浴室子機５が外部から呼ばれると、ブザー音がスピーカ５４から発音される。すると、通話スイッチ５２を押しながらしゃべった内容がマイク５３で電気信号に変換され、他の子機もしくは親機４１に送信される。なお、５６は呼出スイッチであり、浴室子機５から例えばインターホン親機４１や子機４３，４４を呼び出す際に押すと相手側に呼び出し音が発音される。
【００２５】
ところで、風呂リモコン３と浴室子機５とは、３本のラインで接続されている。６１は玄関子機４２のカメラで撮像された画像を浴室子機５から風呂リモコン３へ送信するためのラインである。また、６２は給湯装置２１の作動状態を示す音声信号を風呂リモコン３側から浴室子機５へと送信するためのラインである。そして、６３は相互に制御信号を送受信するためのラインである。
【００２６】
５５はモニタースイッチであり、このモニタースイッチ５５を押すと玄関子機４２で撮像された画像が風呂リモコン３に出力されると共にその画像を液晶モニター３２に表示させる制御信号が風呂リモコン３に送信され、玄関の画像が液晶モニター３２に映し出される。なお、５７は玄関のロックを開錠および施錠するための施開錠スイッチである。
【００２７】
図２では風呂リモコン３と浴室子機５とを上下に離間して示したが、実際には両者の間に隙間を設けないように設置することによりデザイン上の一体感を出すように両者を設置することが望ましい。
【００２８】
ところで、テレビ部からの画像をモニター３２に表示させている状態で、玄関子機４２の呼出スイッチを来訪者が押すと、インターホン親機４１は玄関子機４２のカメラが撮像した来訪者の画像を浴室子機５に送る。すると、浴室子機５はその画像データを風呂リモコン３に転送すると共に、画像を切り替える制御信号を風呂リモコン３に送信する。この制御信号を風呂リモコン３が受信すると、液晶モニター３２の表示がリモコン用の画像やテレビ画像であっても優先的にリモコン側の画像を表示させるように構成されている。
【００２９】
この状態では玄関子機４２で撮像された画像が液晶モニター３２に表示されているだけで、浴室側からの音声は玄関子機４２に送られることはない。入浴者が来訪者に応答する際には通話スイッチ５２押すことにより玄関子機４２と浴室子機５との間で双方向の会話が可能になる。
【００３０】
一方、他の子機４３，４４もしくはインターホン親機４１を用いて家人が来訪者に応答した場合や、来訪者に応答する必要がないと判断した場合には、浴室子機５に何らの操作をしないと所定時間経過後に液晶モニター３２に表示されている玄関子機４２からの画像が消えるように構成されている。
【００３１】
玄関子機４２からの画像が消えると、玄関子機４２からの画像が表示される前にテレビ画像が表示されておればテレビ画像が表示され、リモコン画像が表示されていたのならリモコン画像が表示される。
【００３２】
このように所定時間が経過すると自動的に玄関子機４２からの画像が消えるが、所定時間経過するまでに玄関子機４２に応答する必要がないと判断した場合には、強制的に玄関子機４２からの画像を消すようにした。例えば玄関子機４２からの画像が表示されている状態で電源ボタン３３を押せば液晶モニター３２の表示は玄関子機４２からの画像からテレビ画像に切り替わる。また、玄関子機４２からの画像が表示されている状態で電源ボタン３４を押すと、液晶モニター３２の表示が玄関子機４２からの画像からリモコン画像に切り替わるようにした。
【００３３】
なお、来訪者が帰ったかどうかを確認するような場合には、浴室子機５のモニタースイッチ５５を押せば、液晶モニター３２の表示をふたたび玄関子機４２からの画像に切り替えることができる。
【００３４】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、浴室子機を介して玄関子機からの撮像画像が送られてくると、風呂リモコンのモニターは強制的に玄関子機からの撮像画面に切り替わるが、玄関子機との応答が必要ないと判断した場合には、モニターに表示されている玄関子機からの撮像画像を強制的に消すことができるようにしたので、すぐにリモコン画像やテレビ画像を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図２】風呂リモコンと浴室子機との関係を示す図
【符号の説明】
１ 家屋
２ 給湯装置制御系統
３ 風呂リモコン
４ インターホン系統
５ 浴室子機
１１ 浴室
１２ 台所兼居間
２１ 給湯装置
２２ 台所リモコン
４１ インターホン親機
４２ 玄関子機
Claims (3)
- 浴室内に取り付けられ、給湯装置の作動を制御するリモコン部と、このリモコン部からの画像を表示するモニターとを備えると共に、インターホンの玄関子機に付設されたカメラの撮像画像を、浴室に設置された浴室子機を介して受信することができ、この撮像画像を受信すると上記モニターの表示をこの撮像画像に強制的に切り替える風呂リモコンにおいて、モニターに上記撮像画像が表示されると、この撮像画像の表示を強制的に停止させる画像停止手段を設けたことを特徴とする風呂リモコン。
- 上記リモコン部の作動を開始させる電源スイッチを設け、この電源スイッチを上記画像停止手段としたことを特徴とする請求項１に記載の風呂リモコン。
- 上記モニターにテレビ画像を出力するテレビ部を設けると共に、このテレビ部の作動を開始させる電源スイッチを設け、この電源スイッチを上記画像停止手段としたことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の風呂リモコン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003088656A JP2004297570A (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 風呂リモコン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003088656A JP2004297570A (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 風呂リモコン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004297570A true JP2004297570A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33402729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003088656A Pending JP2004297570A (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 風呂リモコン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004297570A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006217209A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Rinnai Corp | インターホン装置、テレビユニット、および信号解析装置 |
| JP2012085072A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Sharp Corp | インターホン装置 |
| WO2020171097A1 (ja) * | 2019-02-22 | 2020-08-27 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 通知システムの制御方法及び通知システム |
-
2003
- 2003-03-27 JP JP2003088656A patent/JP2004297570A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006217209A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Rinnai Corp | インターホン装置、テレビユニット、および信号解析装置 |
| JP2012085072A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Sharp Corp | インターホン装置 |
| WO2020171097A1 (ja) * | 2019-02-22 | 2020-08-27 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 通知システムの制御方法及び通知システム |
| CN113454011A (zh) * | 2019-02-22 | 2021-09-28 | 松下电器（美国）知识产权公司 | 通知系统的控制方法以及通知系统 |
| CN113454011B (zh) * | 2019-02-22 | 2023-08-15 | 松下电器（美国）知识产权公司 | 通知系统的控制方法以及通知系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2006222888A (ja) | 集合住宅用映像監視システム | |
| JP2004297570A (ja) | 風呂リモコン | |
| JP2008258695A (ja) | 住宅情報盤 | |
| JP2009182638A (ja) | 集合住宅インターホンシステム | |
| JP3884392B2 (ja) | インターホン画像表示機能付き風呂リモコン | |
| JP2000244619A (ja) | モニターテレビ増設型住宅情報盤及びモニターテレビ増設型インターホンシステム | |
| JP4014527B2 (ja) | 風呂リモコン | |
| JP2004293975A (ja) | 風呂リモコン | |
| JP3929923B2 (ja) | 風呂リモコン | |
| JP3929924B2 (ja) | 風呂リモコン | |
| JP4589156B2 (ja) | ドアホン装置 | |
| JPH11308349A (ja) | インターホンシステム、インターホン親機、インターホン副親機 | |
| JP2004293973A (ja) | インターホン画像表示機能付き風呂リモコン | |
| JP2008153819A (ja) | インターホンシステム | |
| JP2004221626A (ja) | インターホンシステム | |
| JP6443838B2 (ja) | 室内インターホン装置、インターホンシステム | |
| JP3929929B2 (ja) | インターホンシステム | |
| JP2004221624A (ja) | テレビ付きインターホン | |
| JP6697694B2 (ja) | インターホン用通信装置、室内インターホン装置、インターホンシステム | |
| JPH0896281A (ja) | 監視システム | |
| JP2004221625A (ja) | インターホンシステム | |
| JP5342292B2 (ja) | インターホンシステム | |
| JP2003319081A (ja) | マンションｈａシステム | |
| JP4372023B2 (ja) | インターホン装置、テレビユニット、および信号解析装置 | |
| JP2004179834A (ja) | マンションｈａシステム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061121 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070904 |